(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022116954
(43)【公開日】2022-08-10
(54)【発明の名称】リストバンド
(51)【国際特許分類】
G09F 3/03 20060101AFI20220803BHJP
G09F 3/10 20060101ALI20220803BHJP
A41D 20/00 20060101ALI20220803BHJP
【FI】
G09F3/03 M
G09F3/10 B
A41D20/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021013387
(22)【出願日】2021-01-29
(71)【出願人】
【識別番号】000130581
【氏名又は名称】サトーホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002468
【氏名又は名称】特許業務法人後藤特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】本田 悟
【テーマコード(参考)】
3B011
【Fターム(参考)】
3B011AA10
3B011AB00
3B011AC12
3B011AC21
(57)【要約】
【課題】リストバンドの端部をバンド部から引き剥がす際、端部を確実に破断させること。
【解決手段】リストバンドは、帯状のバンド部と、バンド部の一方の端部に積層された粘着部とを備え、粘着部をバンド部の一部に貼り付けることによって環状に形成され、粘着部が形成された端部には、複数の第一破断用切込が放射状に形成されており、第一破断用切込は、平行な二本の第一線分と、第一線分の一方の端部同士を結び第一線分よりも長い第二線分とを有し、第一線分及び第二線分によって形成される開口部を放射中心に向けるように形成されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状のバンド部と、前記バンド部の一方の端部に粘着剤が積層されてなる粘着部と、を備え、前記粘着部を前記バンド部の一部に貼り付けることによって環状に形成されるリストバンドであって、
前記端部には、複数の第一破断用切込が放射状に形成されており、
前記第一破断用切込は、
平行な二本の第一線分と、
前記第一線分の一方の端部同士を結び前記第一線分よりも長い第二線分とを有し、
前記第一線分及び前記第二線分によって形成される開口部を放射中心に向けるように形成された、
リストバンド。
【請求項2】
請求項1に記載のリストバンドであって、
放射方向において前記第一破断用切込の外側には、前記第一破断用切込と不連続であって、前記第一破断用切込と同形状の第二破断用切込が形成された、
リストバンド。
【請求項3】
請求項2に記載のリストバンドであって、
隣接する前記第一破断用切込は互いに不連続であって、不連続部分の前記放射方向における外側には、前記第一破断用切込及び前記第二破断用切込に不連続であって、前記第一破断用切込と同形状の第三破断用切込が形成された、
リストバンド。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のリストバンドであって、
前記第一線分において前記第二線分によって連結された端部とは反対の端部は、前記開口部の内側に向けて屈曲された、
リストバンド。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載のリストバンドであって、
前記バンド部の前記粘着部が形成された面には、エンボス加工が施された、
リストバンド。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載のリストバンドであって、
前記バンド部の前記粘着部が形成された面の反対面には、感熱発色層が形成された、
リストバンド。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載のリストバンドであって、
前記第一破断用切込は、Agency-FBフォントのアルファベットのCの形状である、
リストバンド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リストバンドに関する。
【背景技術】
【0002】
イベント会場やコンサートなどにおいて、入場チケットの代わりにリストバンドが利用されている。また、医療機関でも患者や受診者の識別に用いられている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたようなリストバンドは、使用者間で使い回す不正利用ができないように、貼付部分を引き剥がそうとすると、バンド部が破断するような破断用切込が形成されている。
【0005】
しかし、従来の破断用切込では、引き剥がす方向によっては、貼付部分を破断させることなく引き剥がすことができる場合もあり、改善の余地があった。
【0006】
