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▶ 加々美 淳一の特許一覧

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  • 特開-巻き込まれ事故防止ローラー 図1
  • 特開-巻き込まれ事故防止ローラー 図2
  • 特開-巻き込まれ事故防止ローラー 図3
  • 特開-巻き込まれ事故防止ローラー 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022122217
(43)【公開日】2022-08-22
(54)【発明の名称】巻き込まれ事故防止ローラー
(51)【国際特許分類】
   B61D 19/02 20060101AFI20220815BHJP
   E05F 7/00 20060101ALI20220815BHJP
【FI】
B61D19/02 S
E05F7/00 G
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021061877
(22)【出願日】2021-02-09
(71)【出願人】
【識別番号】521132875
【氏名又は名称】加々美 淳一
(72)【発明者】
【氏名】加々美 淳一
(57)【要約】
【課題】鉄道所領の扉戸袋での巻き込まれ事故を減らすこと。
【解決手段】巻き込まれ事故の原因は戸袋内の構造にあると考えた。戸袋内の扉クッション材は扉の保護を目的としているためゴム材であることを変えないが、ゴム材は摩擦力が大きく密着すると滑らせることができないため、回転式構造とすることで万が一の際に引き外す事が容易になる。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
鉄道車両の扉戸袋の固定式クッション材にローラー式部材を用いること。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は鉄道車両の扉戸袋の固定式クッション材にローラー形状を用いるものである。
【背景技術】
【0002】
不特定多数が使用する扉等に関して使用状況により危険な場合があるため改善が必要と考えた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
扉戸袋に巻き込まれた場合、巻き込まれた体の部位や物品等を引き抜くことが難しく、怪我や物品の破損などの事故が生じることがあったため、本考案により少しでも類似事故が減ることを希望する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
扉戸袋の固定式クッション部をローラー状にする。
【発明の効果】
【0005】
扉戸袋クッション部をローラー状にすることにより、巻き込まれた際に引抜きが容易になるため、巻き込まれ事故件数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】 扉イメージ
図2】 扉の戸袋拡大 図1の戸袋(雲マーク部)拡大図
図3】 ローラー材を通した金属棒 金属棒にローラー材を通した状態
図4図2図3のローラー材を取り付けた状態 ローラー材の回転方向は長手軸を中心とする
【発明を実施するための形態】
【0007】
1)金属棒を適宜サイズに切断する
2)ローラー用のクッション材(円筒形)を金属棒のサイズに合わせて切断する
3)金属棒にローラー用のクッション材を通す
4)既存の固定式クッション材を取り外す
5)クッション材付きの金属棒を取り付けて上下で固定する
【実施例0008】
1のローラー材は既存のゴムクッション材と同等品とする。2の芯棒はステンレス等の金属材とする。芯棒が長すぎると変形し易くなるため材質や太さに応じて適当な長さとする必要がある。
【符号の説明】
【0009】
1ローラー
2芯棒
図1
図2
図3
図4