(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022109244
(43)【公開日】2022-07-27
(54)【発明の名称】タイヤ
(51)【国際特許分類】
B60C 13/00 20060101AFI20220720BHJP
B29C 33/02 20060101ALI20220720BHJP
B60C 11/00 20060101ALI20220720BHJP
【FI】
B60C13/00 C
B29C33/02
B60C11/00 H
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022004118
(22)【出願日】2022-01-14
(31)【優先権主張番号】10-2021-0005535
(32)【優先日】2021-01-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】521099202
【氏名又は名称】ハンコック タイヤ アンド テクノロジー カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094112
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 讓
(74)【代理人】
【識別番号】100101498
【弁理士】
【氏名又は名称】越智 隆夫
(74)【代理人】
【識別番号】100107401
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 誠一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100120064
【弁理士】
【氏名又は名称】松井 孝夫
(74)【代理人】
【識別番号】100182257
【弁理士】
【氏名又は名称】川内 英主
(74)【代理人】
【識別番号】100202119
【弁理士】
【氏名又は名称】岩附 秀幸
(72)【発明者】
【氏名】イ ミョン ジュン
(72)【発明者】
【氏名】イ クワン ス
【テーマコード(参考)】
3D131
4F202
【Fターム(参考)】
3D131BC01
3D131BC31
3D131BC47
3D131BC55
3D131EC09Z
3D131EC16Z
3D131GA01
3D131GA03
4F202AA45
4F202AA46
4F202AH20
4F202CA21
4F202CU01
4F202CU02
4F202CU20
(57)【要約】
【課題】タイヤのサイドウォールに刻印されるブランド名、商品名等のパターンのコントラスト及び視認性を高める。
【解決手段】タイヤは、凸出した第1ナーリング部と、第1ナーリング部の一側部で連続して形成され、凸出した第2ナーリング部と、第2ナーリング部の一側部で連続して形成され、凸出した第3ナーリング部と、第3ナーリング部の一側部で第1ナーリング部の他側部に連続して連結されるように形成された凸出した第4ナーリング部と、を含む複数のナーリングユニット部を有している。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
凸出した第1ナーリング部と、
前記第1ナーリング部の一側部で連続して形成され、凸出した第2ナーリング部と、
前記第2ナーリング部の一側部で連続して形成され、凸出した第3ナーリング部と、
前記第3ナーリング部の一側部で前記第1ナーリング部の他側部に連続して連結されるように形成された凸出した第4ナーリング部と、を含む複数のナーリングユニット部を含む、ことを特徴とするタイヤ。
【請求項2】
前記複数のナーリングユニット部を周辺部及び側部の何れか一つ以上に含む、ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記第1ナーリング部、前記第2ナーリング部、前記第3ナーリング部及び前記第4ナーリング部は、上下左右を非対称に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記第1ナーリング部、前記第2ナーリング部、前記第3ナーリング部及び前記第4ナーリング部は、互いに同じ形状に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記第1ナーリング部、前記第2ナーリング部、前記第3ナーリング部及び前記第4ナーリング部は、互いに同じ頂点を中心として形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記第1ナーリング部、前記第2ナーリング部、前記第3ナーリング部及び前記第4ナーリング部は、三角錐形状に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記ナーリングユニット部の底面一側枠の長さは、0.1mm~5.0mmの間である、ことを特徴とする請求項5に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記ナーリングユニット部の高さは、0.1mm~1.0mmの長さである、ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関し、より詳しくは、タイヤのサイドウォールに刻印されるブランド名、商品名などのような文字を形成したタイヤに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、タイヤの側面には、タイヤ規格、製造日及び製造工場、最大スピード及び荷重などのタイヤの情報以外に、見掛けの面で斜文、会社及び商品ロゴ、その他飾りなどが含まれることができる。
