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特開2022-125022車両に別の車両を接続するためのコネクタ装置、電動牽引ドーリ、及び複数の追加車両にモジュール式に接続可能な車両
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  • 特開-車両に別の車両を接続するためのコネクタ装置、電動牽引ドーリ、及び複数の追加車両にモジュール式に接続可能な車両 図1A
  • 特開-車両に別の車両を接続するためのコネクタ装置、電動牽引ドーリ、及び複数の追加車両にモジュール式に接続可能な車両 図1B
  • 特開-車両に別の車両を接続するためのコネクタ装置、電動牽引ドーリ、及び複数の追加車両にモジュール式に接続可能な車両 図2
  • 特開-車両に別の車両を接続するためのコネクタ装置、電動牽引ドーリ、及び複数の追加車両にモジュール式に接続可能な車両 図3A
  • 特開-車両に別の車両を接続するためのコネクタ装置、電動牽引ドーリ、及び複数の追加車両にモジュール式に接続可能な車両 図3B
  • 特開-車両に別の車両を接続するためのコネクタ装置、電動牽引ドーリ、及び複数の追加車両にモジュール式に接続可能な車両 図3C
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022125022
(43)【公開日】2022-08-26
(54)【発明の名称】車両に別の車両を接続するためのコネクタ装置、電動牽引ドーリ、及び複数の追加車両にモジュール式に接続可能な車両
(51)【国際特許分類】
   B60D 1/173 20060101AFI20220819BHJP
   B60D 1/07 20060101ALI20220819BHJP
   B62D 53/00 20060101ALI20220819BHJP
【FI】
B60D1/173
B60D1/07
B62D53/00 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】14
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022021722
(22)【出願日】2022-02-16
(31)【優先権主張番号】63/149,897
(32)【優先日】2021-02-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】519045066
【氏名又は名称】ディー.エス.レイダー エルティーディー
(74)【代理人】
【識別番号】100111202
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 周彦
(72)【発明者】
【氏名】アブラモフ,エレツ
(57)【要約】      (修正有)
【課題】牽引ドーリ又はそれに積載する積み荷を牽引するための運送車に接続する後側トレーラヒッチの取り付けを含むか又は可能にする。
【解決手段】第1の車両を第2の車両に接続するためのコネクタ装置100であって、前側で第1の車両の後方上部に接続すると共に後側で第2の車両の前方上側に接続するように構成される上部フレーム110と、後側で第2の車両の前方下側に接続するように構成される下部フレーム120とを備え、上部フレームの後側は、第1の回転軸xの周りに、前記第2の車両の前方上側に回動自在に接続するように構成され、下部フレームの後側は、前記第1の回転軸xに対して角度を有する第2の回転軸yの周りに、第2の車両の前方下部に回動自在に接続するように構成され、第1の回転軸と第2の回転軸とはそれらの間に非ゼロの角度を有するようになっている。
【選択図】図1A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の車両を第2の車両に接続するためのコネクタ装置であって、該コネクタ装置は、
その前側で前記第1の車両の後方上部に接続すると共にその後側で前記第2の車両の前方上側に接続するように構成される上部フレームと、
その後側で前記第2の車両の前方下側に接続するように構成される下部フレームと、
を少なくとも備え、
前記上部フレームが前記下部フレームにしっかりと取り付け可能であり、
前記上部フレームの後側は、第1の回転軸xの周りに、前記第2の車両の前方上側に回動自在に接続するように構成され、
前記下部フレームの後側は、前記第1の回転軸xに対して角度を有する第2の回転軸yの周りに、前記第2の車両の前方下部に回動自在に接続するように構成され、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とはそれらの間に非ゼロの角度を有するようになっているコネクタ装置。
【請求項2】
前記第1の回転軸と前記第2の回転軸の間の非ゼロの角度は、前記第1の回転軸及び又は前記第2の回転軸に対する回動の自由を制限する請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項3】
前記コネクタ装置に対する前記第2の車両の前記第1の回転軸xの周りの回転を制限又は防止するように、前記第2の車両に前記下部フレームを着脱自在に取り付けるための少なくとも1つの接続エレメントをさらに備え、
