(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022122223
(43)【公開日】2022-08-22
(54)【発明の名称】パチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台
(51)【国際特許分類】
A63F 7/02 20060101AFI20220815BHJP
【FI】
A63F7/02 349A
A63F7/02 320
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021061883
(22)【出願日】2021-02-09
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-04-14
(71)【出願人】
【識別番号】504191246
【氏名又は名称】稲月 正
(72)【発明者】
【氏名】稲月 正
【テーマコード(参考)】
2C088
2C333
【Fターム(参考)】
2C088EA44
2C088FA05
2C333AA11
2C333CA79
(57)【要約】
【課題】パチンコ台は、パチンコ本体と取り付け枠の組み合わせで構成され、最初に取り付け枠をパチンコ島に取り付けた後に、当該取り付け枠にパチンコ本体を開閉自在に取り付けて遊技に供される。
他方、パチンコ台は高重量である上に取り付け精度も必要であり、この取り付け作業は熟練が必要である。
この発明は、上記に鑑みてパチンコ台の取り付け作業をスポーツとして競技化するにあたり、この競技用のパチンコ台を提供することを目的としている。
【解決手段】この発明は、上述のパチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台に関するものであり、競技者の参加意欲や競技の楽しさが増して、パチンコ台の取り付け競技の普及と促進を促すことを目的とする。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パチンコ本体と取り付け枠とで構成され、
パチンコ本体にはバッテリーが設けられ、
このバッテリーは、パチンコ本体に設けられたスイッチおよび制御回路基板を介してパチンコ本体の演出手段と接続し、
前記スイッチは、パチンコ本体の外周個所に設けられたONスイッチと、パチンコ本体における取り付け枠と相対する個所もしくは、パチンコ本体のロック機構と対応する個所に設けられたOFFスイッチとで構成し、
競技者が前記ONスイッチを操作すると、前記演出手段を構成する液晶ディスプレイおよびLED照明および音響機器等のうち少なくとも1つ以上が作動または点灯し、
前記取り付け枠がパチンコ島に取り付けられた状態で、
競技者が前記演出手段がON状態のパチンコ台を持ち上げて、取り付け枠に開閉自在に取り付けて閉扉すると、
前記取り付け枠と相対した前記OFFスイッチが作動して、前記演出手段が停止するようにしたことを特徴とするパチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台。
【請求項2】
前記パチンコ本体は実機を使用して、
前記バッテリーと、演出手段と接続した前記スイッチおよび制御回路基板を付加したことを特徴とする、前記請求項1に記載のパチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台。
【請求項3】
前記パチンコ本体は、実機のパチンコ本体の形状および外観を似せて、前記演出手段のうち少なくとも1つ以上を備えた模擬パチンコ本体で構成し、
この模擬パチンコ本体は、前記バッテリーと、演出手段およびこの演出手段と接続した前記スイッチおよび制御回路基板を設けるとともに、
この模擬パチンコ本体の重量を調節する重りを取り外し自在に設けたことを特徴とする、前記請求項1に記載のパチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台。
【請求項4】
前記、制御回路基板にはタイマー回路を設け、
このタイマー回路に表示器を接続して、
前記ONスイッチの作動から、前記OFFスイッチが作動するまでの、パチンコ台の取り付け所要時間を表示するようにしたことを特徴とする、前記請求項1乃至、請求項3に記載のパチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台。
【請求項5】
前記制御回路基板の前記タイマー回路には無線発信回路を設けて、パチンコ島もしくは独立した表示ボードに設置した表示器に、経過時間が表示されるようにしたことを特徴とする、前記請求項4に記載のパチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台。
【発明の詳細な説明】
【0001】
パチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台
【技術分野】
この発明はパチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台に関する。
【背景技術】
【0002】
パチンコ台は50kg近くもあるなど高重量であり、一方、この高重量のパチンコ台は取り付け作業者が持ち上げてパチンコ島に取り付けて利用される。
