IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 中山▲閲▼光智能影像科技有限公司の特許一覧

<>
  • 特開-撮影補助装置 図1
  • 特開-撮影補助装置 図2
  • 特開-撮影補助装置 図3
  • 特開-撮影補助装置 図4
  • 特開-撮影補助装置 図5
  • 特開-撮影補助装置 図6
  • 特開-撮影補助装置 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022117948
(43)【公開日】2022-08-12
(54)【発明の名称】撮影補助装置
(51)【国際特許分類】
   G03B 17/56 20210101AFI20220804BHJP
   G03B 15/00 20210101ALI20220804BHJP
   G03B 17/38 20210101ALI20220804BHJP
   H04N 5/232 20060101ALI20220804BHJP
   H04N 5/225 20060101ALI20220804BHJP
【FI】
G03B17/56 Z
G03B15/00 F
G03B15/00 R
G03B17/38 B
H04N5/232 030
H04N5/225 200
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022006778
(22)【出願日】2022-01-19
(31)【優先権主張番号】202110139430.1
(32)【優先日】2021-02-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】521051370
【氏名又は名称】中山▲閲▼光智能影像科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100205936
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 海龍
(74)【代理人】
【識別番号】100132805
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 貴之
(72)【発明者】
【氏名】唐 文明
(72)【発明者】
【氏名】郭 思▲き▼
【テーマコード(参考)】
2H020
2H105
5C122
【Fターム(参考)】
2H020FB01
2H105EE00
5C122EA42
5C122EA63
5C122FL03
5C122FL05
5C122FL09
5C122GE01
5C122GE03
5C122GE11
5C122HA82
(57)【要約】      (修正有)
【課題】遠隔操作により撮影装置の機能設定可能な撮影補助装置を提供する。
【解決手段】撮影装置には複数の機能キーとして押圧機能キー、回転機能キーおよびトグル機能キーを含み、撮影補助装置は、装置本体、電気駆動機構および制御組立体を含み、装置本体は撮影装置に取り外し可能に装着されるように構成され、電気駆動機構は装置本体に設置され、電気駆動機構には複数の駆動部が形成され、複数の駆動部は、対応する撮影動作をするように押圧機能キー、回転機能キーおよびトグル機能キーをそれぞれ駆動するように、それぞれ対応するように押圧機能キー、回転機能キーおよびトグル機能キーと駆動的に接続するように構成され、制御組立体は電気駆動機構と電気的に接続されて、制御組立体は遠隔操作側から送信された信号を受信し、受信した信号命令に基づいて電気駆動機構を制御する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影装置の撮影動作を遠隔的に制御するための撮影補助装置であって、前記撮影装置には複数の機能キーが設けられており、複数の前記機能キーは押圧機能キー、回転機能キーおよびトグル機能キーを含み、前記撮影補助装置は、
前記撮影装置に取り外し可能に装着されるように構成された装置本体と、
前記装置本体に設置された電気駆動機構であって、前記電気駆動機構には複数の駆動部が形成され、複数の前記駆動部は、対応する撮影動作をするように前記押圧機能キー、前記回転機能キーおよび前記トグル機能キーをそれぞれ駆動するように、それぞれ対応するように前記押圧機能キー、前記回転機能キーおよび前記トグル機能キーと駆動的に接続するように構成されている電気駆動機構と、
前記電気駆動機構と電気的に接続されている制御組立体と、
を含む撮影補助装置。
【請求項2】
前記装置本体には装着キャビティが形成され、前記装着キャビティの内側壁には第1貫通孔が設けられており、前記第1貫通孔は前記押圧機能キーに対応するように設置されており、
前記電気駆動機構はプッシュロッドを含み、前記押圧機能キーに当接するように、前記プッシュロッドは前記第1貫通孔に移動可能に穿設され、前記プッシュロッドの前記第1貫通孔から伸び出る端部は一つの前記駆動部を形成するように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の撮影補助装置。
