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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022113155
(43)【公開日】2022-08-03
(54)【発明の名称】故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20220727BHJP
   A47G 33/02 20060101ALI20220727BHJP
【FI】
G06Q50/10
A47G33/02 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022010510
(22)【出願日】2022-01-07
(31)【優先権主張番号】P 2021042945
(32)【優先日】2021-01-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】306029637
【氏名又は名称】稗田 正弘
(72)【発明者】
【氏名】稗田 正弘
(72)【発明者】
【氏名】稗田 亮
(72)【発明者】
【氏名】稗田 智恵子
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC14
(57)【要約】      (修正有)
【課題】仏壇へのお参りに基づく種々のサービス提供と啓蒙で、故人を偲び仏行のお勤めができる仏壇を提供する。
【解決手段】顧客の要望に沿ったお参りサービス提供情報を顧客のスマートフォン又は仏壇の表示装置に表示する方法は、故人と関係とする顧客が故人を偲び仏行のお勤めをするに当り、複数のお参りメニューを有するお参りアプリを記憶した記憶部と情報処理部を備えた顧客のスマートフォンと、運営業者の管理している外部記憶装置と、情報処理装置とを、ネットワークを介し、外部記憶装置に記憶させているお望みのお経と関係寺院の住職のお話の音声データを再生させる再生ステップと、故人を中心とした系譜及び故人を偲ぶために撮影した記念的映像データ及び故人の肉声の音声データを再生させる再生ステップと、納骨堂又は墓石を撮影している納骨堂・墓石の祭壇周辺の風景を表示するリアル的風景の画像データを再生させる再生ステップと、を有する。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
故人と関係とする顧客が故人を偲び仏行のお勤めするに当り、複数のお参りメニューを有するお参りアプリを記憶した記憶部と情報処理部を備えた顧客のスマートフォン及び送受信端末と、運営業者で管理している外部記憶装置と情報処理装置と連携した、ネットワークを介する通信可能な手法を備えている仏壇と、お参りする顧客に関連する情報を供与できるお参りサービスとを提供するお参りサービス提供情報において、前記外部記憶装置に記憶させている各宗派のお望みのお経と関係寺院の住職のお話の音声データを再生させる再生ステップと、故人を中心とした系譜、および故人を偲ぶために撮影した記念的映像データ及び前記故人の肉声の音声データを再生させる再生ステップと、前記納骨堂、又は墓石を撮影している納骨堂・墓石の祭壇周辺の風景を表示するリアル的風景の画像データを再生させる再生ステップによって構成されたシステムからなり、前記構成システムから、顧客の要望に沿った適切な内容のお参りサービス提供情報を顧客のスマートフォン及び送受信端末、又は仏壇の表示装置に適宜の範囲で呈示することを特徴とする故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇。
【請求項2】
顧客の要望に応じて運営業者では、故人を偲び仏行のお勤めする顧客に対して、外部記憶装置と情報処理装置と連携したネットワークを介する通信可能な手法において仏壇とお参りする顧客にお参りサービスを提供するお参りサービス提供情報を、運営業者で管理している外部記憶装置と情報処理装置によって記憶、及び処理することにおいて、偲ぶべき故人を特定するための故人識別情報を保持する故人識別選定部と、故人識別情報と関連付けて故人を偲ぶための故人回想情報を取得している故人回想情報を故人識別情報と関連付けて保持する故人回想保持部と、利用者識別情報と、故人識別回想情報と、に関連付けて故人の回想のための出力の要求である故人回想出力要求を行う故人回想取得部と、を所持するお参りアプリ起動情報システムに連携している故人回想情報を表示するシステムと、故人と関係する顧客依頼者のスマートフォン及び送受信端末からお参りアプリ起動情報を持つ前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、外部記憶装置に収納されている情報を処理して前記お参りサービスメニューの一つであるお参り管理メニューを自動起動させるお参り管理メニューの自動起動部に入力され、その関係する情報を前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォン及び送受信端末の画面に、前記外部記憶装置に記憶させているお参りサービスメニューの一つであるお経表示メニュー、並びに遺影表示メニューと納骨堂・墓石の画像メニューを自動起動させて、故人を偲ぶための情報である故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像データの表示メニューを含めて、複数のお参りメニューの起動アイコンの表示を行うシステムと、それぞれの表示領域を分離して表示するお参りサービスメニューであるお経の音声メニューと故人遺影の映像メニューと納骨堂・墓石の画像メニューと故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像メニューからの特定範囲に選択された音声・映像・画像を表示するシステムを稼働できる外部記憶装置と、情報処理装置とを通してネットワークを介する通信可能なお参りサービスによって、仏壇内にはお参りアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えたスマートフォンに顧客の要望する情報を提供できるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇。
【請求項3】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、お経メニューの起動アイコンに顧客お参り者が触れると前記お経メニューを起動させるお経メニュー起動ステップと、前記外部記憶装置に記憶させている各宗派のお望みのお経、及び住職のお話・説教の音声データを前記スマートフォン及び送受信端末、又は前記仏壇に設置したスピーカーから再生させる再生ステップにおいて、各宗派のお経の流れ、及びお参りの作法の説明、及び檀家のお寺さんの住職の説教、及び法要を上げる時期と系譜の説明から顧客が選択された項目を仏壇にあるスマートフォン及び送受信端末に提供できるようになっていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇。
