(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022119961
(43)【公開日】2022-08-17
(54)【発明の名称】移動通信システムでアクセス及び移動性管理機能を選択するための方法及び装置
(51)【国際特許分類】
H04W 48/18 20090101AFI20220809BHJP
H04W 48/16 20090101ALI20220809BHJP
H04W 76/11 20180101ALI20220809BHJP
H04W 48/14 20090101ALI20220809BHJP
【FI】
H04W48/18
H04W48/16 135
H04W76/11
H04W48/14
【審査請求】有
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022090270
(22)【出願日】2022-06-02
(62)【分割の表示】P 2019537262の分割
【原出願日】2018-01-08
(31)【優先権主張番号】10-2017-0002945
(32)【優先日】2017-01-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
(71)【出願人】
【識別番号】503447036
【氏名又は名称】サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】ヨンギョ・ペク
(72)【発明者】
【氏名】ソンフン・キム
(72)【発明者】
【氏名】ホヨン・イ
(72)【発明者】
【氏名】ジョンジェ・ソン
(57)【要約】
【課題】本開示は、4Gシステム以後より高いデータ送信率をサポートするための5G通信システムをIoT技術と融合する通信技法及びそのシステムを提供する。
【解決手段】本開示は、5G通信技術及びIoT関連技術に基づいて知能型サービス (例えば、スマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、ヘルスケア、デジタル教育、小売業、保安及び安全関連サービスなど)に適用されることができる。本発明は、5G移動通信システムでユーザが5G網に初期接続時、ユーザ端末(UE、User Equipment)が望むサービスを提供するネットワークノードを適切に探索するための方法を提案することである。このために詳細的な提案技術で、ネットワークdeployment情報の管理方法及び初期接続リクエストメッセージを伝達する方法を提案する。さらに、初期接続以後、ユーザ端末に提供するサービスを修正する場合にも、類似の方式で当該サービスを提供するネットワークノードを探索することができる。
【選択図】
図16
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信システムで基地局の方法であって、
AMF(access and mobility management function)を識別するための第1情報及び前記端末からリクエストされたサービスタイプを識別するための第2情報のうちの少なくとも一つを含むメッセージを端末から受信する段階と、
前記第1情報及び前記第2情報のうちの少なくとも一つに基づいてAMF setを選択する段階と、及び
前記選択されたAMF setでAMFを選択する段階と、
を含む方法。
【請求項2】
前記選択されたAMF setで前記AMFを選択する段階は、
前記AMFのavailability及び前記AMF set内のAMFの間のload balancingのうちの少なくとも一つに基づいて前記AMF setで前記AMFを選択する段階を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1情報は、AMF set identifier及びAMF identifierを含み、
前記基地局は、radio access network及びnon-3GPP inter-working function(N3IWF)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記端末に前記選択されたAMFを識別するための第3情報を送信する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
無線通信システムで端末の方法であって、
AMF(access and mobility management function)を識別するための第1情報及び前記端末からリクエストされたサービスタイプを識別するための第2情報のうちの少なくとも一つを含む第1メッセージを第1基地局に送信する段階と、及び
前記AMFから前記第1メッセージに対する第2メッセージを受信する段階と、を含み、
前記AMFはAMF setで選択され、前記AMF setは前記第1情報及び前記第2情報のうちの少なくとも一つに基づいて選択されることを特徴とする、方法。
【請求項6】
前記AMFのavailability及び前記AMF set内のAMFの間のload balancingのうちの少なくとも一つに基づいて前記AMF setで前記AMFが選択されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
第1情報は、AMF set identifier及びAMF identifierを含み、
前記第1基地局は、radio access network及びnon-3GPP inter-working function(N3IWF)を含むことが特徴とする、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記第1基地局から前記選択されたAMFを識別するための第3情報を受信する段階と、
前記第1基地局を含む第1access networkの第1PLMN(publicl and mobile network)が第2基地局を含む第2access networkの第2PLMNと同一であるか否かを判断する段階と、及び
前記第1PLMNが前記第2PLMNと同一な場合、前記第2基地局に前記選択されたAMFを識別するための前記第3情報を含む第2メッセージを送信する段階と、をさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【請求項9】
無線通信システムの基地局であって、
送受信部と、
前記送受信部と接続されており、AMF(access and mobility management function)を識別するための第1情報及び前記端末からリクエストされたサービスタイプを識別するための第2情報のうちの少なくとも一つを含むメッセージを端末から受信し、前記第1情報及び前記第2情報のうちの少なくとも一つに基づいてAMF setを選択し、前記選択されたAMF setでAMFを選択するように制御する制御部と、を含む、基地局。
【請求項10】
前記制御部は、前記AMFのavailability及び前記AMF set内のAMFの間のload balancingのうちの少なくとも一つに基づいて前記AMF setで前記AMFを選択することを特徴とする、請求項9に記載の基地局。
【請求項11】
第1情報は、AMF set identifier及びAMF identifierを含み、
前記基地局は、radio access network及びnon-3GPP inter-workingfunction(N3IWF)を含む
ことを特徴とする、請求項9に記載の基地局。
【請求項12】
前記端末に前記選択されたAMFを識別するための第3情報を送信する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載の基地局。
【請求項13】
無線通信システムの端末であって、
送受信部と、
前記送受信部と接続されており、AMF(accessandmobilitymanagementfunction)を識別するための第1情報及び前記端末からリクエストされたサービスタイプを識別するための第2情報のうちの少なくとも一つを含む第1メッセージを第1基地局に送信し、前記AMFから前記第1メッセージに対する第2メッセージを受信する制御部と、
を含み、
前記AMFはAMF setで選択され、前記AMF setは前記第1情報及び前記第2情報のうちの少なくとも一つに基づいて選択されることを特徴とする、端末。
【請求項14】
前記AMFのavailability及び前記AMF set内のAMFの間のload balancingのうちの少なくとも一つに基づいて前記AMF setで前記AMFが選択され、
第1情報は、AMF set identifier及びAMF identifierを含み、
前記第1基地局は、radio access network及びnon-3GPP inter-working function(N3IWF)を含むことが特徴とする、請求項13に記載の端末。
【請求項15】
前記制御部は、前記第1基地局から前記選択されたAMFを識別するための第3情報を受信し、前記第1基地局を含む第1access networkの第1PLMN(publicl and mobile network)が第2基地局を含む第2access networkの第2PLMNと同一であるか否かを判断し、前記第1PLMNが前記第2PLMNと同一な場合、前記第2基地局に前記選択されたAMFを識別するための前記第3情報を含む第2メッセージを送信するように制御することを特徴とする、請求項13に記載の端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的にAMF(access and mobility management function)の選択方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
4G通信システムの商用化以後に増加趨勢にある無線データトラフィックに対するニーズを満たすため、改善された5G通信システム又はpre-5G通信システムを開発するための努力が成りつつある。このような理由で、5G通信システム又はpre-5G通信システムは4Gネットワーク以後(Beyond 4G Network)通信システム又はLTEシステム以後(PostLTE)のシステムと呼ばれている。
【0003】
高いデータ送信率を達成するために、5G通信システムは超高周波(mmWave)帯域(例えば、60ギガ(60GHz)帯域のような)での具現が考慮されている。
【0004】
超高周波帯域での電波の経路損失の緩和及び電波の伝達距離を増加させるために、5G通信システムではビームフォーミング(beamforming)、巨大配列多重入出力(massive MIMO)、全次元多重入出力(Full Dimensional MIMO:FD-MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミング(analog beam-forming)、及び大規模アンテナ(large scale antenna)技術が論議されている。
【0005】
また、システムのネットワーク改善のために、5G通信システムでは進化された小型セル、改善した小型セル(advanced small cell)、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network:cloudRAN)、超高密度ネットワーク(ultra-dense network)、機器間の通信(Device to Devicecommunication:D2D)、無線バックホール(wireless backhaul)、移動ネットワーク(moving network)、協力通信(cooperative communication)、CoMP(Coordinated Multi-Points)、及び受信干渉除去(interference cancellation)などの技術開発が成りつつある。
【0006】
この以外にも、5Gシステムでは進歩されたコーディング変調(Advanced Coding Modulation:ACM)方式であるFQAM(Hybrid FSK and QAM Modulation)及びSWSC(Sliding Window Superposition Coding)と、進歩された接続技術であるFBMC(Filter Bank Multi Carrier)、NOMA(nonorthogonal multiple access)、及びSCMA(sparsecode multiple access)などが開発されている。
【0007】
一方、インターネットは人間が情報を生成して消費する人間中心の接続網から、事物などの分散された構成要素の間に情報を取り交わして処理するIoT(Internet of Things、事物インターネット)網に進化しつつある。
【0008】
クラウドサーバーなどとの接続を通じるビックデータ(Big data)処理技術などがIoT技術に結合されたIoE(Internet of Everything)技術も台頭している。
【0009】
IoTを具現するため、センシング技術、有無線通信及びネットワークインフラ、サービスインターフェース技術、及び保安技術のような技術要素が要求され、最近には事物間の接続のためのセンサーネットワーク(sensor network)、マシンツーマシン(Machine to Machine、M2M)、MTC(Machine Type Communication)などの技術が研究されている。
【0010】
IoT環境では接続された事物で生成されたデータを収集、分析して人間の生活に新しい価値を創出する知能型IT(Internet Technology)サービスが提供されることができる。IoTは既存のIT(information technology)技術と多様な産業間の融合及び複合を介してスマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、スマートグリッド、ヘルスケア、スマート家電、先端医療サービスなどの分野に応用されることができる。