要求された時に、前記第2の車両及び又は前記コネクタ装置への前記接続エレメントの取り付け状態を取り外す又は緩めることにより、前記第1の回転軸xの周りに回転することによる前記第2の車両の折畳みを制限又は防止し、前記第2の車両及び又は前記コネクタ装置への前記接続エレメントの固定又は取り付けにより前記コネクタ装置上で前記第2の車両の折畳みを可能にする請求項1~2の少なくともいずれか1項に記載のコネクタ装置。
【請求項4】
前記上部フレームと前記下部フレームは、それぞれ、前記第1の車両及び又は前記第2の車両に前記上部フレームと前記下部フレームを回動自在に接続するための鎖状の連結部品を備える請求項1~3の少なくともいずれか1項に記載のコネクタ装置。
【請求項5】
前記第1の回転軸xは前記第2の回転軸yに垂直である請求項1~4の少なくともいずれか1項に記載のコネクタ装置。
【請求項6】
前記上部フレームを前記第1の車両に取り付けるように構成されると共に配置される接続エレメントをさらに備える請求項1~5の少なくともいずれか1項に記載のコネクタ装置。
【請求項7】
(i)少なくとも、複数の車輪と、前記第1の車両の少なくとも操舵を可能にするように構成される操舵組立部品と、その上の積み荷を運ぶために構成される運送組立部品と、少なくとも1つの車輪を駆動するために動作可能に構成される少なくとも1つのモータと、前記第1の車両の少なくとも駆動を制御するために構成される制御装置と、1つ以上の電源と、を備える第1の車両と、
(ii)複数の車輪と、その上の積み荷を運ぶための運送組立部品と、を有する少なくとも1台の他の車両と、
(iii)お互いに車両を移動可能に接続するように構成されることにより特徴付けられる少なくとも1つのコネクタ装置と、を少なくとも備える車両セットであって、
各コネクタ装置は、少なくとも、その前側で車両の後方上部に接続すると共にその後側で別の車両の前方上部に接続するために構成される上部フレームと、その後側で他の車両の前方下部に接続するように構成される下部フレームと、を備え、
前記車両セットのすべての車両は異なる接続装置を介してお互いに取り外し可能に接続可能であり、
前記上部フレームの後側は、第1の回転軸の周りにおいて、前記他の車両の前方上側に回動自在に接続するように構成され、前記下部フレームの後側は、前記第1の回転軸に角度を有する第2の回転軸の周りにおいて、前記他の車両の前方下部に回動自在に接続するように構成され、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とはそれらの間に非ゼロの角度を有するようになっている車両セット。
【請求項8】
前記少なくとも1台の他の車両は、2個以上の車輪と、その上の積み荷を運ぶための運送組立部品と、を備える請求項7に記載の車両セット。
【請求項9】
前記少なくとも1台の他の車両の少なくとも1台は、
・前記各他の車両の1個以上の車輪に動作可能に関連する少なくとも1つのモータと、
・前記少なくとも1つのモータを作動するための少なくとも1つの電源と、
・1つ以上のコネクタ装置を介して1台以上の他の車両に接続するための1つ以上の接続エレメント、
の1つ以上をさらに備える請求項8に記載の車両セット。
【請求項10】
前記第1の回転軸と前記第2の回転軸の間の非ゼロの角度は、前記第1の回転軸及び又は前記第2の回転軸に対する回動の自由を制限する請求項7~9の少なくともいずれか1項に記載の車両セット。
【請求項11】
前記コネクタ装置は、前記コネクタ装置に対する前記第2の車両の前記第1の回転軸xの周りの回転を制限又は防止するように、前記第2の車両に前記下部フレームを着脱自在に取り付けるための少なくとも1つの接続エレメントをさらに備え、
要求された時に、前記第2の車両及び又は前記コネクタ装置への前記接続エレメントの取り付け状態を取り外す又は緩めることにより、前記第1の回転軸xの周りに回転することによる前記第2の車両の折畳みを制限又は防止し、前記第2の車両及び又は前記コネクタ装置への前記接続エレメントの固定又は取り付けにより前記コネクタ装置上で前記第2の車両の折畳みを可能にする請求項7~10の少なくともいずれか1項に記載の車両セット。
【請求項12】
前記コネクタ装置の前記上部フレームと前記下部フレームは、それぞれ、前記第1の車両及び又は前記第2の車両に前記上部フレームと前記下部フレームを回動自在に接続するための鎖状の連結部品を備える請求項7~11の少なくともいずれか1項に記載の車両セット。
【請求項13】
前記第1の回転軸xは前記第2の回転軸yに垂直である請求項7~12の少なくともいずれか1項に記載の車両セット。
【請求項14】
前記コネクタ装置は、前記上部フレームを前記第1の車両に取り付けるように構成されると共に配置される接続エレメントをさらに備える請求項7~13の少なくともいずれか1項に記載の車両セット。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般的に、車両をお互いに接続するための装置、器具、運送車、車両、及び牽引ドーリに関する。
【背景技術】
【0002】
