IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社サテライトオフィスの特許一覧

特開2022-123923ユーザー情報表示システム、ユーザー情報表示システムのプログラム
<>
  • 特開-ユーザー情報表示システム、ユーザー情報表示システムのプログラム 図1
  • 特開-ユーザー情報表示システム、ユーザー情報表示システムのプログラム 図2
  • 特開-ユーザー情報表示システム、ユーザー情報表示システムのプログラム 図3
  • 特開-ユーザー情報表示システム、ユーザー情報表示システムのプログラム 図4
  • 特開-ユーザー情報表示システム、ユーザー情報表示システムのプログラム 図5
  • 特開-ユーザー情報表示システム、ユーザー情報表示システムのプログラム 図6
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022123923
(43)【公開日】2022-08-25
(54)【発明の名称】ユーザー情報表示システム、ユーザー情報表示システムのプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/10 20120101AFI20220818BHJP
【FI】
G06Q10/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021021388
(22)【出願日】2021-02-15
(71)【出願人】
【識別番号】516346218
【氏名又は名称】株式会社サテライトオフィス
(74)【代理人】
【識別番号】100168538
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 来
(72)【発明者】
【氏名】原口 豊
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA11
(57)【要約】
【課題】互いに相手の名刺情報を得て相手の名前などを簡単に知ることができるユーザー情報表示システムを提供する。
【解決手段】ユーザー情報表示システム100は、近距離通信機能を有したユーザー携帯端末(110A、110B)とサーバ120と管理者端末130とを備えている。第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信する。これとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する。
【選択図】図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
近距離通信機能を有したユーザー携帯端末とサーバと管理者端末とを備えてユーザーに関する社員証情報および名刺情報をユーザー携帯端末のブラウザに表示させるユーザー情報表示システムであって、
前記管理者端末が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式でサーバへそれぞれ送信し、
前記サーバが、前記管理者端末からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報をデータベースに登録し、第1ユーザー携帯端末へ第1ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末へ第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式で送信し、
前記第1ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第1ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を表示し、
前記第2ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を表示し、
前記第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する構成であることを特徴とするユーザー情報表示システム。
【請求項2】
前記第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの名刺情報を第2ユーザー携帯端末へ送信した旨をサーバに対して送信し、サーバが、第2ユーザー携帯端末に対して第1ユーザーの名刺情報を受信した旨を通知し、
前記第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信したとき、第2ユーザーの名刺情報を第1ユーザー携帯端末へ送信した旨をサーバに対して送信し、サーバが、第1ユーザー携帯端末に対して第2ユーザーの名刺情報を受信した旨を通知する構成であることを特徴とする請求項1に記載のユーザー情報表示システム。
【請求項3】
前記第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が、近距離通信によって第1ユーザーに関する社員証情報および名刺情報に付随する所属会社情報と、第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報に付随する所属会社情報とを比べ、所定条件を満たすと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のユーザー情報表示システム。
【請求項4】
前記所定データ形式が、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ形式であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のユーザー情報表示システム。
【請求項5】
ユーザーの職場における第1所定場所に設定された設置端末をさらに備え、
前記管理者端末が、入力された設置端末に関する情報を所定データ形式でサーバへ送信し、
前記サーバが、前記管理者端末から受信した設置端末に関する情報をデータベースに登録し、設置端末へ設置端末に関する情報を所定データ形式で送信し、
前記第1ユーザー携帯端末および設置端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザー識別情報を所定データ形式で設置端末へ送信するとともに、設置端末が、設置端末に関する情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信し、
第1ユーザー携帯端末および設置端末が、互いに受信したときの日時情報を相手の情報と関連付けてそれぞれ記録する構成であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のユーザー情報表示システム。
【請求項6】
ユーザーの職場における第2所定場所である売店に設定された売店設置端末をさらに備え、
前記管理者端末が、入力された売店設置端末に関する情報を所定データ形式でサーバへ送信し、
前記サーバが、前記管理者端末から受信した売店設置端末に関する情報をデータベースに登録し、売店設置端末へ売店設置端末に関する情報を所定データ形式で送信し、
前記第1ユーザー携帯端末および売店設置端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定し、かつ、第1ユーザー携帯端末において社内電子コイン額設定操作ありと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザー保持の社内電子コイン情報および第1ユーザー識別情報を所定データ形式で売店設置端末へ送信するとともに、売店設置端末が、売店設置端末に関する情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する構成であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載のユーザー情報表示システム。
【請求項7】
近距離通信機能を有したユーザー携帯端末とサーバと管理者端末とを備えてユーザーに関する所定情報をユーザー携帯端末のブラウザに表示させるユーザー情報表示システムであって、
前記管理者端末が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式でサーバへそれぞれ送信し、
前記サーバが、前記管理者端末からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報をデータベースに登録し、第1ユーザー携帯端末へ第1ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末へ第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、
前記第1ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第1ユーザーに関する所定情報を表示し、
前記第2ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第2ユーザーに関する所定情報を表示し、
前記第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの所定情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの所定情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する構成であることを特徴とするユーザー情報表示システム。
【請求項8】
近距離通信機能を有したユーザー携帯端末とサーバと管理者端末とを備えてユーザーに関する社員証情報および名刺情報をユーザー携帯端末のブラウザに表示させるユーザー情報表示システムのプログラムであって、
前記管理者端末が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式でサーバへそれぞれ送信する第1送信ステップと、
前記サーバが、前記管理者端末からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報をデータベースに登録する登録ステップと、
前記サーバが、第1ユーザー携帯端末へ第1ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末へ第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式で送信する第2送信ステップと、
前記第1ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第1ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を表示し、前記第2ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を表示する表示ステップと、
