(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022122460
(43)【公開日】2022-08-23
(54)【発明の名称】電子部品
(51)【国際特許分類】
H05K 1/18 20060101AFI20220816BHJP
H05K 3/34 20060101ALI20220816BHJP
【FI】
H05K1/18 Q
H05K1/18 U
H05K3/34 501E
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021019701
(22)【出願日】2021-02-10
(71)【出願人】
【識別番号】000232483
【氏名又は名称】日本電波工業株式会社
(72)【発明者】
【氏名】笠原 憲司
【テーマコード(参考)】
5E319
5E336
【Fターム(参考)】
5E319AA02
5E319AA10
5E319AB02
5E319AB03
5E319AC02
5E319AC16
5E319BB11
5E319CC22
5E319GG03
5E336AA04
5E336AA08
5E336BB02
5E336BB15
5E336BC15
5E336BC25
5E336CC01
5E336CC51
5E336DD16
5E336EE01
5E336EE08
5E336GG06
(57)【要約】
【課題】リードタイプの電子部品を表面実装型の電子部品に変換する台座基板であって、従来に比べ、電子部品を台座基板に所定精度で搭載し易い新規な構造の台座基板を提供すること。
【解決手段】台座基板13は、リードタイプの電子部品11の複数のリード11aを平面的に結んで形成される領域を包含する平面形状を有した凹部13aと、凹部13aの底面の、前記複数のリード各々が置かれる部分、及び、凹部13aの壁面の、前記複数のリード各々と対向する部分に設けた金属膜15と、を備えている。リード11aは、前記底面及び壁面の金属膜にハンダ等で接続される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
3本以上のリードを有したリードタイプの電子部品と、前記電子部品を表面実装型に変換するための台座基板と、前記リード及び前記台座基板を接続している導電部材と、を備える電子部品において、
前記台座基板は、前記3本以上のリードを平面的に結んで形成される領域を包含する平面形状を有した凹部と、前記凹部の底面の、前記3本以上のリード各々が置かれる部分、及び、前記凹部の壁面の、前記3本以上のリード各々と対向する部分に設けた金属膜と、を備え、
前記導電部材は、前記リードと、前記金属膜とを接続していることを特徴とする電子部品。
【請求項2】
前記凹部は、前記3本以上のリードのうちの2本のリードに近接する部分の当該リードまでの間隔を、当該電子部品に要求される位置精度を満たす第1の間隔d1及び第1の公差a1としてあり、前記2本のリード以外のリードに近接する部分の間隔を、前記第1の間隔より広い第2の間隔d2及び第2の公差a2としてあることを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
【請求項3】
前記3本以上のリードのうちの前記2本のリードは、前記3本以上のリードのうちの互いの距離が最も遠い関係になる2本のリードとしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品。
【請求項4】
3本以上のリードを有したリードタイプの電子部品を表面実装型に変換するための台座基板において、前記台座基板は、前記3本以上のリードを平面的に結んで形成される領域を包含する平面形状を有した凹部と、前記凹部の底面の、前記3本以上のリード各々が置かれる部分、及び、前記凹部の壁面の、前記3本以上のリード各々と対向する部分に設けた金属膜と、を備えたことを特徴とする台座基板。
【請求項5】
前記凹部は、前記3本以上のリードのうちの2本のリードに近接する部分の当該リードまでの間隔を、当該台座基板に要求される位置精度を満たす第1の間隔d1及び第1の公差a1としてあり、前記2本のリード以外のリードに近接する部分の間隔を、前記第1の間隔より広い第2の間隔d2及び第2の公差a2としてあることを特徴とする請求項4に記載の台座基板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リードタイプの電子部品と、当該電子部品を表面実装型の電子部品に変換する台座基板とで構成された表面実装型の電子部品、及び、当該台座基板に関する。
【背景技術】
【0002】
電子部品の場合、例えば信頼性や量産性等の理由から、リードタイプの方が、表面実装型より優れる場合がある。例えば、高安定の発振源として知られている恒温槽付きの水晶発振器の分野では、気密信頼性等の理由から、金属製容器を用いたリードタイプのものが多用されている。一方、リードタイプの電子部品は、回路基板に実装しづらい等の問題がある。そこで、リードタイプの電子部品と、当該電子部品を表面実装型の電子部品に変換する台座基板とで構成された表面実装型の電子部品が提案されている。
