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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022118920
(43)【公開日】2022-08-16
(54)【発明の名称】スポーツチーム支援装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20220808BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021015751
(22)【出願日】2021-02-03
(71)【出願人】
【識別番号】521052344
【氏名又は名称】株式会社シグナス
(74)【代理人】
【識別番号】110002608
【氏名又は名称】特許業務法人オーパス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】八木澤 弘之
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】スポーツチームを収益面で支援することができるスポーツチーム支援装置を提供する。
【解決手段】スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUが利用するユーザー端末装置70と通信可能である。スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUの所持ポイント数Ueを格納するユーザー情報記憶部14と、ユーザーUの所持ポイント数Ueを管理する管理部11と、を有している。管理部11は、ユーザーUによるポイント追加要求に関するポイント追加命令をユーザー端末装置70から受信した場合、ユーザーUのチャージ希望数Kcに応じて設定されたポイント購入金額Dの決済が成功すると、ユーザーUの所持ポイント数Ueにチャージ希望数Kcを加算し、ポイント購入金額Dの決済が失敗すると、ユーザーUの所持ポイント数Ueをそのまま維持する。
【選択図】図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザーが利用するユーザー端末装置と通信可能なスポーツチーム支援装置であって、
前記ユーザーの所持ポイント数を格納するユーザー情報記憶部と、
前記ユーザーの前記所持ポイント数を管理する管理部と、を有し、
前記管理部が、前記ユーザーによるポイント追加要求に関するポイント追加命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記ユーザーのポイント追加希望数に応じて設定されたポイント購入金額の決済が成功すると、前記ユーザーの前記所持ポイント数に前記ポイント追加希望数を加算し、前記ポイント購入金額の決済が失敗すると、前記ユーザーの前記所持ポイント数をそのまま維持する、ことを特徴とするスポーツチーム支援装置。
【請求項2】
前記ユーザー情報記憶部が、前記ユーザーの所持アイテムに関する所持アイテム情報を格納し、
前記管理部が、前記ポイント購入金額の決済が成功すると前記ポイント購入金額に応じて設定された景品アイテムに係る景品アイテム情報を前記ユーザーの前記所持アイテム情報として前記ユーザー情報記憶部に格納する、請求項1に記載のスポーツチーム支援装置。
【請求項3】
前記ユーザー情報記憶部が、前記ユーザーの所持アイテムに関する所持アイテム情報を格納し、
前記管理部が、前記ユーザーによるポイントと交換アイテムとの交換要求に関するアイテム交換命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記交換アイテムに係る交換アイテム情報を前記ユーザーの前記所持アイテム情報として前記ユーザー情報記憶部に格納し、かつ、前記ユーザーの前記所持ポイント数から前記交換アイテムに係る消費ポイント数を減算する、請求項1または請求項2に記載のスポーツチーム支援装置。
【請求項4】
賞品プレゼント企画への応募に関する情報を格納する応募情報記憶部を有し、
前記ユーザー情報記憶部が、前記ユーザーの所持アイテムに関する所持アイテム情報を格納し、
前記管理部が、
(1)前記ユーザーによる前記賞品プレゼント企画への応募に関する応募命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、(1a)前記ユーザーが希望する賞品アイテムを特定するためのアイテム識別情報を前記応募情報記憶部に格納し、かつ、(1b)前記ユーザーの前記所持ポイント数から前記賞品アイテムに係る消費ポイント数を減算し、
(2)前記賞品プレゼント企画に応募した前記ユーザーの中から当選ユーザーおよび非当選ユーザーが決定した場合、前記応募情報記憶部に格納された前記アイテム識別情報に基づいて、(2a)前記当選ユーザーが希望する前記賞品アイテムに係る賞品アイテム情報を前記当選ユーザーの前記所持アイテム情報として前記ユーザー情報記憶部に格納し、かつ、(2b)前記非当選ユーザーの前記所持ポイント数に当該非当選ユーザーが希望する前記賞品アイテムに係る前記消費ポイント数を加算する、請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のスポーツチーム支援装置。
【請求項5】
ニュースに係るニュース情報を格納するニュース情報記憶部を有し、
前記管理部が、
(1)前記ユーザーによるニュース提供要求に関するニュース情報提供命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記ニュース情報を前記ニュース情報記憶部から読み出して前記ユーザー端末装置に送信し、
(2)前記ユーザーによる前記ニュースに対するコメント投稿に関するコメント投稿命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記ユーザーの前記コメント投稿に係るコメント情報を前記ニュース情報に関連付けて前記ニュース情報記憶部に格納し、かつ、前記コメント投稿に対して設定された投稿時消費ポイント数を前記ユーザーの前記所持ポイント数から減算する、請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のスポーツチーム支援装置。
【請求項6】
前記ユーザーがスポーツチームに所属する試合出場選手に対して行う応援投票に関する情報を格納する投票情報記憶部を有し、
前記管理部が、
(1)前記ユーザーによる前記応援投票に関する応援投票命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記ユーザーが前記試合出場選手に期待する試合中の行動(以下、「期待行動」という。)を特定するための行動識別情報と、前記ユーザーの投票ポイント数と、を関連付けて前記投票情報記憶部に格納し、かつ、前記投票ポイント数を前記ユーザーの前記所持ポイント数から減算し、
(2)前記試合出場選手が出場した試合の終了後、前記ユーザーによる前記応援投票の対象の前記試合出場選手が前記投票情報記憶部に格納された前記行動識別情報によって特定される前記期待行動を試合中に実際に行った場合、前記投票ポイント数に当該期待行動に対応する返戻率を乗じた数を前記ユーザーの前記所持ポイント数に加算する、請求項1~請求項5のいずれか一項に記載のスポーツチーム支援装置。
【請求項7】
前記ユーザーにログインポイント数のポイントを付与する予定日であるログインポイント付与予定日が設定されており、
前記管理部が、前記ユーザーが前記ログインポイント付与予定日にログインした場合、前記ユーザー情報記憶部に格納されている前記ユーザーの前記所持ポイント数に前記ログインポイント数を加算する、請求項1~請求項6のいずれか一項に記載のスポーツチーム支援装置。
【請求項8】
前記管理部が、前記ユーザーによるカレンダー情報要求に関するカレンダー情報提供命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記ユーザー端末装置にカレンダー情報を送信し、
前記カレンダー情報が、前記ログインポイント付与予定日に係るログインポイント付与予定日情報と、前記ユーザーにログインポイントが付与されたログインポイント付与日に係るログインポイント付与日情報と、スポーツチームのイベント開催日に関するイベント開催日情報を含む、請求項7に記載のスポーツチーム支援装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スポーツチームを支援するための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
情報通信技術(ICT)の進歩によって、スポーツチームおよびその所属選手とファンとがインターネットを通じて交流できるサービスが提供されている。このようなサービスを提供する装置の一例が、特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1に開示されているファン管理サーバー装置は、当該スポーツチームを応援するファン(ユーザー)が利用するユーザー端末装置から、ユーザーのスポーツチームに関する所定のファン活動の報告を受け付けると、ファン活動に応じたポイントをユーザーに付与する。所定のファン活動とは、例えば、試合等のイベントのチケット購入、球場等のイベント会場への来場(チェックイン)、スポーツチームや選手等への応援メッセージの送信、スポーツチームや選手等へ意見や要望の送信、スポーツチームのソーシャルネットワークページ等をシェアする、などが挙げられる。そして、ユーザーは付与されたポイントと引き換えに、特典を得ることができる。特典としては、例えば、イベントへの参加、グッズの提供、観戦席のアップグレード、選手や監督に会える権利、などが挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2015-92330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、世界的な交通網の発達により、現在では各国間での人々の往来が活発に行われている。そして、一部の国において感染力の高い感染症などが生じた場合、短期間のうちに世界中に広がり、世界的大流行(パンデミック)となってしまうことが現実となっている。感染症の流行下においては、感染の拡大を抑制するために、外出が制限されたり、多くの人が集まるイベントが中止されたりする。
【0006】
感染症の影響はスポーツチームにも及ぶ。具体的には、スポーツチームの収益の柱の一つとして、試合の観戦チケットの販売があり、試合開催に伴って試合会場で行われる飲食物やグッズなどの販売も収益に貢献するものであるが、無観客試合や試合会場への入場制限などが行われると、そこから得られる収益が著しく減少してしまう。そして、上述したファン管理サーバー装置は、ユーザーのファン活動に対してポイントを付与するものであるため、スポーツチームの収益に直接的に貢献するものではなかった。
【0007】
また、スポーツチームの所属選手においても、試合会場での応援が少なくなることによりモチベーションの低下が懸念され、プレーに影響が生じるおそれがある。ファンにおいても、スポーツチームや所属選手を応援したい気持ちはあるものの、具体的な行動で応援することができなかった。
【0008】
そこで、本発明は、スポーツチームを収益面で支援することができるスポーツチーム支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明に係るスポーツチーム支援装置は、
ユーザーが利用するユーザー端末装置と通信可能なスポーツチーム支援装置であって、
前記ユーザーの所持ポイント数を格納するユーザー情報記憶部と、
前記ユーザーの前記所持ポイント数を管理する管理部と、を有し、
前記管理部が、前記ユーザーによるポイント追加要求に関するポイント追加命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記ユーザーのポイント追加希望数に応じて設定されたポイント購入金額の決済が成功すると、前記ユーザーの前記所持ポイント数に前記ポイント追加希望数を加算し、前記ポイント購入金額の決済が失敗すると、前記ユーザーの前記所持ポイント数をそのまま維持する、ことを特徴とする。
【0010】
本発明において、
前記ユーザー情報記憶部が、前記ユーザーの所持アイテムに関する所持アイテム情報を格納し、
前記管理部が、前記ポイント購入金額の決済が成功すると前記ポイント購入金額に応じて設定された景品アイテムに係る景品アイテム情報を前記ユーザーの前記所持アイテム情報として前記ユーザー情報記憶部に格納する、ことが好ましい。
【0011】
本発明において、
前記ユーザー情報記憶部が、前記ユーザーの所持アイテムに関する所持アイテム情報を格納し、
前記管理部が、前記ユーザーによるポイントと交換アイテムとの交換要求に関するアイテム交換命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記交換アイテムに係る交換アイテム情報を前記ユーザーの前記所持アイテム情報として前記ユーザー情報記憶部に格納し、かつ、前記ユーザーの前記所持ポイント数から前記交換アイテムに係る消費ポイント数を減算する、ことが好ましい。
【0012】
本発明において、
賞品プレゼント企画への応募に関する情報を格納する応募情報記憶部を有し、
前記ユーザー情報記憶部が、前記ユーザーの所持アイテムに関する所持アイテム情報を格納し、
前記管理部が、
(1)前記ユーザーによる前記賞品プレゼント企画への応募に関する応募命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、(1a)前記ユーザーが希望する賞品アイテムを特定するためのアイテム識別情報を前記応募情報記憶部に格納し、かつ、(1b)前記ユーザーの前記所持ポイント数から前記賞品アイテムに係る消費ポイント数を減算し、
(2)前記賞品プレゼント企画に応募した前記ユーザーの中から当選ユーザーおよび非当選ユーザーが決定した場合、前記応募情報記憶部に格納された前記アイテム識別情報に基づいて、(2a)前記当選ユーザーが希望する前記賞品アイテムに係る賞品アイテム情報を前記当選ユーザーの前記所持アイテム情報として前記ユーザー情報記憶部に格納し、かつ、(2b)前記非当選ユーザーの前記所持ポイント数に当該非当選ユーザーが希望する前記賞品アイテムに係る前記消費ポイント数を加算する、ことが好ましい。
【0013】
本発明において、
ニュースに係るニュース情報を格納するニュース情報記憶部を有し、
前記管理部が、
(1)前記ユーザーによるニュース提供要求に関するニュース情報提供命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記ニュース情報を前記ニュース情報記憶部から読み出して前記ユーザー端末装置に送信し、
