(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022113055
(43)【公開日】2022-08-03
(54)【発明の名称】釣り体験共有システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20220727BHJP
G06F 13/00 20060101ALI20220727BHJP
H04N 7/15 20060101ALI20220727BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06F13/00 540E
G06F13/00 560A
H04N7/15
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021009161
(22)【出願日】2021-01-22
(71)【出願人】
【識別番号】509139313
【氏名又は名称】MOGコンサルタント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100133798
【弁理士】
【氏名又は名称】江川 勝
(72)【発明者】
【氏名】森石 勇人
【テーマコード(参考)】
5B084
5C164
5L049
【Fターム(参考)】
5B084AA02
5B084AA12
5B084AA26
5B084AB04
5B084AB07
5B084AB31
5B084AB39
5B084BA03
5B084BB14
5B084BB15
5B084CC07
5B084CC17
5B084CD09
5B084CD24
5B084CE03
5B084CE12
5B084CF12
5B084DB02
5B084DB08
5B084DC02
5B084DC03
5C164FA10
5C164FA19
5C164VA13P
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】種々の事情により釣場へ移動したり、自ら釣りをすることが困難になったりした人に、インターネットを介してそれらの体験を共有させるための釣り体験共有システムを提供する。
【解決手段】釣り体験の享受を希望する依頼者と、釣り体験の提供を希望する提供者とをマッチングさせ、インターネットを介して提供者が保持する提供者側ユーザ端末から依頼者が保持する依頼者側ユーザ端末に釣り体験の映像を配信するシステムを用いる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターネットを介して釣り体験を共有するための釣り体験共有システムであって、
釣り体験の提供を希望する複数の提供者側ユーザが保持する複数の提供者側ユーザ端末及び釣り体験の享受を希望する複数の依頼者側ユーザが保持する複数の依頼者側ユーザ端末からのアクセスを受け付けるためのWebサーバを備え、
前記Webサーバは、
前記提供者側ユーザが提供する体験の内容を含む提供情報の入力を前記提供者側ユーザ端末から受け付ける提供情報受付手段と、
前記依頼者側ユーザが体験したい内容を含む依頼情報の入力を前記依頼者側ユーザ端末から受け付ける依頼情報受付手段と、
前記提供情報及び前記依頼情報を蓄積するデータベースと、
前記提供者側ユーザが前記データベースに蓄積された前記依頼情報を検索し、前記依頼者側ユーザが前記データベースに蓄積された前記提供情報を検索することを可能にする検索手段と、
前記検索の結果に基づいて、特定の前記依頼者側ユーザと特定の前記提供者側ユーザとをマッチングさせるためのマッチング手段と、
特定の前記提供者側ユーザ端末から提供される釣りの体験映像を特定の前記依頼者側ユーザ端末に配信可能にする映像配信手段と、を備える、ことを特徴とする釣り体験共有システム。
【請求項2】
前記映像配信手段は、前記体験映像をリアルタイムで前記特定の依頼者側ユーザ端末に配信する請求項1に記載の釣り体験共有システム。
【請求項3】
前記Webサーバは、前記依頼者側ユーザ端末と前記提供者側ユーザ端末とがリアルタイムに情報を共有するための情報共有手段をさらに備える請求項1または2に記載の釣り体験共有システム。
【請求項4】
前記提供情報及び前記依頼情報は、前記釣り体験における、釣場,日時,ターゲット魚種,及び釣法から選ばれる少なくとも1種の情報を含む請求項1~3の何れか1項に記載の釣り体験共有システム。
【請求項5】
前記体験映像は、魚群探知機による映像、または地図上の移動情報映像を含む請求項1~4の何れか1項に記載の釣り体験共有システム。
【請求項6】
インターネットを介して釣り体験を共有するための釣り体験共有システムであって、
釣り体験の提供を希望する複数の提供者側ユーザが保持する複数の提供者側ユーザ端末及び釣り体験の享受を希望する複数の依頼者側ユーザが保持する複数の依頼者側ユーザ端末からのアクセスを受け付けるためのWebサーバを備え、
前記Webサーバは、
前記提供者側ユーザが提供する体験の内容を含む提供情報の入力を前記提供者側ユーザ端末から受け付ける提供情報受付手段と、
