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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022112152
(43)【公開日】2022-08-02
(54)【発明の名称】エクササイズ器具
(51)【国際特許分類】
   A63B 23/04 20060101AFI20220726BHJP
   A63B 21/065 20060101ALI20220726BHJP
【FI】
A63B23/04 D
A63B21/065
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021007842
(22)【出願日】2021-01-21
(71)【出願人】
【識別番号】517331985
【氏名又は名称】河合 猛
(74)【代理人】
【識別番号】110000394
【氏名又は名称】特許業務法人岡田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】河合 猛
(57)【要約】
【課題】座って足上げのエクササイズの負荷としての用に供されるエクササイズ器具であり、このエクササイズ器具を用いて行う、座って足上げのエクササイズを継続して行いやすくするエクササイズ器具の提供。
【解決手段】エクササイズ器具10は、そろえられた状態の実行者80の足81(両足)における足底81Aに沿うように広がる板をなす本体部11と、同じく足81を本体部11に括る括り体13と、本体部11において足底81Aとは反対側となる位置にておもり70を取り付けて保持することが可能とされた取り付け部11Aとを備える。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エクササイズの実行者が、そのでん部を着座体に載せ、同じく両の太ももを前記着座体から離間させた状態で行うエクササイズであり、座ってレッグレイズ(seated leg raise)または座ってニーレイズ(seated knee raise)のいずれかに該当するエクササイズである、座って足上げのエクササイズにおいて、このエクササイズの負荷としての用に供されるエクササイズ器具であって、
そろえられた状態の前記実行者の両足における足底に沿うように広がる板をなす本体部と、
前記実行者の両足を前記本体部に括られた括り状態とする括り体と、
前記本体部において前記足底とは反対側となる位置に位置されて、おもりを取り付けて保持することが可能とされた取り付け部と、
を備えている、
エクササイズ器具。
【請求項2】
請求項1に記載されたエクササイズ器具であって、
前記括り体と前記取り付け部とが前記本体部を挟んで対向する、
エクササイズ器具。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載されたエクササイズ器具であって、
前記本体部には、当該本体部において前記足底とは反対側となる側に延びだされて、前記本体部を床の上に置く床置きを可能とする架台部が設けられ、
前記架台部には、前記取り付け部および前記おもりが配設される配設スペースが設定されている、
エクササイズ器具。
【請求項4】
請求項3に記載されたエクササイズ器具であって、
前記架台部は、前記床置きに際して前記本体部を前記床に対して傾斜した傾斜状態にするものであり、
前記配設スペースは、前記傾斜状態にある前記本体部における上縁部に沿って設定されている、
エクササイズ器具。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1項に記載されたエクササイズ器具であって、
前記括り体は、少なくとも前記実行者の両足における前足部を括るものであり、
前記括り状態において、前記エクササイズ器具の重心と前記前足部とが前記本体部を挟んで対向する、
エクササイズ器具。
【請求項6】
請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1項に記載されたエクササイズ器具であって、
前記取り付け部は、前記おもりの付け外しが可能なものである、
エクササイズ器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、座って足上げのエクササイズにおいて、このエクササイズの負荷としての用に供されるエクササイズ器具に関する。
【背景技術】
【0002】
ヒトにおいて腸腰筋(腰椎と大腿骨とを結ぶ筋肉群のこと)の筋力が向上されると、そのヒトにおいてより優れた運動パフォーマンスが発揮されることが知られている。この腸腰筋の筋力を向上させるためのアプローチの例としては、座って足上げのエクササイズが知られている。
【0003】