前記第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったか否かを判定する判定ステップと、
前記近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する第3送信ステップとを具備していることを特徴とするユーザー情報表示システムのプログラム。
【請求項9】
近距離通信機能を有したユーザー携帯端末とサーバと管理者端末とを備えてユーザーに関する所定情報をユーザー携帯端末のブラウザに表示させるユーザー情報表示システムのプログラムであって、
前記管理者端末が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式でサーバへそれぞれ送信する第1送信ステップと、
前記サーバが、前記管理者端末からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報をデータベースに登録する登録ステップと、
前記サーバが、第1ユーザー携帯端末へ第1ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末へ第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信する第2送信ステップと、
前記第1ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第1ユーザーに関する所定情報を表示し、前記第2ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第2ユーザーに関する所定情報を表示する表示ステップと、
前記第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったか否かを判定する判定ステップと、
前記近距離通信自在になったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの所定情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの所定情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する第3送信ステップとを具備することを特徴とするユーザー情報表示システムのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、近距離通信機能を有したユーザー携帯端末とサーバと管理者端末とを備えてユーザーに関する所定情報としての社員証情報および名刺情報をユーザー携帯端末のブラウザに表示させるユーザー情報表示システム、および、そのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、管理装置と、各ユーザーが所有する端末装置とを有した名刺交換システムが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-129309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の名刺交換システムは、各ユーザーが端末装置において名刺交換の操作を行って直接交換するか、一度名刺交換した共通の知人を介した間接的な関係において名刺交換の操作を行って間接的に交換する構成であったため、操作なしで名刺情報を交換することが困難であり、よく見かける人などに対して互いに相手に関する名刺情報などの所定情報を得て相手の名前などを簡単に知ることが困難であるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、互いに相手に関する名刺情報などの所定情報を得て相手の名前などを簡単に知ることができるユーザー情報表示システム、および、そのプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本請求項1に係る発明は、近距離通信機能を有したユーザー携帯端末とサーバと管理者端末とを備えてユーザーに関する社員証情報および名刺情報をユーザー携帯端末のブラウザに表示させるユーザー情報表示システムであって、前記管理者端末が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式でサーバへそれぞれ送信し、前記サーバが、前記管理者端末からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報をデータベースに登録し、第1ユーザー携帯端末へ第1ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末へ第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式で送信し、前記第1ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第1ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を表示し、前記第2ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を表示し、前記第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
【0007】
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたユーザー情報表示システムの構成に加えて、前記第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの名刺情報を第2ユーザー携帯端末へ送信した旨をサーバに対して送信し、サーバが、第2ユーザー携帯端末に対して第1ユーザーの名刺情報を受信した旨を通知し、前記第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信したとき、第2ユーザーの名刺情報を第1ユーザー携帯端末へ送信した旨をサーバに対して送信し、サーバが、第1ユーザー携帯端末に対して第2ユーザーの名刺情報を受信した旨を通知する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0008】
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載されたユーザー情報表示システムの構成に加えて、前記第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が、近距離通信によって第1ユーザーに関する社員証情報および名刺情報に付随する所属会社情報と、第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報に付随する所属会社情報とを比べ、所定条件を満たすと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0009】
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載されたユーザー情報表示システムの構成に加えて、前記所定データ形式が、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ形式であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0010】
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載されたユーザー情報表示システムの構成に加えて、ユーザーの職場における第1所定場所に設定された設置端末をさらに備え、前記管理者端末が、入力された設置端末に関する情報を所定データ形式でサーバへ送信し、前記サーバが、前記管理者端末から受信した設置端末に関する情報をデータベースに登録し、設置端末へ設置端末に関する情報を所定データ形式で送信し、前記第1ユーザー携帯端末および設置端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザー識別情報を所定データ形式で設置端末へ送信するとともに、設置端末が、設置端末に関する情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信し、第1ユーザー携帯端末および設置端末が、互いに受信したときの日時情報を相手の情報と関連付けてそれぞれ記録する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0011】
本請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載されたユーザー情報表示システムの構成に加えて、ユーザーの職場における第2所定場所である売店に設定された売店設置端末をさらに備え、前記管理者端末が、入力された売店設置端末に関する情報を所定データ形式でサーバへ送信し、前記サーバが、前記管理者端末から受信した売店設置端末に関する情報をデータベースに登録し、売店設置端末へ売店設置端末に関する情報を所定データ形式で送信し、前記第1ユーザー携帯端末および売店設置端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定し、かつ、第1ユーザー携帯端末において社内電子コイン額設定操作ありと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザー保持の社内電子コイン情報および第1ユーザー識別情報を所定データ形式で売店設置端末へ送信するとともに、売店設置端末が、売店設置端末に関する情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0012】
本請求項7に係る発明は、近距離通信機能を有したユーザー携帯端末とサーバと管理者端末とを備えてユーザーに関する所定情報をユーザー携帯端末のブラウザに表示させるユーザー情報表示システムであって、前記管理者端末が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式でサーバへそれぞれ送信し、前記サーバが、前記管理者端末からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報をデータベースに登録し、第1ユーザー携帯端末へ第1ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末へ第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、前記第1ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第1ユーザーに関する所定情報を表示し、前記第2ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第2ユーザーに関する所定情報を表示し、前記第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの所定情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの所定情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
