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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022113200
(43)【公開日】2022-08-04
(54)【発明の名称】唾の飛散防止具
(51)【国際特許分類】
   A47G 23/00 20060101AFI20220728BHJP
【FI】
A47G23/00 C
A47G23/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021009260
(22)【出願日】2021-01-25
(71)【出願人】
【識別番号】500132384
【氏名又は名称】タカラ産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003085
【氏名又は名称】特許業務法人森特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】河本 義登
【テーマコード(参考)】
3B115
【Fターム(参考)】
3B115AA25
3B115AA28
3B115BA24
3B115DA09
3B115DA17
3B115EA09
(57)【要約】
【課題】
カトラリーを準備する際には、カトラリーの汚染を防ぐ保護カバーとして利用することが可能であり、食事中においては手持ちで口の前にかざして唾の飛散を防止する手段として利用することが可能な唾の飛散防止具を提供する。
【解決手段】
手持ちで使用する唾の飛散防止具であり、飛散防止具は、口を覆い隠す面積を有するシート状部を有しており、前記シート状部は、手で持った際に自重でシート状部が倒れない剛性と、折り畳むことができる可撓性とを備えており、前記シート状部は、カトラリーを内部に包んで、カトラリーを覆うことができる形状である唾の飛散防止具である。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
手持ちで使用する唾の飛散防止具であり、
飛散防止具は、口を覆い隠す面積を有するシート状部を有しており、
前記シート状部は、手で持った際に自重でシート状部が倒れない剛性と、折り畳むことができる可撓性とを備えており、
前記シート状部は、カトラリーを内部に包んで、カトラリーを覆うことができる形状である唾の飛散防止具。
【請求項2】
シート状部は、複数枚のシートを折り重ねて構成されている請求項1に記載の唾の飛散防止具。
【請求項3】
前記シート状部は、カトラリーを内部に包んだ状態でシート状部を固定する留部を備える請求項1又は2に記載の唾の飛散防止具。
【請求項4】
前記シート状部は、端部を折り返した形状である補強部を備える請求項1ないし3のいずれかに記載の唾の飛散防止構造。
【請求項5】
シート状部には、カトラリーを保持するための貫通孔が設けられている請求項1ないし4のいずれかに記載の唾の飛散防止具。
【請求項6】
前記シート状部は、シートを折り重ねた形状であり、
折り重ねられたシートの一方にはカトラリーを保持するための貫通孔が設けられており、折り重ねられたシートの他方にはカトラリーを保持するための貫通孔が設けられていない請求項1ないし5のいずれかに記載の唾の飛散防止具。
【請求項7】
シートを折り重ねる際に構成された折り目に対して、前記貫通孔に挿入されたカトラリーが接触するように、前記貫通孔を配置した請求項6に記載の唾の飛散防止具。
【請求項8】
前記シート状部は、端部を折り返した形状である補強部を備えており、
補強部の折り目に対して、前記貫通孔に挿入されたカトラリーが接触するように、前記貫通孔を配置した請求項6又は7に記載の唾の飛散防止具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カトラリーを内部に包んでカトラリーを覆うことができる唾の飛散防止具に関する。
【背景技術】
【0002】
以下に示す特許文献1又は特許文献2のように、スプーン又はフォークを挿入可能に構成した袋状の紙ナプキンが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3220362号公報
【特許文献2】特許第4366446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
感染症の中には、新型コロナウィルスのように、感染者の口から飛び散る唾によって、感染が媒介されるものがある。そのような感染症においては、複数人が会食する際に、感染症に感染するリスクが高まるとされている。会食では、食事中に会話を行う。食事中に会話を行うと、感染者の口から唾が飛び散った唾が他人の料理に降りかかったり、他人の顔に降りかかったりして、感染症に感染する原因となる。
【0005】
上記のような原因により、感染症に感染する可能性を低減するには、会食中に発言する際には、発言者の口を衛生マスクで覆い隠した後、発言することが好ましい。しかしながら、食物を口に入れるたびにマスクを着脱しなければならないため、極めて煩雑であり、感染症対策としては現実的ではない。
