(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022117909
(43)【公開日】2022-08-12
(54)【発明の名称】倍力装置
(51)【国際特許分類】
F16H 35/00 20060101AFI20220804BHJP
F16H 49/00 20060101ALI20220804BHJP
【FI】
F16H35/00 D
F16H49/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021054301
(22)【出願日】2021-02-01
(71)【出願人】
【識別番号】504156050
【氏名又は名称】石倉 美正
(72)【発明者】
【氏名】石倉 美正
(57)【要約】 (修正有)
【要約】
【課題】入力された力を減速をせずに何倍かにして出力とするための工法を提供する。
【解決手段】その何倍かにした力を持続させるための回転をスムーズに出来るように、回転板外輪歯車、遊歯車A、B、それを受ける固定された円形歯、さらに歯車をささえる軸等の組み合わせを工夫し、てこの原理を活用してその旨を達成出来るようにした工法である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項 】
てこの原理の応用を利用し、一つの円にまとめスムーズに回転出来るように、歯車、軸等を組み合わせ入力を何倍にして出力とする装置。
【発明の詳細な説明】
【 】
この発明は、伝達行程において入力を何倍かにして出力とする発明で、従来の場合減速により、その必要を達成する事が多かった。この発明は減速をせずにその必要を達成するための装置である。
図面を追ってその概要を説明すると、13.入力歯車に入力すると、13.入力歯車と5.連絡歯車との噛み合いにより、5.連絡歯車が9.縦軸を軸として横回転することになる。その時5.連絡歯車に刻まれた溝(5.連絡歯車に刻まれた溝とは、5.連絡歯車の歯と噛み合うように刻まれ、9.縦軸を中心に4.遊歯車Aと12.遊歯車Bが縦回転しながら、横回転出来るように刻まれた溝。)に、6.横軸に固定されている4.遊歯車Aと、12.遊歯車Bそれぞれが5.連絡歯車に刻まれた溝と噛み合い、また、6.横軸に固定されている8.小遊歯車が、11.固定板に刻まれた溝(11.固定板に刻まれた溝とは、8.小遊歯車と噛み合うように刻まれ、6.横軸を中心に縦回転しながら、横回転出来るように刻まれた溝。)と噛み合っていることから、11.固定板に円形に刻まれた溝に沿い、8.小遊歯車が回転しながら円を描く。(6.横軸が9.縦軸を中心に右側と左側が逆回転する事になるため、6.横軸が9.縦軸の中心から右側と左側が逆回転出来るように6.横軸にした軸である。)そのことにより、6.横軸が縦回転を加えながら横回転をすることになる。(ここがてこの原理の応用と言う事になる。)
それにともない6.横軸の両端から突き出た一部が2.外輪歯車と組み合っているため2.外輪歯車が回転することになる。そのことにより2.外輪歯車と1.出力歯車が噛み合っているので、1.出力歯車が回転する事になる。
このように、6.横軸に縦回転と横回転を起こさせることによって、てこの原理の応用を活用し、入力を何倍かにして出力とすることが出来る装置である。(4.遊歯車A12.遊歯車Bの直径を変える事により倍数を変える事が出来る。)3.添板は2.外輪歯車のぶれを防ぎ回転をスムーズにするため設けた添板である。7.回転板は6.横軸と9.縦軸の交差部を補強するために設けた回転板である。10.ボールベアリングとしましたが、ベアリングにも多くの種類があり、それぞれの場所にそれぞれのベアリングを使用するものとする。また、回転をスムーズにするめにバランスが不可欠であるが、あえて図面にのせていないが、各歯車の重さ、あるいは隙間を大きく、小さく、重く、軽くする事でバランスを取る事とする。
【図面の簡単な説明】
【 】
第1図 断面図 第2図 上側正面図
数字1.出力歯車 2.外輪歯車 3.添板 4.遊歯車A 5.連絡歯車
6.横軸 7.回転板 8.小遊歯車 9.縦軸 10.ボールベアリング
11.回転板 12.遊歯車B 13.入力歯車
14.5.連絡歯車に9.縦軸を中心に円形に刻まれた溝
15.11.固定板に9.縦軸を中心に円形に刻まれた溝
【図 】
【手続補正書】
【提出日】2021-06-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【 】