【請求項4】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、映像メニューの起動アイコンに顧客お参り者が触れると前記映像メニューを起動させる映像メニュー起動ステップと、前記外部記憶装置に記憶させている故人を中心とした系譜、および故人を偲ぶために撮影した記念的映像データ及び前記故人の肉声の音声データを前記スマートフォン及び送受信端末又は前記仏壇に設置した画像表示装置やスピーカーから再生させる再生ステップにおいて、故人の生前の遺影と生い立ちの映像、及び故人の経歴と趣味の姿の映像、及び故人の住まいと生活状況の映像、及び故人の信条とお言葉の音声のシステムから、顧客が選択された項目を仏壇にあるスマートフォンに提供できるようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇。
【請求項5】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、納骨堂、墓石表示メニューの起動アイコンに顧客お参り者が触れると前記納骨堂、墓石の撮影表示メニューを起動させる納骨堂・墓石の撮影メニュー起動ステップと、前記スマートフォン及び送受信端末の画面、又は前記仏壇に設置した画面に前記外部記憶装置に記憶させている前記納骨堂、又は墓石を撮影している納骨堂・墓石の祭壇周辺の風景を前記スマートフォン及び送受信端末又は前記仏壇に設置した画像表示装置に表示するリアル的風景表示ステップにおいて、墓石・納骨堂の映像、及び散骨場所の映像、及び墓地或いはお寺さんの映像、及び親戚関係の状況の情報システムから顧客が選択された項目を仏壇にあるスマートフォンに提供できるようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇。
【請求項6】
顧客の要請により、提供する仏壇に関して、運営業者の外部記憶装置に収納させる情報データは要望項目の提供を受けて、情報処理装置によって処理できるように提供受けた情報データを処理して外部記憶装置に入力するデータ入力手段と仏壇に備えたスマートフォン及び送受信端末と、複数の仏教のお経と作法・経典を含めお参りメニューを有するお参りサービスのアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えた外部記憶装置と、情報処理装置とを、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを提供するお参りサービス提供システムにおいて、前記スマートフォン及び送受信端末の情報処理部からの指示に基づいて、前記スマートフォンが、顧客お参り者による前記スマートフォンの画面に表示されたお参りアプリ起動アイコンを指した場合に、前記お参りアプリを起動させるアプリ起動手段と、前記スマートフォン及び送受信端末の情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つであるお参り管理メニューを自動起動させるお参り管理メニュー自動起動手段を備え、並びに前記スマートフォン及び送受信端末の情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォン及び送受信端末の画面に、前記お参りメニューの一つであるお経の音声表示メニューと故人遺影の表示映像メニューと、納骨堂・墓石の表示画像メニューと、故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像メニューとからの特定範囲に選択された映像・画像の表示を自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた画像データの表示手段と、複数の宗派のお経のお参りメニューとからの特定範囲に選択された音声の表示を自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた起動アイコンから音声データの表示手段と、をそれぞれの表示領域で分離し、或いは併合した状態で、納骨堂と墓石を表示する納骨堂・墓石、並びに祭壇周辺を加えた風景メニュー表示手段と、を備えることを特徴とする請求項1~請求項5のいずれかに記載の故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇。
【請求項7】
仏壇に備えたスマートフォン及び送受信端末に、複数の仏教のお経と作法・経典を含めお参りメニューを有するお参りサービスのアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えた外部記憶装置と情報処理装置から、仏壇に備えた故人と関係の深い方数箇所の関係者のスマートフォンに同時送発信できるように、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを選択的に提供するお参りサービス提供システムにもなっており、仏壇に備えた故人と関係の深い方のスマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されて、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記関係者のスマートフォン及び送受信端末の画面に、前記選定されたお参りメニューの一つであるお経の音声表示メニューと故人遺影の表示映像メニューと納骨堂・墓石の表示画像メニューと故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像メニューからの特定範囲に選択された音声・映像・画像の表示を自動起動させ、前記外部記憶装置に記憶させておいた遺影の画像データを関係者のスマートフォン及び送受信端末の画面に表示されて、同時にお参りできるようになっていることを特徴とする請求項1~請求項6のいずれかに記載の故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バーチャルな仏壇とオンラインによる音声・映像技術を用いて、いつでもどこからでも故人を偲んで供養するための技術と、お経の基に仏壇や故人へのお参りすると種々のサービスを提供するお参りサービスを行うことができる故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇に関する。
【背景技術】
【0002】
通常住宅事情の変化により、仏壇設置スペースが取れない家庭が多くなっている。仏壇がなくても、故人の供養はしっかり行いたいと思うご遺族の気持ちに応えるためには、仏壇に代わる省スペース、且つ、故人を偲び回想できる故人の映像、音声などの記録の活用が求められることから、実物の仏壇設置を前提とせず、バーチャルな仏壇とオンラインによる音声・映像技術を用いることから、いつでもどこからでも故人を偲んで供養することができるオンラインバーチャル仏壇装置を提供することが提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
また故人の没後に関わる情報を適切な範囲で共有することができるSNSサーバを提供するために、SNSサーバは、第1のユーザと、故人用のSNSアカウントを管理する管理者とを利用者に含むSNSを提供するSNSサーバであって、第1のユーザから、故人の没後に関わる情報を求めるリクエストを受信する受信部と、リクエストに対する回答内容として、第1のユーザと故人とのSNS上の関係に応じたものを管理者に提示する提示部とを備える方法が提案されている(特許文献2参照)。
【0004】
さらにお墓や納骨堂等を訪れた人が、あるいは仏壇等の前で自己の携帯やスマートフォン等の情報端末に故人情報を取得して表示させ、その場で故人を自由にまた気軽に偲ぶことができる故人情報取得表示システムにおいて、故人に関する故人情報が格納されたWebサーバと、前記故人を祀る施設であるお墓等の一部に設けられた情報読取部を備え、表示部を備える情報端末からの操作により、情報読取部に保存されたアドレス情報を取得してWebサーバにアクセスし、Webサーバに格納された所望の故人情報を取得し表示部に表示させる方法も提案されている(特許文献3参照)。