(2)前記ユーザーによる前記ニュースに対するコメント投稿に関するコメント投稿命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記ユーザーの前記コメント投稿に係るコメント情報を前記ニュース情報に関連付けて前記ニュース情報記憶部に格納し、かつ、前記コメント投稿に対して設定された投稿時消費ポイント数を前記ユーザーの前記所持ポイント数から減算する、ことが好ましい。
【0014】
本発明において、
前記ユーザーがスポーツチームに所属する試合出場選手に対して行う応援投票に関する情報を格納する投票情報記憶部を有し、
前記管理部が、
(1)前記ユーザーによる前記応援投票に関する応援投票命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記ユーザーが前記試合出場選手に期待する試合中の行動(以下、「期待行動」という。)を特定するための行動識別情報と、前記ユーザーの投票ポイント数と、を関連付けて前記投票情報記憶部に格納し、かつ、前記投票ポイント数を前記ユーザーの前記所持ポイント数から減算し、
(2)前記試合出場選手が出場した試合の終了後、前記ユーザーによる前記応援投票の対象の前記試合出場選手が前記投票情報記憶部に格納された前記行動識別情報によって特定される前記期待行動を試合中に実際に行った場合、前記投票ポイント数に当該期待行動に対応する返戻率を乗じた数を前記ユーザーの前記所持ポイント数に加算する、ことが好ましい。
【0015】
本発明において、
前記ユーザーにログインポイント数のポイントを付与する予定日であるログインポイント付与予定日が設定されており、
前記管理部が、前記ユーザーが前記ログインポイント付与予定日にログインした場合、前記ユーザー情報記憶部に格納されている前記ユーザーの前記所持ポイント数に前記ログインポイント数を加算する、ことが好ましい。
【0016】
本発明において、
前記管理部が、前記ユーザーによるカレンダー情報要求に関するカレンダー情報提供命令を前記ユーザー端末装置から受信した場合、前記ユーザー端末装置にカレンダー情報を送信し、
前記カレンダー情報が、前記ログインポイント付与予定日に係るログインポイント付与予定日情報と、前記ユーザーにログインポイントが付与されたログインポイント付与日に係るログインポイント付与日情報と、スポーツチームのイベント開催日に関するイベント開催日情報を含む、ことが好ましい。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、ユーザーがポイントを購入することによりスポーツチームを収益面で支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の一実施形態にかかるスポーツチーム支援装置を有するスポーツチーム支援システムの概略構成図である。
図2図1のスポーツチーム支援装置の機能ブロック図である。
図3】ユーザー情報記憶部に格納される情報を示す図である。
図4】アイテム情報記憶部に格納される情報を示す図である。
図5】景品アイテム情報記憶部に格納される情報を示す図である。
図6】交換アイテム情報記憶部に格納される情報を示す図である。
図7】賞品アイテム情報記憶部に格納される情報を示す図である。
図8】応募情報記憶部に格納される情報を示す図である。
図9】ニュース情報記憶部に格納される情報を示す図である。
図10】選手情報記憶部に格納される情報を示す図である。
図11】行動情報記憶部に格納される情報を示す図である。
図12】投票情報記憶部に格納される情報を示す図である。
図13】実際行動情報記憶部に格納される情報を示す図である。
図14図1のスポーツチーム支援システムが有するユーザー端末装置の機能ブロック図である。
図15図1のスポーツチーム支援システムが有する決済処理サーバーの機能ブロック図である。
図16】ログイン動作の一例を示すフローチャートである。
図17】ポイントチャージサービス動作の一例を示すフローチャートである(その1)。
図18】ポイントチャージサービス動作の一例を示すフローチャートである(その2)。
図19】ポイントチャージサービス動作の一例を示すフローチャートである(その3)。
図20】ポイントチャージサービス動作の一例を示すフローチャートである(その4)。
図21】アイテム交換サービス動作の一例を示すフローチャートである(その1)。
図22】アイテム交換サービス動作の一例を示すフローチャートである(その2)。
図23】プレゼントキャンペーン応募サービス動作の一例を示すフローチャートである(その1)。
図24】プレゼントキャンペーン応募サービス動作の一例を示すフローチャートである(その2)。
図25】プレゼントキャンペーン応募サービス動作の一例を示すフローチャートである(その3)。
図26】ニュース閲覧サービス動作の一例を示すフローチャートである(その1)。
図27】ニュース閲覧サービス動作の一例を示すフローチャートである(その2)。
図28】ニュース閲覧サービス動作の一例を示すフローチャートである(その3)。
図29】応援投票サービス動作の一例を示すフローチャートである(その1)。
図30】応援投票サービス動作の一例を示すフローチャートである(その2)。
図31】応援投票サービス動作の一例を示すフローチャートである(その3)。
図32】応援投票サービス動作の一例を示すフローチャートである(その4)。
図33】カレンダー表示サービス動作の一例を示すフローチャートである。
図34】ホーム画面の一例を示す図である。
図35】ポイントチャージサービス動作に係る画面の一例を示す図である。
図36】アイテム交換サービス動作に係る画面の一例を示す図である。
図37】プレゼントキャンペーン応募サービス動作に係る画面の一例を示す図である。
図38】ニュース閲覧サービス動作に係る画面の一例を示す図である。
図39】応援投票サービス動作に係る画面の一例を示す図である。
図40】カレンダー表示サービス動作に係る画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の一実施形態に係るスポーツチーム支援装置を有するスポーツチーム支援システム1について、各図を参照して説明する。ここでは、スポーツチーム支援装置がサッカーチームの支援に用いられるケースについて説明する。なお、本発明に係るスポーツチーム支援装置は、サッカー以外の他の団体競技チーム(例えば、野球チームやバスケットボールチームなど)の支援にも適用することが可能である。また、チームを支援することを目的としているが、スポーツチーム支援装置は、個人競技の選手の支援にも適用することが可能である。
【0020】
(1:スポーツチーム支援システムの構成)
図1に示すように、スポーツチーム支援システム1は、スポーツチーム支援装置10と、ユーザー端末装置70と、決済処理サーバー80と、を有している。スポーツチーム支援装置10と、ユーザー端末装置70と、決済処理サーバー80と、はネットワーク5によって通信可能に接続されている。
【0021】
(2:スポーツチーム支援装置の構成)
スポーツチーム支援装置10は、サッカーチームRのファン(ユーザーU)に対して、サッカーチームRを支援するための各種サービスを提供する。具体的には、スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUに対して、サービスサイトSS(「応援サイト」)を提供し、このサービスサイトSS上で、サッカーチームRに関するアイテムの入手、サッカーチームRに関するアイテムを賞品としたプレゼントキャンペーン(賞品プレゼント企画)への応募、サッカーチームRに関する各種ニュース(トピックス)の閲覧、ニュースに対するコメント投稿、お気に入りの選手に対する応援投票などのサッカーチームRをより身近に感じる各種サービスを提供する。ユーザーUは、スポーツチーム支援装置10の各種サービスの提供を受ける際に必要となるポイントの購入を通じてサッカーチームRを支援することができる。
【0022】
ユーザーUは、スポーツチーム支援装置10が提供するサービスサイトSSにログインして各種サービスの提供を受ける。サービスサイトSSが提供する一部サービスについては、ポイントを消費することにより提供を受けることができる。ユーザーUは、例えば、サービスサイトSSにログインすることによってポイントを取得したり、ポイントを購入したりすることができる。
【0023】
スポーツチーム支援装置10は、1つのコンピュータまたは協働する複数のコンピュータで構成されている。スポーツチーム支援装置10が複数のコンピュータで構成されている場合、各コンピュータは1箇所にまとめて設置されていてもよく、または、各コンピュータが互いに離れた箇所に設置され、ネットワーク5を介して接続されていてもよい。
【0024】
スポーツチーム支援装置10は、ネットワーク5を介して、1つ以上のユーザー端末装置70と通信可能に接続されている。ただし、ユーザー端末装置70は、ネットワーク5に常時接続している必要はない。また、スポーツチーム支援装置10は、ネットワーク5を介して、ユーザーUの支払いの決済処理を行うための決済処理サーバー80とも通信可能に接続されている。
【0025】
ネットワーク5は、例えば、インターネットであり、通信プロトコルはインターネットを介した通信で一般的に用いられるもの(TCP/IP、HTTP等)を使用している。ネットワーク5は、インターネットに限られず、スポーツチーム支援装置10とユーザー端末装置70および決済処理サーバー80とが通信可能に接続されるものであれば、通信回線の物理的形態(無線、有線(光信号、電気信号))や通信プロトコル含めその構成は任意である。
【0026】
図2に示すように、スポーツチーム支援装置10は、管理部11と、通信部12と、記憶部13と、を有している。スポーツチーム支援装置10は、管理者が操作するためのディスプレイおよびキーボードなどの入出力装置が接続されている。
【0027】
管理部11は、Central Processing Unit(CPU)等の演算処理装置、Read Only Memory(ROM)およびRandom Access Memory(RAM)などのメモリ、および、入出力インタフェースデバイスなどで構成されている。
【0028】
通信部12は、ネットワーク5に接続され、ユーザー端末装置70および決済処理サーバー80などと通信するための通信装置で構成されている。
【0029】
記憶部13は、例えば、Hard Disk Drive(HDD)やSolid State Drive(SSD)などの記憶装置で構成されている。記憶部13は、管理部11の演算結果、管理部11が演算に使用するデータ、および管理部11が通信部12を介して受信したデータなどを格納するように構成されている。
【0030】
記憶部13は、ユーザー情報記憶部14と、アイテム情報記憶部15と、景品アイテム情報記憶部16と、交換アイテム情報記憶部17と、賞品アイテム情報記憶部18と、応募情報記憶部19と、ニュース情報記憶部20と、選手情報記憶部21と、行動情報記憶部22と、投票情報記憶部23と、実際行動情報記憶部24と、画面情報記憶部25と、日時情報記憶部26と、を有している。
【0031】
ユーザー情報記憶部14は、サービスサイトSSに登録されているユーザーUに関する情報(ユーザー情報)を格納する。図3に示すように、ユーザー情報記憶部14は、ユーザー情報リスト141と、ユーザー情報142と、行動履歴リスト143と、行動履歴情報144と、所持アイテムリスト145と、を格納する。
【0032】
ユーザー情報リスト141は、ユーザー情報142のリストである。ユーザー情報142は、ユーザーUに関する情報である。ユーザー情報142は、ユーザー識別情報Uaと、認証情報Ubと、個人情報Ucと、決済用情報Udと、所持ポイント数Ueと、を含む。ユーザー情報142には、行動履歴リスト143と、所持アイテムリスト145と、が紐付け(関連付け)られている。ユーザー識別情報Uaは、ユーザーUを一意に特定するための情報である。認証情報Ubは、ユーザーUがサービスサイトSSにログインする際の認証処理に用いられるログイン名やパスワードなどの情報である。個人情報Ucは、例えば、ユーザーUの氏名、年齢、住所、メールアドレス、サービスサイトSSで使用するハンドル名などのユーザーUの個人に関する情報である。決済用情報Udは、例えば、クレジットカード情報やキャッシュレス決済情報(○○ペイ等)、銀行口座情報などのユーザーUの金銭の支払いの決済に用いる情報である。所持ポイント数Ueは、ユーザーUが所持するポイントの数(ポイント残高)である。
【0033】
行動履歴リスト143は、行動履歴情報144のリストである。行動履歴情報144は、ユーザーUの行動履歴に関する情報を含む。行動履歴情報144は、行動履歴識別情報Ufと、行動日時情報Ugと、行動内容情報Uhと、ポイント増減数Uiと、を含む。行動履歴識別情報Ufは、ユーザーUの1つの行動を一意に特定するための情報である。行動日時情報Ugは、ユーザーUが行動履歴として記録される行動を行った日時に関する情報である。行動内容情報Uhは、ユーザーUが行った行動に関する情報である。ポイント増減数Uiは、ユーザーUが行った行動に伴って増減したポイント数である。ポイント増減数Uiには、ポイント数とその増加・減少に関する情報が格納される。
【0034】
ユーザーUの行動履歴として記録される行動は、例えば、サービスサイトSSへのログイン、ポイントの購入(チャージ)、ポイントとアイテムの交換、プレゼントキャンペーンへの応募、ニュースに対するコメント投稿、試合出場選手への応援投票などがある。
【0035】
所持アイテムリスト145は、所持アイテム情報146のリストである。所持アイテム情報146は、ユーザーUが所持するアイテム(所持アイテム)に関する情報である。所持アイテム情報146は、エイリアス情報(別名情報)であって、その実体は後述するアイテム情報記憶部15に格納されているアイテム情報152である。所持アイテムリスト145には、所持アイテム情報146としてアイテム情報152が紐付けられている。
【0036】
ユーザー情報142(行動履歴リスト143および所持アイテムリスト145を含む)は、サービスサイトSSに新たなユーザーUが登録される際に作成され、ユーザー情報リスト141に追加される。
【0037】
アイテム情報記憶部15は、サービスサイトSSで取り扱われる全てのアイテムに関する情報を格納する。図4に示すように、アイテム情報記憶部15は、アイテムリスト151と、アイテム情報152と、を格納する。
【0038】
アイテムリスト151は、アイテム情報152のリストである。アイテム情報152は、アイテムに関する情報である。アイテム情報152は、アイテム識別情報Saと、アイテム名情報Sbと、アイテム画像情報Scと、消費ポイント数Sdと、を含む。アイテム識別情報Saは、アイテムを一意に特定するための情報である。アイテム名情報Sbは、アイテムの名称に関する情報である。アイテム画像情報Scは、デジタル画像形式(GIFやJPEGなど)のアイテム画像に関する情報である。消費ポイント数Sdは、アイテムをポイントと交換する際に消費するポイント数に関する情報である。アイテムリスト151およびアイテム情報152は、アイテムの追加、変更、削除などに応じて、管理者によってスポーツチーム支援装置10に入力され、更新される。