【0011】
これに、5G通信システムをIoT網に適用するための多様な試みが成っている。例えば、センサーネットワーク(sensor network)、マシンツーマシン(Machine to Machine、M2M)、MTC(Machine Type Communication)などの技術が5G通信技術がビームフォーミング、MIMO、及びアレイアンテナなどの技法によって具現されていることである。
【0012】
前述したビックデータ処理技術としてクラウド無線アクセスネットワーク(cloud RAN)が適用されることも5G技術とIoT技術融合の一例と言えるだろう。
【0013】
5G通信技術が発達するによって、ユーザが5G網に初期接続時にユーザ端末が望むサービスを提供するネットワークを速やかに探索することによって5G移動通信環境で効率的なサービスを提供するための方法が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
したがって、本発明は前述の問題点及び/又は短所を解消し、少なくとも以下で説明される利点を提供するために成る。
【0015】
本発明の目的は、5G移動通信システムにおいてユーザが5G網に初期接続時、ユーザ端末(UE、UserEquipment)が望むサービスを提供するネットワークノードを適切に探索するための方法を提案することである。このために詳細的な提案技術で、ネットワークdeployment情報の管理方法及び初期接続リクエストメッセージを伝達する方法を提案する。
【0016】
また、初期接続以後、ユーザ端末に提供するサービスを修正する場合にも、類似の方式で当該サービスを提供するネットワークノードを探索することができる。
【0017】
本発明の他の目的は、端末の移動性によるサービス制御をするためのMobility Restriction Areaを割り当てて管理することにおいて、端末が用いるNetwork Slice別でMobility Restriction Areaを別に管理する方法を提案する。移動通信事業者は端末に提供するサービス別で他のNetwork Sliceを構成することができ、当該のNetwork Slice別で他のMobility Restriction Areaを提供することができる。さらに、端末がNetwork Slice別で割り当てられたMobility Restriction Areaを考慮してデータサービスをリクエストするか、5GsystemのCore Networkで端末に当該Networksliceに対するセッションを確立する時にMobility Restriction Areaを考慮する動作を提案する。さらに、端末がいくつかのNetworksliceを用いている時、端末の現在位置でセッションを確立することができるNetwork SliceをMobility Restriction Areaに基づいて分かって、セッションを確立する動作を提案する。
【0018】
本発明のまた他の目的は、non-3gpp accessと3gpp accessの可能な端末が一つのaccessを介して5G網に接続されている状況で、他のaccessを介して5G網に接続する時、以後に接続するaccessに対するAMFを効果的に選択するための方法としてnon-3gpp accessの場合、N3IWFをサービスするPLMNと3gpp accessの場合、端末がaccessするPLMNとの関係にしたがってAMFの選択が誤った場合、不必要にNAS signalingのラウティングが複雑となるなどの問題を解決するために適当なAMFを選択するための方案を提案する。
【0019】
また、本発明のまた他の目的は、既存のLTEの網構成によれば、基地局がMMEを選択する過程で端末にGUTIを割り当てたMMEのIDであるGUMMEIをラウティング情報で用いてMMEを選択し、さらに、このためにGUTIを割り当てたMMEは当該端末のcontext情報を継けて持っていなければならないので、MMEの選択がUEの情報と連関性(stickiness or persistence)が高くてMMEなどに網アップデートなどの網管理が困難となる問題が発生することができるのに、本発明においては前記UEの情報と連関性(stickiness or persistence)を減らすための方案を紹介する。
【0020】
本発明の目的は、前記目的に限定されない。すなわち、言及されない他の目的は本開示内容が以下の説明から始まる当業者によって明白に理解されることができる。
【課題を解決するための手段】
【0021】
本発明の一実施形態による無線通信システムで基地局の方法は、AMF(access and mobility management function)を識別するための第1情報及び前記端末からリクエストされたサービスタイプを識別するための第2情報のうちの少なくとも一つを含むメッセージを端末から受信する段階と、前記第1情報及び前記第2情報のうちの少なくとも一つに基づいてAMF setを選択する段階と、及び前記選択されたAMF setでAMFを選択する段階と、を含むことができる。
【0022】
実施形態によって前記選択されたAMF setで前記AMFを選択する段階は、前記AMFのavailability及び前記AMF set内のAMFの間のload balancingのうちの少なくとも一つに基づいて前記AMF setで前記AMFを選択する段階を含むことができる。
【0023】
実施形態によって、前記第1情報は,AMF set identifier及びAMF identifierを含むことができる。
【0024】
実施形態によって、前記基地局は、radio access network及びnon-3GPP inter-working function(N3IWF)を含むことができる。
【0025】
実施形態によって、前記方法は、前記端末に前記選択されたAMFを識別するための第3情報を送信する段階をさらに含むことができる。
【0026】
本発明の他の実施形態による無線通信システムで端末の方法は、AMF(access and mobility management function)を識別するための第1情報及び前記端末からリクエストされたサービスタイプを識別するための第2情報のうちの少なくとも一つを含む第1メッセージを第1基地局に送信する段階と、及び前記AMFから前記第1メッセージに対する第2メッセージを受信する段階と、を含み、前記AMFはAMF setで選択され、前記AMF setは前記第1情報及び前記第2情報のうちの少なくとも一つに基づいて選択されることができる。
【0027】
実施形態によって、前記AMFのavailability及び前記AMF set内のAMFの間のload balancingのうちの少なくとも一つに基づいて前記AMF setで前記AMFが選択されることができる。
【0028】
実施形態によって、第1情報は、AMF set identifier及びAMF identifierを含むことができる。
【0029】
実施形態によって、前記第1基地局は、radio access network及びnon-3GPP inter-working function(N3IWF)を含むことができる。
【0030】
実施形態によって、前記方法は、前記第1基地局から前記選択されたAMFを識別するための第3情報を受信する段階と、前記第1基地局を含む第1access networkの第1PLMN(publicl and mobile network)が第2基地局を含む第2access networkの第2PLMNと同一であるか否かを判断する段階と、及び前記第1PLMNが前記第2PLMNと同一な場合、前記第2基地局に前記選択されたAMFを識別するための前記第3情報を含む第2メッセージを送信する段階と、をさらに含むことができる。
【0031】
本発明の他の一実施形態による基地局は、送受信部及び前記送受信部と接続されており、AMF(access and mobility management function)を識別するための第1情報及び前記端末からリクエストされたサービスタイプを識別するための第2情報のうちの少なくとも一つを含むメッセージを端末から受信し、前記第1情報及び前記第2情報のうちの少なくとも一つに基づいてAMF setを選択し、前記選択されたAMF setでAMFを選択するように制御する制御部を含むことができる。
【0032】
本発明の他の一実施形態による端末は、送受信部及び前記送受信部と接続されており、AMF(access and mobility management function)を識別するための第1情報及び前記端末からリクエストされたサービスタイプを識別するための第2情報のうちの少なくとも一つを含む第1メッセージを第1基地局に送信し、前記AMFから前記第1メッセージに対する第2メッセージを受信する制御部を含み、 前記AMFはAMF setで選択され、前記AMF setは前記第1情報及び前記第2情報のうちの、少なくとも一つに基づいて選択されることができる。
【発明の効果】
【0033】
本発明の一実施形態によれば、無線通信システムにおいてネットワークdeployment情報を管理して用いる方法を明示する。さらに、当該ネットワークdeployment情報に基づいてユーザ端末が望むサービスを提供するネットワークノードを探索する方法を明示する。これを介して5G移動通信環境で効率的なサービスを提供することができる。
【0034】
本発明の他の実施形態によれば、移動通信事業者は各Network Slice別で他のMobility Restriction Areaを割り当てて端末に特定サービスを提供することができる。本発明によって端末は自分が用いているいくつかのNetwork Sliceのうちの現在位置でセッションを確立してデータを送受信できるNetwork SliceをMobility Retriction Areaから判断してセッション接続を制御することができる。本発明によって5GCore Networkは端末が送信したService requestによる動作で端末が現在位置でセッションを確立してデータ送受信ができるNetwork SliceをMobility Restriction Areaから判断して動作することができる。
【0035】
本発明のまた他の実施形態によれば、本発明を介して端末が3gppとnon-3gpp accessに対して必要により、同一なAMFを選択するか他のAMFを選択することによって、NASメッセージのラウティング及びデータ送信が効率的な経路でなることができる。さらに、本発明のまた他の実施形態によれば、AMFを選択する過程でUEの情報と連関性(stickiness or persistence)が取り除くことによって、AMF関連網に対する仮想化及びAMF設備縮小/拡大等の網管理が容易くなる。
【0036】
本発明の任意の実施形態の前記及び他の様相、特徴及び利点は添付された図面に係って取られた以下の詳細な説明からより明確となるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【
図1】本発明の一実施形態による端末、RAN(Radio Access Network)、CN(Core Network)を含むシステムを示す図面である。
【
図2】本発明の一実施形態によるCNノードが情報を獲得するsourceと情報の種類を示す図面である。
【
図3】本発明の一実施形態によるCCNF(common core network function)の間に情報を交換する方法を示す図面である。
【
図4】本発明の一実施形態によるCCNFの情報を中央サーバーに登録する方法を示す図面である。
【
図5】本発明の一実施形態による端末が送信したメッセージをRANを介してreroutingする方法を示す図面である。
【
図6】本発明の一実施形態による端末が送信したメッセージをCCNFにreroutingして応答をRANに送信する方法を示す図面である。
【
図7】本発明の一実施形態による端末が送信したメッセージをCCNFにreroutingして応答をoriginalCCNFを介して送信する方法を示す図面である。
【
図8】本発明の一実施形態による端末初期接続リクエストメッセージをreroutingするフローを示す図面である。
【
図9】本発明の一実施形態によるcore networkノード情報register、selection、discoveryフローを示す図面である。
【
図10】本発明の一実施形態によるNAS(non-access stratum)メッセージをreroutingするフローを示す図面である。
【
図11】本発明の実施形態による端末が3gpp accessとnon-3gpp accessを介して接続時、3gpp(3rd generation partnership project)accessのPLMN(publicl and mobile network)とN3IWF(non-3GPP interworking function)のPLMNが同一な場合にcommon AMFを用いるセルラー網構造の例を示す図面である。
【
図12】本発明の実施形態による端末が3gpp accessとnon-3gpp accessを介して接続時、3gpp accessのPLMNとN3IWFのPLMNが異なる場合にそれぞれ異なるAMFを用いるセルラー網構造の例を示す図面である。
【
図13】本発明の実施形態による3gpp accessに接続された端末がnon-3gpp accessを介して5Gネットワークに接続する時のAMFを選択する過程を示す図面である。
【
図14】本発明のまた他の実施形態による3gpp accessに接続された端末がnon-3gpp accessを介して5Gネットワークに接続する時のAMFを選択する過程を示す図面である。
【
図15】本発明の実施形態によるnon-3gpp accessに接続された端末が3gpp accessを介して5Gネットワークに接続する時のAMFを選択する過程を示す図面である。