「トレーラ」又は「ドーリ」とも呼ばれる牽引ドーリは、ドーリを車両によって牽引可能とするため、車両の後側に接続する接続アームのような組み込み式の接続構造を有することがある。
【0003】
トラック、ピックアップトラック、4×4車両等、牽引トレーラ等のような車両は、通常、牽引ドーリ又はそれに積載する積み荷を牽引するための運送車に接続する後側トレーラヒッチの取り付けを含むか又は可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【0004】
一般に、図面は、例示のためであるが、限定のためではなく、本明細書で述べられた各種実施例を示している。
【0005】
図示の簡略化及び明瞭化のため、図面に示された構成要素は必ずしも一定の比率で示されている訳ではない。例えば、幾つかの構成要素の寸法は、表現の明確化のため、他の構成要素に対して誇張されていることがある。さらに、参照符号は、一致又は類似の構成要素を示すため図面間で繰り返されることがある。前に示された構成要素への言及はそれらが表わす図面又は記載を必ずしもさらに引用することなく含まれる。図は以下に説明される。
【0006】
図1A】幾つかの実施例による、トレッカーを車両又は別の同様に/異って設計された他のトレッカーに接続するためのコネクタ装置であって、第1の軸の周りに前記装置の回動を可能なように構成される2個の上部連結部品と、第1の軸に垂直な第2の軸の周りに回動可能な下部連結部品と、を有するコネクタ装置を示し、トレッカーの等角立面図を示している。
図1B】幾つかの実施例による、トレッカーを車両又は別の同様に/異って設計された他のトレッカーに接続するためのコネクタ装置であって、第1の軸の周りに前記装置の回動を可能なように構成される2個の上部連結部品と、第1の軸に垂直な第2の軸の周りに回動可能な下部連結部品と、を有するコネクタ装置を示し、トレッカーの側面図を示している。
【0007】
図2】幾つかの実施例による、図1A及び1Bに示されたコネクタ装置を介してその後側で動力化されたトレッカーに接続される4×4道路用車両を有する車両セット示している。
【0008】
図3A】幾つかの実施例による車両であって、コネクタ装置の下部連結部品を接続する下部連結棒を有する車両セットの一部の側面図を示している。
図3B】幾つかの実施例による車両であって、車両の後側の方にドーリを折り曲げることが可能な下部連結棒を有しない車両セットの部分的な側面図を示している。
図3C】幾つかの実施例による車両であって、車両の主制御装置からそれに接続する1台以上の動力化されたトレッカーへ命令/電流/信号の有線送信を可能にするため、接続装置の電気/動力の案内保持具及び有線コネクタのセットの幾つかを示す車両セットの後側の立面図を示している。
【発明を実施するための形態】
【0009】
開示された実施例の特徴は、第1の車両を第2の車両又は他の車両及び又は設備に接続するためのコネクタ装置に関する。
【0010】
実施例によれば、コネクタ装置は上部フレームと下部フレームを含み、上部フレームの後側は、第1の回転軸の周りに、第2の車両の前方上側に回動自在に接続するように構成され、下部フレームの後側は、第1の回転軸にある角度を有する第2の回転軸の周りに、第2の車両の前方下部に回動自在に接続するように構成されている。
【0011】
回転軸間に形成された非ゼロの角度は、これらの回転軸の少なくとも一つの周りにおける回動の少なくとも一部を制限するために適合及び又は使用される。
【0012】
コネクタ装置は、第一の車両上に牽引される車両を折り曲げると共に必要とされる多くの牽引される車両を取り外し可能に接続することが可能な方法で、主な牽引車両の取り外し可能な鎖を形成するために使用可能である。
【0013】
第1の車両は道路車両あっても良く、その後側及び又は前側でコネクタ装置への接続(例えば、取り外し可能な接続)に適合していても良い。第1の車両は、例えば、レッカー車、4輪駆動車両、2輪駆動車両、トレッカー、運送車、列車、貨車等であっても良い。コネクタ装置を介して接続するための第1及び又は第2の車両は、有人又は無人、遠隔操作可能及び又は自律的等であっても良い。
【0014】
幾つかの実施例によれば、コネクタ装置はお互いに取り付けられる上部フレームと下部フレームを有しており、例えば、コネクタ装置の上部フレームを第2の車両の上側及びコネクタ装置の下部を第2の車両の下部に接続するため、上部及び下部の連結部品に形成又は取り付けられても良い。下部/下側は地表面において上部/上側に関して下方にある。上部及び下部の連結部品は、お互いに角度を有する(例えば、お互いに垂直のように、それらの間で非ゼロの角度を形成して)異なる枢軸において車両に関するコネクタ装置の回動を可能にするように構成されても良い。
【0015】
幾つかの実施例によれば、上部フレームは1つ以上の連結部品を含んでいても良く、それぞれの連結部品は、第2の車両の上部を、コネクタ装置が接続する第1の車両が配置される地上面に平行なy軸の周りに回転させる。これは、第2の車両を第1の車両の後方上側の方へ又はそこから離れて折り曲げることができるように、接続片を曲げたり広げたりすることを許容するように行われる。
【0016】
