(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022124068
(43)【公開日】2022-08-25
(54)【発明の名称】車両用導光部材、車両用灯具
(51)【国際特許分類】
F21S 43/237 20180101AFI20220818BHJP
F21S 43/241 20180101ALI20220818BHJP
F21S 43/14 20180101ALI20220818BHJP
F21V 8/00 20060101ALI20220818BHJP
F21W 103/20 20180101ALN20220818BHJP
F21W 103/55 20180101ALN20220818BHJP
F21W 103/10 20180101ALN20220818BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20220818BHJP
【FI】
F21S43/237
F21S43/241
F21S43/14
F21V8/00 310
F21V8/00 330
F21W103:20
F21W103:55
F21W103:10
F21Y115:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021021616
(22)【出願日】2021-02-15
(71)【出願人】
【識別番号】000000136
【氏名又は名称】市光工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000121
【氏名又は名称】アイアット国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】冨 彰倫
【テーマコード(参考)】
3K244
【Fターム(参考)】
3K244AA04
3K244BA26
3K244CA03
3K244DA01
3K244EA08
3K244EA11
3K244EB01
3K244ED02
3K244ED08
3K244ED13
3K244EE03
(57)【要約】
【課題】車両の側面側が狭い空間(スペース)であっても、発光部分の意匠自由度を向上させることができる車両用導光部材、車両用灯具を提供することにある。
【解決手段】この発明は、本体部分30と、入射部分31と、出射面32と、複数個の反射面33と、全反射面35と、を備える。全反射面35は、本体部分30の一方の端末部分300に設けられていて、本体部分30の内部の光L1、L2を、本体部分30の他方の端末部分301側に全反射させる。この結果、この発明は、車両Cの側面側が狭い空間(スペース)S1、S3であっても、発光部分の意匠自由度を向上させることができる。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光を導光作用により導く車両用導光部材であって、
棒形状をなす本体部分と、
一端が前記本体部分の側面に接続されていて、光源からの光を他端面の入射面から前記本体部分に入射させる少なくとも1個の入射部分と、
前記本体部分の側面に設けられていて、前記本体部分の内部の光を出射光として前記本体部分の外部に出射させる出射面と、
前記本体部分の側面であって前記出射面に向き合う側面に設けられていて、前記本体部分の内部の光を反射光として前記出射面側に反射させる複数個の反射面と、
前記本体部分の一方の端末部分に設けられていて、前記本体部分の内部の光を、前記本体部分の他方の端末部分側に全反射させる全反射面と、
を備える、
ことを特徴とする車両用導光部材。
【請求項2】
前記入射部分は、前記本体部分の側面であって、相互に向き合っている前記出射面と複数個の前記反射面との間に、設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用導光部材。
【請求項3】
前記入射部分は、前記本体部分の中央部分に設けられている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用導光部材。
【請求項4】
前記入射部分の前記一端は、前記本体部分の側面に対して、前記本体部分と前記入射部分とが挟む角のうち前記本体部分の一方の前記端末部分側の角が鈍角となるように、傾斜している、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用導光部材。
【請求項5】
灯室を形成するランプハウジングおよびランプレンズと、
前記灯室内に配置されている光源および前記の請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用導光部材と、
を備え、
前記光源は、前記車両用導光部材の入射部分の他端面の入射面に向き合って配置されていて、
前記車両用導光部材の出射面は、前記ランプレンズに向き合っている、
ことを特徴とする車両用灯具。
【請求項6】
前記ランプレンズの水平断面形状は、車両の意匠面に倣って、車両の前面側または後面側から車両の側面側にかけて回り込んだ断面形状をなし、
前記車両用導光部材の平面視形状は、前記ランプレンズの水平断面形状に倣って、車両の前面側または後面側から車両の側面側にかけて回り込んだ形状をなし、