ここで、「座って足上げ」のエクササイズとは、エクササイズの実行者が、そのでん部を着座体に載せ、同じく両の太ももを着座体から離間させた状態で行うエクササイズのうち、後述する「座ってレッグレイズ」(seated leg raise)または「座ってニーレイズ」(seated knee raise)のいずれかに該当するエクササイズのことをいう。「座ってレッグレイズ」は、エクササイズの実行者が、そのでん部を着座体に載せ、同じく両の太ももを着座体から離間させた状態で行うエクササイズであり、両足をそろえて持ち上げることもしくは両足をそろえて持ち上げようと力を入れることを、ひざを伸ばした状態でこのひざを曲げることなく行うエクササイズである。「座ってニーレイズ」は、エクササイズの実行者が、そのでん部を着座体に載せ、同じく両の太ももを着座体から離間させた状態で行うエクササイズであり、両足をそろえて持ち上げることもしくは両足をそろえて持ち上げようと力を入れることを、ひざを曲げた状態でこのひざの曲げ角度を変えることなく行うエクササイズである。
【0004】
座って足上げのエクササイズは、これを自重負荷のみで行っても効果があるものであるが、自重負荷のみにより得られる筋力よりも強い筋力を得るために、負荷としてのエクササイズ器具を用いて行うこともある。このようなエクササイズ器具に関する技術思想としては、例えば下記の特許文献1に開示のある技術思想が公知である。ここで、特許文献1には、座ってニーレイズのエクササイズを、重量の調整が可能なエクササイズ器具を腿の上に載せた状態で行う技術思想が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2020-130970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記特許文献1に開示の技術は、座って足上げのエクササイズの最中にエクササイズ器具が腿の上から転げ落ちるおそれがあり、それゆえに座って足上げのエクササイズを継続して行うことに難があるものであった。
【0007】
本開示は、座って足上げのエクササイズにおいて、このエクササイズの負荷であるエクササイズ器具の転げ落ちを抑止することで、エクササイズ器具を用いて行う、座って足上げのエクササイズを継続して行いやすくするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示における1つの特徴によると、座って足上げのエクササイズにおいて、このエクササイズの負荷としての用に供されるエクササイズ器具が提供される。ここで、座って足上げのエクササイズは、エクササイズの実行者が、そのでん部を着座体に載せ、同じく両の太ももを前記着座体から離間させた状態で行うエクササイズであり、座ってレッグレイズ(seated leg raise)または座ってニーレイズ(seated knee raise)のいずれかに該当するエクササイズである。このエクササイズ器具は、そろえられた状態の実行者の両足における足底に沿うように広がる板をなす本体部を備えている。また、エクササイズ器具は、実行者の両足を本体部に括(くく)られた括り状態とする括り体を備えている。また、エクササイズ器具は、本体部において足底とは反対側となる位置に位置されて、おもりを取り付けて保持することが可能とされた取り付け部を備えている。
【0009】
ここで、「座ってレッグレイズ」とは、エクササイズの実行者が、そのでん部を着座体に載せ、同じく両の太ももを着座体から離間させた状態で行うエクササイズであり、両足をそろえて持ち上げることもしくは両足をそろえて持ち上げようと力を入れることを、ひざを伸ばした状態でこのひざを曲げることなく行うエクササイズのことをいう。また、「座ってニーレイズ」とは、エクササイズの実行者が、そのでん部を着座体に載せ、同じく両の太ももを着座体から離間させた状態で行うエクササイズであり、両足をそろえて持ち上げることもしくは両足をそろえて持ち上げようと力を入れることを、ひざを曲げた状態でこのひざの曲げ角度を変えることなく行うエクササイズのことをいう。
【0010】
上記のエクササイズ器具によれば、このエクササイズ器具を負荷として用いて座って足上げのエクササイズを行う際に、おもりが取り付けられたエクササイズ器具の転げ落ちを括り体によって抑止し、もって上記座って足上げのエクササイズを継続して行いやすくすることができる。また、上記のエクササイズ器具によれば、エクササイズの実行者においてその両足がそろえられた状態で括り体によって括られるため、座って足上げのエクササイズにおいてエクササイズの実行者の両足がばらけて、エクササイズのフォームが崩れることを抑止することができる。
【0011】
上記のエクササイズ器具においては、括り体と取り付け部とが本体部を挟んで対向するものが好ましい。
【0012】
座って足上げのエクササイズにおいては、その実行者の両足を回転させようとするモノが存在する場合、このモノがエクササイズにおける正しいフォームを崩す要因となりうる。また、上記のエクササイズ器具においては、座って足上げのエクササイズを行うにあたり、エクササイズ器具の本体部には、取り付け部に取り付けられたおもりからの力と、エクササイズ器具を持ち上げようとする両足からの力とが、偶力として作用する。この偶力は、上記おもりからの力における作用線と、上記両足からの力における作用線との位置ずれ量(すなわち偶力の腕の長さ)に応じて、エクササイズ器具の本体部を回転させようとする作用を生じさせるものである。ここで、上記のエクササイズ器具によれば、座って足上げのエクササイズを行うにあたり、本体部を挟んで上記おもりと上記両足とが互いに対向するため、これらが互いに対向しない場合に比して、上記偶力の腕の長さが短くなる。これにより、座って足上げのエクササイズに際して、上記偶力が実行者の両足の足底に沿うように広がる本体部を回転させ、この本体部が実行者の両足を回転させようとする作用を抑えることができる。すなわち、上記のエクササイズ器具によれば、座って足上げのエクササイズのフォームが崩れることをさらに抑止することができる。