【請求項3】
前記装置本体には装着キャビティが形成され、前記装着キャビティの内側壁には装着孔が設けられており、前記装着孔は前記回転機能キーに対応するように設置されており、
前記電気駆動機構は駆動輪を含み、前記駆動輪は前記装着孔の径方向に前記装着キャビティ内に回転するように装着され、前記駆動輪の少なくとも一部が前記装着孔から伸び出て、前記駆動輪の側面表面は1つの前記駆動部を形成するように構成され、前記駆動輪の側面表面は前記回転機能キーと摩擦当接するように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の撮影補助装置。
【請求項4】
前記電気駆動機構はトグルブロックを含み、前記トグルブロックはその厚み方向に前記装置本体に回動するように装着され、
前記トグルブロックの前記装着キャビティから離れた側面には、前記トグルブロックの幅方向に間隔をおいて設置された2つの挟持柱が設けられており、2つの前記挟持柱によって、前記トグル機能キーを共同で挟持するように構成された一つの前記駆動部を共同で形成している
ことを特徴とする請求項1に記載の撮影補助装置。
【請求項5】
前記装置本体は、
前記制御組立体と前記駆動部が装着される装着キャビティが内部に形成されたハウジングと、
何れも前記ハウジングの厚さ方向に延出するとともに、前記ハウジングの上端と下端にそれぞれ設置されている2つの装着アームであって、上下方向にずれて設置されており、2つの前記装着アームの対向する側面は前記撮影装置と接続されるように構成されている2つの前記装着アームと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮影補助装置。
【請求項6】
2つの前記装着アームには一つの位置決めアームが含まれ、前記位置決めアームは、一端が前記ハウジングに固定的に装着され、他端には上下方向に延びるネジ孔が設けられており、
前記撮影補助装置はさらに締付けボルトを含み、前記締付けボルトは前記ネジ孔を通って前記撮影装置に当接する
ことを特徴とする請求項5に記載の撮影補助装置。
【請求項7】
2つの前記装着アームには一つの可動アームが含まれ、前記可動アームは、一端が前記ハウジングにボルトにより取り外し可能に装着され、他端が前記撮影装置に当接する
ことを特徴とする請求項5に記載の撮影補助装置。
【請求項8】
前記ハウジングの上端にはさらに接続アームが設けられており、前記接続アームは前記ハウジングの厚み方向に延在し、前記接続アームは上端にある前記装着アームと離間して配置され、前記接続アームは一端がボルトにより前記ハウジングに取り外し可能に装着され、前記接続アームには前記装着キャビティと連通する収容キャビティが形成されており、前記収容キャビティには少なくとも1つの前記駆動部が装着される
ことを特徴とする請求項5に記載の撮影補助装置。
【請求項9】
前記ハウジングには、前記撮影装置のディスプレイに対応して、前記装着キャビティに連通する観察窓が設けられており、
前記撮影補助装置はさらに、前記装着キャビティ内に設置されて、かつ前記観察窓に少なくとも部分的に露出するファインダカメラ組立体を含み、前記ファインダカメラ組立体は前記制御組立体と電気的に接続され、前記撮影装置のファインダ内の画面を撮って遠隔操作側に伝送するように構成されている
ことを特徴とする請求項5に記載の撮影補助装置。
【請求項10】
前記ハウジングの外面にはゴムストラップが装着され、前記ゴムストラップは前記撮影装置の外面に巻き付けられる
ことを特徴とする請求項5に記載の撮影補助装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影装置の技術分野に関し、特に撮影補助装置に関する。
【背景技術】
【0002】
撮影環境の制約で、撮影者は遠隔制御システムにより被写体の状態をリアルタイムで観測し、撮影装置のファインダ画面でフォーカスモードを変更したり、ピントを移動したり、撮影モードを切り替えたり、動画撮影の画面サイズおよび撮影装置の機能設定等の内容を変更したりして最適な撮影効果を得る必要がある。一部の撮影装置では、例えばAF(Auto Focus:オートフォーカス)エリア制御、撮影モードの選択などの一部機能のデータ情報の読み取りと制御権限が開放されていないため、遠隔システムでは、これらの機能をソフトウェアで調整することができない。撮影者は最適な撮影効果を得るために、各パラメータをリアルタイムで調整することができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の主な目的は、一部の撮影装置では例えばAF(Auto Focus:オートフォーカス)エリア制御、撮影モードの選択などの一部機能のデータ情報の読み取りと制御権限が開放されていないため、遠隔システムでは、フォーカスモードの変更、ピントの移動、撮影モードの切り替え、動画撮影画面サイズおよび撮影装置の機能設定等の機能内容の変更をソフトウェアで調整することができない問題を解決するための、撮影補助装置を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、本発明は、撮影装置の撮影動作を遠隔制御する撮影補助装置を提案する。前記撮影装置には複数の機能キーが設けられており、複数の前記機能キーは押圧機能キー、回転機能キーおよびトグル機能キーを含み、前記撮影補助装置は:
