(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022108795
(43)【公開日】2022-07-27
(54)【発明の名称】水切りネット
(51)【国際特許分類】
B65F 1/00 20060101AFI20220720BHJP
【FI】
B65F1/00 102F
B65F1/00 U
B65F1/00 102B
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021003933
(22)【出願日】2021-01-14
(71)【出願人】
【識別番号】512284479
【氏名又は名称】株式会社コラント
(74)【代理人】
【識別番号】100076406
【弁理士】
【氏名又は名称】杉本 勝徳
(74)【代理人】
【識別番号】100171941
【弁理士】
【氏名又は名称】辻 忠行
(74)【代理人】
【識別番号】100150762
【弁理士】
【氏名又は名称】阿野 清孝
(72)【発明者】
【氏名】堀田 晃嗣
【テーマコード(参考)】
3E023
【Fターム(参考)】
3E023BA04
3E023CA05
3E023FA04
(57)【要約】 (修正有)
【課題】排水口のゴミ受けバスケットや三角コーナー等の目詰まりやぬめりが発生しにくい水切りネットを提供する。
【解決手段】本発明は、キッチンシンクの排水口内に設けられるゴミ受けバスケットAや三角コーナーに装着して用いる袋状の水切りネット10である。水切りネット10は、開口部1に沿って設けられ、開口部1を周方向に収縮させる帯状の開口収縮部2と、開口収縮部2から水切りネット10の底部3側に離間して設けられ、水切りネット10の周方向に収縮する帯状の中間収縮部4と、開口収縮部2、及び中間収縮部4の間に設けられ、開口収縮部2、及び中間収縮部4より周方向の収縮力の小さい第1非収縮部5と、中間収縮部4の底部3側に設けられ、中間収縮部4より周方向の収縮力の小さい第2非収縮部6とを有する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
生ゴミを収容して水を切る袋状の水切りネットであって、
開口部に沿って設けられ、該開口部を周方向に収縮させる帯状の開口収縮部と、
前記開口収縮部から当該水切りネットの底部側に離間して設けられ、当該水切りネットの周方向に収縮する帯状の中間収縮部と、
前記開口収縮部、及び前記中間収縮部の間に設けられ、前記開口収縮部、及び前記中間収縮部より周方向の収縮力の小さい第1非収縮部と、
前記中間収縮部の底部側に設けられ、前記中間収縮部より周方向の収縮力の小さい第2非収縮部と
を有することを特徴とする水切りネット。
【請求項2】
前記水切りネットは、上下に開口した筒状編地から形成されてなり、
前記筒状編地の下側の開口を上側の開口に対し周方向に相対回転させるとともに外側へ裏返して閉塞してなる底部と、
前記下側の開口を当該筒状編地の上下方向の中間部分に径方向の外側から被せて編合してなる輪状の編合線と、
を有し、
前記編合線が、前記中間収縮部より開口部側にある請求項1に記載の水切りネット。
【請求項3】
前記開口収縮部の直径よりも前記中間収縮部の直径が、非使用状態における自然長で小さい請求項1、又は請求項2に記載の水切りネット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、キッチンシンクの排水口内に設けられるゴミ受けバスケットや三角コーナー等に装着して生ゴミを収容する水切りネットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、排水口のゴミ受けバスケットや三角コーナーは、収容した生ゴミを簡単に捨てられるように、内装用の水切りネットが広く用いられている。ところが、水切りネットが、生ゴミで一杯になり、水切りネットがゴミ受けバスケット等の壁に密着するようになると、当該密着部分に水が溜まり、ぬめりが生じて細かいゴミを捕捉し、ゴミ受けバスケット等の透水孔が目詰まりして悪臭が生じるという問題や、排水バスケットにおいては、排水が逆流するという問題があった。
【0003】
そこで、水切りネットを排水バスケット等の壁に密着させないようにする技術が、各種提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
【0004】
例えば、特許文献1では、線状体を適当間隔で渦巻状に巻回して形成した底部と、該線状体を一定間隔でコイル状に巻回して形成した周壁を備えた厨芥袋保持体が提案されている。特許文献1の厨芥袋保持体は、ゴミ受けバスケットの周壁から離間させてゴミ受けバスケット内に吊設することで、内装する水切りネットとゴミ受けバスケットの周壁の間に隙間が生じるよう構成されている。
【0005】