【0013】
上記のエクササイズ器具においては、本体部には、この本体部において足底とは反対側となる側に延びだされて、本体部を床の上に置く床置きを可能とする架台部が設けられていることが好ましい。ここで、架台部には、取り付け部およびおもりが配設される配設スペースが設定されている。
【0014】
上記のエクササイズ器具によれば、足底に沿うように広がる板をなす本体部を架台部により床置きし、もってエクササイズ器具にフットレストとしての機能を発揮させることができる。また、上記のエクササイズ器具によれば、架台部に取り付け部およびおもりの配設スペースが設定されるため、これら取り付け部およびおもりと他の物品等との干渉を抑えることができる。
【0015】
上記のエクササイズ器具においては、架台部は、上記床置きに際して本体部を床に対して傾斜した傾斜状態にするものであることが好ましい。ここで、配設スペースは、上記傾斜状態にある本体部における上縁部に沿って設定されている。
【0016】
上記のエクササイズ器具によれば、取り付け部およびおもりの配設スペースは、床置きされた本体部において床までの距離が比較的長くなる部分である上縁部に沿って設定される。これにより、より大きな、またはより多くのおもりを取り付け部に取り付けながら、このおもりと床との干渉をさけることができる。
【0017】
上記のエクササイズ器具においては、括り体は、少なくとも実行者の両足における前足部を括るものであることが好ましい。この場合においては、エクササイズ器具の重心と前足部とが上記括り状態において本体部を挟んで対向する。
【0018】
上記のエクササイズ器具においては、座って足上げのエクササイズを行うにあたり、エクササイズ器具からの力は、エクササイズの実行者における両足の前足部にかかる。このため、エクササイズ器具を回転させようとする向きの力のモーメントが存在する場合、この力のモーメントは、上記実行者における両足の足底を傾け、同じく足首を曲げ伸ばしするおよび/またはひねるように作用することで、座って足上げのエクササイズにおける正しいフォームを崩す要因となりうる。ここで、重力には、物品(例えばエクササイズ器具)の系の重心まわりに生じさせる力のモーメントが互いに相殺され、その総和が0になる(すなわち、物品の重心を回転中心とした回転を生じさせない)という性質がある。このため、上記のエクササイズ器具によれば、座って足上げのエクササイズを行うにあたり、重力により生じる、エクササイズ器具を回転させようとする向きの力のモーメントを互いに相殺させてその影響を抑え、もってエクササイズのフォームが崩れることをさらに抑止することができる。
【0019】
上記のエクササイズ器具においては、取り付け部は、おもりの付け外しが可能なものであることが好ましい。
【0020】
上記のエクササイズ器具によれば、このエクササイズ器具単体の重量では座って足上げのエクササイズの負荷として不十分である場合に、エクササイズ器具の取り付け部におもりを追加で取り付けることで、負荷を強める調整をすることができる。また、上記のエクササイズ器具によれば、おもりが取り付けられたエクササイズ器具によっては座って足上げのエクササイズの負荷が強くなりすぎる場合に、エクササイズ器具の取り付け部からおもりを取り外すことで、負荷を弱める調整をすることができる。
【発明の効果】
【0021】
本開示によれば、座って足上げのエクササイズにおいて、このエクササイズの負荷であるエクササイズ器具の転げ落ちを抑止し、もってエクササイズ器具を用いて行う、座って足上げのエクササイズを継続して行いやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】第1の実施形態にかかるエクササイズ器具10を表した正面図である。
図2図1のエクササイズ器具10を表した平面図である。
図3図1のエクササイズ器具10を表した左側面図である。
図4図1のエクササイズ器具10を表した背面図である。
図5図1のエクササイズ器具10を表した底面図である。
図6図1のエクササイズ器具10を使用して座ってレッグレイズのエクササイズを行っている状態を表した説明図である。
図7図1のエクササイズ器具10を使用して座ってニーレイズのエクササイズを行っている状態を表した説明図である。
図8】第2の実施形態にかかるエクササイズ器具20を表した左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下に、本開示を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
