(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022117907
(43)【公開日】2022-08-12
(54)【発明の名称】マスク
(51)【国際特許分類】
A41D 13/11 20060101AFI20220804BHJP
A62B 18/02 20060101ALI20220804BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
A41D13/11 B
A62B18/02 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021050802
(22)【出願日】2021-02-01
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
(71)【出願人】
【識別番号】710014627
【氏名又は名称】早稲 秀夫
(72)【発明者】
【氏名】早稲 秀夫
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA07
2E185CC34
2E185CC73
(57)【要約】
【課題】 熱い時期にマスクを着けることは無かったが、マスクで顔が熱く蒸れて不快で苦痛になるため、マスクを着けていても快適な温度で顔面をカバーして過ごせる装備を備えたマスクの対策方法を踏み込んで検討する。
【解決手段】 一般的に有るマスクを使用し、このマスクの内面に当発明となる断熱材を使用して顔の下半部分となる鼻の下から頬、口、そして顎までを覆って装着するもので、快適性が求められることで不織布等を包材として断熱材を包み、上記顔の下半部分を覆う形状とて装備したことを特徴とした快温カバーである。また上記のマスクと当快温カバーとを下部と両横を接続し合体した一体型が有る。いずれも鼻から出た熱気のある呼気が、当快温カバーで断熱され顔面には熱が当たらなく熱く蒸れを防いだ特長のある高品質で快適な快温カバー付のマスクとなります。また寒い時も冷気を遮断してくれるため防寒用としても着用できるため夏冬兼用で使用できます。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外側にマスクを装着して、内側に新規に顔面の下半部分の範囲を断熱材で覆う構成にした快温カバー付マスクに於いて、顔面の下半部分となる鼻の下から頬、口、そして顎までの範囲を、断熱シート材等の中から断熱材を選択して使用し、上記顔面に接する部分には快適性を得るためにガーゼ、布、不織布等の中から選択しこれを包材として、上記の断熱材を包む、留める、または断熱材面に接合等によって装備して、上記顔面の範囲に装着することを特徴とした、快適な温度で顔面をカバーすることで名付けた快温カバーであって、上記外側に装着しているマスクと当快温カバーとの間に多孔質スポンジを使用した通気パットを挟んで装着することにより、除塵除菌、呼吸の通気、快温カバーとなりマスク部、通気パット部、快温カバー部の順に並んで装備した構成であることを特徴とする快温カバー付マスク。
【請求項2】
上記請求項1に記載の当快温カバーを装着する方法に於いて、当快温カバーを顔面の鼻の下から位置を決めて着けて置き、外側に着けるマスクを普通に鼻の上から位置を決め耳に掛けて装着した状態として、互いの下部と両横部分を合わせて接合、接続等によって合体し、一体化した装備の2枚の間に上方から、上記の当通気パットを挿入し挟んで装着することにより、上記請求項1に記載の外側に着けたマスク部と通気パット部と快温カバー部の順に並んで装備した構成であることを特徴とする快温カバー付マスク。
【請求項3】
上記請求項1に記載の、顔面の下半部分となる部分に装着する当快温カバーに於いて、上記不織布等を使用して上記断熱材と上記当通気パットの順に覆い包む、またはその順に接着、接合等することで、上記顔面の下半部分の範囲をカバーするものとして、名付けた快温通気パットであって、上記外側に装着しているマスクの内側に当快温通気パットを装備、装着することにより、上記請求項1に記載するマスク部、通気パット部、快温カバー部の順に並んで装備した構成であることを特徴とする快温通気パット付マスク。
【請求項4】
上記請求項2に記載の当快温カバー付マスクに於いて、顎の部分を覆う形状の当顎当てについて、上記断熱材等を顎の部分の形状として、上記不織布等により顎形状とした断熱材等を包み、貼り合せ、接着又は接合等して留めて装備した顎当てであり、当顎当ての両側面の部分を上記請求項2に記載の当快温カバーの内面側部に接着又は接続等して取付けて装備したことで顎当て付快温カバーとなって、上記当快温カバーと当顎当ての間に多孔質スポンジを使用した口用パットがあり、当口用パットを挿入し挟んで装着するもので、これを装備した構成であることを特徴とする顎当て付快温カバーマスク。