ところが、特許文献1の厨芥袋保持体のように、生ゴミが水切りネットの底に広がってしまうものでは、生ゴミに含まれた水が排出されにくく、水切りネットごと生ゴミを廃棄する際に、その水が垂れてしまうという問題が有る。
【0006】
これに対し特許文献2では、開口部、中間部、底部の全てが縮んで食道のように細長いシンク排水口用水切り袋が提案されている。特許文献2のシンク排水口用水切り袋は、ゴミ受けバスケットのフランジに開口部を折り返して掛けると、広がった該開口部に続く中間部が漏斗状に窄んで底部に至る形状となり、中間部に受けた生ゴミをあたかも食道が嚥下する如く底部に通過させることで、生ゴミを絞って丸めて生ゴミが水分を含みにくいようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】実開昭和58-56705号公開公報
【特許文献2】特開2000-16504号公開公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、非特許文献2のシンク排水口用水切り袋は、開口部から底部まで全体が収縮力を有するため、伸縮ゴミ受けバスケットに設置した際に開口部から中間部あたりまでが水平面状になり、生ゴミがこの水平面に乗っかって底部へ落ちないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ゴミ受けバスケットや、三角コーナーの壁面との間に密着することなく、かつ生ゴミが底に広がることを抑制しながら、生ゴミが開口部周縁に留まりにくい水切りネットの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するためになされた発明は、生ゴミを収容して水を切る袋状の水切りネットであって、開口部に沿って設けられ、該開口部を周方向に収縮させる帯状の開口収縮部と、前記開口収縮部から当該水切りネットの底部側に離間して設けられ、当該水切りネットの周方向に収縮する帯状の中間収縮部と、前記開口収縮部、及び前記中間収縮部の間に設けられ、前記開口収縮部、及び前記中間収縮部より周方向の収縮力の小さい第1非収縮部と、前記中間収縮部の底部側に設けられ、前記中間収縮部より周方向の収縮力の小さい第2非収縮部とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明の水切りネットは、このように開口部に沿って周方向に収縮する開口収縮部を設けたので、該開口収縮部をゴミ受けバスケットや三角コーナー等の開口周縁に係止させてゴミ受けバスケット等に取り付けることができる。
また、開口収縮部から当該水切りネットの底部側に離間した中間収縮部を設けたので、ゴミ受けバスケット等に取り付けた際に、この中間収縮部の収縮により、水切りネットの周面が縮径してゴミ受けバスケット等の側壁に接触することを抑制できる。
また、開口収縮部と中間収縮部の間に、これらより周方向の収縮力の小さい第1非収縮部を設けたので、ゴミ受けバスケットや三角コーナーに取り付けた際に、開口部に隣接する部分が水平面状になってしまうことを抑制できる。
【0011】
前記水切りネットは、上下に開口した筒状編地から形成されてなり、前記筒状編地の下側の開口を上側の開口に対し周方向に相対回転させるとともに外側へ裏返して閉塞してなる底部と、前記下側の開口を当該筒状編地の上下方向の中間部分に径方向の外側から被せて編合してなる輪状の編合線とを有し、前記編合線が、前記中間収縮部より開口部側にあることが好ましい。
このように、筒状編地の下側の開口を捻りながら裏返して筒状編地の周壁に縫着すると逢着部より下側に編地が2枚重なった2重部分が形成される。逢着部を中間収縮部より開口部側に設けることで、中間収縮部より底部側に形成されるゴミ収容部の全部がこの2重部分に収まるため、当該ゴミ収容部に収容された生ゴミがよりゴミ受けバスケット等の周壁に接触しにくくなる。
【0012】
本発明の水切りネットは、前記開口収縮部の直径よりも前記中間収縮部の直径が、非使用状態における自然長で小さいことが好ましい。こうすることで、水切りネットの周壁がゴミ受けバスケット等の周壁に接触することをより効果的に抑制できる。
【発明の効果】
【0013】
以上、本発明の水切りネットによれば、その側面がゴミ受けバスケットや三角コーナーの周壁に接触することを抑制するとともに、ゴミ受けバスケットや三角コーナーに取り付けた際に、開口部に隣接した部分が水平面状になることを抑制して、生ゴミが乗ったままになることを抑制して、効果的に生ゴミを底部へ送り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の第1実施形態に係る水切りネットの使用状態を示す斜視図である。
【
図3】本発明の第2実施形態に係る水切りネットの正面図である。
【
図4】本発明の第3実施形態に係る水切りネットの正面図である。
【