前記車両用導光部材の本体部分の一方の端末部分は、車両の側面側に配置されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の車両用灯具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、車両用導光部材に関する。また、この発明は、車両用導光部材を備える車両用灯具に関する。
【背景技術】
【0002】
車両用導光部材、また、車両用導光部材を備える車両用灯具として、たとえば、特許文献1に示すものがある。以下、特許文献1について説明する。
【0003】
特許文献1の導光体は、延在要素と、延在要素の一端に接続されている入射要素と、で構成されている。延在要素には、内部を伝搬してきた光を外部に発射するためのステップが形成されている。
【0004】
特許文献1の車両用灯具は、車両用前照灯であって、ランプボディとアウターカバーとで灯室を形成し、灯室内に特許文献1の導光体と光源とを配置してなるものである。
【0005】
導光体の入射要素は、車両の側面側であって車両の後方側に配置されていて、導光体の延在要素は、アウターカバーの内面近傍に配置されている。光源は、入射要素の延在要素とは反対側の端面に対向して、配置されている。
【0006】
光源から発せられた光は、入射要素の端面から内部に入射して延在要素に伝播され、延在要素内で内部反射を繰り返して、入射要素とは反対側の端面に向けて導かれる。延在要素内部を伝搬してきた光は、ステップにより延在要素外部に発射されて、アウターカバーを透過して車両外部に照射される。
【0007】
これにより、導光体は、クリアランスランプ、デイランプ、ターンシグナルランプ、または、装飾用のランプなどのランプ機能として作用する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ここで、車両においては、車両の前面側または後面側から車両の側面側にかけて回り込んだ意匠面を有する車両がある。このような車両の側面側は、車両用灯具と他の車両用部品(たとえば、車体側の部品)とが近接して配置されているので、車両用灯具と他の車両用部品との間の空間(スペース)が狭い、ものである。
【0010】
このため、前記のような車両に、特許文献1の導光体、特許文献1の車両用灯具を、装備する場合、すなわち、導光体を車両の前面側または後面側から車両の側面側にかけて配置する場合、空間が狭い車両の側面側に、入射要素および光源を、配置することができない場合がある。特に、光源は、基板やヒートシンクなどの部品を必要とするため、広い設置スペースを必要とする。
【0011】
そこで、車両の前面側または後面側から車両の側面側にかけて配置されている導光体の途中(入射要素と延在要素との接続部)から入射要素を、車両の側面側に分岐して形成し、分岐形成した入射要素の端面に光源を対向して配置する導光体、車両用灯具が提案されている(特許文献1の
図2の車両用前照灯(20)、導光体(50)、延在要素(52)、入射要素(54c)、光源(56c)を参照)
【0012】
しかしながら、提案の導光体、車両用灯具において、入射要素から延在要素に入射した光は、延在要素のうち、車両の前面側または後面側の部分には伝搬されるが、車両の側面側の部分には伝搬されない。この結果、提案の導光体、車両用灯具は、延在要素の発光部分が延在要素の車両の前面側または後面側の部分の一部分しか得られない。これにより、提案の導光体、車両用灯具は、延在要素の発光部分の意匠自由度が狭められている。
【0013】
この発明が解決しようとする課題は、車両の側面側が狭い空間(スペース)であっても、発光部分の意匠自由度を向上させることができる車両用導光部材、車両用灯具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
この発明の車両用導光部材は、光を導光作用により導く車両用導光部材であって、棒形状をなす本体部分と、一端が本体部分の側面に接続されていて、光源からの光を他端面の入射面から本体部分に入射させる少なくとも1個の入射部分と、本体部分の側面に設けられていて、本体部分の内部の光を出射光として本体部分の外部に出射させる出射面と、本体部分の側面であって出射面に向き合う側面に設けられていて、本体部分の内部の光を反射光として出射面側に反射させる複数個の反射面と、本体部分の一方の端末部分に設けられていて、本体部分の内部の光を、本体部分の他方の端末部分側に全反射させる全反射面と、を備える、ことを特徴とする。
【0015】
この発明の車両用導光部材において、入射部分は、本体部分の側面であって、相互に向き合っている出射面と複数個の反射面との間に、設けられている、ことが好ましい。
【0016】
この発明の車両用導光部材において、入射部分は、本体部分の中央部分に設けられている、ことが好ましい。
【0017】
この発明の車両用導光部材において、入射部分の一端は、本体部分の側面に対して、本体部分と入射部分とが挟む角のうち本体部分の一方の端末部分側の角が鈍角となるように、傾斜している、ことが好ましい。
【0018】
この発明の車両用灯具は、灯室を形成するランプハウジングおよびランプレンズと、灯室内に配置されている光源およびこの発明の車両用導光部材と、を備え、光源が、車両用導光部材の入射部分の他端面の入射面に向き合って配置されていて、車両用導光部材の出射面が、ランプレンズに向き合っている、ことを特徴とする。
【0019】