この発明は上記パチンコ台の取り付けを、ルール化して競技およびスポーツとして行なうようにした、パチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台を提供することを目的としている。
【0003】
パチンコ台の一例を
図1で示しているが、当該パチンコ台1は機器類が収容されているパチンコ本体1aと、このパチンコ本体1aの背部に開閉自在に設けられた取り付け枠2とで構成されている。
上記のパチンコ台1をパチンコ島に取り付けるには、最初に取り付け枠2をパチンコ島に取り付け、次いで、この取り付け枠2にパチンコ本体1aが開閉自在に取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実登3066301
【特許文献2】特開平10-192521
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1は、前述のパチンコ台1のパチンコ本体1aと取り付け枠2の掛止構造の一例を示すもので、
図7で示したように、パチンコ本体1aおよび取り付け枠2の左端部の上下個所に支持金具3と4が夫々設けられて、この支持金具3と4の支持軸5と支持穴6の相互の掛止によって、パチンコ本体1が取り付け枠2に開閉自在に取り付けられる。
【0006】
特許文献2は、前述のパチンコ台1のパチンコ本体1aと取り付け枠2のロック機構34の一例を示すもので、
図8で示したように、パチンコ本体1aを取り付け枠2に閉扉すると、パチンコ本体1aに設けられている係止片35が、取り付け枠2の係止片36に係止してパチンコ本体1aと取り付け枠2が開かないようにロックされる。
上記ロック状態を開放するには、鍵操作や電子錠などでロックを解除すると前記係止片35が回転してロックが外れるようにしている。
【0007】
パチンコ台を前述の取り付け競技に用いる場合、現状のパチンコ台をそのまま利用したのでは、趣は変るにしても単なるリフティング競技の域をでない。
他方、このパチンコ台の取り付け競技の目的は、こられの競技をスポーツとして捉える反面、パチンコホールや地域のイベントとして利用して、パチンコを身近で健全な娯楽として普及させる助力となるべく行なわれるものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題のため、この発明のパチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台は、パチンコ本体と取り付け枠とで構成され、パチンコ本体にはバッテリーが設けられ、このバッテリーは、パチンコ本体に設けられたスイッチおよび制御回路基板を介してパチンコ本体の演出手段と接続し、前記スイッチは、パチンコ本体の外周個所に設けられたONスイッチと、パチンコ本体における取り付け枠と相対する個所もしくは、パチンコ本体のロック機構と対応する個所に設けられたOFFスイッチとで構成し、競技者が前記ONスイッチを操作すると、前記演出手段を構成する液晶ディスプレイおよびLED照明および音響機器等のうち少なくとも1つ以上が作動または点灯し、前記取り付け枠がパチンコ島に取り付けられた状態で、競技者が前記演出手段がON状態のパチンコ台を持ち上げて、取り付け枠に開閉自在に取り付けて閉扉すると、前記取り付け枠と相対した前記OFFスイッチが作動して、前記演出手段が停止するようにした。
【0009】
また、前記パチンコ本体は実機を使用して、前記バッテリーおよび、演出手段と接続した前記スイッチおよび制御回路基板を付加するようにした。
【0010】
また、前記パチンコ本体は、実機のパチンコ本体の形状および外観を似せて、前記演出 手段のうち少なくとも1つ以上を備えた模擬パチンコ本体で構成し、この模擬パチンコ 本体は、前記バッテリーと、演出手段およびこの演出手段と接続した前記スイッチおよ び制御回路基板を設けるとともに、この模擬パチンコ本体の重量を調節する重りを取り 外し自在に設けるようにした。
【0011】
また、前記制御回路基板にはタイマー回路を設け、このタイマー回路に表示器を接続して、前記ONスイッチの作動から、前記OFFスイッチが作動するまでのパチンコ台の取り付け所要時間を表示するようにした。
【0012】
また、前記制御回路基板のタイマー回路には無線発信回路を設けて、パチンコ島もしくは独立した表示ボードに設置した表示器に経過時間が表示されるようにした。
【発明の効果】
【0013】
この発明のパチンコ台の取り付け競技に用いるパチンコ台は、前述の構成のように、競技中はこのパチンコ台の演出手段(液晶ディスプレイおよびLED照明および音響機器等)が始動もしくは点灯しているので、このパチンコ台自体が競技者の当該競技への参加意欲を高め、競技への興味と普及を促す効果があり、また、競技者自身が開始スイッチを操作することで競技が開始し、一方、このパチンコ台がパチンコ島に取り付けられて閉扉すると自動的に競技が終了するようにしたので、競技の公平性がたもたれる。
また、このパチンコ台は実際に使用されている実機にバッテリーおよびスイッチおよび制御回路基板を付加することで製作できるので、低価格で製作でき競技の普及に貢献する。