【0024】
〈第1の実施形態〉
始めに、本開示の第1の実施形態にかかるエクササイズ器具10について説明する。このエクササイズ器具10は、図6および図7に示すように、座ってレッグレイズ(図6参照)または座ってニーレイズ(図7参照)のエクササイズにおいて、このエクササイズの負荷としての用に供されるエクササイズ器具である。なお、以下においては、図1ないし図7に示すように、上下、左右、前後の各方向を、エクササイズの実行者80(図6および図7を参照)から見た方向として説明を行う。
【0025】
エクササイズ器具10は、図1ないし図4に示すように、実行者80(図3参照)がその両の足81(すなわち両足)がそろえられた状態で載せられ、もってこれら足81における足底81Aに沿うように広がる板をなす本体部11を備えている。本実施形態においては、本体部11は平板であり、その足底81A側(以下、「表側」とも称する。)となる板面に、不織布製の滑り止めシート11Bが貼り付けられた構成となっている。また、本体部11の平板は、両の足81の全体を載せることができるサイズに形成されている(図2参照)。
【0026】
また、エクササイズ器具10は、実行者80の両の足81における前足部81Bを、それぞれ別個に本体部11に括(くく)られた括り状態とする括り体13の対を、本体部11における表側の板面にねじ止めされた状態に備えている。本実施形態においては、各括り体13は、本体部11における右側または左側の縁部から表側に延びだされる皮革製の親側ベルト13Bと、この剣先側ベルト13Aと対向する皮革製の剣先側ベルト13Aとから前足部81Bを括るループを構成するスライドベルトである。ここで、親側ベルト13Bは、その先端に金属製のスライドバックル13Cが付設されて、このスライドバックル13Cに剣先側ベルト13Aを差し込む長さを調節することで、上記ループのループ長を無段階で調節することができるようになっている。
【0027】
また、エクササイズ器具10は、図1図3、および図4に示すように、複数(図1では4つ)のおもり70を取り付けて保持することが可能とされた取り付け部11Aを備えている。この取り付け部11Aは、本体部11において足底81Aとは反対側(以下、「裏側」とも称する。)となる位置に位置されている。
【0028】
本実施形態においては、取り付け部11Aは、図1図4、および図5に示すように、長尺の直方体形状を呈するステンレス製のバー材11Cの両端に、ステンレス製の固定金具たるブラケット11Dを取り付けてなるハンガーバーである。ここで、ブラケット11Dは、本体部11において裏側となる板面上にねじ止めされることで、バー材11Cを当該板面から離間した状態に固定する。また、バー材11Cは、上記括り状態において左右方向となる方向(図5では左右方向)に延びるように配設される。
【0029】
また、本実施形態においては、市販のリストウェイト70Aおよび/またはアンクルウェイト70Bをおもり70として使用する。ここで、リストウェイト70Aは、手首に対して付け外し可能に巻き付けて装着することで、上肢を動かすエクササイズにおける負荷としての用に供されるエクササイズ器具である(図示せず)。また、アンクルウェイト70Bは、足首に対して付け外し可能に巻き付けて装着することで、下肢を動かすエクササイズにおける負荷としての用に供されるエクササイズ器具である(図示せず)。これらリストウェイト70Aおよびアンクルウェイト70Bは、図5に示すように、取り付け部11Aのバー材11Cに対して付け外し可能に巻き付けることで、この取り付け部11Aに取り付けられる。したがって、本実施形態において、取り付け部11Aは、おもり70の付け外しが可能なものであるということができる。
【0030】
また、エクササイズ器具10の本体部11には、図1図3、および図4に示すように、この本体部11から裏側に延びだされて、本体部11を床92の上に置く床置きを可能とする架台部12が設けられている。この架台部12は、図3に示すように、本体部11における前側の縁部からこの縁部と同じ幅で延びだされる板をなす前脚板12Aと、同じく後ろ側の縁部からこの縁部と同じ幅で延びだされる板をなす後脚板12Dとを備えている。また、架台部12は、その前脚板12Aと後脚板12Dとの間に、取り付け部11Aおよびおもり70が配設される配設スペース12Gを設定した構成となっている。
【0031】
本実施形態においては、前脚板12Aは、その延びだしの長さが後脚板12Dよりも長く設定されることで、上記床置きに際し本体部11を後脚板12D側(図3では右側)に傾いた状態(すなわち床92に対して傾斜した傾斜状態)とする。また、前脚板12Aおよび後脚板12Dは、それぞれにおいて延びだしの端縁部をなす脚先12B、12Eが互いに向かい合うように曲げられ、もって上記床置きに際し脚先12B、12Eを同時に床92に沿わせることができるようになっている。これら脚先12B、12Eは、それぞれ、上記床置きに際し床92側となる部分に、シート状の緩衝材12C、12Fが貼り付けられた構成となっている。また、配設スペース12Gは、取り付け部11Aおよびこの取り付け部11Aに取り付けられるおもり70(本実施形態ではリストウェイト70Aおよび/またはアンクルウェイト70B)を収容できるサイズのスペースとして設定される。この配設スペース12Gは、上記傾斜状態にある本体部11における上縁部11E(図3参照)に沿って設定される。