そこで、本発明は、リストバンドの貼り付け部分である端部をバンド部の一部に貼り付けることによって環状に形成されるリストバンドにおいて、端部をバンド部から引き剥がす際に、端部を確実に破断させて、再度リストバンドとして利用できなくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様によれば、帯状のバンド部と、前記バンド部の一方の端部に粘着剤が積層されてなる粘着部と、を備え、前記粘着部を前記バンド部の一部に貼り付けることによって環状に形成されるリストバンドであって、前記端部には、複数の第一破断用切込が放射状に形成されており、前記第一破断用切込は、平行な二本の第一線分と、前記第一線分の一方の端部同士を結び前記第一線分よりも長い第二線分とを有し、前記第一線分及び前記第二線分によって形成される開口部を放射中心に向けるように形成された、リストバンドが提供される。
【発明の効果】
【0008】
上記態様によれば、帯状のバンド部の端部には、平行な二本の第一線分と、第一線分の一方の端部同士を結び第一線分よりも長い第二線分とを有し、第一線分及び第二線分によって形成される開口部を放射中心に向けるように形成された第一破断用切込が放射状に形成されている。このため、端部の外縁側から内側に向けて端部をバンド部から引き剥がす際に、第一破断用切込の第二線分において端部が開裂し、一対の第一線分に沿って、開裂が広がり、第一線分の終端部分から先で端部が破断する。このような第一破断用切込が放射状に形成されているため、リストバンドの端部をバンド部から引き剥がそうとすると、端部は貼り付け前の状態を保持することができず、再び環状に形成することができなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】
図1は、本発明の実施形態に係るリストバンドを表面側からみた平面図である。
【
図2】
図2は、本実施形態に係るリストバンドを裏面側からみた平面図である。
【
図3】
図3は、
図1のIII-III線における断面図である。
【
図4】
図4は、本実施形態に係るリストバンドを説明する斜視図である。
【
図5】
図5は、破断用切込の切込要素の形状を説明する図である。
【
図6】
図6は、端部に形成される複数の破断用切込を説明する図である。
【
図7】
図7は、本実施形態に係るリストバンドの連続体を説明する斜視図である。
【
図8】
図8は、本実施形態に係る破断用切込を適用したラベルの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[リストバンド]
図1は、本発明の実施形態に係るリストバンド1を表面側からみた平面図である。また、
図2は、リストバンド1を裏面側からみた平面図である。また、
図3は、
図1のIII-III線における断面図である。
【0011】
本実施形態において、リストバンド1の表面とは、所定のデザインや文字が予め印刷されている面である。また、リストバンド1の裏面とは、表面に対する反対面であり、人肌に接する面である。
【0012】
リストバンド1は、帯状のバンド部11と、バンド部11の一方の端部11aにおける裏面に形成された粘着部12とを有する。
【0013】
図3に示すように、バンド部11は、サーマル基材21と、裏面基材22とがラミネート層23により積層されている。また、端部11aにおける裏面に形成された粘着部12には、セパレータSが仮着されている。なお、図面を分かりやすくするために、
図1には、セパレータSは示していない。
【0014】
図3に示すように、サーマル基材21は、表面基材21aに感熱発色層21bが設けられたものである。したがって、感熱発色層21bが配置されたサーマル基材21がリストバンド1の表面を構成する。
【0015】
表面基材21aに適用可能な材料は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンナフタレート等の樹脂フィルム単体又はこれら樹脂フィルムを複数積層してなる多層フィルムを使用することができる。
【0016】
また、上記樹脂フィルム基材のほか、厚紙、上質紙、中質紙、又はこれらに塗工層を適宜形成したコート紙等の紙基材を用いることができる。
【0017】
本実施形態においては、表面基材21aの厚さは、10μm以上300μm以下のものを使用可能である。表面基材21aとして紙類を用いる場合には、上記範囲のなかでも、50μm以上260μm以下のものを使用することができ、通常、80μmとすることが好ましい。
【0018】
表面基材21aとして樹脂フィルムを用いる場合には、上記範囲のなかでも、25μm以上200μm以下、なかでも、表面基材21aは、厚さ10μm~200μmのものを使用することができる。これらは、用途に応じて、適宜選択可能である。
【0019】
感熱発色層21bは、プリンタ(不図示)のサーマルヘッドの発熱走査によって発色する材料から形成されている。
【0020】
裏面基材22は、リストバンド1の裏面を構成する。裏面基材22には、エンボス加工が施されている。これにより、人肌との間に通気性を確保することができる。また、エンボス加工により、裏面基材22にクッション性が付与され、肌当りを柔らかくすることができる。
【0021】
ラミネート層23は、本実施形態においては、ポリエチレン樹脂である。サーマル基材21と裏面基材22は、溶融したポリエチレン樹脂により熱融着されている。また、ラミネート層23には、通常、ラミネート用粘着剤として用いられる材料であれば、適宜使用可能である。一例として、アクリル系、ウレタン系、シリコーン系、ゴム系等の粘着剤や接着剤を使用することができる。