【請求項5】
不織布等の材料によって作る上記請求項1、2に記載のマスクに対し変形となるN型一体式快温カバー付マスクに於いて、外側に着ける普通のマスク幅で、不織布等の材料で、目の下から下方に延長したマスク部を、側面から見てN型の形状に山折り谷折りを繰り返して形成することで、上記請求項1に記載の顔面の下半部分となる鼻の下から頬、口、そして顎までを覆う位置に合わせて折った当マスク部の内側に出来た上部谷折り部である内側に、下方から請求項1に記載の断熱材を挿入して挟み込み、下部と両横部分と前面のマスク部とを共に接着、接合等して包み留めて装備したことで、前面に当マスク部と内側に当快温カバー部とが出来て、この間となる下部谷折り部の内側に上方から、当通気パットを挟み込んで装着して装備することにより、上記請求項1に記載するマスク部、通気パット部、快温カバー部の順に並んで装備した構成であることを特徴とするN型一体式快温カバー付マスク。
【請求項6】
上記当快温カバー付マスク等に関する交換部品に於いて、顔面に接する部分である上記請求項1、2、3、4、5、7に記載している当快温カバー、当通気パット、当顎当て、当口用パットについては快温カバー用交換部品として既に有り、またこれら上記の部分及び1枚式の当N型一体式快温カバー付マスクの内面部分等の部分を覆うカバーに於いても、各々の交換カバー部品としての材料はガーゼ、布、不織布等の生地によって、上記各々の部品形状に合わせて、カバーを貼り合わせ、被せる、袋状に包む、当てる、カバーとして装備し装着する構成として、上記は当快温カバー用の予備部品であり、また交換カバー部品として構成されて使用することを特徴とする快温カバー用交換部品。
【請求項7】
立体型マスク等の前面部にヘパフィルタユニット等を接続、接合等により合体して装備したことでフィルタ付立体型マスクとなることに於いて、防塵ガスフィルタユニットや防毒ガスフィルタユニット等も上記と同様に、これ等はフィルタ付立体型マスク等となるものであり、又既存する防塵マスクや防毒マスク等も含めて、当フィルタ付立体型マスク等の内面に収める上記請求項1に記載の小型の当快温カバーとしてサイズを変えて装着し、上記フィルタ付立体型マスク等との間に呼吸の通気と装着安定性を兼ねた上記多孔質スポンジの通気台座を挟んで装備、装着することにより、上記請求項1に記載のマスク部、通気パット部、快温カバー部の順に並んで装備した構成であることを特徴として、固定バンド等によって頭部等に装着するフィルタ付快温カバーマスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は高温時にマスクを着けると自分の吐く呼気によってマスク内に熱がこもり蒸れて不快になることが無くなり快適な温度で顔面をカバーするので何時までも着けて居れる快温カバー付マスクに関する。
また、寒冷時でも顔面の下半部分に断熱材を使用しているので冷気を遮断するため防寒用として使用できる快温カバー付マスクに関する。
【背景技術】
【0002】
一口にマスクと言っても数多くあり形状や目的で話題となるものもあり多種多様であるが、本体となる濾過部の材料は布、ガーゼ、不織布、等のものがよく見受けられる。そして一般用、産業用や医療用がありこれらの用途によってこの中から選ばれている。最近は暑さ対策でマスクを冷やすスプレーや保冷剤使用の物までいろいろ多くの種類が出てきて着用されている。また目にするマスクの形状では、平面、角型、ひだ付き、立体型、四角、六角、白、無地、模様有り、色物等があり、不織布材やゴム、紐等によって耳に掛けて着けている。
【0003】
今まで気温が高く熱い時期にマスクを着けることが無かったが鼻や頬から顎まで顔を覆っているマスクに包まれることによって、自分の吐く呼気の熱がこもって加温されて蒸れることで息苦しく不快で苦痛になる。これまでしてマスクが必要か、気持ちは外したくなる。
【0004】
体温が約36度に対して気持ち良い気温は23度程度のためこの差が約13度ある。この温度差がマスクを着けていると熱がこもり熱いと感じている。世間ではマスクを着けると自分の呼吸する熱がこもって保温されることで4~5℃上昇するとも言われている。いづれにしてもマスクを着けると熱く蒸れて息苦しく不快で苦痛になるのは確かだ。
【0005】
この状態でマスクを着用し続けると蒸れて肌荒れになる人がいる。
【0006】
また、高温時にマスクを装着していると、顔に熱がこもり加温されてすぐに不快で苦痛になり、これを耐えても息苦しく、そこに水分不足が重なると熱中症のリスクが急に高くなり危険とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2013-172836
