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特開2022-124408電源管理システム、サーバ装置、クライアント端末、プログラム、および、電源管理方法
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  • 特開-電源管理システム、サーバ装置、クライアント端末、プログラム、および、電源管理方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022124408
(43)【公開日】2022-08-25
(54)【発明の名称】電源管理システム、サーバ装置、クライアント端末、プログラム、および、電源管理方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/10 20120101AFI20220818BHJP
【FI】
G06Q10/10 340
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021022154
(22)【出願日】2021-02-15
(71)【出願人】
【識別番号】000134707
【氏名又は名称】株式会社ナカヨ
(74)【代理人】
【識別番号】100104570
【弁理士】
【氏名又は名称】大関 光弘
(72)【発明者】
【氏名】高橋 伸彰
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 一也
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA13
(57)【要約】
【課題】終業時刻の設定を行わなくても、残業時間に合わせてシャットダウンすることができる、利便性の高いクライアント端末の電源管理技術を提供する。
【解決手段】サーバ装置1は、共有ファイル装置4を監視し、ある利用者の残業申請が登録されると、この利用者のクライアント端末2に、残業申請で指定された終業時刻を含む残業申請登録通知を送信し、ある利用者の申請結果が登録されると、この利用者のクライアント端末2に、申請結果が申請承認ならば、この利用者の残業申請で指定された終業時刻を含む申請承認通知を送信し、申請却下ならば申請却下通知を送信する。クライアント端末2は、残業申請登録通知を受信すると残業申請登録メッセージを出力し、申請承認通知を受信すると申請承認メッセージを出力して、シャットダウンする終業時刻を、申請承認通知で指定されている終業時刻に変更し、申請却下通知を受信すると申請却下メッセージを出力する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クライアント端末およびサーバ装置を備え、勤怠管理システムあるいはスケジュール管理システムと連携して、利用者毎に、前記クライアント端末を終業時刻にシャットダウンする電源管理システムであって、
前記サーバ装置は、
利用者毎に、当該利用者に紐付けられた前記クライアント端末を記憶する記憶手段と、
前記勤怠管理システムあるいは前記スケジュール管理システムによって管理され、利用者毎に残業申請およびその申請結果を記憶する共有ファイルを監視する監視手段と、
ある利用者の残業申請が前記共有ファイルに登録されたことが前記監視手段により検出された場合に、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に、当該残業申請で指定されている終業時刻を含む残業申請登録通知を送信する残業申請登録通知手段と、
ある利用者の申請結果が前記共有ファイルに登録されたことが前記監視手段により検出された場合に、当該申請結果が申請承認ならば、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に、当該利用者の残業申請で指定されている終業時刻を含む申請承認通知を送信し、当該申請結果が申請却下ならば、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に申請却下通知を送信する申請結果通知手段と、を有し、
前記クライアント端末は、
自クライアント端末を所定の終業時刻にシャットダウンする電源制御手段と、
前記サーバ装置から前記残業申請登録通知を受信した場合に、残業申請が登録され、これが承認された場合に、終業時刻が、当該残業申請登録通知で指定されている終業時刻に変更される旨のメッセージを出力する残業申請登録メッセージ出力手段と、
前記サーバ装置から前記申請承認通知を受信した場合に、残業申請が承認され、終業時刻が、当該申請承認通知で指定されている終業時刻に変更された旨のメッセージを出力する申請承認メッセージ出力手段と、
前記サーバ装置から前記申請却下通知を受信した場合に、残業申請が却下された旨のメッセージを出力する申請却下メッセージ出力手段と、
前記サーバ装置から前記申請承認通知を受信した場合に、前記電源制御手段に設定されている前記所定の終業時刻を、当該申請承認通知で指定されている終業時刻に変更する終業時刻変更手段と、を有する
ことを特徴とする電源管理システム。
【請求項2】
