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特開2022-113620複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法及びサーバ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022113620
(43)【公開日】2022-08-04
(54)【発明の名称】複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法及びサーバ
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20220728BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021101525
(22)【出願日】2021-06-18
(31)【優先権主張番号】10-2021-0010504
(32)【優先日】2021-01-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】521268875
【氏名又は名称】ブルーネットワークス株式会社
【氏名又は名称原語表記】BLUE NETWORKS CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 勝守
(74)【代理人】
【識別番号】100165803
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 修平
(74)【代理人】
【識別番号】100170900
【弁理士】
【氏名又は名称】大西 渉
(72)【発明者】
【氏名】盧 順溶
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】      (修正有)
【課題】複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法及びサーバを提供する。
【解決手段】方法は、バッテリープールに関する情報がサーバに登録されている状態で、サーバが特定電気車両を運行する特定ユーザの選択位置を決定すると、特定ユーザの現在位置及び選択位置を基準として決定される複数のステーションの位置を、ユーザ端末のディスプレイ上に表示し、ユーザ端末が、複数のステーションのうち第kステーションを選択すると、現在時点で可用可能な第k_1移動式充電バッテリー情報と、到着予想時点で可用可能な第k_2移動式充電バッテリー情報と、をユーザ端末のディスプレイ上に表示し、ユーザ端末が、一つの第k特定の移動式充電バッテリーに関する未来使用関連情報を入力すると、第k特定の移動式充電バッテリーに関する管理者又は提供者端末に未来使用関連情報を転送する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法において、
前記移動式充電バッテリーを提供する複数のステーションに関する情報、及びそれに対応する移動式充電バッテリープールそれぞれに関する情報が管理サーバに登録されている状態で、
(a)特定の電気車両を運行する特定のユーザのユーザ端末により選択位置が決定されると、前記管理サーバが、前記特定のユーザの現在位置及び前記選択位置を基準として決定される複数のステーションの位置を前記ユーザ端末のディスプレイ上に表示するか表示するように支援する段階と、
(b)前記ユーザ端末により前記複数のステーションのうち第kステーションが選択されると、前記管理サーバが、(i)前記ユーザ端末により前記第kステーションが選択された時点である現在時点で前記第kステーションに対応する第k移動式充電バッテリープールに含まれている少なくとも一つの可用可能な第k_1移動式充電バッテリー情報、及び(ii)前記特定のユーザが前記第kステーションに到着する予想時点である到着予想時点で前記第kステーションに対応する前記第k移動式充電バッテリープールに含まれている少なくとも一つの可用可能な第k_2移動式充電バッテリー情報を前記ユーザ端末の前記ディスプレイ上に表示するか表示するように支援する段階と、
(c)前記第k_1移動式充電バッテリー関連情報及び前記第k_2移動式充電バッテリー関連情報のうち少なくとも一つを参照して前記ユーザ端末により少なくとも一つの第k特定の移動式充電バッテリーに関する未来使用関連情報が入力されると、前記管理サーバが、前記第k特定の移動式充電バッテリーに関する管理者端末又は提供者端末に前記未来使用関連情報を転送するか転送するように支援する段階と、を含む方法。
【請求項2】
前記(b)段階で、
前記現在時点に可用可能な前記第k_1移動式充電バッテリー情報及び前記到着予定時点に可用可能な前記第k_2移動式充電バッテリー情報のうち少なくとも一部は、前記管理サーバが、前記第kステーションに対応する前記第k移動式充電バッテリープールを対象として決定することを原則とし、前記現在時点又は前記到着予定時点に可用可能な前記第k_1移動式充電バッテリー情報又は前記第k_2移動式充電バッテリー情報が所定の個数以下であるものと判断されると、他のステーションに対応する他の移動式充電バッテリープールに含まれている他の移動式充電バッテリーのうち前記現在時点又は前記到着予定時点に対応する動線が前記第kステーションから予め設定された臨界距離以内に該当する特定の他の移動式充電バッテリーに対しては臨時に前記第k移動式充電バッテリープールに所属させることