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特開2022-115106新しい感染症対策として「新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体」を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法、この消毒方法を用いたその新型コロナウイルス感染後の少なくとも初期の治療方法、及び、この消毒方法を用いた感染予防方法
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  • 特開-新しい感染症対策として「新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体」を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法、この消毒方法を用いたその新型コロナウイルス感染後の少なくとも初期の治療方法、及び、この消毒方法を用いた感染予防方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022115106
(43)【公開日】2022-08-08
(54)【発明の名称】新しい感染症対策として「新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体」を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法、この消毒方法を用いたその新型コロナウイルス感染後の少なくとも初期の治療方法、及び、この消毒方法を用いた感染予防方法
(51)【国際特許分類】
   A61L 2/18 20060101AFI20220801BHJP
   A61L 2/20 20060101ALI20220801BHJP
   A61L 2/23 20060101ALI20220801BHJP
   A61P 31/04 20060101ALI20220801BHJP
   A61P 31/12 20060101ALI20220801BHJP
   A61K 36/31 20060101ALI20220801BHJP
【FI】
A61L2/18
A61L2/20
A61L2/23
A61P31/04
A61P31/12
A61K36/31
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2022070447
(22)【出願日】2022-04-22
(71)【出願人】
【識別番号】000251934
【氏名又は名称】鈴木 利康
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 利康
【テーマコード(参考)】
4C058
4C088
【Fターム(参考)】
4C058AA28
4C058BB07
4C058DD16
4C058JJ02
4C058JJ08
4C058JJ16
4C058JJ23
4C058JJ28
4C088AB15
4C088AC13
4C088CA05
4C088MA17
4C088MA59
4C088ZB33
4C088ZB35
(57)【要約】      (修正有)
【課題】新型コロナウイルス感染後の少なくとも初期の治療法と新・感染予防法の提案。
【解決手段】「チューブ入り練り本わさびをぬるま湯に溶かした濃厚わさび水」又は「生の和わさびをすりおろし、その溶液とすりかすを一緒にぬるま湯に溶かした濃厚わさび水」又は「和わさびの成分を含む濃厚わさび水」の上澄(うわず)みを使って鼻腔内や副鼻腔内を殺菌消毒することを特徴とする「新しい感染症対策として『新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体』を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法」。また、チューブ入り練り本わさび、又は、生の和わさび等から抽出した本わさびガスを使って鼻腔内や副鼻腔内を殺菌消毒することを特徴とする「新しい感染症対策として『新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体』を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法」。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
「チューブ入り練り本わさびをぬるま湯に溶かした濃厚わさび水」又は「生の和わさびをすりおろし、その溶液とすりかすを一緒にぬるま湯に溶かした濃厚わさび水」又は「和わさびの成分を含む濃厚わさび水」の上澄(うわず)みを使って鼻腔内や副鼻腔内を殺菌消毒することを特徴とする「新しい感染症対策として『新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体』を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法」。
◆各分野の専門家による実証確認を!
【請求項2】
チューブ入り練り本わさび、又は、生の和わさび等から抽出した本わさびガスを使って鼻腔内や副鼻腔内を殺菌消毒することを特徴とする「新しい感染症対策として『新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体』を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法」。
◆各分野の専門家による実証確認を!
【請求項3】
「チューブ入り練り本わさびをぬるま湯に溶かしたわさび水」又は「生の本わさびをすりおろし、その溶液とすりかすを一緒にぬるま湯に溶かしたわさび水」又は「本わさびの成分を含むわさび水」を飲むか、又は、本わさびをほかの食べ物と一緒に食することによって胃腸内を殺菌消毒することを特徴とする「新しい感染症対策として『新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体』を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法」。
尚、前記わさび水を飲む時の濃度は、嘔吐や下痢をし尽くして胃腸内が空っぽなら薄目にし、胃腸内に飲食物がある程度有るなら、それに応じて濃くする。もし、胃腸内がちくちくしたり、ただれている感じがした時はトマト・ジュースを飲んだり、生トマトを食べたりすれば、それが解消することを本発明者は経験している。
◆各分野の専門家による実証確認を!
【請求項4】
チューブ入り練り本わさびのチューブ取出口から例えば2~7ミリ噴出させた練り本わさびを「手の指で一番長い指(普通は中指)」の先に付着させて、口を開けた奥の喉の壁に押し付けて潰(つぶ)す。後は皮膚にクリームを塗る様にその練り本わさびを喉壁(のどかべ)に広く塗って行く。そして、特に痛みを感じる喉の部分によく念入り塗ることを特徴とする「新しい感染症対策として『新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体』を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法」。
注意1:この消毒を行う前に必ずその一番長い指の爪を切り、その喉壁(のどかべ)を傷付けない様にその切り後のバリ等を削って滑らかにし、その手をよく洗ってから前述した消毒を行うこと。
注意2:この消毒を行うとき条件反射で「おえっ」と吐き気がしたり、「ごほっ」と咳が出たり、目が充血したり、涙が出たりするが、本発明者は大丈夫だった。この消毒方法に慣れて来ると、その条件反射は次第に弱くなって行く。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
■■ Each title of the 3 inventions ( 3発明の各名称 ) ■■
■ Title of the 1st invention ■
How to sterilize harmlessly inside of human bodies by killing-or-inactivating‘many kinds of pathogens to include the new coronavirus,COVID-19’as a new way to fight infectious diseases.
■ Title of the 2nd invention ■
At least initial treatment‘to use the above-mentioned sterilization-way’and‘for people infected with the new coronavirus,COVID-19’.
■ Title of the 3rd invention ■
Prevention against many kinds of pathogens infection to use the sterilization-way.
【0002】
■■ 前書き ( Preface ) ■■
私(=本発明者=本出願人)は●和わさびやアリル・イソチオシアネート等を用いる上記の治療法と予防法を見付けることができたと強く確信した。
I ( =The inventor = The applicant ) had strongly become convinced that I had been able to find the above-written treatment-&-prevention’to use‘●Japanese wasabi,allyl-isothiocyanate,and so on’.
ただし、私は電子回路分野と多値論理分野を専門としているが、食品衛生学分野も医学分野も薬学分野も専門ではない。
Only I make no speciality of‘the food-hygienics field’or‘the medical science field’or‘the pharmacology field’,though I make a speciality of both‘the electronic circuit field’and‘the multivalued logic field’.
しかしながら、それらの各分野においていくつかの必要不可欠な能力はほとんど同じだと私は思う。その能力とは例えば観察能力、洞察能力、ひらめき能力、発想能力、応用能力などである。
However I think that‘some indispensable abilities in each field of them’are almost same.The abilities are for example‘observation-ability,insight-ability,inspiration-ability,imagination-ability,application-ability,etc.’.
