(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022118952
(43)【公開日】2022-08-16
(54)【発明の名称】ラベルプリンタ-
(51)【国際特許分類】
B41J 5/30 20060101AFI20220808BHJP
B65C 11/02 20060101ALI20220808BHJP
G09F 3/00 20060101ALI20220808BHJP
B41J 3/36 20060101ALN20220808BHJP
【FI】
B41J5/30 B
B65C11/02
G09F3/00 G
B41J3/36 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021015819
(22)【出願日】2021-02-03
(71)【出願人】
【識別番号】591110078
【氏名又は名称】株式会社新盛インダストリーズ
(72)【発明者】
【氏名】ケイ エイ
【テーマコード(参考)】
2C055
2C187
3E095
【Fターム(参考)】
2C055CC01
2C187AC05
2C187AD05
2C187AG08
2C187BG39
2C187BH05
2C187CD07
2C187DB21
2C187DB44
3E095CA02
3E095DA03
3E095DA63
3E095DA69
3E095DA72
3E095EA40
3E095FA03
3E095FA21
(57)【要約】
【課題】ラベルにレイアウトされた商品情報に予め設定された条件式に適合した時に商品情報を印字することができるラベルプリンターを提供することを課題とする。
【解決手段】ラベル4にレイアウトされたすべてのオブジェクトを条件定義されているかどうかを判断する。条件定義されたオブジェクトは、条件式番号が関連付けられ、それぞれの条件式番号には、条件式が定義されている。その条件式に適合する場合は、ラベル4に印字され、一方、条件式に適合しない場合は、ラベル4に印字されない。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラベルに商品情報を印字して発行するラベルプリンターにおいて、
商品情報に条件付きで印字を行うかを設定する条件印字設定手段と、該条件印字設定手段によって条件付き印字を行う場合に条件式を設定する条件式設定手段とを備えたことを特徴とするラベルプリンタ-。
【請求項2】
前記条件式には、文字、数字、記号、バーコードが設定できることを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ-。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベルにレイアウトされた商品名や消費期限などの複数の商品情報の内、予め設定された条件に該当した時に所定の商品情報を印字するようにしたラベルプリンターに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケットなどで販売される生鮮食品や加工食品には、商品情報とともに消費期限が印字されたラベルが貼付されている。この消費期限には、通常、食品が製造または加工された日時と当該食品の保存が可能な有効期間とに基づいて決定されていた。
【0003】
このような消費期限が印字されたラベルを発行するラベルプリンターとしては、日時を計時する計時手段を備え、食品の有効期間が入力されると、現在の日時から有効期間経過後の日時を自動的に算出して、この日時を消費期限としてラベルに印字していた。
【0004】
ところが、商品の有効期間が定められている食品では、容易に作業を進められるが商品の有効期間の最終期日しか定められていない食品については、作業者が現在の日時と商品の有効期間の最終期日とから有効期間を逆算して入力しなければならなかった。
【0005】
そこで、商品の有効期間の最終期日しか定められていない食品についても、有効期間を逆算することなく消費期限が印字されたラベルを発行することができるラベル発行装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載のラベル発行装置は、商品の有効期間の最終期日しか定められていない食品についても、有効期間を逆算することなく消費期限が印字されたラベルを発行することができるラベル発行装置ではあるが、消費期限が予め設定された条件の時に所定の商品情報が印字されるものでなかった。
【0008】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、ラベルにレイアウトされた商品情報に予め設定された条件式に適合した時に商品情報を印字することができるラベルプリンターを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために請求項1に記載のラベルプリンタ-は、ラベルに商品情報を印字して発行するラベルプリンターにおいて、商品情報に条件付きで印字を行うかを設定する条件印字設定手段と、該条件印字設定手段によって条件付き印字を行う場合に条件式を設定する条件式設定手段とを備えたものである。
【0010】