請求項1に記載の電源管理システムであって、
前記クライアント端末は、
利用者の指示に従い、当該利用者の指定を伴う前記残業申請を前記勤怠管理システムあるいは前記スケジュール管理システムに送信する残業申請送信手段をさらに有する
ことを特徴とする電源管理システム。
【請求項3】
クライアント端末にシャットダウンする終業時刻を設定するサーバ装置であって、
利用者毎に、当該利用者に紐付けられた前記クライアント端末を記憶する記憶手段と、
勤怠管理システムあるいはスケジュール管理システムによって管理され、利用者毎に残業申請およびその申請結果を記憶する共有ファイルを監視する監視手段と、
ある利用者の残業申請が前記共有ファイルに登録されたことが前記監視手段により検出された場合に、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に、当該残業申請で指定されている終業時刻を含む残業申請登録通知を送信する残業申請登録通知手段と、
ある利用者の申請結果が前記共有ファイルに登録されたことが前記監視手段により検出された場合に、当該申請結果が申請承認ならば、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に、当該利用者の残業申請で指定されている終業時刻を含む申請承認通知を送信し、当該申請結果が申請却下ならば、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に申請却下通知を送信する申請結果通知手段と、を有する
ことを特徴とするサーバ装置。
【請求項4】
所定の終業時刻にシャットダウンするクライアント端末であって、
サーバ装置から残業申請登録通知を受信した場合に、残業申請が登録され、これが承認された場合に、終業時刻が、当該残業申請登録通知で指定されている終業時刻に変更される旨のメッセージを出力する残業申請登録メッセージ出力手段と、
前記サーバ装置から申請承認通知を受信した場合に、残業申請が承認され、終業時刻が、当該申請承認通知で指定されている終業時刻に変更された旨のメッセージを出力する申請承認メッセージ出力手段と、
前記サーバ装置から申請却下通知を受信した場合に、残業申請が却下された旨のメッセージを出力する申請却下メッセージ出力手段と、
前記サーバ装置から前記申請承認通知を受信した場合に、自クライアント端末に設定されている前記所定の終業時刻を、当該申請承認通知で指定されている終業時刻に変更する終業時刻変更手段と、を有する
ことを特徴とするクライアント端末。
【請求項5】
クライアント端末にシャットダウンする終業時刻を設定するサーバ装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
利用者毎に、当該利用者に紐付けられた前記クライアント端末を記憶する記憶手段、
勤怠管理システムあるいはスケジュール管理システムによって管理され、利用者毎に残業申請およびその申請結果を記憶する共有ファイルを監視する監視手段、
ある利用者の残業申請が前記共有ファイルに登録されたことが前記監視手段により検出された場合に、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に、当該残業申請で指定されている終業時刻を含む残業申請登録通知を送信する残業申請登録通知手段、および、
ある利用者の申請結果が前記共有ファイルに登録されたことが前記監視手段により検出された場合に、当該申請結果が申請承認ならば、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に、当該利用者の残業申請で指定されている終業時刻を含む申請承認通知を送信し、当該申請結果が申請却下ならば、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に申請却下通知を送信する申請結果通知手段、として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
【請求項6】
所定の終業時刻にシャットダウンするクライアント端末としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
サーバ装置から残業申請登録通知を受信した場合に、残業申請が登録され、これが承認された場合に、終業時刻が、当該残業申請登録通知で指定されている終業時刻に変更される旨のメッセージを出力する残業申請登録メッセージ出力手段、
前記サーバ装置から申請承認通知を受信した場合に、残業申請が承認され、終業時刻が、当該申請承認通知で指定されている終業時刻に変更された旨のメッセージを出力する申請承認メッセージ出力手、
前記サーバ装置から申請却下通知を受信した場合に、残業申請が却下された旨のメッセージを出力する申請却下メッセージ出力手段、および、
前記サーバ装置から前記申請承認通知を受信した場合に、自クライアント端末に設定されている前記所定の終業時刻を、当該申請承認通知で指定されている終業時刻に変更する終業時刻変更手段、として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
【請求項7】