【0005】
またネットワークを介して接続されたサーバと、利用者の端末機器と、管理会社のデータベースと、加工制作会社のコンピュータとから成る仏壇供養システムにおいて、前記管理会社のデータベースは、利用者の個人情報が登録された第1のデータベースと、集計データを記憶する第2のデータベースで構成され、前記サーバは前記利用者の端末機器から入力する供養要求に対して、仏壇と遺影、及び選択された供養物を供えた表示データを前記端末機器に出力する制御手段を有し、前記第2のデータベースには供養回数と供養物の選択回数に基づく集計結果が記録されている仏壇供養システムが開示されている(特許文献4参照)。
【0006】
複数の関係者宅あるいは複数の関係者宅の仏壇あるいは祭壇あるいはこれらの周辺に設置された情報家電および/あるいは情報端末と、単一あるいは複数の寺社あるいは宗教団体あるいは福祉団体に設置された情報端末および/あるいは情報センタに設置された活動情報サーバと当該関係者の家族あるいは関連する複数の個所に設置された情報家電および/あるいは情報端末を、インターネット網を通じてネットワーク化し、当該関係者が当該情報家電および/あるいは情報端末を操作することにより生成される活動情報を当該活動情報サーバに収集して管理し当該関係者の家族あるいは福祉関係機関あるいは必要な複数個所に設置された情報家電および/あるいは情報端末に対して随時に、要求に応じて発信し、当該活動情報を取得して受信する機能と当該活動情報を処理する機能あるいは交換・接続する機能、相互の通信機能があるネットワーク方法が開示されている(特許文献5参照)。
【0007】
昨今、住居内に仏壇を持っていない家庭が増えている。これは住宅事情の変化によって、仏壇設置スペースが取れない家庭が多くなった事情を反映しているものと思われる。このような仏壇を設置できない事情はあっても、偲ぶべき故人の供養はしっかり行いたいと思うご遺族の気持ちは変わらない。また、仕事や学業のために故人と過ごした故郷を離れて、都会暮らしや海外赴任のご遺族も多く、なかなか墓参りもままならず、故人を偲びたくてもいろいろと難しいという事情がある。これらの方々に墓参りと故人を偲び方法が提案されている(特許文献6参照)。
【0008】
一方、近年のインターネット及びSNSなどの写真や音声や動画などのネット配信技術の急速な発展から、故人の写真や音声や動画などの故人を回想する情報と位牌や遺影による仏壇映像などを組み合わせて、ご遺族のパソコンやスマホなどの画面に映し出し、いつでもどこからでも故人を偲んで供養することが可能となる技術インフラができてきた。しかしスマホから簡単に狭い自宅で画像を見ながら、お経を受けながら、お参りと偲ぶ仏壇は少ない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2019-141135号公報
【特許文献2】特開2018-49535号公報
【特許文献3】特開2015-165856号公報
【特許文献4】特開2006-119681号公報
【特許文献5】特開2007-18024号公報
【特許文献6】特許第3723945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、利用者の端末の画面上に表示された仏壇内で、お経と遺影及び供養物の画像のみでお参りするという技術であり、実際の仏壇へのお参り又は実際の納骨堂の祭壇へのお参りをすることなしで、仏式行事を行うことができるという解決策があった。仏壇やその周辺に設置した情報端末を信者が操作するとインターネット網を通じて家族等と励ましや見守りのための発信・受信を行う技術であり、自宅内の仏壇にお参りしても先祖の霊を祭ることができ、また親しい故人を弔らえる手法であり、お参りを促進させるという手法も可能にし得るという解決策があった。
【0011】
本発明はこうした解決策に鑑み創案されたもので、大都会などの住宅環境が優れない家屋において、狭い住宅での仏壇へのお参りに基づく種々のサービスを提供するようにして、故人の遺影を伴い、お寺さんへの参拝での仏壇へのお参りを啓蒙させるお参りサービス提供方法及びお参りサービス提供システムを提供することを目的とする。上記先行技術は、遺骨を収納する納骨部に併せて仏壇部を設け、記録媒体に予め記録した故人の映像、音声などをその仏壇部に備え付けるとあり、実物の仏壇の設置が前提となる上、仏壇に付属する音声映像機器のために利用場所は限定されるという難点もあるが、これらを解消させる故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
故人と関係とする顧客が故人を偲び仏行のお勤めするに当り、複数のお参りメニューを有するお参りアプリを記憶した記憶部と情報処理部を備えた顧客のスマートフォン及び送受信端末と、運営業者で管理している外部記憶装置と情報処理装置と連携した、ネットワークを介する通信可能な手法を備えている仏壇と、お参りする顧客に関連する情報を供与できるお参りサービスとを提供するお参りサービス提供情報において、前記外部記憶装置に記憶させている各宗派のお望みのお経と関係寺院の住職のお話の音声データを再生させる再生ステップと、故人を中心とした系譜、および故人を偲ぶために撮影した記念的映像データ及び前記故人の肉声の音声データを再生させる再生ステップと、前記納骨堂、又は墓石を撮影している納骨堂・墓石の祭壇周辺の風景を表示するリアル的風景の画像データを再生させる再生ステップによって構成されたシステムからなり、前記構成システムから、顧客の要望に沿った適切な内容のお参りサービス提供情報を顧客のスマートフォン及び送受信端末、又は仏壇の表示装置に適宜の範囲で呈示故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇である。
【0013】
顧客の要望に応じて運営業者では、故人を偲び仏行のお勤めする顧客に対して、外部記憶装置と情報処理装置と連携したネットワークを介する通信可能な手法において仏壇とお参りする顧客にお参りサービスを提供するお参りサービス提供情報を、運営業者で管理している外部記憶装置と情報処理装置によって記憶、及び処理することにおいて、偲ぶべき故人を特定するための故人識別情報を保持する故人識別選定部と、故人識別情報と関連付けて故人を偲ぶための故人回想情報を取得している故人回想情報を故人識別情報と関連付けて保持する故人回想保持部と、利用者識別情報と、故人識別回想情報と、に関連付けて故人の回想のための出力の要求である故人回想出力要求を行う故人回想取得部と、を所持するお参りアプリ起動情報システムに連携している故人回想情報を表示するシステムと、故人と関係する顧客依頼者のスマートフォン及び送受信端末からお参りアプリ起動情報を持つ前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、外部記憶装置に収納されている情報を処理して前記お参りサービスメニューの一つであるお参り管理メニューを自動起動させるお参り管理メニューの自動起動部に入力され、その関係する情報を前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォン及び送受信端末の画面に、前記外部記憶装置に記憶させているお参りサービスメニューの一つであるお経表示メニュー、並びに遺影表示メニューと納骨堂・墓石の画像メニューを自動起動させて、故人を偲ぶための情報である故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像データの表示メニューを含めて、複数のお参りメニューの起動アイコンの表示を行うシステムと、それぞれの表示領域を分離して表示するお参りサービスメニューであるお経の音声メニューと故人遺影の映像メニューと納骨堂・墓石の画像メニューと故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像メニューからの特定範囲に選択された音声・映像・画像を表示するシステムを稼働できる外部記憶装置と、情報処理装置とを通してネットワークを介する通信可能なお参りサービスによって、仏壇内にはお参りアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えたスマートフォンに顧客の要望する情報を提供できるようになっている。
