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  • 特開-リコメンドシステム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022126036
(43)【公開日】2022-08-30
(54)【発明の名称】リコメンドシステム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20220823BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】18
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021023874
(22)【出願日】2021-02-18
(71)【出願人】
【識別番号】520119253
【氏名又は名称】吉原 和男
(74)【代理人】
【識別番号】100166589
【弁理士】
【氏名又は名称】植村 貴昭
(72)【発明者】
【氏名】吉原 和男
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC12
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ユーザーの情報リテラシーを類推し、情報リテラシーに応じた適切な情報をインターネットを介してリコメンドする事で、ユーザーの情報リテラシーへの発展を支援するリコメンドシステム、評価システム及び契約手続きの電子化システムを提供する。
【解決手段】リコメンドシステムは、学歴、職歴、試験結果、保有資格、視聴履歴、消費傾向、特定コンテンツへのアクセス、健康診断及び医療受診、犯罪歴等を保存するデータベースを有し、データベースに保存された情報から、ユーザーの情報リテラシーを推定、情報リテラシー、承認欲求、キャリア形成、金融、健康増進及び社会復帰の各カテゴリーにおいてユーザーの情報リテラシーに応じた情報をリコメンドし、ユーザーの情報リテラシーの発展を支援する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザーが過去に視聴したコンテンツの視聴履歴が保存される視聴履歴DBを備え、
前記視聴履歴DBに保存されている情報から、対象となる情報に対するユーザーの情報リテラシーを判推定し、
前記情報リテラシーに応じた適切なコンテンツをリコメンドする機能を備える
リコメンドシステム。
【請求項2】
警察権を有する組織が指定し、司法権を持つ組織が認定した特定コンテンツへユーザーがアクセスした履歴が記録される特定コンテンツDBを備え、
前記特定コンテンツへのアクセスを検知する機能を備え、
偏向的なコンテンツをリコメンドする機能を備える
請求項1に記載のリコメンドシステム。
【請求項3】
偏向的なコンテンツの再生回数、
ユーザーに不足している知識を補足するコンテンツの再生回数、
多面的な視点から精査されたコンテンツの再生回数、
ユーザーの視聴傾向の遷移数が記録される情報リテラシー評価機能を備え、
前記情報リテラシー評価機能に記録された各指標から、情報リテラシーに係るコンテンツを評価する機能を備える
請求項1に記載のリコメンドシステムと評価システム。
【請求項4】
消費者庁等が指定し、司法権を持つ組織が認定した特定事業者へ支出した金額が、ユーザー毎に記録される消費傾向DBを備え、
前記特定事業者への支出金額が定められた値を超えた場合、
前記特定事業者が採用するマーケティング手法に気づきを与え、ユーザーの承認欲求を満たすコンテンツをリコメンドする機能を備える
請求項1に記載のリコメンドシステム。
【請求項5】
前記消費傾向DBに記録された特定事業者の売上の推移から、承認欲求に係るコンテンツを評価する承認欲求評価機能を備える
請求項4に記載のリコメンドシステムと評価システム。
【請求項6】
健康診断の結果と医療費支出が、ユーザー毎に記録される健康診断医療費DBを備え、
医学的には不要な医療費支出、精神疾患や依存症等への医療費支出が定められた値を超えた場合、
ユーザーの承認欲求を満たすコンテンツをリコメンドする機能を備える
請求項1に記載のリコメンドシステム。
【請求項7】
前記健康診断医療費DBに記録された医学的には不要な医療費支出、
精神疾患や依存症等への医療費支出の推移から、承認欲求に係るコンテンツを評価する承認欲求評価機能を備える
請求項6に記載のリコメンドシステムと評価システム。
【請求項8】
ユーザーが入学/卒業した学校名、学部や専攻、入学/卒業した年月が記録される学歴DBを備え、
ユーザーが設定した希望進路が記録される希望進路DBを備え、