【0022】
粘着部12を形成する粘着剤としては、アクリル系、ウレタン系、シリコーン系、ゴム系等の粘着剤や接着剤があげられる。
【0023】
図1及び
図2に示すように、リストバンド1において、バンド部11の粘着部12が形成された端部11aには、破断用切込13が形成されている。
【0024】
図3に示すように、破断用切込13は、バンド部11を貫通する切込であり、端部11aに配置された粘着部12の位置に形成されている。
【0025】
図4は、本実施形態に係るリストバンド1の斜視図である。リストバンド1は、手首に巻き付けて、端部11aの裏面に形成された粘着部12をバンド部11の表面の一部に貼り付けることによって、環状にして使用する。粘着部12は、バンド部11の表面の任意の位置に貼り付けることができるため、環径は、調整自在である。
【0026】
なお、
図4に示す矢印Pは、端部11aを引き剥がす方向を説明するためのものである。
図4における矢印Pの方向は、後述の
図6に示す矢印Pの方向と対応している。
【0027】
続いて、破断用切込13について説明する。
図5は、破断用切込13の一つの切込要素30を説明する図である。
【0028】
切込要素30は、平行な二本の第一線分31,32と、第二線分33とが連通して形成されている。第二線分33は、第一線分31,32の一方の端部31aと端部32aとを連結しており、第二線分33は、第一線分31,32よりも長い。
【0029】
また、第一線分31,32において、第二線分33によって連結されている端部31a,32aとは反対の端部31b,32bは、開口部34の内側に向けて屈曲されて、屈曲部35,36を形成している。
【0030】
本実施形態において、屈曲部35,36及び第一線分31,32と第二線分33との連結部分は、曲線で形成されている。このため、端部11aの引き剥がしに対して、切込要素30における開裂が進行しやすい。
【0031】
本実施形態においては、切込要素30は、Agency-FBフォントのアルファベットの「C」の形状である。
【0032】
本実施形態においては、上述した切込要素30が、複数個、端部11aに放射状に形成されている。また、切込要素30は、第一線分31,32及び第二線分33によって形成される開口部34を放射中心に向けるように形成されている。
【0033】
図6は、端部11aに形成される複数の破断用切込13を説明する図である。
【0034】
破断用切込13は、複数の第一破断用切込131(以下、第一切込131と記す)と、複数の第二破断用切込133(以下、第二切込133と記す)と、複数の第三破断用切込135(以下、第三切込135と記す)を有する。本実施形態において、第一切込131、第二切込133及び第三切込135は、それぞれ、切込要素30に対応する。
【0035】
本実施形態においては、第一切込131a、131b、131c、131dが存在する。また、第二切込133a、133b、133c、133dが存在する。また、第三切込135a、135b、135c、135dが存在する。
【0036】
なお、第一切込131a~131dの各々を区別しない場合には、アルファベットの枝番を用いずに、第一切込131と記す。第二切込をはじめとする後述する構成の説明においても同様に扱う。
【0037】
第一切込131a、131b、131c、131dは、放射状に形成されている。また、隣接する第一切込131同士は、互いに不連続に形成されている。そして、放射方向において、第一切込131の外側には、第一切込131と不連続であって、第一切込131と同形状の第二切込133が形成されている。
【0038】
すなわち、第一切込131aの放射方向における外側には、第二切込133aが形成されている。第一切込131bの放射方向における外側には、第二切込133bが形成されている。第一切込131cの放射方向における外側には、第二切込133cが形成されている。第一切込131dの放射方向における外側には、第二切込133dが形成されている。
【0039】
また、隣接する第一切込131同士の不連続部分132の放射方向における外側には、第一切込131及び第二切込133に不連続な第三切込135が形成されている。
【0040】
すなわち、不連続部分132aの放射方向における外側には、第三切込135aが形成されている。不連続部分132bの放射方向における外側には、第三切込135bが形成されている。不連続部分132cの放射方向における外側には、第三切込135cが形成されている。不連続部分132dの放射方向における外側には、第三切込135dが形成されている。
【0041】
また、本実施形態において破断用切込13の放射中心には、中央切込136が形成されている。中央切込136の開口方向は、任意である。中央切込136の開口方向は、第一切込131、第二切込133、第三切込135のいずれかの切込の開口方向と同一になるように形成されていてもよいし、いずれの切込の開口方向とも一致しないように形成されていてもよい。
【0042】
本実施形態に係るリストバンド1は、端部11aに破断用切込13が形成された状態で、環状を形成しており、バンド部11の表面の一部に貼り付けられた端部11aがバンド部11から引き剥がされると、破断用切込13が開裂し、端部11aが破断する仕組みである。
【0043】
一例として、