勤怠管理システムあるいはスケジュール管理システムと連携して、利用者毎に、クライアント端末を所定の終業時刻にシャットダウンさせる電源管理方法であって、
サーバ装置は、
利用者毎に、当該利用者に紐付けられた前記クライアント端末を記憶し、
前記勤怠管理システムあるいは前記スケジュール管理システムによって管理され、利用者毎に残業申請およびその申請結果を記憶する共有ファイルを監視し、
ある利用者の残業申請が前記共有ファイルに登録されたことを検出した場合に、当該利用者に紐付けられて記憶されている前記クライアント端末に、当該残業申請で指定されている終業時刻を含む残業申請登録通知を送信し、
ある利用者の申請結果が前記共有ファイルに登録されたことを検出した場合に、当該申請結果が申請承認ならば、当該利用者に紐付けられて記憶されている前記クライアント端末に、当該利用者の残業申請で指定されている終業時刻を含む申請承認通知を送信し、当該申請結果が申請却下ならば、当該利用者に紐付けられて記憶されている前記クライアント端末に申請却下通知を送信し、
前記クライアント端末は、
前記サーバ装置から前記残業申請登録通知を受信した場合に、残業申請が登録され、これが承認された場合に、終業時刻が、当該残業申請登録通知で指定されている終業時刻に変更される旨のメッセージを出力し、
前記サーバ装置から前記申請承認通知を受信した場合に、残業申請が承認され、終業時刻が、当該申請承認通知で指定されている終業時刻に変更された旨のメッセージを出力するとともに、自クライアント端末に設定されている前記所定の終業時刻を、当該申請承認通知で指定されている終業時刻に変更し、
前記サーバ装置から前記申請却下通知を受信した場合に、残業申請が却下された旨のメッセージを出力する
ことを特徴とする電源管理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クライアント端末の電源管理技術に関し、特に、勤怠管理システムあるいはスケジュール管理システムと連携して、利用者毎に、クライアント端末を終業時刻にシャットダウンする技術に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、勤務時間外の機器利用を抑止して、勤務時間と機器利用時間との不一致を防止することができる機器使用管理システムが開示されている。この機器使用管理システムにおいて、機器使用管理サーバは、利用者の出退勤情報を管理するデータベースを参照し、利用者の出勤情報がデータベースに登録された場合に、クライアント端末に対する利用者のアカウントを有効、利用者の退勤情報がデータベースに登録された場合に、クライアント端末に対する利用者のアカウントを無効にする。また、利用者が許容時間を経過してもクライアント端末を未だ使用中であるならば、クライアント端末は強制的にシャットダウンすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012-73789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の機器使用管理システムによれば、利用者あるいは管理者が許容時間を任意に設定あるいは延長することにより、利用者の残業時間に合わせてクライアント端末をシャットダウンすることができる。
【0005】
しかしながら、一般に、企業等においては、従業者は残業申請を行い、これを管理者が承認することにより、残業が許可される。このため、従業者が許可された残業時間に合わせて許容時間を設定する場合、この設定処理を残業申請とは別に行う必要があり、煩雑である。また、管理者が許容時間を設定する場合でも、この設定処理を残業申請の承認とは別に行う必要があり、やはり煩雑である。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、残業申請およびその申請結果とは別に終業時刻の設定を行わなくても、残業時間に合わせてシャットダウンすることができ、利便性の高いクライアント端末の電源管理技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、勤怠管理システムあるいはスケジュール管理システムと連携して、利用者毎に、クライアント端末を終業時刻にシャットダウンする。本発明において、サーバ装置は、勤怠管理システムあるいはスケジュール管理システムによって管理され、利用者毎に残業申請およびその申請結果を記憶する共有ファイルを監視する。そして、共有ファイルに、ある利用者の残業申請が登録されると、この利用者のクライアント端末に、この残業申請で指定されている終業時刻を含む残業申請登録通知を送信する。また、ある利用者の申請結果が共有ファイルに登録されると、この申請結果が申請承認ならば、この利用者のクライアント端末に、この利用者の残業申請で指定されている終業時刻を含む申請承認通知を送信し、この申請結果が申請却下ならば、この利用者のクライアント端末に申請却下通知を送信する。クライアント端末は、所定の終業時刻にシャットダウンするように設定されており、サーバ装置から残業申請登録通知を受信すると、利用者に、残業申請が登録され、これが承認された場合に、終業時刻が、残業申請登録通知で指定されている終業時刻に変更されることを知らせる。また、サーバ装置から申請承認通知を受信すると、利用者に、残業申請が承認され、終業時刻が、申請承認通知で指定されている終業時刻に変更されたことを知らせるとともに、自クライアント端末に設定されている終業時刻を、この申請承認通知で指定されている終業時刻に変更する。また、サーバ装置から申請却下通知を受信すると、利用者に、残業申請が却下されたことを知らせる。この場合、自クライアント端末に設定されている終業時刻は変更されない。