この発明の車両用灯具において、ランプレンズの水平断面形状は、車両の意匠面に倣って、車両の前面側または後面側から車両の側面側にかけて回り込んだ断面形状をなし、車両用導光部材の平面視形状は、ランプレンズの水平断面形状に倣って、車両の前面側または後面側から車両の側面側にかけて回り込んだ形状をなし、車両用導光部材の本体部分の一方の端末部分は、車両の側面側に配置されている、ことが好ましい。
【発明の効果】
【0020】
この発明の車両用導光部材、車両用灯具は、車両の側面側が狭い空間(スペース)であっても、発光部分の意匠自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】
図1は、この発明にかかる車両用導光部材、車両用灯具の実施形態を示す使用状態の平面図(車両の上側から下側を見た図)である。
【
図2】
図2は、車両に装備する前の状態で、ランプレンズを取り外した状態の正面図(車両の前側から後側を見た図)である。
【
図3】
図3は、車両用導光部材、車両用灯具を示す水平断面図(
図2におけるIII-III線断面図)である。
【
図4】
図4は、車両用導光部材、車両用灯具の要部を示す一部拡大水平断面図(
図3におけるIV部の拡大断面図)である。
【
図5】
図5は、車両用導光部材と基板との組み付け状態を示す正面図である。
【
図6】
図6は、車両用導光部材を示す説明図である。(A)は、車両用導光部材を示す斜視図である。(B)は、車両用導光部材を示す正面図である。(C)は、車両用導光部材を示す背面図(車両の後側から前側を見た図)である。
【
図7】
図7は、車両用導光部材を示す一部拡大水平断面図(
図6(A)におけるVII-VII線一部拡大断面図)である。
【
図8】
図8は、車両用導光部材を示す一部拡大鉛直断面図(
図6(A)におけるVIII-VIII線一部拡大断面図)である。
【
図9】
図9は、車両用導光部材の発光状態を示す説明図である。(A)は、車両用導光部材の発光状態を示す正面図(
図2におけるIX部の拡大正面図)である。(B)は、車両用導光部材の発光状態を示す平面図である。
【
図10】
図10は、この発明を実施しなかった車両用導光部材、車両用灯具を示す一部拡大水平断面図(
図4に対応する拡大断面図)である。
【
図11】
図11は、この発明を実施しなかった車両用導光部材の発光状態を示す説明図である。(A)は、車両用導光部材の発光状態を示す正面図(
図9(A)に対応する正面図)である。(B)は、車両用導光部材の発光状態を示す平面図(
図9(B)に対応する平面図)である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、この発明にかかる車両用導光部材、車両用灯具の実施形態(実施例)の1例を
図1から
図9に基づいて詳細に説明する。
【0023】
なお、この明細書および別紙の特許請求の範囲において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用導光部材、車両用灯具を車両に装備した際の前、後、上、下、左、右である。また、この図面において、符号「F」は前、符号「B」は後、符号「U」は上、符号「D」は下、符号「L」は左、符号「R」は右、である。
【0024】
なお、図面は、この発明にかかる車両用導光部材、車両用灯具を示す概略図であるから、この発明にかかる車両用導光部材、車両用灯具の詳細な部分は、図面においては省略されている。また、断面図においては、ハッチングが省略されている。
【0025】
(実施形態の構成の説明)
以下、この実施形態にかかる車両用導光部材、車両用灯具の構成について説明する。
【0026】
(車両用灯具1L、1Rの説明)
図1中、符号1L、1Rは、この実施形態にかかる車両用灯具(以下、「車両用灯具」と称する)である。車両用灯具1L、1Rは、この例では、車両Cの前部の左右両側にそれぞれ装備されるフロントコンビネーションランプである。
【0027】
(車両Cの説明)
車両用灯具1L、1Rが装備されている車両Cの前部は、
図1に示すように、車両Cの上側から下側を見た平面視において、車両Cの前面側(車両Cの内側)から車両Cの左右の両方の側面側(車両Cの外側)にかけて回り込んだ意匠(形状)をなす。
【0028】
車両Cの側面側は、
図4に示すように、右側の車両用灯具1Rと他の車両用部品(たとえば、車体側の部品)Aとが近接して配置されているので、右側の車両用灯具1Rと他の車両用部品Aとの間の空間(スペース)S1が狭い。
【0029】
一方、車両Cの前面側は、
図4に示すように、右側の車両用灯具1Rと他の車両用部品Aとの間の空間(スペース)S2が、車両Cの側面側における空間(スペース)S1よりも広い。
【0030】
(右側の車両用灯具1Rの説明)
以下、車両Cの前部の右側に装備される車両用灯具1Rについて説明する。なお、車両Cの前部の左側に装備される車両用灯具1Lは、車両Cの前部の右側に装備される車両用灯具1Rと左右対称でありかつほぼ同様の構成をなすものであるから、説明を省略する。この例では、車両Cの右側が車両Cの外側となり、車両Cの左側が車両Cの内側となる。
【0031】
右側の車両用灯具1R(以下、「車両用灯具1R」と称する)は、ランプハウジング10と、ランプレンズ(アウターレンズ、アウターカバー)11と、光源ユニット2と、この実施形態にかかる車両用導光部材(以下、「車両用導光部材」と称する)3と、を備える。
【0032】
ランプハウジング10は、光不透過性の部材(樹脂部材など)から構成されている。ランプレンズ11は、光透過性の部材(樹脂部材など)から構成されている。ランプハウジング10とランプレンズ11とは、灯室12を形成する。ランプレンズ11の水平断面形状は、