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記管理サーバは、前記特定の他の移動式充電バッテリーに対しては臨時に前記第k移動式充電バッテリープールに所属させた後、前記特定の他の移動式充電バッテリーが前記現在時点又は前記到着予定時点を基準として前記特定のユーザにより予約された後、前記特定のユーザによる予約の撤回がなく、前記特定のユーザが前記到着予定時点に前記第kステーションに到着した状態で、前記特定の他の移動式充電バッテリーが前記特定のユーザにより利用されなかったことが感知されると、前記特定の他の移動式充電バッテリー又はそれに対応する提供者の信頼度を低下させ、前記特定の他の移動式充電バッテリーが前記特定のユーザにより利用されたことが感知されると、前記特定の他の移動式充電バッテリー又はそれに対応する提供者の信頼度を高めることを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
(d)前記第k特定の移動式充電バッテリーの充電容量が前記特定の電気車両が前記選択位置まで到達するのに必要な充電容量を満たしていない場合、前記管理サーバが、前記特定のユーザが前記第kステーションの位置及び前記選択位置の間に位置する第k+1ステーションないし第k+nステーションそれぞれに到着する予想時点である第k+1到着予想時点ないし第k+n到着予想時点を算出し、算出された前記第k+1到着予想時点ないし前記第k+n到着予想時点別に当該ステーションに対応する第k+1移動式バッテリープールないし第k+n移動式バッテリープールそれぞれに含まれている可用可能な第k+1特定の移動式充電バッテリー情報ないし第k+n特定の移動式バッテリー情報を算出して前記ユーザ端末の前記ディスプレイ上に表示するか表示するように支援する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記(b)段階で、
前記第k_1移動式充電バッテリー情報は、前記現在時点における前記第k_1移動式充電バッテリーの残余使用容量情報及び前記第k_1移動式充電バッテリーに設定されている他のユーザによる第1使用予約情報のうち少なくとも一つを含み、
前記第k_2移動式充電バッテリー情報は、前記到着予想時点における前記第k_2移動式充電バッテリーの予想残余使用容量情報及び前記到着予想時点以後の時点に前記第k_2移動式充電バッテリーに設定されている他のユーザによる第2使用予約情報のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する管理サーバにおいて、
前記移動式充電バッテリーを提供する複数のステーションに関する情報、及びそれに対応する移動式充電バッテリープールそれぞれに関する情報が管理サーバに登録されている状態で、
各インストラクションを格納する少なくとも1つのメモリと、
前記各インストラクションを実行するために構成された少なくとも一つのプロセッサとを含み、
前記プロセッサは、(1)特定の電気車両を運行する特定のユーザのユーザ端末により選択位置が決定されると、前記特定のユーザの現在位置及び前記選択位置を基準として決定される複数のステーションの位置を前記ユーザ端末のディスプレイ上に表示するか表示するように支援するプロセス、(2)前記ユーザ端末により前記複数のステーションのうち第kステーションが選択されると、(i)前記ユーザ端末により前記第kステーションが選択された時点である現在時点で前記第kステーションに対応する第k移動式充電バッテリープールに含まれている少なくとも一つの可用可能な第k_1移動式充電バッテリー情報、及び(ii)前記特定のユーザが前記第kステーションに到着する予想時点である到着予想時点で前記第kステーションに対応する前記第k移動式充電バッテリープールに含まれている少なくとも一つの可用可能な第k_2移動式充電バッテリー情報を前記ユーザ端末の前記ディスプレイ上に表示するか表示するように支援するプロセス、及び(3)前記第k_1移動式充電バッテリー関連情報及び前記第k_2移動式充電バッテリー関連情報のうち少なくとも一つを参照して前記ユーザ端末により少なくとも一つの第k特定の移動式充電バッテリーに関する未来使用関連情報が入力されると、前記第k特定の移動式充電バッテリーに関する管理者端末又は提供者端末に前記未来使用関連情報を転送するか転送するように支援するプロセスを遂行することを特徴とする管理サーバ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法及びサーバに関する。
【背景技術】
【0002】
最近、電気車両の普及が全世界的に拡大している趨勢である。韓国の場合、Post-2020温室ガス削減計画の一環として2030年までにディーゼル車両を完全に退出させ、2020年までに電気車両24万台の普及を目標としており、電気車両を充電することができる充電器が備え付けられている充電インフラが造成されている。
【0003】
これに伴い、電気車両自体に関する研究開発だけでなく、電気車両の充電分野に関する多様な研究開発が行われており、それとともに電気車両に脱着と装着が可能な充電バッテリーを利用した電池車両バッテリー交換式充電システムに関する研究(例えば、下記特許文献1)も持続的に行われている。
【0004】