【
図16】本発明の他の実施形態によるnon-3gpp accessに接続された端末が3gpp accessを介して5Gネットワークに接続する時のAMFを選択する過程を示す図面である。
【
図17】本発明の実施形態によって、(R)ANノードとAMFの間の網構造の例を示す図面である。
【
図18】本発明の実施形態によって、端末がinitialNASメッセージを送信する時、(R)ANノードが適当なAMFを選択する過程を示す図面である。
【
図19】本発明の実施形態によって、IDLEモードにある端末にpagingを送信するためにSMF(session management function)がAMFを選択する過程を示す図面である。
【
図20】本発明の一実施形態による端末の構成を示す図面である。
【
図21】本発明の一実施形態による基地局の構成を示す図面である。
【
図22】本発明の一実施形態によるAMFの構成を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳しく説明する。しかし、本発明はここに開示された実施形態に限定されず多様な形態で具現されることができる。
【0039】
添付された図面で同一な構成要素は可能な同一な符号を付している事に留意しなければならない。また、本発明の要旨を不明瞭にすることができる公知機能及び構成に対する詳細な説明は省略する。
【0040】
さらに、本発明の実施形態を具体的に説明するにおいて、キャリアアグリゲーション(CA:carrier aggregation)をサポートするAdvancedE-UTRA(evolved universal terrestrial radio access)(又はLTE-A(long term evolution-advanced)と称する)システムを主な対象とするが、本発明の主な要旨は類似の技術的背景及びチャンネル形態を有するそのほかの通信システムにも本発明の範囲を大きく逸脱せず範囲で少しの変形で適用可能であり、これは本発明の技術分野で熟練された技術的知識を有する者の判断で可能であろう。例えば、キャリアアグリゲーションをサポートするmulticarrier HSPA(high speed packet access)システムにも本発明の主要要旨を適用可能である。
【0041】
本明細書において、実施形態を説明するにあたり本発明が属する技術分野によく知られており、本発明と直接的に関連がない記述内容に対しては説明を省略する。これは不必要な説明を省略することによって本発明の要旨を明瞭で、且つより明確に伝達するためである。
【0042】
同じ理由で添付図面において一部構成要素は誇張されたり省略されたり概略的に示された。また、各構成要素のサイズは実際サイズを全的に反映することではない。各図面で同一又は対応する構成要素には同一参照番号を付した。
【0043】
本発明の利点、特徴、及びそれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確になるだろう。しかし、本発明は、以下で開示される実施形態で限定されるものではなく、互い異なる多様な形態で具現されることができ、ただ、本実施形態は本発明の開示が完全にし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるもので、本発明は請求項の範疇により定義されるだけである。明細書全体にわたって同一参照符号は同一の構成要素を指す。
【0044】
このとき、処理フローチャートの各ブロックとフローチャートの図面の組み合せは、コンピュータープログラムインストラクションによって行われることができることを理解することができるだろう。これらコンピュータープログラムインストラクションは、汎用コンピューター、特殊用コンピューター又はその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサに搭載されることができるので、コンピューター又はその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサを介して行われるそのインストラクションが、フローチャートブロックで説明された機能を行う手段を生成するようになる。これらコンピュータープログラムインストラクションは、特定方式で機能を具現するためにコンピューター又はその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を志向することができるコンピューター利用可能、又はコンピューター判読可能メモリーに記憶されることも可能であるので、そのコンピューター利用可能又はコンピューター判読可能メモリーに記憶されたインストラクションは、フローチャートブロックで説明された機能を行うインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータープログラムインストラクションは、コンピューター又はその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるので、コンピューター又はその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が行われ、コンピューターで実行されるプロセスを生成してコンピューター又はその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を行うインストラクションはフローチャートブロックで説明された機能を行うための段階を提供することも可能である。
【0045】
また、各ブロックは、特定された論理的機能を行うための1つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメント又はコードの一部を示すことができる。また、幾つか代替実行例ではブロックで言及された機能が段階を外れて発生することも可能であることを注目しなければならない。例えば、接して示されている2つのブロックは、実は実質的に同時に行われることも可能で、又はそのブロックが時々該当する機能によって逆順に行われることも可能である。
【0046】
このとき、本実施形態に用いられる‘~部’という用語は、ソフトウェア又はFPGA、並びにASICのようなハードウェア構成要素を意味し、‘~部’はどんな役目を行う。しかし、‘~部’は、ソフトウェア又はハードウェアで限定される意味ではない。‘~部’はアドレシングすることができる記憶媒体にあるように構成されることもでき、1つ又はその以上のプロセッサを再生させるように構成されることもできる。したがって、一例として‘~部’はソフトウェア構成要素、客体志向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素及びタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーティン、プログラムコードのセグメント、ドライバー、ファームウエア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、及び変数を含む。構成要素と‘~部’のうちで提供される機能はより小さい数の構成要素及び‘~部’に結合されたり追加的な構成要素と‘~部’でさらに分離することができる。だけでなく、構成要素及び‘~部’はデバイス又は保安マルチメディアカード内の1つ又はその以上のCPUを再生させるように具現されることもできる。
【0047】
<第1実施形態>
本第1実施形態を記述するのに当たり、スライス、サービス、ネットワークスライス、ネットワークサービス、アプリケーションスライス、アプリケーションサービスなどが混用されて使われることができる。
【0048】
図1は、移動通信網の初期構成及びユーザ端末の初期接続構造を示す。無線区間の第1ノードに該当するRAN102は端末(又はUE)101の接続有無と関係なくCN105のノードと接続されても良い。
図1を例えば、RAN102はCCNF(Common Core NetworkFunction(s))1及びCCNF2とそれぞれ接続される。CCNFはRANと接続されるCN(Core Network)の代表network functionで、一つのnetwork functionであるか、いくつかのnetwork functionsのセットであれば良い。端末101が移動通信網に初期接続をリクエスト(例えば、initial attach request又はinitial access request)すると、当該リクエストを受けたRAN102は適切なCCNFで当該メッセージを伝達する。
図1を例えば、端末から初期接続リクエストメッセージを受けたRAN102は当該メッセージをCCNF1に伝達し、承認手続きを経て端末(UE)101とCCNF1の間の接続がセットアップされる。詳しいプロシージャは
図8で説明する。
【0049】
端末101の初期接続リクエストメッセージが伝達されたCCNFは当該CCNFが端末が望むサービスを提供することができるノードであるか確認する。このために3つ情報が用いられ、
図2に図式化されている。CCNFは端末101の初期接続リクエストメッセージに含まれたUEリクエスト情報と、移動通信網のデータベース210に記憶されたUE加入情報(subscription information)と、移動通信網事業者の政策(例えば、local policy又はoperator policy又はPLMN policy)情報に基づいて当該CCNFが端末が望むサービスを提供することができるノードであるか確認及び検証する。事業者政策情報は、CCNFが記憶して用いるか、又はユーザ政策を記憶したまた他のnetwork function(例えば、policycontrolfunction212)から受信することができる。UEリクエスト情報はユーザが望むネットワークスライス(サービス)タイプ、アプリケーションスライス(サービス) タイプ、スライス(サービス)を提供するサービスプロバイダー、各スライス(サービス)の優先順位、ユーザの位置情報を含むことができる。ユーザが望むサービスがいくつかの場合、これを代表する一つの値を含むことができる。この代表値は端末101、RAN102及びcore network105に記憶されていて端末102が送信した一つの値がどんなサービスに該当するかRAN102とcore network105で解釈することができる。この一つの値は端末101に予めconfigurationされているか、又は端末101が網に接続後の当該情報を受信して用いることができる。この時、ユーザリクエスト情報はユーザが明示的に入力した情報であれば良く(例えば、ユーザが望むサービス)、プロトコル設計によって自動で含まれる情報であれば良い(例えば、ユーザの位置情報を示すtracking area又はcellid情報など)。UE加入情報はユーザ端末が用いることができるネットワークスライス(サービス)タイプ、端末101が用いることができるアプリケーションスライス(サービス)タイプ、サービスを提供するスライス(サービス)プロバイダー、端末101が必ず使用すべきスライス(サービス)タイプ、各スライス(サービス)タイプが提供されることができる地域(領域)、各スライス(サービス)タイプが提供されてはいけない地域(領域)、各スライス(サービス)の優先順位を含むことができる。CCNFは3つ情報に基づいて端末101に提供する最終サービスを決定する。網がconfirmした端末に提供する最終スライス(サービス)は端末101が送信した初期接続リクエストメッセージに含まれた端末リクエストスライス(サービス)と同一であっても良く、異なっても良い。
【0050】
初期接続リクエストメッセージを受けたCCNFが端末にサービスを提供することができる適切なノードであるか検証をした結果、もし、当該CCNFが適切と判断されると、端末101に初期接続リクエスト承諾メッセージ(例えば、initial attach response又はinitial access response)を送信する。初期接続リクエスト承諾メッセージには網がconfirmした端末101に提供する最終サービス情報が何であるか情報を含むことができる。当該メッセージを受けた端末101は端末101の網接続リクエストがよく処理されたことを分かり、これからどんなサービスを用いることができるかを分かる。もし、当該CCNFが適切ではない場合、端末101にサービスを提供することができる他の適切なCCNFを探索しなければならない。他のCCNFを探索する方法は2つがあり、
図3及び
図4がそれぞれの方法を図式化する。
【0051】
CCNFが他のCCNFを探索ためには他のCCNFがそれぞれどんなサービスを提供するか分からなければならない。
図3は、網に多くのCCNFが存在し、各CCNFが互いに直接情報を交換してそれぞれのCCNFが提供する機能情報が分かる方法である。この時、各CCNFの間の接続はdirect接続であっても良く、他のnetwork functionを通じるdirect接続であっても良い。もし、特定CCNFの提供する機能が変更された場合、他のCCNFに通知しなければならない。すなわち、もし、CCNF2がサービス1とサービス2を提供してからサービス3を追加で提供するようになると、この情報をCCNF2と接続された周辺のCCNFであるCCNF1、CCNF3、CCNF4にそれぞれ通知しなければならない。当該情報を受けたCCNFはそれぞれ管理している周辺CCNF情報をアップデートする。情報を通知する方式はメッセージを送信することもでき、event-subscription方式を用いることもできる。例えば、ユーザ端末の初期接続メッセージを受けたCCNF1が
図2の検証過程を介して端末に提供する最終サービスをサポートすることができる適合したCCNFではないと判断した場合、CCNF1が管理している他のCCNF情報に基づいてCCNF2が当該最終サービスをサポート可能であることを判断することができる。
【0052】
一方、