そして、2020年1月から現在に至るまで「私の副鼻腔炎などに対する治療法」と「新型コロナウイルス、COVID-19感染に対する『予防法と少なくとも初期の治療法』」の為に私は雑務の合間に「自分自身を実験台(=実験対象)にして」かつ「主に和わさびを使って」できるだけ規則的に研究し続けて来た。
And from January 2020 to the present‘for both treatment against my sinusitis etc. and prevention-&-“at least initial treatment”against infection by the new coronavirus,COVID-19’,I have possibly-regularly continued my research‘using myself as an experimental object’and‘using Japanese wasabi mainly’between miscellaneous duties.
加えて、その研究の準備段階として私は1982年頃から和わさびを使わずに私の副鼻腔炎などに対して考えられる幾つかの治療法を既に不規則的に試し続けて来た。(なぜなら、副鼻腔炎の手術等が全く役に立たなかったからである。)ただし、私が食中毒のとき和わさびを試し、その治療法がとても効果的であることを私は知っていた。
In addition,in a preparation-stage for the research,I had already-&-irregularly continued to try some kinds of thinkable treatments against my sinusitis etc.from about 1982(year) without using Japanese wasabi.( Because a operartion for my sinusitis had not been useful at all.) Only I had tried Japanese wasabi against my food poisoning and I had knewn that the treatment had been very effective.
その結果、●和わさびやアリル・イソチオシアネート等を用いる治療法、予防法を見付けることができたと強く確信するに至った。尚、アリル・イソチオシアネートは和わさび、西洋わさび、からしに含まれている。
As the result,I strongly became convinced that I had been able to find‘the treatment,the prevention,etc.’to use‘●Japanese wasabi,allyl-isothiocyanate,and so on’.
◇One information:each of Japanese wasabi,horseradish and mustard includes allyl-isothiocyanate.
【0003】
■■ 少し詳しい要約 ( A little detailed abstract ) ■■
■ 課 題 ( Problem to be solved ) ■
例えば、エンベロープ・ウイルスに属する新型コロナウイルス、COVID-19感染後の少なくとも初期の治療方法を提案すること。従って、この治療方法は感染予防方法にもなる。
For example,to suggest‘at least initial treatment for people infected with the new coronavirus,COVID-19 belonging to Envelope-viruses’.Therefore this treatment becomes its prevention,too.
■ 解決手段( Meaning for solving the problem ) ■
米国疾病対策センターの『各種病原体の消毒耐性序列の考え方』によれば、真菌はその新型コロナウイルスより消毒に対して抵抗力が強い。
◇真菌の例:カビ、白癬(はくせん)菌、酵母など。
According to“Decreasing order of resistance of microorganisms to disinfection and sterilization and the level of disinfection or sterilization”published by CDC of U.S.A.,fungi have stronger resistance than the new colonaviruses,COVID-19 against disinfection or sterilization.
◇Examples of fungi:molds,ringworms,yeasts,etc..
そして、段落番号[0012~0013]の段落中に記載された論文等によれば、本わさび、西洋わさび(ホースラディッシュ)、からしのそれぞれが含むアリル-イソチオシアネートは抗『真菌』機能などを持つ。加えて、それらは安全な食品である。
And according to some papers etc. written in paragraphs indicated by paragraph-number[0012]&[0013],‘allyl-isothiocyanates which each of Japanese wasabi,horseradish & mustard includes’have antifungal-function etc..In addition,they’re safe foods.
事実、私(=本発明者=本出願人)はチューブ入り練(ね)り本わさびを白癬菌の水虫足に塗って「ある程度の又は完全な」治癒を確認した。
そして、このわさびから容易にアリル-イソチオシアネート・ガス等を発生させて鼻の中、のど等を数回消毒することで●鼻かぜから治癒を3回以上確認した。その時、私は鼻の中の消毒の度にいつも脳神経の活性化を感じた!(体全体の神経もまたそうかもしれない?)●人の脳神経の活性化が人の免疫力を「最強&かつ最適」に制御すると考えている。
さらに、私は以前、一時的に難聴になったことがあるけれども、今、私は自分の聴力が以前の普通のそれより高いことを感じる。
In fact,I (=The inventor = The applicant ) confirmed‘in some degree or completely recovering from my athlete’s foot’by applying ‘Japanese genuine wasabi that is kneaded-&-packaged in a plastic tube’to my foot infected with ringworms.
And over three times I confirmed ●recovery from a cold in my nose by sterilizing several times inside‘my nose,throat,etc.’with‘allyl-isothiocyanate-gas etc.produced easily from the above-mentioned wasabi’.At that time I felt my cranial nerves were activated whenever the sterilizing inside my nose.( maybe nerves of my whole body,too ? ) I’m thinking that ●human cranial-nerves-activating controls human immunity most strongly-&-suitably.
Furthermore,I now feel that my hearing-ability is higher than former-&-normal it,though I have ever-&-temporarily been hard of hearing.
鼻かぜの原因は殆どウイルスな為、その3回以上の風邪のうち少なくとも1回はウイルス性と考えて良い。この意味はとても重要だ。なぜなら、●これはウイルス感染後の治療が可能なことを意味するからである。本わさびガス等を「鼻の中、口の中、のど等の内側を消毒するという治療方法」に使用可能。やり方●厳重注意!●各分野の専門家による実証確認を!◆本願無償開放。
As causes of a cold in human nose are almost by viruses,we can think that at least one time of the above-mentioned my over-three-times-colds was caused by viruses.This meaning is very important. Because ●this means that treatment after virus infection is possible.We can use gases generated from Japanese genuine wasabi etc.for the treatment( = sterilizing the inside of ‘our noses,our mouths,our throats,etc.’).
●We must be strictly careful about the how.●I hope that‘experts in each field’ confirm the above-mentioned effects of Japanese wasabi etc.by real experiments.◆I get no patent-right on this application.
■ 厳重な注意事項( Strict Notes ) ■
番号[0019~0020]の段落中に示される様にわれわれはその消毒方法、その治療方法、その感染予防方法がリスクを伴うことに注意しなければならない。
As indicated in paragraphs of paragraph-number[0019~0020],we must be careful that some risks accompany each of the sterilization,the treatment and the prevention.