【0039】
本実施形態において「アイテム」とは、例えば、サッカーチームRの試合観戦チケット、試合会場でのサッカーチームRの関係者エリアへの特別招待券、サッカーチームRが提供する特典グッズを購入する権利、サッカーチームRに所属する選手のサイン入りユニフォームをもらえる権利、サービスサイトSSで使用できる電子スタンプ、サッカーチームRに所属する選手の電子トレーディングカード、などである。
【0040】
景品アイテム情報記憶部16は、サービスサイトSSでのポイント購入時に景品としてもらえるアイテム(景品アイテム)に関する情報を格納する。図5に示すように、景品アイテム情報記憶部16は、景品アイテムリスト161を格納する。
【0041】
景品アイテムリスト161は、景品アイテム情報162のリストである。景品アイテム情報162は、景品アイテムに関する情報である。景品アイテム情報162は、エイリアス情報であって、その実体はアイテム情報記憶部15に格納されているアイテム情報152である。景品アイテムリスト161には、景品アイテム情報162としてアイテム情報152が紐付けられている。景品アイテムリスト161および景品アイテム情報162は、景品アイテムの追加、変更、削除などに応じて、管理者によってスポーツチーム支援装置10に入力され、更新される。
【0042】
交換アイテム情報記憶部17は、サービスサイトSSにおいてポイントとの交換により取得できるアイテム(交換アイテム)に関する情報を格納する。図6に示すように、交換アイテム情報記憶部17は、交換アイテムリスト171を格納する。
【0043】
交換アイテムリスト171は、交換アイテム情報172のリストである。交換アイテム情報172は、交換アイテムに関する情報である。交換アイテム情報172は、エイリアス情報であって、その実体はアイテム情報記憶部15に格納されているアイテム情報152である。交換アイテムリスト171には、交換アイテム情報172としてアイテム情報152が紐付けられている。交換アイテムリスト171および交換アイテム情報172は、交換アイテムの追加、変更、削除などに応じて、管理者によってスポーツチーム支援装置10に入力され、更新される。
【0044】
賞品アイテム情報記憶部18は、サービスサイトSSでのプレゼントキャンペーンの賞品となるアイテム(賞品アイテム)に関する情報を格納する。図7に示すように、賞品アイテム情報記憶部18は、賞品アイテムリスト181を格納する。
【0045】
賞品アイテムリスト181は、賞品アイテム情報182のリストである。賞品アイテム情報182は、賞品アイテムに関する情報である。賞品アイテム情報182は、エイリアス情報であって、その実体はアイテム情報記憶部15に格納されているアイテム情報152である。賞品アイテムリスト181には、賞品アイテム情報182としてアイテム情報152が紐付けられている。賞品アイテムリスト181および賞品アイテム情報182は、プレゼントキャンペーンの実施などに応じて、管理者によってスポーツチーム支援装置10に入力される。
【0046】
図8に示すように、応募情報記憶部19は、プレゼントキャンペーンへの応募に関する情報(応募情報)をテーブル形式で格納する。具体的には、応募情報記憶部19は、応募ユーザー領域191と、応募賞品アイテム領域192と、を有している。応募ユーザー領域191には、プレゼントキャンペーンに応募したユーザーUのユーザー識別情報Uaが格納される。応募賞品アイテム領域192には、ユーザーUが希望する賞品アイテムに係る賞品アイテム情報182(実体はアイテム情報152)のアイテム識別情報Saが格納される。管理部11は、図8において行方向に並ぶ、応募ユーザー領域191と、応募賞品アイテム領域192と、に格納された各情報(ユーザー識別情報Ua、アイテム識別情報Sa)を1つの応募情報レコードTaとして取り扱う。
【0047】
ニュース情報記憶部20は、サッカーチームRのニュースに関する情報を格納する。図9に示すように、ニュース情報記憶部20は、ニュースリスト201と、ニュース情報202と、コメント情報203と、を格納する。
【0048】
ニュースリスト201は、ニュース情報202のリストである。ニュース情報202は、ニュースに関する情報である。ニュース情報202は、ニュース識別情報Naと、ニュース表題情報Nbと、掲示日時情報Ncと、ニュース内容情報Ndと、を含む。ニュース情報202には、コメント情報203が紐付けられている。ニュース識別情報Naは、ニュースを一意に特定するための情報である。ニュース表題情報Nbは、ニュースの表題(ヘッドライン)に関する情報である。掲示日時情報Ncは、サービスサイトSSにニュースを掲示した日時に関する情報である。ニュース内容情報Ndは、ニュースの内容に関する情報である。ニュースリスト201およびニュース情報202は、ニュース発生などに応じて、管理者によってスポーツチーム支援装置10に入力される。
【0049】
コメント情報203は、ニュースに対してユーザーUが投稿したコメントに関する情報である。コメント情報203は、コメント識別情報Caと、投稿者情報Cbと、投稿日時情報Ccと、コメント内容情報Cdと、次コメント情報Ceと、を含む。コメント識別情報Caは、コメントを一意に特定するための情報である。投稿者情報Cbは、コメントを投稿したユーザーUに関する情報である。投稿者情報Cbには、ユーザーUのユーザー識別情報Uaが格納される。投稿日時情報Ccは、ユーザーUがコメントを投稿した日時に関する情報である。コメント内容情報Cdは、コメントの内容に関する情報である。次コメント情報Ceは、エイリアス情報であって、その実体は他のコメント情報203である。次コメント情報Ceには、他のコメント情報203が紐付けられている。
【0050】
選手情報記憶部21は、サッカーチームRに所属する選手であって、試合に出場する予定の選手(試合出場選手)に関する情報を格納する。図10に示すように、選手情報記憶部21は、選手情報リスト211と、選手情報212と、を格納する。
【0051】
選手情報リスト211は、選手情報212のリストである。選手情報212は、試合出場選手に関する情報である。選手情報212は、選手識別情報Paと、選手名情報Pbと、を含む。選手識別情報Paは、試合出場選手を一意に特定するための情報である。選手名情報Pbは、試合出場選手の名前に関する情報である。選手名情報Pbには、ポジション(FW、DF、GKなど)に関する情報も格納されている。選手情報リスト211および選手情報212は、サッカーチームRの試合に応じて、管理者によってスポーツチーム支援装置10に入力され、更新される。
【0052】
行動情報記憶部22は、試合出場選手が試合中に行う行動(試合中行動)に関する情報を格納する。図11に示すように、行動情報記憶部22は、行動情報リスト221と、行動情報222と、を格納する。
【0053】
行動情報リスト221は、行動情報222のリストである。行動情報222は、試合中行動に関する情報である。行動情報222は、行動識別情報Qaと、行動名情報Qbと、返戻率Qcと、を含む。行動識別情報Qaは、試合中行動を一意に特定するための情報である。行動名情報Qbは、試合中行動の名称に関する情報である。返戻率Qcは、ユーザーUが投票したポイント数(投票ポイント数Kt)に乗じる倍率である。行動情報リスト221および行動情報222は、サッカーチームRの試合に応じて、管理者によってスポーツチーム支援装置10に入力され、更新される。行動情報222は、試合出場選手に期待する行動(期待行動)および試合出場選手が試合中に実際に行った行動(実際行動)に関する情報として用いられる。
【0054】
投票情報記憶部23は、ユーザーUが投票した内容に関する情報(投票情報)をテーブル形式で格納する。図12に示すように、投票情報記憶部23は、投票ユーザー領域231と、投票選手領域232と、期待行動領域233と、投票ポイント数領域234と、を有している。投票ユーザー領域231には、試合出場選手に投票したユーザーUのユーザー識別情報Uaが格納される。投票選手領域232には、ユーザーUの投票対象の試合出場選手の選手識別情報Paが格納される。期待行動領域233には、ユーザーUが試合出場選手に期待する行動(期待行動)の行動識別情報Qaが格納される。投票ポイント数領域234には、ユーザーUの投票ポイント数Ktが格納される。管理部11は、図12において行方向に並ぶ、投票ユーザー領域231、投票選手領域232と、期待行動領域233と、投票ポイント数領域234と、に格納された各情報(ユーザー識別情報Ua、選手識別情報Pa、行動識別情報Qa、投票ポイント数Kt)を1つの投票情報レコードTbとして取り扱う。
【0055】
実際行動情報記憶部24は、試合出場選手が試合中に実際に行った行動に関する情報(実際行動情報)をテーブル形式で格納する。図13に示すように、実際行動情報記憶部24は、行動選手領域241と、実際行動領域242と、を有している。行動選手領域241は、試合出場選手の選手識別情報Paが格納される。実際行動領域242は、試合出場選手が試合中に実際に行った行動(実際行動)の行動識別情報Qaが格納される。管理部11は、図13において行方向に並ぶ、行動選手領域241と、実際行動領域242と、に格納された各情報(選手識別情報Pa、行動識別情報Qa)を1つの実際行動情報レコードTcとして取り扱う。実際行動情報記憶部24に格納される選手識別情報Paおよび行動識別情報Qaは、サッカーチームRの試合が終了に応じて、管理者によってスポーツチーム支援装置10に入力され、更新される。
【0056】
画面情報記憶部25は、ユーザー端末装置70において表示する画面に関する画面情報を格納する。画面情報記憶部25は、ホーム画面G10、チャージ数選択画面G20、チャージ数確認画面G21、チャージ成功画面G22、チャージ失敗画面G23、交換アイテム選択画面G30、交換アイテム確認画面G31、アイテム交換完了画面G32、賞品アイテム選択画面G40、賞品アイテム確認画面G41、応募完了画面G42、ニュース選択画面G50、ニュース詳細画面G51、コメント作成画面G52、コメント投稿完了画面G53、応援選手選択画面G60、期待プレー選択画面G61、投票画面G62、投票完了画面G63、カレンダー表示画面G70、をユーザー端末装置70で表示するための画面情報を格納する。
【0057】
日時情報記憶部26は、イベント開催日情報261と、ログインポイント付与予定日情報262と、を格納する。イベント開催日情報261は、サッカーチームRに関する各種イベントの開催日時に係る情報である。イベント開催日情報261には、サッカーチームRの試合開催日時や、ファン感謝デーなどのイベントを開催する予定の日時が、イベント名と関連付けて設定される。ログインポイント付与予定日情報262は、ユーザーUのサービスサイトSSへのログインに応じてログインポイント数KLのポイントを付与する予定日であるログインポイント付与予定日に係る情報である。ログインポイント付与予定日情報262には、例えば、試合開催日やその前日、ログインキャンペーン期間中などの日付が設定される。イベント開催日情報261およびログインポイント付与予定日情報262は、管理者によってスポーツチーム支援装置10に入力され、更新される。
【0058】
(3:ユーザー端末装置の構成)
【0059】
ユーザー端末装置70は、スポーツチーム支援装置10とネットワーク5を介して接続されている。ユーザーUは、ユーザー端末装置70を通じてスポーツチーム支援装置10が提供する各種サービスを利用する。
【0060】
ユーザー端末装置70は、例えば、スマートフォンやタブレット型端末などの携帯型のコンピュータで構成されている。ユーザー端末装置70は、ノート型コンピュータやデスクトップコンピュータなどで構成されていてもよい。図14に示すように、ユーザー端末装置70は、制御部71と、記憶部72と、入力部73と、出力部74と、通信部75と、を有している。
【0061】
制御部71は、CPU、ROM、RAMを有する演算処理装置などで構成されている。記憶部72は、SSDやHDDなどの記憶装置で構成されている。入力部73および出力部74は、タッチパネル付の液晶ディスプレイ装置で構成されている。入力部73および出力部74は、アイコン等を表示するとともにアイコン等への操作を検出して、ソフトウエアによる入力ボタン等を実現している。通信部75は、ネットワーク5を介してスポーツチーム支援装置10と通信するための通信装置で構成されている。
【0062】
記憶部72には、スポーツチーム支援装置10による各種サービスの提供を受けるためのアプリケーションプログラムが格納されている。本実施形態のユーザー端末装置70は、スポーツチーム支援装置10による各種サービスの提供を受けるための専用のアプリケーションを用いた構成であるが、ウェブブラウザ等の汎用のアプリケーションを用いた構成であってもよい。
【0063】
(4:決済処理サーバーの構成)
【0064】
決済処理サーバー80は、スポーツチーム支援装置10とネットワーク5を介して接続されている。スポーツチーム支援装置10は、決済処理サーバー80を通じてユーザーUの支払いの決済処理を行う。
【0065】
決済処理サーバー80は、サーバーコンピューターで構成されている。図15に示すように、決済処理サーバー80は、制御部81と、記憶部82と、通信部83と、を有している。制御部81は、CPU、ROM、RAMを有する演算処理装置などで構成されている。記憶部82は、SSDやHDDなどの記憶装置で構成されている。通信部83は、ネットワーク5を介してスポーツチーム支援装置10と通信するための通信装置で構成されている。
【0066】
記憶部82に格納されたプログラムを制御部81が実行することにより、決済処理サーバー80がスポーツチーム支援装置10と通信してユーザーUの決済処理を行う。決済処理サーバー80は、スポーツチーム支援装置10からの決済要求に応じて、例えば、クレジットカード会社やキャッシュレス決済会社が提供するオンライン決済サービスを利用し、ユーザーUの金銭の支払いの決済を行う。なお、スポーツチーム支援システム1は、決済処理サーバー80を省略して、スポーツチーム支援装置10が直接的にオンライン決済サービスを利用するようにしてもよい。
【0067】
(5:スポーツチーム支援システムの動作例)
次に、スポーツチーム支援システム1の各種動作の例について説明する。
【0068】
(5-1:ログイン動作)
ログイン動作について、図16を参照して説明する。
【0069】
ユーザー端末装置70において、ユーザーUがアプリケーションを起動すると(S101)、ユーザー端末装置70は、サービスサイトSSにログインするために、ユーザーUのログイン名およびパスワードなどの認証情報をスポーツチーム支援装置10に送信する(S102)。スポーツチーム支援装置10(具体的には管理部11が処理を実行し、以下の動作でも同様である。)は、認証情報を受信すると認証処理を実行し(S103)、認証処理が成功すると認証成功情報をユーザー端末装置70に送信する(S104)。認証成功によりユーザー端末装置70とスポーツチーム支援装置10との間にユーザーU専用の論理的な通信チャネルが開設され、ユーザーUのサービスサイトSSへのログインが完了する。ユーザー端末装置70とスポーツチーム支援装置10とは開設した通信チャネルを用いて、これ以降の通信を行う。