【0006】
特許文献1又は特許文献2のような、紙ナプキンは、スプーンやフォークをカバーして、衛生的に保つことができる。しかしながら、紙ナプキンは、口を拭うためのものであり、会食の際に発言者の口を覆い隠して、唾の飛散を防止する用途には適していない。
【0007】
本発明は、スプーン、フォーク、ナイフ、又は箸などのカトラリーを準備する際には、カトラリーの汚染を防ぐ保護カバーとして利用することが可能であり、食事中においては手持ちで口の前にかざして唾の飛散を防止する手段として利用することが可能な唾の飛散防止具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
手持ちで使用する唾の飛散防止具であり、飛散防止具は、口を覆い隠す面積を有するシート状部を有しており、前記シート状部は、手で持った際に自重でシート状部が倒れない剛性と、折り畳むことができる可撓性とを備えており、前記シート状部は、カトラリーを内部に包んで、カトラリーを覆うことができる形状である唾の飛散防止具(以下、飛散防止具という。)により、上記の課題を解決する。
【0009】
上記の飛散防止具において、シート状部は、例えば、複数枚のシートを折り重ねて構成することができる。一枚のシートが軟弱な素材であっても、複数枚を折り重ねることで、口に飛散防止具をかざす際にシート状部が簡単に変形しないようにすることができる。
【0010】
上記の飛散防止具において、前記シート状部は、カトラリーを内部に包んだ状態でシート状部を固定する留部を備えるように構成することが好ましい。留部を設けることによって、飛散防止具の内部にカトラリーを包んだ状態で、飛散防止具の端部を閉じた状態で固定することができる。
【0011】
上記の飛散防止具において、前記シート状部は、端部を折り返した形状である補強部を備えるように構成することができる。この構成により、飛散防止具を口にかざした際に、飛散防止具の開き角や形状が安定しやすくなる。
【0012】
上記の飛散防止具において、シート状部には、カトラリーを保持するための貫通孔を設けてもよい。貫通孔にカトラリーを挿すことで、飛散防止具からカトラリーを脱落しにくくすることができる。
【0013】
上記の飛散防止具において、前記シート状部は、シートを折り重ねた形状であり、折り重ねられたシートの一方にはカトラリーを保持するための貫通孔が設けられており、折り重ねられたシートの他方にはカトラリーを保持するための貫通孔が設けられていないようにすることができる。この構成では、一方のシートと他方のシートとの間に貫通孔を開口とする保持部が構成される。貫通孔にカトラリーを挿すことで、飛散防止具からカトラリーを脱落しにくくすることができる。
【0014】
上記の飛散防止具において、シートを折り重ねる際に構成された折り目に対して、前記貫通孔に挿入されたカトラリーが接触するように、前記貫通孔を配置することができる。この構成では、カトラリーがシートを折り重ねる際に構成された折り目に接触するため、飛散防止具からカトラリーが脱落しにくくなる。
【0015】
上記の飛散防止具において、前記シート状部は、端部を折り返した形状である補強部を備えており、補強部の折り目に対して、前記貫通孔に挿入されたカトラリーが接触するように、前記貫通孔を配置することができる。この構成では、カトラリーが補強部の折り目に接触するため、飛散防止具からカトラリーが脱落しにくくなる。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、スプーン、フォーク、ナイフ、又は箸などのカトラリーを準備する際には、カトラリーの汚染を防ぐ保護カバーとして利用することが可能であり、食事中においては手持ちで口の前にかざして唾の飛散を防止する手段として利用することが可能な鍔の飛散防止具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】第1実施形態に係る飛散防止具を展開した状態を示す図である。
図2図1の飛散防止具を折り重ねた状態を示す図である。
図3図2の飛散防止具の端部を折り返して補強部を構成した状態を示す図である。
図4図3の飛散防止具を閉じた状態を示す図である。
図5図3の飛散防止具の貫通孔にカトラリーを挿した状態を示す図である。
図6図5の飛散防止具を留めた状態を示す図である。
図7図6の飛散防止具を裏面から見た状態を示す図である。
図8】第1実施形態の飛散防止具を口元にかざして会話をしている状態を示す図である。
図9】第1実施形態の飛散防止具を上方から見た状態を示す図である。
図10】第2実施形態に係る飛散防止具を展開した状態を示す図である。
図11図10の飛散防止具を折り重ねた状態を示す図である。
図12】第2実施形態の飛散防止具の貫通孔にカトラリーを挿した状態を示す図である。
図13図12の飛散防止具を留めた状態を示す図である。
図14】第3実施形態に係る飛散防止具にカトラリーを載せた状態を示す図である。
図15図14の飛散防止具を留めた状態を示す図である。
図16】第4実施形態に係る飛散防止具にカトラリーを載せた状態を示す図である。
図17図16の飛散防止具を留めた状態を示す図である。