前記学歴DBに記録された各種情報から、前記希望進路に係るユーザーの専門知識レベルを推定する機能を備え、
前記ユーザーの専門知識レベルに応じた適切なコンテンツをリコメンドする機能を備える
請求項1に記載のリコメンドシステム。
【請求項9】
製造業、飲食業、観光業でブルーカラーの労働者として従事する者をホワイトカラーの労働者に転職させた数、
ホワイトカラーとしての定着率を記録するキャリア形成評価機能を備え、
前記キャリ形成評価機能に記録された各指標でキャリア形成のコンテンツを評価する機能を備える
請求項8に記載のリコメンドシステムと評価システム。
【請求項10】
各種金融サービスの提供事業者から、ユーザーによる口座開設の通知を受け取る機能を備え、
前記口座開設の通知に基づき、金融に係るコンテンツをリコメンドする機能を備える
請求項1に記載のリコメンドシステム。
【請求項11】
金融投資を行っている個人の運用実績の黒字率と、金融投資の継続率が記録される金融評価機能を備え、
前記金融評価機能に保存された各指標から金融に係るコンテンツを評価する機能を備える
請求項10に記載のリコメンドシステムと評価システム。
【請求項12】
前記健康診断医療費DBに記録された情報から、生活習慣病の予兆もしくは、生活習慣病に係る医療費支出を検知する機能を備え、
前記検知された症状から、症状の緩和に有効なコンテンツを推定する機能を備え、
前記症状の緩和に有効な健康増進に係るコンテンツをリコメンドする機能を備える
請求項1に記載のリコメンドシステム。
【請求項13】
前記健康診断医療費DBに記録された生活習慣病の予兆の件数、
生活習慣病に係る医療費支出の推移から、健康増進に係るコンテンツを評価する健康増進評価機能を備える
請求項12に記載のリコメンドシステムと評価システム。
【請求項14】
ユーザーの犯罪歴、逮捕時の聴取や収監時の行動から類推されるプロファイルが記録される犯罪歴DBを備え、
前記犯罪歴DBに記録されたプロファイルから、ユーザーのリテラシーを推定する機能を備え、
ユーザーが刑期満了後に釈放された際、
前記リテラシーに基づき、ユーザーの承認欲求を満たし、就業へのやる気を喚起する会復帰のコンテンツをリコメンドする機能を備える
請求項1に記載のリコメンドシステム。
【請求項15】
再犯率、再犯者による犯罪件数、保護観察終了時の有職者率が記録される社会復帰評価機能を備え、
前記社会復帰評価機能に記録された各指標から社会復帰のコンテンツを評価する機能を備える
請求項14に記載のリコメンドシステムと評価システム。
【請求項16】
学歴DBに記録された情報から、企業へ応募する際に提出する応募書類を生成する機能を備え、
応募先の組織に対して、応募書類を電子的に送信する機能を備える
契約手続きの電子化システム。
【請求項17】
個人番号並びに、社会保障番号を保存、若しくは、公的機関から電子的に取得する機能を備え、
契約の締結後、契約締結先の組織から求められたら、
事務手続きに必要な個人番号並びに社会保障番号を、
契約を締結した組織、もしくは契約を締結した組織が指定する事務手続きの代行者に、
電子的に送信する機能を備える
請求項16に記載の契約手続きの電子化システム。
【請求項18】
契約書を発行済みの見積書から生成する機能を備え、
契約毎に個人単位で一意の管理番号を生成、提案する個人の管理番号が契約書に反映されなければ、契約書として承認しない機能を備え、
契約締結後、管理番号毎に金額と契約先を契約管理DBに保存する機能を備える
請求項16に記載の契約手続きの電子化システム。





















【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はシステムに登録された各種情報から、ユーザーの情報リテラシーを類推し、前記情報リテラシーに応じた適切な情報をインターネットを介してリコメンドする事で、ユーザーの情報リテラシーの発展を支援するためのものである。
【背景技術】
【0002】
現在、インターネット(例えば下記特許文献1参照)上には情報が氾濫しており、正しい情報をネット上で取捨選択する能力(以下、情報リテラシー)の有無が個人の生活に大きな影響を与えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-149444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
民間のメディア、並びにインターネット上で運営される情報発信のためのプラットフォームは、スポンサーからの広告費によって運営されるため、視聴率やPV(再生回数)を稼ぐ事、もしくは紹介した製品やサービスの売上を上げる事が目的とならざるを得ず、しばしば偏向的な内容のコンテンツ、視聴者の承認欲求を満たす事に主眼が置かれたコンテンツが作成され、社会不安を助長し、選択可能な政策の余地を狭める。