【0003】
このような飾りを引き立つようにするために、白色などの色を入れたり、微細な溝、凹凸などが含まれて、平たい部位に対して差異を持たせて肉眼で見る時に視認性の差を付与したりした。
【0004】
しかしながら、実質的な側面において、日光などの外部光源が存在する環境でタイヤ側面の文様部はタイヤの他の部位との視認性の差が大きくなく、その効果が半減されるという問題点があった。
【0005】
このような問題点を改善するために、タイヤの側面部に形成されるパターンの形状及び構造を制御する技術は、改善のために多様な研究が行われた。
【0006】
一般的な方法によって製造されたタイヤは、ブランド名と、商品名などを形成するパターンを一般的な直線が繰り返される形態の断面で形成した。
【0007】
特許文献1には、従来の高コントラストタイヤパターンとその生産方法に対する内容が記載されている。
【0008】
従来技術によると、セレーション(serration)の間隔を細かくすれば、コントラスト(contrast)がさらに向上されるという内容が記載されている。
【0009】
しかしながら、セレーションの間隔を細かくすると、コントラストは向上され得るが、掃除材の粒子がセレーションの隙間に挟まれやすいという問題点がある。
【0010】
また、セレーションの隙間に挟まれた粒子を掃除するためには、要求の高い掃除方法などのメンテナンスが必要であるという問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
したがって、本発明は、前記のような問題点を解決するために案出されたもので、高いコントラストを確保して視認性を優れたものとするとともに、メンテナンスも容易にして、窮極的に見掛けも向上させることができるタイヤを提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の一実施形態に係るタイヤは、凸出した第1ナーリング部と、前記第1ナーリング部の一側部で連続して形成され、凸出した第2ナーリング部と、前記第2ナーリング部の一側部で連続して形成され、凸出した第3ナーリング部と、前記第3ナーリング部の一側部で前記第1ナーリング部の他側部に連続して連結されるように形成された凸出した第4ナーリング部と、を含む複数のナーリングユニット部を含むことを特徴とする。
【0014】
前記複数のナーリングユニット部を周辺部及び側部の何れか一つ以上に含むことができる。
【0015】
前記第1ナーリング部、前記第2ナーリング部、前記第3ナーリング部及び前記第4ナーリング部は、上下左右を非対称に形成することができる。
【0016】
前記第1ナーリング部、前記第2ナーリング部、前記第3ナーリング部及び前記第4ナーリング部は、互いに同じ形状で形成されることができる。
【0017】
前記第1ナーリング部、前記第2ナーリング部、前記第3ナーリング部及び前記第4ナーリング部は、互いに同じ頂点を中心として形成されることができる。
【0018】
前記第1ナーリング部、前記第2ナーリング部、前記第3ナーリング部及び前記第4ナーリング部は、三角錐形状に形成されることができる。
【0019】
前記ナーリングユニット部の底面一側枠の長さは、0.1mm~5.0mmの間であり得る。
【0020】
前記ナーリングユニット部の高さは、0.1mm~1.0mmの長さであり得る。
【発明の効果】
【0021】
本発明によると、従来に比べて、黒色度を向上させることができるという効果を奏する。
【0022】
本発明によると、従来に比べて、コントラスト(contrast)がさらに向上されて、視認性を改善するという効果を奏する。
【0023】
本発明によると、従来に比べて、ナーリングユニット部の突出量を最小化して、空力に有利であり、自動車の燃費を向上させるという効果を奏する。
【0024】
本発明によると、従来に比べて、ナーリングユニット部の耐久性を向上させることができるという効果を奏する。
【0025】
本発明によると、タイヤを製造するモールドに掃除材の挟まり現象が発生されず、サンドブラスト掃除を用いることができ、それにより、従来に比べて、掃除費用及び掃除時間を短縮して費用の効率化を達成することができるという効果を奏する。
【0026】
本発明によると、ファブリックのような高級なタッチ感を具現して、商品の見掛けをさらに美麗にするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【
図1】本発明の一実施形態に係る複数のナーリングユニット部を概略的に示した斜視図である。
【
図2】
図1で一つのナーリングユニット部のみを分離して示した斜視図である。
【
図3】従来のタイヤに刻印された文字などを一部拡大して示した部分拡大図である。
【
図4】従来のタイヤ製造のためのモールドの一部分を拡大して示した部分拡大図である。
【
図5】従来のタイヤ製造のためのモールドに掃除材が挟まれた部分を拡大して示した部分拡大図である。