また、このパチンコ台を実機と似せた模擬パチンコ台で構成する場合、この模擬パチンコ台に錘りを取り外し自在に設けることで、錘りの重量を変えて競技者の体重や性別に対応したクラス分けをすることで、競技参加者の公平性が担保される。
また、競技の開始から終了までの経過時間をタイマー回路によって表示器で表示したので、競技者のレベルの程度を示すことができ、一方、観客にこの競技の理解および興味を深めることができる。
また、前記タイマー回路に発信機を設けて、無線で表示器に表示するようにしたので、この競技用のパチンコ台として利用するにあたりコード等が邪魔にならず、競技者が競技に集中できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】この発明のパチンコ台および、このパチンコ台が取り付けられるパチンコ島の斜視図。
【
図3】パチンコ台がパチンコ島に取り付けられた状態の正面図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
【0016】
この発明のパチンコ台1は、
図1および
図2に示したように、パチンコ本体1aと、このパチンコ本体1aに掛止部7を介して開閉自在に装着された取り付け枠2とで構成されている。
パチンコ本体1aは、透明板8が設けられた枠9と筐体10とで構成され、パチンコ本体1aの左端の上下に設けられた掛止部7aと、取り付け枠2の左端部の上下に設けられた掛止部7bとを相互に掛止して、パチンコ本体1aと取り付け枠2は開閉自在として組み合わされている。
上記掛止部7aおよび7bは、パチンコ本体1aおよび取り付け枠2に夫々設けられている支持金具11と、この支持金具11の保持穴12もしくは支持軸13を相互に嵌合させて、パチンコ本体1aと取り付け枠2とが開閉自在として取り付けられる。
また、上記掛止構造は、パチンコ本体1aと取り付け枠2とが開閉自在に取り付く係止構造であれば上記構造に限定するものではない。
【0017】
通常のパチンコ本体1aの筐体10は、前面の盤面や側面に演出手段15が設けられている。
また、この演出手段15は、液晶ディスプレイ16およびLED照明17およびスピーカーなどの音響機器18その他を示し、この演出手段15は筐体10の内部に設けられている制御機器類と接続されて電源コードを介して外部電源に接続して作動または点灯する。
【0018】
この発明のパチンコ台1は、上記の実機のパチンコ台に、バッテリー19、ONスイッチ20とOFFスイッチ21およびこれらを制御する制御回路基板22を付加して、当該パチンコ台の取り付け競技で使用できるようにしている。
バッテリー19は筐体10の後部に取り付けられ、ONスイッチ20は競技者が作動するのに容易なように筐体10の上面に設けられ、一方、OFFスイッチ21は筐体10が取り付け枠2に閉扉した時にこの閉扉状態で作動するように、筐体10の外周個所のうち取り付け枠2と相対する個所に設けられ、また、制御回路基板22は、このバッテリー19およびONスイッチ20およびOFFスイッチ21をパチンコ本体1の制御機器類と接続して、ONスイッチ20もしくはOFFスイッチ21の作動で、前記演出手段15が作動または点灯もしくは停止するように設定されている。
【0019】
図6は上述の回路図を示し、ONスイッチ20の作動によって演出手段15が作動または点灯して、タイマーIC等で構成されたタイマー回路23の表示器24が経過時間を表示し、一方、OFFスイッチ21の作動によって演出手段15の作動または点灯が停止するとともに、表示器24に経過時間が保持されて表示される。
上記ONスイッチ20およびOFFスイッチ21は、有接触スイッチのリミットスイッチもしくはタッチスイッチや、無接触スイッチの近接スイッチなど特に限定するものでないが、実施例ではONスイッチ20にタッチスイッチを利用して、競技者がこのONスイッチ20にタッチすると静電容量が変化して演出手段15がONとなるように設定され、一方、OFFスイッチ21は近接スイッチを利用して、筐体10が取り付け枠2に閉扉されるとこのOFFスイッチ21が作動して演出手段15がOFFとなるように設定されている。
また、
図2に示したように、取り付け枠2における上記OFFスイッチ21との相対個所には、金属板もしくは反射板25を設けてOFFスイッチ21が接近すると演出手段15がOFFとなるように設定してもよい。
また、筐体10は取り付け枠2に閉扉すると取り付け枠2と施錠する機械的なロック機構34が設けられているが、上記OFFスイッチ21は、
図8で示したように筐体10におけるこのロック機構34と対応する個所に設けて、ロック機構34の動きによってこのOFFスイッチ21が有接触もしくは無接触で作動して前記同様にして、演出手段15がOFFとなるようにしてもよい。
当該競技を繰り返し行なうには、制御回路基板22にリセット回路を設けて、外部のスイッチもしくは無線リモコンによって前競技のデーターをクリアするとともに、ONスイッチ20およびOFFスイッチ21を初期状態に復帰させ、一方、ロック機構34の施錠を解除して競技の再開に供する。
【0020】
上記表示器24は受信回路26が備えられて、パチンコ島27もしくは、独立した表示ボート(図示せず)に設けられ、制御回路基板22に設けられた送信回路28の信号を無線で受信して表示器24に経過時間を表示する。