【特許文献2】特開2020-45598
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
今まで気温の高い時期にマスクを着けることは無かったが、着けるだけで顔が熱くなり自分の吐く息でなおさらマスクの内側に熱がこもって顔が熱く蒸れて不快で息苦しく苦痛になることが問題である。この為にマスクを着けていても快適な温度で着用して過ごせる装備を持つマスクとは何か。装着の内容として快適な温度で顔面をカバーして何時までも装着していられることである。どの様な物になるのか、軽量でシンプルなものを対策方法と兼ね合わせて踏み込んで検討すること。
【0009】
課題を解決するにはマスクを着けるとその内面の頬から顎にかけて熱くなり不快に感じる。そこで、この部分に熱がこもることが問題で、この熱をどの様に断熱するかを考えると、どの範囲を、どの様な形状で、また多種多様なマスクが有る中で断熱材を、どう選び、どう使うか等を検討すれば解決できるのではないか、出来ないだろうかを考え進めることである。
【0010】
目的の熱源は言うまでもなく、呼吸をする自分の呼気に含まれている熱が問題である。そこでこの熱を遮断して断熱するための形状を考えると、顔の下半部分がマスクによって覆われて熱くなり不快に感じる所であり、ここの範囲をどうして断熱するかを考えて解決することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そんな事を考えている暑い毎日であったがふと気付いた。今着けているマスクは鼻の下にずらしている。マスクは口から顎までを覆っているが、今このマスクを着けていても暑さを感じていないことに気付いた。この状態であれば何時までもマスクを着けて居られることが分かった。その範囲は顔の下半部分即ち、鼻の下から頬、口、顎までが熱く感じていた部分であり、ここを覆って断熱する装備が必要な部分である。そうすれば呼吸に対する除塵、除菌の濾過は本来のマスク自体に任せばよいことになる。
【0012】
次は、現有のマスクを使いその内面に当問題の熱を遮断して断熱するための断熱材を選んで使用すること。断熱材としての材料はゴムやスポンジやプラスチック系を含む断熱シート等々であり、最近は紙の断熱材がありこれらの不通気性の断熱材を選び使用すれば良い。
【0013】
断熱材をそのまま使用しても良い。しかし、この断熱材が顔に直接当たると感触が良くないものもある。そこで装着時に通気性の良い快適性のある布、不織布、紙、ガーゼ等の生地やシート等々の材料を考慮して選択して包材として使用して、上記の断熱材を包むことで顔の鼻の下から頬、口、そして顎までを保護して覆う装備品として仕上げる。その装着目的となる快適な温度で顔面をカバーすることであるために、これを快温カバー(以下、快温カバーという)として顔の下半部分を覆い装着することで断熱する装着備品とした。
【0014】
当快温カバーの装着の方法は、快温カバーの包材である不織布等、紐やゴム等で耳に掛けて独自に着けて外側にマスクを着ける方法がある。また快温カバーには紐やゴムも無く顔に当ておいて、外側のマスクで顔に押さえて挟み込んで耳かけ紐やゴムで着ける構成で装着する方法も単独式としてある。
【0015】
当快温カバーの外側にマスクを着けて息をするとマスクが膨れてしぼむことで呼吸をするのが苦しいことが分かった。マスク部の呼吸をする空気の通路が無く有効面積が半減され流れが悪いためである。呼吸の通路を確保する呼気と吸気のために多孔質スポンジ材による通気パット(以下、通気パットという)を使用する構成にしたことで良くなる。また、直接顔に接する場合はその部分に不織布等を貼る、包む等で使い分けして保護する。
【0016】
快温カバーを顔に着けて外側にマスクを付けて合体する場合、当快温カバーを装着するため鼻の下の位置を決めてから外側にマスクを付けて、下の部分を接続し、両横の部分も含めて接続または接合等によって当快温カバーとマスクが合体させた構成になって装備して装着する方法になる。または外側のマスクにポケットを設けて快温カバーまたは断熱材を入れて保持することでも良い。上記この2枚の隙間に多孔質スポンジ材による通気パットを挟んで装着する構成にしたことで呼吸の通路を確保したことでマスク部、通気部、快温カバー部の構成となり一体式の快温カバー付マスク(以下、快温カバー付マスクという)となる。
【0017】
