IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社小倉陶器の特許一覧

<>
  • 特開-保冷・保温用ボトルカバー 図1
  • 特開-保冷・保温用ボトルカバー 図2
  • 特開-保冷・保温用ボトルカバー 図3
  • 特開-保冷・保温用ボトルカバー 図4
  • 特開-保冷・保温用ボトルカバー 図5
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022113594
(43)【公開日】2022-08-04
(54)【発明の名称】保冷・保温用ボトルカバー
(51)【国際特許分類】
   B65D 81/38 20060101AFI20220728BHJP
【FI】
B65D81/38 N
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021009927
(22)【出願日】2021-01-25
(71)【出願人】
【識別番号】594157197
【氏名又は名称】株式会社小倉陶器
(74)【代理人】
【識別番号】100098741
【弁理士】
【氏名又は名称】武蔵 武
(72)【発明者】
【氏名】小倉 泰明
【テーマコード(参考)】
3E067
【Fターム(参考)】
3E067AA03
3E067AB26
3E067AC01
3E067BA01B
3E067BA01C
3E067BB11B
3E067BB14C
3E067BC03B
3E067BC03C
3E067CA18
3E067DA08
3E067EA17
3E067EB22
3E067FA04
3E067FC03
3E067GA01
3E067GA06
3E067GA13
3E067GA14
3E067GD01
3E067GD02
(57)【要約】
【課題】収納したボトルの固定が簡単且つ確実に行える保冷・保温用ボトルカバーを提供する。
【解決手段】胴部2aの上にキャップ2bを備えた首部2cが肩部2dを介して設けられているボトル2を収納し、そのボトル2を保冷又は保温し得る保冷・保温用ボトルカバー1であって、ボトル2の胴部2aを収納可能な断熱容器3と、断熱容器3の開口部4に被せる上蓋5とを備え、上蓋5は、断熱容器3に嵌まり得る筒状部7と、筒状部7の上部に形成されると共に中心にボトル2の口部より若干大径の貫通孔8が形成されたゴム製の弾性制動部9とを有しており、少なくとも肩部2dの全部又は一部が断熱容器3の上に突出する大きさのボトル2を収納して上蓋5を装着したとき、貫通孔8から首部2cが外部に突出し且つ弾性制動部9がボトル2の肩部2dに当接することで山形に撓って弾性変形するようにした。
【選択図】 図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ほぼ有底筒状の胴部の上に着脱自在なキャップを備えた首部がほぼ逆さ漏斗状の肩部を介して設けられているボトルを収納し、そのボトルを保冷又は保温し得る保冷・保温用ボトルカバーであって、
前記ボトルの前記胴部を収納可能な有底筒状の断熱容器と、
その断熱容器の開口部に被せうる上蓋と、を備え、
前記上蓋は、前記断熱容器の上部外周に嵌まり得る筒状部と、その筒状部の上部から前記断熱容器の中方向に向けて形成されると共に中心に前記ボトルの口部より若干大径の貫通孔が形成されたゴム製の弾性制動部と、を有しており、
少なくとも前記肩部の全部又は一部が前記断熱容器の上端より上に突出する大きさのボトルを前記断熱容器に収納して前記上蓋を装着したとき、前記貫通孔からボトルの首部が外部に突出し且つ前記弾性制動部がボトルの前記肩部に当接することで山形に撓って弾性変形するものであり、
そうして弾性制動部の摩擦力によりボトルの前記断熱容器内での回転が制動可能であることを特徴とする保冷・保温用ボトルカバー。
【請求項2】
前記上蓋は、前記筒状部もゴムで形成し、その筒状部を前記断熱容器の上部に嵌合させてゴムの弾性による締付力で装着保持されるようになっており、
さらに前記筒状部は、前記断熱容器の上部に装着保持されるに必要な嵌め代より大きい嵌め代を備えてなることを特徴とする請求項1記載の保冷・保温用ボトルカバー。
【請求項3】
前記上蓋は、前記筒状部の下端内周面に、前記断熱容器の外周面との間に隙間を形成するための拡径部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の保冷・保温用ボトルカバー。
【請求項4】
前記上蓋の前記弾性制動部の内面がほぼ鏡面状の平滑面に形成されていることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の保冷・保温用ボトルカバー。
【請求項5】