【
図6】本発明の一実施形態に係るタイヤに刻印された文字などを一部拡大して示した実際写真である。
【
図7】本発明の一実施形態に係るタイヤに文字などを刻印するためのモールドの実際写真である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施形態に係るタイヤについて詳しく説明する。
【0029】
本明細書及び特許請求範囲に用いられた用語や単語は、通常または辞書的意味に単に限定して解釈されるべきではなく、発明者はその自分の発明を最も最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に即して、本発明の技術的思想に符合する意味と概念に解釈すべきである。よって、本明細書に記載された実施形態と図面に示した構成は、本発明の最も好ましい一実施形態に過ぎず、本発明の技術的思想を全てにわたって代弁するものではないので、本出願時点においてこれらを代替することができる多様な均等物があり得ることを理解すべきである。
【0030】
図面において、各構成要素またはその構成要素を成す特定部分の大きさは、説明の便宜及び明確性のために誇張されたり、省略されたり、または概略的に示されている。従って、各構成要素の大きさは、実際の大きさを全面的に反映するものではない。係わる公知機能或は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要に曖昧にする虞があると判断される場合、このような説明は省略することとする。
【0031】
図1は、本発明の一実施形態に係る複数のナーリングユニット部100を概略的に示した斜視図である。
【0032】
図1に示したように、本発明の一実施形態に係るタイヤは、凸出した第1ナーリング部110、前記第1ナーリング部110の一側部で連続して形成され、凸出した第2ナーリング部120、前記第2ナーリング部120の一側部で連続して形成され、凸出した第3ナーリング部130、及び前記第3ナーリング部130の一側部で前記第1ナーリング部110の他側部に連続して連結されるように形成された凸出した第4ナーリング部140を含む複数のナーリングユニット部100を含む。
【0033】
第1ナーリング部110は、三角錐形状に凸出して形成されることができる。
【0034】
第1ナーリング部110は、上下左右を非対称に形成することができる。すなわち、第1ナーリング部110の上側端部は一側に偏心されるように形成されることができる。
【0035】
第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140は、互いに同じ形状に形成されることができる。
【0036】
第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140は、互いに同じ頂点を中心として互いに連結して形成されることができる。
【0037】
第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140で形成されたナーリングユニット部100は、風車形状を形成することができる。
【0038】
図2は、
図1における一つのナーリングユニット部のみを分離して示した斜視図である。
【0039】
図2に示したように、ナーリングユニット部100は、第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140が、一つの頂点を中心として互いに連結して形成されることができる。
【0040】
第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140は、全部同じ形状及び大きさで形成されることができ、第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140それぞれの高さcは、0.1mm~1.0mmの長さであり得る。
【0041】
すなわち、第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140それぞれの高さcの長さは、ナーリングユニット部100の凸出した高さであり得る。
【0042】
第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140それぞれの高さcの長さを0.1mm~1.0mmにすれば、タイヤに凸出して形成されたナーリングユニット部100が高さを最小化することができて、タイヤの空力に有利になり得る。
【0043】
ナーリングユニット部100の底面一側枠aの長さは、0.1mm~5.0mmの間であり得る。
【0044】
すなわち、第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140は、互いに対向する頂点を除いた底面の二つの頂点を連結した枠aの長さを0.1mm~5.0mmの間に形成することができる。
【0045】
第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140が互いに対向する頂点を除いた底面の二つの頂点を連結した枠aの長さを0.1mm~5.0mmの間に形成すれば、ナーリングユニット部100の形状を比較的小さな個体で形成して、タイヤの空力に有利にあり得る。