また、不織布等によって外側に着けるマスクの材料によって、普通のマスク幅で、目の下から下方に延長したマスク部を、側面から見てN型の形状に山折り谷折りを繰り返しにより、顔面下半部分の鼻の下から頬、口、そして顎までを覆う位置に合わせて折ったマスク部の内側に出来た上部谷折り部の内側に、下方から断熱シート材等の中から選択した断熱材を挿入して挟み込み、下の部分と両横部分と前面のマスク部とを共に接着、または接合等接続して包み留めることで、上記顔面の下半部分を断熱材で覆う位置に包み留めたマスク生地による快温カバーを内蔵している構成となり、前面のマスク部と断熱材を包んだ部分の間となる下部谷折り部の内側に、上方からこの隙間に当通気パットを挟んで装着することでマスク部、通気部、快温カバー部の構成となって変形したN型一体式快温カバー付マスク(以下、N型一体式快温カバー付マスクという)となる。ただし、上記のマスク生地は連続した一枚の生地で有っても無くても部分的に接続等、又は材質の変更等をしても可能である。
【0018】
また、快温カバー装着により口が動かし難く話がし難い。顎の部分に合わせた月形状の断熱材に不織布等によって断熱材包む、接着又は接合等によって装備した顎当て(以下、顎当てという)である。この顎当ての両側面の部分を快温カバーの内側面部に接着又は接続して取付け装備する。次に当快温カバーと当顎当ての間に多孔質スポンジを使用して口からの呼気を出すことにより話ができるようになる口用パット(以下、口用パットという)を挟んで下部を留めて落ちなくして装着とする構成になる。
【0019】
快温カバー付マスクを着けて夏の直射日光に当り身体を動かし運動すると汗が出て快温カバー等の顔に接触している部分が汗で濡れるのを感じた。顔面に接する部分は快温カバー、顎当て、通気パット、口用パット及び1枚式快温カバー付マスクの内面部分である。これらの部分の快適性を取り戻すために、快温カバー、顎当て、通気パット、口用パットは快温カバー用交換部品として既に有り、またこれら上記の部分にある、快温カバー、通気パット、顎当て、口用パット及び1枚式のN型一体式快温カバー付マスクの内面部分等の部分を覆うカバーに於いても、各々のカバー交換部品として作る材料はガーゼ、布、不織布等により、各々の部分に合わせて被せる、袋状に包む、当てる、貼り付け、貼り合わせ、ゴム、紐、接着、マジックテープ等によって上記の部分をカバーする交換部品で有り、装着して装備する構成となっている。上記当快温カバー用の予備部品がある。当快温カバー用の交換カバー部品として構成されて使用することを特徴とした快温カバー用交換部品である。
【0020】
ヘパフィルタマスクや防塵マスクや防毒マスク等の内面に、当快温カバーを収めるために形状を小さくした小型の快温カバーを顔面に着けて、上記のマスク等の間に多孔質スポンジ材の硬度を選択して使用した通気台座(以下、通気台座という)を入れて挟んで装着することで呼吸の通気を良くした台座となってマスク部、通気部、快温カバー部の構成となる。
【0021】
上記の構成から、高レベルのヘパフィルタユニット等を使用するために立体型マスクを基本に使用して、中央前面部に長方形または丸型のヘパフィルタユニット等を接続、結合するために枠材や形状を合体部分のマスク側と共に検討し、互いの材質や形状を調整し結合面、結合部に対して接着、接合等により合体させたことでヘパフィルタ付立体型マスクとなる。このヘパフィルタ付立体型マスクの内側に小型の当快温カバーが装着される。この間に挟んで入れる通気パットに代わる台座として顔面側は快温カバーに合わせた平面形状で、外側のヘパユニット側は上記の結合面に合わせた形状として装着することで呼吸の通気とヘパユニット等の装着安定性を兼ね合わせた強度を持った硬度の多孔質スポンジによる通気台座(以下、通気台座という)を装着する構成にした。また、このマスクの外形外周面の部分は完全密閉になる顔に馴染ませ紐やゴム、バンド等による固定バンドによって頭等に装着する構成とした高性能のヘパフィルタ付快温カバーマスク(以下、ヘパフィルタ付快温カバーマスクという)である。また、他に有る防塵マスク、防毒マスク等を上記と同様に合体部分を検討し、互いの材質や形状を調整し結合面、結合部に対して接着、接合等により合体させた立体型マスクであり、これ等にも内側に小型の当快温カバーが装着されて、この間に上記の通気台座を装着する構成としたことでフィルタ付快温カバーマスク(以下、フィルタ付快温カバーマスクという)になる。
【0022】
ヘパフィルタ付快温カバーマスクで使用する上記立体型マスクの材料はプラスチック、紙や除菌できる材料である不織布や1層や2層の複数層等の特長を生かしての選択も良い。それらを合理的に組み合わせて接合し、補強した材料等によって必要強度や不通気性を保持する材料が必要であり、ラミネート、コーティング、表面処理や塗布等により密閉又は防水できるものまで要求される内容の材料の中から選択する。また、顔面に接するところはマスクの用途にあわせて選択するもので当構成としたマスクであり、防塵マスク、防毒マスク等も共通である。
【発明の効果】