図3および
図4に示すように、車両Cの意匠面に倣って、車両Cの前面側から車両Cの側面側にかけて回り込んだ断面形状をなす。
【0033】
灯室12内には、光源ユニット2および車両用導光部材3、インナーレンズ13、インナーパネル(エクステンション)14、取付部材や保持部材などのブラケット15、ヘッドランプやその他のランプユニットが、配置されている。
【0034】
光源ユニット2および車両用導光部材3は、ブラケット15を介してランプハウジング10に取り付けられている。光源ユニット2および車両用導光部材3は、この例では、フロントターンシグナルランプを構成する。なお、光源ユニット2および車両用導光部材3は、この例のフロントターンシグナルランプ以外に、デイタイムランニングランプ、フロントクリアランスランプ、フロント装飾用ランプなどであっても良い。
【0035】
(光源ユニット2の説明)
光源ユニット2は、
図3および
図4に示すように、基板20と、基板20に実装されているLEDなどの光源21と、ヒートシンク(図示せず)などを有する。このため、光源ユニット2は、広い設置スペースを必要とする。
【0036】
光源ユニット2は、後記の灯室12内の車両Cの前面側の広い空間(スペース)S4に配置されている。基板20は、ランプハウジング10とブラケット15との間に配置されていて、ブラケット15に取り付けられている。光源21は、後記の車両用導光部材3の入射部分31の入射面311に向き合って配置されている。
【0037】
ここで、車両Cの側面側は、前記の通り、車両用灯具1Rと他の車両用部品Aとの間の空間(スペース)S1が狭いので、灯室12内の車両Cの側面側の空間(スペース)S3も、同様に、狭い。このため、灯室12内の車両Cの側面側の狭い空間(スペース)S3に、車両用導光部材3の後記の端末部分300が配置されている場合には、この灯室12内の車両Cの側面側の狭い空間(スペース)S3に、光源ユニット2を配置することができない。
【0038】
一方、車両Cの前面側は、前記の通り、車両用灯具1Rと他の車両用部品Aとの間の空間(スペース)S2が、車両Cの側面側における空間(スペース)S1よりも広いので、灯室12内の車両Cの前面側の空間(スペース)S4も、同様に、灯室12内の車両Cの側面側における空間(スペース)S3よりも広い。このため、灯室12内の車両Cの前面側の広い空間(スペース)S4に、車両用導光部材3および光源ユニット2を配置することができる。
【0039】
(車両用導光部材3の説明)
車両用導光部材(導光部材、ライトガイド、導光体、導光棒など。以下、「導光部材」と称する)3は、この例では、アクリル樹脂やPC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメタクリル酸メチル、メタクリル樹脂)などの無色透明樹脂材からなる。
【0040】
導光部材3は、光(後記の入射光L1および全反射光L2)を導光作用により導く。導光作用とは、光を導光部材3内部において繰り返し全反射させて導く作用である。
【0041】
導光部材3は、
図3から
図9に示すように、本体部分30と、1個(1本)の入射部分31と、出射面32と、複数個の反射面33と、複数個の繋面(段差面)34と、全反射面35と、を備える。
【0042】
(本体部分30の説明)
導光部材3、すなわち、本体部分30は、この例では、断面円形(
図8を参照)の丸棒形状をなす。ここの断面は、本体部分30の中心線に対して垂直方向の断面である。なお、導光部材3は、断面円形以外の断面形状、すなわち、丸棒形状以外の棒形状であっても良い。
【0043】
本体部分30の平面視形状は、ランプレンズ11の水平断面形状に倣って、車両Cの前面側から車両Cの側面側にかけて回り込んだ形状をなす。本体部分30の回り込んだ平面視形状において、一部分が湾曲した平面視形状をなし、他の一部分が直線の平面視形状をなす。すなわち、本体部分30の平面視形状は、任意の回り込んだ形状をなす。
【0044】
本体部分30は、両端に端末部分300、301を有する。両方の端末部分300、301は、本体部分30に対して、ランプハウジング10側に湾曲している。一方の端末部分300は、車両Cの側面側(外側)であって、車両Cの後側に配置されている。他方の端末部分301は、車両Cの内側であって、車両Cの前面側に配置されている。
【0045】
(入射部分31の説明)
入射部分31は、断面形状が円形をなす丸棒形状をなす。入射部分31の直径は、本体部分30の直径より小さく、この例では、約2分の1である。なお、入射部分31の直径と本体部分30の直径とが、同径であっても良い。
【0046】
入射部分31の一端310は、本体部分30の側面、この例では、上側面に接続されている。すなわち、入射部分31は、本体部分30の他方の端末部分301側(車両Cの内側、車両Cの前面側)から、本体部分30の一方の端末部分300側(車両Cの側面側(外側)、車両Cの後側)に、分岐して形成されている。
【0047】
入射部分31の他端面の入射面311には、光源21が、向き合って配置されている。これにより、入射部分31は、光源21からの光を、入射光L1(
図4中の破線矢印を参照)として、入射面311から本体部分30の内部に入射させる。ここで、光源21からの光が入射光L1として入射部分31から本体部分30の内部に入射する方向(光入射方向)は、