また、消費者心理を利用したプロモーションを行い、企業の売上達成を助けるが、過剰なプロモーションはサービスや製品の品質改善を妨げる事にもなりかねず、先進国では労働力人口が減少し、グローバルでは水資源の枯渇が問題となりつつある現在、サービスや製品の品質改善によらない企業の成長は好ましくないと言わざるを得ないが、インターネットの発展に伴い、多くの人が情報を発信出来る様になった事が事態に拍車をかけているため、多くの人が正しい情報リテラシーを身に着ける必要がある。
【0005】
機械化、IT化、グローバル化が進む中で、強い解雇規制により労働者を保護する事は、企業の競争力を低下させる事が明らかになり、世界的には解雇規制が緩和されつつある。
日本でも解雇規制が緩和される事は避けられず、生涯学び続けるための環境作りが今以上に重要となるが、インターネット上には教育上は不適切と言わざるを得ないコンテンツが蔓延していると言う課題がある。
【0006】
学歴、職歴、試験結果、保有資格、視聴履歴、消費傾向、特定コンテンツへのアクセス、健康診断及び医療受診、犯罪歴等を保存するデータベースを有し、前記データベースに保存された情報から、ユーザーの情報リテラシーを推定、情報リテラシー、承認欲求、キャリア形成、金融、健康増進、社会復帰、の各カテゴリーにおいてユーザーの情報リテラシーに応じた情報をリコメンドし、ユーザーの情報リテラシーの発展を支援するシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のリコメンドシステムは、ユーザーが過去に視聴したコンテンツの視聴履歴が保存される視聴履歴DBを備え、前記視聴履歴DBに保存されている情報から、対象となる情報に対するユーザーの情報リテラシーを判定し、前記情報リテラシーに応じた適切なコンテンツをリコメンドする機能を備える。
【0008】
好適には、警察権を有する組織が指定し、司法権を持つ組織が認定した特定コンテンツへユーザーがアクセスした履歴が記録される特定コンテンツDBを備え、前記特定コンテンツへのアクセスが確認された場合、偏向的なコンテンツをリコメンドする機能を備える。
【0009】
より好適には、偏向的なコンテンツの再生回数、ユーザーに不足している知識を補足するコンテンツの再生回数、多面的な視点から精査されたコンテンツの再生回数、ユーザーの視聴傾向の遷移数が記録される情報リテラシー評価機能を備え、前記情報リテラシー評価機能に記録された各指標から、情報リテラシーに係るコンテンツを評価する機能を備える。
【0010】
好適には、消費者庁等が指定し、司法権を持つ組織が認定した特定事業者へ支出した金額が、ユーザー毎に記録される消費傾向DBを備え、前記特定事業者への支出金額が定められた値を超えた場合、前記特定事業者が採用するマーケティング手法に気づきを与え、ユーザーの承認欲求を満たすコンテンツをリコメンドする機能を備える。
【0011】
より好適には、前記消費傾向DBに記録された特定事業者の売上の推移から、承認欲求に係るコンテンツを評価する承認欲求評価機能を備える。
【0012】
より好適には、健康診断の結果と医療費支出が、ユーザー毎に記録される健康診断医療費DBを備え、医学的には不要な通院による医療費支出、精神疾患や依存症等への医療費支出が定められた値を超えた場合、ユーザーの承認欲求を満たすコンテンツをリコメンドする機能を備える。
【0013】
より好適には、前記健康診断医療費DBに記録される医学的には不要な医療費支出、精神疾患や依存症等への医療費支出の推移から、承認欲求に係るコンテンツを評価する承認欲求評価機能を備える。
【0014】
好適には、ユーザーが入学/卒業した学校名、学部や専攻、入学/卒業した年月が記録される学歴DBと、ユーザーが設定した希望進路が記録される希望進路DBを備え、前記学歴DBに記録された各種情報から、前記希望進路に係るユーザーの専門知識レベルを推定、前記ユーザーの専門知識レベルに応じた適切なコンテンツをリコメンドする機能を備える。
【0015】
より好適には、製造業、飲食業、観光業でブルーカラーの労働者として従事する者をホワイトカラーの労働者に転職させた数、ホワイトカラーとしての定着率を記録するキャリア形成評価機能を備え、前記キャリ形成評価機能に記録された各指標でキャリア形成のコンテンツを評価する機能を備える。
【0016】
好適には、各種金融サービスの提供事業者から、ユーザーによる口座開設の通知を受け取る機能を備え、前記口座開設の通知に基づき、金融に係るコンテンツをリコメンドする機能を備える。