【0004】
■■ 技術分野 ■■
本発明は「新しい感染症対策として『新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体』を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法、この消毒方法を用いたその新型コロナウイルス感染後の少なくとも初期の治療方法、及び、この消毒方法を用いた感染予防方法」に関する。
詳しく言えば、「例えば本わさびを使って主に鼻の中(鼻腔内、副鼻腔内)、鼻涙管(涙が目から鼻へ流れる為の管)、半月ひだ(目の中の内側部分)、耳管(鼻奥と耳内側をつなぐ管で、耳抜きの為に有る)、のど{扁桃腺(へんとうせん)やアデノイド}、口の中(口腔内)、消化器系内などを消毒できる方法」に関する。このため、目、鼻、口から感染し、その本わさび等が消毒可能な感染症に対して効果が有ると考えられる。
尚、その後、本発明者は人には全部で4つの扁桃が有ることを知った。●咽頭(いんとう)扁桃(=アデノイド)、●口蓋(こうがい)扁桃(=扁桃腺)のほかに●舌(ぜつ)扁桃と●耳管(じかん)扁桃である。本発明者はこれら4つの扁桃が脳神経、免疫、体調などに深く関係していると考えている。
【0005】
本発明者は「日本本来の本わさび」の効果を「入手し易い、和わさびだけを使ったチューブ入り練(ね)り本わさび」で何回も確認している。
尚、日本のわさび業界では『本わさび』とその商品に表記するには、その使用わさびの50%以上が「和わさび」であることが必要条件とのこと。
また、『和わさび使用』と表記してあっても、和わさび以外の余計(?)な成分を混ぜ合わせて、構成成分全体で『和わさび』の含有率が低い場合も有るし、『和わさびと西洋わさび(Horseradish)を使用』と表記してあっても、両わさび以外の余計(?)な成分を混ぜ合わせて、構成成分全体で『両わさび』の含有率が低くては意味が無い。
さらに、和わさびの「あの鼻ツーン、あの舌ピリリを引き起こす成分」が殺菌消毒に効果的な有効成分(アリル・イソチオシアネート等)と考えられるので、「和わさびだけを使ったチューブ入り本わさび」であっても、あの鼻ツーン、あの舌ピリリを無くした商品は駄目みたいである。
それから、西洋わさび(Horseradish)については欧米産の西洋わさびを入手できていないことも有り、その殺菌消毒効果を確認していないが、「和わさびと西洋わさびを使ったチューブ入り混合わさび」の場合、メーカーによるのか?商品によるのか?あの鼻ツーンは少し弱い様に感じられる。
例えば、中国産の西洋わさびを使った、あるチューブ入り西洋わさびを試したが、品種が異なるのか?あの舌ピリリは有るが、あの鼻ツーンがほとんど無かった。その味も少し違っていて違和感が有った。
そして、その風味・好み改良の為か?その原料コスト低減の為か? 和わさび、西洋わさびの使用量を減らして全く別の香辛料を混ぜている商品も見受けられた。
■注 意■
わさび等のメーカーによっては、あるいは、同じメーカーであってもその商品によっては『●その消毒効果にばらつきが有る』ことに注意する必要が有る。
■■本発明者が実際に使用し続け、その効果を確認し続けている本わさび■■
和わさびだけを使い、その和わさびの含有率ができるだけ高く、そして、その本わさびに「あの鼻ツーン、あの舌ピリリを無くすという余計な加工」をしていないチューブ入り練(ね)り本わさびが良い。今の所、エスビー食品(株)製の●『S&B 本生 本わさび』(登録商標?)がベストである。(2022年4月16日現在)
【0006】
からしも『殺菌消毒に効果的な有効成分(アリル・イソチオシアネート等)』を含んでいるので、消毒効果が有る。ただし、本発明者は主に本わさびで実験している。また、からしもメーカー等によってその消毒効果にばらつきが有るかもしれない。
【0007】
それから、ニンニクにも可能性が有る。ただし、本わさびの場合は、練り本わさびそのまま、本わさび混合水、本わさびガスのそれぞれを活用できるが、ニンニクの場合、ニンニク・ガスを活用できるかどうか、試していないので分からない。
本発明者は数十年「ニンニクのエキスを商品化したキヨーレオピン(登録商標)」の液体を直に鼻の中や喉へ「それが入ったプラスチック・ボトルを手でぎゅっと握ることによって」その出口から噴射「注入または吹き付け」て消毒して来た。家族に臭い臭いと言われながら。尚、その購入薬局の話ではその商品はニンニクの長所だけを取り出した物とのことで、炎症の方は大丈夫だった。
一方、本発明者はまだ1回しか薄目ニンニク水を使った「鼻腔内や副鼻腔内の殺菌消毒」を試していないが、殺菌消毒に関しては効果有りである。
後は、鼻粘膜などに対する悪影響(炎症や臭い)の具合、カビに対する殺菌能力または抑制能力、殺菌持続能力などが有るかどうか、ニンニクそのものが腐敗しないかどうか、で活用できるかどうかが決まる。冷蔵庫の中に長期間入れておいた生ニンニクの外皮にはよく青緑色のカビが生えたり、その内部までカビにやられて腐食したりする。擦った生ニンニクなら大丈夫なのか?
【0008】
お茶の場合、カテキンに殺菌消毒作用が有ると言われているが、その作用が弱いせいなのか?その効き目が短いせいなのか?使えない。なぜなら、緑茶を入れた湯呑みを夏場にほったらかしにしておくと、1日でその緑茶は赤茶色になり、2日目でその水面にカビが生え、浮いているのを本発明者は数年前に確認している、からである。この為、お茶を鼻腔内などの殺菌消毒に使用できない。
「こしょう」も少し試したが駄目みたい(?)である。「しょうが」の効果はまだはっきり確認していない。本発明者は本わさびを中心に自分自身を実験台、被験者にして実験している。
【0009】
本わさびは病原体による消化器系の病気に対しても効果が期待できる。なぜなら、ただ本わさびをそのまま食べたり、「本わさびを水に溶かした本わさび水」を飲んだりすれば良いだけの話だからである。本発明者は実際に食中毒の時に本わさび水を飲んで経験済みである。
例えば、食中毒の時に下痢や嘔吐(おうど)をし尽くした後に薄目の本わさび水を飲むと10分位で「それまでの不快症状」が劇的に解消した。私は当然空(す)きっ腹だったので、その直後に胸焼け(?)の様な感じがしたので、トマト・ジュースを飲んでこれも解消させた。
子供向けには例えばチューブ入り練り本わさびをマヨネーズや甘いドレッシングに混ぜて与えれば良いかもしれない。
本わさびは呼吸器系の病気全体に対しては鼻や口からの病原体の侵入や増殖・増援を阻止して、予防効果や治療サポート効果が期待できるかもしれない。
【背景技術】
【0010】
新型コロナウイルス、Covid-19に関して世界的に感染者、重症者、死者の数がまだまだ多い。ワクチン等の副作用に関しても充分に小さいとは言えない。ワクチン接種も4回、5回……と計画されており、その効果が長続きしない。この様にワクチンの多数回接種で、その安全性に問題無いのか?