図4はそれぞれのCCNFが直接情報を交換する方式ではなく、中央サーバーにそれぞれの提供機能を登録する方式である。例えば、CCNF1、CCNF2、CCNF3、CCNF4はそれぞれ中央サーバー(例えば、NRF、Network Function Repository(450))に自分の提供機能を登録する。この方法を用いる場合、CCNFは互いに周辺CCNFの機能が分からなくても良い。他のCCNFを探索過程を説明すれば、ユーザ端末101の初期接続メッセージを受けたCCNF1が
図2の検証過程を介して端末101に提供する最終サービスをサポートすることができる適合したCCNFではないと判断した場合、当該最終サービスをサポートすることができる適合したCCNFが何なのかNRF450に問う。NRF450は登録されたCCNFの情報に基づいてCCNF2が適合したノードであることを決定し、CCNF1にCCNF2の情報を提供する。
【0053】
今までの過程を介して最終サービスを提供することができる適切なCCNFを探索するようになり、CCNF1は端末から受けた初期接続リクエストメッセージをCCNF2に伝達しなければならない。伝達する方法は3つが可能であり、それぞれの方法は
図5、
図6、
図7に図式化されている。
【0054】
図5は、RAN102を介して端末101のリクエストメッセージをCCNF1がCCNF2に伝達する方法である。CCNF1はRAN102にredirectionリクエストメッセージを送信する。redirectionリクエストメッセージはCCNF2の情報を含み、端末101に受けた最初リクエストメッセージ(例えば、initial attach request)を含むことができる。当該redirectionメッセージ530を受けたRAN102はCCNF2情報を用いてCCNF2に端末の最初リクエストメッセージを伝達する。当該メッセージを受けたCCNF2はメッセージを処理し、端末101に応答メッセージ(例えば、initial attach response)540を送信する。
【0055】
図6は、CCNF1がCCNF2に直接メッセージを送信する方法である。CCNF1はCCNF2にredirectionリクエストメッセージ630を送信する。redirectionメッセージは端末101と接続されたRAN102のterminating point情報(例えば、NG2signalingId)を含み、端末101に受けた最初リクエストメッセージを含むことができる。当該メッセージを受けたCCNF2はメッセージを処理し、RAN102のterminating point情報を用いて当該地点で端末101に応答メッセージ640を送信する。
【0056】
図7は、
図6と類似にCCNF1がCCNF2に直接メッセージを送信する方法である。
図6との差異点はCCNF2が応答メッセージ740を送信する時、CCNF1を経て送信するということである。CCNF1がCCNF2に送信するredirectionリクエストメッセージ730は端末101に受けた最初リクエストメッセージを含む。当該メッセージを受けたCCNF2はメッセージを処理し、CCNF1に応答メッセージ740を送信する。この時、今後のCCNF2がRAN102と通信するようになるterminating point情報を含むことができる。応答メッセージ740を受けたCCNF1は当該メッセージをRAN102に伝達する。この時、CCNF2が今後のRAN102が通信するterminating point情報750も共に伝達されることができる。RAN102は応答メッセージ740を端末101に伝達し、CCNF2terminating point情報を用いてCCNF2と接続750を結ぶことができる。
【0057】
すなわち、CCNF1は
図5、
図6、
図7の3個のうちのいずれか一つの方法を用いてCCNF2にメッセージを伝達する。
図8は、今まで記述した実施形態の全体プロシージャを図式化する。810段階でユーザ端末701は網に最小接続時、最初接続リクエストメッセージを送信する。最初接続リクエストメッセージは端末801が望むサービスタイプ(NSSAI)などの情報を含む。メッセージを受けたRAN802は820段階でNSSAI情報に基づいて適切なCCNF1を選択してメッセージを伝達する。例えば、この過程は
図1説明で記述した。830段階でCCNF1は端末801が当該PLMNに接続することができる端末であるか認証する。認証が成功すると、当該端末がどんなサービスを用いることができるか認証する。さらに、端末801がリクエストしたサービス情報と加入情報、事業者政策情報に基づいて最終提供サービスを決定する。例えば、この過程は
図2説明で記述した。CCNF1が最終提供サービスを提供することができるかを判断する。もし、提供することができると、CCNF1はRANにinitial attach responseを送信し、850段階乃至870段階はスキップする。initial attach responseは最終提供サービス情報であるAcceptedNSSAIが含まれることができる。しかし、もし、CCNF1が最終提供サービスを提供することができないノードであれば(840)、最終提供サービスを提供することができるCCNFを探索しなければならない(850)。例えば、探索方法はCCNF1が有している情報に基づいて決定することができ(
図3に例示されたことと同様)、或いはNRFを用いる方法で決定することができる(
図4に例示されたことと同様)。
図3の方法が用いられる場合、CCNF1自ら適切なCCNFであるか決定することで、追加メッセージフローがない。しかし、
図4の方法が用いられる場合、
図9に図式化した具体的なメッセージフローが示されている。
図9を参考すれば、910、913、915段階で先行的にそれぞれのCCNFは自分のサービス提供capabilityを中央のサーバーであるNRF905に登録する。NRF905は各CCNFの情報(profile)を記憶して管理する。もし、CCNFが自分のcapabilityが変動された場合、NRF905にアップデートメッセージを送信してNRF905で管理するcapability情報を最新で維持するようにする。920段階でCCNF1はNR905FにNF(network function)requestメッセージを送信する。前記NRrequestメッセージはCCNF1が探索を望むCCNFの要求される機能が含まれている。NRF905はCCNFプロファイル情報に基づいてCCNF1が望むCCNFを探索して(この実施形態の場合、CCNF2)当該情報をNFresponseに含ませて送信する(950)。NF情報は当該ノードの住所(例えば、IP(internet protocol)住所又はURL(uniform resource locator)情報)であるか、当該capabilityを有している同一なタイプのノードグループの住所(例えば、グループを代表するIP住所又はURL情報)、グループIDであっても良い。CCNF1はNRF905に送信した情報を一定期間の間の記憶して当該情報の値がexpiredされる前まで再使用することができる。すなわち、同一なcapabilityを有する同一なタイプのノード情報が必要な場合、NRF905にさらに問わず、記憶した情報を用いることができる。さらに、930段階及び940段階と、960段階及び970段階がoptionalするように発生することができる。930段階はNRF905がCCNF1に応答(950段階)をする前に、CCNF2が当該サービスを提供することができるかさらに確認する過程である。930段階のメッセージにリクエストするcapabilityを含んで伝達することができる。又はNRF905はリクエストするcapabilityを含まず、どんなcapabilityがあるか問うことができる。クエリーに対する応答でCCNF2は940段階のメッセージに自分が持っているcapability情報を含むか、又は930段階でリクエストしたcapabilityの有無を含ませて送信することができる。960段階はNRF905がCCNF2にCCNF1が接続をすることもできることを通知することである。960段階にはCCNF1情報と認証のためのトークンが含まれることができる。このために950段階にもトークン情報が含まれることができる。CCNF1は今後のCCNF2に接続する時に当該トークンを含んでメッセージを送信することができる。すると、CCNF2はNRF905に予め受けたトークン情報と比べてCCNF1が認証されたノードで、サービスを提供しても良いノードであることを認証して通信がすることができる。
【0058】
図8を参考すれば、860段階に該当するmessage redirectionは3つ方法が可能であり、各方法を
図5、
図6、
図7で説明した。
図10は詳しいメッセージフローを図式化する。
図10のgroupAは
図5で説明したRANを通じるreroute方法である。
図10のgroupAの1011段階に含まれる値はRAN1002がメッセージをrerouteしなければならないノードであるCCNF2の情報を含む。CCNF2情報はCCNF2の住所又はidであっても良く、CCNF2が属したグループの住所又はアイディーであっても良い。RAN1002はこの情報に基づいてRAN1002と接続されたCCNF2を検索してメッセージをreroutingする。端末から受けたNSSAIが
図8の830段階で変更されると、変更されたNSSAIが含まれることができる。さらに、
図8の830段階を行うと、当該端末が認証されたことを示すsecurity情報も1011段階に含まれることができる。付加的に端末情報と加入者情報などが含まれることができる。RAN1002は1012段階でメッセージをCCNF2に送信する。もし、保安情報が含まれていると、CCNF2は当該端末が予め認証されたことを確認し、追加認証をしないこともある。CCNF2は端末リクエストメッセージ(NASrequest、1012段階)を受け、処理して必要であれば1013段階でRAN1002に送信するメッセージにNASresponseを含んでRANに送信する。例えば、1013段階は
図8の870段階に該当する。
図8の場合、NASresponseがinitial attach responseされる。
図10のgroupBは
図6に該当する。1021段階でCCNF1はCCNF2に直ちにrerouteメッセージを送信する。1021段階のrerouteメッセージはRAN1002のterminating point情報を含むことができる。さらに、端末から受けたNSSAIが
図8の830段階で変更されると、変更されたNSSAIが含まれることができる。例えば、1021段階は
図8の870段階に該当する。
図10のgroupCは
図7に該当する。端末から受けたNSSAIが
図8の830段階で変更されると、変更されたNSSAIが1031段階のメッセージに含まれることができる。1032段階でreroute messageを受けたCCNF2は応答をCCNF1に送信し、1033段階でCCNF1がRAN1002にフォワーディングする。
図10のgroupCの場合、
図8の870段階は起きない。
【0059】
端末初期接続時、RAN1002は端末が提供した情報に基づいて適切なCCNFを探索する。もし、RAN1002が誤ったCCNFを探索すると、RAN1002が記憶しているrouting情報が誤ったということを意味し、当該情報をアップデートする必要がある。RAN情報アップデートのための必要情報は
図10の1011段階に含まれることができる。又は、
図10の1013段階に含まれることができる。又は、
図10の(B)の1022段階に含まれることができる。又は、
図10の1032段階と、1033段階に含まれてRAN1002に伝達されることができる。又は、今まで記述したフローと別途のメッセージを用いてCCNFがRANに送信することができる。当該情報は端末がリクエストする情報であるNSSAIと当該NSSAIをサポートするCCNFのIDマッピング、又はNSSAIとCCNFグループIDのマッピング情報である。当該情報を受けたRAN1002は管理するラウティングテーブルをそれに当たるようにアップデートする。
【0060】
一方、端末(UE)はRAN(Radio Access Network)と接続されて5Gの核心網装置のMobility Management Functionを行う装置に接続する。本発明でこの装置はCCNF(Common Control Network Function)で取り替えられることができ、CCNFはMobility Managementと端末認証役目を行う。本発明においては、これをAMF(Access and Mobility management Function)と呼ぶだろう。これはRANのaccessと端末のMobility managementをいずれも担当するFunction又は装置を指称することができる。CCNFはAMFを含む包括的概念のNetwork function又は装置である。AMF又はこれを含むCCNFはSMF(Session Management Function)で端末に対するSession関連メッセージをラウティングする役目をする。CCNFはSMFと接続され、SMFはUPF(UserPlaneFunction)と接続して端末に提供するユーザ平面Resourceを割り当てて、基地局とUPF間にデータを送信するためのトンネルを確立する。本発明でAMFと指称することは端末に対するMobility Managementを提供する核心網装置、すなわち、CCNF又は他の名称を有した端末のNASメッセージを受信する装置を意味することができる。便宜上、本発明ではAMF(Access Mobility management Function)と称する。NetworksliceinstanceはCCNFとSM、UPFからなる、ネットワークが提供する一つのサービスを意味する。例えば、移動通信事業者が広帯域通信サービスをサポートする場合、広帯域通信のための要求事項を満足するネットワークサービスを定義し、これをNetwork SliceInstanceから構成してサービスを提供する。移動通信事業者がIoTサービスをサポートする場合、IoT サービスのための要求事項を満足するネットワークサービスを定義し、これをIoT用Network Slice Instanceから構成してサービスを提供する。