前記撮影装置に取り外し可能に装着されるように構成された装置本体と、
前記装置本体に設置された電気駆動機構であって、前記電気駆動機構には複数の駆動部が形成され、複数の前記駆動部は、対応する撮影動作をするように前記押圧機能キー、前記回転機能キーおよび前記トグル機能キーをそれぞれ駆動するように、それぞれ対応するように前記押圧機能キー、前記回転機能キーおよび前記トグル機能キーと駆動的に接続するように構成されている電気駆動機構と、
前記電気駆動機構と電気的に接続されている制御組立体と、
を含む。
【0005】
好ましくは、前記装置本体には装着キャビティが形成され、前記装着キャビティの内側壁には第1貫通孔が設けられており、前記第1貫通孔は前記押圧機能キーに対応するように設置されており、
前記電気駆動機構はプッシュロッドを含み、前記押圧機能キーに当接するように、前記プッシュロッドは前記第1貫通孔に移動可能に穿設され、前記プッシュロッドの前記第1貫通孔から伸び出る端部は一つの前記駆動部を形成するように構成されている。
【0006】
好ましくは、前記電気駆動機構は押圧駆動組立体をさらに含み、前記押圧駆動組立体は:
前記第1貫通孔の径方向に延びる第1駆動軸を有する押圧駆動モータと、
他端が前記第1貫通孔に向かう方向に移動して前記プッシュロッドに当接するように、又は前記第1貫通孔から離れる方向に移動して前記プッシュロッドから離れるように、一端が前記第1駆動軸に固定接続されているロッカーアームと、
を含む。
【0007】
好ましくは、前記プッシュロッドの前記駆動部から離れた端部の外面には環状凸起が設けられており、
前記押圧駆動組立体はリターンスプリングをさらに含み、前記リターンスプリングは前記プッシュロッドの外面に外嵌され、かつ前記リターンスプリングの両端は前記環状凸起と前記装着キャビティの内壁面にそれぞれ当接する。
【0008】
好ましくは、前記プッシュロッドの前記駆動部から離れた端部には、前記第1貫通孔の径方向に延びる延長アームが設けられ、前記延長アームの前記第1貫通孔に近い側面には凹溝が設けられ、
前記押圧駆動組立体はリターンスプリングをさらに含み、前記リターンスプリングの両端は前記延長アームと前記装着キャビティの内壁面にそれぞれ当接する。
【0009】
好ましくは、前記押圧駆動モータは操舵モータ、あるいは同期ホイールステッピングモータである。
【0010】
好ましくは、前記プッシュロッドの前記駆動部に対応する端部外面にはクッションパッドが被覆されている。
【0011】
好ましくは、前記装置本体には装着キャビティが形成され、前記装着キャビティの内側壁には装着孔が設けられており、前記装着孔は前記回転機能キーに対応するように設置されており、
前記電気駆動機構は駆動輪を含み、前記駆動輪は前記装着孔の径方向に前記装着キャビティ内に回転するように装着され、前記駆動輪の少なくとも一部が前記装着孔から伸び出て、前記駆動輪の側面表面は1つの前記駆動部を形成するように構成され、前記回転機能キーと摩擦接触するように構成されている。
【0012】
好ましくは、前記電気駆動機構は、前記装着キャビティ内にある回転駆動組立体をさらに含み、前記回転駆動組立体は回転駆動モータを含み、前記回転駆動モータの可動端部は前記駆動輪の中間部に固定接続されている。
【0013】
好ましくは、前記駆動輪は前記押圧駆動モータの可動端部に取り外し可能に装着されている。
【0014】
好ましくは、前記回転駆動モータの可動端部の外面には固定リングが固定的に外嵌され、前記固定リングの外面には複数の係着凸部が設けられており、
前記駆動輪の中間部には固定孔が設けられ、固定孔内には前記複数の係着凸部に対応するように複数の係着溝が設けられ、複数の前記係着溝は複数の前記係着凸部と挿嵌される。
【0015】
好ましくは、前記駆動輪は、駆動輪本体と、前記駆動輪本体の外面に固定的に外嵌された環状ゴム輪とを含む。
【0016】
好ましくは、前記電気駆動機構はトグルブロックを含み、前記トグルブロックはその厚み方向に前記装置本体に回動するように装着され、
前記トグルブロックの前記装着キャビティから離れた側面には、前記トグルブロックの幅方向に間隔をおいて設置された2つの挟持柱が設けられており、2つの前記挟持柱によって、前記トグル機能キーを共同で挟持するように構成された一つの前記駆動部を共同で形成している。
【0017】
好ましくは、前記装着キャビティの内側壁には接続孔が設けられており、