前記提供情報を蓄積するデータベースと、
前記依頼者側ユーザが前記データベースに蓄積された前記提供情報を検索することを可能にする検索手段と、
前記検索の結果に基づいて、特定の前記依頼者側ユーザと特定の前記提供者側ユーザとをマッチングさせるためのマッチング手段と、
特定の前記提供者側ユーザ端末から提供される釣りの体験映像を特定の前記依頼者側ユーザ端末に配信可能にする映像配信手段と、を備える、ことを特徴とする釣り体験共有システム。
【請求項7】
インターネットを介して釣り体験を共有するための釣り体験共有システムであって、
釣り体験の提供を希望する複数の提供者側ユーザが保持する複数の提供者側ユーザ端末及び釣り体験の享受を希望する複数の依頼者側ユーザが保持する複数の依頼者側ユーザ端末からのアクセスを受け付けるためのWebサーバを備え、
前記Webサーバは、
前記依頼者側ユーザが体験したい内容を含む依頼情報の入力を前記依頼者側ユーザ端末から受け付ける依頼情報受付手段と、
前記依頼情報を蓄積するデータベースと、
前記提供者側ユーザが前記データベースに蓄積された前記依頼情報を検索することを可能にする検索手段と、
前記検索の結果に基づいて、特定の前記依頼者側ユーザと特定の前記提供者側ユーザとをマッチングさせるためのマッチング手段と、
特定の前記提供者側ユーザ端末から提供される釣りの体験映像を特定の前記依頼者側ユーザ端末に配信可能にする映像配信手段と、を備える、ことを特徴とする釣り体験共有システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インターネットを介して釣りの体験を共有するための体験共有システムに関する。
【背景技術】
【0002】
釣りは、自然と触れ合うことで人間の本能的な喜びを引き起こし、充実感を与えられる体験である。そのために、多くのファンが存在する。
【0003】
しかしながら、種々の事情により、釣場へ移動したり、自ら釣りをすることが困難になったりすることがあった。具体的には、移動することが制限されたり、健康上の理由から釣りをすることが困難になったりすることがあった。
【0004】
例えば、2019年12月以降に発生したとされる、COVID-19と称される感染症の拡大を抑制するために、各地で移動制限が行われた。このような状況においては、釣場へ移動することが困難になった。
【0005】
ところで、特許文献1は、ネットワークを介して、通信可能に接続される依頼ユーザ端末及び実行ユーザ端末間で、実行ユーザ端末から取得した音声又は画像を含む共有情報を、実行ユーザ端末にリアルタイムに配信することで、実行ユーザの体験を依頼ユーザ端末及び実行ユーザ端末で共有する体験共有システムを開示する。また、特許文献2は、墓参り代行にあたって、インターネット網を利用して墓参り希望者の募集を行うと共に、希望したサービスの画像等を電子メールを介してデジタル伝送し、更に、住職による読経、講話等の音声をデジタル伝送する等して、本人が直接に墓参りしたと同様の臨場感を伴うシステムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許第6644288号公報
【特許文献2】特許第4054501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、種々の事情により釣場へ移動することが制限されたり、自ら釣りをすることが困難になったりした人に、インターネットを介してそれらの体験を共有させるための釣り体験共有システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一局面は、インターネットを介して釣り体験を共有するための釣り体験共有システムであって、釣り体験の提供を希望する複数の提供者側ユーザが保持する複数の提供者側ユーザ端末及び釣り体験の享受を希望する複数の依頼者側ユーザが保持する複数の依頼者側ユーザ端末からのアクセスを受け付けるためのWebサーバを備え、
Webサーバは、提供者側ユーザが提供する体験の内容を含む提供情報の入力を提供者側ユーザ端末から受け付ける提供情報受付手段と、依頼者側ユーザが体験したい内容を含む依頼情報の入力を依頼者側ユーザ端末から受け付ける依頼情報受付手段と、提供情報及び依頼情報を蓄積するデータベースと、提供者側ユーザがデータベースに蓄積された依頼情報を検索し、依頼者側ユーザがデータベースに蓄積された提供情報を検索することを可能にする検索手段と、検索の結果に基づいて、特定の依頼者側ユーザと特定の提供者側ユーザとをマッチングさせるためのマッチング手段と、特定の提供者側ユーザ端末から提供される釣りの体験映像を特定の依頼者側ユーザ端末に配信可能にする映像配信手段と、を備える、釣り体験共有システムである。
【0009】