前記ゴムは、シリコーンゴムであることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の保冷・保温用ボトルカバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ほぼ有底筒状の胴部の上に、着脱自在なキャップを備えた首部がほぼ逆さ漏斗状の肩部を介して設けられているボトルを収納し、そのボトルを保冷又は保温し得る保冷・保温用ボトルカバーに関する。
【背景技術】
【0002】
水や茶などの飲料は、多くの場合、ボトルに入れた状態で販売されている。かかるボトルは、周知のように、全体としてほぼ有底筒状の胴部の上に、着脱自在なキャップを備えた円筒状の首部がほぼ逆さ漏斗状の肩部を介して設けられている。
通常、ボトルに入った飲料は、冷やすか温めるなどして飲み頃の温度で販売されているが、飲料用のボトルとして最も普及しているペットボトルは、薄いポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂で出来ているため保温性が低く、比較的短時間で常温に戻ってしまう。
そこで、ペットボトルに入った飲料の飲み頃の温度を長く持続させるべく、ペットボトルを収納して保冷又は保温し得るようにした保冷・保温用ボトルカバーが従来より存在する(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された保冷・保温用ボトルカバーは、断熱構造の断熱容器と、断熱容器の上部外周に形成した雄ネジに螺合して装着される孔明きの押圧蓋とを備えている。そして、断熱容器にペットボトルを収納し、その断熱容器に押圧蓋を被せてその押圧蓋の孔からペットボトルの首部を突出させ、さらに断熱容器の内部空間内において押圧蓋のネジによる締付けでペットボトルの肩部と底部を上下方向に押圧し、かかる押圧状態でペットボトルを固定するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特公平8-25585号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の保冷・保温用ボトルカバーは、押圧蓋のネジによる締付けでペットボトルの肩部と底部を上下方向に押圧し、その締付力でペットボトルを固定するようになっているため、その押圧蓋の締付けを強くする必要がある。
しかしながら現在のペットボトルには、資源保護を目的として肉厚が薄くなっているものがあり、押圧蓋を強く締め付け過ぎるとその力で変形してしまう可能性がある。
また、ペットボトルを固定するために押圧蓋を回して強く締め込む必要があるが、高齢者等で手指の動きに制約がある者には使いづらく、さらには締め込みが不十分だと押圧蓋が緩むおそれがあるため、飲料を注ぐとき、保冷・保温用ボトルカバーの押圧蓋が外れるおそれもあった。
【0006】
本発明は上記に鑑みなされたもので、その目的は、収納したボトルの固定が簡単且つ確実に行える保冷・保温用ボトルカバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため本発明は、
ほぼ有底筒状の胴部の上に着脱自在なキャップを備えた首部がほぼ逆さ漏斗状の肩部を介して設けられているボトルを収納し、そのボトルを保冷又は保温し得る保冷・保温用ボトルカバーであって、
前記ボトルの前記胴部を収納可能な有底筒状の断熱容器と、
その断熱容器の開口部に被せうる上蓋と、を備え、
前記上蓋は、前記断熱容器の上部外周に嵌まり得る筒状部と、その筒状部の上部から前記断熱容器の中方向に向けて形成されると共に中心に前記ボトルの口部より若干大径の貫通孔が形成されたゴム製の弾性制動部と、を有しており、
少なくとも前記肩部の全部又は一部が前記断熱容器の上端より上に突出する大きさのボトルを前記断熱容器に収納して前記上蓋を装着したとき、前記貫通孔からボトルの首部が外部に突出し且つ前記弾性制動部がボトルの前記肩部に当接することで山形に撓って弾性変形するものであり、
そうして弾性制動部の摩擦力によりボトルの前記断熱容器内での回転が制動可能である保冷・保温用ボトルカバーを提供する。
【0008】
また、請求項2に記載したように、
前記上蓋は、前記筒状部もゴムで形成し、その筒状部を前記断熱容器の上部に嵌合させてゴムの弾性による締付力で装着保持されるようになっており、
さらに前記筒状部は、前記断熱容器の上部に装着保持されるに必要な嵌め代より大きい嵌め代を備えてなる請求項1記載の保冷・保温用ボトルカバーを提供する。
【0009】
また、請求項3に記載したように、
前記上蓋は、前記筒状部の下端内周面に、前記断熱容器の外周面との間に隙間を形成するための拡径部を形成した請求項1又は2に記載の保冷・保温用ボトルカバーを提供する。
【0010】
また、請求項4に記載したように、前記上蓋の前記弾性制動部の内面がほぼ鏡面状の平滑面に形成されている請求項1~3の何れか1項に記載の保冷・保温用ボトルカバーを提供する。