図4中の破線矢印方向とする。すなわち、光入射方向は、他方の端末部分301側から一方の端末部分300側への方向である。
【0048】
入射部分31は、本体部分30の上側面であって、相互に向き合っている出射面32と複数個の反射面33および繋面34との間に、設けられている。また、入射部分31は、本体部分30の中央部分に設けられている。
【0049】
入射部分31の一端は、本体部分30の上側面に対して、本体部分30と入射部分31とが挟む角のうち一方の端末部分300側(光入射方向側)の角が鈍角となるように、傾斜している。また、入射部分31の平面視形状は、湾曲形状をなす。さらに、入射部分31の一端は、一方の端末部分300側(光入射方向側)に向いている。
【0050】
(出射面32、反射面33、繋面34の説明)
出射面32は、本体部分30の側面(
図8中の2本の二点鎖線の間の側面)に設けられている。出射面32は、本体部分30の内部の光L1、L2を出射光L3として本体部分30の外部に出射させる。出射面32は、ランプレンズ11およびインナーレンズ13に向き合っている。
【0051】
複数個の反射面33と複数個の繋面34とは、本体部分30の側面であって、出射面32に向き合う側面に、設けられている。複数個の反射面33と複数個の繋面34とは、
図7に示すように、交互に連続して設けられている。1個の反射面33と1個の繋面34とは、1個のプリズムを構成する。
【0052】
複数個の反射面33は、本体部分30の内部の光L1、L2を反射光(図示せず)として出射面32側に反射させる。複数個の反射面33は、出射面32に対して傾斜している。複数個の繋面34は、出射面32に対してほぼ垂直をなし、かつ、金型の抜き勾配を有する。
【0053】
(全反射面35の説明)
全反射面35は、本体部分30の一方の端末部分300(すなわち、光入射方向側の端末部分300)に設けられている。全反射面35は、本体部分30の内部の光であって、入射光L1を、全反射光L2として、本体部分30の他方の端末部分301側(光入射方向に対して反対方向側)に全反射させる。光入射方向に対して反対方向は、
図4中の実線矢印方向であって、一方の端末部分300側から他方の端末部分301側への方向である。
【0054】
全反射面35は、この例では、中心角が90°の円錐形形状をなす。このため、全反射面35の断面形状(本体部分30の中心線方向の断面形状)は、90°の角を挟む2本の直線からなる。なお、全反射面35の断面形状が、90°の角を挟む2本の曲線からなるものであっても良い。
【0055】
(実施形態の作用の説明)
この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
【0056】
光源21が点灯されると、光源21からの光が、入射光L1として、導光部材3の入射部分31の入射面311から入射部分31内部に入射する。この入射光L1は、導光作用により、入射部分31内部を経て本体部分30の内部に入射し、さらに、本体部分30の内部を一方の端末部分300側(光入射方向側)に導かれる。
【0057】
入射光L1が、一方の端末部分300に達すると、全反射面35で全反射光L2として全反射する。全反射光L2は、導光作用により、本体部分30の内部を一方の端末部分300側から他方の端末部分301側(光入射方向側とは反対側)に導かれる。
【0058】
本体部分30の内部の入射光L1および全反射光L2は、複数個の反射面33で反射し、その反射光の一部が出射面32から出射光L3として本体部分30の外部に出射する。なお、反射光の残りは、出射面32において全反射して本体部分30の内部に留まって、本体部分30の内部を導光作用で導かれる。
【0059】
導光部材3の出射面32から出射した出射光L3は、車両用灯具1L、1Rのインナーレンズ13およびランプレンズ11を透過して、車両Cの外部に、フロントターンシグナルランプ用の配光で、照射される。
【0060】
ランプレンズ11から出射される出射光L3の色は、黄色もしくはアンバー色である。このため、光源21からの光の色、ランプレンズ11の色、インナーレンズ13の色のうち、少なくも、1つの色が黄色もしくはアンバー色であればよい。
【0061】
なお、本体部分30の他方の端末部分301に達した全反射光L2は、他方の端末部分301の端面から本体部分30の外部に出射する。他方の端末部分301の端面から本体部分30の外部に出射した光(図示せず)の大部分は、インナーパネル14で遮られるので、インナーレンズ13およびランプレンズ11を透過して、車両Cの外部に照射されることが無い。これにより、他方の端末部分301の端面から本体部分30の外部に出射した光による弊害は無い。
【0062】
(実施形態の効果の説明)
この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
【0063】
この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、本体部分30の途中に入射部分31を設け、本体部分30の一方の端末部分300に全反射面35を設けたものである。この結果、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、入射部分31内部から本体部分30の内部に入射して一方の端末部分300に導かれた入射光L1を、全反射面35において、全反射光L2として、他方の端末部分301側に全反射させることができる。その上、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、全反射面35において全反射した全反射光L2を、本体部分30の内部において、一方の端末部分300側から他方の端末部分301側に導くことができる。