また、本発明の他の一局面は、インターネットを介して釣り体験を共有するための釣り体験共有システムであって、釣り体験の提供を希望する複数の提供者側ユーザが保持する複数の提供者側ユーザ端末及び釣り体験の享受を希望する複数の依頼者側ユーザが保持する複数の依頼者側ユーザ端末からのアクセスを受け付けるためのWebサーバを備え、Webサーバは、提供者側ユーザが提供する体験の内容を含む提供情報の入力を提供者側ユーザ端末から受け付ける提供情報受付手段と、提供情報を蓄積するデータベースと、依頼者側ユーザがデータベースに蓄積された提供情報を検索することを可能にする検索手段と、検索の結果に基づいて、特定の依頼者側ユーザと特定の提供者側ユーザとをマッチングさせるためのマッチング手段と、特定の提供者側ユーザ端末から提供される釣りの体験映像を特定の依頼者側ユーザ端末に配信可能にする映像配信手段と、を備える、釣り体験共有システムである。
【0010】
また、本発明の他の一局面は、インターネットを介して釣り体験を共有するための釣り体験共有システムであって、釣り体験の提供を希望する複数の提供者側ユーザが保持する複数の提供者側ユーザ端末及び釣り体験の享受を希望する複数の依頼者側ユーザが保持する複数の依頼者側ユーザ端末からのアクセスを受け付けるためのWebサーバを備え、Webサーバは、依頼者側ユーザが体験したい内容を含む依頼情報の入力を依頼者側ユーザ端末から受け付ける依頼情報受付手段と、依頼情報を蓄積するデータベースと、提供者側ユーザがデータベースに蓄積された依頼情報を検索することを可能にする検索手段と、検索の結果に基づいて、特定の依頼者側ユーザと特定の提供者側ユーザとをマッチングさせるためのマッチング手段と、特定の提供者側ユーザ端末から提供される釣りの体験映像を特定の依頼者側ユーザ端末に配信可能にする映像配信手段と、を備える、釣り体験共有システムである。
【0011】
このような釣り体験共有システムによれば、特定の釣り体験を提供可能な提供者と、その釣り体験の享受を希望する特定の依頼者とを、インターネットを介してマッチングさせ、種々の事情によりその釣場へ移動することが制限されたり、自ら釣りを体験することが困難になったりした、釣り体験の希望者に、映像を介して釣り体験を享受させることができる。
【0012】
また、映像配信手段は、釣り体験の映像をリアルタイムで特定の依頼者側ユーザ端末に配信することが、依頼者に臨場感を与えることができる点から好ましい。
【0013】
また、Webサーバは、依頼者側ユーザ端末と提供者側ユーザ端末とがリアルタイムに情報を共有するための情報共有手段をさらに備えることが、釣場を移動したり、餌やルアーを変更したり、釣りタナを変更したり、ターゲットを変更したりする等の依頼者の指示に、提供者が応じることにより、依頼者の釣り体験の臨場感をより高めることができる点から好ましい。
【0014】
また、提供情報及び依頼情報は、釣り体験における、釣場,日時,ターゲット魚種,及び釣法から選ばれる少なくとも1種の情報を含むことが、提供者の提供できる釣り体験の種類と、依頼者が希望する釣り体験の種類とを、マッチングさせやすい点から好ましい。
【0015】
また、体験映像は、魚群探知機による映像、または地図上の移動情報映像を含むことが好ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、種々の事情により釣場へ移動することが制限されたり、自ら釣りの体験をすることが困難になったりした、釣り体験を享受したい人に、インターネットの体験映像を介して体験させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】
図1は、実施形態の釣り体験共有システム100の全体構成図である。
【
図2】
図2は、サーバ装置30を実現するハードウェア構成の一例を示す構成図である。
【
図3】
図3は、釣り体験共有システム100の提供者側ユーザ4が提供情報を入力するための提供者用画面の模式図である。
【
図4】
図4は、釣り体験共有システム100の依頼者側ユーザ3が依頼情報を入力するための依頼者用画面の模式図である。
【
図5】
図5は、釣り体験共有システム100の検索用画面の模式図である。
【
図6】
図6は、釣り体験共有システム100において、提供者側ユーザ4が提供者側ユーザ端末20からサーバ装置30にアクセスして釣り体験に関する提供情報を入力するときの手順を示すフローチャートである。
【
図7】
図7は、釣り体験共有システム100において、依頼者側ユーザ3が依頼者側ユーザ端末10からサーバ装置30にアクセスして釣り体験に関する依頼情報を入力するときの手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の釣り体験共有システムの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
図1は、本実施形態の釣り体験共有システム100の全体構成図である。釣り体験共有システム100は、インターネット通信網上に配置される。
【0020】
図1に示すように、釣り体験共有システム100は、インターネットに接続されて所定のURLを割り当てられたサーバ装置30を介して、依頼者側ユーザ端末10a,10b,10c,10d(以下、これらをまとめて単に依頼者側ユーザ端末10とも称する)と、提供者側ユーザ端末20a,20b,20c(以下、これらをまとめて単に提供者側ユーザ端末20とも称する)とが、互いにアクセス可能に接続されたシステムである。