したがって、備え付けられている電気車両の充電器を利用した充電サービスだけでなく、脱着と装着が可能な充電バッテリーを利用した電気車両の充電サービスを電気車両の運行者に提供し、このような充電バッテリーを管理する方法を開発する必要がある状況である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許第9,925,882号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上述の問題点をすべて解決することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、ユーザ端末を通じてユーザに移動式充電バッテリーを提供することができるステーションに関する情報だけでなく、可用可能な移動式充電バッテリーに関する情報を提供することを他の目的とする。
【0008】
また、本発明は、ユーザに対して現在時点にステーションで可用可能な移動式充電バッテリーに関する情報だけでなく、ユーザがステーションに到着する予想時点にステーションで可用可能な移動式充電バッテリーを予測して、それに関する効率的な情報を提供することをまた他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述のような本発明の目的を達成し、後述する本発明の特徴的な効果を実現するための本発明の特徴的な構成は以下の通りである。
【0010】
本発明の一態様によると、複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法において、前記移動式充電バッテリーを提供する複数のステーションに関する情報、及びそれに対応する移動式充電バッテリープールそれぞれに関する情報がサーバに登録されている状態で、(a)特定の電気車両を運行する特定のユーザのユーザ端末により選択位置が決定されると、前記サーバが、前記特定のユーザの現在位置及び前記選択位置を基準として決定される複数のステーションの位置を前記ユーザ端末のディスプレイ上に表示するか表示するように支援する段階と、(b)前記ユーザ端末により前記複数のステーションのうち第kステーションが選択されると、前記サーバが、(i)前記ユーザ端末により前記第kステーションが選択された時点である現在時点で前記第kステーションに対応する第k移動式充電バッテリープールに含まれている少なくとも一つの可用可能な第k_1移動式充電バッテリー情報、及び(ii)前記特定のユーザが前記第kステーションに到着する予想時点である到着予想時点で前記第kステーションに対応する前記第k移動式充電バッテリープールに含まれている少なくとも一つの可用可能な第k_2移動式充電バッテリー情報を前記ユーザ端末の前記ディスプレイ上に表示するか表示するように支援する段階と、(c)前記第k_1移動式充電バッテリー関連情報及び前記第k_2移動式充電バッテリー関連情報のうち少なくとも一つを参照して前記ユーザ端末により少なくとも一つの第k特定の移動式充電バッテリーに関する未来使用関連情報が入力されると、前記サーバが、前記第k特定の移動式充電バッテリーに関する管理者端末又は提供者端末に前記未来使用関連情報を転送するか転送するように支援する段階と、を含む方法が開示される。
【0011】
一例として、前記(b)段階で、前記現在時点に可用可能な前記第k_1移動式充電バッテリー情報及び前記到着予定時点に可用可能な前記第k_2移動式充電バッテリー情報のうち少なくとも一部は、前記サーバが、前記第kステーションに対応する前記第k移動式充電バッテリープールを対象として決定することを原則とし、前記現在時点又は前記到着予定時点に可用可能な前記第k_1移動式充電バッテリー情報又は前記第k_2移動式充電バッテリー情報が所定の個数以下であるものと判断されると、他のステーションに対応する他の移動式充電バッテリープールに含まれている他の移動式充電バッテリーのうち前記現在時点又は前記到着予定時点に対応する動線が前記第kステーションから予め設定された臨界距離以内に該当する特定の他の移動式充電バッテリーに対しては臨時に前記第k移動式充電バッテリープールに所属させることを特徴とする方法が開示される。
【0012】
一例として、前記サーバは、前記特定の他の移動式充電バッテリーに対しては臨時に前記第k移動式充電バッテリープールに所属させた後、前記特定の他の移動式充電バッテリーが前記現在時点又は前記到着予定時点を基準として前記特定のユーザにより予約された後、前記特定のユーザによる予約の撤回がなく、前記特定のユーザが前記到着予定時点に前記第kステーションに到着した状態で、前記特定の他の移動式充電バッテリーが前記特定のユーザによって利用されなかったことが感知されると、前記特定の他の移動式充電バッテリー又はそれに対応する提供者の信頼度を低下させ、前記特定の他の移動式充電バッテリーが前記特定のユーザによって利用されたことが感知されると、前記特定の他の移動式充電バッテリー又はそれに対応する提供者の信頼度を高めることを特徴とする方法が開示される。
【0013】
一例として、(d)前記第k特定の移動式充電バッテリーの充電容量が前記特定の電気車両が前記選択位置まで到達するのに必要な充電容量を満たしていない場合、前記サーバが、前記特定のユーザが前記第kステーションの位置及び前記選択位置の間に位置する第k+1ステーションないし第k+nステーションそれぞれに到着する予想時点である第k+1到着予想時点ないし第k+n到着予想時点を算出し、算出された前記第k+1到着予想時点ないし前記第k+n到着予想時点別に当該ステーションに対応する第k+1移動式バッテリープールないし第k+n移動式バッテリープールそれぞれに含まれている可用可能な第k+1特定の移動式充電バッテリー情報ないし第k+n特定の移動式バッテリー情報を算出して前記ユーザ端末の前記ディスプレイ上に表示するか表示するように支援する段階と、をさらに含むことを特徴とする方法が開示される。