上述のパチンコ島27は1台づつ独立したものとして、複数の競技者が同時に競技ができるようにするか、もしくは夫々のパチンコ島27の表示器24を接続して、1人の競技者が複数台のパチンコ島27に連続してパチンコ台1を設置して、表示器24に経過時間が連続して加算されて表示するようにしてもよい。
【0021】
上述のパチンコ台1を利用して当該競技を行なうには、
図1に示したように、パチンコ島27の前方にこのパチンコ台1を配置し、競技者がパチンコ本体1のONスイッチ20にタッチすると、演出手段15の液晶ディスプレイ16およびLED照明17および音響機器18のうち少なくとも1つ以上が作動または点灯し、このON状態のパチンコ本体1aを競技者が持ち上げ、パチンコ島27に設置された取り付け枠2に掛止部7を介して取り付け、このパチンコ本体1aを取り付け枠2に閉扉すると、OFFスイッチ21が作動して演出手段15が停止するとともに、表示器24に表示されていた経過時間が保持されて表示される。
【0022】
上記の競技においては、パチンコ台1を取り付ける前に、取り付け枠2を外し、この取り付け枠2をパチンコ島27に取り付けてから、パチンコ台1を持ち上げてこの取り付け枠2に取り付けることになる。
また、上述のように一人の競技者で複数のパチンコ島27に、順次にパチンコ台1を取り付けて、この取り付け所要時間を競うこともできる。
【0023】
図3と
図4は、パチンコ島27に取り付け枠2が取り付けられた状態を示しているが、取り付け枠2はパチンコ島27の設置区画29内に入れて、取り付け枠2の上板30aと下板30bに釘もしくはビス31などを打ち込んで取り付けられている。
上記取り付け枠2の取り付けには、パチンコ島27に専用の取り付け器具(図示せず)を固定しておいて、この取り付け器具によって取り付け枠2を取り付けるケースもある。
釘やビス31等で取り付け枠2を取り付ける場合は、取り付け枠2の傾斜を合わせて取り付けるものであり、上記取り付け器具を使用して取り付ける場合はパチンコ島27に取り付けた後に、この取り付け器具を操作して傾斜を設定することができる。
【0024】
図5はパチンコ台1を実機のパチンコ本体1aの形状および外観を似せた模擬パチンコ本体32を作成し、この模擬パチンコ本体32は実機と同様の演出手段15および制御機器類が設けられるとともに、前述と同様にしてバッテリ-19、ONスイッチ20とOFFスイッチ21およびこれらを制御する制御回路基板22が設けられている。
また、この模擬パチンコ本体32には、錘り33がボルト37等の固定手段で取り外し自在に設けられ、競技者の体重や性別などに対応してこの錘り33の重量を変えることで競技の公平性が担保できるようにしている。
図1の38はキャスターを示し、パチンコ台1および模擬パチン本体32を載せたテーブル39および、パチンコ島27に設けて、これらの移動が簡易となるようにしている。
【0025】
また、パチンコ本体1aおよび模擬パチンコ本体32を持ち上げる場合、
図1のBで示した後部右側の下角部に右手を差し込み、玉皿Cの左下側に左手を添えて持ち上げて、パチンコ島27に対して直角となる向きで、パチンコ本体1aと取り付け枠2の掛止部7を対応させて取り付け、次いでパチンコ本体1aを取り付け枠2に閉扉して取り付けが完了する。
【符号の説明】
【0026】
1・・・パチンコ台
1a・・・パチンコ本体
2・・・取り付け枠
10・・・筐体
15・・・演出手段
16・・・液晶ディスプレイ
17・・・LED照明
18・・・音響機器
19・・・バッテリー
20・・・ONスイッチ
21・・・OFFスイッチ
22・・・制御回路基板
23・・・タイマー回路
24・・・表示器
26・・・受信回路
27・・・パチンコ島
28・・・送信回路
32・・・模擬パチンコ本体
33・・・錘り
34・・・ロック機構
【手続補正書】
【提出日】2022-01-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
パチンコ本体と取り付け枠とで構成され、パチンコ本体にはバッテリーが設けられ、このバッテリーは、パチンコ本体に設けられたスイッチおよび制御回路基板を介してパチンコ本体の演出手段と接続し、前記スイッチは、パチンコ本体の外周個所に設けられたONスイッチと、パチンコ本体における取り付け枠と相対する個所もしくは、パチンコ本体のロック機構と対応する個所に設けられたOFFスイッチとで構成し、競技者が前記ONスイッチを操作すると、前記演出手段を構成する液晶ディスプレイおよびLED照明および音響機器のうち少なくとも1つ以上が作動または点灯し、前記取り付け枠がパチンコ島に取り付けられた状態で、競技者が前記演出手段がON状態のパチンコ台を持ち上げて、取り付け枠に開閉自在に取り付けて閉扉すると、前記取り付け枠と相対した前記OFFスイッチが作動して、前記演出手段が停止するようにしたことを特徴とするパチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項4】
前記制御回路基板にはタイマー回路を設け、このタイマー回路に表示器を接続して、前記ONスイッチの作動から、前記OFFスイッチが作動するまでの、パチンコ台の取り付け所要時間を表示するようにしたことを特徴とする、前記請求項1乃至、請求項3に記載のパチンコ台の取り付け競技に使用するパチンコ台。