幾つかの実施例によれば、下部フレームは、それに接続する第2の車両の下部を、y軸に対してある角度(例えば、直角)を有するz軸の周りに回転可能にするように構成される少なくとも1つの下部連結部品を有していても良い。
【0017】
回転軸zとyはお互いにある角度を(例えば、お互いに直角)有しており、コネクタ装置の2つの上部フレームと下部フレームは、例えば一つの一体片又はお互いにしっかりと接続されるように、お互いに取り付けられているから、zとyの各軸の周りの回動の自由は限定されるか又は制限され、例えば、z軸周りの回転は(y軸周りの回転だけを可能にする)上部フレームの上部連結部品により制限され、y軸周りの回転は(z軸周りの回転だけを可能にする)下部フレームの下部連結部品により制限されるからである。
【0018】
幾つかの実施例によれば、コネクタ装置の下部フレームの下部連結部品は、例えば、第1及び第2の車両の保管のためのような目的のため第1の車両の上での第2の車両の折り曲げを可能にするため、y軸の周りの回動の制限を取り除くために取り除き可能な接続エレメントを介して第2の車両の下部に接続するように構成されていても良い。
【0019】
幾つかの実施例によれば、コネクタ装置の前側は、いかなる種類の接続エレメント及び又は第1の車両の後側に接続する構成を含んでいても良い。
【0020】
幾つかの実施例によれば、第1の車両は有人又は無人の車両であっても良く、第2の車両はトレッカーであても良く、そのトレッカーは、上部及び下部の連結部品を介して少なくともその一方側(例えば前側)でコネクタ装置に接続するように構成されていても良い。
【0021】
「トレッカー」又は「ドーリ」という用語は、ここではほとんど同じ意味で使用されても良く、他の車両により直接的又は間接的に牽引することのできる、車輪のあるトレーラ、装置、器具、構造、運送車及び又は車両のことを指しても良い。ドーリは動力化又は非動力化されても良い。
【0022】
例えば、第1の車両に直接又は間接的に(例えば、連結で)車両として使用されるトレッカーは、1つ以上の自己運搬モータ及び又は1つ以上のバッテリのような1つ以上の自己運搬電源装置を備えていても良い。
【0023】
幾つかの実施例によれば、各バッテリは、例えば、車両のモータ及び又はドーリのモータにバッテリの動力又は置換可能な動力を追加するため、車両及び又はドーリの1つ以上のモータに接続可能であっても良い。
【0024】
幾つかの実施例では、第2の車両のモータ、又は第1の車両に間接的に鎖状に接続される他の追加車両(ここでは「1台以上の追加車両」と言う)は、例えば、車両の制御ボックスから第2/追加車両のモータへの命令信号の無線/有線送信により、第1の車両を介して第2/追加車両を制御可能にするため、第1の車両の制御ボックス/装置と無線及び又は有線で通信するように構成されていても良い。第1の車両の制御ボックスとそれにより牽引される1台以上の追加車両との間の通信は、(例えば、1台以上の追加車両のうちの少なくとも1台の追加車両が、第2/追加車両の1つ以上の物理特性、道路、それが運んだ積み荷等を検知するため、それに取り付けられた1つ以上のセンサを有している実施例において、)例えば、受信したセンサのデータに基づき、第1の車両及び又は1台以上の追加車両を制御するため、1台以上の追加車両からセンサのデータを受信できるようにしても良い。
【0025】
幾つかの実施例では、第1の車両はまた、自動又は半自動の車両運転制御を向上及び又は可能にするため、第1の車両、1台以上の牽引された車両及び又はそれにより運ばれた積み荷、運転状況、運転手等の特性等の1つ以上の物理特性を検知するために構成された、その中/その上に取り付けられた1つ以上のセンサを有していても良い。
【0026】
幾つかの実施例によれば、センサは、
【0027】
運転手又は遠隔ユーザ/(例えば、その状態が受信されたセンサのデータの分析により推測される、道路及び又は天候状態、技術的な機能関連の情報、警報を発する/危険な状態、を含む)車両状態のコンピュータ化されたコントローラへの指示(例えば、警報)を供給することと、
【0028】
(例えば、センサのデータ分析及び該センサのデータ分析に反応する駆動プログラムにも基づき、)第1の車両及びそれにより牽引される1台以上の追加車両の遠隔制御、自律的又は半自律的な運転と、
の1つ以上をも可能にしても良い。
【0029】
図1A及び図1Bを参照すると、幾つかの実施例による、第1の車両を第2の車両に接続するためのコネクタ装置100を示している。
【0030】
図1A及び図1Bに示されているように、コネクタ装置100は、お互いにしっかりと取り付けられる上部フレーム110と下部フレーム120を備えている。上部フレーム110は、幾つかのフレーム部材111a,111b,111c及び11dにより形成されるメイン構造体111と、メイン構造体111の前側から延びるアーム112a及び112bとを備え、アーム112a及び112bは第1の車両の後側に接続するように構成されている。
【0031】
メイン構造体111の後側は、トレッカーのような第2の車両、装置又は設備にコネクタ装置100を接続するように構成される連結部品131a及び131bのような1つ以上の連結部品を備え又はそれらに接続する。2つの上部連結部品131a及び131bは、y軸及び車両が配置される接地面xyに平行な第1の回転軸の周りにおけるコネクタ装置100の回動を可能にするように構成されている。