また、効果の大きい治療薬はまだ実用化されていない(?)。しかも、それらの実用化にまだかなりの日数が必要な様である。ウイルス変異の問題も有る。
そして、将来さらに毒性の強い強毒性インフルエンザ等の出現が予想されている。
⇒⇒ 下記の非特許文献1
その場合、今回でさえ「ワクチンや治療薬」の開発に日数が掛かっているのに、間に合うのか? その上、病原ウイルスや病原菌の型や種類が違うと効果が無いではとても困る。
われわれは新しい別の防御方法や治療法を考え出す必要が有る。
その1つの答えが『人体内で無害、副作用無しで消毒できる本発明の消毒方法』である。だから、産業上の利用可能性は非常に大きい。
しかも、ワクチンより本わさびの方が安い。さらに、ニンニクやしょうが等も食品消毒剤として活用できるなら、経済的に厳しい国々にも配布し易くなる。
⇒⇒ 下記の非特許文献2
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0011】
【非特許文献1】インターネット検索:『コロナは中ボス…きたるラスボス最恐ウイルスにユニクロマスク(登録商標?)で勝てるか』。2020年7月21日11時15分に発信。執筆者:菅原幸子(すがわら・さちこ、「ドラビズ on-line」編集長)。 要するに、「現在の新型コロナウイルスは弱毒性だが、将来『これよりもさらに強力な強毒性の新型インフルエンザ感染症』の発生が恐れられており、常に新興の感染症危機に晒(さら)されている潮流を理解し、備えを万全にすべきだろう。etc.」と著者は述べている。
【非特許文献2】『貧困国国民9割、ワクチン巡り格差、来年接種できず』、『公平な分配、課題に』。執筆者:岸本まりみ(バンコク)。2020年12月13日発行の日本経済新聞朝刊(東京版)。
【0012】
【非特許文献3】『辛味成分の研究(第4報)ワサビ精油の抗菌性』、「山口女子短期大学・薬学雑誌Vol.78, p.435~p.436に開示。尚、第1報は同雑誌 Vol.77,125(1957)に開示。」、著者:西田ミツエ。( UDC 547.913:582.683.2:576.851.48.095.18 )◆“The 4th Report about Studies on the Pungent Component.Minutely speaking,Antibacterial Properties of Essential Oil of Eutrema Wssabi MAXIM”,‘Pharmacological Reports Vol.78,p.435~p.436 published by Yamaguchi Women’s Junior College’,‘Author:NISHIDA Mitsue.( Received September 28,1957 ).◆Furthermore,“The 1st Report about Studies on the Pungent Component”⇒‘Pharmacological Reports Vol.77,125(1957).
【非特許文献4】Drobnica,L.,Zemanova,M.,Nemec,P.,Antos,K.,Kristian,P.,Stullerova,A.,Knoppova,V. and Nemec,Jr.,P. “Antifungal activity of isothiocyanates and related compounds.”,‘1.Naturally occurring isothiocyanates and their analogues. Appl.Microbiol., 15, 701-709(1967).’.尚、入手できず内容未確認。
【非特許文献5】Drobnica,L.,Zemanova,M.,Nemec,P.,Kristian,P.,Antos,K. and Hulka,A. “Antifungal activity of isothiocyanates and related compounds.”,‘2.Mononuclear aromatic isothiocyanates. Appl.Microbiol., 15, 710-717(1967).’.尚、入手できず内容未確認。
【非特許文献6】“Antifungal activity of powdery black mustard,powdery wasabi(Japanese Horseradish) and allyl isothiocyanate by ●gaseous contact”,‘J.Antibact.Antifung.Agents,13(5),199-204(1985)’,‘Author:GOI,H.,INOUE,S.,IWANAMI,Y.’.
【非特許文献7】“Preliminary Examination of Allyl Isothiocyanate ●Vapor for Food Preservation”,‘Biosci.Biotech.Biochem.,56(9),1476-1477(1992)’,‘Author:ISSHIKI K., TOKUOKA K., MORI R. and CHIBA S. ’.
【非特許文献8】『アリルイソチオシアネートによる食品の健全性確保』、「食品と微生物 Jpn.J.Food Microbio1., 10(1), 1-6, 1993 」、著者(Author):一色賢司(ISSHIKI Kenji)・徳岡敬子(TOKUOKA Keiko) [農林水産省,食品総合研究所・健全性評価研究室]。
【非特許文献9】『沢わさびの機能性』、「日本食品素材研究会誌,Vol.11,pp.64-74(2008)」、著者(Author):木苗直秀( KINAE Naohide)・増田修一( MASUDA Shuichi )。
【非特許文献10】『 アリルイソチオシアネートを抗菌成分とした徐放型製剤の開発(= Development of a sustained release preparation made with allyl isothiocyanate as a fungicide )』、「東京都立産業技術研究センター研究報告,第5号,2010年」、著者(Author):飯田孝彦( IIDA Takahiko )・岩崎正良( IWASAKI Masayoshi )・原猛男( HARA Takeo )・小沼ルミ( KONUMA Rumi )・宮崎巌( MIYAZAKI Iwao )・濱野智子( HAMANO Tomoko )・瓦田研介( KAWARADA Kensuke )。
【0013】
【非特許文献11】“Bactericidal properties of allyl isothiocyanate and related oils”,‘Food Res.,5,147-152(1940)’,‘Author:Foter,M.J.’.
【非特許文献12】“Effects of allyl isothiocyanate and related substance on the thermal resistance of Aspergillus niger,Saccharomyces ellipsoides and Bacillus thermoacidurans”,‘Food Res.,16,510-514(1951)’,‘Author:KOSKER O., ESSELEN Jr. W.B. and FELLERS C.R.’.
【非特許文献13】『最近の食品防腐剤開発の動向』、「防菌防微,5(7),279-292(1977)」、「著者(Author):芝崎勲(SHIBASAKI Isao)」.
【非特許文献14】『その後の食品防腐剤の研究動向』、「防菌防微,9(6),291-300(1981)」、「著者(Author):芝崎勲(SHIBASAKI Isao)」.
【非特許文献15】“Inhibitory Effect of Volatile Constituents of Plants on the Proliferation of Bacteria”,‘J.Antibact.Antifung.Agents,11(11),609-615(1983)’,‘Author:INOUE,S.,GOI,H.,MIYAUCHI,K.,MURAKI.S.,OGIHARA,M,IWANAMI,Y.’.
