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  • 特開-原子吸光分光光度計 図1
  • 特開-原子吸光分光光度計 図2
  • 特開-原子吸光分光光度計 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022118121
(43)【公開日】2022-08-12
(54)【発明の名称】原子吸光分光光度計
(51)【国際特許分類】
   G01N 21/31 20060101AFI20220804BHJP
【FI】
G01N21/31 610B
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022097484
(22)【出願日】2022-06-16
【基礎とした実用新案登録】
【原出願日】2019-07-02
(71)【出願人】
【識別番号】000001993
【氏名又は名称】株式会社島津製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】石原 ひかる
(57)【要約】
【課題】フロートセンサの検査を容易に行うことが可能な原子吸光分光光度計を提供する。
【解決手段】原子吸光分光光度計1であって、燃焼ヘッド100と、気化液化霧化混合室200と、液体貯蔵タンク300と、連結パイプ400と、を備える。液体貯蔵タンク300は、容器310と、棒部材314及びフロート部材324を含むフロートセンサ320と、フロート部材324が液体Lの液面に浮いた中立位置から、フロート部材324が液体Lの液面下に位置するようにフロート部材324が押下された押下位置に向けて、フロート部材324を押下することが可能な押下部材330と、を有する。容器310には、押下部材330を挿通させるための挿通孔314hが設けられている。押下部材330は、液体Lからフロート部材324に作用する浮力よりも小さな重力を有し、かつ、挿通孔314hに挿通された状態でフロート部材324に支持されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
火炎を形成する燃焼ヘッドと、
前記燃焼ヘッドに接続された気化液化霧化混合室と、
液体を貯蔵する液体貯蔵タンクと、
前記気化液化霧化混合室と前記液体貯蔵タンクとを連結する連結パイプと、を備え、
前記液体貯蔵タンクは、
前記液体を収容可能で上向きに開口するタンク及び前記タンクの開口を閉塞するキャップを有する容器と、
前記液体に浸る状態で前記キャップに固定された棒部材及び前記液体の液面上に漂うフロート部材を含み、前記フロート部材が前記液体の液面レベルの変化に応じて前記棒部材に沿って上下に摺動することにより、前記液面レベルを検出するフロートセンサと、
前記フロート部材が前記液体の液面に浮いた中立位置から、前記フロート部材が前記液体の液面下に位置するように前記フロート部材が押下された押下位置に向けて、前記フロート部材を押下することが可能な押下部材と、を有し、
前記容器には、前記押下部材を挿通させるための挿通孔が設けられており、
前記押下部材は、前記液体から前記フロート部材に作用する浮力よりも小さな重力を有し、かつ、前記挿通孔に挿通された状態で前記フロート部材に支持されている、原子吸光分光光度計。
【請求項2】
前記押下部材は、耐薬性を有する材料からなる、請求項1に記載の原子吸光分光光度計。
【請求項3】
前記挿通孔は、前記キャップに設けられており、
前記押下部材は、前記棒部材に対して前記フロート部材が前記中立位置から前記押下位置に向けて移動する向きと同じ向きに前記フロート部材を押下することが可能となるように前記フロート部材に支持されている、請求項1又は2に記載の原子吸光分光光度計。
【請求項4】
前記押下部材は、
前記キャップの外側に位置する被操作部及び前記フロート部材を押下する押下部を有する棒状部と、
前記棒状部のうち前記容器内に位置する部位に接続されており前記挿通孔よりも大きな外形を有する抜け止め部と、を有する、請求項1から3のいずれかに記載の原子吸光分光光度計。
【請求項5】
前記燃焼ヘッド、前記気化液化霧化混合室、前記液体貯蔵タンク及び前記連結パイプを収容する筐体をさらに備え、
前記筐体には、当該筐体外からの前記押下部材の操作を可能とする窓孔が設けられている、請求項1から4のいずれかに記載の原子吸光分光光度計。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、原子吸光分光光度計に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、燃焼法により元素を検出する原子吸光分光光度計が知られている。例えば、特許文献1には、測定試料を霧化するネブライザと、燃料ガスと助燃ガスと測定試料とを混合した混合試料を調整するチャンバ部と、火炎を形成するバーナヘッドと、チャンバ部に接続されたドレイン排出部と、ドレイン排出部内に配置されたフロートセンサと、を備える原子吸光分光光度計が開示されている。