【0023】
鼻から出た熱気のある呼気によってマスクを着けている顔の下半部分を過温して蒸れて息苦しさを感じていたが、当快温カバー及び快温カバー付マスクを装着することで内蔵している断熱材によって呼気の熱気が断熱されて直接自分の顔に当たらなくなり熱気を感じなくなり熱さ、蒸れ、息苦しさによる不快で苦痛になることが無くなった。また、当快温カバーは顔に接する部分に不織布等を装備しているので自然で快適な状態を保たれて何時までも装着して居られる。
【0024】
高温時に当快温カバー付マスクを装着することで、顔の温度上昇を抑え蒸せて加湿状態も無くなり肌荒れを抑えることができる。
【0025】
高温時に快温カバー付マスクを装着することで、吐く息の熱気を断熱し温度上昇と蒸れを抑えて息苦しく不快で苦痛になることが無くなり快適な状態を保っているために、起こりうる熱中症のリスクは低減する。
【0026】
当快温カバーに於いて単独式を選んで装着することによって、外側のマスク本体は自分の好みで選べて着けることができ色や形状もさることながら一般用、産業用、医療用等に於いても採用でき多種多様の中から選べて装着できる特長がある。
【0027】
外側に着けるマスクと内側に当快温カバーの2枚の位置を決めてから下の部分と両横の部分を含めて接続または接合等によって合体させたことによって装着がし易くなる。
【0028】
当快温カバーの上にマスクを着けて息をするとマスクが膨れてしぼむことで呼吸をするのが苦しいことが分かった。以前からマスクを着けて息をすることが困難であったが、そこに当快温カバーを着けるとそれ以上に困難である。呼吸をする空気の通路を確保するために外側のマスクと当快温カバーの間に多孔質スポンジを使用した通気パットを間に挟み込んだことでマスクの面積が有効に広がりマスク本来の濾過性能が正常に使えるようになり呼吸が楽にできる。また、この通気パットに断熱材を加えると快温通気パットになり、この快温通気パットの前にマスクをつけて装着する構成にすることで呼吸の通路を確保したマスク部、通気部、快温カバー部の構成となって一体式の快温通気パット付マスクになる。
【0029】
会話をし易くするために、顎の部分を覆う形状に断熱材を使用して不織布で包んだ顎当てによって口が動かせるようになる。また声を出すために多孔質スポンジを使用した口用パットを用いて快温カバーと顎当ての間に挟んで装着する装備として使用することにより呼気が出せて話が楽にできるようになる。
【0030】
快温カバー付マスクを装着することで、当快温カバーによって口を塞いだ状態で吐く息の熱気を断熱し温度上昇と蒸れを抑えて効果が出ているので、口呼吸の防止にもなって良いことである。しかし、反面口呼吸をしている人には困難なことで鼻呼吸推進用具になりかねない面もある。
【0031】
当快温カバーはそのままで夏冬のシーズンでも外側にマスクを着けて使用可能である。冷気を感じる寒冷時期であっても単独式の当快温カバーから変形することも可能であり当快温カバー付マスクはそのままの状態で、顔の寒さを感じる冷気を断熱してくれるため冬用として使用が可能である。
【0032】
上記に有る当構成から、立体型マスク等の前面部に高レベルのヘパフィルタユニット等を装着し、接続、接合等により合体して装備したことでヘパフィルタ付立体型マスクとなりフィルタ付立体型マスクである。また防塵ガスフィルタユニットや防毒ガスフィルタユニット等も同様に立体型マスク等の前面部に接続、接合等により合体して装備することで、これ等はフィルタ付立体型マスク等になる。
【0033】
上記のフィルタ付立体型マスク等の内側に収まる形状を、小型サイズの当快温カバーを顔面に装着して、上記のマスクと当快温カバーの間に呼吸の通気と装着安定性を兼ねて多孔質スポンジ材の硬度を選択して使用した、通気と装着安定性を兼ねた通気台座を挟んで装備したことで顔の下半部分が断熱され熱くならなくなり各々がマスク部、通気部、快温カバー部の構成となって断熱効果のあるフィルタ付快温カバーマスクになっている。
【0034】
当快温カバー付マスクの形状について、特に制限はなく当快温カバーと通気パットや口用パット等がマスクの内側に装備されることから、その分少し膨らみの体積を確保できるマスクであれば本来の目的である快適に何時までも装着できる。しかも濾過性能も確保し消耗品も無く自然体で多様性があり多機能の装備を持つ特長のある快温カバー付マスクである。
【0035】
また、外側に着けるマスク自体の面積や性能に邪魔されず濾過性能を有効に引き出して活用できる当快温カバーのため、目的のマスク濾過材を自由に選択できることから一般用、産業用、医療用として使用できることで、運動用から高性能濾過によるプロ用まで多品種で高レベル高品質の商品となる快温カバー付マスクである。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【