【0021】
依頼者側ユーザ端末10は、それぞれ、釣り体験の享受を希望する複数の依頼者側ユーザ(以下、単に依頼者とも称する)3a,3b,3c,3d・・・(以下、これらをまとめて単に依頼者3とも称する)に保持されている。また、提供者側ユーザ端末20は、それぞれ、釣り体験の提供を希望する複数の提供者側ユーザ(以下、単に提供者とも称する)4a,4b,4c・・・(以下、これらをまとめて単に提供者4とも称する)に保持されている。
【0022】
釣り体験共有システム100は、複数の提供者4がそれぞれ提供可能な釣り体験の内容を含む提供情報を、複数の依頼者3がそれぞれ体験を希望したい釣り体験の内容を含む依頼情報を、インターネットを介して所定のWebサーバ40を備えるサーバ装置30に送信し、Webサーバ40にインストールされた所定のWebアプリケーション40aの検索機能を備えたデータベースサーバ50にそれらを蓄積し、各ユーザに提供情報及び各依頼情報をそれぞれ検索させることにより、特定の提供者4cと特定の依頼者3aとをマッチングさせるシステムである。
【0023】
依頼者3aはデータベースを検索することにより、体験を希望する釣り体験を提供可能な提供者4cを抽出し、提供者4cに対して、提供者4cが提供可能な釣り体験の提供を申込む。そして、釣り体験共有システム100は、マッチングが成立したときに、提供者4cの行う釣り体験の映像を、提供者側ユーザ端末20cから、Webサーバ40を介して、依頼者3aの保持する依頼者側ユーザ端末10aに配信可能とする配信手段を備える。このようなシステムによれば、依頼者3aは、インターネットを介して提供者4cから提供される映像を介して、希望する釣り体験を享有することができる。
【0024】
依頼者側ユーザ端末10及び提供者側ユーザ端末20としては、所定のURLで指定されたWebサーバにインターネットを介してアクセス可能なインターネットブラウザアプリケーションをインストールされた補助記憶装置と、メモリ装置と、演算処理装置と、動画や静止画を撮影するためのカメラと、文字入力するためのタッチパネルやキーボードやマウス等の入力装置と、各種情報を画像表示するためのディスプレイ(出力装置)と、通信インターフェース装置、とを有する端末が用いられる。その具体例としては、スマートフォン,タブレット型情報端末,携帯電話機等の携帯情報端末や、パーソナルコンピュータが挙げられる。また、提供者側ユーザ端末20は、現在地情報を取得して依頼者に提供するために、GPSデータ受信機能をさらに備えることが好ましい。
【0025】
サーバ装置30は、Webアプリケーション40aをインストールされたWebサーバ40と、Webサーバ40が各提供者側ユーザ端末20から受け付けた提供情報または各依頼者側ユーザ端末10から受け付けた依頼情報を蓄積するデータベースを格納するデータベースサーバ50と、通信部60とを備えるサーバ装置である。サーバ装置30にはURLが階層的に割り当てられて、通信部60を介してインターネットの通信回線網に接続されている。
【0026】
データベースサーバ50は、後述するように、Webサーバ40の提供情報受付部43で受け付けられた、提供者4が提供可能な釣り体験の詳細情報である提供情報のデータを蓄積する提供情報データベース51と、依頼情報受付部44で受け付けられた依頼者3が希望する釣り体験の詳細情報である依頼情報のデータを蓄積する依頼情報データベース52とを含む検索部(検索手段)45を備える。
【0027】
図1を参照すれば、Webサーバ40は、サーバ制御部41と、表示制御部42と、提供情報受付部(提供情報受付手段)43と、依頼情報受付部(依頼情報受付手段)44と、検索部(検索手段)45と、マッチング部(マッチング手段)46と、映像配信部(映像配信手段)47、とを備える。また、依頼者側ユーザ端末10と提供者側ユーザ端末20とがリアルタイムに情報を共有するための情報共有部(情報共有手段)48をさらに備える。
【0028】
Webサーバ40は、インターネットとの通信機能、情報の入力機能及び出力機能、データ保存機能、演算機能等を備える。Webサーバ40は、インターネットを介して、依頼者側ユーザ端末10及び提供者側ユーザ端末20に接続される。そして、Webサーバ40には、依頼者側ユーザ端末10及び提供者側ユーザ端末20からの通信アクセスを受け付け、所定の処理を行う仲介をするWebアプリケーション40aがインストールされている。
【0029】
Webサーバ40は、Webアプリケーション40aをインストールされたWebサーバ40の全体の動作を制御するサーバ制御部41を含む。
【0030】
そして、Webアプリケーション40aは、以下に説明するような、表示制御部42,提供情報受付部43,依頼情報受付部44、検索部45、マッチング部46、及び映像配信部47を構成するプログラムモジュールを含む。さらに、依頼者側ユーザ端末と提供者側ユーザ端末とがリアルタイムに情報を共有するための情報共有手段48を構成するプログラムモジュールを含む。
【0031】