【0014】
一例として、前記(b)段階で、前記第k_1移動式充電バッテリー情報は、前記現在時点における前記第k_1移動式充電バッテリーの残余使用容量情報及び前記第k_1移動式充電バッテリーに設定されている他のユーザによる第1使用予約情報のうち少なくとも一つを含み、前記第k_2移動式充電バッテリー情報は、前記到着予想時点における前記第k_2移動式充電バッテリーの予想残余使用容量情報及び前記到着予想時点以後の時点に前記第k_2移動式充電バッテリーに設定されている他のユーザによる第2使用予約情報のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする方法が開示される。
【0015】
本発明の他の態様によると、複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する管理サーバにおいて、前記移動式充電バッテリーを提供する複数のステーションに関する情報、及びそれに対応する移動式充電バッテリープールそれぞれに関する情報がサーバに登録されている状態で、各インストラクションを格納する少なくとも1つのメモリと、前記各インストラクションを実行するために構成された少なくとも一つのプロセッサとを含み、前記プロセッサは、(1)特定の電気車両を運行する特定のユーザのユーザ端末により選択位置が決定されると、前記特定のユーザの現在位置及び前記選択位置を基準として決定される複数のステーションの位置を前記ユーザ端末のディスプレイ上に表示するか表示するように支援するプロセス、(2)前記ユーザ端末により前記複数のステーションのうち第kステーションが選択されると、(i)前記ユーザ端末により前記第kステーションが選択された時点である現在時点で前記第kステーションに対応する第k移動式充電バッテリープールに含まれている少なくとも一つの可用可能な第k_1移動式充電バッテリー情報、及び(ii)前記特定のユーザが前記第kステーションに到着する予想時点である到着予想時点で前記第kステーションに対応する前記第k移動式充電バッテリープールに含まれている少なくとも一つの可用可能な第k_2移動式充電バッテリー情報を前記ユーザ端末の前記ディスプレイ上に表示するか表示するように支援するプロセス、及び(3)前記第k_1移動式充電バッテリー関連情報及び前記第k_2移動式充電バッテリー関連情報のうち少なくとも一つを参照して前記ユーザ端末により少なくとも一つの第k特定の移動式充電バッテリーに関する未来使用関連情報が入力されると、前記第k特定の移動式充電バッテリーに関する管理者端末又は提供者端末に前記未来使用関連情報を転送するか転送するように支援するプロセスを遂行することを特徴とするサーバが開示される。
【発明の効果】
【0016】
本発明によると、次のような効果がある。
【0017】
本発明は、ユーザ端末を通じてユーザに移動式充電バッテリーを提供することができるステーションに関する情報だけでなく、可用可能な移動式充電バッテリーに関する情報が提供されるようにする効果がある。
【0018】
また、本発明は、ユーザに対して現在時点にステーションで可用可能な移動式充電バッテリーに関する情報だけでなく、ユーザがステーションに到着する予想時点にステーションで可用可能な移動式充電バッテリーを予測して、それに関する情報が提供されるようにする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1図1は、発明の一実施例において、複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理するサーバの概略的な構成を示す図面である。
図2図2は、本発明の一実施例において、複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法の概略的な順序を説明するための図面である。
図3a図3aは、本発明の一実施例において、複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法の一例を説明するための図面である。
図3b図3bは、本発明の一実施例において、複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法の一例を説明するための図面である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
後述する本発明に関する詳細な説明は、本発明が実施され得る特定の実施例を例示として示す添付図面を参照する。これらの実施例は、当業者が本発明を実施することができるように十分詳細に説明される。本発明の多様な実施例は互いに異なるが、相互に排他的である必要はないことが理解されるべきである。例えば、ここに記載されている特定の形状、構造及び特性は、一実施例に関連して本発明の精神及び範囲を逸脱せず、かつ他の実施例で具現され得る。また、それぞれの開示された実施例内の個別の構成要素の位置又は配置は、本発明の精神及び範囲を逸脱せず、かつ変更され得ることが理解されるべきである。したがって、後述の詳細な説明は、限定的な意味として受け取ろうとするものではなく、本発明の範囲は適切に説明されるのであれば、その請求項が主張することと均等な全ての範囲とともに添付された請求項によってのみ限定される。図面において類似の参照符号は、様々な側面にわたって同一であるか、又は類似の機能を指す。
【0021】