【0061】
4Gは4世代移動通信を意味し、LTEと呼ばれるRadio Access Network技術とEPC(Evolved Packet Core)と呼ばれる核心網技術から構成される。5Gは5世代移動通信を意味する。5GのRadio Access Network技術はNG-RAN(NextGeneration RAN)と称し、核心網技術は5GSystemCoreと称する。
【0062】
Mobility Restriction Areaとは、端末の位置によってセッションを確立してデータを取り交わすことができるallowed area、セッションを確立することができなく制御シグナリングだけ可能なnon-allowed area、及びすべての移動通信サービスが不可能なforbidden areaから構成されたarea情報のセットを意味する。
【0063】
移動通信事業者は端末に提供するサービス別で他のNetwork Sliceを構成することができ、当該Network Slice別で他のMobility Restriction Areaを提供することができる。例えば、Mobile Broadband サービスとIoTサービスを提供する移動通信事業者は2つのサービスをそれぞれ異なるNetwork Sliceから構成してサービスを提供することができる。移動通信事業者はMobile BroadbandのためにはMobility Restriction Areaを介して広い地域で端末がサービスを受けることができるように制限することができ、IoTのためには特定地域で端末がデータ送受信サービスを受けることができるようにMobility Restriction Areaを適用することができる。
【0064】
<第2実施形態>
本第2実施形態を具体的に説明するにおいて用いられる接続ノード(node)を識別するための用語、網客体(networkentity)を指称する用語、メッセージを指称する用語、網客体の間インターフェースを指称する用語、多様な識別情報を指称する用語などは説明の便宜のために例示されたことである。したがって、本発明が後述される用語に限定されるのではなく、同等な技術的意味を有する対象を指称する他の用語が用いられることができる。
【0065】
以下、説明の便宜のために、本発明は5Gシステムに対する規格で定義する用語と名称を用いる。しかし、本発明が前記用語及び名称によって限定されるのではなく、他の規格によるシステムにも同様に適用されることができる。また、non-3gpp accessはWiFiを通じるaccessを含んで5Gを通じるaccessを除いた他のaccessに対しても同様に適用されることができる。
【0066】
図11は、本発明の実施形態による端末が3gpp accessとnon-3gpp accessを介して接続時、3gpp accessのPLMNとN3IWFのPLMNが同一な場合にcommon AMFを用いるセルラー網構造の例を示す。
【0067】
図11を参考すれば、端末(又はUE)1101が3gpp accessすなわち、5GRAN1102を介して5Gコアネットワークに接続する同時に、端末1101がnon-3gpp access1103を介して5Gコアネットワークに接続をする時、このために端末1101が選択したN3IWF1104が3gpp accessと同一なPLMNにある場合、同一なcommon AMF1105を選択する場合として、どんなにcommon AMFを選択するかに対する状況は追後に説明する。
【0068】
ここで、N3IWF1104はnon-3gpp access1103と5Gコアネットワークの円滑な連動のために定義する5Gコアネットワーク装備として、non-3gpp access1103を介して送受信されるNASメッセージ又はdataをforwardingする役目を担当するentityとしてngPDGと呼んだりする。
【0069】
図12は、本発明の実施形態による端末が3gpp accessとnon-3gpp accessを介して接続時、3gpp accessのPLMNとN3IWFのPLMNが異なる場合にそれぞれ異なるAMFを用いるセルラー網構造の例を示す。
【0070】
図12を参考すれば、端末(又はUE)1201が3gpp access、すなわち、5GRAN1202を介して5Gコアネットワークに接続する同時に、端末1201がnon-3gpp access1203を介して5Gコアネットワークに接続をする時、このために端末1201が選択したN3IWF1204が3gpp access、すなわち、5GRAN1202と異なるPLMNにある状況などの互いに異なるAMF(1205、1206)を選択する場合として、どんなにAMFを選択するかに対する状況は追後に説明する。
【0071】
図13は、本発明の実施形態による3gpp accessに接続された端末がnon-3gpp accessを介して5Gネットワークに接続する時のAMFを選択する過程を示す。
【0072】
図13を参考すれば、端末1301が5Gネットワークに成功的にregistrationをした時、当該serving AMF1303から端末1301に対するtemporary UE IDが割り当てられる(1311段階)。ここで、temporary UE IDは端末1301がaccessするPLMNの情報又は前記serving AMF1303が属しているAMFのgroupのID又は前記serving AMF1303のIDうちの一部又は全部と共にAMFが端末1301で割り当てられるtemporary value値から構成される。前記temporary UE IDはLTEシステムの場合、GUTI(globallyuniquetemporaryidentity)に対応されるIDである。端末1301は前記temporary UE IDと共に接続AMF1303でのnetwork capabilityを含むこともできる。前記network capabilityはAMF1303で提供することができるservice typeに対する情報も含まれることができる。
【0073】
3gpp accessを通じる5Gネットワークにregistrationした端末1301がWiFiなどのpnon-3gpp accessを見つけて(1313段階)、non-3gpp accessを介して5Gネットワークに接続しようとする場合に端末1301はN3IWF1302をdiscoveryとselectionする(1314段階)。前記端末1301がN3IWF1302をdiscoveryとselectionする方案はLTEシステムの場合、端末がePDGを選択するための方案と同一な方法を用いることができる(TS23.402参照)。
【0074】
1315段階で3gpp accessで選択したPLMNと上記で選択されたN3IWFが属しているPLMN互いに比べる。前記PLMNが互いに同一な場合、端末1301は前記N3IWF1302がAMFを選択するための情報であるrouting informationを以前3gppregistration段階で割り当てられたtemporary UE ID又はtemporary UE IDの一部分にセッティングする。例えば、temporary UE IDの一部とは、PLMNID又は前記serving AMF1303が属しているAMFのgroupのID又は前記serving AMFのIDのうちの一部又は全部を含むことができる。
【0075】
一方に、3gpp accessで選択したPLMNと選択されたN3IWFが属しているPLMNが互いに異なる場合にはrouting informationに何の値もセッティングしないか、null値をセッティングする(1316段階)。
【0076】
端末1301は前記1316段階で生成したrouting informationをattachのためのregistration requestメッセージと共にN3IWF1302に送信して(1317段階)、前記受信されたrouting informationを用いて前記N3IWF1302はAMF1304を選択する(1318段階)。前記registration requestメッセージは3gpp accessを介して受けたtemporary UE IDを含むことができる。さらに、前記temporary UE IDが現在3gpp accessを介して接続しているAMFから割り当てられたことを示すか、他のaccessを通じるregistrationが既にあるということを通知するためのindicationを含むこともできる。
【0077】
N3IWF1302はrouting informationに前記serving AMF1303のIDが含まれている場合にはnon-3gpp accessのためのAMFをselectionする時、前記serving AMF1303を選択する。
【0078】
一方に、routing informationに前記serving AMF1303のID無しにserving AMF1303が属したAMFgroupのIDが含まれている場合に、non-3gpp accessのためのAMFをselectionを介して前記serving AMF1303と異なるAMF1304が選択されると、前記選択されたAMFは端末のregistration requestメッセージに含まれているtemporary UE IDを参考して前記serving AMF1303のIDを探索した後、前記registration requestメッセージを前記serving AMF1303でredirectionして同一なcommon AMFが選択されるようにできる。
【0079】
前記routing informationに前記serving AMF1303のIDを探索に十分な情報がない場合にはdefaultAMFを選択することもできる。この時、defaultAMFは必要によって端末のregistration requestメッセージに含まれているtemporary UE IDを参考して前記serving AMF1303のIDを探索した後、前記registration requestメッセージを前記serving AMF1303で redirectionして同一なcommon AMFが選択されるようにできる。
【0080】
以後、選択されたAMFを介して前記端末のnon-3gpp accessを通じるregistration過程を行う。
【0081】
図14は、本発明のまた他の実施形態による3gpp accessに接続された端末がnon-3gpp accessを介して5Gネットワークに接続する時のAMFを選択する過程を示す。
【0082】
図14を参考すれば、端末1401が5Gネットワークに成功的にregistrationをした時、当該serving AMF1403から端末に対するtemporary UE IDを割り当てられる(1411段階)。ここで、temporary UE IDは端末1401がaccessするPLMNの情報又は前記serving AMF1403が属しているAMFのgroupのID又は前記serving AMF1403のIDのうちの一部又は全部と共にAMF1403が端末で割り当てられるtemporaryvalue値から構成される。前記temporary UE IDはLTEシステムの場合、GUTIに対応されるIDである。端末1401は前記temporary UE IDと共に接続AMF1403でのnetwork capabilityを含むこともできる。前記network capabilityはAMF1403で提供することができるservice typeに対する情報も含まれることができる。
【0083】
3gpp accessを通じる5Gネットワークにregistrationした端末1401がWiFiなどのnon-3gpp accessを見つけて(1413段階)、non-3gpp accessを介して5Gネットワークに接続しようとする場合に端末はN3IWF1402をdiscoveryとselectionする(1414段階)。前記端末1401がN3IWF1402をdiscoveryしてselectionする方案はLTEシステムの場合、端末がePDGを選択するための方案と同一な方法を用いることができる(TS23.402参照)。
【0084】
3gpp accessで選択したPLMNと選択されたN3IWFが属しているPLMNを互いに比べる(1415a段階)。さらに、端末1401は前記serving AMF1403が端末1401がnon-3gpp accessを介してリクエストしようとするservice typeをsupportするかを前記1411段階で受信したnetwork capability情報を介して判断する(1415b段階)。
【0085】
前記PLMNが互いに同一で、前記serving AMF1403が端末1401がnon-3gpp accessを介してリクエストしようとするservice typeをsupportする場合、端末1401は前記N3IWF1402がAMFを選択するための情報であるrouting informationを以前3gpp registration段階で割り当てられたtemporary UE ID又はtemporary UE IDの一部分でセッティングする。例えば、temporary UE IDの一部とは、PLMNID又は前記serving AMF1403が属しているAMFのgroupのID又は前記serving AMFのIDのうちの一部又は全部を含むことができる。
【0086】
一方に、3gpp accessで選択したPLMNと選択されたN3IWF1402が属しているPLMNが互いに異なるか、前記serving AMF1403が端末1401がnon-3gpp accessを介してリクエストしようとするservice typeをサポートしない場合にはrouting informationで前記non-3gpp accessを介してリクエストしようとするservice typeをセッティングする(1416)。