【0032】
また、本実施形態においては、本体部11、ならびに、架台部12の前脚板12Aおよび後脚板12Dは、取り付け部11Aの構成物質(本実施形態ではステンレス鋼)よりも密度の小さい物質(具体的には例えばプラスチック)によって一体に成形されている。また、括り体13の対と取り付け部11Aとは、本体部11を挟んで互いに対向する位置に位置されている。これにより、エクササイズ器具10の重心10Aは、配設スペース12Gにおいて取り付け部11Aのバー材11Cが占める位置に位置される。したがって、本実施形態においては、上述した括り状態において、エクササイズ器具10の重心10Aと前足部81Bとが本体部11を挟んで対向することになる。
【0033】
続いて、上述したエクササイズ器具10を使用して座ってレッグレイズのエクササイズを行う方法の例について、主に図6によって説明する。この方法においては、エクササイズの実行者80は、まず、椅子90と、あらかじめおもり70が取り付けられた状態のエクササイズ器具10とを床92の上に置く(図示せず)。このとき、実行者80は、椅子90を自分の後ろに置いてその着座体90Aに腰かけられるようにする。また、実行者80は、エクササイズ器具10を、自分の足元前方に、その前脚板12A(図3参照)を前に向けた状態で置く。なお、実行者80は、おもり70を含まないエクササイズ器具10自体の重さが、これから行おうとする座ってレッグレイズのエクササイズにおける負荷として十分な重さである場合には、エクササイズ器具10をおもり70が取り外された状態としてもよい。
【0034】
ついで、実行者80は、椅子90における着座体90Aの前側の端に浅く腰かけることで両の太もも81Dを宙に浮かせる(図示せず)。言いかえると、実行者80は、そのでん部80Bを椅子90の着座体90Aに載せ、同じく両の太もも81Dを着座体90Aから離間させた状態とする。また、実行者80は、左右の足81をそろえてエクササイズ器具10の本体部11の上に載せる(図示せず)。また、実行者80は、本体部11の上に載せられた左右の足81をそれぞれ別個に括り体13で括り、もって括り状態を実現させる(図示せず)。
【0035】
さらに、実行者80は、両の太もも81Dを宙に浮かせた状態のまま、両のひざ81Cを伸ばして足81を前に出すことで、長座位の姿勢をとる。このとき、実行者80は、両の手80Aを後ろに回して椅子90の着座体90Aをつかむことでバランスをとる。この状態は、図6においては(A)の状態として示される。
【0036】
そして、実行者80は、両の足81をそろえて持ち上げようと力を入れることを、ひざ81Cを曲げることなく行う。このとき、実行者80は、両の足81を括るエクササイズ器具10が床92からわずかに浮き上がった状態(図6の(B)の状態)となるように力を入れる。
【0037】
ここで、実行者80においては、エクササイズ器具10を床92から浮き上がらせることができない場合がある。この場合、実行者80は、ひざ81Cを曲げることなく、両の足81をそろえて持ち上げようと力を入れることを適宜の回数繰り返し、もって座ってレッグレイズのエクササイズを行う。
【0038】
また、実行者80においては、エクササイズ器具10を床92からわずかに浮き上がった状態(図6の(B)の状態)にできる場合がある。この場合、実行者80は、ひざ81Cを曲げることなく、両の足81およびエクササイズ器具10を可能な限り高く持ち上げる(図6の(C)の状態を参照)。続いて、実行者80は、ひざ81Cを曲げることなく両の足81を下げ、これら足81を括るエクササイズ器具10を床92に対してわずかに浮き上がった状態(図6の(B)の状態)に戻す。そして、実行者80は、上記動作を適宜の回数繰り返し、もって座ってレッグレイズのエクササイズを行う。
【0039】
続いて、上述したエクササイズ器具10を使用して座ってニーレイズのエクササイズを行う方法の例について、主に図7によって説明する。この方法においては、エクササイズの実行者80は、まず、椅子90と、テーブル91と、あらかじめおもり70が取り付けられた状態のエクササイズ器具10とを床92の上に置く(図示せず)。このとき、実行者80は、椅子90を自分の後ろに置いてその着座体90Aに腰かけられるようにする。また、実行者80は、テーブル91を自分の前に置いてその天板91Aに手80Aをかけられるようにする。また、実行者80は、エクササイズ器具10を、自分の足元前方に、その前脚板12A(図3参照)を前に向けた状態で置く。なお、実行者80は、おもり70を含まないエクササイズ器具10自体の重さが、これから行おうとする座ってニーレイズのエクササイズにおける負荷として十分な重さである場合には、エクササイズ器具10をおもり70が取り外された状態としてもよい。
【0040】