表示制御部42は、Web上において、提供者4及び依頼者3のそれぞれに各種情報を入力させたり、提供者4と依頼者3とのマッチングを成立させるために、提供者側ユーザ端末20及び依頼者側ユーザ端末10のディスプレイの画面への表示出力を実行したりする機能を実現させるプログラムモジュールにより構成される。具体的には、表示制御部42は、提供者側ユーザ端末20及び依頼者側ユーザ端末10を介して、提供情報または依頼情報を入力させるための画面を表示させたり、データベースを検索させるための画面を表示させたり、マッチングの成立を知らせるための画面を表示させたりするための、必要な各種情報を提示するUI(User Interface)となる画面への表示出力を実行する。
【0032】
表示出力の画面としては、例えば、
図3を参照すれば、提供者4が提供情報を入力するための提供者用画面が挙げられる。提供者用画面は、提供者4に、
図3に示したような各情報の入力フォームを提示して、提供可能な日時、体験を実行する時間(契約時間)、ターゲットとなる魚種(ブリ、ヒラマサ、鯛、鯵、ハマチ、太刀魚、シーバス、ブラックバス等)、提供できる釣り方法(船釣り、磯釣り、投げ釣り、波止釣り、渓流釣り等)、体験を共有できる漁場(地域,海域,ポイント等)、アピールポイント等の提供情報の入力を要求する。
【0033】
また、表示出力の画面としては、例えば、
図4を参照すれば、依頼者3が希望する釣り体験の情報である依頼情報を入力するための依頼者用画面が挙げられる。依頼者用画面は、依頼者3に、
図4に示したような各情報の入力フォームを提示して、提供希望日時、体験を共有したい希望時間(契約時間)、ターゲットとしたい魚種(ブリ、ヒラマサ、鯛、鯵、ハマチ、太刀魚、シーバス、ブラックバス等)、体験したい釣り方法(船釣り、磯釣り、投げ釣り、波止釣り、渓流釣り等)、体験したい釣場(地域,海域,ポイント等)、その他、餌の種類やルアーの種類、手数料、その他の要望等の依頼情報の入力を要求するための画面である。
【0034】
また、表示出力の画面としては、例えば、
図5を参照すれば、提供者4が依頼情報データベース52を検索するための、または、依頼者3が提供情報データベース51を検索するための検索用画面が挙げられる。検索用画面は、提供者4または依頼者3に、
図5に示したような各項目の希望事項を選択して、目的とする依頼者3又は提供者4を抽出することを要求するための画面である。
【0035】
また、表示出力の画面としては、例えば、特定の提供者4cが送信する釣り体験の体験映像の表示画面が挙げられる。マッチング成立後に提供者が実行する釣り体験の映像を表示する。
【0036】
また、表示制御部42は、ユーザの選択に応じて、会員ログイン画面や、新規会員登録画面、釣り体験に発生する費用の支払いに関するクレジットカード情報の入力フォーム、会員間の情報交換の場となる掲示板等を表示するための画面を出力してもよい。
【0037】
提供情報受付部43は、表示制御部42が提示する
図3に示したような提供者用画面を介して、提供者4の操作する提供者側ユーザ端末20から提供情報の入力を受け付ける。そして、入力された提供情報は、データベースサーバ50に送信される。そして、送信された提供情報は、データベースサーバ50の提供情報データベース51に蓄積される。
【0038】
また、依頼情報受付部44は、表示制御部42が提示する
図4に示したような依頼者用画面を介して、依頼者3の操作する依頼者側ユーザ端末10から依頼情報の入力を受け付ける。そして、依頼情報受付部44は、入力された依頼情報をデータベースサーバ50に送信し、データベースサーバ50に送信された依頼情報を依頼情報データベース52に蓄積することを指令する。
【0039】
データベースサーバ50には、検索可能なデータベースを生成させる機能を実現させるプログラムモジュールにより構成されるデータベースアプリケーションがインストールされている。データベースサーバ50は、検索を含む各種データベース操作を実行可能に各種データを格納するサーバ機能を実現させるプログラムモジュールにより構成される。データベースサーバ50は、提供情報を蓄積した提供情報データベース51と依頼情報を蓄積した依頼情報データベース52とを備える。
【0040】
検索部45は、表示制御部42が提示する
図5に示したような検索用画面を介して、特定の依頼者3aが提供情報データベース51を検索することにより、希望する提供情報を提供可能な特定の提供者4cを抽出させる。また、特定の提供者4cが依頼情報データベース52を検索することにより、希望する依頼情報を提示する特定の依頼者3aを抽出させる。
【0041】
マッチング部46は、検索部45により抽出された、特定の依頼者3aと特定の提供者4aとのマッチングの成立を仲介する機能を実現させるプログラムモジュールにより構成される。
【0042】
具体的には、例えば、検索部45により特定の依頼者3aが提供情報データベース51を検索し、希望する提供情報を提供可能な特定の提供者を抽出し、その抽出結果に基づいて、特定の提供者4cを選択する。または、検索部45により特定の提供者4cが依頼情報データベース52を検索し、希望する依頼情報を提示する特定の依頼者を抽出し、その抽出結果に基づいて、特定の依頼者3aを選択する。