【0032】
下部フレーム120の後側は、上部連結部品131a及び131bの回転軸(y軸)に垂直でz軸に平行な第2の回転軸の周りにおける回動を可能するように構成される連結部品132のような1つ以上の下部連結部品を備えている。
【0033】
幾つかの実施例によれば、図1Aに示されているように、それぞれのアーム112a,112bは、例えば、アーム112a,112bの縁部105a,105bを通過するネジ付きボルト又はネジを介して第1の車両のフレームの後部に取り付けるように構成される、それぞれの接続プレート106a,106bを介して車両に接続可能となっている。
【0034】
別に特別に設計された接続エレメント133は、第1の車両の運転座席の台座として役立つ延長エレメントを通して受け入れるための上部フレームのメイン構造体111の後フレーム部材111dに取り付け可能となっている。
【0035】
幾つかの実施例によれば、コネクタ装置100はまた、第1及び第2車両の間に配置されるケーブル及び又は配線により/を通して案内可能にするための1つ以上の案内エレメントを備えている。例えば、案内エレメント11a及び11bのような1つ以上の案内エレメントはコネクタ装置100の下部フレーム120に接続されている。
【0036】
図2及び図3A~3Cを参照すると、幾つかの実施例による、6輪車両セット3000を示している。車両セット3000は、例えば、コネクタ装置100を介して、その後側で2輪の発動機付トレッカー2000に接続される、第1の車両としての4輪駆動(4×4)、第2の車両として務めるトレッカー2000を有する4輪の道路第1の車両1000を含む6輪の車両を形成する。
【0037】
幾つかの実施例によれば、第1の車両1000は、
【0038】
4輪1210a、1210b,1220a及び1220bと、
【0039】
それぞれの車輪1210a、1210b,1220a及び1220bが別のモータを介して駆動される4つのモータであって、例えば、車両の後輪1220a及び1220bがモータ1005c及び1005dによりそれぞれ別々に駆動されるようになっているものと、
【0040】
運転者及び又は他の積み荷を運ぶための運送組立部品1300であって、
運転者が立ったり/座ったり及び又は積み荷が置かれたリするシャシー骨組み構造1310及び運送プラットフォーム1320を含む運送組立部品1300と、
【0041】
(i)運転者が車両1000の他の運転関連の機能を操舵及び制御することを可能にするハンドルバー1110と、(ii)車両1000の骨組み構造1310にハンドルバー1110を接続するために構成及び配置される延長接続エレメント1120と、(iii)車両1000/車両セット3000を制御するために運転者等のユーザが(例えばモードの選択により)制御命令を入力可能にすることと、車両1000/車両セット3000等の1つ以上の特性に指示を与えること、の1つ以上のために構成される制御装置、の少なくとも1つを有する操舵組立部品1100と、
【0042】
例えばモータ(図示せず)ごとのバッテリのように、1つ以上のバッテリ等の1つ以上の電源と、
【0043】
運転者/ライダーの座席1500及び該座席を支持すると共にコネクタ装置100の接続エレメント133に接続するための支持部材1501と、
を備えている。
【0044】
幾つかの実施例によれば、トレッカー2000は、
【0045】
車輪2001a及び2001bと、
【0046】
それぞれ、車輪2001a及び2001bを駆動するように配置されると共に構成されるモータ2005a及び2005bと、
【0047】
(ドーリ)のフレームを含む運送組立部品2100と、
【0048】
運送組立部品2100により支持されると共にその上に積み荷を運ぶために構成されるドーリ運送プラットフォーム2200と、
を備えている。
【0049】
幾つかの実施例によれば、ドーリ2000の前側は、コネクタ装置100の上部連結部品131a及び131bに回転可能に接続される運送組立部品2100の上側を有することによりコネクタ装置100の後側に接続可能となっている。
【0050】
幾つかの実施例では、ドーリフレーム2100の上部前側は、それぞれ、上部連結部品131a及び131bの内部に受け入れられるように配置されると共に構成される2つの突出エレメント2201a及び2201bを備えている(図3C参照)。
【0051】
幾つかの実施例によれば、ドーリフレーム2100の下部前側は、下部連結部品132に回転可能に接続するために接続エレメント151を内部に受け入れるように配置されると共に構成される突出エレメント2202を備えている(図3C参照)。
【0052】
幾つかの実施例によれば、トレッカー2000はまた、コネクタ201、202及び203のような1つ以上の通信コネクタを備えており、電気及び又は光信号/電流を、例えば制御装置1130を介して第1の車両1000の制御装置1130へ送信及び又は制御装置1130から受信できるようになっている。
【0053】
幾つかの実施例によれば、第1の車両1000の制御装置1130は、1つ以上のハードウェア又はソフトウェア部品及び又はその組み合わせを備えている。