図18】第5実施形態に係る飛散防止具を示す図である。
図19】第5実施形態に係る飛散防止具にカトラリーを載せた状態を示す図である。
図20図19の飛散防止具を留めた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の唾の飛散防止具(以下、飛散防止具と称する。)の実施形態について説明する。以下に示す各実施形態は、本発明の限られた例に過ぎず、本発明の技術的範囲は例示した実施形態に限定されるものではない。
【0019】
[第1実施形態]
図1ないし図7に、第1実施形態に係る飛散防止具1aを示す。飛散防止具1aは、図8に示したように、ユーザーが手持ちで使用するものであり、口元にかざすことにより、会話を行う際等における唾の飛散を防止する。飛散防止具は、図5及び図6に示したように、カトラリー9の汚染を防止する保護カバーとしても使用することができる。飛散防止具1aは、手で持った際に飛散防止具1aの自重でシート状部11が倒れない程度の剛性と、折り畳むことができる可撓性と備えている。このため、図8に示したように、口元にかざした際に、自重で飛散防止具が変形しにくくなっており、扱いやすい。一方で、シート状部11aは、折り畳むことができる可撓性を備えているので、図5及び図6に示したように、飛散防止具1aの内部にカトラリー9を包んでカトラリー9を覆うカバーとして使用することができる。
【0020】
本実施形態の飛散防止具1aは、図3及び図8に示したように、口を覆い隠す面積を有するシート状部11aを有する。飛散防止具1では、シート状部11aは、図1及び図2に示したように、複数枚のシートを折り重ねて構成されている。すなわち、シート状部11aは、第1シート12aと第1シート13aとを、一点鎖線で示した折り目において、図1における矢印の方向に折り重ねて構成されている。第1シート12aと第1シート13aとの輪郭は、折り目を基準として、左右対称の形状である。第1シート12aと第1シート13aとは、厚みが90μm程度の紙で構成される。
【0021】
第1シート12a及び第1シート13aには、留部14を構成する線状の貫通孔がそれぞれ設けられる。第1シート12a及び第1シート13aの貫通孔は、図2に示したように、第1シート12aと第1シート13aとを折り重ねた際に、相互に連通する。留部14を構成する貫通孔は、シート状部の角部16と対向する位置に配される。
【0022】
図5及び図6に示すように、カトラリー9を内部に包む際に、内側面となる第1シート12aには、カトラリー9を保持するための貫通孔15が設けられる。外側面となる第1シート13aには、カトラリー9を保持するための貫通孔は、設けられていない。図2に示すように、第1シート12aと第1シート13aを折り重ねた際には、貫通孔15を開口部とする保持部が第1シート12aと第1シート13aとの間に形成される。図5及び図6に示したように、カトラリー9を貫通孔15に差し込むことにより、カトラリー9を飛散防止具1aで保持することができる。
【0023】
図5において一点鎖線の円で示したように、カトラリー9を飛散防止具1aの内部に包んだ状態において、カトラリー9が貫通孔に対して深く挿し込まれると、カトラリー9の端部は、第1シート12aと第1シート13aの折れ目に接触する。これにより、カトラリー9が飛散防止具1aから脱落しにくいようになっている。
【0024】
図2に示したように、シート状部11aの端部は、図2において矢印で示した方向に折り返される。これによって、補強部17が構成される。補強部17は、図8に示したように、飛散防止具1aを手で持つ際に把持する部分になる。補強部17を設けることによって、図9に示したように、シート状部11aの開き角(A)が安定して一定の角度を維持しやすくなり、シート状部11aの形状も安定しやすくなる。これにより、飛散防止具1aを口元にかざす際に、取り扱いやすくなる。
【0025】
補強部17は、図5に示したように、カトラリー9を保持するための貫通孔15に対向する位置に設けられる。カトラリー9を貫通孔に対して深く挿し込んだ際に、カトラリー9の端部は、補強部17の折り目に対して接触する。これによって、カトラリー9が飛散防止具1aから脱落しにくいようになっている。
【0026】
シート状部11は、補強部17を除く角の部分が円弧状に構成されている。飛散防止具1aを取り扱う際に、角が手や手指に刺さらないようにするための配慮である。補強部17に対向する角部は、その他の角部に比して、半径が大きい円弧状にされている。これにより、飛散防止具1aを口元にかざした際に、目元に飛散防止具1aの角部が過度に近くならないようになっている。
【0027】
飛散防止具1aの内部にカトラリー9を包んで、カトラリー9を覆う際には、図3ないし図6に示したように、一点鎖線で示した折り目で、シート状部11を折り返して、留部14に対して角部16を挿し込んで、カトラリー9がシート状部11aに包まれた状態で、シート状部11aを閉じる。留部14は、第1シート12a及び第1シート13aに設けられた、互いに連通する貫通孔から構成される。角部16を貫通孔に差し込むことで、確実に角部を留めることができる。