電気的駆動機構はトグルブロック駆動組立体を含み、前記トグルブロック駆動組立体は前記装着キャビティ内に設置されたトグルブロック駆動モータを含み、前記トグルブロック駆動モータの可動端部は、前記トグルブロックの中間部に固定接続されるように、前記接続孔から伸び出ている。
【0018】
好ましくは、2つの前記挟持柱の外面にはクッションパッドが被覆されている。
【0019】
好ましくは、前記トグルブロックの長手方向に沿って、前記トグルブロックの2つの前記挟持柱から離れた一端には位置制限溝が設けられており、
前記装置本体には、前記位置制限溝に対応して位置制限凸起が設けられており、前記位置制限凸起は、前記トグルブロックのスイング行程を制限するように、前記トグルブロックのスイング時に前記位置制限溝の両端側壁にそれぞれ当接する。
【0020】
好ましくは、前記位置制限溝の底壁面は弧形に設けられている。
【0021】
好ましくは、前記装置本体は:
前記制御組立体と前記駆動部が装着される前記装着キャビティが内部に形成されたハウジングと、
何れも前記ハウジングの厚さ方向に延出するとともに、前記ハウジングの上端と下端にそれぞれ設置されている2つの装着アームであって、上下方向にずれて設置されており、2つの前記装着アームの対向する側面は前記撮影装置と接続されるように構成されている2つの前記装着アームと、
を含む。
【0022】
好ましくは、2つの前記装着アームには一つの位置決めアームが含まれ、前記位置決めアームは、一端が前記ハウジングに固定的に装着され、他端には上下方向に延びるネジ孔が設けられており、
前記撮影補助装置はさらに締付けボルトを含み、前記締付けボルトは前記ネジ孔を通って前記撮影装置に当接する。
【0023】
好ましくは、2つの前記装着アームには一つの可動アームが含まれ、前記可動アームは、一端が前記ハウジングにボルトにより取り外し可能に装着され、他端が前記撮影装置に当接する。
【0024】
好ましくは、前記ハウジングの上端にはさらに接続アームが設けられており、前記接続アームは前記ハウジングの厚み方向に延在し、前記接続アームは上端にある前記装着アームと離間して配置され、前記接続アームは一端がボルトにより前記ハウジングに取り外し可能に装着され、前記接続アームには前記装着キャビティと連通する収容キャビティが形成されており、前記収容キャビティには少なくとも1つの前記駆動部が装着される。
【0025】
好ましくは、前記ハウジングには、前記撮影装置のディスプレイに対応して、前記装着キャビティに連通する観察窓が設けられており、
前記撮影補助装置はさらに、前記装着キャビティ内に設置されて、かつ前記観察窓に少なくとも部分的に露出するファインダカメラ組立体を含み、前記ファインダカメラ組立体は前記制御組立体と電気的に接続され、前記撮影装置のファインダ内の画面を撮って遠隔操作側に伝送するように構成されている。
【0026】
好ましくは、前記ハウジングの外面にはゴムストラップが装着され、前記ゴムストラップは前記撮影装置の外面に巻き付けられる。
【0027】
本発明の技術案において、遠隔操作側から信号を送信し、前記制御組立体は受信した信号命令に基づいて、前記電気駆動機構を制御して、対応する前記駆動部の移動を駆動させることにより、対応する撮影動作をするように前記押圧機能キー、前記回転機能キーおよび前記トグル機能キーを駆動して、撮影装置に対するフォーカスモードの変更、ピントの移動、撮影モードの切り替え、動画撮影画面サイズおよび撮影装置の機能設定等の内容の変更といった操作を完了させる。撮影者は、野外に潜伏することなく、前記撮影補助装置を制御するだけで、人間の手を模倣して撮影機能キーを操作でき、遠隔撮影の利便性を向上させ、撮影効果を改善する。
【図面の簡単な説明】
【0028】
本発明の実施例及び従来技術の技術案をより明確に説明するため、以下では、実施例或いは従来技術の説明に必要とされる添付図面を簡単に説明する。下記説明における添付図面は本発明の一部の実施例に過ぎないことは明らかであって、当業者にとって、創造的な労働を行わないことを前提に、これらの添付図面が示す構造により他の添付図面を得ることができる。
実施例と組み合わせて、添付図面を参照して本発明の目的の実現、機能特徴及び長所をさらに説明する。
図1】本発明が提供する撮影補助装置の一実施例の模式立体図である。
図2図1における装置本体の模式立体図である。
図3図2における装置本体の模式部分断面図である。
図4図2においてプッシュロッドの径方向に沿った(一実施例の)模式断面図である。
図5図2においてプッシュロッドの径方向に沿った(もう一つの実施例の)模式断面図である。
図6図2において駆動輪の径方向に沿った模式断面図である。
図7図2におけるトグルブロックの模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下では、本発明の実施例における添付図面と組み合わせ、本発明の実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本発明の全ての実施例ではなく、一部の実施例に過ぎないことは明らかである。本発明における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わないことを前提に得られる全ての他の実施例は、本発明の保護の範囲に属す。