【0011】
また、請求項5に記載したように、前記ゴムは、シリコーンゴムである請求項1~4の何れか1項に記載の保冷・保温用ボトルカバーを提供する。
【発明の効果】
【0012】
本発明の保冷・保温用ボトルカバー(以下、単に「ボトルカバー」ともいう。)によれば、肩部の全部又は一部が断熱容器の開口部より上に突出する大きさのボトルを断熱容器に収納して上蓋を装着したとき、上蓋の貫通孔からボトルの首部が外部に突出し且つゴム製の弾性制動部がボトルの肩部に当接することで山形に撓って弾性変形するため、収納されたボトルにゴムの弾性による適度な圧力を加えながら簡単かつ確実に固定することができ、また、弾性制動部の摩擦力によってボトルの断熱容器内での回転が抑えられるため、ボトルのキャップがスクリュー構造で回転により着脱させるような場合でも、断熱容器内のボトルを一々手で押さえる必要がない。
【0013】
また、請求項2に記載のボトルカバーによれば、上蓋の筒状部に、断熱容器の上部に装着保持されるに必要な嵌め代より大きい嵌め代を備えるようにしたため、その嵌め代の余裕分だけ異なる高さのボトルにも柔軟に対応することができる。
【0014】
また、請求項3に記載のボトルカバーによれば、筒状部の下端内周面に、断熱容器の外周面との間に隙間を形成するための拡径部を形成したため、その隙間を使って筒状部の下端を簡単に捲り上げることができる。したがって、装着した上蓋の取り外しがきわめて容易になる。
【0015】
また、請求項4に記載のボトルカバーによれば、上蓋の弾性制動部の内面をほぼ鏡面状の平滑面に形成したことにより、ゴムの表面の凹凸が少なくなって摩擦抵抗が増大するため、ボトルの回り止めをより確実にすることができる。
【0016】
また、請求項5に記載のボトルカバーによれば、少なくとも弾性制動部を形成するゴムを、自己吸着性と柔軟性に優れたシリコーン製にしたため、弾性制動部によるボトルの回り止めがより確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】一部を断面にしたボトルカバーの斜視図である。
図2】右半分を断面にしたボトルカバーの正面図である。
図3図1の分解斜視図である。
図4】ボトルを収納した状態を示すボトルカバーの縦断面図である。
図5】長いサイズのボトルを収納した状態を示すボトルカバーの縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
本発明のボトルカバー1は、水や茶やコーヒー等の飲料が入ったボトル2を収納して飲み頃の温度を長時間持続させるためのものであり、保冷・保温の対象とするボトル2の代表例としていわゆるペットボトルが挙げられる。
このようなボトル2は、周知のように全体としてほぼ有底筒状の胴部2aの上に、着脱自在なスクリューキャップ2bを備えた円筒状の首部2cが、ほぼ逆さ漏斗状の肩部2dを介して一連に設けられており、高い剛性を有する硬いものと、簡単に潰すことができる柔らかいものがある。
【0019】
実施形態のボトルカバー1は、ボトル2の胴部2aを収納可能な有底筒状の断熱容器3と、その断熱容器3の開口部4に被せる上蓋5と、からなる。
前記断熱容器3はステンレス製であり、二重壁の密閉空間6を真空にした断熱構造になっている。
【0020】
前記上蓋5は、全体がゴム製(実施形態はシリコーンゴム)であって、断熱容器3の上部外周に嵌まり得る筒状部7と、その筒状部7の上部から断熱容器3の中方向に向けて形成されると共に中心にボトル2の首部2cより若干大径の貫通孔8が形成されたドーナツ板形状の弾性制動部9と、を有する。
【0021】
上蓋5の筒状部7は、シリコーンゴム製で伸縮可能な環状帯であり、内径が断熱容器3の上部の外径より若干小さくなっている。したがって断熱容器3の上部に嵌合させた状態でゴムの弾性による締付力が作用し、その締付力とゴムの摩擦力により断熱容器3に装着保持される。
図5の拡大図に示したように、筒状部7の内周面の上端から後述する拡径部10の始端部までの範囲が断熱容器3に密着して摩擦力を発揮しうる嵌め代11aになるが、この嵌め代11aは、断熱容器3の上部に装着保持されるに必要な嵌め代11bより大きく余裕をもって設定されている。したがって、筒状部7に形成された実際の嵌め代11aと、必要最低限の嵌め代11bとの長さの差によって、図5拡大図の実線と想像線に示したように、異なる高さのボトル2にも柔軟に対応することができる。ちなみに、図5拡大図の実線は背の高いボトル2に対応している状態であり、図5拡大図の想像線は背の低いボトル2に対応している状態である。なお、断熱容器3の上部に装着保持されるに必要な嵌め代11bは、断熱容器3の表面の濡れや筒状部7の温度或はゴムの経年劣化等の要因により実用上ある程度の幅があるため、実際の嵌め代11aはそれらを見込んでそれより大きければよい。