また、上記の課題を解決するために請求項2に記載のラベルプリンタ-は,前記条件式には、文字、数字、記号、バーコードが設定できることである。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載のラベルプリンタ-は、ラベルに商品情報を印字して発行するラベルプリンターにおいて、商品情報に条件付きで印字を行うかを設定する条件印字設定手段と、該条件印字設定手段によって条件付き印字を行う場合に条件式を設定する条件式設定手段とを備えているので、印字させたい時に商品情報のオブジェクトを効果的に印字させる事ができる。
【0012】
また、請求項2に記載のラベルプリンタ-は、前記条件式には、文字、数字、記号、バーコードが設定できるので、色々な条件に適合した商品情報を種々のhttps://blogs.adobe.com/japan/experiencecloud/オブジェクトで印字させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明に係るラベルプリンタ-の概略断面図である。
【
図2】本発明に係るラベルプリンタ-の制御部の構成を示すブロック図である。
【
図3】本発明に係るラベルプリンタ-の記憶部に記憶されている商品ファイルのデータ構成図である。
【
図4】本発明に係るラベルプリンタ-の記憶部に記憶されている条件定義ファイルのデータ構成図である。
【
図5】本発明に係るラベルプリンタ-の記憶部に記憶されている条件式ファイルのデータ構成図である。
【
図6】本発明に係るラベルプリンタ-で印字されたラベルの平面図であって、(a)図は、条件式に適合した場合のラベルの平面図であり、(b)図は、条件式に適合しなかった場合のラベルの平面図である。
【
図7】本発明に係るラベルプリンタ-で商品情報を条件付きで印字するかどうかの設定方法を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下の実施例にて、本発明に係るラベルプリンタ-について詳述する。なお、本発明については、実施例の詳細な説明だけに限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【実施例0015】
本実施例では、帯状の台紙に一定間隔を置いて長手方向にラベルが仮着されて巻回されたロール紙を装填してラベルに印字するラベルプリンターについて説明する。
図1は、本発明に係るラベルプリンタ-の概略断面図である。
図1において、ラベルプリンター1は、カバー1aが上流側にあるヒンジ部1c回りに本体フレーム1bに対して回動するようになっている。
【0016】
ロール紙2は、帯状の台紙3の表面に剥離剤層が形成され、この剥離剤層に一定間隔を持って長手方向にラベル4の裏面に形成された粘着剤層が仮着されてロール状に巻回されて、本体フレーム1bの上流側に設けられたロール紙収納部1dに装填されている。
図1は、ラベル4に印字されて台紙3にラベル4が仮着された状態で発行口8から発行される通常発行について図示されている。また、この通常発行の他に本体フレーム1bに設けられた剥離板7でロール紙2が転向されてラベル4と台紙3が剥離されて、ラベル4に印字されてラベル4だけ発行口8から発行され、一方、下方に鋭角に転向されて剥離された台紙3が本体フレーム1bの下方の図示されていない台紙排出口から排出される剥離発行もある。
【0017】
ロール紙2のセット方法は、カバー1aをヒンジ部1c回りに回動させてロール紙収納部1dに装填し、ロール紙収納部1dからロール紙2を取り出してラベル4の排出方向である下流側の本体フレーム1bに設けられたプラテンローラー6の上をを過ぎるまで引き出しカバー1aを閉じると、カバー1aに設けられたサーマルヘッド5が本体フレーム1bに設けられたプラテンローラー6に弾接されるように配設される。
【0018】
したがって、ロール紙2がサーマルヘッド5とプラテンローラー6とで挟持されることによって、後述するようにプラテンローラーが反時計回りに回転駆動されると、ラベル4に印字して下流側の発行口8から台紙3に仮着された状態で発行される。このように、サーマルヘッド5とプラテンローラー6とで印字部が構成されている。また、プラテンローラー6の一側には、プラテンローラー用従動ギアが設けられ、駆動モーター(図示されていない)によって駆動される駆動ギア(図示されていない)と歯合し、プラテンローラー6が正逆転してラベル4を発行したり位置決めするためにバックフィードするようになっている。
【0019】
ロール紙2をロール紙収納部1dに装填してからロール紙2を引き出してカバー1aを閉じた時に、ロール紙収納部1dと印字部との間のロール紙2が弛まないようにテンションを掛けて張設させる押さえローラー9がカバー1aに上方からロール紙2を抑えるように配設されている。
【0020】
また、ロール紙2の位置決めを行うために台紙3の裏面に一定間隔で形成されたラベルマーク(図示されていない)を検出する発光素子と受光素子を有する反射型の位置決めセンサー10が印字部と押さえローラー9の間に張設されたロール紙2の裏面に若干の距離をおいて配設されている。ここでは、台紙3の裏面に形成されたラベルマークを検出する反射型センサーについて説明しているが、台紙3に長手方向に仮着された前後のラベル4のギャップを検知する透過型センサー10とすることもできる。