図11】 N型一体式快温カバー付マスクを着けた断面配置図
【
図12】 顎当て付快温カバーマスクを着けた断面配置図
【
図14】 口用パットの正面図(a)、側面図(b)
【
図16】 ヘパフィルタ付快温カバーマスクの正面図
【
図17】 ヘパフィルタ付快温カバーマスクを付けた断面配置図
【
図18】 フィルタ付快温カバーマスクを付けた断面配置図
【
図30】 快温通気パット、快温通気パット付マスク
【
図33】 通気パット用、口用パット用、通気台座用 交換部品
【
図34】 顎当て付快温カバー部 の 顎当て用 交換部品
【発明を実施するための形態】
【0037】
快温カバー(1)となる断熱シート等の中から選んだ断熱材(6)を顔面の下半部分となる鼻の下から頬、口、そして顎まで範囲を覆うマスク(3)の形状となる長方形を基本形とする。断熱材(6)が顔に直接当たると感触が良くないために不織布(5)に挟んで周りを留めて顔面の下半部分を覆うように顔の立体形状に馴染む形状にした快温カバー(1)である。
【0038】
当快温カバー(1)の装着の方法は、快温カバー(1)の包材である不織布(5)等、又は耳かけ紐やゴム等で耳に掛けて独自に着けて於いて、外側にマスク(3)を着ける方法である。また、快温カバー(1)には耳かけ紐やゴムも無く顔に当てておいて、外側のマスク(3)等による耳かけ紐やゴムによって顔に押さえて挟み込んで着ける装着方法もある。
【0039】
外側にマスク(3)を着けて、内面に当快温カバー(1)を鼻の下に位置に合わせて顔面に着けて、外側に使用している角型不織布(5)のひだ付きマスク(3)等を着ける方法がある。この状態で、外側のマスク(3)と当快温カバー(1)とを、下の部分と両横部分の3方向の位置を決めて接続し合体させてこの間に多孔質スポンジ材を使用した通気パット(2)を挿入したことで快温カバー付マスク(
図2)となる。
【0040】
外側のマスク(3)が膨れてしぼむことで呼吸をするのが息苦しく感じたのは外側のマスク(3)と当快温カバー(1)の間に空気の通路が無いためであった。鼻でする呼吸の通路を確保するために、多孔質スポンジ材による通気パット(2)を使用する。外側のマスク(3)から呼吸が漏れない面積を持った大きさで厚みは10mm程度とした。当通気パット(2)を外側のマスク(3)と当快温カバー(1)の間に挟んで装着する。
【0041】
この通気パット(2)は、当快温カバー(1)が無くても顔に当たる部分に不織布(5)等を当て接合等するか、不織布(5)等で包んだことで出来る通気パット(2)になる。そして外側にマスク(3)を着けると膨れてしぼむことが無くなり装着しておれる。ただ、断熱材(6)が無いので熱気が有る。ここで構成を考えると、断熱材(6)を不織布(5)等によって、通気パット(2)と共に包むか、接合等するかとなって、不織布(5)等と通気パット(2)の間に断熱材(6)を入れる構成にすることで、当快温カバー(1)と同様の構成となり外側にマスク(3)を着けることで断熱の効果がある快温通気パット付マスク(
図30)になる。
【0042】
口を動かし話ができるために、顎の形に合わせた断熱材(6)を不織布(5)で包んだ顎当て(7)を装備して両横を当快温カバー(1)の内側面部に合わせて取付けて、当顎当て(7)と当快温カバー(1)の間に多孔質スポンジを使った横幅約5cm縦約2cmで厚みは1cm程度以下のサイズとした口用パット(8)を当顎当て(7)の上に挟んで装着する顎当て付快温カバーマスク(
図12)である。
【0043】
不織布等マスク(3)の材料で作る一体式は、不織布(5)等によって外側に着けるマスク(3a)の材料を使用して普通のマスク幅で作るマスクであり、目の下から下方を延長したマスク(3a)部を、側面から見てN型の形状に山折り谷折りを繰り返し、当快温カバー(1)と同様に顔面の下半部分の鼻の下から頬、口、そして顎までを覆う位置に合わせて折ったマスク(3a)部となる内側に出来た、上部谷折り部(9)の部分にあたる内側に、下方から断熱シート材等の中から選択した断熱材(6)を挿入して挟み、包み込んでこの下の部分と両横部分と前面のマスク(3a)部を共に接着または接合等して包み留めたことによって、前面にマスク(3a)部、内側には当快温カバー(1)部ができた。次に前面のマスク(3a)部と断熱材(6)を包んだ当快温カバー(1)部分の間となる下部の谷折り部(10)の内側に、上方から上記多孔質スポンジを使用した当通気パット(2)を挿入して挟んで装着する構成としたものである。これによりマスク部、通気部、快温カバー部の構成となった、マスク生地で仕上げた一体式のN型一体式快温カバー付マスク(