【非特許文献16】“Inhibitory Effects on the Growth of Several Bacteria by Brown Mustard and Allyl Isothiocyanate”,‘Nippon Shokuhin Kogyo Gakkaishi,37(10),823-829(1990)’,‘Author:KANEMARU K.and MIYAMOTO T.’.
【非特許文献17】『イソチオシアン酸アリルとその誘導体による細菌増殖阻害』、「Nippon Shokuhin Kogyo Gakkaishi Vol.38,No.10,926~929(1991)〔研究ノート〕」、著者(Author):金丸芳(KANEMARU Kaori)・宮本悌次郎(MIYAMOTO Teijiro)
【非特許文献18】『カラシ抽出物製剤による酵母の生育抑制』、「日食工誌,39,68-71(1992)」、著者:徳岡敬子・森理三郎・一色賢司。
【非特許文献19】『カラシ抽出物徐放製剤による食中毒菌の制御(=Antimicrobial Activity of Mustard Extract against Food Poisoning Bacteria )』、「日本食品微生物学会雑誌 Jpn.J.Food Microbiol.,11(2),133-136,1994 」、‘著者(Author):関山泰司(SEKIYAMA Yasushi)・水上勇一(MIZUKAMI Yuichi)・董昇(SHE Dong)・胡東(DONG Hu)・植村興(UEMURA Takashi)’.
【非特許文献20】“Antimicrobial Properties of Isothiocyanates in Food Preservation”,‘Food Technology 49(11) 73-74,79,81&83-84 1995’,‘ Author:P.J.DELAQUIS and G.MAZZA ’.
【非特許文献21】『わさび抽出物の抗菌活性とフードモデル系への応用(=Antibacterial Activities of Wasabi Extract and Its Application to Food Model Systems )』、「 防菌防微(=Journal of antibacterial and antifungal agents )26(9),481-485,1998-09-10 」、著者(Author):小野晴寛( ONO Haruhiro )。
【非特許文献22】“ Bactericidal activity of wasabi(Wasabia japonica) against ●Helicobacter pylori(ピロリ菌)”,‘Int J Food Microbiol.2004 Aug 1;94(3):255-61. doi:10.1016/S0168-1605(03)00297-6.( https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15246236/ ) ’,Author:II Shik Shin, MASUDA Hideki, KINAE Naohide ’.
【非特許文献23】『●歯周病原因菌に対するわさび成分の抗菌効果』、‘ Functional Food and Health.ACS Symposium Series 993;American Chemical Society:Washington,DC,2008;pp 389-398’,‘著者(Author):増田秀樹(MASUDA Hideki )・廣岡沙織(HIROOKA Saori )’.
【非特許文献24】“Wasabi-Japanese Horseradish”,‘Bangladesh Journal of Scientific and Industrial Research 43(4),433-448,2008’(DOI:10.3329/bjsir.v43i4.2234)、‘Author:Tamanna Sultana and Geoffrey P.Savage’.
【非特許文献25】“ Component Analysis of Wasabi Leaves and an Evaluation of their Anti-inflammatory Activity(=ワサビ葉の成分解析とその●抗炎症作用●の評価 )”,‘ Food Science and Technology Research,21(2),247-253,2015 ’,‘Author(著者):Shuhei YOSHIDA,Takahiro HOSODA,Saori INUI,Hideki MASUDA and Shigenori KUMAZAWA’.
【非特許文献26】“ Functional properties of wasabi and horseradish(=和ワサビと西洋ワサビの機能特性 )”,‘ https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11237192/,“DOI:10.1002/biof.5520130140” ’,‘Author(著者):N.KINAE, H.MASUDA, IS.SHIN, M.FURUGORI, and K.SHIMOI’.『 要約:アリルイソチオシアネートが抗細菌作用と●(カビ等の真菌に対する)抗菌作用を示すことはよく知られている。 - - - ワサビの根から●抗「ガン変異」成分が抽出された。この事は、和ワサビと西洋ワサビが人の健康維持にとって有力な機能食品であるかもしれないことを示す。』
【非特許文献27】“ Antiplatelet and ●anticancer isothiocyanates in Japanese domestic horseradish,wasabi ”,‘ Biofactors.2000;13(1-4):271-6. doi:10.1002/biof.5520130141 ( https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11237193/ ) ’,‘Author(著者):NORIMITSU Y., HAYASHI K., NAKAGAWA Y., HORIO F., UCHIDA K. and OSAWA T.’.●anticancer:抗胃ガン剤。
【非特許文献28】『 沢わさび,西洋わさびの揮発成分{=Volatile Components of Wasabi( Wasabi japonica )and Horse Radish( Cocholeria aroracia ) }』、「日本食品工業学会誌 第28巻 第7号 1981年7月{ Nippon Shokuhin Kogyo Gakkaishi Vol.28,No.7,365~370 (1981) }」、著者(Author):伊奈和夫( INA Kazuo )・佐野昭仁( SANO Akihito )・信国美香子( NOBUKUNI Mikako )・木島勲( KISHIMA Isao )。
【0014】
【非特許文献29】インターネット検索:「『カビ感染で亡くなる人は着実に増えている』と専門医、特にリスクが高い人は?」、専門医:亀井克彦(千葉大学真菌医学研究センター臨床感染症分野教授)、インタビュー&編集:「週刊女性PRIME『シュージョ・プライム』、2019年6月28日08時00分に発信or検索。
【非特許文献30】インターネット検索:「ネパール、真菌感染症『●ムコール症』で初の死者」、翻訳編集者:AFPBB News、2021年6月5日15時10分に発信。■ムコール症:極めて進行が早く、脳に広がるのを防ぐために手術で眼球の摘出や鼻、顎の切除が必要になる場合もあり、致死率は50%を超える。インドでは既に数千人が発症。‘https://www.msn.com/ja-jp/news/world/ネパール-真菌感染症…’。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
新しい感染症対策として「新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体」を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法」を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