【0021】
図2は、本発明に係るラベルプリンタ-の制御部の構成を示すブロック図である。
図2において、ラベルプリンター1は、制御部11によって各部が制御される。ここで、制御部11は、主としてCPU12、ROM13、RAM14、フラッシュメモリー15、モーターコントローラー16、印字コントローラー17、センサーコントローラー18、時計IC19、外部インターフェース20、インターフェース21とで構成され、各部はバスライン22を介してCPU12に接続されている。
【0022】
CPU12は、ROM13に記憶されている制御プログラムや各種処理を行うためのアプリケーションプログラムを実行してラベルプリンター1の各部を制御したり各種処理を行ったりする。RAM14は、CPU12が各種処理を実行する上で必要となる各種データを一時的に記憶し、電源オフ時でも各種データを保持できるようにバッテリーでバックアップされている。フラッシュメモリー15は、ラベルプリンター1の各種設定情報を記憶し、電源を切っても情報を記憶する不揮発性記憶部である。
【0023】
モーターコントローラー16は、パルス信号をステッピングモーター23に供給してプラテンローラー6を正逆に回転させて、発行口8から下流側にラベル4を発行したり、次のラベル4の印字開始位置まで逆方向(上流側)にバックフィードさせたりする。
【0024】
印字コントローラー17は、RAM14に記憶された印字データ50のドットデータに対応して制御信号を生成し、サーマルヘッド5に供給することによってラベル4に印字する。このように、ロール紙2がサーマルヘッド5とプラテンローラー6に挟持されてラベル4に印字されながら発行口8から発行される。
【0025】
センサーコントローラー18は、位置決めセンサー10などの各種センサー24からの検出信号をバスライン22を介してCPU12に供給し、CPU12は、これららの検出信号などに基づいて演算を行いラベル4の位置決めなどを行う。また、時計IC19は、現在の日時を計時し、ラベルに製造年月日などの日時の印字データ50として印字される。
【0026】
ラベル4に印字される印字データ50のラベルイメージは、パーソナルコンピューター(以下、PCという。)25で作成され、ラベルイメージが外部インターフェース20とバスライン22を介してCPU12に供給され、印字データ50はドットデータに展開されてRAM14に記憶される。
【0027】
操作部26は、カバー1aの下流側上面に設けられた液晶タッチパネルとキーパネルなどを有し、ラベル4を印字するための呼出番号を入力したり、各種設定などを行い、インターフェース21とバスライン22を介してCPU12に供給され、各部が制御されたり各種処理が行われる。一方、操作部26を構成する液晶タッチパネルは、表示部27としての液晶パネルとしても動作し、操作部26で操作されることによってCPU12からの出力情報をバスライン22とインターフェース21を介して表示させる。
【0028】
文字、数字、記号、画像、罫線を含む図形、各種マーク、バーコードのコードなどを使って表示される情報をオブジェクトと言い、商品情報としては、キャッチフレーズ、商品名、原材料名、年月日および時刻、価格、バーコード、各種マーク、ロゴ、生産者、生産地などが含まれ、それぞれのオブジェクトに入力された印字データ50がラベル4に所定の位置にレイアウトされ印字される。
【0029】
図3は、本発明に係るラベルプリンタ-の記憶部に記憶されている商品ファイルのデータ構成図である。通常は、ラベル4にいろいろなオブジェクトの印字データ50が商品情報としてレイアウトされているが、ここでは、キャッチフレーズ、商品名、販売年月日、販売時刻がレイアウトされたラベル04に印字された場合について説明する。そして、1枚1枚のラベル4にレイアウトされたオブジェクトに異なる印字データ50が表示されている場合は、それぞれのラベル4に対応して呼出番号が関連づけられている。後述する
図6の(a)図は、呼出番号が「001」で発行されたラベル4の平面図であり、(b)図は、呼出番号が「002」で発行されたラベル4の平面図である。
【0030】
図4は、本発明に係るラベルプリンタ-の記憶部に記憶されている条件定義ファイルのデータ構成図である。
図4において、呼出番号のそれぞれのオブジェクトが条件定義されているかどうか、また、条件定義されているオブジェクトがどの条件式番号に関連づけられているかが表示されている。ここでは、オブジェクトの内、キャッチフレーズのオブジェクトにだけ条件定義が設定されているので条件定義にフラグ「1」が設定され、条件式番号2が関連づけられている。一方、キャッチフレーズのオブジェクト以外は、条件定義が設定されていないのでフラグ「0」が設定され、条件式も存在しないので条件番号「0」が設定され、条件定義される事なく所定のフォーマットで印字される。
【0031】
図5は、本発明に係るラベルプリンタ-の記憶部に記憶されている条件式ファイルのデータ構成図である。すなわち、条件定義されたオブジェクトに関連づけられた条件番号の条件式が定義されている。