【0087】
端末1401は前記1416段階で生成したrouting informationをattachのためのregistration requestメッセージと共にN3IWF(1402)に送信して(1417段階)、前記受信されたrouting informationを用いて前記N3IWF1402はAMF1404を選択する(1418段階)。前記registration requestメッセージは3gpp accessを介して受けたtemporary UE IDを含むことができる。さらに、前記temporary UE IDが現在3gpp accessを介して接続しているAMFから割り当てられたことを示すか、他のaccessを通じるregistrationが既にあるということを通知するためのindicationを含むこともできる。
【0088】
N3IWF1402はrouting informationに前記serving AMF1403のIDが含まれている場合にはnon-3gpp accessのためのAMFをselectionする時、前記serving AMF1403を選択する。
【0089】
一方に、routing informationに前記serving AMF1403のIDなしにserving AMF1403が属したAMFgroupのIDが含まれている場合に、non-3gpp accessのためのAMFをselectionを介して前記serving AMF1403と異なるAMF1404が選択されると、前記選択されたAMFは端末1401のregistration requestメッセージに含まれているtemporary UE IDを参考して前記serving AMF1403のIDを探索した後、前記registration requestメッセージを前記serving AMF1403でredirectionして同一なcommon AMFが選択されるようにできる。
【0090】
前記routing informationにnon-3gpp accessを介してリクエストしようとするservice typeが含まれた場合には3gpp accessのserving AMF1403と別に前記service typeをサービスすることができる適当なAMFを選択することもできる。
【0091】
以後、選択されたAMFを介して前記端末1401のnon-3gpp accessを通じるregistration過程を行う。
【0092】
図15は、本発明の実施形態によるnon-3gpp accessに接続された端末が3gpp accessを介して5Gネットワークに接続する時のAMFを選択する過程を示す。
【0093】
図15を参考すれば、端末1501がnon-3gpp accessを介して5Gネットワークに成功的にregistrationをした時、当該serving AMF1503から端末1501に対するtemporary UE IDを割り当てられる(1511段階)。ここで、temporary UE IDは端末1501がaccessする前記serving AMF1503のPLMN情報又は前記serving AMF1503が属しているAMFのgroupのID又は前記serving AMF1503のIDのうちの一部又は全部と共にAMF1503が端末1501で割り当てられるtemporaryvalue値から構成される。前記temporary UE IDはLTEシステムの場合、GUTIに対応されるIDである。端末1501は前記temporary UE IDと共に接続AMF1503でのnetwork capabilityを含むこともできる。前記network capabilityはAMF1503で提供することができるservice typeに対する情報も含まれることができる。
【0094】
non-3gpp accessを通じる5Gネットワークにregistrationした端末1501が3gppcoverageに入って(1513段階)、3gpp accessを介して5Gネットワークに接続するためにPLMNselectionする(1514段階)。
【0095】
non-3gpp accessが選択したN3IWFのPLMNと3gpp accessのために選択したPLMNを互いに比べる(1515段階)。前記PLMNが互いに同じな場合、端末1501はRAN1502がAMFを選択するための情報であるrouting informationを以前non-3gppregistration段階で割り当てられたtemporary UE ID又はtemporary UE IDの一部分にセッティングする。例えば、temporary UE IDの一部とは、PLMNID又は前記serving AMF1503が属しているAMFのgroupのID又は前記serving AMFのIDのうちの一部又は全部を含むことができる。
【0096】
一方に、3gpp accessで選択したPLMNと選択されたnon-3gpp accessのためのN3IWFが属しているPLMNが互いに異なる場合にはrouting informationに何の値もセッティングしないか、null値をセッティングする(1516段階)。
【0097】
端末1501は前記1516段階で生成したrouting informationをattachのためのregistration requestメッセージと共にRAN1502に送信して(1517段階)、前記受信されたrouting informationを用いて前記RAN1502はAMF1504を選択する(1518段階)。前記registration requestメッセージはnon-3gpp accessを介して受けたtemporary UE IDを含むことができる。さらに、前記temporary UE IDが現在non-3gpp accessを介して接続しているAMFから割り当てられたことを示すか、他のaccessを通じるregistrationが既にあるということを通知するためのindicationを含むこともできる。
【0098】
RAN1502はrouting informationに前記serving AMF1503のIDが含まれている場合には3gpp accessのためのAMFをselectionする時、前記serving AMFを選択するようにする。
【0099】
一方に、routing informationに前記serving AMF1503のID無しにserving AMF1503が属したAMFgroupのIDが含まれている場合に、3gpp accessのためのAMFをselectionを介して前記serving AMF1503と異なるAMF1504が選択されると、前記選択されたAMF1504は端末のregistration requestメッセージに含まれているtemporary UE IDを参考して前記serving AMF1503のIDを探索した後、前記registration requestメッセージを前記serving AMF1503でredirectionして同一なcommon AMFが選択されるようにできる。
【0100】
前記routing informationに前記serving AMF1503のIDを探索に十分な情報がない場合にはdefaultAMFを選択することもできる。この時、defaultAMFは必要によって端末のregistration requestメッセージに含まれているtemporary UE IDを参考して前記serving AMF1503のIDを探索した後、前記registration requestメッセージを前記serving AMF1503で redirectionして同一なcommon AMFが選択されるようにできる。
【0101】
以後、選択されたAMFを介して前記端末の3gpp accessを通じるregistration過程を行うようになる。
【0102】
図16は、本発明のまた他の実施形態によるnon-3gpp accessに接続された端末が3gpp accessを介して5Gネットワークに接続する時のAMFを選択する過程を示す。
【0103】
図16を参考すれば、端末1601がnon-3gpp accessを介して5Gネットワークに成功的にregistrationをした時、当該serving AMF1603から端末1601)に対するtemporary UE IDを割り当てられる(1611段階)。ここでtemporary UE IDは端末1601がaccessする前記serving AMF1603のPLMNの情報又は前記serving AMF1603が属しているAMFのgroupのID又は前記serving AMF1603のIDのうちの一部又は全部と共にAMF1603が端末1601で割り当てられるtemporaryvalue値から構成される。前記temporary UE IDはLTEシステムの場合、GUTIに対応されるIDである。端末1601は前記temporary UE IDと共に接続AMF1603でのnetwork capabilityを含むこともできる。前記network capabilityはAMF1603で提供することができるservice typeに対する情報も含まれることができる。
【0104】
一方、non-3gpp accessを通じる5Gネットワークにregistrationした端末1601が3gppcoverageに入って(1613段階)、3gpp accessを介して5Gネットワークに接続するためにPLMNselectionする(1614段階)。
【0105】
この時、non-3gpp accessが選択したN3IWFのPLMNと3gpp accessのために選択したPLMNを互いに比べる(1615a段階)。
【0106】
また、端末1601は前記serving AMF1603が端末1601が3gpp accessを介してリクエストしようとするservice typeをsupportするかを前記1611段階で受信したnetwork capability情報を介して判断する(1615b段階)。
【0107】
前記PLMNが互いに同一で、前記serving AMF1603が端末1603が3gpp accessを介してリクエストしようとするservice typeをsupportする場合、端末1601はRAN1602がAMFを選択するための情報であるrouting informationを以前non-3gppregistration段階で割り当てられたtemporary UE ID又はtemporary UE IDの一部分にセッティングする(1616段階)。例えば、temporary UE IDの一部は、PLMNID又は前記serving AMF1603が属しているAMFのgroupのID又は前記serving AMFのIDのうちの一部又は全部を含むことができる。
【0108】
一方に、3gpp accessが選択したPLMNとnon-3gpp accessに対して選択されたN3IWFが属しているPLMNが互いに異なるか、前記serving AMF1603が端末1601が3gpp accessを介してリクエストしようとするservice typeをサポートしない場合にはrouting informationで前記3gpp accessを介してリクエストしようとするservice typeをセッティングする(1616段階)。
【0109】
端末1601は前記1616段階で生成したrouting informationをattachのためのregistration requestメッセージと共にRAN1602に送信して(1617段階)、前記受信されたrouting informationを用いて前記RAN1602はAMF1604を選択する(1618段階)。前記registration requestメッセージはnon-3gpp accessを介して受けたtemporary UE IDを含むことができる。さらに、前記temporary UE IDが現在non-3gpp accessを介して接続しているAMFから割り当てられたことを示すか、他のaccessを通じるregistrationが既にあるということを通知するためのindicationを含むこともできる。
【0110】
RAN1602はrouting informationに前記serving AMF1603のIDが含まれている場合には3gpp accessのためのAMFをselectionする時、前記serving AMF1603を選択するようにする。
【0111】
一方に、routing informationに前記serving AMF1603のIDなしにserving AMF1603が属したAMFgroupのIDが含まれている場合に、3gpp accessのためのAMFをselectionを介して前記serving AMF1603と異なるAMF1604が選択されると、前記選択されたAMF1604は端末のregistration requestメッセージに含まれているtemporary UE IDを参考して前記serving AMF1603のIDを探索した後、前記registration requestメッセージを前記serving AMF1603でredirectionして同一なcommon AMFが選択されるようにできる。
【0112】
前記routing informationに3gpp accessを介してリクエストしようとするservice typeが含まれた場合にはnon-3gpp accessのserving AMF1603と別に前記service typeをサービスできる適当なAMFを選択することもできる。
【0113】
以後、選択されたAMFを介して前記端末の3gpp accessを通じるregistration過程を行う。
【0114】
<第3実施形態>