「チューブ入り練り本わさびをぬるま湯に溶かした濃厚わさび水」又は「生の本わさびをすりおろし、その溶液とすりかすを一緒にぬるま湯に溶かした濃厚わさび水」又は「本わさびの成分を含む濃厚わさび水」の上澄(うわず)みを使って鼻腔内や副鼻腔内を消毒する「新しい感染症対策として『新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体』を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法」である。
【発明の効果】
【0017】
このことによって、鼻腔内や副鼻腔内を消毒できるだけでなく、その濃厚わさび水は耳管(鼻奥と耳内側をつなぐ管で、耳抜きの為に有る)内にも流れ込むので、耳管内も消毒できる。このとき、耳管内が炎症していれば、耳の奥が一瞬痛くなるが、消毒が済むとその痛みは止まる。本発明者の経験から。
また、その濃厚わさび水は鼻涙管(涙が目から鼻へ流れる為の管)を逆流して半月ひだ(目の中の内側部分)に達するので、目から侵入する病原体も消毒できる。そのとき、半月ひだが健康ならだいだい色だが、炎症して赤い時その逆流した濃厚わさび水がその半月ひだ部分を消毒するため痛くなる。それがだいだい色のときは痛くない。本発明者の経験から。
なお、よく新型コロナウイルスは目からも感染するのではないかと耳にするが、そのウイルスが涙に混ざって鼻涙管を介して目から鼻の中へ侵入して感染するからだと思う。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本わさび等の予防効果や治療効果を喚起する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例0019】
「チューブ入り練り本わさびをぬるま湯に溶かした濃厚わさび水」又は「生の本わさびをすりおろし、その溶液とすりかすを一緒にぬるま湯に溶かした濃厚わさび水」又は「本わさびの成分を含む濃厚わさび水」の上澄(うわず)みを使って鼻腔内や副鼻腔内を消毒する。
■厳重注意1:その濃厚わさび水を鼻腔内や副鼻腔内に満たすやり方は、塩水で鼻の中を洗浄する時に塩水を入れる従来のやり方と全く異なっており、リスクが大きくなる。
そのやり方をしっかり守り、落ち着いて隅々(すみずみ)まで消毒すれば全く大丈夫であるが、そうでないと、その濃厚わさび水を気道の方に吸い込んでしまう危険が有る。
特に、泳げない人、頭髪を洗う時に頭から温水をかけるのが怖い人、洗面器の水面に顔を当てて目を開けるのが怖い人、全般的に溺れることを連想させる様な事が怖い人などは、この消毒のとき激痛が伴う場合パニックになり易いと思うので、危ない。本発明者は40年以上の水泳歴が有るが、それ以前は完全な金槌(かなづち)だったので、その様な気持ちはよく分かる。
◆実施例1を含め、その改良型を本願の後願(第2報か第3報)で詳しく説明する。◆
■厳重注意2:鼻腔内や副鼻腔内を殺菌消毒するとき「それらの中に居る雑菌、病原体の数」が多ければ多いほど、鼻の中が●「長い時間かつ猛烈に」痛む。これは傷口にヨードチンキや消毒用アルコール等を塗(ぬ)った時と同様であるが、脳に近く神経敏感で、接触面積の広い鼻腔内などの方がかなりきつい痛みになる。本発明者の経験より。
◆各分野の専門家による実証・確認を!
【実施例0020】
チューブ入り練り本わさび、又は、生の和わさび等から抽出した本わさびガスを使って鼻腔内や副鼻腔内を殺菌消毒する。
■厳重注意3:本発明者は『手術等の効果全く無く、60年間ほど悩まされ続けた副鼻腔炎』を濃厚わさび水で鼻の中の殺菌消毒をほぼ毎日繰り返して鼻づまりや濃密な粘液性鼻汁を解消し、耳抜きを自由にいつでもできる様になった。しかし、嗅覚の方はちょっぴりずつ「治っている様な、治ってない様な、時々臭いを感じる」というところである。
この殺菌消毒方法を3か月位(?)行ってから「本わさびガスを使う消毒方法」へ切り換えた初めての時、空っぽ状態だった鼻の中が「驚く程ほんの一瞬で」鼻水満杯(?)状態になり、危うく窒息状態になるところだった。冷静にすぐ口を大きく開けて鼻呼吸から口呼吸に切り換え、その満杯(?)の鼻水を洗面台のシンクに向かって排出した。この●一瞬で鼻水満杯(?)状態になることがとても危険なのである。その時パニックになると気道の方に鼻水を吸い込んでしまう危険が有った。だから、「本わさびガスを使う消毒方法」に関する詳細説明も本願の後願(第2報か第3報)で行う。
尚、本発明者の場合この一瞬の鼻水満杯(?)反応は一番初めの時だけで、その後2度と起きなかった。また、最初、ほぼ空っぽ状態(?)だった鼻の中で、その満杯(?)にする程の鼻水は一体どこから来たのであろうか? 本発明者の副鼻腔かどこかで水が貯(た)まっていたのであろうか? その鼻の中で水膨(ぶく)れした(??)細胞が破裂したのであろうか?? あるいは、その鼻の中の感染細胞が自爆(???)したのであろうか???
◆各分野の専門家による実証確認を!
【実施例0021】
チューブ入り練り本わさびのチューブ出口から例えば2~7ミリ噴出させた練り本わさびを「手の指で一番長い指(普通は中指)」の先に付着させて、口を開けた奥の喉の壁に押し付けて潰(つぶ)す。後は皮膚にクリームを塗る様にその練り本わさびを喉壁(のどかべ)に広く塗って行く。特に痛みを感じる喉の部分によく念入り塗る「新しい感染症対策として『新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体』を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法」である。
■厳重注意4:この消毒を行う前に必ずその一番長い指の爪を切っておき、その喉壁(のどかべ)を傷付けない様にその切った後のバリ等を削って滑らかにし、かつ、その手をよく洗ってから前述した消毒を行うこと。
■厳重注意5:この消毒を行うとき条件反射(?)で「おえっ」と吐き気がしたり、「ごほっ」と咳が出たり、目が充血したり、涙が出たりするが、この消毒方法に慣れて来ると、その条件反射は次第に弱くなって行く。本発明者の場合、この2年位の間ずっと続けているが大丈夫である。副作用は無い。
【産業上の利用可能性】
【0022】
下記(段落番号[0023、0024])の通り、多くの病原体に対応できる可能性が有る上に、価格が安いので、産業上の利用可能性は非常に大きい。
【0023】
日本では『(真菌に属する)カビの感染で亡くなる人は着実に増えている』とのことだが、カビ感染症にも本わさび等による消毒・治療効果が有ると本発明者は考えている。
参照:下記・非特許文献29。
なぜなら、前に述べた通りカビの仲間である白癬(はくせん)菌に対して効果が「ある程度または完全に」有った、からである。どちらも真菌に属する。
だから、本発明者は実際に毎日実行し続けている事が有る。朝起きて先ず、ぬるま湯で口うがい、喉うがい、歯を磨き、実施例3の方法で喉消毒。そして、朝食後にぬるま湯で口うがい、喉うがい、歯ブラシの先に水を含ませながら簡単に歯を磨き、実施例2の方法で鼻の中を消毒する。それから、何かを食べた後はできるだけ毎回ぬるま湯で口うがい、喉うがい、歯ブラシの先に水を含ませながら簡単に歯を磨く。あと夕方に再び実施例2の方法で鼻の中を消毒する。就寝前に歯を磨き、大きいマスクをして眠る。本発明者の場合、今までのところ効果有りである。
■■非特許文献29■■インターネット検索:「『カビ感染で亡くなる人は着実に増えている』と専門医、特にリスクが高い人は?」、専門医:亀井克彦、インタビュー&編集:「週刊女性PRIME『シュージョ・プライム』、2019年6月28日08時00分に発信or検索。
◆執筆者紹介:千葉大学真菌医学研究センター臨床感染症分野教授。カビが内蔵に感染する病気の専門家として千葉大学医学部付属病院感染症内科で真菌症専門外来を担当。
【0024】
もしかして、本わさび等による消毒・治療効果が「インド等の一部で流行(はや)っている真菌感染症『●ムコール症』」に対しても有るのではないかと本発明者は考えている。
参照:下記・非特許文献30。
■■非特許文献30■■インターネット検索:「ネパール、真菌感染症『ムコール症』で初の死者」、翻訳編集者:AFPBB News、2021年6月5日15時10分に発信。