【0013】
本請求項8に係る発明は、近距離通信機能を有したユーザー携帯端末とサーバと管理者端末とを備えてユーザーに関する社員証情報および名刺情報をユーザー携帯端末のブラウザに表示させるユーザー情報表示システムのプログラムであって、前記管理者端末が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式でサーバへそれぞれ送信する第1送信ステップと、前記サーバが、前記管理者端末からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報をデータベースに登録する登録ステップと、前記サーバが、第1ユーザー携帯端末へ第1ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末へ第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を所定データ形式で送信する第2送信ステップと、前記第1ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第1ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を表示し、前記第2ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第2ユーザーに関する社員証情報および名刺情報を表示する表示ステップと、前記第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったか否かを判定する判定ステップと、前記近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの名刺情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する第3送信ステップとを具備していることにより、前述した課題を解決するものである。
【0014】
本請求項9に係る発明は、近距離通信機能を有したユーザー携帯端末とサーバと管理者端末とを備えてユーザーに関する所定情報をユーザー携帯端末のブラウザに表示させるユーザー情報表示システムのプログラムであって、前記管理者端末が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式でサーバへそれぞれ送信する第1送信ステップと、前記サーバが、前記管理者端末からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報をデータベースに登録する登録ステップと、前記サーバが、第1ユーザー携帯端末へ第1ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末へ第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信する第2送信ステップと、前記第1ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第1ユーザーに関する所定情報を表示し、前記第2ユーザー携帯端末のブラウザが、前記サーバから受信した第2ユーザーに関する所定情報を表示する表示ステップと、前記第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったか否かを判定する判定ステップと、前記近距離通信自在になったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの所定情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの所定情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する第3送信ステップとを具備することにより、前述した課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明のユーザー情報表示システムは、近距離通信機能を有したユーザー携帯端末とサーバと管理者端末とを備えていることにより、管理者端末によって入力されてサーバに登録されたユーザーに関する社員証情報および名刺情報をユーザー携帯端末のブラウザに表示させることができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
【0016】
本請求項1に係る発明のユーザー情報表示システムによれば、第1ユーザーと第2ユーザーとが互いに接近して第1ユーザー携帯端末と第2ユーザー携帯端末とが互いに接近すると両者の間で近距離通信自在となって第1ユーザーの名刺情報と第2ユーザーの名刺情報とが所定データ形式で相手に送信されて相手の第1ユーザー携帯端末と第2ユーザー携帯端末とによって互いに受信されて第1ユーザー携帯端末のブラウザおよび第2ユーザー携帯端末のブラウザが相手の名刺情報を表示自在となるため、第1ユーザーおよび第2ユーザーは互いに相手の名刺情報を得て相手の名前などを簡単に知ることができる。
【0017】
本請求項2に係る発明のユーザー情報表示システムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、名刺情報の交換のために名刺情報がそれぞれ送信されるとそれぞれ相手のユーザー携帯端末に対して所謂、プッシュ通知が届くため、それぞれ相手のユーザーは名刺情報の交換があったことを名刺の情報の交換があったときに簡単に知ることができ、誰と交換したのかをすぐに確認することができる。
【0018】
本請求項3に係る発明のユーザー情報表示システムによれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、第1ユーザーおよび第2ユーザーが、例えば、同じ会社に所属している場合や同じグループ会社に所属している場合などの所定条件を満たす場合にのみ、名刺情報の交換が行われるため、全く関係のない会社の人との名刺情報の交換を回避することができる。
【0019】
本請求項4に係る発明のユーザー情報表示システムによれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、簡易なデータ形式のプログラムとなるため、管理者が管理者端末で社員証および名刺について自由度の高いレイアウトを簡単に行うことができる。
【0020】
本請求項5に係る発明のユーザー情報表示システムによれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、第1ユーザー携帯端末が設置端末と接近して送受信すると設置端末に第1ユーザー識別情報が記録されるとともに互いに日時情報が記録されるため、設置端末がタイムカードの役割を果たすことができるとともに、第1ユーザーは第1ユーザー携帯端末で自身の勤怠が記録されたことを確認することができる。
【0021】
本請求項6に係る発明のユーザー情報表示システムによれば、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、売店において第1ユーザーが社内電子コイン額を設定すると、設定した社内電子コイン額情報および第1ユーザー識別情報が第1ユーザー携帯端末から売店設置端末へ送られるとともに売店設置端末に関する情報が売店設置端末から第1ユーザー携帯端末へ送られるため、第1ユーザーは職場の売店で社内電子コインを簡単に利用することができるとともに、どの端末へ送信したかを簡単に確認することができる。
さらに、売店は、どのユーザーから社内電子コインが送られたかを簡単に確認することができる。
【0022】
本請求項7に係る発明のユーザー情報表示システムによれば、第1ユーザーと第2ユーザーとが互いに接近して第1ユーザー携帯端末と第2ユーザー携帯端末とが互いに接近すると両者の間で近距離通信自在となって第1ユーザーの所定情報と第2ユーザーの所定情報とが所定データ形式で相手に送信されて相手の第1ユーザー携帯端末と第2ユーザー携帯端末とによって互いに受信されて第1ユーザー携帯端末のブラウザおよび第2ユーザー携帯端末のブラウザが相手の名刺情報を表示自在となるため、第1ユーザーおよび第2ユーザーは互いに相手の所定情報を得て相手の名前などを簡単に知ることができる。
【0023】
本請求項8に係る発明のユーザー情報表示システムのプログラムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果と同様、第1ユーザーと第2ユーザーとが互いに接近して第1ユーザー携帯端末と第2ユーザー携帯端末とが互いに接近すると両者の間で近距離通信自在となって第1ユーザーの名刺情報と第2ユーザーの名刺情報とが所定データ形式で相手に送信されて相手の第1ユーザー携帯端末と第2ユーザー携帯端末とによって互いに受信されて第1ユーザー携帯端末のブラウザおよび第2ユーザー携帯端末のブラウザが相手の名刺情報を表示自在となるため、第1ユーザーおよび第2ユーザーは互いに相手の名刺情報を得て相手の名前などを簡単に知ることができる。
【0024】
本請求項9に係る発明のユーザー情報表示システムのプログラムによれば、請求項7に係る発明が奏する効果と同様、第1ユーザーと第2ユーザーとが互いに接近して第1ユーザー携帯端末と第2ユーザー携帯端末とが互いに接近すると両者の間で近距離通信自在となって第1ユーザーの所定情報と第2ユーザーの所定情報とが所定データ形式で相手に送信されて相手の第1ユーザー携帯端末と第2ユーザー携帯端末とによって互いに受信されて第1ユーザー携帯端末のブラウザおよび第2ユーザー携帯端末のブラウザが相手の名刺情報を表示自在となるため、第1ユーザーおよび第2ユーザーは互いに相手の所定情報を得て相手の名前などを簡単に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本発明の実施例であるユーザー情報表示システムの概念を示す図。
図2】本発明の実施例であるユーザー情報表示システムの動作例を示すチャート図。
図3】(A)(B)は本発明の実施例であるユーザー情報表示システムの第1ユーザー携帯端末のブラウザが第1ユーザーの社員証情報の一例を示す図および第1ユーザー携帯端末のブラウザが第1ユーザーの名刺情報の一例を示す図。
図4】(A)(B)は本発明の実施例であるユーザー情報表示システムの第1ユーザー携帯端末のブラウザがプッシュ通知の一例を示す図および第1ユーザー携帯端末のブラウザが設定画面の一例を示す図。
図5】本発明の実施例であるユーザー情報表示システムの他の形態その1の概念を示す図。