【0070】
ユーザー端末装置70は、認証成功情報を受信すると、ホーム画面G10の画面情報を要求する処理命令C10をスポーツチーム支援装置10に送信する(S105)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C10を受信すると、ホーム画面G10に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S106)、当該画面情報を含む処理応答R10をユーザー端末装置70に送信する(S107)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUへの通知事項(プレゼントキャンペーンへの応募結果や試合出場選手への応援投票結果、新規サービスのお知らせ、サービスサイトSSのメンテナンス情報など)がある場合には、通知事項に関する情報を処理応答R10に含める。また、スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUのログイン日がログインポイント付与予定日だった場合、ログイン特典として所定のログインポイント数KL(例えば10)をユーザーUの所持ポイント数Ueに加算する(S108)。スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUのログインに関する行動履歴情報144を作成して、行動履歴リスト143に追加する(S109)。この行動履歴情報144は、行動履歴識別情報Ufおよび行動日時情報Ugが適宜設定され、行動内容情報Uhには「ログイン」、ポイント増減数Uiには、ログインポイント付与予定日でない場合は「0」、ログインポイント付与予定日である場合はログインポイント数KLおよび「増加」が設定される。ユーザー端末装置70は、処理応答R10を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいてホーム画面G10を出力部74に表示する(S110)。
【0071】
図34に示すように、ホーム画面G10は、情報表示領域G101と、サービス選択ボタンG102~G107と、を有している。情報表示領域G101には、ユーザーUへの通知事項が表示される。サービス選択ボタンG102は、「ポイントチャージ」と表示されており、ポイントチャージサービスを選択するためのボタンである。サービス選択ボタンG103は、「ポイントをアイテムに交換」と表示されており、アイテム交換サービスを選択するためのボタンである。サービス選択ボタンG104は、「プレゼントに応募」と表示されており、プレゼントキャンペーン応募サービスを選択するためのボタンである。サービス選択ボタンG105は、「ニュース閲覧」と表示されており、ニュース閲覧サービスを選択するためのボタンである。サービス選択ボタンG106は、「選手を応援」と表示されており、応援投票サービスを選択するためのボタンである。サービス選択ボタンG107は、「カレンダー」と表示されており、カレンダー表示サービスを選択するためのボタンである。
【0072】
(5-2:ポイントチャージサービス動作)
ポイントチャージサービス動作について、図17図20を参照して説明する。
【0073】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによってホーム画面G10のサービス選択ボタンG102がタップされると(S201)、チャージ数選択画面G20の画面情報を要求する処理命令C20をスポーツチーム支援装置10に送信する(S202)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C20を受信すると、チャージ数選択画面G20に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S203)、当該画面情報を含む処理応答R20をユーザー端末装置70に送信する(S204)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14から読み出したユーザーUの所持ポイント数Ueを処理応答R20に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R20を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいてチャージ数選択画面G20をホーム画面G10の上に重ねて出力部74に表示する(S205)。
【0074】
図35(a)に示すように、チャージ数選択画面G20は、ポイント残高表示領域G201と、チャージ数選択ボタンG202~G207と、を有している。ポイント残高表示領域G201には、所持ポイント数Ueが表示される。チャージ数選択ボタンG202~G207は、順に「500」、「1000」、「2000」、「3000」、「5000」、「10000」と表示されており、ユーザーUが所持ポイント数Ueに追加(チャージ)を希望するポイント数(チャージ希望数Kc)を選択するためのボタンである。チャージ希望数Kcは、ポイント追加希望数である。チャージ数選択ボタンG202~G207には、チャージ希望数Kcとして、順に、500、1000、2000、3000、5000、10000が割り当てられている。
【0075】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによってチャージ数選択ボタンG202~G207のいずれかがタップされると(S211)、チャージ数確認画面G21の画面情報を要求する処理命令C21をスポーツチーム支援装置10に送信する(S212)。このとき、ユーザー端末装置70は、タップされたボタンに割り当てられたチャージ希望数Kcを処理命令C21に含める。たとえば、チャージ数選択ボタンG202がタップされた場合、チャージ希望数Kcは500であり、チャージ数選択ボタンG203がタップされた場合、チャージ希望数Kcは1000である。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C21を受信すると、チャージ数確認画面G21に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S213)、当該画面情報を含む処理応答R21をユーザー端末装置70に送信する(S214)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、チャージ希望数Kcをチャージするために必要な金額(ポイント購入金額D)を処理応答R21に含める。本実施形態では、1ポイントあたり1円である。ユーザー端末装置70は、処理応答R21を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいてチャージ数確認画面G21をチャージ数選択画面G20の上に重ねて出力部74に表示する(S215)。
【0076】
図35(b)に示すように、チャージ数確認画面G21は、必要金額表示領域G211と、チャージ後ポイント残高表示領域G212と、確定ボタンG213と、キャンセルボタンG214と、を有している。必要金額表示領域G211には、ポイント購入金額Dが表示される。チャージ後ポイント残高表示領域G212には、所持ポイント数Ueにチャージ希望数Kcを加えた数が表示される。確定ボタンG213は、チャージ希望数Kcのポイントの追加を確定するためのボタンである。キャンセルボタンG214は、ポイントの追加をキャンセルするためのボタンである。ユーザー端末装置70は、キャンセルボタンG214がタップされるとチャージ数確認画面G21を消去して、その下にあるチャージ数選択画面G20を再び出力部74に表示する。
【0077】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって確定ボタンG213がタップされると(S221)、ユーザーUによるチャージ希望数Kcのポイント追加要求に関するポイント追加命令である処理命令C22をスポーツチーム支援装置10に送信する(S222)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C22を受信すると、ポイント購入金額Dおよびユーザー情報記憶部14から読み出した決済用情報Udを含む決済命令C23を決済処理サーバー80に送信する(S223)。決済処理サーバー80は、決済命令C23を受信すると、それに含まれる決済用情報Udを用いてポイント購入金額Dの決済処理を行う(S224)。
【0078】
決済処理サーバー80は、ポイント購入金額Dの決済が成功すると決済成功応答R231をスポーツチーム支援装置10に送信し(S225)、ポイント購入金額Dの決済が失敗すると決済失敗応答R232をスポーツチーム支援装置10に送信する(S226)。
【0079】
スポーツチーム支援装置10は、決済成功応答R231を受信すると、ユーザーUの所持ポイント数Ueにチャージ希望数Kcを加算する(S231)。スポーツチーム支援装置10は、景品アイテム情報記憶部16からポイント購入金額Dに応じて予め定められた景品アイテムに関する景品アイテム情報162(実体はアイテム情報152)を読み出し、所持アイテム情報146としてユーザーUの所持アイテムリスト145に追加する(S232)。本実施形態では、例えば、ポイント購入金額Dに応じて設定された種類および枚数(例えば、500円毎に1枚)の電子トレーディングカードが景品アイテムとして追加される。そして、スポーツチーム支援装置10は、決済処理成功時に表示する画面(チャージ成功画面G22)に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S233)、当該画面情報を含む処理応答R221をユーザー端末装置70に送信する(S234)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14から改めて読み出したユーザーUの所持ポイント数Ueを処理応答R221に含める。また、スポーツチーム支援装置10は、景品アイテムを追加した場合にはその旨を通知するメッセージに関するメッセージ情報も処理応答R221に含める。スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUのポイントチャージ成功に関する行動履歴情報144を作成して、行動履歴リスト143に追加する(S235)。この行動履歴情報144は、行動履歴識別情報Ufおよび行動日時情報Ugが適宜設定され、行動内容情報Uhには「ポイントチャージ成功」、ポイント増減数Uiにはチャージ希望数Kcおよび「減少」が設定される。ユーザー端末装置70は、処理応答R221を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいてチャージ成功画面G22をチャージ数確認画面G21の上に重ねて出力部74に表示する(S236)。
【0080】
図35(c)に示すように、チャージ成功画面G22は、チャージ数表示領域G221と、ポイント残高表示領域G222と、メッセージ領域G223と、確認ボタンG224と、を有している。チャージ数表示領域G221には、追加したポイント数(すなわちチャージ希望数Kc)が表示される。ポイント残高表示領域G222には、所持ポイント数Ueが表示される。メッセージ領域G223には、メッセージ情報が表示される。確認ボタンG224は、チャージ成功画面G22をユーザーUが確認した際にタップされるボタンである。
【0081】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって確認ボタンG224がタップされると(S237)、ホーム画面G10の画面情報を要求する処理命令C24をスポーツチーム支援装置10に送信する(S238)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C24を受信すると、ホーム画面G10に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S239)、当該画面情報を含む処理応答R24をユーザー端末装置70に送信する(S240)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUへの新たな通知事項がある場合には、通知事項に関する情報を処理応答R24に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R24を受信すると、出力部74の表示をクリアし、当該処理応答R24に含まれる画面情報に基づいてホーム画面G10を出力部74に表示する(S241)。
【0082】
スポーツチーム支援装置10は、決済失敗応答R232を受信すると、決済処理失敗時に表示する画面(チャージ失敗画面G23)に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S251)、当該画面情報を含む処理応答R222をユーザー端末装置70に送信する(S252)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14から改めて読み出したユーザーUの所持ポイント数Ueを処理応答R222に含める。スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUのポイントチャージ失敗に関する行動履歴情報144を作成して、行動履歴リスト143に追加する(S253)。この行動履歴情報144は、行動履歴識別情報Ufおよび行動日時情報Ugが適宜設定され、行動内容情報Uhには「ポイントチャージ失敗」、ポイント増減数Uiには「0」が設定される。ユーザー端末装置70は、処理応答R222を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいてチャージ失敗画面G23をチャージ数確認画面G21の上に重ねて出力部74に表示する(S254)。
【0083】
図35(d)に示すように、チャージ失敗画面G23は、ポイントのチャージに失敗した旨のメッセージを表示しており、ポイント残高表示領域G232と、確認ボタンG234と、を有している。ポイント残高表示領域G232には、所持ポイント数Ueが表示される。確認ボタンG234は、チャージ失敗画面G23をユーザーUが確認した際にタップされるボタンである。