【0054】
図3B及び3Aはまた、どのようにしてトレッカー2000がy軸に平行な第1の軸の周りにトレッカー2000の回動Rupが可能なようにコネクタ装置の上部連結部品131a及び131bを介してコネクタ装置に接続し、下部連結部品132がzに平行な第2の軸の周りに回動Rlowが可能なようにドーリフレーム2100の後側の下部に接続するかをも示しており、軸yとz、従って第1の軸と第2の軸はお互いに垂直である。
【0055】
上記したように、上部及び下部連結部品131a、131b及び132はコネクタ装置100のフレーム110にしっかりと取り付けられており、すべての連結部品131a、131b及び132がドーリフレーム2100に接続されている時、トレッカー2100の各上部及び下部の回動は制限され或いは防止さえされる。これはコネクタ装置100とドーリ2000の間の角度が180°で固定されているか或いは180°にかなり近い範囲(例えば、±5°~10°)でのみ変化できるかのいずれかであることを意味する。したがって、コネクタ装置100及び又は第1の車両1000の上側上にそれを取り付けるためにトレッカー2000の折り曲げを許容するため、接続エレメント151は非常に大きい回転範囲Rupでy軸の周りにおけるドーリ2000の回転を可能することをやめさせる。
【0056】
コネクタ装置100及び又は第1の車両1000の上面方向へのトレッカー2000の折り曲げは、幾つかのそのような車両セットを輸送するため、輸送する車両の格納設備内及び又はトランク内のような格納装置内に接続された車両をコンパクトに格納するために行われる。トレッカー200の折り曲げはまた、第1の車両1000とトレッカー2000との間の相対角度αを大きな角度範囲の間(例えば、αが0°~360°の間の範囲)で変更することが必要となる特に厳しい地域の状態で、車両セット3000に該車両セット3000の機敏性を高めさせるためにも使用される。運転者/ユーザは地域の地形及び又は格納の要求に車両セット3000を適用させるため接続エレメント132を手動で取り外す又は接続することができる。
【0057】
その他の実施例によれば、下部連結部品132と第2の車両の下方前側との間の接続は、例えばスイッチ制御により、下部連結部品132を容易に取り外すこと及び又は接続することを可能にするように、(例えば、制御可能な電気/光信号及び切替装置を使用することにより)非手動で制御可能としても良い。
【0058】
さらに又は代わりに、上部連結部品131a及び131bはまた、例えば車両セット3000を急旋回させることが必要な地域の状態に車両セット3000を適用させるため、z軸に平行な第2の軸の周りの回動範囲Rlowの角度を拡大するため、トレッカー2000の上部前側から切り離されても良い。
【0059】
開示の実施例の特徴はモジュール式の車両セットに関係し、第1の車両により駆動される一連のトレッカーのような一連の追加車両を鎖で牽引するように構成され、追加車両は同じ構成及びタイプ又は異なる構成及びタイプであっても良く、連続して接続される追加車両のそれぞれの組の間の接続は同じ又は異なる構成及び又はタイプであっても良い。第1の車両は、上記したようなコネクタ装置を介して又は他の接続機構を介して第2の追加車両(第1の牽引車両)に接続されても良い。
【0060】
幾つかの実施例では、すべての牽引される追加車両は動力化され、それぞれは第1の牽引車両の制御装置を介して制御可能な1つ以上のモータを有している。
【0061】
幾つかの実施例によれば、牽引される追加車両の幾つかは動力化されておらず、それらの少なくとも幾つかは、第1の車両に動力を供給するため及び又は予備のバッテリの負荷を運ぶため、予備及び又は追加のバッテリを運ぶために使用されても良い。
【0062】
幾つかの実施例によれば、第1の車両は、すべてのモータ/バッテリの電位(等位性)/電流/電力/磁束整流を制御することが可能な方法で1台以上の動力化された追加車両に鎖で接続されていても良い。
【0063】
幾つかの実施例によれば、第1及び又はそれに鎖で接続される追加車両のモータは、バッテリにより直接に動力を与えられることのできる直流(DC)モータ又は1つ以上の整流器を使用することによりバッテリを介して動力を与えられることのできる交流(AC)モータのような電気モータを備えていても良い。
【0064】
実施例
【0065】
実施例1は第1の車両を第2の車両に接続するためのコネクタ装置であり、該コネクタ装置は、
【0066】
第1の車両の上側後部にその前側で接続すると共に第2の車両の前方上側にその後側で接続するように構成される上部フレームと、
【0067】
第2の車両の前方下側にその後側で接続するように構成される下部フレームと、を備え、上部フレームは下部フレームにしっかりと取り付け可能であり、
【0068】
上部フレームの後側は第1の回転軸xの周りにおいて第2の車両の前方上側に回転可能に接続されるように構成され、下部フレームの後側は第1の回転軸xに関して角度を有する第2の回転軸yの周りに第2の車両の前方下側に回転可能に接続されるように構成され、第1の軸と第2の軸はその間に非ゼロの角度を有するようになっている。
【0069】