ドレイン排出部は、液体を貯留するドレインタンクと、キャップと、チャンバ部とドレインタンクとを連結するドレインチューブと、を有している。フロートセンサは、ドレインタンク内の液面の高さを検出可能なセンサである。具体的に、フロートセンサは、ドレインタンク内の液体に浸る状態でキャップに固定された棒部材と、棒部材に沿って上下動することによって液面レベルを検出するフロート部材と、を有している。通常、ネブライザ、チャンバ部、バーナヘッド、ドレイン排出部及びフロートセンサは、筐体に収容されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011-141225号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載される原子吸光分光光度計におけるフロートセンサは、安全機構であるため、原子吸光分光光度計の使用時に、ユーザには、フロートセンサが正常に動作するか否かの検査が義務づけられている。この検査は、筐体に設けられた開閉カバーを開き、筐体内に位置するドレインタンクからキャップを取り外し、このキャップを棒部材とともにドレインタンクから上方に持ち上げることにより行われる。
【0005】
キャップ及び棒部材がドレインタンクから持ち上げられ、フロート部材が棒部材の下端部に位置することにより、フロート部材が下端部に位置することを示す信号が出力される。その後、キャップ及び棒部材がドレインタンクに装着され、フロート部材が棒部材に沿って液面まで上昇することにより、その液面レベルに応じた信号が出力される。これらの信号を確認することにより、フロートセンサの検査が行われる。
【0006】
以上のように、フロートセンサの検査には、複数の操作が必要となり、また、その操作をコンピューターの操作と同時にすることが求められる場合がある。
【0007】
本発明の目的は、フロートセンサの検査を容易に行うことが可能な原子吸光分光光度計を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の第1の態様は、火炎を形成する燃焼ヘッドと、前記燃焼ヘッドに接続された気化液化霧化混合室と、液体を貯蔵する液体貯蔵タンクと、前記気化液化霧化混合室と前記液体貯蔵タンクとを連結する連結パイプと、を備え、前記液体貯蔵タンクは、前記液体を収容可能で上向きに開口するタンク及び前記タンクの開口を閉塞するキャップを有する容器と、前記液体に浸る状態で前記キャップに固定された棒部材及び前記液体の液面上に漂うフロート部材を含み、前記フロート部材が前記液体の液面レベルの変化に応じて前記棒部材に沿って上下に摺動することにより、前記液面レベルを検出するフロートセンサと、前記フロート部材が前記液体の液面に浮いた中立位置から、前記フロート部材が前記液体の液面下に位置するように前記フロート部材が押下された押下位置に向けて、前記フロート部材を押下することが可能な押下部材と、を有し、前記容器には、前記押下部材を挿通させるための挿通孔が設けられており、前記押下部材は、前記液体から前記フロート部材に作用する浮力よりも小さな重力を有し、かつ、前記挿通孔に挿通された状態で前記フロート部材に支持されている、原子吸光分光光度計に関する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の原子吸光分光光度計は、容器の挿通孔に挿通された状態でフロート部材に支持された押下部材を有しているため、この押圧部材によってフロート部材を中立位置から押下位置に押下することが可能となる。よって、タンクからキャップ及び棒部材を取り外すことなくフロートセンサの検査を行うことが可能となる。さらに、押下部材は、液体からフロート部材に作用する浮力よりも小さな重力を有しているため、フロート部材が中立位置に位置するように押下部材を容器に保持するためのバネ等の部材も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態の原子吸光分光光度計の構成を概略的に示す図である。
図2図1に示される原子吸光分光光度計の液体貯蔵タンクの斜視図である。
図3】原子吸光分光光度計の外観を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
この発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0012】
図1は、本発明の一実施形態の原子吸光分光光度計の構成を概略的に示す図である。図2は、図1に示される原子吸光分光光度計の液体貯蔵タンクの斜視図である。図3は、原子吸光分光光度計の外観を概略的に示す図である。
【0013】
本実施形態の原子吸光分光光度計1は、燃焼ヘッド100と、気化液化霧化混合室200と、液体貯蔵タンク300と、連結パイプ400と、筐体500と、を備えている。
【0014】
燃焼ヘッド100は、火炎101を形成する。気化液化霧化混合室200は、燃焼ヘッド100の下部に接続されている。連結パイプ400は、気化液化霧化混合室200と液体貯蔵タンク300とを連結している。より詳細には、連結パイプ400は、気化液化霧化混合室200の下端部と液体貯蔵タンク300の下部とを連結している。