■ムコール症:極めて進行が早く、脳に広がるのを防ぐために手術で眼球の摘出や鼻、顎(あご)の切除が必要になる場合もあり、致死率は50%を超える。インドでは既に数千人が発症。‘https://www.msn.com/ja-jp/news/world/ネパール-真菌感染症…’。
【0025】
尚、本発明者は本願に関して特許権を取得する気は全く無く、また、そもそも特許権を取得できる方法発明でもない。この出願の目的は情報提供なので、ただ特許出願書類として様式、書式を合わせただけである。

図1
【手続補正書】
【提出日】2022-04-25
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】
■■ 少し詳しい要約 ( A little detailed abstract ) ■■
■ 課 題 ( Problem to be solved ) ■
例えば、エンベロープ・ウイルスに属する新型コロナウイルス、COVID-19感染後の少なくとも初期の治療方法を提案すること。従って、この治療方法は感染予防方法にもなる。
For example,to suggest‘at least initial treatment for people infected with the new coronavirus,COVID-19 belonging to envelope-viruses’.Therefore this treatment becomes its prevention,too.
■ 解決手段( Means for solving the problem ) ■
米国疾病対策センターの『各種病原体の消毒耐性序列の考え方』によれば、真菌はその新型コロナウイルスより消毒に対して抵抗力が強い。
◇真菌の例:カビ、白癬(はくせん)菌、酵母など。
According to“Decreasing order of resistance of microorganisms to disinfection and sterilization and the level of disinfection or sterilization”published by CDC of U.S.A.,fungi have stronger resistance than the new colonaviruses,COVID-19 against disinfection or sterilization.
◇Examples of fungi:molds,ringworms,yeasts,etc..
そして、段落番号[0012~0013]の段落中に記載された論文等によれば、本わさび、西洋わさび(ホースラディッシュ)、からしのそれぞれが含むアリル-イソチオシアネートは抗『真菌』機能などを持つ。加えて、それらは安全な食品である。
And according to some papers etc. written in paragraphs indicated by paragraph-number[0012]&[0013],‘allyl-isothiocyanates which each of Japanese wasabi,horseradish & mustard includes’have antifungal-function etc..In addition,they’re safe foods.
事実、私(=本発明者=本出願人)はチューブ入り練(ね)り本わさびを白癬菌の水虫足に塗って「ある程度の又は完全な」治癒を確認した。
そして、このわさびから容易にアリル-イソチオシアネート・ガス等を発生させて鼻の中、のど等を数回消毒することで●鼻かぜから治癒を3回以上確認した。その時、私は鼻の中の消毒の度にいつも脳神経の活性化を感じた!(体全体の神経もまたそうかもしれない?)●人の脳神経の活性化が人の免疫力を「最強かつ最適」に制御すると考えている。
さらに、私は以前、一時的に難聴になったことがあるけれども、今、私は自分の聴力が以前の普通のそれより高いことを感じる。
In fact,I (=the inventor = the applicant ) confirmed‘in some degree or completely recovering from my athlete’s foot’by applying ‘Japanese genuine wasabi that is kneaded-&-packaged in a plastic tube’to my foot infected with ringworms.
And over three times I confirmed ●recovery from a cold in my nose by sterilizing several times inside‘my nose,throat,etc.’with‘allyl-isothiocyanate-gas etc.produced easily from the above-mentioned wasabi’.At that time I felt my cranial nerves were activated whenever the sterilizing inside my nose.( maybe nerves of my whole body,too ? ) I’m thinking that ●human cranial-nerves-activating controls human immunity most strongly-&-suitably.
Furthermore,I now feel that my hearing-ability is higher than former-&-normal it,though I have ever-&-temporarily been hard of hearing.
鼻かぜの原因は殆どウイルスな為、その3回以上の風邪のうち少なくとも1回はウイルス性と考えて良い。この意味はとても重要だ。なぜなら、●これはウイルス感染後の治療が可能なことを意味するからである。本わさびガス等を「鼻の中、口の中、のど等の内側を消毒するという治療方法」に使用可能。やり方●厳重注意!●各分野の専門家による実証確認を!◆本願無償開放。
As causes of a cold in human nose are almost by viruses,we can think that at least one time of the above-mentioned my over-three-times-colds was caused by viruses.This meaning is very important. Because ●this means that treatment after virus infection is possible.We can usegases generated from Japanese genuine wasabi etc.for the treatment( = sterilizing the inside of ‘our noses,our mouths,our throats,etc.’).
●We must be strictly careful about the how.●I hope that‘experts in each field’ confirm the above-mentioned effects of Japanese wasabi etc.by real experiments.◆I get no patent-right on this application.
■ 厳重な注意事項( Strict Notes ) ■
段落番号[0019~0020]の段落中に示される様にわれわれはその消毒方法、その治療方法、その感染予防方法がリスクを伴うことに注意しなければならない。
As indicated in paragraphs of paragraph-number[0019~0020],we must be careful that some risks accompany each of the sterilization,the treatment and the prevention.