【0084】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって確認ボタンG234がタップされると(S255)、ホーム画面G10の画面情報を要求する処理命令C25をスポーツチーム支援装置10に送信する(S256)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C25を受信すると、ホーム画面G10に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S257)、当該画面情報を含む処理応答R25をユーザー端末装置70に送信する(S258)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUへの新たな通知事項がある場合には、通知事項に関する情報を処理応答R25に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R25を受信すると、出力部74の表示をクリアし、当該処理応答R25に含まれる画面情報に基づいてホーム画面G10を出力部74に表示する(S259)。
【0085】
(5-3:アイテム交換サービス動作)
アイテム交換サービス動作について、図21図22を参照して説明する。
【0086】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによってホーム画面G10のサービス選択ボタンG103がタップされると(S301)、交換アイテム選択画面G30の画面情報を要求する処理命令C30をスポーツチーム支援装置10に送信する(S302)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C30を受信すると、交換アイテム選択画面G30に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S303)、当該画面情報を含む処理応答R30をユーザー端末装置70に送信する(S304)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14から読み出したユーザーUの所持ポイント数Ueを処理応答R30に含める。また、スポーツチーム支援装置10は、交換アイテム情報記憶部17から読み出した交換アイテム情報172(実体はアイテム情報152)も処理応答R30に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R30を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいて交換アイテム選択画面G30をホーム画面G10の上に重ねて出力部74に表示する(S305)。
【0087】
図36(a)に示すように、交換アイテム選択画面G30は、ポイント残高表示領域G301と、交換アイテム選択ボタンG302~G305と、を有している。ポイント残高表示領域G301には、所持ポイント数Ueが表示される。交換アイテム選択ボタンG302~G305は、ユーザーUが希望する交換アイテムを選択するためのボタンである。交換アイテム選択ボタンG302~G305には、処理応答R30に含まれる交換アイテム情報172が割り当てられている。交換アイテム選択ボタンG302~G305には、それぞれに割り当てられた交換アイテム情報172のアイテム名情報Sbやアイテム画像情報Sc、消費ポイント数Sdなどが表示されている。交換アイテム選択画面G30には、4つの交換アイテム選択ボタンG302~G305が表示されており、画面をスクロールすることで他の交換アイテム選択ボタンが表示される。
【0088】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって交換アイテム選択ボタンG302~G305のいずれかがタップされると(S311)、交換アイテム確認画面G31の画面情報を要求する処理命令C31をスポーツチーム支援装置10に送信する(S312)。なお、ユーザー端末装置70は、交換アイテム選択ボタンG302~G305のうち、それぞれに割り当てられた交換アイテム情報172の消費ポイント数Sdが所持ポイント数Ueより大きいボタンについては、所持ポイント数Ueが足りないため、ユーザーUによるタップを受け付けないようにする。ユーザー端末装置70は、交換アイテム選択ボタンG302~G305のうちのタップされたボタンに割り当てられた交換アイテム情報172に係る交換アイテムがユーザーUによって選択されたものする。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C31を受信すると、交換アイテム確認画面G31に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S313)、当該画面情報を含む処理応答R31をユーザー端末装置70に送信する(S314)。ユーザー端末装置70は、処理応答R31を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいて交換アイテム確認画面G31を交換アイテム選択画面G30の上に重ねて出力部74に表示する(S315)。
【0089】
図36(b)に示すように、交換アイテム確認画面G31は、ポイント残高表示領域G311と、交換アイテム表示領域G312と、交換ボタンG313と、キャンセルボタンG314と、を有している。ポイント残高表示領域G311には、所持ポイント数Ueが表示される。交換アイテム表示領域G312には、ユーザーUによって選択された交換アイテムに係る交換アイテム情報172のアイテム名情報Sbやアイテム画像情報Sc、消費ポイント数Sdなどが表示される。交換ボタンG313は、交換アイテムとポイントとの交換を確定するためのボタンである。キャンセルボタンG314は、交換アイテムとポイントとの交換をキャンセルするためのボタンである。ユーザー端末装置70は、キャンセルボタンG314がタップされると交換アイテム確認画面G31を消去して、その下にある交換アイテム選択画面G30を再び出力部74に表示する。
【0090】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって交換ボタンG313がタップされると(S321)、ユーザーUによるポイントと交換アイテムとの交換要求に関するアイテム交換命令である処理命令C32をスポーツチーム支援装置10に送信する(S322)。このとき、ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって選択された交換アイテムに係る交換アイテム情報172のアイテム識別情報Saを処理命令C32に含める。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C32を受信すると、それに含まれるアイテム識別情報Saによって特定される交換アイテムに係る交換アイテム情報172(実体はアイテム情報152)を交換アイテム情報記憶部17から読み出し、所持アイテム情報146としてユーザーUの所持アイテムリスト145に追加する(S323)。また、スポーツチーム支援装置10は、交換アイテム情報172の消費ポイント数SdをユーザーUの所持ポイント数Ueから減算する(S324)。そして、スポーツチーム支援装置10は、アイテム交換完了時に表示する画面(アイテム交換完了画面G32)に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S325)、当該画面情報を含む処理応答R32をユーザー端末装置70に送信する(S326)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14から改めて読み出したユーザーUの所持ポイント数Ueを処理応答R32に含める。スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUのアイテム交換に関する行動履歴情報144を作成して、行動履歴リスト143に追加する(S327)。この行動履歴情報144は、行動履歴識別情報Ufおよび行動日時情報Ugが適宜設定され、行動内容情報Uhには「アイテム交換」、ポイント増減数Uiには消費ポイント数Sdおよび「減少」が設定される。ユーザー端末装置70は、処理応答R32を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいてアイテム交換完了画面G32を交換アイテム確認画面G31の上に重ねて出力部74に表示する(S328)。
【0091】
図36(c)に示すように、アイテム交換完了画面G32は、ポイント残高表示領域G321と、確認ボタンG322と、を有している。ポイント残高表示領域G321には、所持ポイント数Ueが表示される。確認ボタンG322は、アイテム交換完了画面G32をユーザーUが確認した際にタップされるボタンである。
【0092】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって確認ボタンG322がタップされると(S329)、ホーム画面G10の画面情報を要求する処理命令C33をスポーツチーム支援装置10に送信する(S330)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C33を受信すると、ホーム画面G10に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S331)、画面情報を含む処理応答R33をユーザー端末装置70に送信する(S332)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUへの新たな通知事項がある場合には、通知事項に関する情報を処理応答R33に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R33を受信すると、出力部74の表示をクリアし、当該処理応答R33に含まれる画面情報に基づいてホーム画面G10を出力部74に表示する(S333)。
【0093】
(5-4:プレゼントキャンペーン応募サービス動作)
プレゼントキャンペーン応募サービス動作について、図23図25を参照して説明する。
【0094】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによってホーム画面G10のサービス選択ボタンG104がタップされると(S401)、賞品アイテム選択画面G40の画面情報を要求する処理命令C40をスポーツチーム支援装置10に送信する(S402)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C40を受信すると、賞品アイテム選択画面G40に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S403)、当該画面情報を含む処理応答R40をユーザー端末装置70に送信する(S404)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14から読み出したユーザーUの所持ポイント数Ueを処理応答R40に含める。また、スポーツチーム支援装置10は、賞品アイテム情報記憶部18から読み出した賞品アイテム情報182(実体はアイテム情報152)も処理応答R40に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R40を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいて賞品アイテム選択画面G40をホーム画面G10の上に重ねて出力部74に表示する(S405)。
【0095】
図37(a)に示すように、賞品アイテム選択画面G40は、ポイント残高表示領域G401と、賞品アイテム選択ボタンG402~G405と、を有している。ポイント残高表示領域G401には、所持ポイント数Ueが表示される。賞品アイテム選択ボタンG402~G405は、ユーザーUが希望する賞品アイテムを選択するためのボタンである。賞品アイテム選択ボタンG402~G405には、処理応答R40に含まれる賞品アイテム情報182が割り当てられている。賞品アイテム選択ボタンG402~G405には、それぞれに割り当てられた賞品アイテム情報182のアイテム名情報Sbやアイテム画像情報Sc、消費ポイント数Sdなどが表示されている。賞品アイテム選択画面G40には、4つの賞品アイテム選択ボタンG402~G405が表示されており、画面をスクロールすることで他の賞品アイテム選択ボタンが表示される。
【0096】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって賞品アイテム選択ボタンG402~G405のいずれかがタップされると(S411)、賞品アイテム確認画面G41の画面情報を要求する処理命令C41をスポーツチーム支援装置10に送信する(S412)。なお、ユーザー端末装置70は、賞品アイテム選択ボタンG402~G405のうち、それぞれに割り当てられた賞品アイテム情報182の消費ポイント数Sdが所持ポイント数Ueより大きいボタンについては、所持ポイント数Ueが足りないため、ユーザーUによるタップを受け付けないようにする。ユーザー端末装置70は、賞品アイテム選択ボタンG402~G405のうちのタップされたボタンに割り当てられた賞品アイテム情報182に係る賞品アイテムがユーザーUによって選択されたものする。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C41を受信すると、賞品アイテム確認画面G41に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S413)、当該画面情報を含む処理応答R41をユーザー端末装置70に送信する(S414)。ユーザー端末装置70は、処理応答R41を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいて賞品アイテム確認画面G41を賞品アイテム選択画面G40の上に重ねて出力部74に表示する(S415)。
【0097】
図37(b)に示すように、賞品アイテム確認画面G41は、ポイント残高表示領域G411と、賞品アイテム表示領域G412と、応募ボタンG413と、キャンセルボタンG414と、を有している。ポイント残高表示領域G411には、所持ポイント数Ueが表示される。賞品アイテム表示領域G412には、ユーザーUによって選択された賞品アイテムに係る賞品アイテム情報182のアイテム名情報Sbやアイテム画像情報Sc、消費ポイント数Sdなどが表示される。応募ボタンG413は、賞品アイテムのプレゼントキャンペーンへの応募を確定するためのボタンである。キャンセルボタンG414は、賞品アイテムのプレゼントキャンペーンへの応募をキャンセルするためのボタンである。ユーザー端末装置70は、キャンセルボタンG414がタップされると賞品アイテム確認画面G41を消去して、その下にある賞品アイテム選択画面G40を再び出力部74に表示する。