【0003】
上記のような表面実装型の電子部品を製造する場合、典型的には、次のような方法がとられる。すなわち、
図4(A)に示したように、平面形状が例えば四角形状で、リードが挿入される複数個のスルーホール50a及びフットパタン50bを有した、台座基板50を用意する。そして、リードタイプの電子部品60のリード60aを、台座基板50のスルーホール50aに挿入する。そして、リード60aと、スルーホール50a内及び周辺の金属パタンとが導電部材(ハンダ)によって接合して、
図4(B)に示したような表面実装型の電子部品70を得る。
【0004】
また、例えば特許文献1には、
図5に示したように、台座基板80として、座ぐり部80aを有した台座基板80を用いる例が記載されている。すなわち、台座基板80の、電子部品60のリード60aが接続される部分に、電子部品60のリード60aの径より大きな径の座ぐり部80a設けた、台座基板80を用いる例が記載されている(特許文献1の
図2、
図4等)。特許文献1に開示された台座基板80によれば、座ぐり部80aがガイドの役目をして、リードをスルーホールに容易に挿入できるという(特許文献1の要約等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、スルーホールを用いた
図4に示した台座基板50の場合、電子部品60のリード60a各々を、台座基板50の対応するスルーホール50aに、所定公差でそれぞれ挿入する必要があるため、高い搭載精度が要求される。しかも、リードの数が増えるほど、さらに高い搭載精度が要求される。
【0007】
また、座ぐり部80aを用いた
図5に示した台座基板80の場合、座ぐり部80aをリード挿入用のガイドとして用いる意図であるが、座ぐり部80aとリード60aの先端部との接触抵抗等の影響で必ずしも意図通りにならない場合があり、目的の搭載精度が得られない場合がある。
この出願は上記の点に鑑みなされたものであり、従ってこの出願の目的は、リードタイプの電子部品と、当該電子部品を表面実装型の電子部品に変換する台座基板とで構成された表面実装型の電子部品において、従来に比べ、リードタイプの電子部品を台座基板に所定精度で搭載し易い新規な構造の電子部品及びその製造に用いて好適な台座基板を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的の達成を図るため、この出願の電子部品の発明によれば、3本以上のリードを有したリードタイプの電子部品と、前記電子部品を表面実装型に変換するための台座基板と、前記リード及び前記台座基板を接続している導電部材と、を備える電子部品において、
前記台座基板は、前記3本以上のリードを平面的に結んで形成される領域を包含する平面形状を有した凹部と、前記凹部の底面の、前記3本以上のリード各々が置かれる部分、及び、前記凹部の壁面の、前記3本以上のリード各々と対向する部分に設けた金属膜と、を備え、
前記導電部材は、前記リードと、前記金属膜とを接続していることを特徴とする。
スルーホールを用いていた従来構造では、リードは平面方向の360°の方向でスルーホールよって拘束されるが、本発明の構成では、リードは、凹部の壁と対向する側で凹部の壁に拘束されるが、凹部の中央側では拘束されないから、その分、リードを凹部に挿入し易い。
【0009】
この電子部品の発明を実施するに当たり、前記凹部は、前記3本以上のリードのうちの2本のリードに近接する部分の当該リードまでの間隔を、当該電子部品に要求される位置精度を満たす第1の間隔及び第1の公差としてあり、前記2本のリード以外のリードに近接する部分の間隔を、前記第1の間隔より広い第2の間隔及び第2の公差としてあることが好ましい。
この好適例の場合、第1の間隔及び第1の公差の部分でリードは凹部に所定精度で位置決めされる。そして、第2の間隔は第1の間隔より広いため、この部分では、リードは凹部に挿入され易いため、全体として、リードを凹部に挿入し易くなる。
【0010】
この電子部品の発明を実施するに当たり、前記3本以上のリードのうちの2本のリードは、前記3本以上のリードのうちの互いの距離が最も遠い関係になる2本のリードとすることが好ましい。このように2本のリードは互いの距離が遠いものとすると、所定精度による位置決めが遠い2点で行われるため、リードの凹部に対する位置決め精度をさらに確保し易い。
【0011】
また、この出願の台座基板の発明によれば、3本以上のリードを有したリードタイプの電子部品を表面実装型に変換するための台座基板において、前記台座基板は、前記3本以上のリードを平面的に結んで形成される領域を包含する平面形状を有した凹部と、前記凹部の底面の、前記3本以上のリード各々が置かれる部分、及び、前記凹部の壁面の、前記3本以上のリード各々と対向する部分に設けた金属膜と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
