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  • 特開-勝手に交換できる容器保護スリーブ 図1A
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022118718
(43)【公開日】2022-08-15
(54)【発明の名称】勝手に交換できる容器保護スリーブ
(51)【国際特許分類】
   B65D 25/34 20060101AFI20220805BHJP
   B65D 25/20 20060101ALI20220805BHJP
【FI】
B65D25/34 A
B65D25/20 N
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022012481
(22)【出願日】2022-01-29
(31)【優先権主張番号】17/165911
(32)【優先日】2021-02-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】520176005
【氏名又は名称】黄柏俊
(74)【代理人】
【識別番号】100143720
【弁理士】
【氏名又は名称】米田 耕一郎
(72)【発明者】
【氏名】黄柏俊
【テーマコード(参考)】
3E062
【Fターム(参考)】
3E062AA04
3E062AA09
3E062AB02
3E062DA01
3E062DA07
3E062JA04
3E062JA08
3E062JB07
3E062JC01
3E062JC02
3E062JD08
3E062JD10
(57)【要約】      (修正有)
【課題】勝手に交換できる容器保護スリーブを提供する。
【解決手段】保護スリーブ1は、一つの本体、本体の相対的な両側辺に、それぞれ簡単で高速分離・結合する構造が設置され、保護スリーブ表面が、無修飾表面又はパターンが印刷され、又は任意の形式で配列する複数の嵌め穴設計、又はパターンとの混合設計を採用しても良く、バックル部を提供して装飾し、バックル部の形態は、一つの独立的な嵌めユニット又は一つの図形と一つの嵌めユニットとの組み合わせ又は一つの図形本体と複数の嵌めユニットとの組み合わせという三つの形式を含み、保護スリーブは、断熱、冷気遮断及び衝突防止効果を有すると同時に、心のおもむくままにバックル部を組み合わせて運用することで、容器2の形状と型式に制限がなく、保護スリーブが全体的にさまざまな個人的な特色を有するようにし、美観効果を改善する。
【選択図】図1A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一つの本体を有し、当該本体の相対的な両側辺に、それぞれ高速分離・結合する構造が設置されているので、本体が完全に当該容器表面を被せて位置決めすることを特徴とする勝手に交換できる容器保護スリーブ。
【請求項2】
その中で、当該結合構造が、オスとメスバックル、磁石、マジックスティック、ジッパー、挟みジッパー及びオスとメスフックの中でのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の勝手に交換できる容器保護スリーブ。
【請求項3】
その中で、当該保護スリーブ表面にパターンが印刷されていることを特徴とする請求項1に記載の勝手に交換できる容器保護スリーブ。
【請求項4】
その中で、当該保護スリーブ表面に、任意の形式で配列されている複数の嵌め穴が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の勝手に交換できる容器保護スリーブ。
【請求項5】
その中で、当該保護スリーブ表面にパターンが印刷され、且つ、複数の嵌め穴が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の勝手に交換できる容器保護スリーブ。
【請求項6】
その中で、当該嵌め穴が、任意の幾何形状から構成されていて、且つ、すべての嵌め穴の形状が同じであるか又はことなることができることを特徴とする請求項4又は5に記載の勝手に交換できる容器保護スリーブ。
【請求項7】
その中で、当該嵌め穴に、バックル部が嵌められていることができることを特徴とする請求項4又は5に記載の勝手に交換できる容器保護スリーブ。
【請求項8】
その中で、当該バックル部の構造形態が、一つの独立的な嵌めユニットであるか、又は一つの図形本体と一つの嵌めユニットとの組み合わせであるか、又は一つの図形本体と複数の嵌めユニットとの組み合わせであるかという三つの結合形態のいずれかの一種であってもよいことを特徴とする請求項7に記載の勝手に交換できる容器保護スリーブ。
【請求項9】
その中で、当該容器の形状と型式に制限がなく、瓶、缶及びカップの中でのいずれかの一種であることを特徴とする請求項1に記載の勝手に交換できる容器保護スリーブ。
【請求項10】