【0030】
なお、仮に本発明の実施例で方向性指示に関わる場合、当該方向性指示はある特定の姿勢における各部品間の相対的位置関係、運動状況等を説明するためだけに用いられるのであって、当該特定の姿勢が変わる場合、当該方向性指示もそれ相当に変わる。
【0031】
また、本発明の実施例において「第一」、「第二」等の説明に関わる場合、当該「第一」、「第二」等の説明は、説明のために利用されるだけであって、その相対的重要性を提示又は暗示する、或いは提示される技術的特徴の数を暗示的に指定するように理解すべきではない。これにより、「第一」、「第二」に限定された特徴は明示的或いは暗示的に少なくとも一つの当該特徴を含んでもよい。また、各実施例の技術案はお互いに組み合わせることができる。ただし、当業者が実現できることはその基礎である。技術案の組み合わせに矛盾が生じるか、実現できない場合には、このような技術案の組み合わせが存在しない、且つ本発明が主張する保護範囲にないと理解すべきである。
【0032】
撮影環境の制約で、撮影者は遠隔制御システムにより被写体の状態をリアルタイムで観測し、撮影装置のファインダ画面でフォーカスモードを変更したり、ピントを移動したり、撮影モードを切り替えたり、動画撮影の画面サイズを変更したりして最適な撮影効果を得る必要がある。一部の撮影装置では、例えばAF(Auto Focus:オートフォーカス)エリア制御、撮影モードの選択などの一部機能のデータ情報の読み取りと制御権限が開放されていないため、遠隔システムでは、これらの機能をソフトウェアで調整することができない。撮影者は最適な撮影効果を得るために、各パラメータをリアルタイムで調整することができない。
【0033】
これに鑑み、一部の撮影装置では例えばAF(Auto Focus:オートフォーカス)エリア制御、撮影モードの選択などの一部機能のデータ情報の読み取りと制御権限が開放されず、撮影者がソフトウェア内でAFエリアの対応機能を制御したり、撮影モードを選択したりできない場合、撮影者に、撮影装置のファインダ画面内でフォーカスモードの変更、ピントの移動、撮影モードの切り替え、動画撮影画面サイズおよび撮影装置の機能設定等の内容の変更を遠隔制御しやすい撮影補助装置を提供し、撮影者に最適な撮影効果を提供する。図1から図7は、本発明が提供する撮影補助装置の実施例である。
【0034】
図1から図3を参照し、撮影補助装置100は、装置本体1、電気駆動機構および制御組立体を含み、前記装置本体1は前記撮影装置に取り外し可能に装着されるように構成され、前記電気駆動機構は前記装置本体1に設置され、前記電気駆動機構には複数の駆動部が形成され、複数の前記駆動部は、対応する撮影動作をするように前記押圧機能キー、前記回転機能キーおよび前記トグル機能キーをそれぞれ駆動するように、それぞれ対応するように前記押圧機能キー、前記回転機能キーおよび前記トグル機能キーと駆動的に接続するように構成され、前記制御組立体は前記電気駆動機構と電気的に接続されている。
【0035】
本発明の技術案において、遠隔操作側から信号を送信し、前記制御組立体は受信した信号命令に基づいて、前記電気駆動機構を制御して、対応する前記駆動部の移動を駆動させることにより、対応する撮影動作をするように前記押圧機能キー、前記回転機能キーおよび前記トグル機能キーを駆動して、撮影装置に対するフォーカスモードの変更、ピントの移動、撮影モードの切り替え、動画撮影画面サイズおよび撮影装置の機能設定等の内容の変更といった操作を完了させる。撮影者は、野外に潜伏することなく、前記撮影補助装置を制御するだけで、人間の手を模倣して撮影機能キーを操作でき、遠隔撮影の利便性を向上させ、撮影効果を改善する。
【0036】
前記押圧機能キーを駆動する撮影動作を実現するために、本発明において、前記装置本体1には装着キャビティ11が形成され、前記装着キャビティ11の内側壁には第1貫通孔が設けられており、前記第1貫通孔は前記押圧機能キーに対応するように設置されており、前記電気駆動機構はプッシュロッド211を含み、前記押圧機能キーに当接するように、前記プッシュロッド211は前記第1貫通孔に移動可能に穿設され、前記プッシュロッド211の前記第1貫通孔から伸び出る端部は一つの前記駆動部を形成するように構成されている。撮影装置の使用中、前記プッシュロッド211の前記第1貫通孔に沿った往復移動により、前記押圧機能キーに対する押圧および解放を実現し、押圧機能キーに対する駆動を完了させ、利便性が向上し、構造が簡単である。
【0037】