図6】本発明の実施例であるユーザー情報表示システムの他の形態その2の概念を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明のユーザー情報表示システムは、近距離通信機能を有したユーザー携帯端末としての第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末とサーバと管理者端末とを備え、管理者端末が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式でサーバへそれぞれ送信し、サーバが、管理者端末からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報をデータベースに登録し、第1ユーザー携帯端末へ第1ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末へ第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、第1ユーザー携帯端末のブラウザが、サーバから受信した第1ユーザーに関する所定情報を表示し、第2ユーザー携帯端末のブラウザが、サーバから受信した第2ユーザーに関する所定情報を表示し、第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの所定情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの所定情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する構成であることにより、第1ユーザーおよび第2ユーザーは互いに相手の所定情報を得て相手の名前などを簡単に知ることができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
また、本発明のユーザー情報表示システムのプログラムは、管理者端末が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式でサーバへそれぞれ送信する第1送信ステップと、サーバが、管理者端末からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報をデータベースに登録する登録ステップと、サーバが、第1ユーザー携帯端末へ第1ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末へ第2ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信する第2送信ステップと、第1ユーザー携帯端末のブラウザが、サーバから受信した第1ユーザーに関する所定情報を表示し、第2ユーザー携帯端末のブラウザが、サーバから受信した第2ユーザーに関する所定情報を表示する表示ステップと、第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末が互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったか否かを判定する判定ステップと、近距離通信自在になったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末が、第1ユーザーの所定情報を所定データ形式で第2ユーザー携帯端末へ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末が、第2ユーザーの所定情報を所定データ形式で第1ユーザー携帯端末へ送信する第3送信ステップとを具備することにより、第1ユーザーおよび第2ユーザーは互いに相手の所定情報を得て相手の名前などを簡単に知ることができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
【0027】
例えば、第1ユーザー携帯端末および第2ユーザー携帯端末は、ユーザーが携帯自在であり、ノート型パーソナルコンピュータ端末、スマートフォン端末、タブレット端末、腕時計型端末、眼鏡型端末など表示部と操作部とを備えて情報を送受信するものであって、所謂インターネットである広域ネットワーク、ローカルネットワーク、電話回線などを含む通信ネットワークによりサーバと接続自在なものであれば如何なるものであっても構わない。
また、サーバは、クラウド環境に作られたクラウドサーバでもよいし、サーバを構成する物理サーバの数は1つでも複数でもよい。
さらに、管理者端末は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ端末、ノート型パーソナルコンピュータ端末、スマートフォン端末、タブレット端末、腕時計型端末、眼鏡型端末など表示部と操作部とを備えて情報を送受信するものであって、所謂インターネットである広域ネットワーク、ローカルネットワーク、電話回線などを含む通信ネットワークによりサーバと接続自在なものであれば如何なるものであっても構わない。
また、ユーザーに関する所定情報は、ユーザーに関する社員証情報および名刺情報など、ユーザーに関するものであれば如何なるものであっても構わない。
さらに、所定データ形式は、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ形式(以下、HTML形式という)など比較的短くて簡単な記載で動作指令や表示指令を表すことができるものであれば如何なるものであっても構わない。
【実施例0028】
以下に、本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100について、図1乃至図4(B)に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100の概念を示す図であり、図2は、本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100の動作例を示すチャート図であり、図3(A)は、本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100の第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが第1ユーザーの社員証情報SJの一例を示す図であり、図3(B)は、本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100の第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが第1ユーザーの名刺情報MJの一例を示す図であり、図4(A)は、本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100の第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aがプッシュ通知の一例を示す図であり、図4(B)は、本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100の第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが設定画面の一例を示す図であり、図5は、本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100の他の形態その1の概念を示す図であり、図6は、本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100の他の形態その2の概念を示す図である。
【0029】
本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100は、図1に示すように、近距離通信機能を有したユーザー携帯端末としての第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bと、サーバ120と、管理者端末130とを備えている。
第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bは、一例としてスマートフォン端末である。
【0030】
そして、ユーザーに関する所定情報の一例である社員証情報SJおよび名刺情報MJを第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111A、および、第2ユーザー携帯端末110Bのブラウザ111Bに表示させるように設けられている。
本実施例では、ユーザーに関する所定情報の一例として、社員証情報SJおよび名刺情報MJを表示する例について説明する。
具体的には、管理者端末130が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを所定データ形式の一例としてHTML形式でサーバ120へそれぞれ送信する。
【0031】
なお、入力および送信のタイミングについて、第1ユーザーに関する社員証情報SJの入力、名刺情報MJの入力、第2ユーザーに関する社員証情報SJの入力、名刺情報MJの入力のタイミングは、それぞれ別々でもよい。
これと同様に、第1ユーザーに関する社員証情報SJの送信、名刺情報MJの送信、第2ユーザーに関する社員証情報SJの送信、名刺情報MJの送信のタイミングは、それぞれ別々でもよい。
【0032】
そして、サーバ120が、管理者端末130からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJをデータベース121に登録する。
さらに、サーバ120が、第1ユーザー携帯端末110Aへ第1ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJをHTML形式で送信する。
【0033】
これと同様に、サーバ120が、第2ユーザー携帯端末110Bへ第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJをHTML形式で送信する。
すると、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが、サーバ120から受信した第1ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを表示する。
これと同様に、第2ユーザー携帯端末110Bのブラウザ111Bが、サーバ120から受信した第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを表示する。
【0034】
ここで、例えば、第1ユーザーと、第2ユーザーとは、互いに相手の名前を知らない関係であり、同じビル内で働いていることにより、お昼時にビルのロビーでお互いに相手をよく見かけていたとする。
さらに、第1ユーザーと、第2ユーザーとがお昼時に同じビルのロビーで互いに接近することにより、第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bが互いに接近したとする。
【0035】