【0008】
例えば、本発明は、
クライアント端末およびサーバ装置を備え、勤怠管理システムあるいはスケジュール管理システムと連携して、利用者毎に、前記クライアント端末を終業時刻にシャットダウンする電源管理システムであって、
前記サーバ装置は、
利用者毎に、当該利用者に紐付けられた前記クライアント端末を記憶する記憶手段と、
前記勤怠管理システムあるいは前記スケジュール管理システムによって管理され、利用者毎に残業申請およびその申請結果を記憶する共有ファイルを監視する監視手段と、
ある利用者の残業申請が前記共有ファイルに登録されたことが前記監視手段により検出された場合に、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に、当該残業申請で指定されている終業時刻を含む残業申請登録通知を送信する残業申請登録通知手段と、
ある利用者の申請結果が前記共有ファイルに登録されたことが前記監視手段により検出された場合に、当該申請結果が申請承認ならば、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に、当該利用者の残業申請で指定されている終業時刻を含む申請承認通知を送信し、当該申請結果が申請却下ならば、当該利用者に紐付けられて前記記憶手段に記憶されている前記クライアント端末に申請却下通知を送信する申請結果通知手段と、を有し、
前記クライアント端末は、
自クライアント端末を所定の終業時刻にシャットダウンする電源制御手段と、
前記サーバ装置から前記残業申請登録通知を受信した場合に、残業申請が登録され、これが承認された場合に、終業時刻が、当該残業申請登録通知で指定されている終業時刻に変更される旨のメッセージを出力する残業申請登録メッセージ出力手段と、
前記サーバ装置から前記申請承認通知を受信した場合に、残業申請が承認され、終業時刻が、当該申請承認通知で指定されている終業時刻に変更された旨のメッセージを出力する申請承認メッセージ出力手段と、
前記サーバ装置から前記申請却下通知を受信した場合に、残業申請が却下された旨のメッセージを出力する申請却下メッセージ出力手段と、
前記サーバ装置から前記申請承認通知を受信した場合に、前記電源制御手段に設定されている前記所定の終業時刻を、当該申請承認通知で指定されている終業時刻に変更する終業時刻変更手段と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、利用者の残業申請が承認され、その申請結果が勤怠管理システムあるいはスケジュール管理システムを介して共有ファイルに登録されることにより、この利用者のクライアント端末の終業時刻が、この残業申請で指定されている終業時刻に変更される。したがって、本発明によれば、利用者あるいは管理者が残業申請作業およびその承認操作とは別個に終業時刻の設定を行わなくても、利用者の残業時間に合わせてクライアント端末をシャットダウンすることができる。また、利用者の残業申請が勤怠管理システムあるいはスケジュール管理システムを介して共有ファイルに登録されることにより、この利用者のクライアント端末に残業申請登録通知が送信され、さらに、この残業申請の申請結果が勤怠管理システムあるいはスケジュール管理システムを介して共有ファイルに登録されることにより、この利用者のクライアント端末に申請承認通知あるいは申請却下通知が送信されるので、利用者は、クライアント端末を介して残業申請の進捗状況を知ることができ、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、本発明の一実施の形態に係る電源管理システムの概略構成図である。
図2図2は、本発明の一実施の形態に係る電源管理システムの動作例を示すシーケンス図である。
図3図3は、本発明の一実施の形態に係る電源管理システムの動作例を示すシーケンス図であり、図2の続きである。
図4図4は、サーバ装置1の概略機能構成図である。
図5図5は、サーバ装置1の動作フローを説明するための図である。
図6図6は、クライアント端末2の概略機能構成図である。
図7図7は、クライアント端末2の動作フローを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本発明の一実施の形態について説明する。
【0012】
図1は、本実施の形態に係る電源管理システムの概略構成図である。
【0013】