【0064】
これにより、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、本体部分30の内部に入射した光(入射光L1および全反射光L2)を、本体部分30の全長(両端末部分300、301の間)に亘って、導くことができるものである。この結果、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、本体部分30の内部の光(入射光L1および全反射光L2)を、
図9(B)に示すように、出射光L3として、本体部分30の全長に亘って、出射面32から本体部分30の外部に出射させることができる。このため、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、本体部分30を全長に亘って発光させることができ、本体部分30の全長に亘った発光部分が得られる。ちなみに、出射面32から車両Cの前側に出射される出射光L3の光量において、シミュレーションにより得られた結果、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、後記の既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aと比較して、約42.9%多い。
【0065】
この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、車両Cの側面側の狭い空間(スペース)S1、S3に、本体部分30の一方の端末部分300を配置することにより、車両Cの側面側の狭い空間(スペース)S1、S3に、光源ユニット2および入射部分31を配置することができない場合であっても、前記の通り、本体部分30を全長に亘って発光させることができ、本体部分30の全長に亘った発光部分が得られる。
【0066】
しかも、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、本体部分30の途中に入射部分31を設け、車両Cの側面側における空間(スペース)S1、S3よりも広い車両Cの前面側の空間(スペース)S2、S4に、入射部分31および光源ユニット2を配置した場合であって、前記と同様に、本体部分30を全長に亘って発光させることができ、本体部分30の全長に亘った発光部分が得られる。
【0067】
このように、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、車両Cの側面側が狭い空間(スペース)S1、S3であっても、本体部分30の全長に亘った発光部分の意匠自由度を向上させることができる。
【0068】
また、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、車両Cの前部が車両Cの前面側から車両Cの側面側にかけて回り込んだ意匠形状の場合であっても、本体部分30の全長に亘った発光部分の意匠自由度を向上させることができる。
【0069】
(既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aの説明)
以下、この発明を実施しなかった既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aについて、
図10および
図11を参照して、説明する。なお、
図10および
図11において、
図1から
図9と同符号は、同一のものを示す。
【0070】
既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aは、前記の特許文献1の
図2に示す導光体(50)、車両用前照灯(20)である。すなわち、既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aは、車両用導光部材3Aの一方の端末部分300を車両Cの側面側における狭い空間(スペース)S1、S3に配置し、車両用導光部材3Aの途中に入射部分31を設けて、この入射部分31および光源ユニット2を車両Cの前面側の広い空間(スペース)S2、S4に配置したものである。
【0071】
また、既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aは、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rに対して、本体部分30の一方の端末部分300および他方の端末部分301に全反射面35を設けず、かつ、入射部分31の一端310を他方の端末部分301に向けたものである。
【0072】
既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aは、前記の構成からなるものであるから、光源21からの光が、入射光L1として、入射部分31の入射面311から入射部分31内部に入射すると、入射光L1が、導光作用により、入射部分31内部を経て本体部分30の内部に入射し、さらに、本体部分30の内部を他方の端末部分301側に導かれる。