図11)である。上記のマスク生地は連続した一枚の生地で有っても無くても部分的に接続等も可能で、材質の変更等による異種を使用しても良い。
【0044】
当快温カバー付マスク(
図2)を着け顔面に接する部分の、当快温カバー(1)、当通気パット(2)、当顎当て(7)、当口用パット(8)を予備品として準備していることで交換部品として各々作って有る。また、顔面に接する部分である当快温カバー(1)、当通気パット(2)、当顎当て(7)、当口用パット(8)及び1枚式の当N型一体式快温カバー付マスク(
図11)の内面等の部分に於いて、各々のカバーとして準備するものはガーゼ、布、不織布等の生地によって上記の各々形状に合わせたカバーを貼り合わせ、被せる、袋状に包む、当てる、接着、紐等によって、顔面に接する部分に当てて覆い被せるカバーとして装備し装着する構成となり、上記は当快温カバー用の予備部品であり、交換カバー部品として構成されて使用する快温カバー用交換部品(24)である。
【0045】
当快温カバー(1)を防塵マスクや防毒マスク等に使用する場合、ヘパフィルタ付快温カバーマスク(
図17)と形体、構成は類似していて、立体型マスク等の前面部にヘパフィルタユニット(15)等を接続、接合等により合体して装備したヘパフィルタユニット付の立体型マスクとしたことでフィルタ付立体型マスク(16)となる。防塵マスクや防毒マスク等も同様に立体型マスク等の前面部に接続、接合等により合体して装備したフィルタ付立体型マスク(16)としたものである。又一般に既存する防塵マスクや防毒マスク等も含めて、当フィルタ付立体型マスク(16)等の内面に収まるサイズの小さい形状で装着できるようにした小型の快温カバー(23)であり、これを顔面に着けて、上記の防塵マスク、防毒マスク等、及びヘパフィルタ付快温カバーマスク(
図17)等の、フィルタ付立体型マスク(16)の間に挿入する多孔質スポンジ材で強度を選択して使用し、上記のマスクを支え呼吸の通気と装着安定性を兼ねた通気台座(14)となり、これを入れて挟んで装着するフィルタ付快温カバーマスクであり固定バンド(13)等によって頭部等に装着するものである。
【実施例0046】
角型不織布のひだ付きマスク(3)を外側に使用することにして、快温カバー(1)となる断熱材(6)は長方形の硬質のビニールシートを2つ折りにして、別のマスクの不織布(5)を使って2つに折りにしてこの間に挟んで快温カバー(1)とした。
【0047】
着けてみると、顔の立体形状と快温カバー(1)の形状が少し顔に馴染まないので快温カバー(1)内の断熱材(6)であるビニールシートをX型に少しずらして2度折りの2重に変えたことで厚みを出して膨らみが出来たので再び不織布(5)に挟んだ。マスク(3)と馴染む形状にまた折り返して修正を数回繰り返したことと中に挟んでいる断熱材(6)を長方形から下部の両横を顎に合わせて切り取り横長の五角型に類似したことで、鼻の下から頬まで横方向が滑らかに接するようになった。不織布(5)で包むために3辺を接着して留めた。顔面に馴染んで接して装着できる快温カバー(1)となって完成した。このとき参考となる快温カバー(1)の変形図(
図6~
図9)として鼻の下から顎までを覆う形状である。また、断熱材(6)の選定として適したものを使用すればもっと簡単に顔に馴染んで装着できたことかもしれない。
【0048】
当快温カバー(1)を顔に着けて上部が鼻の下の位置に合わせておいて外側にマスク(3)を付ける。この位置で両方の下の部中央を3cmほど糸で横向きに縫い留めて、快温カバー(1)の両横の部分を含めて3方向の接続によって合体させた。このとき快温カバー(1)が頬に沿って接している状態の位置になっていることが大事である。または外側のマスク(3)に快温カバー(1)または断熱材(6)を入れて保持するポケットを設けても良い。この2枚の隙間に上記の通気パット(2)を挟んで装着する構成にしたことで呼吸の通路も確保できた一体式の快温カバー付マスク(
図2)となった。
【0049】
上記の合体式からマスク(3)の材料で作る一枚式を考えると、不織布等によって外側に着けるマスク(3a)の材料で目の下から下方を延長してN型の形状に山折り谷折りを繰り返し、顔面下半部分の鼻の下から頬、口、そして顎までを覆う位置に合わせて断熱材(6)を上記のマスク(3a)材の内側にある上部谷折り部(9)の内側に断熱材(6)を下方から挿入して挟み、包み込んでこの下の部分と横の部分及び前面に有るマスク部少し膨らせて接合して留めたことで上記顔面の下半部分を断熱材で覆う位置にした。一枚のマスク生地で快温カバー(1)を内蔵している構成となった。次に前面のマスク部(3a)と断熱材(6)を包んだ部分となる下部の谷折り部(10)の内側に上方からこの隙間に通気パット(2)を挟んで装着したことで完成した。これでマスク部、通気パット部、快温カバー部の順に並んだ構成になっていることを特徴としたN型一体式快温カバー付マスク(