実施例2では、実施例1の内容は備えており、第1の回転軸と第2の回転軸との間の非ゼロの角度は第1の軸及び又は第2の軸の周りにおける回動の自由を制限している。
【0070】
実施例3では、実施例1~2のいずれか1つ以上の内容を備えており、コネクタ装置はさらに、少なくとも1つの接続エレメントを備え、第1の軸xの周りにおけるコネクタ装置に関する第2の車両の回転をさらに制限又は防止するように、下部フレームを第2の車両にさらに取り外し可能に取り付け、要求された時に、前記第2の車両及び又は前記コネクタ装置への前記接続エレメントの取り付け状態を取り外す又は緩めることにより、前記第1の回転軸xの周りに回転することによる前記第2の車両の折畳みを制限又は防止し、前記第2の車両及び又は前記コネクタ装置への前記接続エレメントの固定又は取り付けにより前記コネクタ装置上で前記第2の車両の折畳みを可能にてするようになっている。
【0071】
実施例4では、実施例1~3のいずれか1つ以上の内容を備えており、上部フレーム及び下部フレームはそれぞれ上部及び下部フレームを第1及び又は第2の車両に回転可能に接続するための連結部品を備えている。
【0072】
実施例5では、実施例1~4のいずれか1つ以上の内容を備えており、第1の回転軸xは第2の回転軸yに垂直となっている。
【0073】
実施例6では、実施例1~5のいずれか1つ以上の内容を備えており、コネクタ装置はさらに上部フレームに取り付けるように構成及び配置される接続エレメントを備え、第1の車両の運転者座席の台座として役立つ延長エレメントを通して受け入れるようになっている。
【0074】
実施例7は、
【0075】
(i)第1の車両であって、
【0076】
複数の車輪と、
【0077】
少なくとも第1の車両の操舵を可能にするように構成される操舵組立部品と、
【0078】
その上に積み荷を運ぶために構成される運送組立部品と、
【0079】
少なくとも1つの車輪を駆動するように動作的に構成される少なくとも1つのモータと、
【0080】
少なくとも第1の車両の駆動を制御するように構成される制御装置と、
【0081】
1つ以上の電源と、
を少なくとも備える第1の車両と、
【0082】
(ii)複数の車輪とその上に積み荷を運ぶための運送組立部品を有する少なくとも1台の他の車両と、
【0083】
(iii)お互いに車両を移動自在に接続するための少なくとも1つのコネクタ装置であって、それぞれが車両セットの2台の異なる車両を接続するために使用されるコネクタ装置であって、
【0084】
車両の上側後部にその前側で接続すると共に別の車両の前方上側にその後側で接続するように構成される上部フレームと、
【0085】
他の車両の前方下側にその後側で接続するように構成される下部フレームであって、車両セットのすべての車両は異なる接続装置を介してお互いに取り外し可能に接続され、上部フレームの後側は第1の回転軸の周りにおいて他の車両の前方後側に回転可能に接続するように構成され、下部フレームの後側は第1の回転軸に関して角度を有する第2の回転軸の周りにおいて他の車両の前方下側に回転可能に接続するように構成され、第1の軸と第2の軸がその間で非ゼロの角度を有する、下部フレームと、
を少なくとも備えるコネクタ装置と、
を少なくとも備える車両セットである。
【0086】
実施例8では、実施例7の内容を備えており、少なくとも1台の他の車両の少なくとも1台は、2つ以上の車輪とその上に積み荷を運ぶための運送組立部品とを備えている。
【0087】
実施例9では、実施例8の内容を備えており、少なくとも1台の他の車両の少なくとも1台は、
【0088】
それぞれの他の車両の1つ以上の車輪と動作的に関連する少なくとも1つのモータと、
【0089】
少なくとも1つのモータを動作させるための少なくとも1つの電源と、
【0090】
1つ以上のコネクタ装置を介して1台以上の他の車両に接続するための1つ以上の接続エレメントと、
のうちの1つ以上をさらに備えている。
【0091】
実施例10では、実施例7~9のいずれか1つ以上の内容を備えており、第1の回転軸と第2の回転軸との間の非ゼロの角度は、第1の軸及び又は第2の軸の周りの回動の自由を制限する。
【0092】
実施例11では、実施例7~10のいずれか1つ以上の内容を備えており、コネクタ装置はさらに、少なくとも1つの接続エレメントを備え、第1の軸xの周りにおけるコネクタ装置に関する第2の車両の回転をさらに制限又は防止するように、下部フレームを第2の車両にさらに取り外し可能に取り付け、要求される時、第2の車両及び又はコネクタ装置への接続エレメントの取り外し又は取り付けをゆるめると、第2の車両及び又はコネクタ装置への接続エレメントの固定又は取り付けによるコネクタ装置上における第2の車両の折り曲げを可能にすることにより、第1の軸xの周りにおけるその回転により第2の車両の折り曲げを制限又は防止するようになっている。
【0093】
実施例12では、実施例7~11のいずれか1つ以上の内容を備えており、コネクタ装置の上部フレーム及び下部フレームはそれぞれ、上部及び下部フレームを第1及び又は第2の車両に回転可能に接続するための連結部品を備えている。
【0094】
実施例13では、実施例7~12のいずれか1つ以上の内容を備えており、第1の回転軸xは第2の回転軸yに垂直となっている。
【0095】