本第3実施形態を具体的に説明するにおいて用いられる接続ノード(node)を識別するための用語、網客体(networkentity)らを指称する用語、メッセージを指称する用語、網客体の間インターフェースを指称する用語、多様な識別情報を指称する用語などは説明の便宜のために例示されたことである。したがって、本発明が後述される用語に限定されるのではなく、同等な技術的意味を有する対象を指称する他の用語が用いられることができる。
【0115】
以下、説明の便宜のために、本発明は5Gシステムに対する規格で定義する用語と名称を用いる。しかし、本発明が前記用語及び名称によって限定されるのではなく、他の規格によるシステムにも同様に適用されることができる。
【0116】
図17は、本発明の実施形態によって、(R)ANノードとAMFの間の網構造の例を示す。ここで、(R)ANノードは3gpp accessの場合にはRANノード、すなわち、基地局に該当し、non-3gpp accessの場合にはN3IWFに該当する。
【0117】
特に、
図17は本実施形態は移動通信網で端末が5G網に接続してregistration requestメッセージ等のinitialNASメッセージを送信する場合に、RANノードが前記initialNASメッセージをフォワーディングする適当なAMFを選択するための方法に対することである。さらに、
図17は前記AMFを選択する過程で端末と前記AMFとの連関性(stickiness or persistence)を取り除くための網構成方案に対することである。
【0118】
図17を参考すれば、AMF(AMF1-9)は、各自がサービスすることができるservice typeの種類によって、同一なサービスが可能な端末同士のAMFgroup(AMFgroup1-3)を生成するようになり、各AMFgroupはAMFgroupに属したすべてのAMFが扱うUE statusなどのUE contextなどの情報を記憶するAMGgroup database(DB)を有する。そして、(R)ANノード1702は各AMFgroupのAMFとpreconfiguredされたconnection(例えば、EPC(evolved packet core)網のS1-MME(mobility management entity)connectionのような概念)を有する。AMFgroupのAMFはいずれも同一な(R)ANノード1702とconnectionを有する。
【0119】
各AMFはUE1701のcontextが追加されたりアップデートされたり消される場合に端末1701のstatusを含めてAMFgroupのdatabaseに記録する。
【0120】
PDU(packet data unit)sessionがsetupする過程で前記AMFは適当なSMFを選択し、前記SMFは適当なUPFを選択してdataを送信するための(R)ANノード1702とUPFの間のtunnelを生成する。
【0121】
図18は、本発明の実施形態によって、端末がinitialNASメッセージを送信する時、(R)ANノードが適当なAMFを選択する過程を示す。
【0122】
図18を参考すれば、端末1801が5Gコアネットワークに接続するためにinitialNASメッセージを生成する(1811段階)。前記initialNASメッセージは、例えば、registrationをするためのattachrequestメッセージ又はTAU(tracking area update)requestメッセージ又はregistration requestメッセージ又はservice requestメッセージなどに該当する。端末1801は生成されたinitialNASメッセージを(R)ANノード1802が適当なAMFで送信するようにrouting informationを含むことができる。
【0123】
1812段階で、前記routing informationは端末1801が現area(例えば、TAI(tracking area identifier)list)に予め登録されている場合に以前登録過程でAMFが割り当てられたtemporary UE IDの全部又はtemporary UE IDの一部分、例えば、PLMNID又はAMFgroupID又はAMFIDの一部又は全部がrouting informationで用いられる。もし、端末1801が現area(例えば、TAIlist)に予め登録されていない場合に端末1801はrouting informationとして端末1801が望むservice typeをrouting informationにセッティングすることもできる。
【0124】
端末1801は前記routing informationと共にinitialNASメッセージを(R)ANノード1802に伝達する(1813段階)。前記(R)ANノード1802は3gpp accessの場合にはRAN、すなわち、基地局を意味し、non-3gpp accessの場合にはN3IWFを意味する。
【0125】
前記(R)ANノード1802は受信されたrouting informationがtemporary UE IDであるかtemporary UE IDの一部であるかを判断する(1814段階)。もし、該当する場合には当該routing informationからAMFgroupIDを抽出する。一方に、該当さらない場合には端末1801がリクエストしたrequesting service typesに対してassociateされているAMFgroupを選択してAMFgroupIDを獲得する。requesting service typesをいずれもサポートするAMFgroupがない場合には次善に一部service typeをサポートするAMFgroupを選択したり、defaultAMFgroupを選択することもできる(1815段階)。(R)ANノード1802は前記選択されたAMFgroupのAMFのうちの端末1801のlocation情報又はAMFの間のload情報等を参照して適当なAMFを選択して(1816段階)、選択されたAMFで前記initialNASメッセージを送信する(1817段階)。前記AMF1803はinitialNASmessageにtemporary UE IDが含まれている場合に、AMFgroupdatabase1804に当該UEのcontextをリクエストして受信する。1818段階で、UE contextrequestメッセージはtemporary UE IDと共にどんな用途のためのことであるかに対する事項を共に伝達することができる。1819段階でその応答でAMFgroupdatabase1804は端末1801のstatusを含むUEのcontext情報を前記AMF1803に送信する。前記UEのcontext情報には端末認証のための情報が含まれることができる。
【0126】
前記受信されたUE contextに基づいて、AMF1803はinitialNASmessageを処理して(1820段階)、必要にしたがって処理結果が端末1801に伝達することができる(1821段階)。さらに、initialNASmessageを処理過程でUE context及びUE statusが変更される場合にはAMFgroupdatabase1804にupdateされた情報を通知される(1822段階、1823段階、1824段階)。
【0127】
図19は、本発明の実施形態によって、IDLEモードにある端末にpagingを送信するためにSMFがAMFを選択する過程を示す。
【0128】
図19を参考すれば、端末が5Gネットワークに成功的にregistrationした後、idlemodeに入る状況で(1911段階)、UPF1901にdownlink dataが到着した場合(1912段階)に、前記UPF1901はSMF1902にdownlinkdatanotificationメッセージを送信して端末にdataが到着したことを通知する(1913段階)。前記downlink data notificationはPDUsessionID又はUE IDのうちの一部又は全部を含むこともできる。前記UE IDは予め割り当てられたtemporary UE ID又は端末のpermanentID、例えば、IMSI情報等が用いられることができる。
【0129】
前記downlink data notificationを受信したSMF1902は当該端末に対してAMFとconnectionがあるか否かを確認する(1914段階)。もし、connectionがない場合にはSMF1902が有している端末のtemporary UE IDからAMFgroupIDを選択し、選択されたAMFgroupIDに属しているAMFのうちの一つのAMFを選択する(1915段階)。しかし、connectionがある場合にはconnectionを有しているAMFを選択する。
【0130】
選択されたAMF1(1903)に前記SMF1902はpaging requestメッセージを送信して当該端末にdownlink dataが発生したことを通知することができる(1916段階)。この時、前記paging requestメッセージはtemporary UE ID外にdownlinkdataが到着したPDUsessionIDも含むこともできる。
【0131】
前記paging requestメッセージを受信したAMF1(1903)はAMFgroupdatabase1904にtemporary UE IDに該当するUE contextをリクエストして受信する(1917段階、1918段階)。この時、前記AMF1(1903)はUE context requestメッセージにtemporary UE IDだけでなくPDUsessionに対するpagingのためのことであることをPDU sessionIDと共に通知して前記AMFgroup database1904がUE contextと共にUE statusをアップデートすることができる(1917段階、1919段階)。
【0132】
UE contextを受信した前記AMF1(1903)はRANを介してUE pagingを行う(1920段階)。前記UE pagingを受信した端末は
図18で提供する方法を介してinitial NASメッセージを送信し、適当なAMF2(1905)はinitial NASメッセージを受信して(1921段階)、initial NASメッセージに含まれたtemporary UE IDを用いてAMFgroup database1904にUE contextをリクエストして受信する(1922段階、1923段階)。前記AMF2(1905)はAMFgroupdatabase1904からUE contextと共にUE status、すなわち、PDU sessionに対するpagingが進行中であるという状況を認識し、当該PDUセッションに対してpendingされたdownlink dataを送信するためのtunnelをsetupしてdataをforwardingする(1924段階)。もちろん、これによるUE status変更はAMFが前記AMFgroupdatabaseに通知してpagingが終了されてconnectedmodeで転換されたとUE contextをアップデートする。
【0133】
図20は、本発明の一実施形態による端末の構成を示す図面である。
【0134】
図20を参考すれば、本発明の一実施形態による端末は、送受信部2010及び端末の全般的な動作を制御する制御部2020を含むことができる。そして、前記送受信部2010は送信部2013及び受信部2015を含むことができる。
【0135】
送受信部2010は、他のネットワークエンティティーと信号を前記送信部2013及び受信部2015を介して送受信することができる。
【0136】
制御部2020は、上述した実施形態のうちのいずれか1つの動作を行うように端末を制御することができる。例えば、制御部2020はAMFを識別するための第1情報及び前記端末によってリクエストされたサービスタイプの第2情報のうちの少なくとも一つを含む第1メッセージを第1基地局に送信し、前記第1メッセージの応答で第2メッセージをAMFから受信することができる。
【0137】
一方、前記制御部2020及び送受信部2010は、必ず別途のモジュールで具現されなければならないのではなく、単一チップのような形態で一つの構成部で具現されることができることは勿論である。そして、前記制御部2020及び送受信部2010は電気的に接続されることができる。そして、例えば、制御部2020は回路(circuit)、アプリケーション特定(application-specific)回路、又は少なくとも一つのプロセッサ(processor)であれば良い。さらに、端末の動作は当該プログラムコードを記憶したメモリー装置を端末内の任意の構成部に備えることによって実現されることができる。
【0138】
さらに、本発明の一実施形態による端末は記憶部2030をさらに含むことができる。前記記憶部2030は前記送受信部2010を介して送受信される情報及び/又は制御部2010を介して生成される情報のうちの少なくとも一つを記憶することができる。
【0139】
図21は、本発明の一実施形態による基地局の構成を示す図面である。
【0140】
図21を参考すれば、本発明の一実施形態による基地局は、送受信部2110及び基地局の全般的な動作を制御する制御部2120を含むことができる。そして、前記送受信部2110は送信部2113及び受信部2115を含むことができる。
【0141】
送受信部2110は、他のネットワークエンティティーと信号を前記送信部2113及び受信部2115を介して送受信することができる。
【0142】
制御部2120は、上述した実施形態のうちのいずれか一つの動作を行うように基地局を制御することができる。例えば、前記制御部2120は端末からAMFを識別するための第1情報及び前記端末によってリクエストされたサービスタイプの第2情報のうちの少なくとも一つを含む第1メッセージを受信し、前記第1情報及び前記第2情報に基づいてAMFセット(set)を選択し、前記選択されたAMFセットでAMFを選択することができる。
【0143】