【0014】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、お経メニューの起動アイコンに顧客お参り者が触れると前記お経メニューを起動させるお経メニュー起動ステップと、前記外部記憶装置に記憶させている各宗派のお望みのお経、及び住職説教の音声データを前記スマートフォン又は前記仏壇に設置したスピーカーから再生させる再生ステップにおいて、各宗派のお経の流れ、及びお参りの作法の説明、及び檀家のお寺さんの住職の説教、及び法要を上げる時期と系譜の説明から選ばれた項目を実行する。仏教の宗派としては、真言宗、天台宗、浄土宗、曹洞宗、臨済宗、日蓮宗、浄土真宗などが一般であり、その他、奈良仏教などの宗派もあります。また仏像としては、釈迦、菩薩、明王、天部などがあって、釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来、大日如来、観音菩薩、地蔵菩薩、文殊菩薩、などが知られている。
【0015】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、映像メニューの起動アイコンに顧客お参り者が触れると前記映像メニューを起動させる映像メニュー起動ステップと、前記外部記憶装置に記憶させている故人を中心とした系譜、および故人を偲ぶために撮影した記念的映像データ及び前記故人の肉声の音声データを前記スマートフォン又は前記仏壇に設置した画像表示装置やスピーカーから再生させる再生ステップにおいて、故人の生前の遺影と生い立ちの映像、及び故人の経歴と趣味の姿の映像、及び故人の住まいと生活状況の映像、及び故人の信条とお言葉の音声のシステムを実行する。
【0016】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、納骨堂、墓石表示メニューの起動アイコンに顧客お参り者が触れると前記納骨堂、墓石の撮影表示メニューを起動させる納骨堂・墓石の撮影メニュー起動ステップと、前記スマートフォン画面、又は前記仏壇に設置した画面に前記外部記憶装置に記憶させている前記納骨堂、又は墓石を撮影している納骨堂・墓石の祭壇周辺の風景を前記スマートフォン又は前記仏壇に設置した画像表示装置に表示するリアル的風景表示ステップにおいて、墓石・納骨堂の映像、及び散骨場所の映像、及び墓地或いはお寺さんの映像、及び親戚関係の状況の情報システムを実行する。
【0017】
顧客の要請により、提供する仏壇に関して、運営業者の外部記憶装置に収納させる情報データは要望項目の提供を受けて、情報処理装置によって処理できるように提供受けた情報データを整理処理して外部記憶装置に入力するデータ入力手段と仏壇に備えたスマートフォン及び送受信端末と、複数の仏教のお経と作法・経典を含めお参りメニューを有するお参りサービスのアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えた外部記憶装置と、情報処理装置とを、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを提供するお参りサービス提供システムと、前記スマートフォン情報処理部からの指示に基づいて、前記スマートフォンが、顧客お参り者による前記スマートフォンの画面に表示されたお参りアプリ起動アイコンに触れた場合に、前記お参りアプリを起動させるアプリ起動手段と、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つであるお参り管理メニューを自動起動させるお参り管理メニュー自動起動手段を備え、並びに、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォンの画面に、前記お参りメニューの一つであるお経の音声表示メニューと故人遺影の表示映像メニューと納骨堂・墓石の表示画像メニューと故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像メニューからの特定範囲に選択された音声・映像・画像を自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた遺影の画像データの表示と、複数の宗派のお経のお参りメニューの起動アイコンの表示とそれぞれの表示領域を分離して納骨堂と墓石を表示する納骨堂・墓石の祭壇周辺の風景メニュー表示手段を備える。
【0018】
仏壇に備えたスマートフォン及び送受信端末に、複数の仏教のお経と作法・経典を含めお参りメニューを有するお参りサービスのアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えた外部記憶装置と、情報処理装置から、仏壇に備えた故人と関係の深い方5ケ箇所以内で関係者のスマートフォンに同時送発信できるように、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを選択的に提供するお参りサービス提供システムにもなっており、仏壇に備えた故人と関係の深い方のスマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されて、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記関係者のスマートフォンの画面に、前記選定されたお参りメニューの一つであるお経の音声表示メニューと故人遺影の表示映像メニューと納骨堂・墓石の表示画像メニューと故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像メニューからの特定範囲に選択された音声・映像・画像の表示を自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた遺影の画像データを表示されて、同時にお参りできるようになっている。
【発明の効果】
【0019】
以上のような構成をとる本発明によって、実物の大型の仏壇設置を前提とせず、小型のオンラインによる音声映像技術を用いたオンラインバーチャル仏壇装置及び故人を回想する写真や音声や映像などを組み合わせて、ご遺族のパソコンやスマホなどの画面に映し出すものである。これにより、故人を偲びお参りに当りリアリティを伴って、住宅環境の悪い場所で何時でも故人を偲んでお参りと供養することが可能となる。
【0020】