図示するように、本実施の形態に係る電源管理システムは、サーバ装置1と、利用者毎に設けられた複数のクライアント端末2-1~2-3(以下、単にクライアント端末2とも呼ぶ)と、がWAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)等のネットワーク5に接続されて構成されている。ここで、ネットワーク5には、各利用者の残業申請およびその申請結果を含む勤怠情報を管理する勤怠管理装置3と、勤怠管理装置3によって管理(登録・更新)され、利用者毎に残業申請およびその申請結果を記憶する共有ファイル装置4と、が接続されている。サーバ装置1は、勤怠管理装置3と連携して、利用者毎に、クライアント端末2を終業時刻にシャットダウンする。
【0014】
図2および図3は、本実施の形態に係る電源管理システムの動作例を示すシーケンス図である。
【0015】
クライアント端末2は、利用者(残業申請者)から、この利用者の識別情報である利用者IDおよび終業時刻の指定を伴う残業申請依頼を受け付けると(S100)、この利用者IDおよび終業時刻の指定を伴う残業申請を勤怠管理装置3に送信する(S101)。
【0016】
これを受けて、勤怠管理装置3は、共有ファイル装置4にアクセスして共有ファイル装置4に残業申請を登録する(S102)。
【0017】
サーバ装置1は、定期的に共有ファイル装置4にアクセスして共有ファイル装置4の登録内容を監視しており(S103)、共有ファイル装置4に残業申請が新たに登録されたことを検出すると、これを取得する(S104)。そして、この残業申請で指定されている利用者IDに紐付けられて管理されている管理者の端末(残業申請送信元のクライアント端末2以外のクライアント端末2であってもよい)に、この残業申請を伴う残業申請通知を送信するとともに(S105)、この残業申請で指定されている利用者IDに紐付けられて管理されている利用者(残業申請者)のクライアント端末2(残業申請送信元のクライアント端末2)に、この残業申請で指定されている終業時刻を含む残業申請登録通知を送信する(S106)。
【0018】
クライアント端末2は、サーバ装置1から残業申請登録通知を受信すると、残業申請が登録され、これが承認された場合に、終業時刻が、この残業申請登録通知で指定されている終業時刻に変更される旨の残業申請登録メッセージを出力して(S107)、利用者に、残業申請の承認待ち状態にあることを知らせる。
【0019】
その後、勤怠管理装置3は、残業申請の指定を伴う申請結果を管理者の端末から受け付けると(S108)、共有ファイル装置4にアクセスして、受け付けた申請結果を、この申請結果で指定された残業申請に紐付けて共有ファイル装置4に登録する(S109)。
【0020】
上述したように、サーバ装置1は、定期的に共有ファイル装置4にアクセスして共有ファイル装置4の登録内容を監視しており(S110)、共有ファイル装置4に申請結果が新たに登録されたことを検出すると、この申請結果を、この申請結果に紐付けられている残業申請とともに取得する(S111)。そして、取得した申請結果が申請承認および申請却下のいずれであるかを解析する(S112)。
【0021】
ここでは、申請結果が申請承認であるものとする。この場合、サーバ装置1は、この申請結果とともに共有ファイル装置4から取得した残業申請で指定されている利用者IDに紐付けられて管理されている利用者(残業申請者)のクライアント端末2に、この残業申請で指定されている終業時刻を含む申請承認通知を送信する(S113)。これを受けて、クライアント端末2は、残業申請が承認され、終業時刻が、サーバ装置1から受信した申請承認通知で指定されている終業時刻に変更された旨の申請承認メッセージを出力して(S114)、残業申請が承認されたことを利用者に知らせるとともに、自クライアント端末2に設定されている定刻の終業時刻を、申請承認通知で指定されている終業時刻に変更する(S115)。
【0022】
なお、申請結果が申請却下である場合、サーバ装置1は、この申請結果とともに共有ファイル装置4から取得した残業申請で指定されている利用者IDに紐付けられて管理されている利用者(残業申請者)のクライアント端末2に申請却下通知を送信する。そして、クライアント端末2は、残業申請が却下された旨の申請却下メッセージを出力する。この場合、クライアント端末2の終業時刻は変更されず、定刻のままとなる。
【0023】
その後、クライアント端末2は、自クライアント端末2に設定された終業時刻が到来すると(S116)、自クライアント端末2をシャットダウンする(S117)。
【0024】
つぎに、本実施の形態に係る電源管理システムを構成するサーバ装置1およびクライアント端末2の詳細を説明する。
【0025】
まず、サーバ装置1について説明する。
【0026】
図4は、サーバ装置1の概略機能構成図である。
【0027】
図示するように、サーバ装置1は、ネットワークインターフェース部100と、利用者情報記憶部101と、残業申請情報記憶部102と、共有ファイル監視部103と、通知部104と、主制御部105と、を備えている。
【0028】
ネットワークインターフェース部100は、ネットワーク5に接続するためのインターフェースである。
【0029】
利用者情報記憶部101には、利用者毎に、利用者が使用するクライアント端末2のアドレス情報を含む端末情報と、この利用者を管理する管理者の識別情報および使用端末のアドレス情報を含む管理者情報と、がこの利用者の利用者IDに紐付けられて記憶されている。