以下、本発明の属する技術分野において、通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できるようにするために、本発明の望ましい実施例について、添付の図面を参照して詳細に説明することとする。
【0022】
図1は、発明の一実施例において、複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する管理サーバ100の概略的な構成を示す図面である。
【0023】
図1に示されているように、本発明の複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する管理サーバ100は、メモリ110及びプロセッサ120を含むことができる。
【0024】
管理サーバ100のメモリ110はプロセッサ120の各インストラクションを格納することができ、具体的に、各インストラクションは管理サーバ100をもって特定の方式で機能させるための目的で生成されるコードであって、コンピュータその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を指向し得るコンピュータ利用可能又はコンピュータ読取り可能メモリに格納することができる。各インストラクションは、本発明の明細書で説明される機能を実行するための各プロセスを遂行することができる。
【0025】
そして、管理サーバ100のプロセッサ120は、MPU(Micro Processing Unit)又はCPU(Central Processing Unit)、キャッシュメモリ(Cache Memory)、データバス(Data Bus)などのハードウェアの構成を含むことができる。また、オペレーティングシステム、特定の目的を遂行するアプリケーションのソフトウェアの構成をさらに含むこともできる。
【0026】
また、管理サーバ100は、複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理するのに使用される情報を含むデータベース900と連動することができる。ここで、データベース900はフラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えばSD又はXDメモリ)、ラム(Random Access Memory, RAM)、SRAM(Static Random Access Memory)、ロム(ReadOnly Memory,ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ReadOnly Memory)、PROM(Programmable ReadOnly Memory)、磁気メモリ、 磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも一つのタイプの格納媒体を含むことができ、これに限定されずデータを格納し得る全ての媒体を含むことができる。また、データベース900は管理サーバ100と分離してインストールされるか、それとは別に管理サーバ100の内部にインストールされてデータを伝送したり受信されるデータを格納することもでき、図示されたものとは異なって2つ以上に分離して具現することもでき、これは発明の実施条件によって異なり得る。
【0027】
また、管理サーバ100は、通信部(図示せず)を通じてユーザ端末500と必要な情報を送受信することができる。
【0028】
また、管理サーバ100は、通信部(図示せず)を通じて移動式充電バッテリーを提供する複数のステーションそれぞれのステーションサーバ600と必要な情報を送受信することができる。ここで、移動式充電バッテリーは電気車両の内部又は外部に脱着と装着が可能であり、電気車両と連結されて電気車両のバッテリーを充電させることができる。また、移動式充電バッテリーは、電気車両がステーションに停車した状態で使用することも可能であり、電気車両が走行する状態で使用することも可能である。ここで、管理サーバ100はステーションサーバ600と同一の物体でもあり得、別個の物体として設けることもできる。以下では、別個の物体として設けられた場合を想定して説明するが、同一の物体である場合には、以下の内容を少しだけ変形することで理解することができるはずであるため、説明を省略する。
【0029】
また、管理サーバ100は、それぞれのステーションサーバ600から送信した当該ステーションに対応する移動式充電バッテリーの情報を、当該ステーション別にグループ化した移動式充電バッテリープール(pool)をデータベース900に登録することができる。ここで、各移動式充電バッテリーは必要に応じて所属する移動式充電バッテリープールではなく、他の移動式充電バッテリープールに一時的に所属することも可能である。すなわち、ユーザは当該ステーションから提供された移動式充電バッテリーを当該ステーションに返納したり保管させることもでき、必要に応じて当該ステーションから提供された移動式充電バッテリーを当該ステーションではなく他のステーションに返納したり保管させることもできる。
【0030】
また、管理サーバ100は、通信部(図示せず)を通じて他のユーザ端末(図示せず)と必要な情報を送受信することができる。
【0031】
このように構成された本発明の一実施例において、管理サーバ100を利用して複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法を図2を参照して説明すると、以下の通りである。
【0032】
