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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022120225
(43)【公開日】2022-08-18
(54)【発明の名称】遠心分離機
(51)【国際特許分類】
   B04B 1/20 20060101AFI20220810BHJP
   B04B 11/02 20060101ALI20220810BHJP
   C02F 11/127 20190101ALI20220810BHJP
【FI】
B04B1/20
B04B11/02
C02F11/127
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021016992
(22)【出願日】2021-02-05
(71)【出願人】
【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
(71)【出願人】
【識別番号】505279215
【氏名又は名称】株式会社広島メタル&マシナリー
(74)【代理人】
【識別番号】110001298
【氏名又は名称】特許業務法人森本国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】名越 収二郎
(72)【発明者】
【氏名】田中 達也
(72)【発明者】
【氏名】松井 寛幸
(72)【発明者】
【氏名】山本 章裕
(72)【発明者】
【氏名】北風 俊哉
(72)【発明者】
【氏名】藤嶋 宏治
(72)【発明者】
【氏名】平野 勝也
(72)【発明者】
【氏名】上刎 正士
【テーマコード(参考)】
4D057
4D059
【Fターム(参考)】
4D057AA11
4D057AB01
4D057AC01
4D057AC06
4D057AD01
4D057AE03
4D057AF01
4D057BA11
4D057BC11
4D057BC16
4D059AA03
4D059BE38
4D059CB06
(57)【要約】
【課題】搬送性能および脱水性能を向上させることができる遠心分離機を提供する。
【解決手段】回転軸心廻りに回転するボウル106と、回転軸心方向でボウル106の一端側に設けた分離液排出口112と、回転軸心方向でボウル106の他端側に設けた脱水ケーキ排出口113と、ボウル106と同回転軸心廻りに所定の差速で回転するスクリューコンベア109を備え、スクリューコンベア109は、回転軸心方向に延びる内胴107と、内胴外周に螺旋状に設けられて脱水ケーキを脱水ケーキ排出口113に向けて掻き寄せる羽根108を有し、ボウル106は、ボウル内周面に抵抗部200を有し、抵抗部200がボウル内周面に接する脱水ケーキのボウル106の周方向の滑りに抗する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転軸心廻りに回転するボウルと、前記ボウルの回転軸心方向で前記ボウルの一端側に設けた分離水排出口と、前記ボウルの回転軸心方向で前記ボウルの他端側に設けた脱水ケーキ排出口と、前記ボウルと同回転軸心廻りに所定の差速で回転するスクリューコンベアを備え、
前記スクリューコンベアは、前記スクリューコンベアの回転軸心方向に延びる内胴と、内胴外周に螺旋状に設けられて脱水ケーキを前記脱水ケーキ排出口に向けて掻き寄せる羽根を有し、
前記ボウルは、ボウル内周面に抵抗部を有し、前記抵抗部が前記ボウル内周面に接する前記脱水ケーキの前記ボウルの周方向の滑りに抗することを特徴とする遠心分離機。
【請求項2】
前記抵抗部は、前記ボウル内周面の少なくとも脱水ケーキ排出口側に設けることを特徴とする請求項1に記載の遠心分離機。
【請求項3】
前記抵抗部は、前記ボウル内周面に形成する凹凸部からなることを特徴とする請求項1または2に記載の遠心分離機。
【請求項4】
前記抵抗部は、前記凹凸部が前記ボウル内周面の周方向で隣り合う凹部と凸部からなり、前記凸部が前記ボウルの回転軸心方向に連続する山状をなし、前記凹部が前記ボウルの回転軸心方向に連続する谷状をなすことを特徴とする請求項3に記載の遠心分離機。
【請求項5】
前記抵抗部は、前記凹凸部の凸部または凹部の前記ボウルの回転軸心方向に沿った側面が前記ボウル内周面に対して60°以上の傾斜面をなすことを特徴とする請求項4に記載の遠心分離機。
【請求項6】
前記抵抗部は、前記凹凸部の凸部がフラットバーからなることを特徴とする請求項4に記載の遠心分離機。
【請求項7】