【0073】
本体部分30の内部の入射光L1は、複数個の反射面33で反射し、その反射光の一部が出射面32から出射光L3として本体部分30の外部に出射する。なお、反射光の残りは、出射面32において全反射して本体部分30の内部に留まって、本体部分30の内部を導光作用で他方の端末部分301側に導かれる。
【0074】
導光部材3の出射面32から出射した出射光L3は、既存の車両用灯具1Aのインナーレンズ13およびランプレンズ11を透過して、車両Cの外部に、フロントターンシグナルランプ用の配光で、照射される。
【0075】
既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aは、本体部分30の他方の端末部分301に全反射面35を設けなかったので、他方の端末部分301側に達した入射光L1がそのまま他方の端末部分301の端面から本体部分30の外部に出射する。このため、既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aは、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rのような全反射光L2が得られない。
【0076】
この結果、既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aは、本体部分30の入射部分31から他方の端末部分301までの部分(車両Cの前面側の部分)が発光するが、本体部分30の入射部分31から一方の端末部分300までの部分(車両Cの側面側の部分)が発光しない発光困難部分3D(
図10および
図11中のハッチングが施されている部分を参照)となる。なお、既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aの発光困難部分3Dは、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rの本体部分30の途中から全反射面35を設けた一方の端末部分300までの部分(
図9中の太線により囲まれている部分を参照)に対応する。
【0077】
これにより、既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aは、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rと比較して、発光部分を、本体部分30全長に亘って確保することができず、一部分しか確保できない。このため、既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aは、車両Cの側面側が狭い空間(スペース)S1、S3の場合、本体部分30を全長に亘って発光させることができず、本体部分30の全長に亘った発光部分の意匠自由度を向上させることができない。
【0078】
また、前記の既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aにおいて、本体部分30を全長に亘って発光させるためには、一方の端末部分300側に、入射部分および光源を、別個に設置する必要があり、この場合には、部品点数が増加しかつ重量が重くなる。
【0079】
(実施形態の効果の説明)
これに対して、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、前記の通り、車両Cの側面側が狭い空間(スペース)S1、S3であっても、本体部分30の全長に亘った発光部分の意匠自由度を向上させることができる。
【0080】
また、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、1個の入射部分31および光源21により、本体部分30を全長に亘って発光させることができるので、部品点数の軽減化および軽量化を図ることができる。
【0081】
この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、入射部分31を、本体部分30の側面であって、相互に向き合っている出射面32と複数個の反射面33および繋面34との間に、設けたものである。この結果、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、入射部分31を出射面32または複数個の反射面33および繋面34に設けことにより、出射面32の一部分または複数個の反射面33および繋面34の一部分を入射部分31で失うことが無い。これにより、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、出射光L3を出射面32から効率良く出射させることができ、本体部分30の全長に亘った発光部分の意匠自由度を向上させることができる。
【0082】
この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、入射部分31を本体部分30の中央部分に設けたものである。この結果、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、入射部分31および光源ユニット2を車両Cの前面側の広い空間(スペース)S2、S4に配置することができる。この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、本体部分30の両端末部分300、301側(フェンダー側およびグリル側)の空間(スペース)S1、S2を省スペース化することができ、かつ、発光部分の意匠自由度を向上させることができる。