図2は、本発明の一実施例において、複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法の概略的な順序を説明するための図面である。
【0033】
まず、管理サーバ100は、特定の電気車両を運行する特定のユーザのユーザ端末500によって選択位置が決定されると、特定のユーザの現在位置及び選択位置を基準として決定される複数のステーションの位置をユーザ端末500のディスプレイ上に表示したり表示するように支援することができる(S210)。
【0034】
ここで、選択位置は、特定のユーザがユーザ端末500に位置を直接入力した位置(例えば、目的地として入力した位置)でもあり得、特定のユーザがユーザ端末500上に表示された複数の選択肢の中から一つを選択した位置でもあり得るが、これに限定されるわけではない。
【0035】
また、複数のステーションの位置は、現在位置と選択位置との間に存在するステーションの位置でもあり得、特定の電気車両が現在位置から選択位置に移動する経路上に位置するステーションの位置でもあり得るが、これに限定されるわけではない。ここで、ステーションは移動式充電バッテリーを提供することができるだけでなく、電気車両を充電することができる電気車両充電サービスまで提供することもでき、コンビニエンスストア、飲食店、カフェなどの様々な日常生活と関連する施設でもあり得るが、これに限定されず、移動式充電バッテリーを提供する全ての施設を含むことができる。
【0036】
そして、管理サーバ100は、ユーザ端末により複数のステーションのうち第kステーションが選択されると、ユーザ端末により第kステーションが選択された時点である現在時点において、第kステーションに対応する第k移動式充電バッテリープールに含まれている少なくとも一つの可用可能な第k_1移動式充電バッテリー情報及び特定のユーザが第kステーションに到着する予想時点である到着予想時点で第kステーションに対応する第k移動式充電バッテリープールに含まれている少なくとも一つの可用可能な第k_2移動式充電バッテリー情報をユーザ端末500のディスプレイ上に表示するか表示するように支援することができる(S220)。
【0037】
すなわち、現在時点で使用可能な移動式充電バッテリーの情報を特定のユーザに提供することによって、特定のユーザは自らが第kステーションまで移動する間に移動式充電バッテリーが他のユーザによって使用されるか予約されて、第kステーションに到着した際に移動式充電バッテリーが使用できなくなることを防止するために、予め使用する移動式充電バッテリーを予約して先占することができるであろう。ここで、特定のユーザが第kステーションまで移動するのにかかる時間に応じてそれぞれ異なる追加料金が発生することもあり得るが、これについては後に詳細に説明することにする。また、到着予定時点で使用可能な移動式充電バッテリーの情報を特定のユーザに提供することによって、特定のユーザは第kステーションに到着して直ちに使用可能な移動式充電バッテリーを把握することができ、これを参照して使用する移動式充電バッテリーを予約することで、時間を浪費せずに効率的な充電サービスを受けることができるのである。
【0038】
この際、管理サーバ100は、現在時点に可用可能な第k_1移動式充電バッテリー情報及び到着予定時点に可用可能な第k_2移動式充電バッテリー情報のうち少なくとも一部は、第kステーションに対応する第k移動式充電バッテリープールを対象として決定することができる。ただし、管理サーバ100は、現在時点又は到着予定時点に可用可能な第k_1移動式充電バッテリー情報又は第k_2移動式充電バッテリー情報が所定の個数以下であるものと判断されれば、他のステーションに対応する他の移動式充電バッテリープールに含まれている他の移動式充電バッテリーのうち現在時点又は到着予定時点に対応する(他の移動式充電バッテリーを搭載した移動手段の)動線が前記第kステーションから予め設定された臨界距離以内に該当する特定の他の移動式充電バッテリーに対しては臨時に前記第k移動式充電バッテリープールに所属させることができる。
【0039】
例えば、現在時点又は到着予定時点に第k移動式充電バッテリープールに含まれている可用可能な移動式充電バッテリーがなく、特定のユーザにそれに関する情報を提供することができない場合、第kステーションに近い距離に第h移動式充電バッテリープールに含まれている第h移動式充電バッテリー及び第m移動式充電バッテリープールに含まれている第m移動式充電バッテリーが(現在時点又は到着予定時点に)位置しているか位置しているものと予測されれば、管理サーバ100が第h移動式充電バッテリー及び第m移動式充電バッテリーを第k移動式充電バッテリープールに臨時に組み込まれるように所属を変更させて、特定のユーザに第h移動式充電バッテリー情報及び第m移動式充電バッテリー情報を提供することができる。ここで、第h移動式充電バッテリー及び第m移動式充電バッテリーは第kステーションに返納する予定であるか保管する予定である移動式充電バッテリーであり得るが、これに限定されるわけではない。
【0040】
また、管理サーバ100は、特定の他の移動式充電バッテリーに対しては臨時に第k移動式充電バッテリープールに所属させた後、特定の他の移動式充電バッテリーが前記現在時点又は前記到着予定時点を基準として特定のユーザにより予約された後、特定のユーザによる予約の撤回がなく、特定のユーザが到着予定時点に第kステーションに到着した状態で、特定の他の移動式充電バッテリーが到着していないために特定のユーザにより利用され得なかったことが感知されると、特定の他の移動式充電バッテリー又はそれに対応する提供者の信頼度を低下させ、特定の他の移動式充電バッテリーが特定のユーザにより利用されたことが感知されると、特定の他の移動式充電バッテリー又はそれに対応する提供者の信頼度を高めることができる。
