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公報発行日 2022年7月28
公報URL https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2022-109840 ログイン済みの方はこのURLへ
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【課題】放射性汚染水の処理方法として海洋放出が有力視されているが、これには沿海の海産物への風評問題等があり、夛くの漁業関係者や消費者が心配等をしているが、汚染水を放出せず、再利用する放射性汚染水の処理方法を提供する。
【解決手段】放射性汚染水(1)を貯溜タンクに入れて靜置し、地球の引力や外気温度の変化に從って分離する現象を利用し、分離した水の層(3,4)を汲み取り、仕分けを行ない、それぞれの水に適した用途で再利用する放射性汚染水の処理方法を特長とする。
【選択図】図2
(イ)自然エネルギーを利用するので、コストはほとんどかゝらない(図2)。タンク内の最上部(A:プロチウム水)は温度0.0℃以上では凍結せず液状であり、(B:デユートリウム水)が1.5℃近傍で凍結するのでタイミングを計って(A)を新しいタンクに移送し、こゝで安全を確めて海洋に放出する(図3)。(A)は常用水なので、風評問題は発生しない。
(ロ)分子量の近似値に從って分割した3部のグループを新しい3棟のタンクに移送して靜置分離する(図4)。空タンクが発生するので、次の貯溜タンクとして再利用すれば、タンクの増設やそのための敷地拡張の問題は解消する。
(ハ)汚染水中の水分子はそれぞれの物性に応じて単離し(図5)、産業発展に資する用途を探求する。例えば、(A)は海洋に放出せず、一時集積場に保管している汚染した表面土などの洗浄水として使用できる。こゝで汚染した水は(図3,4,5)で処理すればよい。又、(C)は原子炉の冷却材や減速材として利用できる。(F)は自然に分解して放射能を失い、ヘリウム(3He)や酸素(O2)に変わる。酸素は燃料電池の燃料となり、ヘリウムは高価なヘリウム(4He)の代替品として、気球や飛行船の浮揚材として利用可能である。
(ニ)その他の水分子(B、D、E、G、H、I、J)はデブリや使用済核燃料の冷却材として使用すれば、(C)や(F)の増産や高重水の原料となる。(図3、4、5)を利用すれば、それぞれの水の単離も可能である。
(ホ)本処理法は現行の原子力発電所における汚染水にも応用可能である。また、使用済核燃料をトリチウム水等の製造原材料とする新しい産業の出発点ともなり得る。
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