そして、互いの距離が所定距離内となり、互いに近距離通信自在となったと第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bが判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの名刺情報MJをHTML形式で第2ユーザー携帯端末110Bへ送信する。
これとともに、第2ユーザー携帯端末110Bが、第2ユーザーの名刺情報MJをHTML形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信するように構成されている。
【0036】
これにより、第1ユーザーと第2ユーザーとが互いに接近して第1ユーザー携帯端末110Aと第2ユーザー携帯端末110Bとが互いに接近すると両者の間で近距離通信自在となって第1ユーザーの名刺情報MJと第2ユーザーの名刺情報MJとが一例としてHTML形式で相手に送信され、相手の第1ユーザー携帯端末110Aと第2ユーザー携帯端末110Bとによって互いに受信される。
【0037】
そして、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが相手の第2ユーザーの名刺情報MJを表示自在となる。
これと同様に、第2ユーザー携帯端末110Bのブラウザ111Bが相手の第1ユーザーの名刺情報MJを表示自在となる。
その結果、第1ユーザーおよび第2ユーザーは互いに相手の名刺情報MJを得て相手の名前などを簡単に知ることができる。
【0038】
続いて、本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100の動作例について、より詳しく説明する。
図2に示すように、ステップS1では、入力判定ステップとして、管理者端末130において、第1ユーザーや第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJが入力されて登録するための操作の有無を管理者端末130が判定する。
入力されて登録するための操作ありと判定した場合はステップS2へ進み、他方、まだないと判定した場合はステップS1を繰り返す。
【0039】
ステップS2では、第1送信ステップとして、管理者端末130が、入力された第1ユーザーや第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを所定データ形式の一例であるHTML形式でサーバ120へそれぞれ送信する。
ステップS3では、登録ステップとして、サーバ120が、管理者端末130からそれぞれ受信した第1ユーザーや第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJをデータベース121に登録する。
【0040】
ステップS4では、第2送信ステップとして、サーバ120が、第1ユーザー携帯端末110Aへ第1ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを所定データ形式の一例であるHTML形式で送信する。
これと同様に、サーバ120が、第2ユーザー携帯端末110Bへ第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを所定データ形式の一例であるHTML形式で送信する。
【0041】
ステップS5では、表示ステップとして、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが、サーバ120から受信した第1ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを表示する。
これと同様に、第2ユーザー携帯端末110Bのブラウザ111Bが、サーバ120から受信した第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを表示する。
【0042】
例えば、図3(A)に示すように、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aにおいて、自身の社員証情報SJの表示を選択する操作を行うと、第1ユーザーに関する社員証情報SJが表示される。
また、図3(B)に示すように、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aにおいて、自身の名刺情報MJの表示を選択する操作を行うと、第1ユーザーに関する名刺情報MJが表示される。
【0043】
ステップS6では、判定ステップとして、第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったか否かを第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bがそれぞれ判定する。
互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったとそれぞれ判定した場合はステップS7へ進み、他方、互いの距離が所定距離内でない、または、互いに近距離通信自在となっていないと第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bの少なくとも一方が判定した場合はステップS6を繰り返す。
【0044】
ステップS7では、第3送信ステップとして、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式の一例であるHTML形式で第2ユーザー携帯端末110Bへ送信する。
これとともに、第2ユーザー携帯端末110Bが、第2ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式の一例であるHTML形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信する。
【0045】
これにより、前述したように、相手の第1ユーザー携帯端末110Aと第2ユーザー携帯端末110Bとによって互いに受信される。
そして、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが相手の第2ユーザーの名刺情報MJを表示自在となる。
これと同様に、第2ユーザー携帯端末110Bのブラウザ111Bが相手の第1ユーザーの名刺情報MJを表示自在となる。
【0046】
なお、受信した相手の名刺情報MJに関連付けて、受信した際の日時情報をログとして受信した側のユーザー携帯端末において保存するように構成してもよい。
これにより、いつ、誰と名刺情報MJを交換したかの記録が残る。
その結果、ユーザーは、いつ、誰と名刺情報MJを交換したかを後から簡単に思い出すことができる。
【0047】
さらに、受信した相手の名刺情報MJに関連付けて、受信した際の日時情報だけでなく、ユーザー携帯端末の位置情報取得機能により得られた現在位置情報をもログとして受信した側のユーザー携帯端末において保存するように構成してもよい。
これにより、どこで名刺情報MJを交換したかの記録が残る。
その結果、ユーザーは、どこで、誰と名刺情報MJを交換したかを後から簡単に思い出すことができる。
【0048】
ステップS8では、相手情報表示ステップとして、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが、受信した相手の第2ユーザーの名刺情報MJを表示する。
これと同様に、第2ユーザー携帯端末110Bのブラウザ111Bが、受信した相手の第1ユーザーの名刺情報MJを表示する。
その結果、前述したように、第1ユーザーおよび第2ユーザーは互いに相手の名刺情報MJを得て相手の名前などを簡単に知ることができる。
【0049】
さらに、本実施例では、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式の一例であるHTML形式で第2ユーザー携帯端末110Bへ送信したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの名刺情報MJを第2ユーザー携帯端末110Bへ送信した旨をサーバ120に対して送信する。
すると、サーバ120が、第2ユーザー携帯端末110Bに対して第1ユーザーの名刺情報MJを受信した旨を通知する。
【0050】
これと同様に、第2ユーザー携帯端末110Bが、第2ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式であるHTML形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信したとき、第2ユーザーの名刺情報MJを第1ユーザー携帯端末110Aへ送信した旨をサーバ120に対して送信する。
すると、図4(A)に示すように、サーバ120が、第1ユーザー携帯端末110Aに対して第2ユーザーの名刺情報MJを受信した旨を通知するように構成されている。
【0051】
これにより、名刺情報MJの交換のために名刺情報MJがそれぞれ送信されるとそれぞれ相手のユーザー携帯端末に対して所謂、プッシュ通知が届く。
すると、図4(A)に示すように、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aまたは表示部において、第2ユーザーと名刺情報MJを交換した旨のメッセージが表示される。
その結果、それぞれ相手のユーザーは名刺情報MJの交換があったことを名刺の情報の交換があったときに簡単に知ることができ、誰と交換したのかをすぐに確認することができる。
【0052】
また、社員証情報SJおよび名刺情報MJについて、サーバ120から各ユーザー携帯端末へ送信され、各ユーザー携帯端末がサーバ120から受信するが、社員証情報SJおよび名刺情報MJに時期的制限を設けてもよい。
時期的制限として、例えば、受信した社員証情報SJおよび名刺情報MJのデータそのもの、または、データの表示が、24時間後に無効となるように設定し、または、送信された日のみ有効となるように設定し、毎日、サーバ120から新しい社員証情報SJおよび名刺情報MJのデータを受信するように構成してもよい。
これにより、過去の社員証情報SJが無効となる。
その結果、新しい社員証情報SJによりユーザーがその会社の従業員(社員)であることを現在進行形で証明することができる。
名刺情報MJについても、過去の名刺情報MJが無効となり、他のユーザーとの間における名刺情報MJの交換が不可となる。
その結果、新しい名刺情報MJによりユーザーがその会社の従業員(社員)であることを現在進行形で表すことができる。
ユーザーが退職した場合、管理者は、管理者端末130において、退職したユーザーについての社員証情報SJおよび名刺情報MJの設定を「退職」にする。
すると、サーバ120のデータベース121において、該当するユーザーの情報に「退職」のフラグが付加され、該当するユーザー携帯端末への社員証情報SJおよび名刺情報MJの送信が停止されるように構成してもよい。
なお、各ユーザー携帯端末において、近距離通信機能によって交換された名刺情報MJについては、時期的制限が解除されるように構成してもよい。