図5において、条件式は、演算子の左辺の条件項目として時間情報として日・時・年・分・秒などやラベルプリンター1の本体設定として税率(%)、和暦、西暦などを定義でき、演算子の右辺には条件判断させたい条件設定値を設定する。ここでは、キャッチフレーズのオブジェクトにだけ条件式番号2が関連づけられているので、条件式番号2の条件式が定義されている。この条件式番号2の条件式は、ラベル4を発行する時の時間を計時したを時計IC19が10時より前の時間の場合は、キャッチフレーズのオブジェクトに入力された印字データ50を印字するように判断し、10時以降の場合は、印字しないように判断する。
【0032】
図6は、本発明に係るラベルプリンタ-で印字されたラベルの平面図であって、(a)図は、条件式に適合した場合のラベルの平面図であり、(b)図は、条件式に適合しなかった場合のラベルの平面図である。
図6の(a)図は、呼出番号1に関連づけられたオブジェクトに入力された印字データ50が所定の位置、所定のフォント、大きさで印字されている。ここで、ラベル4を発行する時の時間を時計IC19で「08時」と計時し、条件定義されたキャッチフレーズのオブジェクトに関連づけられた条件式番号2の条件設定値「10」より小さいので条件式に適合していると判断され、キャッチフレーズのオブジェクトに入力された「朝取り」が印字データ50として印字されている。その他のオブジェクトは、条件定義されていないので所定のフォーマットで印字される。
【0033】
一方、
図6の(b)は、呼出番号2に関連づけられたオブジェクトに入力された印字データ50が所定の位置、所定のフォント、大きさで印字されている。ここで、ラベル4を発行する時の時間を時計IC19で「12時」と計時し、条件定義されたキャッチフレーズのオブジェクトに関連づけられた条件式番号2の条件設定値「10」より大きいので条件式に適合していないと判断され、キャッチフレーズのオブジェクトに入力された「朝取り」が印字されていない。その他のオブジェクトは、条件定義されていないので(a)図と同様に所定のフォーマットで印字される。
【0034】
次に、それぞれのオブジェクトが条件定義されて印字されるかどうかをフローチャートを使って説明する。
図7は、本発明に係るラベルプリンタ-で商品情報を条件付きで印字するかどうかの設定方法を説明するフローチャートである。最初に、操作部26の液晶タッチパネルとキーパネルから呼出番号を入力して選択する(ステップ1)。すると、
図3のように商品情報がオブジェクトとしてラベル4に所定の位置、所定のフォント、大きさでレイアウトされ、それぞれのオブジェクトに印字データ50が入力されている。
【0035】
次に、
図4のようにそれぞれのオブジェクトに関連づけられている条件定義がされるフラグ1が設定されれているかどうかを判断する(ステップ2)。フラグ1が設定されている場合は、条件定義がされるのでさらに条件番号2が関連づけられている(ステップ3)。ここでは、キャッチフレーズのオブジェクトだけ条件定義のフラグ1が設定されているので、さらに条件番号2が関連づけられている。ステップ2でフラグ1が設定されていない場合は、条件定義がされないので条件番号は関連づけられていない。したがって、商品名、販売年月日、販売時間のオブジェクトは、条件定義される事なく所定のフォーマットでラベル4に印字される(ステップ6)。
【0036】
ステップ3で関連づけられた条件式番号の条件式が
図5のように定義されている。すなわち、それぞれのオブジェクトが条件式番号に関連づけられた条件式に適合するかどうか判断される(ステップ4)。ここでは、キャッチフレーズのオブジェクトに関連づけられた条件式番号2の条件式は、ラベル4に印字して発行する時に時計IC19で計時した時間が「10時」より小さい場合は、キャッチフレーズのオブジェクトを所定のフォーマットで印字するように定義されている。
図6の(a)図のように呼出番号1のラベル4を印字して発行した時に時計IC19で計時した時間が「08時」であり条件設定値の10時より小さいので所定のフォーマットで印字される(ステップ6)。一方、
図6の(b)図のように呼出番号2のラベル4を印字して発行した時に時計IC19で計時した時間が「12時」であり条件設定値の10時より大きいので条件式に適合しないと判断されて印字されない(ステップ5)。
【0037】
次に、ラベル4にレイアウトされている呼出番号ごとにレイアウトされている1つ1つのオブジェクトが条件定義をされているかどうかを判断する(ステップ7)。ここでは、キャッチフレーズ、商品名、販売年月日、販売時刻のオブジェクトが1つ1つ繰り返し条件定義の判断がされ、すべてのオブジェクトの条件定義が判断されると終了する。
【0038】
本実施例では、1つの呼出番号に関連づけられたオブジェクトの内、1つのオブジェクトにしか条件定義されていない場合について説明してあるが、複数のオブジェクトに条件定義をすることもできる。また、条件式番号に関連づけられている条件式は、1つの場合について説明してあるが、複数の条件式を論理積で接続することもできる。
近年、ラベルプリンター1から印字発行されるラベル4には、消費者の購買意欲を刺激したり注意喚起するためにいろいろな装飾がなされてきている。たとえば、商品の値付けラベルにキャッチコピーを印字して目立たせたり、アレルギー物質を含む場合は、強調印字したりして広く利用されている。