【0028】
上記折り目は、カトラリー9を保持するための貫通孔15に交差する方向に延在する。当該折り目にて、シート状部は、図9に示したように、略V字状に折れ曲がる。略V字状にシート状部11が折れ曲がった飛散防止具1aを口元にかざすことができる。略V字状に折れ曲がった飛散防止具1aによれば、発言者の側方への唾の飛散も防止することができる。
【0029】
本実施形態の飛散防止具1aでは、内部にカトラリー9を包んだ状態で、感染症の原因となるウィルス等の病原体から、カトラリーを保護することができる。配膳の際にカトラリーが汚染されるリスクを減じることができる。図7に示したように、飛散防止具1aの裏面においても、カトラリー9は飛散防止具1aに覆われており、汚染から保護される。なお、図6及び図7では、飛散防止具1aの中にカトラリー9が包まれていることを明示する目的で、箸の一部が飛散防止具1aから露出している状態を示した。カトラリーの全体が、飛散防止具1に覆われるようにしてもよい。食事中にユーザーが発言する際には、飛散防止具1aを図8に示すように口元にかざすことにより、食事中における唾の飛散を防ぐことができる。
【0030】
[第2実施形態]
図10ないし図13に第2実施形態に係る飛散防止具1bを示す。図10ないし図13においては、第1実施形態に係る飛散防止具1aと同様の構成については、同じ符号を使用した。第3実施形態以降についても同様とする。
【0031】
本実施形態の飛散防止具1bは、第2シート13bに、留部14を構成する線状の貫通孔を構成しない点において、第1実施形態に係る飛散防止具1aとは相違する。飛散防止具1bは、その他の点では、飛散防止具1aと同様であり、図10ないし図13に示すように、飛散防止具1aと同様に使用することができる。
【0032】
[第3実施形態]
図14及び図15に第3実施形態に係る飛散防止具1cを示す。本実施形態の飛散防止具1cは、シート状部11cが1枚ものの可撓性を有するプラスチック板で構成されており、シート状部11aの端部を折り返して構成される補強部17とカトラリーを保持するための貫通孔15を備えていない点で、第1実施形態に係る飛散防止具1aとは異なる。
【0033】
本実施形態の飛散防止具1cでは、シート状部11cの内部にカトラリー9を包み込んだ状態で、留部14に対して角部16を挿し込むことにより、カトラリー9を保持することができる。飛散防止具1cを口元にかざすことにより、食事中における唾の飛散を防止することができる。
【0034】
[第4実施形態]
図16及び図17に第4実施形態に係る飛散防止具1dを示す。本実施形態の飛散防止具1dは、カトラリー9を保持するための貫通孔15を備えない点で、第1実施形態に係る飛散防止具1aとは異なる。
【0035】
本実施形態の飛散防止具1dでは、第1シート12dと第2シート13dとを折り重ねて構成されるシート状部11dの内部にカトラリー9を包み込んだ状態で、留部14に対して角部16を挿し込むことにより、カトラリー9を保持することができる。シート状部11dの端部を折り返して構成された補強部17によっても、カトラリー9は飛散防止具1dに保持される。飛散防止具1dを口元にかざすことにより、食事中における唾の飛散を防止することができる。
【0036】
[第5実施形態]
図18ないし図20に第5実施形態に係る飛散防止具1eを示す。本実施形態の飛散防止具1eは、シート状部11eが1枚ものの可撓性を有する厚紙で構成されており、シート状部11aの端部を折り返して構成される補強部17を備えていない点で、第1実施形態に係る飛散防止具1aとは異なる。
【0037】
本実施形態の飛散防止具1eでは、シート状部11eの内部にカトラリー9を包み込み、貫通孔15にカトラリーを挿し込んだ状態で、留部14に対して角部16を挿し込むことにより、カトラリー9を保持することができる。飛散防止具1eを口元にかざすことにより、食事中における唾の飛散を防止することができる。
【0038】
上記の実施形態では、カトラリーが箸とスプーンとの組み合わせである例を示した。カトラリーは、この例に限定されず、ユーザーが口に食物を運ぶ際に利用するものであればよい。カトラリーとしては、例えば、フォーク、スプーン、箸、ナイフが挙げられる。
【0039】
シート状部は、例えば、コピー用紙、クラフト紙、厚紙などの紙、プラスチック板などで構成することができる。シート状部を薄手の紙で構成する場合は、シート状部に設けた折り目、又は補強部などによって、補強することができる。
【0040】
シート状部の形状は、上記の例に限定されず、少なくとも、口を覆い隠し、カトラリーが口に入る部分を覆い隠すことができる面積を備えるものであればよい。シート状部は、例えば、円形、楕円形、六角形などの多角形などにしてもよい。なお、シート状部が角部を備えない形状の場合には、留部にはシート状部の縁部を留めるようにすればよい。
【符号の説明】
【0041】
1a 唾の飛散防止具
11a シート状部
9 カトラリー
14 留部
17 補強部
15 貫通孔

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20