【0015】
液体貯蔵タンク300は、液体を貯蔵する。液体貯蔵タンク300は、気化液化霧化混合室200において霧化できなかった試料を気化液化霧化混合室200から排出したり、いわゆる逆火(火炎101が気化液化霧化混合室200内で爆発すること)の発生を抑制したりする目的で設置される。液体貯蔵タンク300は、容器310と、フロートセンサ320と、押下部材330と、を有している。
【0016】
容器310は、タンク312と、キャップ314と、を有している。
【0017】
タンク312は、液体Lを収容可能であり、上向きに開口している。このタンク312の下部に連結パイプ400の一端が接続されている。液体Lは、例えば、水である。ただし、液体Lは、水の他に、比重が大きく変化しない程度に不純物を含んでもよい。
【0018】
キャップ314は、タンク312の開口を閉塞している。キャップ314は、タンク312に対して着脱可能である。キャップ314には、押下部材330を挿通するための挿通孔314hが設けられている。
【0019】
フロートセンサ320は、タンク312内に収容された液体Lの液面を検出可能である。フロートセンサ320は、棒部材322と、フロート部材324と、を有している。
【0020】
図1に示されるように、棒部材322は、タンク312内の液体Lに浸る状態でキャップ314に固定されている。
【0021】
フロート部材324は、液体Lの液面上に漂う部材である。フロート部材324は、棒部材322に沿って上下に変位することが可能である。具体的に、フロート部材324は、液体Lの液面に浮いた中立位置(図1において実線で示された位置)と、棒部材322の下端部に当接する位置、すなわち、液体Lの液面下に位置する押下位置(図1において二点鎖線で示された位置)と、の間で棒部材322に沿って変位可能である。フロートセンサ320は、フロート部材324の棒部材322に対する位置に応じた信号を出力する。
【0022】
押下部材330は、中立位置から押下位置に向けてフロート部材324を押下することが可能な部材である。押下部材330は、フロート部材324が液体Lから受ける浮力よりも小さな重量を有している。押下部材330は、キャップ314の挿通孔314hに挿通された状態でフロート部材324に支持されている。押下部材330は、棒部材322に対してフロート部材324が中立位置から押下位置に向けて移動する向き(図1における下向き)と同じ向きにフロート部材324を押下することが可能となるようにフロート部材324に支持されている。押下部材330がフロート部材324に支持された状態(フロート部材324上に載置された状態)において、押下部材330の一部は、キャップ314の外側に位置している。
【0023】
押下部材330は、耐薬性を有し、かつ、前記浮力で支持される程度の小さな比重の材料からなる。このような材料として、ポリプロピレン(PP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ペルフルオロアルコキシ(PFA)、熱可塑性スチレン系エラストマー(TES)等が挙げられる。
【0024】
押下部材330は、棒状部332と、抜け止め部334と、を有している。
【0025】
棒状部332は、直線状に延びる形状を有している。棒状部332は、例えば円柱状に形成される。棒状部332は、キャップ314の外側に位置する被操作部332aと、フロート部材324を押下する押下部332bと、を有している。押下部332bは、棒状部332に下端部で構成されている。
【0026】
抜け止め部334は、棒状部332が中立位置に位置するフロート部材324に支持された状態で棒状部332のうち容器310内に位置する部位に接続されている。抜け止め部334は、挿通孔314hよりも大きな外形を有している。本実施形態では、抜け止め部334は、棒状部332の下端部、すなわち、押下部332bに接続されている。
【0027】
筐体500は、燃焼ヘッド100、気化液化霧化混合室200、液体貯蔵タンク300及び連結パイプ400を収容している。図3に示されるように、筐体500には、当該筐体500外からの押下部材330の操作を可能とする窓孔500hが設けられている。前記押下部材330の操作は、フロート部材324が中立位置から押下位置に向けて移動するように押下部材330を検査者が押下する操作を意味する。
【0028】
以上に説明したように、本実施形態の原子吸光分光光度計1は、容器310の挿通孔314hに挿通された状態でフロート部材324に支持された押下部材330を有しているため、この押下部材330によってフロート部材324を中立位置から押下位置に押下することが可能となる。よって、検査者は、タンク312からキャップ314及び棒部材322を取り外すことなくフロートセンサ320の検査を行うことが可能となる。さらに、押下部材330は、液体Lからフロート部材324に作用する浮力よりも小さな重力を有しているため、フロート部材324が中立位置に位置するように押下部材330を容器310に保持するためのバネ等の部材も不要となる。