具体的には、本発明は、前記プッシュロッド211の駆動形式を限定せず、モータ、リードスクリュー、エアシリンダ等としてもよく、一実施例において、前記電気駆動機構は押圧駆動組立体をさらに含み、前記押圧駆動組立体は押圧駆動モータ212とロッカーアーム213とを含み、前記押圧駆動モータ212は前記第1貫通孔の径方向に延びる第1駆動軸を有し、前記ロッカーアーム213の他端が前記第1貫通孔に向かう方向に移動して前記プッシュロッド211に当接するように、または前記第1貫通孔から離れる方向に移動して前記プッシュロッド211から離れるように、前記ロッカーアーム213の一端が前記第1駆動軸と固定接続されている。前記押圧駆動モータ212が回転して前記ロッカーアーム213のスイングを駆動することにより、前記ロッカーアーム213の一方側端面を前記プッシュロッド211にしっかりと当接させて、前記押圧機能キーに向かう方向に直線運動するように前記プッシュロッド211を押して動かす。押圧動作が終了した後、前記押圧駆動モータ212を反転させれば、前記ロッカーアーム213を逆方向にスイングさせることができる。前記押圧駆動モータ212を横型に設置してもよく、前記ロッカーアーム213の設定により力の方向を変え、省スペースで、構造が簡単である。
【0038】
上記実施例に基づいて、前記ロッカーアーム213と前記プッシュロッド211とが離れた後に、前記プッシュロッド211が自動的に回復できるように、本発明において、図4を参照し、前記プッシュロッド211の前記駆動部から離れた端部の外面に環状凸起2111が設けられており、前記押圧駆動組立体はリターンスプリング214をさらに含み、前記リターンスプリング214は前記プッシュロッド211の外面に外嵌され、かつ両端が前記環状凸起2111と前記装着キャビティ11の内壁面にそれぞれ当接する。前記ロッカーアーム213が前記プッシュロッド211に当接すると、前記ロッカーアーム213がスイングし続けるにつれて、前記リターンスプリング214が圧縮される。前記ロッカーアーム213が逆方向にスイングするとき、スプリング力により、前記プッシュロッド211が前記第1貫通孔から離れる方向に移動するように前記環状凸起2111に当接して駆動させ、自動回復を実現する。このように構成することで、構造が簡単でコストが低く、前記リターンスプリング214は交換可能であり、前記プッシュロッド211に外嵌するように構成するので、前記リターンスプリング214のずれを防止するように案内することが容易である。
【0039】
空間的配置の場合、前記押圧機能キーは前記回転機能キーと中心を取り囲むように設置されてもよく、空間的配置と設置を容易にするために、本発明の他の実施例において、図5を参照し、好ましくは、前記プッシュロッド211の前記駆動部から離れた端部には、前記第1貫通孔の径方向に延びる延長アーム2112が設けられ、前記延長アーム2112の前記第1貫通孔に近い側面には凹溝が設けられ、前記押圧駆動組立体はリターンスプリング214をさらに含み、前記リターンスプリング214の両端は前記延長アーム2112と前記装着キャビティ11の内壁面にそれぞれ当接する。前記ロッカーアーム213が前記プッシュロッド211に当接すると、前記ロッカーアーム213がスイングし続けるにつれて、前記リターンスプリング214が圧縮される。前記ロッカーアーム213が逆方向にスイングするとき、スプリング力により、前記プッシュロッド211が前記第1貫通孔から離れる方向に移動するように前記延長アーム2112に当接して駆動させ、自動回復を実現する。このように構成することで、構造が簡単でコストが低く、前記リターンスプリング214は交換可能であり、前記凹溝の設置により、前記リターンスプリング214の運動中のずれを防止する。
【0040】
なお、前記押圧駆動モータ212は操舵モータ、あるいは同期ホイールステッピングモータであるが、ここでは詳しい説明を省く。
【0041】
また、前記プッシュロッド211が前記押圧機能キーに強く当接することにより撮影装置の機能キーに損傷を当たるのを防止するために、本発明において、前記プッシュロッド211の前記駆動部に対応する端部外面にはクッションパッドが被覆されている。前記クッションパッドはゴムまたはスポンジとすることが可能である。
【0042】
撮影装置には、モード選択のために指で回す回転機能キーがあり、前記回転機能キーの撮影動作を駆動するのを実現するために、図3図6を参照し、前記装置本体1には装着キャビティ11が形成され、前記装着キャビティ11の内側壁には装着孔が設けられており、前記装着孔は前記回転機能キーに対応するように設置されており、前記電気駆動機構は駆動輪221を含み、前記駆動輪221は前記装着孔の径方向に前記装着キャビティ11内に回転するように装着され、前記駆動輪221の少なくとも一部が前記装着孔から伸び出て、前記駆動輪221の側面表面は、前記回転機能キーと摩擦接触する1つの前記駆動部を形成するように構成されている。前記駆動輪221が回転し、摩擦力により前記回転機能キーを、それとともに回転するように駆動することで、モードの選択を実現し、利便性が向上し、構造が簡単である。
【0043】