お参りサービス提供方法は、仏壇や納骨堂の祭壇にお参りする時間的間隔が前回のお参り管理メニューの自動起動時刻からの経過時間が予め定めた時間以上の場合のみに対して、仏壇や納骨堂の祭壇にお参りすることが啓蒙される。このことは、一日一回のお参りを毎日実施することができる。また、仏壇や納骨堂の祭壇にお参りすることにより、お参り者のスマートフォンの画面又は納骨堂の祭壇に設置された大型画像表示手段に、記憶された遺影が表示されるので故人の方を想いながら拝むという期待ができる。お参りサービス提供方法は、スマートフォン又は納骨堂の祭壇のスピーカーから外部記憶装置に予め記憶されたお経の音声を再生させるので、先祖を拝むときにお経とともに拝むことができるという効果を奏する。
【0021】
お参りサービス提供方法は、外部記憶装置に予め記憶された故人の生前の映像と音声をお参り者のスマートフォンの表示画面又は納骨堂の祭壇の画像表示手段に再生させることができる。これにより故人の生前の元気な姿を想い出し懐かしさがこみ上げてくる。お参りサービス提供方法は、スマートフォン使用者が家族と離れて暮らす高齢者等の見守り対象者として有効であり、前記見守り対象者がスマートフォンを持参して、仏壇にお参りにきて前記お参りアプリを起動させると、自動的に外部記憶装置に予め記憶している家族等の連絡先の情報端末にお参り通知情報を発信するので、離れた家族の連絡先の方々は見守り対象者が今日も元気であることを容易に把握し安心できる。
【0022】
親等の家族・先祖の遺骨が安置されている納骨堂から遠く離れた土地に遺族や子孫が住んでいる場合に、納骨堂リアルタイム表示メニューをスマートフォンの画面で起動させると、納骨堂に設置されたカメラ等の撮像手段によって撮影された祭壇の景色を持参しているスマートフォンの画面で見ることができる。仏壇に設けられた画像表示手段に故人の遺影が写し出されている納骨堂の風景を遠隔地にいる遺族や子孫のスマートフォンの画面にリアルタイムで表示するので、遺族や子孫は自分たちがあたかも納骨堂の祭壇前にいるように感じて、実際にお参りした気持ちになる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】故人を偲ぶお参りをするシステムの概要構成図である。
図2】仏壇にお参りをする故人を偲ぶシステムでのサービス提供手段の構成図である。
図3】故人を偲ぶお参りをするスマートフォン付き仏壇の一例 A:斜視図 B:正面図 C:平面図
図4】仏壇にお参りをする故人を偲ぶシステムの申し込みの一例
図5】お参り情報サービスシステムでの選択メニューでの展開の図。
図6】故人を偲ぶお参りをするシステムでの情報、お金、モノの流れの状況図。
図7】お参り情報サービスシステムでの情報提供の項目の図。
図8】お参り情報サービスシステムでの情報提供の項目での故人に関係する情報の図。
図9】お参り情報サービスシステムでの情報提供の項目でのお経に関係する情報の図。
図10】お参り情報サービスシステムでの情報提供の項目でのお墓に関係する情報の図
図11】お参り情報サービスシステムでのお経に関係する情報の詳細項目の一例図。
図12】お参り情報サービスシステムでの故人に関係する情報の詳細項目の一例図。
図13】お参り情報サービスシステムでのお墓に関係する情報の詳細項目の一例図。
図14】仏壇にお参りをする故人を偲ぶシステムでのサービス提供手段の組織構成図である。
図15】仏壇にお参りをする故人を偲ぶシステムでのサービス始動構成の図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
今後、若者の故郷の地方離れが進み大都市集中が進む傾向がますます強くなると予測されている。すると、故郷には年老いた親が一人暮らしをし、成人した子供は遠く離れた地域で就職し家庭をもつという形態が増加してくると、成人した子供からは年老いた親が元気で日々生活しているかが懸念され、成人した子供は親や先祖の遺骨を納めた納骨堂へのお参りをすることはなかなか実施しにくいことが懸念される。
【0025】
そのような懸念を払拭させるために、本発明は、故郷の年老いた親が日々仏壇にお参りするように啓蒙してそのお参りしたことをお参り連絡情報として、親をお守りしたい成人した子供に通知をしたり、故郷から離れた遠隔地に住む子供等の家族が亡くなられた親や親族の遺骨が納められた納骨堂にお参りするように啓蒙して、要望によっては前記納骨堂内の祭壇の風景をリアルタイムで子供等の家族のスマートフォンに出力することで遠隔地にいても遺骨が収められた納骨堂にお参りした雰囲気を味わうことができるようにしている。しかし上記のようなことができない場合には、仏壇を持ってお参りをして、故人を偲ぶようにしている。
【実施例0026】
図1、及び図2に示すように、故人と関係とする顧客が故人を偲び仏行のお勤めするに当り、図14に示すように複数のお参りメニューを有するお参りアプリを記憶した記憶部と情報処理部を備えた顧客のスマートフォン及び送受信端末と、運営業者で管理している外部記憶装置と情報処理装置と連携した、図3に示すようなネットワークを介する通信可能な手法を備えている仏壇と、お参りする顧客に関連する情報を供与できるお参りサービスとを提供するお参りサービス提供情報において、前記外部記憶装置に記憶させている各宗派のお望みのお経と関係寺院の住職のお話の音声データを再生させる再生ステップと、故人を中心とした系譜、および故人を偲ぶために撮影した記念的映像データ及び前記故人の肉声の音声データを再生させる再生ステップと、前記納骨堂、又は墓石を撮影している納骨堂・墓石の祭壇周辺の風景を表示するリアル的風景の画像データを再生させる再生ステップによって構成されたシステムからなり、前記構成システムから、顧客の要望に沿った適切な内容のお参りサービス提供情報を顧客のスマートフォン及び送受信端末、又は仏壇の表示装置に適宜の範囲で呈示故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇である。
【0027】
図2に示すように顧客の要望に応じて運営業者では、故人を偲び仏行のお勤めする顧客に対して、外部記憶装置と情報処理装置と連携したネットワークを介する通信可能な手法において仏壇とお参りする顧客にお参りサービスを提供するお参りサービス提供情報を、図14に示すように運営業者で管理している外部記憶装置と情報処理装置によって記憶、及び処理することにおいて、偲ぶべき故人を特定するための故人識別情報を保持する故人識別選定部と、故人識別情報と関連付けて故人を偲ぶための故人回想情報を取得している故人回想情報を故人識別情報と関連付けて保持する故人回想保持部と、利用者識別情報と、故人識別回想情報と、に関連付けて故人の回想のための出力の要求である故人回想出力要求を行う故人回想取得部と、を所持するお参りアプリ起動情報システムに連携している故人回想情報を表示するシステムと、故人と関係する顧客依頼者のスマートフォン及び送受信端末からお参りアプリ起動情報を持つ前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、図15に示すように外部記憶装置に収納されている情報を処理して前記お参りサービスメニューの一つであるお参り管理メニューを自動起動させるお参り管理メニューの自動起動部に入力され、その関係する情報を前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォン及び送受信端末の画面に、前記外部記憶装置に記憶させているお参りサービスメニューの一つであるお経表示メニュー、並びに遺影表示メニューと納骨堂・墓石の画像メニューを自動起動させて、故人を偲ぶための情報である故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像データの表示メニューを含めて、複数のお参りメニューの起動アイコンの表示を行うシステムと、それぞれの表示領域を分離して表示するお参りサービスメニューであるお経の音声メニューと故人遺影の映像メニューと納骨堂・墓石の画像メニューと故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像メニューからの特定範囲に選択された音声・映像・画像を表示するシステムを稼働できる外部記憶装置と、情報処理装置を通してネットワークを介する通信可能なお参りサービスによって、仏壇内にはお参りアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えたスマートフォンに顧客の要望する情報を提供できるようになっている。