【0030】
残業申請情報記憶部102には、利用者毎に、利用者が提出した残業申請と、この残業申請の申請結果(管理者による申請承認あるいは申請却下)と、がこの利用者の利用者IDに紐付けられて記憶される。
【0031】
共有ファイル監視部103は、ネットワークインターフェース部100を介して定期的に共有ファイル装置4にアクセスして、共有ファイル装置4に残業申請あるいは申請結果が新たに登録されたか否かを監視する。例えば、登録日時が前回のアクセス日時以降の残業申請あるいは申請結果の有無を監視する。
【0032】
通知部104は、ネットワークインターフェース部100を介して管理者の端末およびクライアント端末2に、各種通知を送信するものであり、残業申請登録通知部106と、申請結果通知部107と、を有する。
【0033】
残業申請登録通知部106は、ある利用者の残業申請が共有ファイル装置4に登録されたことが共有ファイル監視部103により検出された場合に、この利用者の利用者IDに紐付けられて利用者情報記憶部101に記憶されている管理者情報により特定される管理者の端末に、この残業申請を伴う残業申請通知を送信するとともに、この利用者の利用者IDに紐付けられて利用者情報記憶部101に記憶されている端末情報により特定される利用者(残業申請者)のクライアント端末2に、この残業申請で指定されている終業時刻を含む残業申請登録通知を送信する。
【0034】
申請結果通知部107は、ある利用者の残業申請の申請結果が共有ファイル装置4に登録されたことが共有ファイル監視部103により検出された場合に、この申請結果が申請承認であるならば、この利用者の利用者IDに紐付けられて利用者情報記憶部101に記憶されている端末情報により特定されるクライアント端末2に、この残業申請で指定されている終業時刻を含む申請承認通知を送信し、この申請結果が申請却下であるならば、このクライアント端末2に申請却下通知を送信する。
【0035】
そして、主制御部105は、サーバ装置1の各部100~104を統括的に制御する。
【0036】
上記構成のサーバ装置1の機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD-ROM等の補助記憶装置、モデム、NIC(Network Interface Card)等の通信インターフェース、および、ディスプレイ、キーボード等の入出力装置を備えたPC(Personal Computer)等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。
【0037】
図5は、サーバ装置1の動作フローを説明するための図である。
【0038】
共有ファイル監視部103は、共有ファイル装置4へのアクセスタイミングが到来すると(S200でYES)、ネットワークインターフェース部100を介して共有ファイル装置4にアクセスして共有ファイル装置4の登録内容をチェックする(S201)。
【0039】
共有ファイル監視部103は、共有ファイル装置4に残業申請が新規登録されたことを検出したならば(S202でYES)、この新規登録された残業申請を、ネットワークインターフェース部100を介して共有ファイル装置4から取得して(S203)、この残業申請を主制御部105に渡す。これを受けて、主制御部105は、この残業申請を残業申請情報記憶部102に記憶するとともに、この残業申請で指定された利用者IDに紐付けられて利用者情報記憶部101に記憶されている端末情報および管理者情報を特定し、通知部104に、この端末情報および管理者情報と残業申請とを通知して、残業申請登録通知を指示する。
【0040】
通知部104において、残業申請登録通知部106は、端末情報、管理者情報および残業申請を伴う残業申請登録通知の指示を主制御部105から受け取ると、ネットワークインターフェース部100を介して、この管理者情報により特定される管理者の端末に、この残業申請を伴う残業申請通知を送信するとともに、この端末情報により特定される利用者(残業申請者)のクライアント端末2に、この残業申請で指定されている終業時刻の指定を伴う残業申請登録通知を送信する(S204)。
【0041】
また、共有ファイル監視部103は、共有ファイル装置4に申請結果が新規登録されたことを検出したならば(S205でYES)、この新規登録された申請結果を、この申請結果に紐付けられている残業申請とともに共有ファイル装置4から取得して(S206)、取得した残業申請および申請結果を主制御部105に渡す。これを受けて、主制御部105は、共有ファイル監視部103から受け取った申請結果を、この申請結果とともに共有ファイル監視部103から受け取った残業申請に紐付けて残業申請情報記憶部102に記憶するとともに、この申請結果が申請承認であるならば(S207でYES)、この申請結果とともに共有ファイル監視部103から受け取った残業申請で指定された利用者IDに紐付けられて利用者情報記憶部101に記憶されている端末情報を特定し、通知部104に、この端末情報と残業申請で指定されている終業時刻とを通知して申請承認通知を指示する。一方、申請結果が申請却下であるならば(S207でNO)、この申請結果とともに共有ファイル監視部103から受け取った残業申請で指定された利用者IDに紐付けられて利用者情報記憶部101に記憶されている端末情報を特定し、通知部104に、この端末情報を通知して申請却下通知を指示する。