本発明は、前記駆動輪221の駆動方式を限定せず、モータ、他の原動機などによって駆動できる。具体的に、前記電気駆動機構は、前記装着キャビティ11内にある回転駆動組立体をさらに含み、前記回転駆動組立体は回転駆動モータ222を含み、前記回転駆動モータ222の可動端部は前記駆動輪221の中間部に固定接続されている。直接駆動方式は構造が簡単であり、回転速度が速くなりすぎて機能キーに損傷を与えるのを防止するために、前記駆動輪221と前記回転駆動モータ222との間に減速機構を設けてもよい。
【0044】
前記駆動輪221の交換を容易にするために、前記駆動輪221は前記押圧駆動モータ212の可動端部に取り外し可能に装着されている。長期間の使用後、前記駆動輪221の外側の紋様が摩擦により滑らかになり、このとき、摩擦力が弱くなり、摩擦駆動の効果に影響する。具体的には、前記回転駆動モータ222の可動端部の外面には固定リングが固定的に外嵌され、前記固定リングの外面には複数の係着凸部が設けられており、前記駆動輪221の中間部には固定孔が設けられ、固定孔内には前記複数の係着凸部に対応するように複数の係着溝が設けられ、複数の前記係着溝は複数の前記係着凸部と挿嵌される。前記回転駆動モータ222の回転時に、複数の前記係着凸部と複数の係着溝とが互いに嵌合されることにより、前記駆動輪221と前記回転駆動モータ222の可動端部との同軸回転を保証し、相対的な移動を生じさせないようにするとともに、取り外しを容易にする。
【0045】
さらに、前記駆動輪221は、駆動輪本体2211と、前記駆動輪本体2211の外面に固定的に外嵌された環状ゴム輪2212とを含む。前記環状ゴム輪2212の外面に紋様を設けることにより、摩擦力を大きくできるだけではなく、ゴムの材質が柔らかいため、機能キーを保護する役割を果たすこともできる。
【0046】
なお、前記回転駆動モータ222は操舵モータ、あるいは同期ホイールステッピングモータであるが、ここでは詳しい説明を省く。
【0047】
撮影装置において、トグル機能キーは、写真撮影モードと動画撮影モードとにそれぞれ対応する2つのポジションを有する。使用中に、この機能キーをトグルすることで、撮影モードの選択を実現し、前記トグル機能キーの撮影動作を駆動するのを実現するために、図3図7を参照し、前記電気駆動機構はトグルブロック231を含み、前記トグルブロック231はその厚み方向に前記装置本体1に回動するように装着され、前記トグルブロック231の前記装着キャビティ11から離れた側面には、前記トグルブロック231の幅方向に間隔をおいて設置された2つの挟持柱2311が設けられている。2つの前記挟持柱2311によって、前記トグル機能キーを共同で挟持するように構成された一つの前記駆動部を共同で形成している。2つの前記挟持柱2311は前記トグル機能キーを挟持し、前記トグルブロック231の回動により、2つの前記挟持柱2311を回動させて、前記トグル機能キーを1つのポジションからもう1つのポジションにトグルして、2つの挟持柱2311による挟持方式はより安定している。
【0048】
本発明は、前記トグルブロック231の駆動形式を限定せず、モータ、リードスクリューなどによって駆動できる。一実施例において、前記装着キャビティ11の内側壁には接続孔が設けられており、電気的駆動機構は、トグルブロック駆動組立体を含み、前記トグルブロック駆動組立体は前記装着キャビティ11内に設置されたトグルブロック駆動モータ232を含み、前記トグルブロック駆動モータ232の可動端部は、前記トグルブロック231の中間部に固定接続されるように、前記接続孔から伸び出ている。モータ駆動方式は、構造が簡単で、占用スペースが小さい。前記トグルブロック駆動モータ232の正転および逆転によって、2つのポジション間の入れ換えを実現できる。
【0049】
長期間の使用による前記トグルブロック機能キーの摩耗を防止するために、本発明において、2つの前記挟持柱2311の外面にはクッションパッドが被覆されている。前記クッションパッドはゴムまたはスポンジとすることが可能である。
【0050】
過大なモータ駆動力でトグル角度が大きすぎて、トグル機能キーが破断するのを防止するために、本発明において、前記トグルブロック231の長手方向に沿って、前記トグルブロック231の2つの前記挟持柱2311から離れた一端には位置制限溝2312が設けられており、前記装置本体1には、前記位置制限溝2312に対応して位置制限凸起14が設けられており、前記位置制限凸起14は、前記トグルブロック231のスイング行程を制限するように、前記トグルブロック231のスイング時に前記位置制限溝2312の両端側壁にそれぞれ当接する。安全性が向上し、トグル角度が大きすぎてトグル機能キーが破断するのを防止する。この回動角度が比較的小さくて、制御しにくいため、機械での位置制限方式はより安定する。
【0051】
本発明の実施例において、前記装置本体1はハウジング12と2つの装着アーム13とを含み、前記ハウジング12の内部には前記装着キャビティ11が形成され、前記装着キャビティ11には前記制御組立体と前記駆動部が装着され、2つの前記装着アーム13は何れも前記ハウジング12の厚さ方向に延出するとともに、前記ハウジング12の上端と下端にそれぞれ設置され、2つの前記装着アーム13は上下方向にずれて設置されており、2つの前記装着アーム13の対向する側面は前記撮影装置と接続されるように構成されている。前記装着キャビティ11の設置により、省スペースで外観をより良くし、2つの前記装着アーム13により前記装置本体1を撮影装置トップのホットシューソケットに固定装着することにより、固定と装着が容易になる。