交換相手のユーザーが自分のものとして使用するわけではなく、相手の名前を確認するだけだからである。
【0053】
また、本実施例では、図4(B)に示すように、名刺情報MJを交換する所定条件について設定可能に設けられている。
一例として、名刺情報MJを交換する条件として、接近距離が所定距離以内になったと判定したときに実行するように設定可能である。
【0054】
また、名刺情報MJを交換する条件として、交換相手との関係性を設定可能である。
関係性の一例として、相手が同じ会社内の場合、相手が同じグループ会社内の場合、相手が会社員の場合、制限なし、などを選択設定自在に設けられている。
より具体的には、第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとする。
このとき、第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bが、近距離通信によって第1ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJに付随する所属会社情報と、第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJに付随する所属会社情報とを比べる。
【0055】
そして、両者が所定条件を満たすと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第2ユーザー携帯端末110Bへ送信する。
これとともに、第2ユーザー携帯端末110Bが、第2ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信するように構成されている。
これにより、第1ユーザーおよび第2ユーザーが同じ会社に所属している場合や同じグループ会社に所属している場合などの所定条件を満たす場合にのみ、名刺情報MJの交換が行われる。
その結果、全く関係のない会社の人との名刺情報MJの交換を回避することができる。
【0056】
また、一例として、名刺情報MJを交換する条件として、接近して互いの距離が所定距離以内になってから所定距離以内の条件を保ったまま所定時間経過したと判定したときに実行するように設定可能である。
例えば、5分以上、10分以上、15分以上のいずれかを選択すると、接近してその時間経過したときに名刺情報MJの交換を実行する。
これにより、所定時間一緒に過ごした人、または、所定時間近くにいた人とだけ、名刺情報MJの交換が行われる。
その結果、会った人または顔を知っている人とのみ名刺情報MJを交換することができる。
さらに、名刺情報MJを交換する条件として、確認操作の要否を設定可能である。
確認操作「要」の場合、名刺情報MJが交換自在になったときに、交換実行の操作が求められる。
そして、ユーザーが交換実行の操作を行うことにより、名刺情報MJの交換が実行される。
他方、確認操作「不要」の場合、名刺情報MJが交換自在になったときに、ユーザーによる操作なしで名刺情報MJの交換が実行される。
なお、これらの名刺情報MJを交換する条件は、自分の設定条件と、相手の設定条件とを第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bが比べて、両者が満たすときに名刺情報MJの交換が実行される。
【0057】
また、本実施例では、社員証情報SJおよび名刺情報MJの所定データ形式が、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ形式である。
これにより、簡易なデータ形式のプログラムとなる。
その結果、管理者が管理者端末130で社員証および名刺について自由度の高いレイアウトを簡単に行うことができる。
【0058】
さらに、本実施例では、図5に示すように、ユーザー情報表示システム100は、ユーザーの職場における第1所定場所の一例である会社ビルの従業員通用口に設定された設置端末110Cをさらに備えている。
設置端末110Cは、一例としてスマートフォン端末である。
そして、管理者端末130が、入力された設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式でサーバ120へ送信する。
【0059】
すると、サーバ120が、管理者端末130から受信した設置端末110Cに関する情報TCをデータベース121に登録する。
さらに、サーバ120が、設置端末110Cへ設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式で送信する。
ここで、第1ユーザーが、勤務のために従業員通用口に接近することにより、ユーザー携帯端末の一例である第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cが互いに接近したとする。
【0060】
すると、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったか否かを、第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cが判定する。
互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザー識別情報を所定データ形式で設置端末110Cへ送信する。
これとともに、設置端末110Cが、設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信する。
【0061】
すると、設置端末110Cが、第1ユーザー識別情報を受信し、設置端末110Cのブラウザ111Cが第1ユーザー識別情報の一例として「企画部長 鈴木えみ」の旨を表示する。
これとともに、第1ユーザー携帯端末110Aが、設置端末110Cに関する情報TCを受信し、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが、設置端末110Cに関する情報TCの一例として「通用口設置端末 打刻しました!」の旨を表示する。
そして、第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cが、互いに受信したときの日時情報を相手の情報と関連付けてそれぞれ記録するように構成されている。
【0062】
これにより、第1ユーザー携帯端末110Aが設置端末110Cと接近して送受信すると設置端末110Cに第1ユーザー識別情報が記録されるとともに互いに日時情報が記録される。
その結果、設置端末110Cがタイムカードの役割を果たすことができる。
さらに、第1ユーザーは第1ユーザー携帯端末110Aで自身の勤怠が記録されたことを確認することができる。
【0063】
なお、第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cが互いに近距離通信自在となった際、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aにおいて、第1ユーザー識別情報に加えて第1ユーザーによる、例えば、選択欄の所謂、プルダウンによる選択操作によって「出社」、「退社」、「外出」、「外出からの戻り」などの勤怠情報を選択するようにしてもよい。
そして、選択操作ありと第1ユーザー携帯端末110Aが判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザー識別情報および選択された勤怠情報を所定データ形式で設置端末110Cへ送信するように構成してもよい。
さらに、第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cの少なくとも一方が、一例として「鈴木えみさん、お早うございます。出社の打刻しました!」などと打刻した旨を音声出力するように構成してもよい。
これにより、第1ユーザーに対して音声で知らされる。
その結果、第1ユーザーは出社した際や退社する際に第1ユーザー携帯端末110Aをバッグやポケットから取り出さずに打刻の確認をすることができる。
この際、「出社」、「退社」、「外出」、「外出からの戻り」などの勤怠情報の選択については、第1ユーザーの音声入力により選択するように構成してもよい。
これにより、所謂、スマートフォンの操作しながら歩きを防止することができる。
【0064】
また、第1ユーザー携帯端末110Aと設置端末110Cとの間の送受信については、前述した第1ユーザー携帯端末110Aと第2ユーザー携帯端末110Bとの間の名刺情報MJの送受信を前提としなくてもよい。
つまり、近距離通信機能を有した第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cと、サーバ120と、管理者端末130とを備えてユーザーに関する所定情報を第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aおよび設置端末110Cのブラウザ111Cに表示させるユーザー情報表示システム100であって、設置端末110Cが、ユーザーの職場における第1所定場所に設定され、管理者端末130が、入力された第1ユーザーに関する所定情報および設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式でサーバ120へそれぞれ送信し、サーバ120が、管理者端末130からそれぞれ受信した第1ユーザーに関する所定情報および設置端末110Cに関する情報TCをデータベース121に登録し、第1ユーザー携帯端末110Aへ第1ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、設置端末110Cへ設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式で送信し、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが、サーバ120から受信した第1ユーザーに関する所定情報を表示し、第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーに関する所定情報である第1ユーザー識別情報を所定データ形式で設置端末110Cへ送信するとともに、設置端末110Cが、設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信し、第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cが、互いに受信したときの日時情報を相手の情報と関連付けてそれぞれ記録するように構成してもよい。
【0065】