【0041】
例えば、特定のユーザが特定の他の移動式充電バッテリーに対する使用予約を行い、到着予定時点に第kステーションに到着したものの、特定の他の移動式充電バッテリーが特定のユーザにより利用されなかった場合であれば、到着予定時点又は到着予定時点以前に第kステーションで特定の他の移動式充電バッテリーを提供すべきである提供者が来なかったか又は遅れて到着したことを意味し得るため、管理サーバ100はこれに対するペナルティとして当該特定の他の移動式充電バッテリーを提供すべきである提供者の信頼度を低下させることができる。ここで、さらなるペナルティとして当該提供者のポイント又はマイレージを差し引いたり、所定の料金を付加することもできるであろうし、提供者が遅れて到着した場合には、遅れた時間に応じて差し引かれるポイント又はマイレージを異なるようにしたり賦課される料金を異なるようにすることもできるが、これに限定されるわけではない。また、特定のユーザが特定の他の移動式充電バッテリーに対する使用予約を行って、到着予定時点に第kステーションに到着しており、特定の他の移動式充電バッテリーが特定のユーザによって利用された場合であれば、第kステーションで特定の他の移動式充電バッテリーを提供すべきである提供者が到着予定時点又は到着予定時点以前に到着したことを意味し得るため、管理サーバ100はこれに対するアドバンテージとして当該特定の他の移動式充電バッテリーを提供すべきである提供者の信頼度を高めることができる。ここで、さらなるアドバンテージとして当該提供者に所定のポイント又はマイレージを提供することもできるが、これに限定されるわけではない。
【0042】
また、第k_1移動式充電バッテリー情報は、現在時点における第k_1移動式充電バッテリーの残余使用容量情報及び第k_1移動式充電バッテリーに設定されている他のユーザによる第1使用予約情報のうち少なくとも1つを含むことができ、第k_2移動式充電バッテリー情報は、到着予想時点における第k_2移動式充電バッテリーの予想残余使用容量情報及び到着予想時点以後の時点に前記第k_2移動式充電バッテリーに設定されている他のユーザによる第2使用予約情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0043】
すなわち、特定のユーザは、現在時点又は到着予想時点に使用可能な移動式充電バッテリーの残余使用容量に関する情報を確認することができるだけでなく、移動式充電バッテリーに予め設定されている他のユーザの使用予約情報を確認することによって、自らの状況に合った移動式充電バッテリーを予約又は使用することができるのである。
【0044】
また、管理サーバ100は、現在時点及び到着予想時点では可用可能でないものの、現在時点又は到着予想時点以後の予め設定された臨界時間以内に前記第kステーションに対応する前記第k移動式充電バッテリープールに含まれている少なくとも一つの可用可能な第k_3移動式充電バッテリー情報をさらにユーザ端末500に提供することができる。
【0045】
次に、管理サーバ100は、第k_1移動式充電バッテリー関連情報及び第k_2移動式充電バッテリー関連情報のうち少なくとも1つを参照してユーザ端末500によって少なくとも1つの第k特定の移動式充電バッテリーに関する未来使用関連情報が入力されると、第k特定の移動式充電バッテリーに関する管理者端末又は提供者端末に未来使用関連情報を転送するか転送するように支援することができる(S230)。
【0046】
ここで、未来使用関連情報は、特定のユーザが第k特定の移動式充電バッテリーを使用しようとする時点に関する情報である特定の予約時点情報、特定の予約時点情報に対応する使用料金に関する情報である特定の使用料金情報及び特定の使用料金情報の先決済が済んでいるかに関する情報である特定の先決済情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0047】
また、特定の使用料金情報は、現在時点から特定の予約時点までの時間間隔に対応する料金情報によって決定され得る。ここで、料金情報は、所定の時間間隔で区間が分かれている所要時間の範囲別に異なるように策定され得る。例えば、1~10分は1000ウォン、11~20分は2000ウォン、21~30分は4000ウォン、31~40分は8000ウォンなどに料金が策定されているように、時間間隔が大きくなるにつれて増加する料金が同一でなく、さらに加重された料金が賦課されるように設定され得るが、これに限定されるわけではない。
【0048】
一方、前記のようにS210ないしS230段階からなる複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法の一実施例を、図3a及び図3bを参照して説明すると以下の通りである。
【0049】
図3aを参照すると、特定のユーザの現在位置がソウル310であり、特定のユーザが決定した位置である選択位置が大田320である場合、ソウル310と大田320との間に位置する複数のステーションである龍仁ステーション330、天安ステーション340及び清州ステーション350それぞれの位置がユーザ端末500に表示されていることが分かる。
【0050】
そして、特定のユーザが午後1時に天安ステーション340を選択したと仮定した場合、図3bのような画面がユーザ端末500に表示され得る。
