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▶ 宮地 良信の特許一覧

<図1>
  • 特開-逆止ダンパ 図1
  • 特開-逆止ダンパ 図2
  • 特開-逆止ダンパ 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022112818
(43)【公開日】2022-08-03
(54)【発明の名称】逆止ダンパ
(51)【国際特許分類】
   E21F 1/00 20060101AFI20220727BHJP
   F16F 9/10 20060101ALI20220727BHJP
【FI】
E21F1/00 Z
F16F9/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021008783
(22)【出願日】2021-01-22
(71)【出願人】
【識別番号】709000387
【氏名又は名称】宮地 良信
(72)【発明者】
【氏名】宮地 良信
【テーマコード(参考)】
3J069
【Fターム(参考)】
3J069AA50
3J069EE62
(57)【要約】
【課題】本考案は、流路に過大な風圧がかかった際、流路を遮断,解放する必要がある。
【解決手段】
1.流路内に設置された逆止ダンパ6により、流路を遮断,解放することが出来る。
また羽根軸2を斜めに配置する事により開閉時間の減少となる。
2.羽根軸2を斜めに設置し、開口面積を広くとることで、圧力損失を減少する事が出来る。
3.高速な開閉による機器への衝撃は連結リンク3に設けられたショックアブソーバ5で衝撃を吸収する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の羽根軸を有する逆止ダンパにおいて、逆止ダンパ枠面に対し、複数の羽根軸の中心線を結ぶ直線が斜めになるように配置したことを特徴とする逆止ダンパ。
【請求項2】
請求項1の逆止ダンパにおいて、複数の羽根軸を同様に動かす為の連結リンク機構部の全開及び全閉停止部位に油圧式ショックアブソーバを設けた事を特徴とする逆止ダンパ。
【発明の詳細な説明】
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0001】
【非特許文献1】非特許文献n
【技術分野】
【0002】
本発明は、風道と逆止ダンパと送風ファンからなる流路における高効率逆止ダンパである。
【背景技術】
【0003】
従来、トンネルの換気送風ファンによる給排設備において、トンネル内に列車進入及び通過時に発生する、変動する風圧に対するファン翼の保護は、逆止ダンパ等で流路を遮断する方法で対応している。
しかし、リニアモーターカーのように超高速でトンネル内に進入及び通過する際の、風圧は衝撃的で、逆止ダンパで流路を遮断,解放するには、高速な開閉及び耐衝撃性を要する機構が必要であった。
【0004】
1.複数の軸からなる羽根軸を、風道枠面に対し斜めに配置し、羽根は枠面の平行の位置より少し閉方向に動いた位置を全開とし、枠面と直角方向より少し開方向に動いた位置を全閉とすることで開閉動作時間を減少させた。一方羽根軸を斜めに配列することで開口面積を広く出来、開時の圧力損失を減少する事も特徴である。
2.高速な開閉は開閉機器に衝撃を与えるので開,閉のショック対策に連結リンク機構部に油圧式のショックアブソーバを設けたことも特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1図1は従来の逆止ダンパ断面の図である。
図2図2は本発明の逆止ダンパの断面の図である。
図3図3は本発明の逆止ダンパの外観の図である。
【0006】
1 羽根
2 羽根軸
3 連結リンク
4 ウェイト
5 ショックアブソーバ
6 逆止ダンパ
図1
図2
図3