【0043】
そして、マッチング部46は、次のような機能を有する。特定の依頼者3aから特定の提供者4cに対する釣り体験のサービスの提供の申込みを受け付け、その申込みを特定の提供者4cに提示し、提供者4cが特定の依頼者3aからの申し込みに応じるときには、サービスの提供を成立させる機能を有する。あるいは、特定の提供者4cから特定の依頼者3aに対する釣り体験のサービスの提供の申出を受け付け、その申出を特定の依頼者3aに提示し、依頼者3aが特定の提供者4cからの申出に応じるときには、サービスの提供を成立させる機能を有する。
【0044】
映像配信部47は、上記マッチングの成立に基づき、特定の依頼者3aが保持する依頼者側ユーザ端末10aまたは特定の提供者4cが保持する提供者側ユーザ端末20cからの要求により、提供者4cが送信する釣り体験の体験映像を提供者側ユーザ端末20cの送信により受け取って、特定の依頼者3aが保持する依頼者側ユーザ端末10aに映像を転送可能にする機能を実現させるプログラムモジュールにより構成される。映像配信部47は、釣り体験の映像の他,魚群探知機による映像,地図上の移動映像,天気,気温,地図等の動画または静止画を配信してもよい。
【0045】
また、Webサーバ40は、依頼者側ユーザ端末と提供者側ユーザ端末とがチャットすることによるテキスト情報やマイク及びスピーカーを介した音声情報や画面を共有することによる映像情報をリアルタイムに送受信するための情報共有手段をさらに備えてもよい。リアルタイムに共有する情報としては、餌やルアーの種類の変更や、釣りポイントの変更、タナの変更、仕掛けの変更等の釣り体験に関する詳細な指示等が挙げられる。
【0046】
図2は、以上説明したサーバ装置30を実現するハードウェア構成の一例を示す構成図である。本実施形態のサーバ装置30は、相互にバスBで接続された、補助記憶装置31、メモリ装置32、演算処理装置33、インターフェース装置34、及び入力装置35を有する。また、必要に応じて、ディスプレイ装置等の出力装置を備えてもよい。補助記憶装置31には、サーバ装置30のWebサーバ40を機能させるためのWebアプリケーション40a、データベースサーバ50を機能させるデータベースアプリケーション40bがインストールされており、その他の必要なデータファイル等が格納されている。メモリ装置32はサーバ装置30の起動時に補助記憶装置31から各アプリケーションのプログラムを読み出して格納する。演算処理装置33はメモリ装置32に読み込まれた各アプリケーションのプログラムを実行させる。インターフェース装置34は、モデム,LANカード,LANポート等を含み、インターネット回線に接続するための通信部60を構成する。入力装置35は、例えばポインティングデバイスやキーボード等であり、各種信号を入力するために用いられる。Webアプリケーション40aは、Webサーバ40にインストールされている。Webアプリケーション40aは、インターネットのネットワークを介して提供されるソフトウェアによって構成されるアプリケーションであり、Webサーバ40上で動作する。
【0047】
次に、本実施形態の釣り体験共有システム100について、フローチャートを参照してそのシステム実行の手順を説明する。
図6は、提供者4が提供者側ユーザ端末20からサーバ装置30にアクセスして釣り体験に関する提供情報を入力するときの手順を示すフローチャートである。
【0048】
提供者4が釣り体験共有システム100に提供情報を入力するために、提供者側ユーザ端末20にインストールされたインターネットブラウザの画面からWebサーバ40のログインのために割り当てられたURLを指定したとき、サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、ユーザID及びパスワードを入力させるログインフォームを含む所定のプラットフォーム画面を表示させることを指令する。各提供者側ユーザ端末20は、ログインのために割り当てられたURLを指定することにより、所定のプラットフォーム画面にアクセスできる。そして、サーバ制御部41は、提供者4によって予め割り当てられたユーザID及びパスワードがログインフォームに入力されたことを受けて、提供者側ユーザ端末20はWebサーバ40にログインすることを許可される(ステップS1)。
【0049】
そして、提供者側ユーザ端末20がWebサーバ40にログインしたとき、サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、「釣り体験の提供情報受付」のボタンを含む図略の所定の画面を表示させる。そして、提供者4が「釣り体験情報の提供受付」のボタンを選択したとき、サーバ制御部41は、提供者側ユーザ端末20を提供情報受付部43にアクセスさせる(ステップS2)。
【0050】
提供者側ユーザ端末20が提供情報受付部43にアクセスしたとき、サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、提供者側ユーザ端末20のディスプレイの画面に、