前記抵抗部は、前記凹凸部が前記ボウル内周面の周方向で隣り合う凹部と凸部からなり、前記凸部が前記ボウルの回転軸心方向において間欠的に隆起することを特徴とする請求項3に記載の遠心分離機。
【請求項8】
前記抵抗部は、前記凹凸部が前記ボウル内周面の周方向で隣り合う凹部と凸部からなり、前記凹部が前記ボウルの回転軸心方向において間欠的に陥没することを特徴とする請求項3に記載の遠心分離機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は遠心分離機に関し、搬送性能および脱水性能の向上に貢献する技術に係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば下水処理過程で発生する汚泥を処理する装置として、遠心脱水機や遠心濃縮機等の遠心分離機がある。
【0003】
遠心脱水機は、汚泥を高速回転させることで、固形分と水分を比重差によって分離し、脱水するものである。例えば特許文献1に記載するものは、処理対象汚泥を遠心力で分離液と脱水ケーキに固液分離するボウルと、回転軸心方向でボウルの一端側に設けた分離液排出口と、他端側に設けた脱水ケーキ排出口と、ボウルと同回転軸心廻りに回転してボウルの内周面上で脱水ケーキを脱水ケーキ排出口に向けて移送するスクリューコンベアを備えており、スクリューコンベアは、回転軸心方向に沿って延びる内胴と、内胴外周に螺旋状に設けられた羽根を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2017-131847
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
遠心脱水機において、スクリューコンベアは、実負荷運転中に脱水ケーキと共回りする傾向が搬送性能を低下させる要因をなし、遠心分離機の処理能力の低下、分離液の水質の悪化などの問題が生じる場合がある。
【0006】
特に、低含水率の脱水ケーキはスクリューコンベアの羽根との摩擦力が大きくなり、脱水ケーキが羽根と共回りし易くなる。共回りの事象の下では、羽根の回転による回転軸心方向への脱水ケーキの送り速度が大きく減少して脱水ケーキがボウル内に停滞し、実際の送り速度と定格送り速度との差が大きくなる。
【0007】
このため、上述した先行技術では、ボウルとスクリューコンベアが炭素繊維強化プラスチックからなり、羽根が処理対象汚泥に接する汚泥摺接面に共回りを防止する摩擦軽減手段を有している。
【0008】
本発明は上記した課題を解決するものであり、搬送性能および脱水性能を向上させることができる遠心分離機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の遠心分離機は、回転軸心廻りに回転するボウルと、前記ボウルの回転軸心方向で前記ボウルの一端側に設けた分離水排出口と、前記ボウルの回転軸心方向で前記ボウルの他端側に設けた脱水ケーキ排出口と、前記ボウルと同回転軸心廻りに所定の差速で回転するスクリューコンベアを備え、前記スクリューコンベアは、前記スクリューコンベアの回転軸心方向に延びる内胴と、内胴外周に螺旋状に設けられて脱水ケーキを前記脱水ケーキ排出口に向けて掻き寄せる羽根を有し、前記ボウルは、ボウル内周面に抵抗部を有し、前記抵抗部が前記ボウル内周面に接する前記脱水ケーキの前記ボウルの周方向の滑りに抗することを特徴とする。
【0010】
本発明の遠心分離機において、前記抵抗部は、前記ボウル内周面の少なくとも脱水ケーキ排出口側に設けることを特徴とする。
【0011】
本発明の遠心分離機において、前記抵抗部は、前記ボウル内周面に形成する凹凸部からなることを特徴とする。
【0012】
本発明の遠心分離機において、前記抵抗部は、前記凹凸部が前記ボウル内周面の周方向で隣り合う凹部と凸部からなり、前記凸部が前記ボウルの回転軸心方向に連続する山状をなし、前記凹部が前記ボウルの回転軸心方向に連続する谷状をなすことを特徴とする。
【0013】
本発明の遠心分離機において、前記抵抗部は、前記凹凸部の凸部または凹部の前記ボウルの回転軸心方向に沿った側面が前記ボウル内周面に対して60°以上の傾斜面をなすことを特徴とする。
【0014】
本発明の遠心分離機において、前記抵抗部は、前記凹凸部の凸部がフラットバーからなることを特徴とする。
【0015】
本発明の遠心分離機において、前記抵抗部は、前記凹凸部が前記ボウル内周面の周方向で隣り合う凹部と凸部からなり、前記凸部が前記ボウルの回転軸心方向において間欠的に隆起することを特徴とする。
【0016】