その中で、当該保護スリーブの材質が、シリカゲル、皮革、プラスチック、ゴム、弾性布及びナイロンの中でのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の勝手に交換できる容器保護スリーブ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器保護スリーブの設計に係り、言い換えれば、勝手に交換できる容器保護スリーブに係る。
【背景技術】
【0002】
よくある市販の水盛り容器(例えば、瓶、缶とアルミニウム箔包み等)は、冷たい飲み物又は熱い飲み物を盛る時に、当該容器外部表面に水蒸気又は湯気が凝結し易いので、ユーザの手持ちに不利である。 よくある方式は、当該容器の外カバーに一つの保護スリーブを設置することである。殆ど一体成形の弾性部品材質で製作することによって、当該容器の外周面と完全に密着する状態に達し、且つ、凍害、熱害と衝突防止の安全保護効果を兼ねるようにする。 但し、このようなスリーブは、ある程度の保護効果を有するが、組み合わせ難く、且つ、洗浄時に分解し難い欠陥と迷惑を有する。更に、このようなスリーブは高度な一致性を有して、如何なる設計がないので、殆どのユーザが使用の時にその他のものと区分できず、混淆し易く、美観性と特色がないようになった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、勝手に交換できる容器保護スリーブを提供することである。これによって、使用の時に、当該保護スリーブは、基本的な断熱、冷気遮断及び衝突防止効果を有すると同時に、心のおもむくままに装飾物を組み合わせて運用することで、保護スリーブが全体的にさまざまなスタイルと個人的な特色を有するようにし、これで、美観効果を提供し、且つ、個人的なスタイルをはっきりと目立たせる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記目的を達成する為に、本発明者は、好ましい実施形態において、勝手に交換できる容器保護スリーブを設計した。その特徴は下記の通りである。当該保護スリーブは、一つの本体を有し、それに加えて、当該本体の相対的な両側辺に、それぞれ高速分離・結合する構造が設置されているので、本体が完全に当該容器表面を被せて位置決めする役割を果たす。
【0005】
一つの実施形態において、当該結合構造が、オスとメスバックル、磁石、マジックスティック、ジッパー、挟みジッパー及びオスとメスフックの中でのいずれかである。
【0006】
一つの実施形態において、当該保護スリーブ表面にパターンが印刷されている。
【0007】
一つの実施形態において、当該保護スリーブ表面に、任意の形式で配列されている複数の嵌め穴が設置されている。
【0008】
一つの実施形態において、当該保護スリーブ表面にパターンが印刷され、且つ、複数の嵌め穴が設置されている。
【0009】
一つの実施形態において、当該嵌め穴が、任意の幾何形状から構成されていて、且つ、すべての嵌め穴の形状が同じであるか又はことなることができる。
【0010】
一つの実施形態において、当該嵌め穴に、バックル部が嵌められていることができる。
【0011】
一つの実施形態において、当該バックル部の構造形態が、一つの独立的な嵌めユニットであるか、又は 一つの図形本体と一つの嵌めユニットとの組み合わせであるか、又は 一つの図形本体と複数の嵌めユニットとの組み合わせであるかという三つの結合形態のいずれかの一種であってもよい。
【0012】
一つの実施形態において、当該水盛り容器の形状と型式に制限がなく、 瓶、缶及びカップの中でのいずれかの一種である。
【0013】
一つの実施形態において、当該保護スリーブの材質が、シリカゲル、皮革、プラスチック、ゴム、弾性布及びナイロンの中でのいずれかである。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1A】本発明の好ましい実施形態における保護スリーブの実施模式図(一)である。
図1B】本発明の好ましい実施形態における保護スリーブの実施模式図(二)である。
図2】本発明のその他の好ましい実施形態における保護スリーブ の実施模式図である。
図3】本発明の好ましい実施形態における保護スリーブの様々な結合構造の模式図である。
図4】本発明の好ましい実施形態における保護スリーブ表面の嵌め穴の異なる分布形態模式図(一)である。
図5】本発明の好ましい実施形態における保護スリーブ表面の嵌め穴の異なる分布形態模式図(二)である。
図6】本発明の好ましい実施形態における保護スリーブ表面の嵌め穴の異なる分布形態模式図(三)である。
図7】本発明の好ましい実施形態における保護スリーブ表面の嵌め穴の様々な形状の模式図である。
図8】本発明の好ましい実施形態における保護スリーブとバックル部との結合の模式図である。
図9】本発明の好ましい実施形態における保護スリーブの実際実施模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1図2で示す通り、本発明は、勝手に交換できる容器保護スリーブを提供することであり、当該保護スリーブ (1)が、任意形態の容器 (2) の周辺面を被せることによって、基本的な安全防護と断熱効果を実現する。更に、当該容器 (2) の形状と型式に制限がなく、瓶、缶及びカップの中でのいずれかの一種である。