この発明は、入力を何倍かにして出力とするための発明で、従来の場合、入力を何倍かにして出力とする場合減速する事によって、その必要を達成させる事が多かった。この発明は減速をさせずに、入力を何倍かにして出力とするための装置である。これを図面を追ってその概要を説明すると、1.入力歯車に入力をすると2.連絡歯車に連絡され、連絡歯車が3.遊歯車Aを回転させる。その3.遊歯車Aと4.遊歯車Bが9.5.回転板外輪歯車に組みこまれた横軸に固定されており、そのため4.遊歯車Bも回転する。その4.遊歯車Bが8.円形で、10.固定板に固定された円形歯と噛み合っているため縦に回転すると同時に、8.円形で、10.固定板に固定された円形歯にそって横に円形に回転する事になる。(ここがてこの原理を活用と言うことになる。)3.遊歯車Aが縦回転すると同時に、9.5.回転板外輪歯車に組みこまれた横軸とともに4.遊歯車Bも縦回転と同時に横にも回転して行く事になり9.5.回転板外輪歯車に組みこまれた横軸と一緒に、5.回転板外輪歯車も横回転する事になる。このように1.入力歯車を回転させると3.遊歯車Aから固定された9.5.回転板外輪歯車に組みこまれた横軸、固定されている4.遊歯車Bが縦回転しながら、8.円形で、10.固定板に固定された円形歯にそって横に回転する。このように縦回転と同時に横回転させる事により、その効果を達成出来るようにした装置である。(3.遊歯車A、4.遊歯車Bの大きさを変える、または縦軸と3.遊歯車Aとの間隔、3.遊歯車Aと4.遊歯車Bとの間隔等を変える事により倍数が変わる事になる。)スムーズに回転させるためにはバランスが不可欠であるが、あえて図面にのせていない各歯車の重さや、隙間を大きく、小さく取る事によりバランスを取る事とする。
【図面の簡単な説明】
【 】
【
図2】第2図 上側断面図 数字 1.入力歯車 2.連絡歯車 3.遊歯車A 4.遊歯車B 5.回転板外輪歯車 6.出力歯車 7.縦軸 8.円形で、10.固定板に固定された円形歯 9.5.回転板外輪歯車に組みこまれた横軸 10.固定板 11.ボールベアリング 12.ロールベアリング
【手続補正書】
【提出日】2021-07-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【 】
この発明は、入力を何倍かにして出力とするための発明で、従来の場合は、入力を何倍かにするためには減速をして、その必要を達成させる事が多かった。この発明は減速をせずにその必要を達成させるための装置である。これを図面を追ってその概要を説明すると、1.入力外輪歯車に入力すると2.大遊歯車と3.小遊歯車が4.大遊歯車と小遊歯車を同軸に固定し同時に回転させる為の軸、その固定された軸が1.入力外輪歯車に組み込まれており、組み込まれた2.大遊歯車の一部が9.固定板に円形に歯車と噛み合うように刻まれた溝に噛み合っており1.入力外輪歯車が縦回転する時2.大遊歯車と3.小遊歯車が4.大遊歯車と小遊歯車を同軸に固定し同時に回転させる為の軸に固定されているため縦回転と同時に横回転する。その横回転する3.小遊歯車の一部が5.連絡回転内蔵歯車と噛み合っており5.連絡回転内蔵歯車を縦回転させる。その縦回転する5.連絡回転内蔵歯車の両サイドに円形に歯車に噛み合うように刻まれた溝の反対側の溝に6.出力側小遊歯車が噛み合っており、その6.出力側小遊歯車が8.出力側小遊歯車の回転軸を軸として横回転する事になる。その横回転する反対側の一部が10.固定板に円形に歯車と噛み合うように刻まれた溝と噛み合っているので7.出力外輪歯車を縦回転させる事になる。このように歯車、軸、歯車の組み合わせ等によって、回転、連絡をスムーズにして目的を達成させるための考案である。数字、2´、3´、4´、6´、8´は回転をスムーズにさせるための、歯車、軸であるとともに、回転をスムーズにさせるためにはバランスが必要でありそれらも兼ねスムーズな回転の方法はあえて説明していないが重さ等の配分によってバランスを取る事とする。
【図面の簡単な説明】
【 】
数字 1. 入力外輪歯車
2. 大遊歯車
2´.大遊歯車
3. 小遊歯車
3´.小遊歯車
4. 大遊歯車と小遊歯車を同軸に固定し同時に回転させる為の軸
4´.大遊歯車と小遊歯車を同軸に固定し同時に回転させる為の軸
5. 連絡回転内蔵歯車
6. 出力側小遊歯車
6´.出力側小遊歯車
7. 出力外輪歯車
8. 出力側小遊歯車の回転軸
8´.出力側小遊歯車の回転軸
9. 固定板に円形に歯車と噛み合うように刻まれた溝
10.固定板に円形に歯車と噛み合うように刻まれた溝
11.中心軸
12.固定板
13.ボールベアリング
14.1.入力外輪歯車、7.出力外輪歯車のための開口
【手続補正4】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯車、軸等を組み合わせ、回転がスムーズに出来、入力から出力への連絡が出来て、減速をせずに入力を何倍かにして出力とするための装置。