本発明の遠心分離機において、前記抵抗部は、前記凹凸部が前記ボウル内周面の周方向で隣り合う凹部と凸部からなり、前記凹部が前記ボウルの回転軸心方向において間欠的に陥没することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施の形態における遠心分離機を示す断面図
図2】本発明の他の実施の形態における遠心分離機を示す断面図
図3】本発明のさらに実施の形態における遠心分離機を示す断面図
図4】本発明の実施の形態における抵抗部を示し、ボウルの回転軸心に直交する断面図
図5】同実施の形態の抵抗部の展開図
図6】本発明の実施の形態における他の実施例の抵抗部を示し、ボウルの回転軸心に直交する断面図
図7】同実施の形態の抵抗部の展開図
図8】本発明の実施の形態におけるさらに他の実施例の抵抗部を示し、ボウルの回転軸心に直交する断面図
図9】同実施の形態の抵抗部の展開図
図10】本発明の実施の形態におけるさらに他の実施例の抵抗部を示し、ボウルの回転軸心に直交する断面図
図11】同実施の形態の抵抗部の展開図
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の実施の形態に係る遠心分離機を図面に基づいて説明する。
(構造)
図1において、遠心分離機100は、直胴型をなし、円筒直胴状のボウル106とボウル106の内部に配置する内胴107とを同心状に有し、ボウル106が軸受け部105a、105bを介して内胴107の回転軸心方向の両端の回転軸部107a、107bを回転可能に支持しており、同心状に配置されたボウル106と内胴107は同じ回転軸心廻りに回転可能であり、油圧モータ(図示省略)により内胴107がボウル106に対して所定の差速で回転する。
【0019】
内胴107は内胴外周に回転軸心の周りに螺旋状に設けた羽根108を有してスクリューコンベア109を構成している。
【0020】
ボウル106は、回転軸心方向の一端側に分離液排出口112を有し、他端側に脱水ケーキ排出口113を有しており、内周面が回転軸心方向に伸びる円筒直胴状のボウル分離部130と、ボウル分離部130から脱水ケーキ排出口113に向けて内周面がテーパー状に狭まるボウル排出部140を有している。
【0021】
ボウル分離部130は、回転軸心方向の一端側が主として分離した水分の分離液が滞留する分離液領域部110であり、回転軸心方向の他端側が主として分離した固形分の脱水ケーキを移送する脱水ケーキ領域部111である。
【0022】
分離液排出口112は、ボウル106の回転軸心方向の一端側の端部壁の複数個所に設けており、回転軸心から等距離の位置に、かつ回転軸心廻りに所定間隔で配置している。各分離液排出口112には越流堰をなすダムプレート(図示省略)が各分離液排出口の開口の一部を覆って装着されている。
【0023】
ダムプレートは、ボウル106のボウル径方向における位置を調整することにより、分離液の上限水位となる分離液排出口112での堰高さを設定する。脱水ケーキ排出口113は回転軸心を中心とする放射状の複数個所に、かつ回転軸心廻りに所定間隔で配置されている。
【0024】
内胴107は、外周面が回転軸心方向に伸びる内胴分離部150と、外周面がボウルの他端側に向けてテーパー状に広がる内胴圧縮部160と、内胴圧縮部160から脱水ケーキ排出口113に向けて外周面がテーパー状に狭まる内胴排出部170を有する。
【0025】
ボウル排出部140の内周面と内胴排出部160の外周面の間が隘路の隙間排出部180をなし、隙間排出部180により脱水ケーキ領域部111と脱水ケーキ排出口113が連通している。
【0026】
ボウル106は、ボウル内周面に抵抗部200を有している。抵抗部200は、ボウル内周面に接する低含水率の脱水ケーキがボウル106の周方向に滑ることに対して抵抗として作用するものであり、ボウル内周面に形成する凹凸部からなる。本実施の形態では、抵抗部200をボウル内周面の回転軸心方向のほぼ全長にわたって形成しているが、抵抗部200はボウル内周面の少なくとも脱水ケーキ排出口側に設けるだけでも良い。
(実施例1)
抵抗部200は、例えば図4図5に示すように、凹凸部がボウル内周面の周方向で隣り合う凹部201と凸部202からなり、凸部202が回転軸心方向に連続する山状をなし、凹部201が回転軸心方向に連続する谷状をなす。ここでは、ボウル内周面の周方向における凸部202の天面203の幅が、凹部201の底面204の幅より狭く形成されている。
【0027】
凹部201と凸部202はボウル内周面にボウル106と一体的に、例えばスプライン状に形成することも可能であり、ボウル内周面に別途部材のフラットバーを固定することで凸部202を形成することも可能である。
【0028】