この台座基板の発明を実施するに当たり、前記凹部は、前記3本以上のリードのうちの2本のリードに近接する部分の当該リードまでの間隔を、当該台座基板に要求される位置精度を満たす第1の間隔及び第1の公差としてあり、前記2本のリード以外のリードに近接する部分の間隔を、前記第1の間隔より広い第2の間隔及び第2の公差としてあることが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
この発明の電子部品及び台座基板によれば、台座基板のリード挿入部分を所定の平面形状の凹部としているため、上記したように、電子部品を台座基板に所定精度で従来に比べ容易に挿入できる。従って、リードタイプの電子部品を台座基板に所定精度で、従来に比べ搭載し易い、新規な構造の電子部品及びその製造に用いて好適な台座基板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】
図1(A)~(D)は、第1の実施形態の電子部品10及び台座基板13の説明図である。
【
図2】
図2(A)~(D)は、第2の実施形態の電子部品20及び台座基板23の説明図である。
【
図3】
図3(A)~(D)は、変形例の台座基板33の説明図である。
【
図4】
図4(A)及び(B)は、従来技術及び課題の説明図である。
【
図5】
図5は、他の従来技術及び課題の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照してこの発明の電子部品及び台座基板の実施形態について説明する。なお、説明に用いる各図はこれらの発明を理解できる程度に概略的に示してあるにすぎない。また、説明に用いる各図において、同様な構成成分については同一の番号を付して示し、その説明を省略する場合もある。また、以下の説明中で述べる形状、材質等はこの発明の範囲内の好適例に過ぎない。従って、本発明は以下の実施形態のみに限定されるものではない。
【0016】
1.第1の実施形態
図1(A)~(D)は、第1の実施形態の電子部品10及び台座基板13の説明図である。特に、
図1(A)は、電子部品10を1つの側面から見た側面図、
図1(B)は、
図1(A)に示した側面と直交する別の側面から見た側面図、
図1(C)は、台座基板13に着目した斜視図、
図1(D)は、台座基板13の凹部13aの壁とリード11aとの間隔d1等に着目した平面図である。
【0017】
第1の実施形態の電子部品10は、3本以上のリード11a、この例では6本のリード11aを有したリードタイプの電子部品11と、この電子部品11を表面実装型に変換するための台座基板13と、リード11a及び台座基板13を接続している導電部材15と、を備えている。そして、台座基板13は、この例の場合、6本のリード11aを平面的に結んで形成される領域すなわちこの例では平面視で長方形状の領域を包含する平面形状すなわち長方形状を有した凹部13aと、凹部13aの底面の、6本のリード11a各々が置かれる部分、及び、凹部13aの壁面の、6本のリード各々と対向する部分に設けた金属膜13bと、を備えている。そして、導電部材15は、リード11aと、金属膜13bとを、接続している。
【0018】
リードタイプの電子部品11は、台座基板13を用いて表面実装型の電子部品に変換したい種々のもので良い。この例では、恒温槽付きの水晶発振器(OCXO:Oven Controlled Xtal Oscillation)としてある。従って、電子部品11は、金属製リード11a、金属製リード11aをシールするガラス部を含む金属製ベース11b及び金属製キャップ11cで構成された気密容器構造を有し、かつ、容器内部にOCXO用の各種部品11x(詳細省略)を備えたものとしてある。
【0019】
台座基板13は、例えばガラスエポキシ基板を用いた配線基板であって、本発明に係る凹部13a及び金属膜13bを有したものとしてある。なお、この実施形態の台座基板13は、リード11aが接する部分付近にリード11aの径より小さい径のビア13cを備えており、かつ、台座基板13の裏面のビア13cと対応する箇所に外部実装端子13dを具えている。従って、金属膜13bと外部接続端子13dとはビア13cによって電気的に接続されている。
なお、凹部13aの側壁と6本のリード11aとのそれぞれの間隔d1(
図1(D)参照)は、電子部品11を台座基板13に所定の位置仕様で搭載できる間隔としてあり、また、d1に関する公差a1(
図1(D)参照)も、上記の位置仕様を満たせる公差としてある。
【0020】
導電部材15は、典型的には、半田である。従って、リードタイプの電子部品11のリード11aは、台座基板13の凹部13aの底面及び壁面の金属膜13bにハンダ(導電部材)15によって強固に固定できる。もちろん、電子部品の種類次第では、dぅ電部材15として導電性接着剤等を使用する場合があって良い。
【0021】
第1の実施形態の電子部品10の場合、台座基板13の凹部13aに電子部品11の6本のリード11aを入れ、そして、リード11aと、凹部13a底面及び側壁に設けた金属膜13bとを、導電部材15によって接続することで、表面実装型の電子部品10を構成できる。台座基板13の凹部13aに電子部品11の6本のリード11aを入れる際、リード11aは、凹部13aの壁側のみから拘束を受け、凹部13aの中心側は開放区間のため拘束を受けない。その分、リード11aを台座基板13に挿入する精度を緩和でき、リード11aを台座基板13に実装し易い。