一方、前記制御部2120及び送受信部2110は必ず別途のモジュールで具現されなければならないのではなく、単一チップのような形態で一つの構成部で具現されることができることは勿論である。そして、前記制御部2120及び送受信部2110は電気的に接続されることができる。そして、例えば制御部2120は回路(circuit)、アプリケーション特定(application-specific)回路、又は少なくとも一つのプロセッサ(processor)であれば良い。さらに、基地局の動作は当該プログラムコードを記憶したメモリー装置を基地局内の任意の構成部に備えることによって実現することができる。
【0144】
さらに、本発明の一実施形態による基地局は記憶部2130をさらに含むことができる。前記記憶部2130は前記送受信部2110を介して送受信される情報及び/又は制御部2120を介して生成される情報のうちの少なくとも一つを記憶することができる。例えば、記憶部2130は前記送受信部2110を介して送受信される情報及び/又は制御部2110を介して生成される情報のうちの少なくとも一つを記憶することができる。
【0145】
図22は、本発明の一実施形態によるAMFの構成を示す図面である。
【0146】
図22を参考すれば、本発明の一実施形態によるAMFは、送受信部2210及びAMFの全般的な動作を制御する制御部2220を含むことができる。そして、前記送受信部2210は送信部2213及び受信部2215を含むことができる。
【0147】
送受信部2210は、他のネットワークエンティティーと信号を前記送信部2213及び受信部2215を介して送受信することができる。
【0148】
制御部2220は、上述した実施形態のうちのいずれか一つの動作を行うようにAMFを制御することができる。例えば、制御部2220は端末によってリクエストされたサービスの情報を含む端末から受信されたリクエストメッセージをrerouteすることを決定し、前記端末によってリクエストされた前記サービスを支援する他のAMFを選択し、前記リクエストメッセージを前記選択された他のAMFに送信することができる。
【0149】
一方、前記制御部2220及び送受信部2210は必ず別途のモジュールで具現されなければならないのではなく、単一チップのような形態で一つの構成部で具現されることができることは勿論である。
【0150】
そして、前記制御部2220及び送受信部2210は電気的に接続されることができる。そして、例えば制御部2220は回路(circuit)、アプリケーション特定(application-specific) 回路、又は少なくとも一つのプロセッサ(processor)であれば良い。さらに、AMFの動作は当該プログラムコードを記憶したメモリー装置をAMF内衣任意の構成部に備えることによって実現することができる。
【0151】
さらに、本発明の一実施形態によるAMFは記憶部2230をさらに含むことができる。前記記憶部2230は前記送受信部2210を介して送受信される情報及び/又は制御部2220を介して生成される情報のうちの少なくとも一つを記憶することができる。例えば、記憶部2230は前記送受信部2210を介して送受信される情報及び/又は制御部2210を介して生成される情報のうちの少なくとも一つを記憶することができる。
【0152】
上述した本発明の具体的な実施形態で、発明に含まれる構成要素は提示された具体的な実施形態によって単数又は複数で表現された。しかし、単数又は複数の表現は説明の便宜のために提示した状況に適合に選択されたもので、本発明が単数又は複数の構成要素に制限されるものではなく、複数に表現された構成要素と言っても単数で構成されるか、単数で表現された構成要素と言っても複数で構成されることができる。
【0153】
一方、本明細書及び図面に開示された本発明の実施形態は本発明の記述内容を容易に説明して本発明の理解を助けるために特定例を提示したものだけ、本発明の範囲を限定しようとするものではない。すなわち、本発明の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能ということは本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に自明なものである。また、前記それぞれの実施形態は必要により互いに組み合せて操作することができる。例えば、本発明の実施形態の一部分が互いに組み合せて基地局と端末が操作されることができる。さらに、前記実施形態はNRシステムを基準に提示されたが、FDD又はTDDLTEシステムなどの他のシステムにも前記実施形態の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能であろう。
【0154】
さらに、本明細書及び図面には本発明の好ましい実施形態対して開示し、たとえ特定用語が用いられたが、これはただ本発明の記述内容を容易に説明して発明の理解を助けるための一般的な意味で用いられるものだけ、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態外にも本発明の技術的思想に基づいて他の変形形態が実施可能ということは本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明なものである。
【符号の説明】
【0155】
101 端末
105 network
210 データベース
212 policycontrolfunction
450 Repository
530 redirectionメッセージ
540 応答メッセージ
630 redirectionリクエストメッセージ
640 応答メッセージ
730 redirectionリクエストメッセージ
740 応答メッセージ
801 端末
1101 端末
1201 端末
1301 端末
1401 端末
1501 端末
1601 端末
1801 端末
2010 送受信部
2013 送信部
2015 受信部
2020 制御部
2030 記憶部
2110 送受信部
2113 送信部
2115 受信部
2120 制御部
2130 記憶部
2210 送受信部
2213 送信部
2215 受信部
2220 制御部
2230 記憶部
【手続補正書】
【提出日】2022-06-03
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信システムの第1コアネットワークエンティティーによって行われる方法において、
リクエストされるネットワークスライスについての情報を含み、端末のためのアタッチ(attach)に関連したリクエストメッセージを基地局から受信する段階と、
前記リクエストされるネットワークスライスについての情報又は加入情報のうち少なくとも1つに基づいて、前記第1コアネットワークエンティティーが前記端末をサービング(serving)することが適切であるか判断する段階と、
前記リクエストされるネットワークスライスについての情報又は前記加入情報のうち少なくとも1つに基づいて、前記第1コアネットワークエンティティーが前記端末をサービングすることが適切ではないと判断された場合、前記端末をサービングするために必要な性能を有している第2コアネットワークエンティティーについての情報をリクエストする第1メッセージをNRF(network repository function)に送信する段階と、
前記第2コアネットワークエンティティーについての情報を含む第2メッセージを前記送信された第1メッセージに対する応答として前記NRFから受信する段階と、
前記リクエストメッセージ及び前記基地局に関連した終端点(terminating point)のための情報を含む第3メッセージを前記第2コアネットワークエンティティーに送信する段階と、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記第3メッセージは、許容されるネットワークスライスについての情報をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
応答メッセージは、前記第2コアネットワークによって前記基地局に送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記加入情報は、加入したネットワークスライスについての情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
通信システムの第1コアネットワークエンティティーにおいて、
送受信部と、
制御部と、
を含み、
前記制御部は、
リクエストされるネットワークスライスについての情報を含み、端末のためのアタッチ(attach)に関連したリクエストメッセージを基地局から受信し、
前記リクエストされるネットワークスライスについての情報又は加入情報のうち少なくとも1つに基づいて、前記第1コアネットワークエンティティーが前記端末をサービング(serving)することが適切であるか判断し、
前記リクエストされるネットワークスライスについての情報又は前記加入情報のうち少なくとも1つに基づいて、前記第1コアネットワークエンティティーが前記端末をサービングすることが適切ではないと判断された場合、前記端末をサービングするために必要な性能を有している第2コアネットワークエンティティーについての情報をリクエストする第1メッセージをNRF(network repository function)に送信し、
前記第2コアネットワークエンティティーについての情報を含む第2メッセージを前記送信された第1メッセージに対する応答として前記NRFから受信し、
前記リクエストメッセージ及び前記基地局に関連した終端点(terminating point)のための情報を含む第3メッセージを前記第2コアネットワークエンティティーに送信する
ように制御することを特徴とする第1コアネットワークエンティティー。
【請求項6】
前記第3メッセージは、許容されるネットワークスライスについての情報をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の第1コアネットワークエンティティー。
【請求項7】
応答メッセージは、前記第2コアネットワークによって前記基地局に送信されることを特徴とする請求項5に記載の第1コアネットワークエンティティー。
【請求項8】
前記加入情報は、加入したネットワークスライスについての情報を含むことを特徴とする請求項5に記載の第1コアネットワークエンティティー。
【請求項9】
通信システムの基地局によって行われる方法において、
リクエストされるネットワークスライスについての情報を含み、端末のためのアタッチ(attach)に関連したリクエストメッセージを端末から受信する段階と、
前記リクエストされるネットワークスライスについての情報を含む前記リクエストメッセージを第1コアネットワークエンティティーに送信する段階と、
前記端末をサービングするために必要な性能を有している第2コアネットワークエンティティーから応答メッセージを受信する段階と、
を含み、
前記リクエストされるネットワークスライスについての情報又は加入情報のうち少なくとも1つに基づいて、前記第1コアネットワークエンティティーが前記端末をサービングすることが適切ではないと判断された場合、前記第1コアネットワークは、NRF(network repository function)から前記第2コアネットワークエンティティーについての情報を含む第1メッセージを受信し、
前記第2コアネットワークエンティティーについての情報に基づいて、前記基地局に関連した終端点(terminating point)のための情報を含む第2メッセージが前記第2コアネットワークエンティティーに送信され、
前記第2メッセージに基づいて前記応答メッセージが前記第2コアネットワークエンティティーから前記基地局に送信される
ことを特徴とする方法。
【請求項10】
前記第2メッセージは、許容されるネットワークスライスについての情報をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記加入情報は、加入したネットワークスライスについての情報を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項12】
通信システムの基地局において、
送受信部と、
制御部と、
を含み、
前記制御部は、
リクエストされるネットワークスライスについての情報を含み、端末のためのアタッチ(attach)に関連したリクエストメッセージを端末から受信し、
前記リクエストされるネットワークスライスについての情報を含む前記リクエストメッセージを第1コアネットワークエンティティーに送信し、
前記端末をサービングするために必要な性能を有している第2コアネットワークエンティティーから応答メッセージを受信するように制御し、
前記リクエストされるネットワークスライスについての情報又は加入情報のうち少なくとも1つに基づいて、前記第1コアネットワークエンティティーが前記端末をサービングすることが適切ではないと判断された場合、前記第1コアネットワークは、NRF(network repository function)から前記第2コアネットワークエンティティーについての情報を含む第1メッセージを受信し、
前記第2コアネットワークエンティティーについての情報に基づいて、前記基地局に関連した終端点(terminating point)のための情報を含む第2メッセージが前記第2コアネットワークエンティティーに送信され、
前記第2メッセージに基づいて前記応答メッセージが前記第2コアネットワークエンティティーから前記基地局に送信される
ことを特徴とする基地局。
【請求項13】
前記第2メッセージは、許容されるネットワークスライスについての情報をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の基地局。
【請求項14】
前記加入情報は、加入したネットワークスライスについての情報を含むことを特徴とする請求項12に記載の基地局。