【0098】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって応募ボタンG413がタップされると(S421)、ユーザーUによる賞品アイテムのプレゼントキャンペーンへの応募に関する応募命令である処理命令C42をスポーツチーム支援装置10に送信する(S422)。このとき、ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって選択された賞品アイテム(すなわち、ユーザーUが希望する賞品アイテム)に係る賞品アイテム情報182のアイテム識別情報Saを処理命令C42に含める。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C42を受信すると、ユーザーUのユーザー識別情報Uaと、当該処理命令C42に含まれるアイテム識別情報Saとを関連付けて1つの応募情報レコードTaとし、各情報を応募情報記憶部19の応募ユーザー領域191と応募賞品アイテム領域192とに格納する(S423)。スポーツチーム支援装置10は、当該処理命令C42に含まれるアイテム識別情報Saによって特定される賞品アイテムに係る賞品アイテム情報182の消費ポイント数SdをユーザーUの所持ポイント数Ueから減算する(S424)。そして、スポーツチーム支援装置10は、応募完了時に表示する画面(応募完了画面G42)に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S425)、当該画面情報を含む処理応答R42をユーザー端末装置70に送信する(S426)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14から改めて読み出したユーザーUの所持ポイント数Ueを処理応答R42に含める。スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUのプレゼントキャンペーンへの応募に関する行動履歴情報144を作成して、行動履歴リスト143に追加する(S427)。この行動履歴情報144は、行動履歴識別情報Ufおよび行動日時情報Ugが適宜設定され、行動内容情報Uhには「プレゼント応募」、ポイント増減数Uiには消費ポイント数Sdおよび「減少」が設定される。ユーザー端末装置70は、処理応答R42を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいて応募完了画面G42を賞品アイテム確認画面G41の上に重ねて出力部74に表示する(S428)。
【0099】
図37(c)に示すように、応募完了画面G42は、ポイント残高表示領域G421と、確認ボタンG422と、を有している。ポイント残高表示領域G421には、所持ポイント数Ueが表示される。確認ボタンG422は、応募完了画面G42をユーザーUが確認した際にタップされるボタンである。
【0100】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって確認ボタンG422がタップされると(S429)、ホーム画面G10の画面情報を要求する処理命令C43をスポーツチーム支援装置10に送信する(S430)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C43を受信すると、ホーム画面G10に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S431)、当該画面情報を含む処理応答R43をユーザー端末装置70に送信する(S432)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUへの新たな通知事項がある場合には、通知事項に関する情報を処理応答R43に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R43を受信すると、出力部74の表示をクリアし、当該処理応答R43に含まれる画面情報に基づいてホーム画面G10を出力部74に表示する(S433)。
【0101】
スポーツチーム支援装置10は、所定の抽選日時になると、抽選を行ってプレゼントキャンペーンに応募したユーザーUの中から当選ユーザーU1および非当選ユーザーU2を決定する。そして、当選ユーザーU1が希望した賞品アイテムをプレゼントし、非当選ユーザーU2には応募時に消費したポイントを返す。
【0102】
具体的には、スポーツチーム支援装置10は、抽選処理として、例えば、応募情報記憶部19の応募ユーザー領域191に格納されているユーザー識別情報Uaをランダムに選択して、選択されたユーザー識別情報Uaに係るユーザーUを当選ユーザーU1とし、選択されなかったユーザー識別情報Uaに係るユーザーUを非当選ユーザーU2とする(S441)。なお、抽選処理は、スポーツチーム支援装置10以外が行ってもよい。そして、スポーツチーム支援装置10は、応募情報記憶部19から当選ユーザーU1のユーザー識別情報Uaを含む応募情報レコードTaを抽出し、この応募情報レコードTaのアイテム識別情報Saによって特定される賞品アイテムに係る賞品アイテム情報182(実体はアイテム情報152)を賞品アイテム情報記憶部18から読み出し、当選ユーザーU1の所持アイテム情報146として所持アイテムリスト145に追加する(S442)。スポーツチーム支援装置10は、当選ユーザーU1のプレゼントキャンペーンへの当選に関する行動履歴情報144を作成して、行動履歴リスト143に追加する(S443)。この行動履歴情報144は、行動履歴識別情報Ufおよび行動日時情報Ugが適宜設定され、行動内容情報Uhには「プレゼント当選」、ポイント増減数Uiには「0」が設定される。また、スポーツチーム支援装置10は、応募情報記憶部19から非当選ユーザーU2のユーザー識別情報Uaを含む応募情報レコードTaを抽出し、この応募情報レコードTaのアイテム識別情報Saによって特定される賞品アイテムに係る賞品アイテム情報182の消費ポイント数Sdを、非当選ユーザーU2の所持ポイント数Ueに加算する(S444)。スポーツチーム支援装置10は、非当選ユーザーU2のプレゼントキャンペーンへの非当選に関する行動履歴情報144を作成して、行動履歴リスト143に追加する(S445)。この行動履歴情報144は、行動履歴識別情報Ufおよび行動日時情報Ugが適宜設定され、行動内容情報Uhには「プレゼント非当選」、ポイント増減数Uiには消費ポイント数Sdおよび「増加」が設定される。そして、スポーツチーム支援装置10は、当選ユーザーU1に対して当選したこと通知する通知事項を作成して保持し、非当選ユーザーU2対して抽選に外れたことを通知する通知事項を作成して保持する。これら通知事項は、ユーザー端末装置70において、ホーム画面G10を表示する際に通知される。
【0103】
(5-5:ニュース閲覧サービス動作)
ニュース閲覧サービス動作について、図26図28を参照して説明する。
【0104】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによってホーム画面G10のサービス選択ボタンG105がタップされると(S501)、ニュース選択画面G50の画面情報を要求する処理命令C50をスポーツチーム支援装置10に送信する(S502)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C50を受信すると、ニュース選択画面G50に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S503)、当該画面情報を含む処理応答R50をユーザー端末装置70に送信する(S504)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ニュース情報記憶部20から読み出したニュース情報202(ニュース情報202全体、または、ニュース識別情報Naおよびニュース表題情報Nbのみ含むものでもよい)を処理応答R50に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R50を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいてニュース選択画面G50をホーム画面G10の上に重ねて出力部74に表示する(S505)。
【0105】
図38(a)に示すように、ニュース選択画面G50は、ニュース選択ボタンG501~G507と、を有している。ニュース選択ボタンG501~G507は、ユーザーUが閲覧を希望するニュースを選択するためのボタンである。ニュース選択ボタンG501~G507には、処理応答R50に含まれるニュース情報202が割り当てられている。ニュース選択ボタンG501~G507には、それぞれに割り当てられたニュース情報202のニュース表題情報Nb(ヘッドライン)が表示されている。ニュース選択画面G50には、7つのニュース選択ボタンG501~G507が表示されており、画面をスクロールすることで他のニュース選択ボタンが表示される。
【0106】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによってニュース選択ボタンG501~G507のいずれかがタップされると(S511)、ニュース詳細画面G51の画面情報を要求する処理命令C51をスポーツチーム支援装置10に送信する(S512)。処理命令C51は、ユーザーUによるニュース提供要求に関するニュース情報提供命令でもある。このとき、ユーザー端末装置70は、ニュース選択ボタンG501~G507のうちのタップされたボタンに割り当てられたニュース情報202のニュース識別情報Naを処理命令C51に含める。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C51を受信すると、ニュース詳細画面G51に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S513)、当該画面情報を含む処理応答R51をユーザー端末装置70に送信する(S514)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、当該処理命令C51に含まれるニュース識別情報Naに係るニュース情報202をニュース情報記憶部20から読み出して処理応答R51に含める。また、スポーツチーム支援装置10は、ニュース情報202に紐付けられているコメント情報203もニュース情報記憶部20から読み出して処理応答R51に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R51を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいてニュース詳細画面G51をニュース選択画面G50の上に重ねて出力部74に表示する(S515)。
【0107】
図38(b)に示すように、ニュース詳細画面G51は、ニュース表示領域G511と、コメント作成ボタンG512と、コメント表示領域G513と、を有している。ニュース表示領域G511には、ニュース情報202のニュース表題情報Nb、掲示日時情報Ncおよびニュース内容情報Ndなどが表示される。コメント作成ボタンG512は、ニュースに対するコメントを作成するコメント作成画面G52を呼び出すためのボタンである。コメント表示領域G513は、ニュース情報202に紐付けられたコメント情報203が表示される。
【0108】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによってコメント作成ボタンG512がタップされると(S521)、コメント作成画面G52の画面情報を要求する処理命令C52をスポーツチーム支援装置10に送信する(S522)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C52を受信すると、コメント作成画面G52に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S523)、当該画面情報を含む処理応答R52をユーザー端末装置70に送信する(S524)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14から読み出したユーザーUの所持ポイント数Ueを処理応答R52に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R52を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいてコメント作成画面G52をニュース詳細画面G51の上に重ねて出力部74に表示する(S525)。
【0109】
図38(c)に示すように、コメント作成画面G52は、コメント入力領域G521と、ポイント残高表示領域G522と、投稿ボタンG523と、キャンセルボタンG524と、を有している。コメント入力領域G521には、ユーザーUによってコメント(テキスト情報Uj)が入力される(S526)。ポイント残高表示領域G522には、所持ポイント数Ueが表示される。投稿ボタンG523は、コメント入力領域G521に入力されたコメントを投稿するためのボタンである。キャンセルボタンG524は、コメントの作成をキャンセルするためのボタンである。ユーザー端末装置70は、キャンセルボタンG524がタップされるとコメント作成画面G52を消去して、その下にあるニュース詳細画面G51を再び出力部74に表示する。
【0110】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって投稿ボタンG523がタップされると(S531)、ユーザーUによるニュースに対するコメント投稿に関するコメント投稿命令である処理命令C53をスポーツチーム支援装置10に送信する(S532)。このとき、ユーザー端末装置70は、コメント入力領域G521に入力されたテキスト情報Ujおよびニュース識別情報Naを処理命令C53に含める。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C53を受信すると、コメント情報203を作成して、当該処理命令C53に含まれるニュース識別情報Naによって特定されるニュース情報202に紐付ける(S533)。なお、ニュース情報202に既に他のコメント情報203が紐付けられている場合、一旦、ニュース情報202から他のコメント情報203を切り離して新たに作成したコメント情報203をニュース情報202に紐付け、このコメント情報203の次コメント情報Ceに切り離した他のコメント情報203を紐付ける。コメント情報203は、コメント識別情報Caおよび投稿日時情報Ccが適宜設定され、投稿者情報CbにはユーザーUのユーザー識別情報Ua、コメント内容情報Cdには当該処理命令C53に含まれるテキスト情報Ujが設定される。また、スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUのコメント投稿に対して設定された投稿時消費ポイント数Ke(例えば100point)をユーザーUの所持ポイント数Ueから減算する(S534)。そして、スポーツチーム支援装置10は、コメント投稿完了時に表示する画面(コメント投稿完了画面G53)に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S535)、当該画面情報を含む処理応答R53をユーザー端末装置70に送信する(S536)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14から改めて読み出したユーザーUの所持ポイント数Ueを処理応答R53に含める。スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUのコメント投稿に関する行動履歴情報144を作成して、行動履歴リスト143に追加する(S537)。この行動履歴情報144は、行動履歴識別情報Ufおよび行動日時情報Ugが適宜設定され、行動内容情報Uhには「コメント投稿」、ポイント増減数Uiには投稿時消費ポイント数Keおよび「減少」が設定される。ユーザー端末装置70は、処理応答R53を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいてコメント投稿完了画面G53をコメント作成画面G52の上に重ねて出力部74に表示する(S538)。