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
チューブ入り練り本わさび、又は、生の和わさび等から抽出した本わさびガスを使って鼻腔内や副鼻腔内を殺菌消毒する。
■厳重注意3:本発明者は『手術等の効果全く無く、60年間ほど悩まされ続けた副鼻腔炎』に対して濃厚わさび水で鼻の中の殺菌消毒をほぼ毎日繰り返して鼻づまりや濃密な粘液性鼻汁を解消し、耳抜きを自由にいつでもできる様になった。しかし、嗅覚の方はちょっぴりずつ「治っている様な、治ってない様な、時々臭いを感じる」というところである。
この殺菌消毒方法を3か月位(?)行ってから「本わさびガスを使う消毒方法」へ切り換えた初めての時、空っぽ状態だった鼻の中が「驚く程ほんの一瞬で」鼻水満杯(?)状態になり、危うく窒息状態になるところだった。冷静にすぐ口を大きく開けて鼻呼吸から口呼吸に切り換え、その満杯(?)の鼻水を洗面台のシンクに向かって排出した。この●一瞬で鼻水満杯(?)状態になることがとても危険なのである。その時パニックになると気道の方に鼻水を吸い込んでしまう危険が有った。だから、「本わさびガスを使う消毒方法」に関する詳細説明も本願の後願(第2報か第3報)で行う。
尚、本発明者の場合この一瞬の鼻水満杯(?)反応は一番初めの時だけで、その後2度と起きなかった。また、最初、ほぼ空っぽ状態(?)だった鼻の中で、その満杯(?)にする程の鼻水は一体どこから来たのであろうか? 本発明者の副鼻腔かどこかで水が貯(た)まっていたのであろうか? その鼻の中で水膨(ぶく)れした(??)細胞が破裂したのであろうか?? あるいは、その鼻の中の感染細胞が自爆(???)したのであろうか???
◆各分野の専門家による実証確認を!
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
チューブ入り練り本わさびのチューブ出口から例えば2~7ミリ噴出させた練り本わさびを「手の指で一番長い指(普通は中指)」の先に付着させて、口を開けた奥の喉の壁に押し付けて潰(つぶ)す。後は皮膚にクリームを塗る様にその練り本わさびを喉壁(のどかべ)に広く塗って行く。特に痛みを感じる喉の部分によく念入り塗る「新しい感染症対策として『新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体』を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法」である。
■厳重注意4:この消毒を行う前に必ずその一番長い指の爪を切っておき、その喉壁(のどかべ)を傷付けない様にその切った後のバリ等を削って滑らかにし、かつ、その手をよく洗ってから前述した消毒を行うこと。
■厳重注意5:この消毒を行うとき条件反射(?)で「おえっ」と吐き気がしたり、「ごほっ」と咳が出たり、目が充血したり、涙が出たりするが、この消毒方法に慣れて来ると、その条件反射は次第に弱くなって行く。本発明者の場合、この2年位の間ずっと続けているが大丈夫である。副作用は無い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0023】
日本では『(真菌に属する)カビの感染で亡くなる人は着実に増えている』とのことだが、カビ感染症にも本わさび等による消毒・治療効果が有ると本発明者は考えている。
参照:下記・非特許文献29。
なぜなら、前に述べた通りカビの仲間である白癬(はくせん)菌に対して効果が「ある程度または完全に」有った、からである。どちらも真菌に属する。
だから、本発明者は実際に毎日実行し続けている事が有る。朝起きて先ず、ぬるま湯で口うがい、喉うがい、歯を磨き、実施例3の方法で喉消毒。そして、朝食後にぬるま湯で口うがい、喉うがい、歯ブラシの先に水を含ませながら簡単に歯を磨き、実施例2の方法で鼻の中を消毒する。それから、何かを食べた後はできるだけ毎回ぬるま湯で口うがい、喉うがい、歯ブラシの先に水を含ませながら簡単に歯を磨く。あと夕方に再び実施例2の方法で鼻の中を消毒する。就寝前に歯を磨き、大きいマスクをして眠る。本発明者の場合、今までのところ効果有りである。
■■非特許文献29■■インターネット検索:「『カビ感染で亡くなる人は着実に増えている』と専門医、特にリスクが高い人は?」、専門医:亀井克彦、インタビュー&編集:「週刊女性PRIME『シュージョ・プライム』、2019年6月28日08時00分に発信or検索。
専門医紹介:千葉大学真菌医学研究センター臨床感染症分野教授。カビが内蔵に感染する病気の専門家として千葉大学医学部付属病院感染症内科で真菌症専門外来を担当。
【手続補正5】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項4】
チューブ入り練り本わさびのチューブ取出口から例えば2~7ミリ噴出させた練り本わさびを「手の指で一番長い指(普通は中指)」の先に付着させて、口を開けた奥の喉の壁に押し付けて潰(つぶ)す。後は皮膚にクリームを塗る様にその練り本わさびを喉壁(のどかべ)に広く塗って行く。そして、特に痛みを感じる喉の部分によく念入り塗ることを特徴とする「新しい感染症対策として『新型コロナウイルス、COVID-19を含む多種類の病原体』を殺すか不活性化することによって人体内を副作用無しに消毒する方法」。
注意1:この消毒を行う前に必ずその一番長い指の爪を切り、その喉壁(のどかべ)を傷付けない様にその切り後のバリ等を削って滑らかにし、その手をよく洗ってから前述した消毒を行うこと。
注意2:この消毒を行うとき条件反射で「おえっ」と吐き気がしたり、「ごほっ」と咳が出たり、目が充血したり、涙が出たりするが、本発明者は大丈夫だった。この消毒方法に慣れて来ると、その条件反射は次第に弱くなって行く。
【手続補正書】
【提出日】2022-07-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
【非特許文献29】インターネット検索:「『カビ感染で亡くなる人は着実に増えている』と専門医、特にリスクが高い人は?」、専門医:亀井克彦(千葉大学真菌医学研究センター臨床感染症分野教授)、インタビュー&編集:「週刊女性PRIME『シュージョ・プライム』、2019年6月28日08時00分に発信or検索。
【非特許文献30】インターネット検索:「ネパール、真菌感染症『●ムコール症』で初の死者」、翻訳編集者:AFPBB News、2021年6月5日15時10分に発信。■ムコール症:極めて進行が早く、脳に広がるのを防ぐために手術で眼球の摘出や鼻、顎の切除が必要になる場合もあり、致死率は50%を超える。インドでは既に数千人が発症。‘https://www.msn.com/ja-jp/news/world/ネパール-真菌感染症…’。
【非特許文献31】“Infection Control,Tables and Figure:Figure1 by CDC of U.S.A.”,“Decreasing order of resistance of microorganisms to disinfection and sterilization and the level of disinfection or sterilization”.「大本(おおもと)の米国疾病対策センターによる各種病原体の消毒耐性序列の考え方」‘https://www.cdc.gov/infectioncontrol/guidelines/disinfection/tables/figure1.html’
【非特許文献32】2021年1月26日インターネット検索:『ウイルス関連法規制の国際状況 米国での法規制(FIFRA)>fig.各種病原体の消毒耐性序列の考え方( =Concept of disinfection resistance hierarchy of various pathogens ) 』、by KAO Worldwide. ‘https://www.kao.com/jp/hygiene-science/expert/virus-related-regulations/us/’