また、近距離通信機能を有した第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cと、サーバ120と、管理者端末130とを備えてユーザーに関する所定情報を第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aおよび設置端末110Cのブラウザ111Cに表示させるユーザー情報表示システム100のプログラムであって、管理者端末130が、入力された第1ユーザーに関する所定情報および設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式でサーバ120へそれぞれ送信する第1送信ステップと、サーバ120が、管理者端末130からそれぞれ受信した第1ユーザーに関する所定情報および設置端末110Cに関する情報TCをデータベース121に登録する登録ステップと、サーバ120が、第1ユーザー携帯端末110Aへ第1ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、設置端末110Cへ設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式で送信する第2送信ステップと、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが、サーバ120から受信した第1ユーザーに関する所定情報を表示する表示ステップと、第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったか否かを判定する判定ステップと、近距離通信自在になったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの所定情報である第1ユーザー識別情報を所定データ形式で設置端末110Cへ送信するとともに、設置端末110Cが、設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信する第3送信ステップと、第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cが、互いに受信したときの日時情報を相手の情報と関連付けてそれぞれ記録する日時記録ステップとを具備することを特徴とする。
判定ステップにおいて、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aにおける勤怠情報の選択操作の有無を判定し、第3送信ステップにおいて、第1ユーザー識別情報および選択された勤怠情報を所定データ形式で設置端末110Cへ送信してもよい。
【0066】
また、本実施例では、図6に示すように、ユーザー情報表示システム100は、ユーザーの職場における第2所定場所である売店に設定された売店設置端末110Dをさらに備えている。
売店設置端末110Dは、一例としてスマートフォン端末である。
そして、管理者端末130が、入力された売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式でサーバ120へ送信する。
すると、サーバ120が、管理者端末130から受信した売店設置端末110Dに関する情報RTをデータベース121に登録する。
さらに、サーバ120が、売店設置端末110Dへ売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式で送信する。
【0067】
ここで、第1ユーザーが、売店&食堂に行くことにより、第1ユーザー携帯端末110Aおよび売店設置端末110Dが互いに接近したとする。
すると、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったか否かを、第1ユーザー携帯端末110Aおよび売店設置端末110Dが判定する。
さらに、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aにおいて社内電子コイン額設定操作の有無を第1ユーザー携帯端末110Aが判定する。
【0068】
例えば、第1ユーザーによる額の選択欄の所謂、プルダウンによる選択操作によって額の設定が「500電子コイン」と設定操作されたとする。
第1ユーザー携帯端末110Aおよび売店設置端末110Dの互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定し、かつ、第1ユーザー携帯端末110Aにおいて社内電子コイン額設定操作ありと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザー保持の社内電子コイン情報および第1ユーザー識別情報を所定データ形式で売店設置端末110Dへ送信する。
これとともに、売店設置端末110Dが、売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信する。
【0069】
すると、売店設置端末110Dが、第1ユーザー保持の社内電子コイン情報および第1ユーザー識別情報を受信し、売店設置端末110Dのブラウザ111Dが、第1ユーザー保持の社内電子コイン情報および第1ユーザー識別情報の一例として「鈴木えみ 500電子コイン」の旨を表示する。
これとともに、第1ユーザー携帯端末110Aが、売店設置端末110Dに関する情報RTを受信し、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが、売店設置端末110Dに関する情報RTの一例として「売店設置端末 受け取りました!」の旨を表示するように構成されている。
【0070】
これにより、売店において第1ユーザーが社内電子コイン額を設定すると、設定した社内電子コイン額情報が第1ユーザー携帯端末110Aから売店設置端末110Dへ送られるとともに売店設置端末110Dに関する情報RTが売店設置端末110Dから第1ユーザー携帯端末110Aへ送られる。
その結果、第1ユーザーは職場の売店で社内電子コインを簡単に利用することができる。
さらに、第1ユーザーは、どの端末へ送信したかを簡単に確認することができる。
また、売店・食堂の従業員は、どのユーザーから社内電子コインが送られたかを簡単に確認することができる。
【0071】
なお、社内電子コイン情報を送信する際に、売店近傍に近距離通信自在な端末が複数ある場合、第1ユーザー携帯端末110Aにおいて、通信相手として売店設置端末110Dを選択する操作を行ってから、近距離通信による情報の送受信を実行するように構成してもよい。
さらに、第1ユーザー携帯端末110Aおよび売店設置端末110Dの少なくとも一方が、一例として「鈴木えみさん、500電子コインの支払い有り難うございます!」などと社内電子コインを送付した旨を音声出力するように構成してもよい。
これにより、第1ユーザーに対して音声で知らされる。
その結果、第1ユーザーは支払いの際に第1ユーザー携帯端末110Aをバッグやポケットから取り出さずに支払いの確認をすることができる。
この際、社内電子コイン額の設定については、第1ユーザーの音声入力により設定するように構成してもよい。
これにより、所謂、スマートフォンの操作しながら歩きを防止することができる。
また、第1ユーザー携帯端末110Aと売店設置端末110Dとの間の送受信については、前述した第1ユーザー携帯端末110Aと第2ユーザー携帯端末110Bとの間の名刺情報MJの送受信を前提としなくてもよい。
つまり、近距離通信機能を有した第1ユーザー携帯端末110Aおよび売店設置端末110Dと、サーバ120と、管理者端末130とを備えてユーザーに関する所定情報を第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aおよび売店設置端末110Dのブラウザ111Dに表示させるユーザー情報表示システム100であって、売店設置端末110Dが、ユーザーの職場における第2所定場所である売店に設定され、管理者端末130が、入力された第1ユーザーに関する所定情報および売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式でサーバ120へそれぞれ送信し、サーバ120が、管理者端末130からそれぞれ受信した第1ユーザーに関する所定情報および売店設置端末110Dに関する情報RTをデータベース121に登録し、第1ユーザー携帯端末110Aへ第1ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、売店設置端末110Dへ売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式で送信し、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが、サーバ120から受信した第1ユーザーに関する所定情報を表示し、第1ユーザー携帯端末110Aおよび売店設置端末110Dが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定し、かつ、第1ユーザー携帯端末110Aにおいて社内電子コイン額設定操作ありと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザー保持の社内電子コイン情報および第1ユーザーに関する所定情報である第1ユーザー識別情報を所定データ形式で売店設置端末110Dへ送信するとともに、売店設置端末110Dが、売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信するように構成してもよい。
【0072】
また、近距離通信機能を有した第1ユーザー携帯端末110Aおよび売店設置端末110Dと、サーバ120と、管理者端末130とを備えてユーザーに関する所定情報を第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aおよび売店設置端末110Dのブラウザ111Dに表示させるユーザー情報表示システム100のプログラムであって、管理者端末130が、入力された第1ユーザーに関する所定情報および売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式でサーバ120へそれぞれ送信する第1送信ステップと、サーバ120が、管理者端末130からそれぞれ受信した第1ユーザーに関する所定情報および売店設置端末110Dに関する情報RTをデータベース121に登録する登録ステップと、サーバ120が、第1ユーザー携帯端末110Aへ第1ユーザーに関する所定情報を所定データ形式で送信し、売店設置端末110Dへ売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式で送信する第2送信ステップと、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが、サーバ120から受信した第1ユーザーに関する所定情報を表示する表示ステップと、第1ユーザー携帯端末110Aおよび売店設置端末110Dが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったか否かを判定し、かつ、第1ユーザー携帯端末110Aにおいて社内電子コイン額設定操作ありか否かをする判定ステップと、近距離通信自在になったと判定し、かつ、第1ユーザー携帯端末110Aにおいて社内電子コイン額設定操作ありと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの所定情報である第1ユーザー識別情報を所定データ形式で売店設置端末110Dへ送信するとともに、売店設置端末110Dが、売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信する第3送信ステップとを具備することを特徴とする。