【0111】
図38(d)に示すように、コメント投稿完了画面G53は、ポイント残高表示領域G531と、確認ボタンG532と、を有している。ポイント残高表示領域G531には、所持ポイント数Ueが表示される。確認ボタンG532は、コメント投稿完了画面G53をユーザーUが確認した際にタップされるボタンである。
【0112】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって確認ボタンG532がタップされると(S539)、ホーム画面G10の画面情報を要求する処理命令C54をスポーツチーム支援装置10に送信する(S540)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C54を受信すると、ホーム画面G10に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S541)、当該画面情報を含む処理応答R54をユーザー端末装置70に送信する(S542)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUへの新たな通知事項がある場合には、通知事項に関する情報を処理応答R54に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R54を受信すると、出力部74の表示をクリアし、当該処理応答R54に含まれる画面情報に基づいてホーム画面G10を出力部74に表示する(S543)。
【0113】
(5-6:応援投票サービス動作)
応援投票サービス動作について、図29図32を参照して説明する。
【0114】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによってホーム画面G10のサービス選択ボタンG106がタップされると(S601)、応援選手選択画面G60の画面情報を要求する処理命令C60をスポーツチーム支援装置10に送信する(S602)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C60を受信すると、応援選手選択画面G60に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S603)、当該画面情報を含む処理応答R60をユーザー端末装置70に送信する(S604)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、選手情報記憶部21から読み出した選手情報212を処理応答R60に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R60を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいて応援選手選択画面G60をホーム画面G10の上に重ねて出力部74に表示する(S605)。
【0115】
図39(a)に示すように、応援選手選択画面G60は、応援選手選択ボタンG601~G606を有している。応援選手選択ボタンG601~G606は、ユーザーUが応援する試合出場選手を選択するためのボタンである。応援選手選択ボタンG601~G606には、処理応答R60に含まれる選手情報212が割り当てられている。応援選手選択ボタンG601~G606には、それぞれに割り当てられた選手情報212の選手名情報Pbが表示されている。応援選手選択画面G60には、6つの応援選手選択ボタンG601~G606が表示されており、画面をスクロールすることで他の応援選手選択ボタンが表示される。
【0116】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって応援選手選択ボタンG601~G606のいずれかがタップされると(S611)、期待プレー選択画面G61の画面情報を要求する処理命令C61をスポーツチーム支援装置10に送信する(S612)。ユーザー端末装置70は、応援選手選択ボタンG601~G606のうちのタップされたボタンに割り当てられた選手情報212に係る試合出場選手がユーザーUによって選択されたものする。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C61を受信すると、期待プレー選択画面G61に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S613)、当該画面情報を含む処理応答R61をユーザー端末装置70に送信する(S614)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、行動情報記憶部22から読み出した行動情報222を処理応答R61に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R61を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいて期待プレー選択画面G61を応援選手選択画面G60の上に重ねて出力部74に表示する(S615)。
【0117】
図39(b)に示すように、期待プレー選択画面G61は、期待プレー選択ボタンG611~G616を有している。期待プレー選択ボタンG611~G616は、ユーザーUが応援する試合出場選手に期待するプレーを選択するためのボタンである。期待プレー選択ボタンG611~G616には、処理応答R61に含まれる行動情報222が割り当てられている。期待プレー選択ボタンG611~G616には、それぞれに割り当てられた行動情報222の行動名情報Qbおよび返戻率Qcが表示されている。期待プレー選択画面G61には、6つの期待プレー選択ボタンG611~G616が表示されており、画面をスクロールすることで他の期待プレー選択ボタンが表示される。
【0118】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって期待プレー選択ボタンG611~G616のいずれかがタップされると(S621)、投票画面G62の画面情報を要求する処理命令C62をスポーツチーム支援装置10に送信する(S622)。ユーザー端末装置70は、期待プレー選択ボタンG611~G616のうちのタップされたボタンに割り当てられた行動情報222に係る行動(期待行動)がユーザーUによって選択されたものとする。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C62を受信すると、投票画面G62に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S623)、当該画面情報を含む処理応答R62をユーザー端末装置70に送信する(S624)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14から読み出したユーザーUの所持ポイント数Ueを処理応答R62に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R62を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいて投票画面G62を期待プレー選択画面G61の上に重ねて出力部74に表示する(S625)。
【0119】
図39(c)に示すように、投票画面G62は、ポイント残高表示領域G621と、期待プレー表示領域G622と、返戻率表示領域G623と、投票ポイント数入力領域G624と、返戻予定ポイント数表示領域G625と、投票ボタンG626と、キャンセルボタンG627と、を有している。ポイント残高表示領域G621には、所持ポイント数Ueが表示される。期待プレー表示領域G622には、ユーザーUによって選択された期待行動に係る行動情報222の行動名情報Qbが表示される。返戻率表示領域G623には、ユーザーUによって選択された期待行動に係る行動情報222の返戻率Qcが表示される。投票ポイント数入力領域G624には、ユーザーUが投票するポイント数(投票ポイント数Kt)が入力される(S626)。返戻予定ポイント数表示領域G625には、投票が的中した場合に返戻される予定のポイント数が表示される。具体的には、投票ポイント数Ktに返戻率Qcを乗じた返戻ポイント数Kdが表示される。投票ボタンG626は、投票を実行するためのボタンである。キャンセルボタンG627は、投票をキャンセルするためのボタンである。ユーザー端末装置70は、キャンセルボタンG627がタップされると投票画面G62を消去して、その下にある期待プレー選択画面G61を再び出力部74に表示する。
【0120】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって投票ボタンG626がタップされると(S631)、ユーザーによる応援投票に関する応援投票命令である処理命令C63をスポーツチーム支援装置10に送信する(S632)。このとき、ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって選択された試合出場選手に係る選手情報212の選手識別情報Paと、ユーザーUによって選択された期待行動に係る行動情報222の行動識別情報Qaと、投票ポイント数Ktと、を処理命令C63に含める。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C63を受信すると、ユーザーUのユーザー識別情報Uaと、当該処理命令C63に含まれる選手識別情報Pa、行動識別情報Qaおよび投票ポイント数Ktと、を関連付けて1つの投票情報レコードTbとし、各情報を投票情報記憶部23の投票ユーザー領域231、投票選手領域232、期待行動領域233および投票ポイント数領域234に格納する(S633)。スポーツチーム支援装置10は、投票ポイント数KtをユーザーUの所持ポイント数Ueから減算する(S634)。そして、スポーツチーム支援装置10は、投票完了時に表示する画面(投票完了画面G63)に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S635)、当該画面情報を含む処理応答R63をユーザー端末装置70に送信する(S636)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14から改めて読み出したユーザーUの所持ポイント数Ueを処理応答R63に含める。スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUの応援投票に関する行動履歴情報144を作成して、行動履歴リスト143に追加する(S637)。この行動履歴情報144は、行動履歴識別情報Ufおよび行動日時情報Ugが適宜設定され、行動内容情報Uhには「応援投票」、ポイント増減数Uiには投票ポイント数および「減少」が設定される。ユーザー端末装置70は、処理応答R63を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいて投票完了画面G63を投票画面G62の上に重ねて出力部74に表示する(S638)。
【0121】
図39(d)に示すように、投票完了画面G63は、ポイント残高表示領域G631と、確認ボタンG632と、を有している。ポイント残高表示領域G631には、所持ポイント数Ueが表示される。確認ボタンG632は、投票完了画面G63をユーザーUが確認した際にタップされるボタンである。
【0122】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによって確認ボタンG632がタップされると(S639)、ホーム画面G10の画面情報を要求する処理命令C64をスポーツチーム支援装置10に送信する(S640)。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C64を受信すると、ホーム画面G10に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S641)、当該画面情報を含む処理応答R64をユーザー端末装置70に送信する(S642)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUへの新たな通知事項がある場合には、通知事項に関する情報を処理応答R64に含める。ユーザー端末装置70は、処理応答R64を受信すると、出力部74の表示をクリアし、当該処理応答R64に含まれる画面情報に基づいてホーム画面G10を出力部74に表示する(S643)。
【0123】
スポーツチーム支援装置10は、サッカーチームRの試合が終了すると、管理者によって試合出場選手が試合中に実際に行ったプレー(実際行動)が入力される。そして、スポーツチーム支援装置10は、応援投票が的中したユーザーU(投票的中ユーザーU3)に対して、投票ポイント数Ktに返戻率Qcを乗じた返戻ポイント数Kdのポイントを払い戻す。
【0124】
具体的には、サッカーチームRの試合が終了すると、管理者によって試合出場選手を特定するための選手識別情報Paおよびその試合出場選手が試合中に実際に行ったプレー(実際行動)を特定するための行動識別情報Qaがスポーツチーム支援装置10に入力される。スポーツチーム支援装置10は、入力された選手識別情報Paと行動識別情報Qaとを関連付けて1つの実際行動情報レコードTcとし、各情報を実際行動情報記憶部24の行動選手領域241と実際行動領域242とに格納する。
【0125】