図4及び
図6に示した矢印Pの方向に沿って端部11aを引き剥がす場合について説明する。
【0044】
この場合、放射方向に沿って、第二切込133aが開裂し、第二切込133aによって区画された領域Aがバンド部11の表面に留まったまま、領域Aの周囲が引き剥がされる。
【0045】
本実施形態においては、第一切込131及び第二切込133(切込要素30)には、
図5に示すように、屈曲部35,36が形成されている。このため、バンド部11の表面に留まる部分の幅が狭められるため、屈曲部35、36において破断しやすい。
【0046】
第二切込133aの開裂が第二切込133aの終端部分(屈曲部35,36)に到達した後も、さらに、引き剥がされると、第一切込131aと第二切込133aとの間の不連続部分に引き剥がし応力が集中し、不連続部分が破断する。
【0047】
また、この不連続部分の破断とともに、第一切込131aに沿って開裂が進行するので、第一切込131aによって区画された領域Bがバンド部11の表面に留まったまま、領域Bの周囲が引き剥がされる。これにより、不連続部における端部11aの破断が進行する。
【0048】
このように、本実施形態に係るリストバンド1では、この時点で、環状に形成したバンド部11の端部11aを剥がした履歴が視覚的に明らかになる。また、引き剥がした後、端部11aは、バンド部11に貼り付ける前の状態ではなくなるため、再び環状を形成することができなくなる。したがって、リストバンド1を再利用することができなくなる。
【0049】
このため、本実施形態に係るリストバンド1は、イベント会場やコンサートなどにおいて、入場チケットの代わりとして好適に利用することができる。
【0050】
図7は、本実施形態に係るリストバンド1の連続体を説明する斜視図である。リストバンド1は、一例として、ロール状の連続体Rの形態で提供される。連続体Rにおいて、リストバンド1とリストバンド2の境界には、切り離し用のミシン目加工40が施されている。
【0051】
連続体Rは、プリンタ(図示しない)にセットされて、
図7の矢印F方向に繰り出されながら、バンド部11のサーマル基材21に印字される。
【0052】
本実施形態では、破断用切込13が連続体Rの繰り出し方向Fの後方側、すなわち、搬送方向上流側になるように連続体Rが形成されている。
【0053】
例えば、サーマルプリンタを用いた場合には、印字の最中、連続体Rは、サーマルヘッドと摺動しながら繰り出されている。本実施形態においては、第一切込131、第二切込133及び第三切込135が曲線部分を有して形成されているため、サーマルヘッドがバンド部11の表面を摺動して移動する際には、サーマルヘッドと破断用切込13とが引っ掛かりにくく、印字中に破断用切込13の周囲が捲れることもない。
【0054】
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は、本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
【0055】
本実施形態においては、
図1に示されたリストバンド1は、
図7に示すようにロール状の連続体Rから切り離されるものとして説明されているため、バンド部11の四隅は略直角であるとして示した。
【0056】
これに対して、バンド部11の四隅は、円弧状に形成されていてもよい。この場合、リストバンド1の四隅を円弧状に切り抜くためのミシン目を形成することにより実現可能である。リストバンド1の四隅が円弧状であることにより、人肌へ触れたときの刺激を緩和することができる。
【0057】
本実施形態に係るリストバンド1は、RFIDに対応していてもよい。すなわち、リストバンド1は、アンテナパターンにRFID仕様のICチップが接続されて構成されたRFIDインレイを備えていてもよい。RFIDインレイは、リストバンド1のバンド基材と表面基材との間に積層されるか、表面基材の外側に積層されてもよい。
【0058】
本実施形態では、バンド部11としてサーマル基材21と裏面基材22とが積層されたリストバンド1を説明したが、サーマル基材21に替えて、熱転写印字用の基材やインクジェト用の基材を用いてもよい。また、バンド部11は、複数の基材を積層されたもののほか、単一の基材であってもよい。
【0059】
図8は、本実施形態に係る破断用切込13を適用したラベル100の平面図である。上述した実施形態及び変形例として説明した破断用切込は、被着体に貼り付けて用いられるラベルに適用することもできる。
【符号の説明】
【0060】
1,2 リストバンド
11 バンド部
11a 端部
12 粘着部(粘着剤層)
13 破断用切込
21 サーマル基材
21a 表面基材
21b 感熱発色層
22 裏面基材
23 ラミネート層
30 切込要素
31,32 第一線分
31a,31b 端部
32a,32b 端部
33 第二線分
34 開口部
35 屈曲部
40 ミシン目加工
100 ラベル
131(131a,131b,131c,131d) 第一切込(第一破断用切込)
132(132a,132b,132c,132d) 不連続部分
133(133a,133b,133c,133d) 第二切込(第二破断用切込)
135(135a、135b、135c、135d) 第三切込(第三破断用切込)
136 中央切込
R 連続体
S セパレータ