【0022】
2.第2の実施形態
次に、第2の実施形態について説明する。
図2(A)~(D)は、第2の実施形態の電子部品20及び台座基板23の説明図である。特に、
図2(A)は、電子部品20を1つの側面から見た側面図、
図2(B)は、
図2(A)に示した側面と直交する別の側面から見た側面図、
図2(C)は、台座基板23に着目した斜視図、
図2(D)は、台座基板23の凹部23aの壁面とリード11aとの間隔に着目した平面図である。
【0023】
第2の実施形態の電子部品20の第1の実施形態の電子部品10との相違点は、台座基板23の凹部23aと、6本のリード11aとの間隔に関する仕様である。すなわち、この第2の実施形態の場合は、凹部23aの、6本のリード11aのうちの2本のリードに近接する部分23x1及び23x2(
図2(C)参照)の当該リードまでの間隔d1(
図2(D)参照)を、電子部品11及び台座基板13間に要求される位置精度を満たす第1の間隔d1及び第1の公差a1としてある。また、凹部23aの、上記の2本のリード以外のリードに近接する部分23y(
図2(C)参照)の間隔d2(
図2(D)参照)を、前記第1の間隔d1より広い第2の間隔d2及び第2の公差a2としてある。第1の間隔d1に対し第2の間隔d2をどの程度広くするかは、設計に応じ決定できる。これに限られないが、例えば、1.01*d1≦d2≦1.1*d1から選ばれる値とすることができる。また、第2の公差a2も、設計に応じ決めることができる。なお、第2の公差a2は、第1の公差a1と同じであっても大きくてもいずれでも良い。
【0024】
この第2の実施形態の台座基板23の場合、第1の間隔d1及び第1の公差a1の部分で、リード11aは凹部23aに所定精度で位置決めできる。そして、第2の間隔d2は第1の間隔d1より広いため、この部分では、リード11aは凹部23aに挿入され易いため、全体として、第1の実施形態に比べ、リード11aを凹部23aに、さらに挿入し易くなる。
【0025】
なお、6本のリード11aのうちの、上記第1の間隔d1及び第1の公差a1を適用する2本のリードの決め方であるが、6本のリードのうちの互いの距離が最も遠い関係になる2本のリードとするのが良い。
図2の例の場合では、6本のリード11aはそれらを平面的につないでみると長方形状をなすように配置されているので、選択する2本のリードは、長方形状における対角線上の2本とすることが好ましい。
このようにした場合、電子部品11は台座基板23の凹部23aに対し、対角線状に在る2本のリードの箇所で、第1の間隔d1及び第1の公差a1で位置決めされる。従って、所定精度による位置決めが遠い2点で行われるため、リードの凹部に対する位置決め精度を一層確保し易い。
【0026】
3.台座基板の変形例
図3(A)~(D)は、変形例の台座基板33の説明図である。特に、
図3(A)は、台座基板33の上面図、
図3(B)は、台座基板33の1つの側面から見た側面図、
図3(C)は、
図3(B)に示した側面と直交する別の側面から見た側面図、
図3(D)は、台座基板23に着目した斜視図、
図2(D)は、台座基板23の凹部23aの壁面とリー台座基板33の底面図である。
【0027】
変形例の台座基板33の上記した台座基板23との相違点は、金属膜13bから外部接続端子までの引き回し配線である。変形例の台座基板33では、凹部23a内に設けた金属膜13bから、台座基板33の表面を経由する配線パタン33aと、台座基板の側面に設けたキャスタレーション配線33bと、台座基板33の底面に設けた外部実装端子33cとで、引き回し配線を構成してある。なお、この変形例は、第2の実施形態の台座基板23に適用した例で説明しているが、第1の実施形態の台座基板13に本変形例を適用しても勿論良い。
【0028】
上述においては、いくつかの例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記の例に限られない。例えば6本のリードを有し、かつ、6本のリードが平面視で長方形状に配置されている電子部品を例に挙げたが、本発明は、リード数やリードの配置形状が異なる他の電子部品にももちろん適用できる。また、凹部の平面形状も、本発明の目的の範囲で任意の形状に変更できる。
【符号の説明】
【0029】
10:第1の実施形態の電子部品 11:リードタイプの電子部品
11a:リード 11b:ベース
11c:キャップ 13:第1の実施形態の台座基板
13a:凹部 13b:金属膜
13c:ビア 13d:外部実装端子
15:導電部材
20:第2の実施形態の電子部品 23:第2の実施形態の台座基板
23a:凹部
23x1,23x2:凹部23aの第1の間隔d1及び第1の公差a1の部分
23y:凹部23aの第2の間隔d2及び第2の公差a2の部分
33:変形例の台座基板 33a、33b、33c:引き回し配線