スポーツチーム支援装置10は、投票的中ユーザーU3を検出する処理として、投票情報記憶部23を検索して、実際行動情報記憶部24に格納された実際行動情報レコードTcの選手識別情報Paと行動識別情報Qaとの組み合わせと同じ組み合わせとなる選手識別情報Paと行動識別情報Qaとを含む投票情報レコードTbを検出する(S651)。そして、スポーツチーム支援装置10は、検出した投票情報レコードTbのユーザー識別情報Uaによって特定されるユーザーUを投票的中ユーザーU3とし、その投票情報レコードTbの投票ポイント数Ktに行動識別情報Qaによって特定される期待行動に係る行動情報222の返戻率Qcを乗じた返戻ポイント数Kdを、投票的中ユーザーU3の所持ポイント数Ueに加算する(S652)。スポーツチーム支援装置10は、応援投票に対する返戻に関する行動履歴情報144を作成して、行動履歴リスト143に追加する(S653)。この行動履歴情報144は、行動履歴識別情報Ufおよび行動日時情報Ugが適宜設定され、行動内容情報Uhには「応援投票返戻」、ポイント増減数Uiには返戻ポイント数Kdおよび「増加」が設定される。そして、スポーツチーム支援装置10は、応援投票に対する返戻を受けたユーザーUに対してポイントの返戻があったこと通知する通知事項を作成して保持する。なお、投票が外れて、返戻を受けなかったユーザーUに対しては投票に外れた旨を通知する通知事項を作成してもよい。この通知事項は、ユーザー端末装置70において、ホーム画面G10を表示する際に通知される。
【0126】
(5-7:カレンダー表示サービス動作)
カレンダー表示サービス動作について、図33を参照して説明する。
【0127】
ユーザー端末装置70は、ユーザーUによってホーム画面G10のサービス選択ボタンG107がタップされると(S701)、カレンダー表示画面G70の画面情報を要求する処理命令C70をスポーツチーム支援装置10に送信する(S702)。処理命令C70は、ユーザーUによるカレンダー情報要求に関するカレンダー情報提供命令でもある。スポーツチーム支援装置10は、処理命令C70を受信すると、カレンダー表示画面G70に関する画面情報を画面情報記憶部25から読み出し(S703)、当該画面情報を含む処理応答R70をユーザー端末装置70に送信する(S704)。このとき、スポーツチーム支援装置10は、日時情報記憶部26から読み出したイベント開催日情報261およびログインポイント付与予定日情報262を処理応答R70に含める。また、スポーツチーム支援装置10は、ユーザー情報記憶部14の行動履歴情報144からログインポイント付与日(すなわち、ポイント増減数Uiが「0」以外でかつ行動内容情報Uhが「ログイン」となる行動履歴情報144の行動日時情報Ug)を抽出し、ログインポイント付与日に係るログインポイント付与日情報263として処理応答R70に含める。イベント開催日情報261、ログインポイント付与予定日情報262およびログインポイント付与日情報263は、カレンダー情報である。ユーザー端末装置70は、処理応答R70を受信すると、それに含まれる画面情報に基づいてカレンダー表示画面G70をホーム画面G10の上に重ねて出力部74に表示する(S705)。
【0128】
図40に示すように、カレンダー表示画面G70は、カレンダー表示領域G701を有している。カレンダー表示領域G701は、1ヶ月カレンダー(一度に1ヶ月分を表示するカレンダー)を表示する領域である。ユーザー端末装置70は、イベント開催日情報261に基づき、1ヶ月カレンダーにおけるイベント開催日に、白三角に「E」を付したイベント開催日アイコンG711を表示する。ユーザー端末装置70は、ログインポイント付与予定日情報262に基づき、1ヶ月カレンダーにおけるログインポイント付与予定日に、白丸に「P」を付したログインポイント付与予定日アイコンG712を表示する。ユーザー端末装置70は、ログインポイント付与日情報263に基づき、1ヶ月カレンダーにおけるログインポイント付与日に、黒丸に「P」を付したログインポイント付与日アイコンG713を表示する。なお、カレンダー表示領域G701には、イベント開催日情報261に基づき、イベント開催日にイベント名を表示するようにしてもよい。
【0129】
カレンダー表示画面G70などの各画面は、戻るボタンGBとホームボタンGHとを有するものがある。ユーザー端末装置70は、戻るボタンGBがタップされると、現在表示している画面を消去して、その下にある画面を出力部74に表示する。ユーザー端末装置70は、ホームボタンGHがタップされると、ホーム画面G10以外の画面を全て消去して、ホーム画面G10を出力部74に表示する。
【0130】
以上説明したように、本実施形態のスポーツチーム支援装置10は、ユーザーUが利用するユーザー端末装置70と通信可能なものである。スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUの所持ポイント数Ueを格納するユーザー情報記憶部14と、ユーザーUの所持ポイント数Ueを管理する管理部11と、を有している。管理部11は、ユーザーUによるポイント追加要求に関するポイント追加命令(処理命令C22)をユーザー端末装置70から受信した場合、ユーザーUのチャージ希望数Kcに応じて設定されたポイント購入金額Dの決済が成功すると、ユーザーUの所持ポイント数Ueにチャージ希望数Kcを加算し、ポイント購入金額Dの決済が失敗すると、ユーザーUの所持ポイント数Ueをそのまま維持する。このようにしたことから、スポーツチーム支援装置10が提供するサービスサイトSSのサービスを利用するためのポイントをユーザーUが購入することにより、スポーツチームを収益面で支援することができる。
【0131】
また、ユーザー情報記憶部14が、ユーザーUの所持アイテムに関する所持アイテム情報146を格納する。そして、管理部11が、ポイント購入金額Dの決済が成功するとポイント購入金額Dに応じて設定された景品アイテムに係る景品アイテム情報162をユーザーの所持アイテム情報146としてユーザー情報記憶部14に格納する。このようにすることで、ユーザーUに対してポイント購入を効果的に促すことができる。そのため、スポーツチームを収益面でさらに支援することができる。
【0132】
また、管理部11が、ユーザーUによるポイントと交換アイテムとの交換要求に関するアイテム交換命令(処理命令C32)をユーザー端末装置70から受信した場合、交換アイテムに係る交換アイテム情報172をユーザーUの所持アイテム情報146としてユーザー情報記憶部14に格納し、かつ、ユーザーUの所持ポイント数Ueから交換アイテムに係る消費ポイント数Sdを減算する。このようにすることで、例えば、サッカーチームRに所属する選手が使用したユニフォームや選手と会える権利などのお金では買えないような特別感のある交換アイテムを用意することで、ユーザーUの所有欲が刺激されて積極的にポイントと交換アイテムとを交換することが期待でき、ユーザーUに対してポイント購入を効果的に促すことができる。そのため、スポーツチームを収益面でさらに支援することができる。
【0133】
また、スポーツチーム支援装置10は、賞品アイテムのプレゼントキャンペーンへの応募に関する情報を格納する応募情報記憶部19を有している。そして、管理部11が、(1)ユーザーUによる賞品アイテムのプレゼントキャンペーンへの応募に関する応募命令(処理命令C42)をユーザー端末装置70から受信した場合、(1a)ユーザーUが希望する賞品アイテムを特定するためのアイテム識別情報Saを応募情報記憶部19に格納し、かつ、(1b)ユーザーUの所持ポイント数Ueから賞品アイテムに係る消費ポイント数Sdを減算し、(2)賞品アイテムのプレゼントキャンペーンに応募したユーザーUの中から当選ユーザーU1および非当選ユーザーU2が決定した場合、応募情報記憶部19に格納されたアイテム識別情報Saに基づいて、(2-1)当選ユーザーU1が希望する賞品アイテムに係る賞品アイテム情報182を当選ユーザーU1の所持アイテム情報146としてユーザー情報記憶部14に格納し、かつ、(2-2)非当選ユーザーU2の所持ポイント数Ueに当該非当選ユーザーU2が希望する賞品アイテムに係る消費ポイント数Sdを加算する。このようにすることで、ユーザーUは応募に当選した場合は賞品アイテムを取得でき、応募に当選しなかった場合はポイントが戻ってくるので、ユーザーUは心理的にプレゼントキャンペーンに応募しやすくなり、応募に必要なポイントを得るため、ユーザーUに対してポイント購入を効果的に促すことができる。そのため、スポーツチームを収益面でさらに支援することができる。
【0134】
また、スポーツチーム支援装置10の記憶部13は、ニュースに係るニュース情報202を格納するニュース情報記憶部20を有している。そして、管理部11は、(1)ユーザーUによるニュース提供要求に関するニュース情報提供命令(処理命令C51)をユーザー端末装置70から受信した場合、ニュース情報202をニュース情報記憶部20から読み出してユーザー端末装置70に送信し、(2)ユーザーUによるニュースに対するコメント投稿に関するコメント投稿命令(処理命令C53)をユーザー端末装置70から受信した場合、ユーザーUのコメント投稿に係るコメント情報203をニュース情報202に関連付けてニュース情報記憶部20に格納し、かつ、コメント投稿に対して設定された投稿時消費ポイント数KeをユーザーUの所持ポイント数Ueから減算する。このようにしたことから、ニュースに対してコメント投稿する場合にはポイントが必要となるため、ユーザーUに対してポイント購入を効果的に促すことができる。そのため、スポーツチームを収益面でさらに支援することができる。また、コメント投稿にポイントが必要になることで、不用意なコメントを抑制することができ、非難や批判が殺到して、収拾が付かなくなる状態(いわゆる「炎上」)になることを抑制できる。
【0135】
また、スポーツチーム支援装置10の記憶部13は、ユーザーUがサッカーチームRに所属する試合出場選手に対して行う応援投票に関する情報を格納する投票情報記憶部23を有している。そして、管理部11が、(1)ユーザーUによる応援投票に関する応援投票命令(処理命令C63)をユーザー端末装置70から受信した場合、ユーザーUが試合出場選手に期待する試合中の行動(以下、「期待行動」という。)を特定するための行動識別情報Qaと、ユーザーの投票ポイント数Ktと、を関連付けて投票情報記憶部23に格納し、かつ、投票ポイント数KtをユーザーUの所持ポイント数Ueから減算し、(2)試合出場選手が出場した試合の終了後、ユーザーUによる応援投票の対象の試合出場選手が投票情報記憶部23に格納された行動識別情報Qaによって特定される期待行動を試合中に実際に行った場合、投票ポイント数Ktに当該期待行動に対応する返戻率Qcを乗じた返戻ポイント数KdをユーザーUの所持ポイント数Ueに加算する。このようにすることで、ユーザーUがポイントを投票した試合出場選手の活躍(期待行動)によって、ポイントが増えて戻ってくるため、ユーザーUにスポーツチーム支援装置10が提供する各種サービスを利用することを効果的に促すことができる。
【0136】
また、スポーツチーム支援装置10は、ユーザーUにログインポイント数KLのポイントを付与する予定日であるログインポイント付与予定日が設定されている。そして、管理部11は、ユーザーUがログインポイント付与予定日にログインした場合、ユーザー情報記憶部14に格納されているユーザーUの所持ポイント数Ueにログインポイント数KLを加算する。このようにすることで、ログインポイントの付与が動機付けとなってユーザーUにサービスサイトSSにログインすることを効果的に促すことができる。
【0137】
また、管理部11が、ユーザーUによるカレンダー情報要求に関するカレンダー情報提供命令(処理命令C70)をユーザー端末装置70から受信した場合、ユーザー端末装置70にカレンダー情報を送信する。カレンダー情報は、サッカーチームRのイベント開催日に関するイベント開催日情報261と、ログインポイント付与予定日に係るログインポイント付与予定日情報262と、ユーザーUにログインポイントが付与されたログインポイント付与日に係るログインポイント付与日情報263と、を含む。このようにすることで、ユーザー端末装置70において、カレンダー上に、イベント開催日と、ログインポイント付与予定日と、ログインポイント付与日と、を表示することができる。そのため、ユーザーUが、ログインポイントの付与状況や、ログインポイントがもらえる日、サッカーチームRのイベントが開催される日を容易に把握できる。これにより、これらの日時の確認が動機付けとなって、ユーザーUにサービスサイトSSにログインすることを効果的に促すことができる。
【0138】
上記に本発明の実施例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。前述の実施例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、実施例の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の趣旨に反しない限り、本発明の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0139】
1…スポーツチーム支援システム、5…ネットワーク、10…スポーツチーム支援装置、11…管理部、12…通信部、13…記憶部、14…ユーザー情報記憶部、15…アイテム情報記憶部、16…景品アイテム情報記憶部、17…交換アイテム情報記憶部、18…賞品アイテム情報記憶部、19…応募情報記憶部、20…ニュース情報記憶部、21…選手情報記憶部、22…行動情報記憶部、23…投票情報記憶部、24…実際行動情報記憶部、25…画面情報記憶部、26…日時情報記憶部、70…ユーザー端末装置、80…決済処理サーバー、141…ユーザー情報リスト、142…ユーザー情報、143…行動履歴リスト、144…行動履歴情報、145…所持アイテムリスト、146…所持アイテム情報、151…アイテムリスト、152…アイテム情報、161…景品アイテムリスト、162…景品アイテム情報、171…交換アイテムリスト、172…交換アイテム情報、181…賞品アイテムリスト、182…賞品アイテム情報、191…応募ユーザー領域、192…応募賞品アイテム領域、201…ニュースリスト、202…ニュース情報、203…コメント情報、211…選手情報リスト、212…選手情報、221…行動情報リスト、222…行動情報、231…投票ユーザー領域、232…投票選手領域、233…期待行動領域、234…投票ポイント数領域、241…行動選手領域、242…実際行動領域、261…イベント開催日情報、262…ログインポイント付与予定日情報、263…ログインポイント付与日情報、G10…ホーム画面、G20…チャージ数選択画面、G21…チャージ数確認画面、G22…チャージ成功画面、G23…チャージ失敗画面、G30…交換アイテム選択画面、G31…交換アイテム確認画面、G32…アイテム交換完了画面、G40…賞品アイテム選択画面、G41…賞品アイテム確認画面、G42…応募完了画面、G50…ニュース選択画面、G51…ニュース詳細画面、G52…コメント作成画面、G53…コメント投稿完了画面、G60…応援選手選択画面、G61…期待プレー選択画面、G62…投票画面、G63…投票完了画面、G70…カレンダー表示画面、GB…戻るボタン、GH…ホームボタン

図1
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