ついで、実行者80は、椅子90における着座体90Aの前側の端に浅く腰かけることで両の太もも81Dを宙に浮かせる(図示せず)。言いかえると、実行者80は、そのでん部80Bを椅子90の着座体90Aに載せ、同じく両の太もも81Dを着座体90Aから離間させた状態とする。また、実行者80は、左右の足81をそろえてエクササイズ器具10の本体部11の上に載せる(図示せず)。また、実行者80は、本体部11の上に載せられた左右の足81をそれぞれ別個に括り体13で括り、もって括り状態を実現させる(図示せず)。
【0041】
さらに、実行者80は、両の太もも81Dを宙に浮かせた状態のまま、両のひざ81Cを曲げて足81を下におろした状態にすることで、端座位の姿勢をとる。また、実行者80は、両の手80Aを前に出してテーブル91の天板91Aをつかむことで、エクササイズの最中にバランスが崩れないようにする。この状態は、図7においては(a)の状態として示される。
【0042】
そして、実行者80は、両の足81をそろえて持ち上げようと力を入れることを、ひざ81Cの曲げ角度を変えることなく行う。このとき、実行者80は、両の足81を括るエクササイズ器具10が床92からわずかに浮き上がった状態(図7の(b)の状態)となるように力を入れる。
【0043】
ここで、実行者80においては、エクササイズ器具10を床92から浮き上がらせることができない場合がある。この場合、実行者80は、ひざ81Cの曲げ角度を変えることなく、両の足81をそろえて持ち上げようと力を入れることを適宜の回数繰り返し、もって座ってニーレイズのエクササイズを行う。
【0044】
また、実行者80においては、エクササイズ器具10を床92からわずかに浮き上がった状態(図7の(b)の状態)にできる場合がある。この場合、実行者80は、ひざ81Cの曲げ角度を変えることなく、両の足81およびエクササイズ器具10を可能な限り高く持ち上げる(図7の(c)の状態を参照)。続いて、実行者80は、ひざ81Cの曲げ角度を変えることなく両の足81を下げ、これら足81を括るエクササイズ器具10を床92に対してわずかに浮き上がった状態(図7の(b)の状態)に戻す。そして、実行者80は、上記動作を適宜の回数繰り返し、もって座ってニーレイズのエクササイズを行う。
【0045】
上述したエクササイズ器具10によれば、このエクササイズ器具10を負荷として用いて座って足上げのエクササイズを行う際に、おもり70が取り付けられたエクササイズ器具10の転げ落ちを括り体13によって抑止し、もって上記座って足上げのエクササイズを継続して行いやすくすることができる。また、上述したエクササイズ器具10によれば、エクササイズの実行者80においてその両の足81がそろえられた状態で括り体13によって括られるため、座って足上げのエクササイズにおいてエクササイズの実行者80における両の足81がばらけて、エクササイズのフォームが崩れることを抑止することができる。
【0046】
座って足上げのエクササイズにおいては、その実行者80の両の足81にこれら両の足81を回転させようとするモノが存在する場合、このモノがエクササイズにおける正しいフォームを崩す要因となりうる。また、上述したエクササイズ器具10においては、座って足上げのエクササイズを行うにあたり、エクササイズ器具10の本体部11には、取り付け部11Aに取り付けられたおもり70からの力と、エクササイズ器具10を持ち上げようとする両の足81からの力とが、偶力として作用する。この偶力は、上記おもり70からの力における作用線と、上記両の足81からの力における作用線との位置ずれ量(すなわち偶力の腕の長さ)に応じて、エクササイズ器具10の本体部11を回転させようとする作用を生じさせるものである。ここで、上述したエクササイズ器具10によれば、座って足上げのエクササイズを行うにあたり、本体部11を挟んでおもり70と両の足81とが互いに対向するため、これらが互いに対向しない場合に比して、上記偶力の腕の長さが短くなる。これにより、座って足上げのエクササイズに際して、上記偶力が実行者80の両の足81における足底81Aに沿うように広がる本体部11を回転させ、この本体部11が実行者80の両の足81を回転させようとする作用を抑えることができる。すなわち、上述したエクササイズ器具10によれば、座って足上げのエクササイズのフォームが崩れることをさらに抑止することができる。
【0047】
また、上述したエクササイズ器具10によれば、足底81Aに沿うように広がる板をなす本体部11を架台部12により床置きし、もってエクササイズ器具10にフットレストとしての機能を発揮させる(すなわちエクササイズ器具10をフットレストとして使用する)ことができる。また、上述したエクササイズ器具10によれば、架台部12に取り付け部11Aおよびおもり70の配設スペース12Gが設定されるため、これら取り付け部11Aおよびおもり70と他の物品等との干渉を抑えることができる。
【0048】
また、上述したエクササイズ器具10によれば、取り付け部11Aおよびおもり70の配設スペース12Gは、床置きされた本体部11において床92までの間の距離が比較的長くなる部分である上縁部11Eに沿って設定される。これにより、より大きな、またはより多くのおもり70を取り付け部11Aに取り付けながら、このおもり70と床92との干渉をさけることができる。