【0028】
図9及び図11に示すように前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、お経メニューの起動アイコンに顧客お参り者が触れると前記お経メニューを起動させるお経メニュー起動ステップと、前記外部記憶装置に記憶させている各宗派のお望みのお経、及び住職のお話・説教の音声データを前記スマートフォン及び送受信端末、又は前記仏壇に設置したスピーカーから再生させる再生ステップにおいて、各宗派のお経の流れ、及びお参りの作法の説明、及び檀家のお寺さんの住職の説教、及び法要を上げる時期と系譜の説明から顧客が選択された項目を仏壇にあるスマートフォン及び送受信端末に提供できるようになっている。
【0029】
図8及び図12に示すように前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、映像メニューの起動アイコンに顧客お参り者が触れると前記映像メニューを起動させる映像メニュー起動ステップと、前記外部記憶装置に記憶させている故人を中心とした系譜、および故人を偲ぶために撮影した記念的映像データ及び前記故人の肉声の音声データを前記スマートフォン及び送受信端末又は前記仏壇に設置した画像表示装置やスピーカーから再生させる再生ステップとにおいて、故人の生前の遺影と生い立ちの映像、及び故人の経歴と趣味の姿の映像、及び故人の住まいと生活状況の映像、及び故人の信条とお言葉の音声のシステムから、顧客が選択された項目を仏壇にあるスマートフォンに提供できるようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇。
【0030】
図10及び図13に示すように、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、納骨堂、墓石表示メニューの起動アイコンに顧客お参り者が触れると前記納骨堂、墓石の撮影表示メニューを起動させる納骨堂・墓石の撮影メニュー起動ステップと、前記スマートフォン及び送受信端末の画面、又は前記仏壇に設置した画面に前記外部記憶装置に記憶させている前記納骨堂、又は墓石を撮影している納骨堂・墓石の祭壇周辺の風景を前記スマートフォン及び送受信端末又は前記仏壇に設置した画像表示装置に表示するリアル的風景表示ステップにおいて、墓石・納骨堂の映像、及び散骨場所の映像、及び墓地或いはお寺さんの映像、及び親戚関係の状況の情報システムから顧客が選択された項目を仏壇にあるスマートフォンに提供できるようになっている。
【0031】
顧客の要請により、提供する仏壇に関して、運営業者の外部記憶装置に収納させる情報データは要望項目の提供を受けて、情報処理装置によって処理できるように提供受けた情報データを整理処理して外部記憶装置に入力するデータ入力手段と仏壇に備えたスマートフォン及び送受信端末と、複数の仏教のお経と作法・経典を含めお参りメニューを有するお参りサービスのアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えた外部記憶装置と、情報処理装置とを、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを提供するお参りサービス提供システムにおいて、前記スマートフォン及び送受信端末の情報処理部からの指示に基づいて、前記スマートフォンが、顧客お参り者による前記スマートフォンの画面に表示されたお参りアプリ起動アイコンに触れた場合に、前記お参りアプリを起動させるアプリ起動手段と、前記スマートフォン及び送受信端末の情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つであるお参り管理メニューを自動起動させるお参り管理メニュー自動起動手段を備え、並びに前記スマートフォン及び送受信端末の情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォン及び送受信端末の画面に、前記お参りメニューの一つであるお経の音声表示メニューと故人遺影の表示映像メニューと、納骨堂・墓石の表示画像メニューと、故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像メニューとからの特定範囲に選択された映像・画像の表示を自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた画像データの表示手段と、複数の宗派のお経のお参りメニューとからの特定範囲に選択された音声の表示を自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた起動アイコンから音声データの表示手段と、をそれぞれの表示領域で分離し、或いは併合した状態で、納骨堂と墓石を表示する納骨堂・墓石、並びに祭壇周辺を加えた風景メニュー表示手段を備える仏壇である。
【0032】
仏壇に備えたスマートフォン及び送受信端末に、複数の仏教のお経と作法・経典を含めお参りメニューを有するお参りサービスのアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えた外部記憶装置と情報処理装置から、仏壇に備えた故人と関係の深い方5ケ箇所以内で関係者のスマートフォンに同時送発信できるように、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを選択的に提供するお参りサービス提供システムにもなっており、仏壇に備えた故人と関係の深い方のスマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されて、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記関係者のスマートフォン及び送受信端末の画面に、前記選定されたお参りメニューの一つであるお経の音声表示メニューと故人遺影の表示映像メニューと納骨堂・墓石の表示画像メニューと故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像メニューからの特定範囲に選択された音声・映像・画像の表示を自動起動させ、前記外部記憶装置に記憶させておいた遺影の画像データを関係者のスマートフォン及び送受信端末の画面に表示されて、同時にお参りできるようになっている。
【実施例0033】