【0051】
具体的に、ユーザ端末500には現在時点360と天安ステーション340に到着予定時点370が区分されて表示され、現在時点360に可用可能な天安_1移動式充電バッテリーリスト361及び到着予定時点370に可用可能な天安_2移動式充電バッテリーリスト371がそれぞれ表示されていることが分かる。
【0052】
また、天安_1移動式充電バッテリーリスト361それぞれに対する残余使用容量に関する情報362及び天安_1移動式充電バッテリーリスト361それぞれに対する予約現況情報363がさらに表示され、天安_2移動式充電バッテリーリスト371それぞれに対する予想残余使用容量に関する情報372及び天安_2移動式充電バッテリーリスト371それぞれに対する予約現況情報373がさらに表示されていることが分かる。
【0053】
したがって、特定のユーザは、前記図3bのように表示された情報を確認し、移動式充電バッテリーの予約又は使用の可否、移動式充電バッテリーを使用する使用時間等を決定することができる。
【0054】
一方、前記のようにS210ないしS230段階からなる複数のステーション別の移動式充電バッテリープールを管理する方法は本発明の必須の段階であって、前記S210ないしS230段階からなる段階以後に以下のような段階をさらに含むことができる。
【0055】
管理サーバ100は、第k特定の移動式充電バッテリーの充電容量が前記特定の電気車両が選択位置まで到達するのに必要な充電容量を満たさない場合、特定のユーザが第kステーションの位置及び選択位置の間に位置する第k+1ステーションないし第k+nステーションそれぞれに到着する予想時点である第k+1到着予想時点ないし第k+n到着予想時点を算出し、算出された第k+1到着予想時点ないし第k+n到着予想時点別に当該ステーションに対応する第k+1移動式バッテリープールないし第k+n移動式バッテリープールそれぞれに含まれている可用可能な第k+1特定の移動式充電バッテリー情報ないし第k+n特定の移動式バッテリー情報を算出して、前記ユーザ端末の前記ディスプレイ上に表示するか表示するように支援することができる(S240)。
【0056】
例えば、第kステーションの位置が大田であり、第k特定の移動式充電バッテリーの充電容量が10kWhであって、特定のユーザが決定した選択位置である釜山までの必要なバッテリー容量が25kWhであり、特定の電気車両の現在残っているバッテリー容量が10kWhであると仮定すると、第k特定の移動式充電バッテリーの充電容量である10kWhは特定の電気車両が釜山まで到達するのに必要な充電容量を満たさないようになるため、大田と釜山との間に位置する各ステーション(例えば、大邱ステーション等)の位置と当該ステーションに到着する予定時間を参照して決定される可用可能な移動式充電バッテリーの情報を特定のユーザに提供して、特定の電気車両が釜山まで到達するためにさらに必要なバッテリー容量を充電できるようにすることができる。
【0057】
以上にて説明された本発明による各実施例は、多様なコンピュータの構成要素を通じて遂行することができるプログラム命令語の形態で具現されて、コンピュータ読取り可能な記録媒体に格納され得る。前記コンピュータ読取り可能な記録媒体は、プログラム命令語、データファイル、データ構造などを単独で又は組み合わせて含むことができる。前記コンピュータ読取り可能な記録媒体に格納されるプログラム命令語は、本発明のために特別に設計され、構成されたものであるか、コンピュータソフトウェア分野の当業者に公知にされて使用可能なものであり得る。コンピュータ読取り可能な記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピーディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD-ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスク(Floptical Disk)のような磁気-光メディア(Magneto-Optical Media)、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令語を格納して遂行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令語の例には、コンパイラによって作られるもののような機械語コードだけでなく、インタープリターなどを使用してコンピュータによって実行され得る高級言語コードも含まれる。前記ハードウェア装置は、本発明による処理を遂行するために一つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成され得、その反対も同様である。
【0058】
以上にて本発明が具体的な構成要素などのような特定事項と限定された実施例及び図面によって説明されたが、これは本発明のより全般的な理解の一助とするために提供されたものであるに過ぎず、本発明が前記実施例に限定されるものではなく、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、かかる記載から多様な修正及び変形が行われ得る。
【0059】
従って、本発明の思想は、前記説明された実施例に局限されて定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、本特許請求の範囲と均等又は等価的に変形されたものすべては、本発明の思想の範囲に属するといえる。
図1
図2
図3a
図3b