【0049】
また、上述したエクササイズ器具10によれば、おもり70たるリストウェイト70Aおよび/またはアンクルウェイト70Bを配設スペース12Gに収容し、もってエクササイズ器具10にリストウェイト70Aおよび/またはアンクルウェイト70Bの収納器具としての機能を発揮させることができる。
【0050】
また、上述したエクササイズ器具10においては、座って足上げのエクササイズを行うにあたり、エクササイズ器具10からの力は、エクササイズの実行者80における両の足81の前足部81Bにかかる。このため、エクササイズ器具10を回転させようとする向きの力のモーメントが存在する場合、この力のモーメントは、実行者80における足81の足底81Aを傾け、同じく足首を曲げ伸ばしするおよび/またはひねるように作用することで、座って足上げのエクササイズにおける正しいフォームを崩す要因となりうる。ここで、重力には、物品(例えばエクササイズ器具10)の系の重心まわりに生じさせる力のモーメントが互いに相殺され、その総和が0になる(すなわち、物品の重心を回転中心とした回転を生じさせない)という性質がある。このため、上述したエクササイズ器具10によれば、座って足上げのエクササイズを行うにあたり、重力により生じる、エクササイズ器具10を回転させようとする向きの力のモーメントを互いに相殺させてその影響を抑え、もってエクササイズのフォームが崩れることをさらに抑止することができる。
【0051】
また、上述したエクササイズ器具10によれば、エクササイズ器具10の重心10Aが、取り付け部11Aにおいて、おもり70たるリストウェイト70Aおよび/またはアンクルウェイト70Bが巻き付けられるバー材11Cが占める位置に位置される。このため、エクササイズ器具10およびこのエクササイズ器具10に取り付けられたおもり70を含む系においては、この系の重心がおもり70の付け外しによって移動することが抑制される。したがって、上述したエクササイズ器具10によれば、上記系の重心と上記括り状態における足81の前足部81Bとを、おもり70の有無によらず本体部11を挟んで対向するものとし、もって座って足上げのエクササイズにおけるフォームが崩れることをさらに抑止することができる。
【0052】
また、上述したエクササイズ器具10によれば、このエクササイズ器具10単体の重量では座って足上げのエクササイズの負荷として不十分である場合に、エクササイズ器具10の取り付け部11Aにおもり70を追加で取り付けることで、負荷を強める調整をすることができる。また、上述したエクササイズ器具10によれば、おもり70が取り付けられたエクササイズ器具10によっては座って足上げのエクササイズの負荷が強くなりすぎる場合に、エクササイズ器具10の取り付け部11Aからおもり70を取り外すことで、負荷を弱める調整をすることができる。
【0053】
〈第2の実施形態〉
続いて、第2の実施形態にかかるエクササイズ器具20の構成について、図8を用いて説明する。第2の実施形態にかかるエクササイズ器具20は、第1の実施形態にかかるエクササイズ器具10から、いくつかのパーツの取り換えあるいは省略を行った実施形態である。したがって、上記第1の実施形態にかかるエクササイズ器具10の各構成と共通するパーツあるいは構成については、このパーツあるいは構成に付した符号と同じ符号を付して対応させ、その詳細な説明を省略する。
【0054】
第2の実施形態にかかるエクササイズ器具20は、図8に示すように、エクササイズの実行者80における両の足81の全体を載せることができるサイズの平板をなす本体部11(図2参照)の代わりに、両の足81の一部のみを載せることができるサイズの平板をなす本体部21を備えている。本実施形態においては、本体部21は、足81の足底81Aのうち、前足部81Bに対応する部分に沿った状態(図8の実線を参照)にすることも、同じく中足部81Eに対応する部分に沿った状態(図8の仮想線を参照)にすることも可能な構成とされている。すなわち、本体部21は、足底81Aに対する配設位置を適宜の位置に変更可能な構成とされている。
【0055】
また、本体部21は、その足底81A側(すなわち表側)となる板面に、括り体13の対および不織布製の滑り止めシート21Bが取り付けられた構成を有する。ここで、滑り止めシート21Bは、本体部21に対し、その表側の板面の全面を覆うように配設されて、この板面に貼り付けられた構成とされている。
【0056】
また、各括り体13は、本体部21にねじ止めされてループをなすスライドベルトであり、そのループのループ長を調節することで、足81の前足部81Bを括る(図8の実線を参照)ことも、同じく中足部81Eを括る(図8の仮想線を参照)も可能な構成とされている。本実施形態においては、各括り体13のスライドベルトは、そのループのループ長を無段階で調節できるため、足81の前足部81Bまたは中足部81Eに属する任意の部分をゆるみなく括ることが可能である。
【0057】
また、本体部21は、その裏側(すなわち足底81Aとは反対側)となる板面上に取り付け部11Aがねじ止めされた構成を有する。この取り付け部11Aは、本体部21を挟んで括り体13の対と対向するように位置される。