図3に示すような、「提供者用画面」を表示させる。
【0051】
「提供者用画面」は、提供情報の入力を要求する入力フォームを提示する(ステップS3)。「提供者用画面」には、各入力項目を選択するためのプルダウンメニューやカレンダ入力メニュー等を含む。
【0052】
各入力フォームに含まれる項目としては、例えば、次のような項目が含まれる。(1)提供可能な日時、(2)契約時間、(3)ブリ、ヒラマサ、鯛、鯵、ハマチ、太刀魚、シーバス、ブラックバス等のようなターゲット魚種情報、(4)提供できる釣り方法(船釣り、磯釣り、投げ釣り、波止釣り、渓流釣り等)、(5)釣場情報(地域,海域,ポイント等)、(6)仕掛けの種類(餌の種類、仕掛けの種類、ルアーの種類等)(7)ポイント情報等のサービスの対価に関する情報等の提供情報の入力を要求する。各項目は、カレンダーメニューやプルダウンメニューから選択できるものであってもよい。また、最近の釣果情報、提供者の紹介情報、等の付加情報をテキスト入力する項目が挙げられる。また、体験を紹介するための画像や映像をアップロードして、体験情報に含ませてもよい。
【0053】
提供者4は、提供者側ユーザ端末20のディスプレイに表示された画面の各入力フォームから提供情報に関する各入力項目を入力する(ステップS4)。そして、提供者4が提供者側ユーザ端末20の画面上で提供情報の各項目の入力を完了した後、「提供情報の登録」のボタンをクリックまたはタップして選択することにより、提供情報の入力が確定され、提供情報データベース51に記憶される。このようにして、釣り体験共有システム100に提供情報が登録される(ステップS5)。
【0054】
ステップS5において、提供者側ユーザ端末20から提供情報の入力が確定されたとき、サーバ制御部41は、提供情報受付部43に対して、提供者側ユーザ端末20から入力された提供情報を提供情報データベース51に蓄積させる指令をする。詳しくは、提供者4が提供者側ユーザ端末20の入力装置から提供情報を入力して入力を確定させたとき、提供情報受付部43は、入力された提供情報をデータベースサーバ50に送信し、提供情報データベース51にその提供情報を格納するように指令する。このようにして提供者4による、提供情報の入力処理が完了する。そして、多数の提供者4から入力された多数の提供情報は逐次、提供情報データベース51に蓄積される。このようにして入力された提供情報が蓄積されることにより、多数の提供情報のデータを含む提供情報データベース51が生成される。
【0055】
次に、釣り体験共有システム100の依頼者3が、依頼者側ユーザ端末10からサーバ装置30にアクセスして、共有を希望する釣り体験の依頼情報を依頼情報データベース52に登録するときの手順を
図7のフローチャートを参照して説明する。
【0056】
依頼者3が釣り体験共有システム100に依頼情報を入力するために、依頼者側ユーザ端末10にインストールされたインターネットブラウザの画面からWebサーバ40へのログインのために割り当てられたURLを指定したとき、サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、ユーザID及びパスワードを入力させるログインフォームを含む所定のプラットフォーム画面を表示させることを指令する。各依頼者側ユーザ端末10は、ログインのために割り当てられたURLを指定することにより、所定のプラットフォーム画面にアクセスできる。そして、サーバ制御部41は、依頼者3によって予め割り当てられたユーザID及びパスワードがログインフォームに入力されたことを受けて、依頼者側ユーザ端末10はWebサーバ40にログインすることを許可される(ステップS11)。
【0057】
そして、依頼者側ユーザ端末10がWebサーバ40にログインしたとき、サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、「釣り体験の依頼情報受付」のボタンを含む図略の所定の画面を表示させる。そして、依頼者3が「依頼情報の受付」のボタンを選択したとき、サーバ制御部41は、依頼者側ユーザ端末10を依頼情報受付部44にアクセスさせる(ステップS12)。
【0058】
依頼者側ユーザ端末10が依頼情報受付部44にアクセスしたとき、サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、依頼者側ユーザ端末10のディスプレイの画面に、
図4に示すような、「依頼者用画面」を表示させる。
【0059】
「依頼者用画面」は、依頼情報の入力を要求する入力フォームを提示する(ステップS13)。「依頼者用画面」には、各入力項目を選択するためのプルダウンメニューやカレンダ入力メニュー等を含む。
【0060】