【0046】
第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140の三角錐を形成する上側部の傾斜度は、60゜~90゜であり得る。
【0047】
すなわち、第1ナーリング部110、第2ナーリング部120、第3ナーリング部130、及び第4ナーリング部140の三角錐を形成する上側部の傾斜度を60゜~90゜の間にすれば、ナーリングユニット部100の大きさを最小化しながらも視認性を極大化することができる。
【0048】
複数のナーリングユニット部100は、タイヤにマイクロナーリング(micro knurling)構造を形成して、タイヤのトレッド(tread)及びサイドウォール(sidewall)の見掛け品質及び性能を改善することができる。
【0049】
図3は、従来のタイヤに刻印された文字などを一部拡大して示した部分拡大図である。
【0050】
図3に示したように、従来タイヤのサイドウォールなどに刻印されるブランド名、商品名などのような文字10などは、視認性の確保のためのコントラスト(contrast)を向上させるために、セレーション(serration)のような直線形状に延長される構造をタイヤに形成していた。
【0051】
図4は、従来のタイヤ製造のためのモールドの一部分を拡大して示した部分拡大図で、
図5は、従来のタイヤ製造のためのモールドに掃除材が挟まれた部分を拡大して示した部分拡大図である。
【0052】
図4及び
図5に示したように、従来タイヤのサイドウォール部位を成形するためのモールド(mold)10aの部位は、直線型セレーションを形成していた。
【0053】
モールド10aは、所定回数以上使用すると掃除をする必要があるが、モールド10aを掃除する時に用いられる砂吹き込み方式であるサンドブラスト法で掃除をする場合、セレーションの断面構造を有する構造の隙間に掃除材粒子11が挟まれることがある。
【0054】
そして、このようなモールド10aでタイヤを製作する場合、当該タイヤのブランド名と商品名などのような文字10のディテールデザインのコントラストが低下してしまうという問題点があった。
【0055】
図6は、本発明の一実施形態に係るタイヤに刻印された文字などを一部拡大して示した実際写真である。
【0056】
図6に示したように、本発明の一実施形態に係るタイヤのサイドウォールなどに刻印されるブランド名、商品名などのような文字20などは、視認性の確保のために、三角錐形態を複数個で回転させた断面を有する風車形状の複数のナーリングユニット部100を基本ユニットにしたマイクロナーリング(micro knurling)構造を形成することができる。
【0057】
多方向のカッティング構造を有するマイクロナーリング構造は、光を吸収して表面黒色度を向上させることができる。
【0058】
また、ファブリックのような高級なタッチ感は、視認性を良好にし、商品の見掛けをさらに美麗にすることができる。
【0059】
図7は、本発明の一実施形態に係るタイヤに文字などを刻印するためのモールドの実際写真である。
【0060】
図7に示したように、タイヤにマイクロナーリング構造を成形するためのモールド20aは、上下左右が非対称される三角錐形態を回転させた複数の断面を形成して、モールドを掃除する際に用いられる砂吹き込み方式であるサンドブラスト法で掃除をしても断面構造において掃除材の挟まり現象が発生されず、掃除費用及び掃除時間を短縮して、費用の効率性を高めることができる。
【0061】
前述のように、本発明によると、従来のセレーション構造に対する黒色度を向上させることができるという効果を奏する。
【0062】
本発明によると、従来に比べて、コントラスト(contrast)がさらに向上されて、視認性を改善するという効果を奏する。
【0063】
本発明によると、従来に比べて、ナーリングユニット部の突出量を最小化して、空力に有利であり、自動車の燃費を向上させるという効果を奏する。
【0064】
例示して説明すれば、既存のセレーション構造は、タイヤから0.4mm以上突出されたが、本発明のマイクロナーリング構造は、タイヤから0.2mm以下突出されることができる。
【0065】
本発明によると、従来に比べて、ナーリングユニット部の耐久性を向上させることができるという効果を奏する。
【0066】
本発明によると、タイヤを製造するモールドに掃除材の挟まり現象が発生されず、サンドブラスト掃除を用いることができ、それにより、従来に比べて、掃除費用及び掃除時間を短縮して、費用の効率化を達成することができるという効果を奏する。
【0067】
本発明によると、ファブリックのような高級なタッチ感を実現して、商品の見掛けをさらに美麗にするという効果を奏する。
【0068】
前述のように、本発明に係るタイヤを例示された図面を参考して説明したが、本発明は、以上で説明された実施形態と図面によって限定されず、特許請求範囲内で本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者によって多様な実施が可能である。
【符号の説明】
【0069】
10、20 文字
10a、20a モールド
11 掃除材粒子
100 ナーリングユニット部
110 第1ナーリング部
120 第2ナーリング部
130 第3ナーリング部
140 第4ナーリング部
a 枠
c 高さ