実施例1と同様に複数のお参りメニューを有するお参りアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えたスマートフォンと、外部記憶装置と、情報処理装置とを、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを提供するお参りサービス提供情報保持部と、関連付けて偲ぶべき故人を特定するための故人識別情報を保持する故人識別情報保持部と、故人識別情報と関連付けて故人識別情報にて識別される故人を偲ぶための情報である故人回想情報を取得する故人回想情報取得部と、取得した故人回想情報と故人識別情報とを関連付けて保持する故人回想情報保持部と、利用者識別情報と、故人識別情報と、に関連付けて故人の回想のための出力の要求である故人回想出力要求を取得する故人回想出力要求取得部と、を有する仏壇において、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つであるポイント管理メニューを自動起動させるポイント管理メニュー自動起動ステップと、並びに、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォンの画面に、前記お参りメニューの一つである遺影表示メニューを自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた、故人を偲ぶための情報である故人回想情報を取得する故人回想情報での遺影の画像データの表示と、複数のお参りメニューの起動アイコンの表示と、をそれぞれの表示領域を分離して表示する遺影・お参りメニュー表示ステップを実行できて、外部記憶装置と、情報処理装置とを通してネットワークを介して通信可能なお参りサービスによって、仏具内にお参りアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えたスマートフォンに情報提供できる機能を保持している器具を収納している故人を偲び仏行のお勤めできるシステムを所有する仏壇である。
【0034】
仏壇に、引き出しの形状のスマートフォン(タブレット)収納機構を持たせて、引き出しを手前に引き出し、スマートフォンを正面に見えるように起立させる機構を持ち、引き出しを引き出したことを検出し、スマートフォンの電源をONにし、仏壇に関してアプリを自動起動させる。仏壇には申し込み時に固有の識別番号(シリアル番号)を登録して販売しているので、サーバーには仏壇固有識別番号で接続できて少なくとも申込者顧客と故人を含めて1名以上の情報を固有識別番号で紐づける。顧客の固有識別番号に仏壇と情報が紐づけられており、要望によって子供、親戚などの端末に接続できるようになっている。顧客の固有識別番号で登録されたときに少なくとも関係者の情報を呈示しておく、表示する故人の情報は、いずれかを1名選択するか、複数を選択して表示することができる。前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、お経メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記お経メニューを起動させるお経メニュー起動ステップと、前記外部記憶装置に記憶させているお経の音声データを前記スマートフォン又は前記祭壇に設置したスピーカーから再生させる再生ステップを実行する。
【0035】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、映像メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記映像メニューを起動させる映像メニュー起動ステップと、前記外部記憶装置に記憶させている故人を撮影した映像データ及び前記故人の肉声の音声データを前記スマートフォン又は前記祭壇に設置した大型画像表示装置やスピーカーから再生させる再生ステップを実行する。
【0036】
前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、納骨堂リアルタイム表示メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記納骨堂リアルタイム表示メニューを起動させる納骨堂メニュー起動ステップと、前記スマートフォン画面に前記納骨堂に設置した撮像手段から撮影している祭壇の風景をリアルタイムで表示するリアルタイム風景表示ステップを実行する。
【0037】
仏壇に備えたビーコン発信器、あるいは納骨堂の祭壇に備えた大型画像表示手及び送受信端末と、複数のお参りメニューを有するお参りアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えたスマートフォンと、外部記憶装置と、情報処理装置とを、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを提供するお参りサービス提供システムであって、前記スマートフォン情報処理部からの指示に基づいて、前記スマートフォンが前記ビーコン発信器から受信した電波強度と、予め定めて記憶した電波強度とを比較演算して前記受信した電波強度が前記記憶した電波強度より大きい値の場合に、又は、お参り者による前記スマートフォンの画面に表示されたお参りアプリ起動アイコンに触れた場合に、前記お参りアプリを起動させるアプリ起動手段と、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記お参りメニューの一つであるポイント管理メニューを自動起動させるポイント管理メニュー自動起動手段と、前記ポイント管理メニューを自動起動させた時刻と前記外部記憶装置に記憶させた前回の前記ポイント管理メニューの自動起動時刻との差の時間を演算し、前記演算値である時間が予め定めて前記外部記憶装置に記憶した時間より以上であるかを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果において前記演算値が前記予め定めた時間以上の場合に、予め定めた1回当りお参りポイント数を前記外部記憶装置に記憶させている累計お参りポイント数に加算させるポイント加算手段を備え、並びに、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォンの画面に、前記お参りメニューの一つである遺影表示メニューを自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた遺影の画像データの表示と、複数のお参りメニューの起動アイコンの表示とをそれぞれの表示領域を分離して表示する遺影・お参りメニュー表示手段を備える。
【0038】
故人回想出力要求取得部にて取得した利用者識別情報と故人識別情報とが関連付けられて故人識別情報保持部に保持されているか判断する故人回想出力要求判断部と、故人回想出力要求判断部での判断結果が保持されているとの判断結果である場合にのみ故人回想出力部からの出力を行うように制御する制御部と、故人回想随伴情報保持部は、故人回想随伴情報を利用者識別情報に応じて保持する利用者別故人随伴情報保持手段を有し、故人回想出力部は、故人回想出力要求取得部にて取得した故人回想出力要求に関連付けられている利用者識別情報に関連付けられている故人回想随伴情報を出力する利用者別故人回想出力手段を有する請求項1に記載の故人を偲び仏行のお勤めできるシステムを所有する仏壇である。
【0039】