図5】本発明の第1実施形態に係る別の水切りネットの使用状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態について説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限られるものではない。
(第1実施形態)
図1、及び
図2は、本発明の第1実施形態に係る水切りネット10を示している。
図1に示すように、水切りネット10は、キッチンシンクの排水口内に設けられる円筒状のゴミ受けバスケットAの内部に装着して用いるもので、開口部1の周縁に沿って設けられる開口収縮部2と、開口収縮部2から底部3側へ離間して設けられる中間収縮部4と、開口収縮部2と中間収縮部4の間に設けられる第1非収縮部5と、中間収縮部4の底部3側に隣接して設けられる第2非収縮部6と、外壁部71、及び内壁部72からなる二重部7と、二重部7の上端を編み合わせる編合線8とを備え、編合線8が、中間収縮部4より開口部1側(
図1、
図2の上側)に設けられている。
【0016】
水切りネット10を形成する素材としては、袋にして生ゴミを収容した際に、十分な透水性を有すれば特に限定されず、編地、織地、不織布、紙、その他公知の布状物を適宜に用いることができる。
【0017】
水切りネット10として編地を用いる場合は、緯編地、縦編地のいずれも用い得るが、袋状にしやすい横編み機や丸編み機で編成した筒状編地が好ましく用いられる。
【0018】
水切りネット10を筒状編地から形成する場合は、例えば、丸編み機を用いて非弾性糸を給糸しながら連続して周回状に編成する。開口収縮部2や中間収縮部4においては、この非弾性糸に非弾性糸より伸縮性に富んだ弾性糸を組み合わせて編成する。
非弾性糸としては、ナイロン糸やポリエステル糸等を用いることができ、弾性糸としては、ポリウレタン糸や、ポリウレタン糸等の伸縮性の高い芯糸にナイロン糸等をカバリングしたシングルカバリングヤーン、ダブルカバリングヤーン等を用いることができる。
筒状編地の編成は、開口部1側から編成してもよいし、編合線8となる下側の開口9から編成してもよい。以下の説明では、開口部1側、つまり開口収縮部2から編成する場合について説明する。
【0019】
開口収縮部2は、
図2に示すように、開口部1の周縁上に設けられる第1開口収縮部21と、第1開口収縮部21からやや離間した第2開口収縮部22と、第1開口収縮部21と第2開口収縮部22との間に設けられる第3非収縮部23とを備えている。
第1開口収縮部21の編成は、例えば、ナイロン糸等の非弾性糸によりニットとタックを繰り返しながら、天然ゴムやポリウレタン弾性糸等からなる口ゴムを流し込んで編成される。
第3非収縮部23は、例えば、ナイロン糸により天竺編に編成され、第2開口収縮部22は、ナイロン糸によりニットとタックを適宜の回数ずつ(一例で、ニット3針とタック1針を)交互に行いながらカバリングヤーンを流し込む挿入編により編成する。第3非収縮部23は、第1開口収縮部21と第2開口収縮部22のいずれよりも周方向の収縮力が弱い。
【0020】
第1非収縮部5は、第2開口収縮部22と中間収縮部4の間に設けられ、第1開口収縮部21、第2開口収縮部22、及び中間収縮部4のいずれよりも周方向の収縮力が弱い。第1非収縮部5は、二重部7に含まれない外側部51と、二重部7に含まれる内側部52とからなる。外側部51と内側部52は、編合線8により区画されている。
第1非収縮部5は、第2開口収縮部22に続けて編成され、開口収縮部2に用いたのと同じナイロン糸等の非弾性糸により天竺編に編成することができるが、外側部51と内側部52で編成方法をかえてもよい。
【0021】
中間収縮部4は、内側部52の底部3側に隣接して、水切りネット10の上下方向の中間部分に設けられる、中間収縮部4は、第1非収縮部5、第2非収縮部6よりも周方向の収縮力が強い。また、中間収縮部4の直径は、非使用状態における自然長で、開口収縮部2の直径よりも小さい。中間収縮部4は、内側部52に続けて、それまでと同じナイロン糸により編成し、ニットとタックを適宜の回数ずつ(例えば、ニット3針とタック1針)交互に行いながらポリウレタン糸からなる弾性糸を流し込む挿入編により編成する。
【0022】
第2非収縮部6は、中間収縮部4の底部3側に隣接して設けられる。第2非収縮部6は、中間収縮部4よりも周方向の収縮力が弱い。第2非収縮部6は、中間収縮部4に続けて編成され、それまでと同じナイロン糸で天竺編に編成される。
【0023】
底部3は、縫合や編合によらず、捩じり部31を設けることで閉塞されている。
捩じり部31は、水切りネット10を形成する筒状編地の開口部1を編合線8となる下側の開口9に対して、周方向に適宜の角度(例えば360度)、相対回転させて形成される。
【0024】
二重部7は、外壁部71と内壁部72からなる。外壁部71と内壁部72は、上端が編合線8により編合され、下端が捻じれ部31により連続している。