抵抗部200は、脱水ケーキに対する抵抗性を高めるために、凹部201または凸部202の回転軸心方向に沿った側面205がボウル内周面に対して60°以上の傾斜面をなしている。
(実施例2)
また、抵抗部200は、例えば図6図7に示すように、先の実施例と同様に、凹凸部がボウル内周面の周方向で隣り合う凹部201と凸部202からなり、凸部202が回転軸心方向に連続する山状をなし、凹部201が回転軸心方向に連続する谷状をなす。ここでは、ボウル内周面の周方向における凸部202の天面203の幅が、凹部201の底面204の幅より広く形成されている。他の構成は先の実施例と同様である。
(実施例3)
また、抵抗部200は、例えば図8図9に示すように、凹凸部がボウル内周面の周方向で隣り合う凹部206と凸部207からなり、凸部207が回転軸心方向において間欠的に点状に隆起するものであり、点状の凸部207を回転軸心方向およびボウル内周面の周方向に列状に配置している。
(実施例4)
また、抵抗部200は、例えば図10図11に示すように、凹凸部がボウル内周面の周方向で隣り合う凹部208と凸部209からなり、凹部208が回転軸心方向およびボウル内周面の周方向において間欠的に陥没する。ここでは、凸部209が回転軸心方向に対して傾斜する斜め格子状をなすが、回転軸心方向に沿った縞格子状に形成することも可能である。
【0029】
抵抗部200は、金網、パンチングメタル、人工芝等を採用することも可能である。
【0030】
汚泥供給管120は、分離液領域部110の側の回転軸部106aを貫通して内胴107の内部に挿入されており、先端開口120aが内胴107の汚泥投入部121に連通している。薬剤供給管122は、汚泥供給管120の外側に二重管状に配置しており、先端開口122aが内胴107の汚泥投入部121に連通している。
【0031】
内胴107の汚泥投入部121に対応する周壁には、分離液領域部110の内部に向けて開口する複数の汚泥投入口121aが回転軸心を中心とする放射状の位置に、かつ回転軸心廻りに所定間隔で配置されている。
(運転)
以上の構成においては、原汚泥を、汚泥供給管120を通して高速回転する内胴107の汚泥投入部121に供給するとともに、高分子凝集剤を、薬剤供給管122を通して高速回転する内胴107の汚泥投入部121に供給して混合し、原汚泥と高分子凝集剤の混合汚泥(スラリー)を汚泥投入部121の汚泥投入口121aから高速回転するボウル106の内部に投入する。
【0032】
ボウル106の内部で凝集した汚泥フロックを含む混合汚泥は、遠心力を受けて比重差により分離液と脱水ケーキとに固液分離される。
【0033】
分離液は、ボウル106の分離液排出口112からダムプレートを越流してボウル106の外部へ排出される。
【0034】
ボウル106と回転数差(差速)をもつスクリューコンベア109が脱水ケーキを分離液領域部112から脱水ケーキ領域部111に移送する。脱水ケーキは、内胴圧縮部160を移動する間に圧縮されて含水率がさらに低下し、隙間排出部180を通って脱水ケーキ排出口113からボウル106の外部へ排出される。
【0035】
この際に、ボウル106のボウル内周面に設けた抵抗部200は、ボウル内周面に接する低含水率の脱水ケーキがボウル106の周方向に滑ることに抗するので、低含水率の脱水ケーキに対するボウル内周面の摩擦力が大きくなり、脱水ケーキが羽根108と共回りすることを抑制でき、遠心分離機の搬送性能および脱水性能を向上させることができる。
【0036】
本実施の形態では、直胴型の遠心分離機を例示したが、本発明は、例えば図2図3に示すデカンタ型の遠心分離機にも適用できる。
【0037】
図2図3において、図1と同様の部材は同符号を付しており、本発明の抵抗部200に係る基本的な機能は同じであるので、その他の説明を省略する。
【符号の説明】
【0038】
105a、105b 軸受け部
106 ボウル
106a、106b 回転軸部
107 内胴
107a、107b 回転軸部
108 羽根
109 スクリューコンベア
110 分離液領域部
111 脱水ケーキ領域部
112 分離液排出口
113 脱水ケーキ排出口
120 汚泥供給管
120a 先端開口
121 汚泥投入部
121a 汚泥投入口
122 薬剤供給管
122a 先端開口
130 ボウル分離部
140 ボウル排出部
150 内胴分離部
160 内胴圧縮部
170 内胴排出部
180 隙間排出部
200 抵抗部
201、206、208 凹部
202、207、209 凸部
203 天面
204 底面
205 側面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11