【0016】
続いて、図3で示す通り、当該保護スリーブ(1) は、一つの本体を有し、それに加えて、当該本体の相対的な両側辺に、それぞれ高速分離・結合する構造 (3)が設置されている。当該結合構造 (3)は、実施面において、次の構成部分、即ち、オスとメスバックル、磁石、マジックスティック、ジッパー、 挟みジッパー及びオスとメスフックの中でのいずれかを含む。当該保護スリーブ (1) は、材質選択面において、次のもの、即ち、シリカゲル、皮革、プラスチック、ゴム、弾性布及びナイロンの中でのいずれかを含むものを採用する。
【0017】
更に、図4~6で示す通り、当該保護スリーブ (1) 表面設計の部分について、如何なる元素を追加せずに元の材質面を保有する形式を除いて、当該表面に任意のパターン (4)を印刷することによって、美観性を改善することができる。又は当該表面に、任意の形式で配列する複数の嵌め穴 (5)を採用するか、又は、当該表面パターン (4) と嵌め穴 (5) との混合分布の設計を採用することによって、 一層多元的な視覚的美観を実現することができる。
【0018】
なおさら、図7で示す通り、前記に続いて、当該嵌め穴 (5)の形状は、実施面において任意の造形設計を行っても良い(例えば、幾何形状の中での円形、四角形、三角形、 星形又は多角形であっても良く、又は 任意の不規則な形状等であっても良い)。 これで、一層活発的で生気のある美感を増加する。
【0019】
その上、当該嵌め穴 (5) に、さらに一つのバックル部 (6)を繋げることができる。当該バックル部 (6)の形態は、下記の形式を含む。一つの独立的な嵌めユニット又は 一つの図形設計と一つの嵌めユニットとの組み合わせ又は 一つの図形本体と複数の嵌めユニットとの組み合わせ。その中で、一つの独立的な嵌めユニットの形態は、当該バックル部 (6) が形状面において嵌め穴 (5) の形状と嵌め合う(例えば、円柱と丸い穴又は角コラムと方形穴又は 三角カラムと三角穴等、これによって類推する)。 更に、当該独立的な嵌め合いユニットのバックル部 (6) に、異なる色を使用することによって区分できる。これによって、嵌め穴 (5) と自由に結びつくことによって、個人的に好きな図形又は文字を寄せ集めることができる。
【0020】
その中で、一つの図形設計と一つの嵌めユニットとの組み合わせというバックル部 (6) の形態は、主に当該バックル部 (6) が、一つの設計図本体 (61) に一つの円柱体(62) が結びつく構造であり、当該設計図本体 (61) が、任意の設計図 、記号、数字又は単一の文字 (各種類のテキストを含む)を持つことによって、独自に一派を打ち立てるスタイルを呈して、当該円柱体 (62) が、嵌め穴 (5) と嵌め合う形状で構成されている。同じ道理で、一つの図形設計と複数の嵌めユニットとの組み合わせというバックル部 (6) の形態は、寸法が一層大きい一つの設計図本体 (61) に複数の円柱体 (62) が結びつく構造であり、これで、保護スリーブ (1) 本体に結びづく時に、 大面積の被覆を形成できる。言い換えれば、表面において、大面積の設計図形式を呈することができる。
【0021】
前記のような保護スリーブは、実際実施の使用中において、 当該保護スリーブ (1) が、各種の形状と型式の容器に結びつくことができる。 組み合わせが完了した後、断熱、冷気遮断及び衝突防止等の保護作用を有するようになる。一層重要なこととしては、当該保護スリーブ (1) 表面が、無修飾表面であるか、パターンであるか又は複数の嵌め穴混合組み合わせであるかにも関わらず、当該容器 (2) 及び保護スリーブ (1) が、際立っている視覚体験があるようにすることができ、それに加えて、 ユーザーが、心のおもむくままにバックル部を組み合わせて運用することで、当該保護スリーブが、さまざまなスタイルと特色を有するようにし、且つ、美観効果を有するようにすることができる。
【0022】
以上述べたところを総合すれば、本発明は、確実に所期の使用目と効き目を達成し、且つ、既知のものと比べて、一層多様化した設計を提供し、それに加えて、一層実用性と美観性を有する。但し、前記実施形態は、本発明の好ましい実施形態に対して具体的な説明を行うことだけであるので、当該実施形態は、本発明の出願特許範囲を限定することではなく、本発明で開示されている技術手段に背かない前提の下で完成されたすべての同等な変化と修飾は、皆本発明の出願特許範囲に含まれている。
【符号の説明】
【0023】
該保護スリーブ (1)
容器 (2)
結合構造 (3)
パターン (4)
嵌め穴 (5)
バックル部 (6)
設計図本体 (61)
円柱体 (62)
図1A
図1B
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9