各入力フォームに含まれる項目としては、例えば、次のような項目が含まれる。(1)体験の希望日時、(2)体験を共有したい時間(希望契約時間)、(3)希望魚種(ブリ、ヒラマサ、鯛、鯵、ハマチ、太刀魚、シーバス、ブラックバス等)、(4)体験したい釣り方法(船釣り、磯釣り、投げ釣り、波止釣り、渓流釣り等)、(5)体験したい釣場(地域,海域,ポイント等)、(6)仕掛けの種類(餌の種類、仕掛けの種類、ルアーの種類等)、(7)希望価格情報、等の依頼情報の入力を要求する。各項目は、カレンダーメニューやプルダウンメニューから選択できるものであってもよい。また、依頼者の紹介情報、等の付加情報をテキスト入力する項目が挙げられる。
【0061】
依頼者3は、依頼者側ユーザ端末10のディスプレイに表示された画面の各入力フォームから依頼情報に関する各入力項目を入力する(ステップS14)。そして、依頼者3が依頼者側ユーザ端末10の画面上で依頼情報の各項目の入力を完了した後、「依頼情報の登録」のボタンをクリックまたはタップして選択することにより、依頼情報の入力が確定され、依頼情報データベース52に記憶される。このようにして、釣り体験共有システム100に依頼情報が登録される(ステップS15)。
【0062】
ステップS15において、依頼者側ユーザ端末10から依頼情報の入力が確定されたとき、サーバ制御部41は、依頼情報受付部44に対して、依頼者側ユーザ端末10から入力された依頼情報を依頼情報データベース52に蓄積させる指令をする。詳しくは、依頼者3が依頼者側ユーザ端末10の入力装置から依頼情報を入力して入力を確定させたとき、依頼情報受付部44は、入力された依頼情報をデータベースサーバ50に送信し、依頼情報データベース52にその依頼情報を格納するように指令する。このようにして依頼者3による、依頼情報の入力処理が完了する。そして、多数の依頼者3から入力された多数の依頼情報は逐次、依頼情報データベース52に蓄積される。このようにして入力された依頼情報が蓄積されることにより、多数の提供情報のデータを含む依頼情報データベース52が生成される。
【0063】
そして、上述したようにして生成された、提供情報データベース51及び依頼情報データベース52を利用して、依頼者3は自らの希望する提供者4を検索し、提供者4は自らの希望する依頼者3を検索することができる。このようにして、依頼者3または提供者4のそれぞれに、自らのニーズを満たしやすい依頼者3または提供者4を見つけることができる。
【0064】
そして、マッチング部46は、検索結果に基づいて、特定の依頼者と特定の提供者とをマッチングさせ、特定の依頼者と特定の提供者との共有したい釣り体験の希望を一致させる。そして、マッチング部46は、特定の依頼者のサービスの申し込みの入力を受け付け、相手方である特定の提供者にそのサービスの申し込みがあったことを通知し、さらに、特定の提供者に申し込みに対する承諾の回答の入力を要求する。または、マッチング部46は、特定の提供者のサービスの申し出の入力を受け付け、相手方である特定の依頼者にそのサービスの申し出があったことを通知し、さらに、特定の依頼者に申し出に対する承諾の回答の入力を促す。そして、承諾の回答の入力を受け付けたとき、マッチングが成立したとして、特定の依頼者及び特定の提供者にマッチングの成立を通知する。通知手段は、Web上に掲示したり、電子メールで通知したりする等、とくにその手段は限定されない。
【0065】
そして、成立したマッチングに基づき、提供者4は自ら行う釣り体験を依頼者3にインターネットを介して配信する。具体的には、提供者4は自ら釣り場へ行き、自らが提供する釣りを実行する。そして、その釣りを実行しているときの映像を撮影する。そして、提供者側ユーザ端末20から釣り体験の映像をWebサーバ40の映像配信部47を介して、依頼者3が保持する依頼者側ユーザ端末10に配信する。映像配信部47は、依頼者側ユーザ端末10または提供者側ユーザ端末20からの要求を受け取って、リアルタイムに体験映像を転送可能にする機能を実現させるプログラムモジュールにより構成される。映像配信部47は、釣り体験映像の他,魚群探知機による映像,地図上の移動映像,天気,気温,地図等の動画または静止画を配信してもよい。
【0066】
このような釣り体験共有システムによれば、依頼者が求める釣り体験を提供者からリアルタイムに受けることができる。また、必要に応じて、依頼者が提供者にポイントの変更や釣り方の変更等を指示することにより、依頼者は釣場に行かずとも、臨場感のある釣り体験をすることができる。さらに、インターネットを介するために、提供者からの提供がある限り、様々な場所から様々の種類の釣りを体験することができる。また、経験のない種類の釣りであっても、経験者からその釣り方等の教授を受けることもできる。
【符号の説明】
【0067】
3(3a~3d) 依頼者側ユーザ
4(4a~4c) 提供者側ユーザ
10 (10a~10d) 依頼者側ユーザ端末
20 (20a~20c) 提供者側ユーザ端末
40 Webサーバ
43 提供情報受付部(提供情報受付手段)
44 依頼情報受付部(依頼情報受付手段)
45 検索部(検索手段)
46 マッチング部(マッチング手段)
47 映像配信部(映像配信手段)
48 情報共有部(情報共有手段)
51 提供情報データベース
52 依頼情報データベース
100 体験共有システム