実施例14では、実施例7~13のいずれか1つ以上の内容を備えており、コネクタ装置はさらに、上部フレームに取り付けるように構成されると共に配置される接続エレメントを備えており、第1の車両の運転者座席の台座として役立つ延長エレメントを介して受け入れるようになっている。
【0096】
多くの変更及び修正は本発明の精神及び範囲から逸脱することなく当業者によってなされても良い。したがって、図示された実施例は例示の目的ためだけに示され、以下の発明及びその各種実施例及び又は以下の請求項により定義される発明を限定するものと捉えられるべきでないことが理解されなければならない。例えば、請求項の構成要素がある組合せで以下に示された事実にも拘わらず、本発明は、より少ない、より多い又は異なる構成要素の他の組合せであって、そのような組み合わせに当初主張されていない時でさえ上記で開示されたものを含むことは明確に理解されなければならない。さらに2つの構成要素が主張された組合せで結合された教示は2つの構成要素がお互いに結合されていない主張された組合せのためにも可能であるがそれだけでまたは他の組合せと結合されて使用されても良いと理解されるべきである。本発明の開示された構成要素の削除は本発明の範囲内にあるとして明確に考えられる。
【0097】
本発明及びその各種実施例を説明する本明細書で使用される用語は、それらの通常定義される意味の認識だけでなく、通常定義される意味の範囲を超えて本明細書の構造、材料又は行為で特に定義されるものも含まれることを理解すべきである。したがって、構成要素は1つ以上の意味を含むものとして本明細書の文脈で理解可能である場合、請求項中の使用は明細書及びその用語自体により支持されるすべて可能な意味に包括されるものと理解されなければならない。
【0098】
そのため、以下の請求項の用語又は構成要素の定義は、文字通りに示された構成要素の組合せだけでなく、実質的に同じ結果を得る実質的に同じ方法で実質的に同じ機能を実行するためのすべての同等の構造、材料、又は行為をも含むように本明細書で定義されている。そのため、この意味において、2つ以上の構成要素の同等の代用が以下の請求項中のいずれか1つの構成要素のためになされるか、又は、一つの構成要素が請求項中の2つ以上の構成要素の代わりになると考えられる。構成要素はある組合せで実施しそういうものとして最初に主張されたように上述されても良いが、幾つかの場合には、主張された組合せから1つ以上の構成要素がその組み合わせから削除可能であり、主張された組合せが部分的組合せ又は部分的組合せの変形に導かれることは明確に理解されるべきである。
【0099】
当業者により見られ、現在公知又は後に発明されるような主張された首題から実体のない変化は、請求項の範囲内で同等であるとして明確に考えられる。したがって、当業者にとって現在又は後に知られるような明白な代用物は定義された構成要素の範囲内にあると定義される。
【0100】
発明は詳細に説明されているが、それでも、本発明の教示から逸脱しない変形及び修正は当業者にとって明白であろう。そのような変形及び修正は本発明及び添付した請求項の範囲内にあると考えられる。
【0101】
システム、モジュール、装置、器具、又はその部品は、ここに開示されている1つ以上の方法又は処理を実行するプログラム可能なハードウェア及び又は実行モジュールに基づくソフトウェアからコンピュータで読み取り可能及び実行可能な命令、ルール、状態等に従って特定の機能を実行する様にプログラムされており、そのため、事実上、各開示された方法/処理の実施例に特有の「特別な目的のコンピュータ」開示すると考えられることができる。
【0102】
さらに又は代わりに、ここに開示された方法及び又は処理は、特別な目的のコンピュータの読み取り可能な信号媒体により有形又は無形で具体化されるコンピュータプログラムとして実施されても良い。コンピュータで読み取り可能な信号媒体は、例えば、ベースバンド中の又は搬送波の一部として、それに具体化されたコンピュータで読み取り可能なプログラムコードを有する伝搬されたデータ信号を含んでいても良い。そのような伝搬された信号は、電磁気、光学、又はその適切な組み合わせに必ずしも限定されないがそれらを含む各種の形のいずれを取っても良い。コンピュータで読み取り可能は信号媒体は、非一時的なコンピュータ又は機械で読み取り可能な記憶装置ではなく、ここで説明された、コネクタ装置、システム、プラットフォーム、方法、操作及び又は処理により又はそれに関連して、使用するためのプログラムを通信、伝搬、又は搬送することのできる、コンピュータで読み取り可能な媒体であっても良い。
【0103】
期間及び又は選択のためのオプションリストの最後の2つの部材の間は、1つ以上のリストされたオプションの選択が適切であり、なされることが特に言及される。
【0104】
図に示された構成要素の数は、限定と解釈されるべきではなく、図示の目的だけのために使用されている。
【0105】
この申請を通して、各種実施例は範囲フォーマットで表され及び又はそれに関係している。範囲フォーマット内の説明は単に利便さと簡潔さのためであり、実施例の範囲に変更できない限定として解釈されるべきでないと理解されるべきである。
図1A
図1B
図2
図3A
図3B
図3C
【外国語明細書】