仏壇に備えたスマートフォン及び送受信端末に、複数の仏教のお経と作法・経典を含めお参りメニューを有するお参りサービスのアプリを記憶した記憶部及び情報処理部を備えた外部記憶装置と、情報処理装置から、仏壇に備えた故人と関係の深い方5ケ箇所以内で関係者のスマートフォンに同時送発信できるように、ネットワークを介して通信可能なお参りサービスを選択的に提供するお参りサービス提供システムにもなっており、仏壇に備えた故人と関係の深い方のスマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されて、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記関係者のスマートフォンの画面に、前記選定されたお参りメニューの一つであるお経の音声表示メニューと故人遺影の表示映像メニューと納骨堂・墓石の表示画像メニューと故人に関係する系譜、及び故人回想情報を取得する故人回想情報での画像メニューからの特定範囲に選択された音声・映像・画像の表示を自動起動させ前記外部記憶装置に記憶させておいた遺影の画像データを表示されて、同時にお参りできるようになっていることを特徴とする請求項1~請求項6のいずれかに記載の故人を偲び仏行のお勤めできる仏壇。
【実施例0040】
本発明のお参りサービス提供システムの概要構成として、図1図2に示すように、記憶部と情報処理部を備えるスマートフォン、外部記憶装置、情報処理装置、お供え物業者情報端末がネットワークを介して通信可能となっている。そして、図3に示すように納骨堂の祭壇に備えた大型の画像表示手、送受信端末及び納骨堂の祭壇を撮影可能な撮像手段が備えられ、又は、見守り連絡先情報端末がネットワークと通信可能にしている。前記スマートフォンと通信可能で、前記送受信端末は前記情報処理装置、前記画像表示手及び前記撮像手段と通信可能である。前記情報処理装置は、前記記憶部と情報処理部を備えるスマートフォン、前記外部記憶装置、前記お供え物業者情報端末、前記送受信端末とネットワークでつながっておりネットワークを介して通信可能であった。
【0041】
本発明のお参りサービス提供方法は、図3に示すように、仏壇に備えた祭壇に備えたスマートフォンの画像表示手段及び送受信端末と、図3に示すような複数のお参りメニューを有するお参りアプリを記憶した記憶部と情報処理部を備えたスマートフォンと、前記外部記憶装置と、前記情報処理装置とを、ネットワークを介して通信可能としていることから、IoT化できるため、関係対象者と遠隔地で済む家族との間や、故郷にある納骨堂と遠隔地に住む遺族との間で常時通信することができる。
【0042】
前記外部記憶装置としては、文書や画像や動画ファイルを大量に格納可能な大容量に適した光学ディスク、ハードディスク等の磁気ディスク、USBフラッシュメモリ、磁気テープ等が該当する。IoTとして活用させるためには前記外部記憶装置として、文書や画像や動画ファイルを大量に格納可能な大容量に適したサーバコンピュータが好ましい。また、前記情報処理装置としては、サーバ等のCPUが該当し、前記CPUが、スマートフォン、外部記憶装置、情報処理装置、業者情報端末、納骨堂内等の送受信端末、関係者の連絡先情報端末を、お参りサービス提供方法に関するプログラムを実行させるよう制御している。
【0043】
また、お参り者のスマートフォンの情報処理部には、図2に示すように、お参りアプリがプログラムされており、お参りアプリには、仏壇に祭壇に設置した大型画像表示手段の場合ともに共通のお参りメニューとして、故人遺影表示メニュー、お経メニュー、映像メニューがあり、遠隔地で納骨堂の祭壇にお参りする場合用としてリアルタイム表示メニューがある。
【0044】
前記遺影表示メニューのお参りメニューは、前記お参りアプリが起動すると自動的に起動するようにプログラムされている。よってこれらのお参りメニューについてはスマートフォンの画面に起動アイコンを表示させていない。前記お経メニュー、映像メニュー、墓石・納骨堂リアルタイム表示メニューは、スマートフォンを所有しているお参り者が、スマートフォンの画面に表示された各種お参りメニューの起動アイコンに触れると、その触れたときに発生する信号で触れた起動アイコンに関連するメニューを起動するようにプログラムされている。
【0045】
次に、前記お参りアプリを起動させると、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信され、前記情報処理装置からの指示に基づいて、ステップで前記お参りメニューの一つであるポイント管理メニューを自動起動させる自動起動ステップになる。そして、ポイント数の管理メニューの起動時間からの経過時間が予め定めた時間以上であるかを判定する時間経過判定ステップとなる。短時間内での前記お参りアプリの起動を繰り返すことによる外部記憶装置に記憶させて、活用料金として記録しておく。
【0046】
前記お供え物データとしては、図3の仏壇や祭壇にお供えする物であればよく、例えば花立、香炉、火立、おりん、りん棒、過去帳、見台等の仏具、生け花、お菓子等も対象となる。また、前記お供え物業者としては、前記仏具、生け花、お菓子等を販売する業者が含まれる。前記外部記憶装置には、種々のお供え物の物品名、画像データ、価格、交換に必要なポイント数、お供え物を取り扱う業者に関する種々のデータ等のお供え物データが記憶されている。
【0047】
次に、映像メニューについて。各図に示すように、事前にステップで前記外部記憶装置に故人、お経、墓石の映像データと音声データを記憶させておく。前記故人の映像データと音声データは故人の生前に終活の一つとしてご協力を頂いて記憶しておく。前記お参りアプリを起動させると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、スマートフォンの画面の下側領域に各種お参りメニューの起動アイコンが自動的に表示される。前記複数のお参りメニューの起動アイコンの中から、映像メニューの起動アイコンにお参り者が触れると前記映像メニューを起動させる映像メニュー起動ステップと、前記外部記憶装置に記憶させている故人を撮影した映像データ及び前記故人の肉声の音声データを前記スマートフォン又は前記祭壇に設置した画像表示装置やスピーカーから再生させる再生ステップを実行する。
【0048】
次に、事前にステップで外部記憶装置に見守り連絡先情報端末を登録し記憶させておく。関係者の連絡先としては親と離れて暮らす家族や、一人暮らしの場合の近所の見守りの方々等が適する。前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、ステップで自動的に起動するようにプログラムされている。そして、ステップで登録されている見守り連絡先の情報端末にお参り通知情報が送信される。これにより親と離れて暮らす家族が、親が元気であることを容易に把握できる。また、近所の見守りの方々が一人暮らしの人の安否を容易に知ることができる。
【0049】
次に、事前に納骨堂には祭壇を捉えることができる撮像手段を設置しておく。アプリ起動ステップ後に、前記スマートフォン情報処理部から前記お参りアプリ起動情報が前記情報処理装置へ送信されると、前記情報処理装置からの指示に基づいて、前記スマートフォンの画面に、複数のお参りメニューの起動アイコンの表示が図に示すように実行される。ステップでその表示された納骨堂リアルタイム表示メニューの起動アイコンに触れると墓石・納骨堂リアルタイム表示メニューが起動する。そして、関係者は遠隔地にいても墓石・納骨堂で実施されている情景をリアルタイムで知ることができる。
【符号の説明】
【0050】
1 お参りサービス提供システム
2 仏壇
3 スマートフォン
4 台
5 扉
6 スライド棚
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15