(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022109842
(43)【公開日】2022-07-28
(54)【発明の名称】便座ノブ
(51)【国際特許分類】
A47K 13/10 20060101AFI20220721BHJP
【FI】
A47K13/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021033917
(22)【出願日】2021-01-15
(71)【出願人】
【識別番号】521090298
【氏名又は名称】渡邊 寿三
(72)【発明者】
【氏名】渡邊 寿三
【テーマコード(参考)】
2D037
【Fターム(参考)】
2D037AA02
2D037AB02
(57)【要約】
【課題】 本発明は、便座カバーの外側側面及び便座の外側側面の底面にそれぞれに開閉用のノブを上下に重なる位置に配置したノブを提供する。
【解決手段】 L字形で半円形状の便座カバーノブA(1)の内側前面に両面テープ(7a)を取り付け、半円形状で先を尖らせた便座カバーノブB(2)の背面と底面に両面テープ(7b),両面テープ(7c)を取り付け、便座カバーノブA(1)と便座カバーノブB(2)を組み合わせ、細長い楕円形状の便座ノブ(4)の上面に両面テープ(7d)を取り付け、便座カバーノブA(1)と便座カバーノブB(2)、便座ノブ(4)を一組にしたことを特徴とした便座ノブ。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
L字形で半円形状の便座カバーノブA(1)の内側前面に両面テープ(7a)を取り付け半円形状で先を尖らせた便座カバーノブB(2)の背面と底面に両面テープ(7b)、両面テープ(7c)を取り付け、便座カバーノブA(1)と便座カバーノブB(2)を組み合わせ、細長い楕円形状の便座ノブ(4)の上面に両面テープ(7d)を取り付け、便座カバーノブA(1)と便座カバーノブB(2)、便座ノブ(4)を一組にしたことを特徴とした便座ノブ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トイレの便座カバー及び便座の開閉のノブで、便座カバーの外側側面及び便座の外側側面の底面にノブを上下重なる位置に取り付けて、開閉が容易にでき清潔で安心して安全に使用できるようにした便座ノブに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、トイレの使用時には汚水が飛沫拡散し付着した便座カバー及び便座に直接触れて開閉していたため、細菌への感染リスクがあった。
また、便座にノブを取付けたものはあったが、取り付け位置により不衛生であった。
(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのために次のような問題点があった。
(イ)トイレ使用時に便座カバー及び便座に汚水が飛沫拡散して付着し不衛生であった。
(ハ)便座カバー、便座及び便器の隙間に手を掛けて開閉しているため不潔であった。
(ロ)取り付け位置によっては使い勝手が悪く外れやすかった。
本発明は、以上の問題点を解決するためのものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
L字形で半円形状の便座カバーノブA(1)の内側前面に両面テープ(7a)を取り付け半円形状で先を尖らせた便座カバーノブB(2)の背面と底面に両面テープ(7b)、両面テープ(7c)を取り付け、便座カバーノブA(1)と便座カバーノブB(2)を組み合わせ、細長い楕円形状の便座ノブ(4)の上面に両面テープ(7d)を取り付け、便座カバーノブA(1)と便座カバーノブB(2)、便座ノブ(4)を一組にしたことを特徴とした便座ノブ。
【発明の効果】
【0006】
(イ)便座カバーの外側側面及び便座の外側側面の底面にノブを取り付けることにより、 トイレ使用時に便座カバー及び便座に直接触れることがなく清潔に使用できる。
(ロ)便座カバーノブと便座ノブを上下に重なる位置に配置することにより、便座カバー と便座を同時に操作でき容易に開閉ができる。
(ハ)便座カバーノブを便座カバーの外側側面に便座カバーを挟み込む形に取り付けるの でノブがはずれにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】(a)本発明の便座カバーノブAと便座カバーノブBを分離斜視図で示した説明図である。(b)本発明の便座ノブ(4)を斜視図で示した説明図である。
【
図2】本発明の便座カバーノブAと便座カバーノブBの組合せた左側面図である。
【
図3】本発明の便座カバーノブと便座ノブの位置関係を示した図である。
【
図4】本発明の便座カバーノブと便座ノブの位置関係を示した底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
L字形で半円形状の便座カバーノブA(1)の内側前面に両面テープ(7a)を取り付け半円形状で先を尖らせた便座カバーノブB(2)の背面と底面に両面テープ(7b)、両面テープ(7c)を取り付け、便座カバーノブA(1)と便座カバーノブB(2)を組み合わせ、細長い楕円形状の便座ノブ(4)の上面に両面テープ(7d)を取り付け、便座カバーノブA(1)と便座カバーノブB(2)、便座ノブ(4)を一組にしたことを特徴とした便座ノブ。
本発明は以上のような構成である。
以下、本発明を使用する時は、便座カバーノブに指先を掛けて便座カバーを開けて使用する。
また、便座カバーノブと便座ノブの両方に指を掛けて一度の操作で開閉し使用できる。
本発明の実施の形態では、上述の形態のほか便座カバー又は便座との一体成形やその他の形態でも同様に製作できる。
【符号の説明】
【0009】
1 便座カバーノブA
2 便座カバーノブB
3 便座カバーノブAと便座カバーノブBの一体型便座カバーノブ
4 便座ノブ
5 便座カバー
6 便座
7a両面テープ
7b両面テープ
7c両面テープ
7d両面テープ