【0052】
さらに、2つの前記装着アーム13には一つの位置決めアーム131が含まれ、前記位置決めアーム131は、一端が前記ハウジング12に固定的に装着され、他端には上下方向に延びるネジ孔が設けられており、前記撮影補助装置100はさらに締付けボルト3を含み、前記締付けボルト3は前記ネジ孔を通って前記撮影装置に当接する。構造が簡単であり、前記締付けボルト3を回すことにより着脱が可能であり、コストが低い。
【0053】
さらに、2つの前記装着アーム13には一つの可動アームが含まれ、前記可動アームは、一端が前記ハウジング12にボルトにより取り外し可能に装着され、他端が前記撮影装置に当接する。こうして、前記可動アームの位置調整が可能になり、ボルトを手で回して締め付けることにより、異なる機種に対応でき、より柔軟になる。
【0054】
それだけではなく、撮影装置の機能キーの位置配置により、撮影装置の機能キーによりよく適合させるために、本発明において、前記ハウジング12の上端にはさらに、接続アーム121が設けられており、前記接続アーム121は前記ハウジング12の厚さ方向に延在し、前記接続アーム121は上端にある前記装着アーム13と離間して設置されており、前記接続アーム121は、一端がボルトにより前記ハウジング12に取り外し可能に装着され、前記接続アーム121には前記装着キャビティ11と連通する収容キャビティが形成されており、前記収容キャビティには少なくとも1つの前記駆動部が装着される。これにより、異なる平面上の機能キーの駆動に適応させる。
【0055】
使用者が撮影画面および機能の調整状況をリアルタイムで観察しやすいように、前記ハウジング12には、前記撮影装置のディスプレイに対応して、前記装着キャビティ11に連通する観察窓が設けられており、前記撮影補助装置100はさらに、前記装着キャビティ11内に設置されて、かつ前記観察窓に少なくとも部分的に露出するファインダカメラ組立体4を含み、前記ファインダカメラ組立体4は前記制御組立体と電気的に接続され、前記撮影装置のファインダ内の画面を撮って遠隔操作側に伝送するように構成されている。前記ファインダカメラ組立体4は、使用者が撮影画面および機能の調整状況をリアルタイムで観察しやすいように、装置のファインダ内の画面をリアルタイムで撮影して遠隔操作側に表示させることができる。
【0056】
また、前記ハウジング12の外面にはゴムストラップ15が装着され、前記ゴムストラップ15は、前記装置本体1の固定装着を容易にして、野外での使用時に外部の物体に衝突されて位置がずれるのを防止するために、前記撮影装置の外面に巻き付けられる。
【0057】
具体的な使用環境によっては、デジタルカメラを例にとると、前記押下機能キーに対応する撮影動作は、確認、有効化、操作インターフェースの呼び出し、シャッター、戻るなどで、前記回転機能キーに対応する撮影動作は、異なる動画サイズの選択、ピントの上下左右の移動と合わせなどで、前記トグル機能キーに対応する撮影動作は、撮影モード(写真撮影/動画撮影)の切り替えなどである。異なる機種のデジタルカメラの機能キーの種類や設置位置に応じて、対応する駆動部を合わせて設置することにより、フォーカスモードの変更、ピントの移動、撮影モードの切り替え、動画撮影画面サイズの変更などの機能選択・切り替えおよび撮影装置の機能設定などの内容を行うようにデジタルカメラを遠隔操作することを可能にする。
【0058】
以上に述べたことは本発明の好ましい実施例にすぎず、それによって本発明の特許の範囲を制限するわけではない。本発明の発明構想の下で、本発明の明細書及び添付図面の内容を利用してなされた等価構造変換、或いは他の関連する技術分野への直接/間接的な応用は、何れも本発明の特許の保護範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0059】
100 撮影補助装置、
1 装置本体、
11 装着キャビティ、
12 ハウジング、
121 接続アーム、
13 装着アーム、
131 位置決めアーム、
14 位置制限凸起、
15 ゴムストラップ、
211 プッシュロッド、
2111 環状凸起、
2112 延長アーム、
212 押圧駆動モータ、
213 ロッカーアーム、
214 リターンスプリング、
221 駆動輪、
2211 駆動輪本体、
2212 環状ゴム輪、
222 回転駆動モータ、
231 トグルブロック、
2311 挟持柱、
2312 位置制限溝、
232 トグルブロック駆動組立体、
3 締付けボルト、
4 ファインダカメラ組立体。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7