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▶ 村石 武勝の特許一覧

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  • 特開-ダブル歯ブラシ 図1
  • 特開-ダブル歯ブラシ 図2
  • 特開-ダブル歯ブラシ 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022120745
(43)【公開日】2022-08-18
(54)【発明の名称】ダブル歯ブラシ
(51)【国際特許分類】
   A46B 5/00 20060101AFI20220810BHJP
【FI】
A46B5/00 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021056186
(22)【出願日】2021-02-05
(71)【出願人】
【識別番号】594118143
【氏名又は名称】村石 武勝
(72)【発明者】
【氏名】村石 武勝
【テーマコード(参考)】
3B202
【Fターム(参考)】
3B202AA03
3B202AA06
3B202BA12
3B202BB06
3B202BB10
3B202CB04
3B202DA01
3B202DB01
3B202ED04
(57)【要約】      (修正有)
【課題】二つの形状の異なる植毛部を持った歯ブラシ間において、植毛部を重ねるようにして一体化できる歯ブラシを提供する。
【解決手段】歯ブラシの軸1に歯ブラシAの植毛部4を収納する穴2をあける。歯ブラシAの植毛部に歯ブラシBの植毛部5を受け入れる穴6をあける。軸の上に支点を設けて、歯ブラシAを取り付ける。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
二つの形状の異なる植毛部を設けた1本の歯ブラシで、2つの植毛部を重ねる形で一体化できる構造した特徴を持つ歯ブラシ。
【請求項2】
一つの植毛部を設けた歯ブラシに、異なる形状の植毛部を設けた別の歯ブラシの植毛部を重ねる形で一体化できる構造とした特徴を持つ歯ブラシ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は1本の歯ブラシに形状の異なる2つの植毛部(細部用のブラシと一般的なブラシ)を設え、歯のどの部分を磨くかにより単独で使用、あるいは一体化して使用することができるようにした歯ブラシである。
【背景技術】
【0002】
従来、形状の異なる2つの植毛部を使用するには歯ブラシを2本購入しなくてはならない。2つの植毛部を1本の軸に取り付けることにより、2本購入するより経済性が図られ、また資源の無駄を少なくする。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】
【非特許文献1】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の歯ブラシは次のような欠点があった。
(イ) 二つの形状の異なる植毛部を持った1本の歯ブラシは存在しない。ゆえに形状の異なる植毛部の歯ブラシを必要とするとき二本の歯ブラシを購入しなくてはならない、それが欠点である。
(ロ) 従来、歯ブラシは一つの植毛部しか持たない。従って、歯間を磨くとき歯茎と歯の境を磨く特性を持つ歯ブラシを必要とするとき、歯ブラシは二本必要となってしまう。必要なのはその特性を持った植毛部で、その他の部分、例えば柄の部分など無駄である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
歯ブラシの軸部を(1)とする。軸部にA歯ブラシ(4)の植毛部を収納する穴(2)を作る。歯ブラシA(4)は支点部(3)で穴(2)の方向に、又は歯ブラシB(5)の方向に倒れる構造とする。(2)の方向に倒したとき、A歯ブラシは(2)に収納される。歯ブラシA(4)を歯ブラシB方向に倒した際は、Bの植毛部(5)は歯ブラシAの植毛部に穿った穴(6)に包蔵され、一体化する。
【発明の効果】
【0006】
歯磨き開始時まず歯ブラシB(5)で歯の細部を磨き、それが終えたら歯ブラシA(4)とB歯ブラシを一体化して一般的なブラシとし使用することができる。2本の歯ブラシを購入しないので経済的である。そのうえ、二本を必要とするより1本歯ブラシで済むので資源利用が少なく済む。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本歯ブラシの斜視透視図である。1・歯ブラシの軸 2・軸に開けられた穴 3・歯ブラシAを倒す際の支点部 4・歯ブラシAの植毛部 5・歯ブラシBの植毛部 6・歯ブラシAの植毛部の穴
図2】歯ブラシAを軸の穴の方向に倒していくときの図。
図3】歯ブラシAの植毛部(4)を軸の穴(2)に収納したときの図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
歯ブラシの軸(1)に歯ブラシA植毛部(4)を収納する穴(2)をあける。
歯ブラシAの植毛部に歯ブラシBの植毛部(5)を受け入れる穴(6)をあける。
軸の上に支点を設けて、歯ブラシAを取り付ける。
本発明は以上のような構造である。
【符号の説明】
【0009】
1・歯ブラシの軸 2・軸に開けられた穴 3・歯ブラシAを倒す際の支点部 4・歯ブラシAの植毛部 5・歯ブラシBの植毛部 6・歯ブラシAの植毛部の穴
図1
図2
図3