【0058】
なお、本体部21は、この本体部21を床(図8では図示省略)の上に置く床置きを可能とする架台部に相当する構成を有していない。
【0059】
座って足上げのエクササイズにおいては、その実行者80の両の足81にこれら両の足81を回転させようとするモノが存在する場合、このモノがエクササイズにおける正しいフォームを崩す要因となりうる。また、上述したエクササイズ器具20においては、座って足上げのエクササイズを行うにあたり、エクササイズ器具20の本体部21には、取り付け部11Aに取り付けられたおもり70からの力と、エクササイズ器具10を持ち上げようとする両の足81からの力とが、偶力として作用する。この偶力は、上記おもり70からの力における作用線と、上記両の足81からの力における作用線との位置ずれ量(すなわち偶力の腕の長さ)に応じて、エクササイズ器具20の本体部21を回転させようとする作用を生じさせるものである。ここで、上述したエクササイズ器具20によれば、座って足上げのエクササイズを行うにあたり、本体部21を挟んでおもり70と両の足81とが互いに対向するため、これらが互いに対向しない場合に比して、上記偶力の腕の長さが短くなる。これにより、座って足上げのエクササイズに際して、上記偶力が実行者80の両の足81における足底81Aに沿うように広がる本体部21を回転させ、この本体部21が実行者80の両の足81を回転させようとする作用を抑えることができる。すなわち、上述したエクササイズ器具20によれば、座って足上げのエクササイズのフォームが崩れることをさらに抑止することができる。さらに、上述したエクササイズ器具20によれば、足底81Aに対する本体部21の配設位置を変更することで、この本体部21に足81からかかる力の作用線の位置を調整し、もって上記偶力が本体部21を回転させようとする作用をさらに抑えることができる。すなわち、上述したエクササイズ器具20によれば、足底81Aに対する本体部21の配設位置を変更することで、座って足上げのエクササイズのフォームが崩れることをさらに抑止することができる。
【0060】
以上、本開示を実施するための形態について、上述した第1の実施形態および第2の実施形態をもって説明した。しかしながら、当業者であれば、本開示の目的を逸脱することなく種々の代用、手直し、変更が可能であることは明らかである。すなわち、本開示を実施するための形態は、本明細書に添付した請求の範囲の精神および目的を逸脱しない全ての代用、手直し、変更を含みうるものである。例えば、本開示を実施するための形態として、以下のような各種の形態を実施することができる。
【0061】
(1)エクササイズ器具においておもりを取り付けて保持する構成は、このおもりを取り付け部たるハンガーバーのバー材に巻き付けて取り付ける構成に限定されない。すなわち、エクササイズ器具においては、例えば本体部または架台部に対してかけ外し可能なシャフトにより取り付け部を構成し、このシャフトをおもりに形成された貫通孔に挿通することで、おもりを取り付けられた状態に保持する構成を採用することができる。また、エクササイズ器具においては、例えば取り付け部とおもりとを一体のものとし、もって取り付け部からおもりを取り外しできなくした構成を採用することもできる。
【0062】
(2)エクササイズ器具において、括り体は、本体部にねじ止めされるスライドベルトに限定されず、実行者の両足を本体部に括ることが可能な任意の構成とすることができる。この任意の構成の例には、例えば本体部とともに前足部に対応するサイズの輪をなし、この輪の中に前足部を差し込むことでこの前足部を括るストラップまたは鼻緒が含まれる。また、上記任意の構成の例には、例えば前足部または足全体を覆って括るシート状物であるアッパーが含まれる。また、上記任意の構成の例には、足における任意の部位を括って本体部に縛り付けるひもが含まれる。また、上記任意の構成の例には、括り体を本体部に対して着脱自在とした構成が含まれる。この構成によれば、エクササイズ器具をフットレストとして使用する際に、括り体を本体部から取り外しておくことで、この括り体に足が触れて違和感を生じさせることをさけることができる。
【符号の説明】
【0063】
10 エクササイズ器具
10A 重心
11 本体部
11A 取り付け部
11B 滑り止めシート
11C バー材
11D ブラケット
11E 上縁部
12 架台部
12A 前脚板
12B 脚先
12C 緩衝材
12D 後脚板
12E 脚先
12F 緩衝材
12G 配設スペース
13 括り体
13A 剣先側ベルト
13B 親側ベルト
13C スライドバックル
20 エクササイズ器具
21 本体部
21B 滑り止めシート
70 おもり
70A リストウェイト
70B アンクルウェイト
80 実行者
80A 手
80B でん部
81 足
81A 足底
81B 前足部
81C ひざ
81D 太もも
81E 中足部
90 椅子
90A 着座体
91 テーブル
91A 天板
92 床
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8