【0029】
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0030】
例えば、押下部材330は、タンク312の側壁のうち液体Lの液面よりも上方に位置する部位を挿通されていてもよい。この場合において、押下部材330は、側壁を支点として揺動するように構成されてもよいし、上記実施形態のようにフロート部材324の移動方向と平行な方向に移動するように構成されてもよい。
【0031】
抜け止め部334は、中立位置に位置するフロート部材324に棒状部332が支持された状態で当該棒状部332のうち容器310内に位置する部位であれば、棒状部332の下端部以外の部位に接続されてもよい。
【0032】
[態様]
上述した例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
【0033】
(第1項)
一態様に係る前記原子吸光分光光度計は、火炎を形成する燃焼ヘッドと、前記燃焼ヘッドに接続された気化液化霧化混合室と、液体を貯蔵する液体貯蔵タンクと、前記気化液化霧化混合室と前記液体貯蔵タンクとを連結する連結パイプと、を備え、前記液体貯蔵タンクは、前記液体を収容可能で上向きに開口するタンク及び前記タンクの開口を閉塞するキャップを有する容器と、前記液体に浸る状態で前記キャップに固定された棒部材及び前記液体の液面上に漂うフロート部材を含み、前記フロート部材が前記液体の液面レベルの変化に応じて前記棒部材に沿って上下に摺動することにより、前記液面レベルを検出するフロートセンサと、前記フロート部材が前記液体の液面に浮いた中立位置から、前記フロート部材が前記液体の液面下に位置するように前記フロート部材が押下された押下位置に向けて、前記フロート部材を押下することが可能な押下部材と、を有し、前記容器には、前記押下部材を挿通させるための挿通孔が設けられており、前記押下部材は、前記液体から前記フロート部材に作用する浮力よりも小さな重力を有し、かつ、前記挿通孔に挿通された状態で前記フロート部材に支持されている。
【0034】
この原子吸光分光光度計は、容器の挿通孔に挿通された状態でフロート部材に支持された押下部材を有しているため、この押圧部材によってフロート部材を中立位置から押下位置に押下することが可能となる。よって、タンクからキャップ及び棒部材を取り外すことなくフロートセンサの検査を行うことが可能となる。さらに、押下部材は、液体からフロート部材に作用する浮力よりも小さな重力を有しているため、フロート部材が中立位置に位置するように押下部材を容器に保持するためのバネ等の部材も不要となる。
【0035】
(第2項)
第1項に記載の原子吸光分光光度計において、前記押下部材は、耐薬性を有する材料からなることが好ましい。
【0036】
第2項に記載の原子吸光分光光度計によれば、押下部材の腐食が抑制される。
【0037】
(第3項)
第1項又は第2項に記載の原子吸光分光光度計において、前記挿通孔は、前記キャップに設けられており、前記押下部材は、前記棒部材に対して前記フロート部材が前記中立位置から前記押下位置に向けて移動する向きと同じ向きに前記フロート部材を押下することが可能となるように前記フロート部材に支持されていることが好ましい。
【0038】
第3項に記載の原子吸光分光光度計によれば、棒部材に沿ってフロート部材が中立位置から押下位置に移動する向きと同じ向きに押下部材を押下することが可能であるため、押下部材の操作性が向上する。
【0039】
(第4項)
第1項から第3項のいずれかに記載の原子吸光分光光度計において、前記押下部材は、前記キャップの外側に位置する被操作部及び前記フロート部材を押下する押下部を有する棒状部と、前記棒状部のうち前記容器内に位置する部位に接続されており前記挿通孔よりも大きな外形を有する抜け止め部と、を有することが好ましい。
【0040】
第4項に記載の原子吸光分光光度計によれば、容器からの押下部材の離脱が抑制される。
【0041】
(第5項)
第1項から第4項のいずれかに記載の原子吸光分光光度計において、前記燃焼ヘッド、前記気化液化霧化混合室、前記液体貯蔵タンク及び前記連結パイプを収容する筐体をさらに備え、前記筐体には、当該筐体外からの前記押下部材の操作を可能とする窓孔が設けられていることが好ましい。
【0042】
第5項に記載の原子吸光分光光度計によれば、筐体外から液体貯蔵タンクにアクセスするための開閉カバーを設けること無く、筐体外から押下部材の操作によって液面レベルモニタリング装置の検査を行うことが可能となる。
【符号の説明】
【0043】
1 原子吸光分光光度計、100 燃焼ヘッド、101 火炎、200 気化液化霧化混合室、300 液体貯蔵タンク、310 容器、312 タンク、314 キャップ、314h 挿通孔、320 フロートセンサ、322 棒部材、324 フロート部材、330 押下部材、332 棒状部、332a 被操作部、332b 押下部、334 抜け止め部、400 連結パイプ、500 筐体、500h 窓孔、L 液体。
図1
図2
図3