【0042】
通知部104において、申請結果通知部107は、主制御部105から端末情報および終業時刻を伴う申請承認通知の指示を受け取ると、ネットワークインターフェース部100を介して、この端末情報により特定される利用者(残業申請者)のクライアント端末2に、この終業時刻の指定を伴う申請承認通知を送信する(S208)。また、申請結果通知部107は、主制御部105から端末情報を伴う申請却下通知の指示を受け取ると、ネットワークインターフェース部100を介して、この端末情報により特定される利用者(残業申請者)のクライアント端末2に、申請却下通知を送信する(S209)。
【0043】
つぎに、クライアント端末2について説明する。
【0044】
図6は、クライアント端末2の概略機能構成図である。
【0045】
図示するように、クライアント端末2は、ネットワークインターフェース部200と、マンマシンインターフェース部201と、電源制御部202と、メッセージ出力部203と、残業申請送信部204と、主制御部205と、を備えている。
【0046】
ネットワークインターフェース部200は、ネットワーク5に接続するためのインターフェースである。
【0047】
マンマシンインターフェース部201は、利用者に情報を提示したり、残業申請依頼等の各種操作を利用者から受け付けたりするためのインターフェースである。
【0048】
電源制御部202は、予め設定された所定の終業時刻(定刻)に自クライアント端末2をシャットダウンするように、自クライアント端末2の電源を制御する。
【0049】
メッセージ出力部203は、マンマシンインターフェース部201から各種メッセージを出力するものであり、残業申請登録メッセージ出力部206と、申請承認メッセージ出力部207と、申請却下メッセージ出力部208と、を有する。
【0050】
残業申請登録メッセージ出力部206は、サーバ装置1から残業申請登録通知を受信した場合に、残業申請が登録され、これが承認された場合に、終業時刻が、この残業申請登録通知で指定されている終業時刻に変更される旨の残業申請登録メッセージをマンマシンインターフェース部201から出力する。
【0051】
申請承認メッセージ出力部207は、サーバ装置1から申請承認通知を受信した場合に、残業申請が承認され、終業時刻が、この申請承認通知で指定されている終業時刻に変更された旨の申請承認メッセージをマンマシンインターフェース部201から出力する。
【0052】
申請却下メッセージ出力部208は、サーバ装置1から申請却下通知を受信した場合に、残業申請が却下された旨のメッセージをマンマシンインターフェース部201から出力する。
【0053】
残業申請送信部204は、マンマシンインターフェース部201を介して利用者から受け付けた残業申請依頼に従い、ネットワークインターフェース部200を介して勤怠管理装置3に、利用者IDおよび終業時刻の指定を伴う残業申請を送信する。
【0054】
そして、主制御部205は、クライアント端末2の各部200~204を統括的に制御する。
【0055】
上記構成のクライアント端末2の機能構成は、サーバ装置1と同様、ASIC、FPGAなどの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSPなどの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD-ROM等の補助記憶装置、モデム、NIC等の通信インターフェース、および、ディスプレイ、キーボード等の入出力装置を備えたPC等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。
【0056】
図7は、クライアント端末2の動作フローを説明するための図である。
【0057】
主制御部205は、マンマシンインターフェース部201を介して利用者から、利用者IDおよび終業時刻の指定を伴う残業申請依頼を受け付けると(S300でYES)、残業申請送信部204に、指定された利用者IDおよび終業時刻を通知して残業申請送信を指示する。これを受けて、残業申請送信部204は、ネットワークインターフェース部200を介して勤怠管理装置3に、主制御部205より受け取った利用者IDおよび終業時刻の指定を伴う残業申請を送信する(S301)。
【0058】
また、主制御部205は、ネットワークインターフェース部200を介してサーバ装置1から残業申請登録通知を受信すると(S302でYES)、メッセージ出力部203に、この残業申請登録通知で指定されている終業時刻を通知して残業申請登録メッセージの出力を指示する。これを受けて、メッセージ出力部203の残業申請登録メッセージ出力部206は、残業申請が登録され、これが承認された場合に、終業時刻が、主制御部205より通知された終業時刻に変更される旨の残業申請登録メッセージをマンマシンインターフェース部201から出力する(S303)。