【0073】
このようにして得られた本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100は、近距離通信機能を有したユーザー携帯端末としての第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bと、サーバ120と、管理者端末130とを備え、管理者端末130が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報の一例である社員証情報SJおよび名刺情報MJを所定データ形式でサーバ120へそれぞれ送信し、サーバ120が、管理者端末130からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJをデータベース121に登録し、第1ユーザー携帯端末110Aへ第1ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末110Bへ第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを所定データ形式で送信し、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが、サーバ120から受信した第1ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを表示し、第2ユーザー携帯端末110Bのブラウザ111Bが、サーバ120から受信した第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを表示し、第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第2ユーザー携帯端末110Bへ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末110Bが、第2ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信する構成であることにより、第1ユーザーおよび第2ユーザーは互いに相手の所定情報を得て相手の名前などを簡単に知ることができる。
【0074】
さらに、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第2ユーザー携帯端末110Bへ送信したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの名刺情報MJを第2ユーザー携帯端末110Bへ送信した旨をサーバ120に対して送信し、サーバ120が、第2ユーザー携帯端末110Bに対して第1ユーザーの名刺情報MJを受信した旨を通知し、第2ユーザー携帯端末110Bが、第2ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信したとき、第2ユーザーの名刺情報MJを第1ユーザー携帯端末110Aへ送信した旨をサーバ120に対して送信し、サーバ120が、第1ユーザー携帯端末110Aに対して第2ユーザーの名刺情報MJを受信した旨を通知する構成であることにより、それぞれ相手のユーザーは名刺情報MJの交換があったことを名刺の情報の交換があったときに簡単に知ることができ、誰と交換したのかをすぐに確認することができる。
【0075】
また、第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bが、近距離通信によって第1ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJに付随する所属会社情報と、第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJに付随する所属会社情報とを比べ、所定条件を満たすと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第2ユーザー携帯端末110Bへ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末110Bが、第2ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信する構成であることにより、全く関係のない会社の人との名刺情報MJの交換を回避することができる。
【0076】
さらに、所定データ形式が、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ形式であることにより、管理者が管理者端末130で社員証および名刺について自由度の高いレイアウトを簡単に行うことができる。
【0077】
また、ユーザー情報表示システム100は、ユーザーの職場における第1所定場所に設定された設置端末110Cをさらに備え、管理者端末130が、入力された設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式でサーバ120へ送信し、サーバ120が、管理者端末130から受信した設置端末110Cに関する情報TCをデータベース121に登録し、設置端末110Cへ設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式で送信し、第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザー識別情報を所定データ形式で設置端末110Cへ送信するとともに、設置端末110Cが、設置端末110Cに関する情報TCを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信し、第1ユーザー携帯端末110Aおよび設置端末110Cが、互いに受信したときの日時情報を相手の情報と関連付けてそれぞれ記録する構成であることにより、設置端末110Cがタイムカードの役割を果たすことができるとともに、第1ユーザーは第1ユーザー携帯端末110Aで自身の勤怠が記録されたことを確認することができる。
【0078】
また、ユーザー情報表示システム100は、ユーザーの職場における第2所定場所である売店に設定された売店設置端末110Dをさらに備え、管理者端末130が、入力された売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式でサーバ120へ送信し、サーバ120が、管理者端末130から受信した売店設置端末110Dに関する情報RTをデータベース121に登録し、売店設置端末110Dへ売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式で送信し、第1ユーザー携帯端末110Aおよび売店設置端末110Dが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったと判定し、かつ、第1ユーザー携帯端末110Aにおいて社内電子コイン額設定操作ありと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザー保持の社内電子コイン情報および第1ユーザー識別情報を所定データ形式で売店設置端末110Dへ送信するとともに、売店設置端末110Dが、売店設置端末110Dに関する情報RTを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信する構成であることにより、第1ユーザーは職場の売店で社内電子コインを簡単に利用することができるとともに、どの端末へ送信したかを簡単に確認することができる。
【0079】
また、本発明の実施例であるユーザー情報表示システム100のプログラムは、管理者端末130が、入力された第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する所定情報の一例である社員証情報SJおよび名刺情報MJを所定データ形式でサーバ120へそれぞれ送信する第1送信ステップS2と、サーバ120が、管理者端末130からそれぞれ受信した第1ユーザーおよび第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJをデータベース121に登録する登録ステップS3と、サーバ120が、第1ユーザー携帯端末110Aへ第1ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを所定データ形式で送信し、第2ユーザー携帯端末110Bへ第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを所定データ形式で送信する第2送信ステップS4と、第1ユーザー携帯端末110Aのブラウザ111Aが、サーバ120から受信した第1ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを表示し、第2ユーザー携帯端末110Bのブラウザ111Bが、サーバ120から受信した第2ユーザーに関する社員証情報SJおよび名刺情報MJを表示する表示ステップS5と、第1ユーザー携帯端末110Aおよび第2ユーザー携帯端末110Bが互いに接近して、互いの距離が所定距離内となり互いに近距離通信自在となったか否かを判定する判定ステップS6と、近距離通信自在となったと判定したとき、第1ユーザー携帯端末110Aが、第1ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第2ユーザー携帯端末110Bへ送信するとともに、第2ユーザー携帯端末110Bが、第2ユーザーの名刺情報MJを所定データ形式で第1ユーザー携帯端末110Aへ送信する第3送信ステップS7とを具備していることにより、第1ユーザーおよび第2ユーザーは互いに相手の所定情報を得て相手の名前などを簡単に知ることができるなど、その効果は甚大である。
【符号の説明】
【0080】
100 ・・・ ユーザー情報表示システム
110A・・・ 第1ユーザー携帯端末(ユーザー携帯端末)
111A・・・ (第1ユーザー携帯端末の)ブラウザ
110B・・・ 第2ユーザー携帯端末(ユーザー携帯端末)
111B・・・ (第2ユーザー携帯端末の)ブラウザ
110C・・・ 設置端末
111C・・・ (設置端末の)ブラウザ
110D・・・ 売店設置端末
111D・・・ (売店設置端末の)ブラウザ
120 ・・・ サーバ
121 ・・・ データベース
130 ・・・ 管理者端末
SJ ・・・ 社員証情報(ユーザーに関する所定情報)
MJ ・・・ 名刺情報(ユーザーに関する所定情報)
TC ・・・ 設置端末に関する情報
RT ・・・ 売店設置端末に関する情報
図1
図2
図3
図4
図5
図6