【0022】
筒状部7の下端内周面には下向きに広がるテーパ状の拡径部10が形成されており、これにより断熱容器3の外周面との間に下向きに開口する隙間12ができるようになっている。この隙間12を使って筒状部7の下端を簡単に捲り上げることができるため、上蓋5の断熱容器3からの取り外しがきわめて容易になる。
なお、筒状部7の外周には、断面半円形状の凸条部13が上下方向に等ピッチに形成されており、これにより筒状部7の締付力と柔軟性(捲りやすさ)とが強化されるようになっている。
【0023】
上蓋5の弾性制動部9は、前記のように筒状部7の上部(頂部)から断熱容器3の中方向に向けて形成されると共に中心にボトル2の首部2cより若干大径の貫通孔8が形成されたドーナツ板形状になっており、内面14がほぼ鏡面状の平滑面に形成されている。
弾性制動部9の素材であるゴム、特にシリコーンゴムは、自己吸着性と柔軟性に優れていて摩擦抵抗が大きいが、その表面を平滑面にする程凹凸が少なくなってさらに摩擦抵抗が増大する。弾性制動部9の内面14を平滑面にする手段は任意であるが、例えば成形する金型の該当面を鏡面状に仕上げておくことが挙げられる。もちろん弾性制動部9の内面14の平滑度は高い程好ましいが、厳密な鏡面にまで仕上げる必要はない。
【0024】
次に、実施形態のボトルカバー1の使用方法について説明する。
なお、実施形態のボトルカバー1で対応可能なボトル2は、胴部2aの太さが断熱容器3の内径より若干小さく、また、高さが、図4に示したように肩部2dの一部または図5に示したように肩部2dの全部が断熱容器3の上端の開口部4より突出するものであればよい。但し、上蓋5は、前記のように筒状部7が断熱容器3に嵌合して断熱容器3に装着保持されるものであるため、必要な嵌め代11bを確保することができない状態、つまり上蓋5を装着したとき筒状部7の嵌合が浅くなりすぎる程背の高いボトル2は除かれる。
さらにボトル2は、胴部2aの途中にくびれが設けられている形状や、肩部2dにダイヤモンドのような多数のカット面が設けられている形状でもよく、また、高い剛性を有する硬いものや、簡単に変形する柔らかものなど、どのような強度のものでもよい。
【0025】
しかして、ボトル2を収納する前のボトルカバー1は、図1図2に示したように断熱容器3の上部に上蓋5が装着されているため、この上蓋5を図3に示したように引き上げて外す。このとき、筒状部7の拡径部10の外側を捲り上げて引き上げれば、比較的簡単に外すことができる。
そして、夏場であれば冷やした水等の冷たい飲料が入ったボトル2を、或は冬場であれば温めた茶やコーヒー等の温かい飲料が入ったボトル2を断熱容器3の中に入れる。なお、ボトル2のスクリューキャップ2bは、開栓時に強く捻る必要があるため、断熱容器3に入れる前に開栓して締め直しておくとよい。
【0026】
次に、断熱容器3の上部に上蓋5を径方向に引き延ばしつつ嵌合させ、図4図5のように、貫通孔8からボトル2の首部2cを外部に突出させると共に弾性制動部9がボトル2の肩部2dに当接して山形に弾性変形するまで上蓋5を引き下げる。
この状態で上蓋5は、筒状部7の弾性による締付力とゴムの摩擦力によって断熱容器3の上部に装着保持され、且つ、収納されたボトル2の肩部2dに弾性制動部9の弾性により適度な圧力を加える。したがって、収納されたボトル2を断熱容器3内に簡単かつ確実に固定することができ、また、肩部2dに作用する弾性制動部9の摩擦力によって断熱容器3内でのボトル2の回転が抑制されるため、一々ボトル2を手で押さえなくとも、スクリューキャップ2bを回転させて着脱させることができる。
なお、ボトルカバー1内のボトル2を取り出す場合は、筒状部7の拡径部10の外側を捲り上げつつ引き上げて上蓋5を外せばよい。
【0027】
以上、本発明を実施の形態により説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態は、断熱容器3の断熱構造として真空の二重壁を採用したが、カップ状の容器の内側に発泡スチロール等の断熱材を設けるようにしてもよい。
また、上記の実施形態は、最も好ましいものとして請求項1~5の全ての要素を備えるようにしたが、発明の効果を損なわない範囲において請求項2~4の要素を適宜選択的に採用するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0028】
1 …ボトルカバー
2 …ボトル
2a …胴部
2b …キャップ
2c …首部
2d …肩部
3 …断熱容器
4 …開口部
5 …上蓋
7 …筒状部
8 …貫通孔
9 …弾性制動部
10 …拡径部
11a …嵌め代
11b …嵌め代
12 …隙間
14 …内面
図1
図2
図3
図4
図5