【0059】
また、主制御部205は、ネットワークインターフェース部200を介してサーバ装置1から申請承認通知を受信すると(S304でYES)、メッセージ出力部203に、この申請承認通知で指定されている終業時刻を通知して申請承認メッセージの出力を指示する。これを受けて、メッセージ出力部203の申請承認メッセージ出力部207は、残業申請が承認され、終業時刻が、主制御部205より通知された終業時刻に変更された旨の申請承認メッセージをマンマシンインターフェース部201から出力する(S305)。それから、主制御部205は、電源制御部202に設定されている終業時刻(定刻)を、申請承認通知で指定されている終業時刻に変更する(S306)。
【0060】
また、主制御部205は、ネットワークインターフェース部200を介してサーバ装置1から申請却下通知を受信すると(S307でYES)メッセージ出力部203に申請却下メッセージの出力を指示する。これを受けて、メッセージ出力部203の申請却下メッセージ出力部208は、残業申請が却下された旨の申請却下メッセージをマンマシンインターフェース部201から出力する(S308)。
【0061】
また、電源制御部202は、自身に設定されている終業時刻が到来すると(S309でYES)、自クライアント端末2をシャットダウンして、自クライアント端末2の電源を切断する(S310)。
【0062】
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
【0063】
本実施の形態によれば、利用者の残業申請が承認され、その申請結果が勤怠管理装置3によって共有ファイル装置4に登録されることにより、この利用者のクライアント端末2の終業時刻が、この残業申請で指定されている終業時刻に変更される。したがって、利用者あるいは管理者が残業申請作業およびその承認作業とは別に終業時刻の設定を行わなくても、クライアント端末2を、利用者の残業時間に合わせてシャットダウンすることができる。また、利用者の残業申請が勤怠管理装置3によって共有ファイル装置4に登録されることにより、この利用者のクライアント端末2に残業申請登録通知が送信され、さらに、この残業申請の申請結果が勤怠管理装置3によって共有ファイル装置4に登録されることにより、この利用者のクライアント端末2に申請承認通知あるいは申請却下通知が送信されるので、利用者は、クライアント端末2を介して残業申請の進捗状況を知ることができ、利便性が向上する。
【0064】
また、本実施の形態によれば、クライアント端末2は、利用者の残業申請依頼に従い、利用者IDの指定を伴う残業申請を勤怠管理装置3に送信することができるので、利用者の利便性がさらに向上する。
【0065】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0066】
例えば、上記の実施の形態において、残業申請において終業時刻とともに日付を指定するようにしてもよい。そして、残業申請が承認された場合、残業申請で指定されている日付におけるクライアント端末2の終業時刻を、この残業申請で指定されている終業時刻に変更する。このようにすることにより、残業日以前に残業申請を行った場合でも、残業日の終業時刻にクライアント端末2をシャットダウンすることができる。
【0067】
また、上記の実施の形態においては、利用者の終業時刻に合わせてクライアント端末2をシャットダウンしているが、利用者の早退時刻に合わせてクライアント端末2をシャットダウンできるようにしてもよい。
【0068】
また、上記の実施の形態において、勤怠管理装置3に共有ファイル装置4を搭載して、共有ファイル装置4を勤怠管理装置3と同じ装置上に実現してもよい。あるいは、サーバ装置1に共有ファイル装置4を搭載して、共有ファイル装置4をサーバ装置1と同じ装置上に実現してもよい。
【0069】
また、上記の実施の形態において、勤怠管理装置3に代えて、各利用者の残業申請およびその申請結果を含むスケジュール情報を管理するスケジュール管理装置を設け、共有ファイル装置4に記憶される各利用者の残業申請およびその申請結果を、スケジュール管理装置により管理(登録・更新)するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0070】
1:サーバ装置 2、2-1~2-3:クライアント端末
3:勤怠管理装置 4:共有ファイル装置 5:ネットワーク
100:ネットワークインターフェース部 101:利用者情報記憶部
102:残業申請情報記憶部 103:共有ファイル監視部
104:通知部 105:主制御部 106:残業申請登録通知部
107:申請結果通知部 200:ネットワークインターフェース部
201:マンマシンインターフェース部 202:電源制御部
203:メッセージ出力部 204:残業申請送信部 205:主制御部
206:残業申請登録メッセージ出力部 207:申請承認メッセージ出力部
208:申請却下メッセージ出力部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7