第2非収縮部6に続けて、例えば、外壁部71となる部分が、第2非収縮部6と同じ編成方法(例えば、天竺編)で編成される。外壁部71まで編成が終了すると、この編成中の筒状編地における編合線8となる下側の開口9を、編み始め側の開口部1に対し周方向に相対回転して、捻じれ部31を形成したのち、外壁部71となる部分を内壁部72となる部分の外側へ反転させて、外壁部71と内壁部72の両端を編合線8により編合する。
尚、ここで、内壁部72は、第1非収縮部5の内側部52と、中間収縮部4と、第2非収縮部6とからなる。
【0025】
水切りネット10を用いる際には、
図1に示すように、開口収縮部2をゴミ受けバスケットAのフランジA1の外側へ係止するようにしてゴミ受けバスケットAに装着する。この際、中間収縮部4が径方向に収縮するので、水切りネット10とゴミ受けバスケットAの周壁A2の間に間隙が生じる。これにより、水切りネット10とゴミ受けバスケットAの間に水が流れやすくなり、ゴミ受けバスケットAの目詰まりや、ぬめりの発生を抑制できる。
【0026】
また、中間収縮部4の直径は、非使用状態における自然長で、開口収縮部2の直径よりも小さいので、水切りネット10とゴミ受けバスケットAの周壁A2の間により大きな間隙を設けることができる。
【0027】
また、水切りネット10は、第1非収縮部5の収縮力を中間収縮部4より小さくしたので、第1非収縮部5が水平な円板状とはならず、漏斗状に傾斜するので軽いゴミでも下方へ滑落させることができる。
【0028】
また、水切りネット10は、編合線8が中間収縮部4よりも開口部1側に設けられているので、二重部7の外壁部71と内壁部72の間にも間隙が生じ、さらに、水切りネット10とゴミ受けバスケットAの間に水を流れやすくできる。
【0029】
また、水切りネット10は、中間収縮部4の底部3側に隣接して、中間収縮部4より収縮力の弱い第2非収縮部6を設けたので、中間収縮部4よりも下方により多くのゴミを収容できる。
【0030】
加えて、水切りネット10は、開口収縮部2と中間収縮部4のみに弾性糸を用い、その他の部分は、非弾性糸により編成するので、全長に亘り弾性糸を用いる場合に比べて、製作コストを低減できる。
【0031】
図5は、本実施形態に係る別の水切りネット10Aを表している。水切りネット10Aは、浅底のゴミ受けバスケットBに用いるもので、水切りネット10の3分の1程度の深さに設けられている。
【0032】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について詳述する。ただし、第2実施形態以降の実施形態において、第1実施形態と共通する部材については、第1実施形態と同一符号を付して説明を省略する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る水切りネット20を示している。水切りネット20は、開口部1に沿って設けられる第1開口収縮部21と、第1開口収縮部21から底部3側へ離間して設けられる中間収縮部4と、第1開口収縮部21と中間収縮部4の間に設けられる第1非収縮部5と、中間収縮部4の底部3側に隣接して設けられる第2非収縮部6と、外壁部71、及び内壁部72からなる二重部7と、二重部7の上端を編み合わせる編合線8とを備え、編合線8が、中間収縮部4より底部3側に設けられており、換言すると、中間収縮部4が編合線8より開口部1側に設けられている。
【0033】
水切りネット20は、このように、中間収縮部4が編合線8より開口部1側に設けられているので、水切りネット20の周壁を開口部1に近いところから締め付けて、より確実にゴミ受けバスケットAの周壁A2から遠ざけることができる。また、こうすることで、中間収縮部4より下の部分が大きくなり、当該部分により多くの生ゴミを収容できる。
【0034】
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態に係る水切りネット30を示している。水切りネット30は、開口部1に沿って設けられる第1開口収縮部21と、第1開口収縮部21から底部3側へ離間して設けられる中間収縮部4と、第1開口収縮部21と中間収縮部4の間に設けられる第1非収縮部5と、中間収縮部4の底部3側に隣接して設けられる第2非収縮部6とを備えている。水切りネット30は、二重部を備えず、全長に亘り一重に形成され、底部3が、縫合線32により閉塞されている。
【0035】
以上、本発明の水切りネットは、上述した実施形態に限らず、例えば、中間収縮部は、1箇所に限らず複数個所に設けてもよい。編合線と中間収縮部を重ねてもよいし、編合線の上下に中間収収縮部を設けることもできる。
【符号の説明】
【0036】
10,10A,20,30 水切りネット
1 開口部
2,21,22 開口収縮部
3 底部
4 中間収縮部
5 第1非収縮部
6 第2非収縮部
8 編合線
9 下側の開口