【0083】
この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、入射部分31の一端310を、本体部分30の側面に対して、本体部分30と入射部分31とが挟む角のうち一方の端末部分300(光入射方向側)の角が鈍角となるように、傾斜させたものである。この結果、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、光を入射部分31内部から本体部分30の内部に円滑(スムーズ)に入射させることができるので、光源21からの光を有効に利用することができる。これにより、この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1L、1Rは、出射光L3を出射面32から効率良く出射させることができ、本体部分30の全長に亘った発光部分の意匠自由度を向上させることができる。
【0084】
(実施形態以外の例の説明)
なお、前記の実施形態においては、車両用灯具1L、1Rをフロントコンビネーションランプに使用した例について説明するものである。しかしながら、この発明においては、車両用灯具1L、1Rを、フロントコンビネーションランプ以外のランプ、たとえば、リヤコンビネーションランプに、使用しても良い。この場合において、光源ユニット2および車両用導光部材3は、リヤターンシグナルランプ、リヤクリアランスランプ、リヤ装飾用ランプなどである。
【0085】
また、前記の実施形態においては、1個の入射部分31の一端310を本体部分30の側面に接続した例について説明するものである。しかしながら、この発明においては、複数個の入射部分31の一端310を本体部分30の側面に接続したものであっても良い。この場合には、複数個の入射部分31の他端面の入射面311に光源21を、それぞれ、に向き合って配置させる。これにより、ランプレンズ11からの出射光量が大幅に高くなる。
【0086】
さらに、前記の実施形態においては、入射部分31を、本体部分30の上側面であって、相互に向き合っている出射面32と複数個の反射面33および繋面34との間に、設けた例について説明するものである。しかしながら、この発明においては、入射部分31を、本体部分30の下側面、本体部分30の裏側面であって複数個の反射面33および繋面34、または、本体部分30の表側面であって出射面32に、設けても良い。入射部分31を本体部分30の表側面であって出射面32に設ける場合には、入射部分31や光源ユニット2をランプレンズ11から見えないように覆い隠す必要がある。また、入射部分31を本体部分30の裏側面であって複数個の反射面33および繋面34に設けた場合には、光を反射面33から出射面32側に反射させる効率が少し低下する。この場合においても、ランプレンズ11からの光の出射効率は、既存の車両用導光部材3A、既存の車両用灯具1Aのランプレンズ11からの光の出射効率よりも、高く確保することができる。
【0087】
さらにまた、前記の実施形態においては、入射部分31を本体部分30の中央部分に設けた例について説明するものである。しかしながら、この発明においては、入射部分31を、本体部分30の端部分であって、車両Cの前面側(車両Cの内側)の端部分に設けても良い。この場合においては、車両Cの前面側に、入射部分31および光源21を配置する空間(スペース)が確保できる場合である。
【0088】
さらにまた、前記の実施形態においては、入射部分31の一端310を、本体部分30の側面に対して、本体部分30と入射部分31とが挟む角のうち一方の端末部分300側の角が鈍角となるように、傾斜させたものである。しかしながら、この発明においては、入射部分31の一端310を、本体部分30の側面に対して、垂直に接続しても良い。
【0089】
さらにまた、前記の実施形態においては、入射部分31の一端310が本体部分30の一方の端末部分300に向いた湾曲形状をなす例について説明するものである。しかしながら、この発明においては、入射部分31が直線形状であっても良い。
【0090】
さらにまた、前記の実施形態においては、端末部分300、301がそれぞれ1本である。しかしながら、この発明においては、端末部分300、301を複数本に分岐させた複数本の端末部分300、301であっても良い。
【0091】
さらにまた、前記の実施形態においては、全反射面35を一方の端末部分300に設けるものである。しかしながら、この発明においては、全反射面35を両方の端末部分300、301に設けても良い。
【0092】
なお、この発明は、前記の実施形態により限定されるものではない。
【符号の説明】
【0093】
1A、1L、1R 車両用灯具
10 ランプハウジング
11 ランプレンズ
12 灯室
13 インナーレンズ
14 インナーパネル
15 ブラケット
2 光源ユニット
20 基板
21 光源
3、3A 車両用導光部材
3D 発光困難部分
30 本体部分
300、301 端末部分
31 入射部分
310一端
311 入射面
32 出射面
33 反射面
34 繋面
35 全反射面
A 他の車両用部品
B 後
C 車両
D 下
F 前
L 左
L1 入射光
L2 全反射光
L3 出射光
R 右
S1、S2、S3、S4 空間(スペース)
U 上