図11)ができた。
【0050】
当快温カバー付マスク(
図2)装着の感想は、文字通り顔が熱くならないので蒸れが無く何時までも装着して居られる感触を掴んだが、呼吸をするとマスク(3)が膨れてしぼむ事となる。呼気をすると膨れ吸気するとしぼんで抵抗があり困った。呼吸をする空気の通路が無く流れが悪いため、通気を確保するために快温カバー(1)と外側のマスク(3)の間に呼吸の通路となる多孔質スポンジの厚み約10mmの長方形の板による通気パット(2)を準備して挿入して挟み込んで使用したことで解消した。これで少しいい匂いがすれば文句なしの快温カバー付マスク(
図2)である。
【0051】
また、この通気パット(2)を着ける構成を考えると、断熱材(6)を不織布(5)等によって、通気パット(2)に包む、又は接合等するかでありどちらでも効果がある。不織布(5)等と通気パット(2)の間に断熱材(6)を入れることで当快温カバー(1)と同様の構成となり、通気パット(2)があるため外側に着けるマスク(3)の面積が有効になり呼吸が楽にできる装備となって断熱効果がある快温通気パット付マスク(
図30)になっている。
【0052】
快温カバー付マスク(
図2)を着けていて気が付いたことは、話をするには口が快温カバー(1)によって塞がれているために喋り難い。顎の形でこの部分に快温カバー(1)と同様に不織布(5)で包んだ断熱材(6)入りの顎当て(7)を追加装備した。両横を快温カバー(1)内面側部に合わせて糸で縫い付けて取付けたことで顎を動かし易くした。顎当て(7)と快温カバー(1)の間には多孔質スポンジを使った口用パット(8)を挟んだことで声を出すと呼気が漏れて会話が楽にできるようになった顎当て付快温カバー付マスク(
図12)である。
【0053】
また冷気を感じる寒冷時期であっても当快温カバー付マスク(
図2)はそのままの状態で快温カバー(1)によって、顔の寒さを感じるところの鼻の下から顎まで冷気を断熱してくれるため冬用として使用可能である。防寒用として外側のマスク(3)の生地を変更し、鼻の部分を覆う断熱材(6)を追加する、顎の下部を大きくする等。構成は同じでもこれらの装備を少し変更することで冬用マスクとして顔の下半部分をより保温してくれる防寒用の快温カバー付マスク(
図2)になる。
【0054】
当快温カバー付マスク(
図2)を着けて完成と思われたが、夏の直射日光に当り歩き、走り、運動をして身体を動かしていると汗が出て快温カバー(1)等の顔に接触している部分が汗で濡れるのを感じて不快になってきた。快温カバー付マスク(
図2)本体の交換をしなくても汗で濡れる部分として快温カバー(1)、通気パット(2)、顎当て(7)、口用パット(8)を予め予備部品として準備しておけば交換部品として使える。また、顔面に接する部分である快温カバー(1)、通気パット(2)、顎当て(7)、口用パット(8)及び1枚式のN型1体式快温カバー付マスク(
図11)の内面等の部分に於いてガーゼ、布、不織布等の生地によって上記各々の部品形状に合わせたカバーを被せる、袋状に包む、当てる、貼り合わせて接着する、紐等によって覆う装備品として装着する交換する新しいカバーである。これらを覆うための予備部品、交換部品として使用する快温カバー用交換部品(24)があれば便利である。
【0055】
上記の構成によってヘパフィルタ付快温カバーマスク(
図17)を思いついた。高レベルのヘパフィルタユニット(15)等を立体型マスク(16)の前に結合して合体させたことでヘパフィルタ付立体型マスク(22)となる。この内面に収まる小型の当快温カバー(23)が装着され、この間に多孔質スポンジを使用した呼吸の通気と装着安定性を兼ねた通気台座(14)を挟んで装着した構成としたことで顔面の下半部分を断熱してくれるマスク部、通気部、快温カバー部の構成となって高性能になったヘパフィルタ付快温カバーマスク(
図17)となった。
【0056】
上記ヘパフィルタ付快温カバーマスク(
図17)と構成は同様に、防塵マスクや防毒マスク等を使用する際に、上記と同様で立体型マスク等の前面部に上記の防塵ガスフィルタユニット(21)や防毒ガスフィルタユニット(21)等を接続、接合等により合体して装備したことでフィルタ付立体型マスク(16)等としたものになる。この内面に収める小型の当快温カバー(23)を装着し、この間に多孔質スポンジを使用した呼吸の通気と装着安定性を兼ねた当通気台座(14)を挟んで装着したことでマスク部、通気部、快温カバー部の構成となり、既存の高性能な防塵マスクや防毒マスク等にも、顔面の下半部分を断熱する変更を追加されたフィルタ付快温カバーマスク(
図18)になった。