【0017】
より好適には、金融投資を行っている個人の運用実績の黒字率と、金融投資の継続率が記録される金融評価機能を備え、前記金融評価機能に保存された各指標から金融に係るコンテンツを評価する機能を備える。
【0018】
好適には、前記健康診断医療費DBに記録された情報に、生活習慣病の予兆もしくは、生活習慣病に係る医療費支出が確認された場合、前記検知された症状から、症状の緩和に有効なコンテンツを推定する機能を備え、症状の緩和に有効な健康増進に係るコンテンツをリコメンドする機能を備える。
【0019】
より好適には、前記健康診断医療費DBに記録された生活習慣病の予兆の件数、生活習慣病に係る医療費支出の推移から、健康増進に係るコンテンツを評価する健康増進評価機能を備える。
【0020】
好適には、ユーザーの犯罪歴、逮捕時の聴取や収監時の行動から類推されるプロファイルが記録される犯罪歴DBを備え、ユーザーが刑期満了後に釈放された場合、前記犯罪歴DBに記録されたプロファイルに応じて、ユーザーの承認欲求を満たし、就業へのやる気を喚起する社会復帰のコンテンツをリコメンドする機能を備える。
【0021】
より好適には、再犯率、再犯者による犯罪件数、保護観察終了時の有職者率が記録される社会復帰評価機能を備え、前記社会復帰評価機能に記録された各指標から社会復帰のコンテンツを評価する機能を備える。
【0022】
本発明における電子化システムは、学歴DBに記録された情報から、企業へ応募する際に提出する応募書類を生成する機能を備え、応募先の組織に対して、応募書類を電子的に送信する機能を備える。
【0023】
好適には、個人番号並びに、社会保障番号を保存、若しくは、公的機関から電子的に取得する機能を備え、契約の締結後、契約締結先の組織から求められたら、事務手続きに必要な個人番号並びに社会保障番号を、契約を締結した組織、もしくは契約を締結した組織が指定する事務手続きの代行者に、電子的に送信する機能を備える。
【0024】
好適には、契約書を発行済みの見積書から生成する機能を備え、契約毎に個人単位で一意の管理番号を生成、提案する個人の管理番号が契約書に反映されなければ、契約書として承認しない機能を備え、契約締結後、管理番号毎に金額と契約先を契約管理DBに保存する機能を備える。
【発明の効果】
【0025】
本発明に係るリコメンドシステムによれば、ユーザーの情報リテラシーに応じたコンテンツを提供し、ユーザーの情報リテラシーの向上を支援するにあたって好適である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本発明の実施例におけるリコメンドシステムを説明する概略図
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、本発明に係るリコメンドシステムとその評価指標について、実施例にて図面を用いて説明する。
【0028】
<実施例>
図1は、リコメンドシステムとその評価指標を説明する概略図である。
リコメンドシステム1は、学歴DB9、職歴DB10、試験結果DB11、資格DB12、視聴履歴DB13、消費傾向DB14、特定コンテンツDB15、健康診断医療費DB16、犯罪歴DB17、アンケートDB18、希望進路DB19、情報生成機能20、契約管理機能21、管理番号付与機能22から構成され、評価システム2は、情報リテラシー評価機能23、承認欲求評価機能24、キャリア形成評価機能25、金融評価機能26、健康増進評価機能27、社会復帰評価機能28、契約管理DB29、契約診断機能30から構成される。
【0029】
リコメンドシステム1は、ユーザーの情報リテラシーの発展を支援する事を目的としてコンテンツをリコメンドするが、情報リテラシーとは、物事を多面的に捉える習慣と、対象となるカテゴリーにおける正しい知識である。
現代人の生活に係る知識のカテゴリーは幅広く、全てのカテゴリーにおいて正しい知識を身に着ける事は困難であるため、多面的な視点から精査されたコンテンツを好んで視聴する様になる、もしくは自主的に多面的な視点から情報を調査する習慣が身に着く事が、情報リテラシー発展のゴールとなる。
【0030】
情報リテラシーの発展は、偏向的なコンテンツに捉われる段階、正しい知識を求める段階、多面的な視点から精査されたコンテンツを好む段階、に進む。
ユーザーが深い知識、経験を有するカテゴリーにおいては、多面的な視点から精査されたコンテンツを好むが、ユーザーが知識や経験を有さないカテゴリーにおいては、偏向的なコンテンツに捉われる事も多い。
また、多面的に精査されたコンテンツの作成には高いスキルが求められるが、偏向的なコンテンツの作成にはスキルが不要なため、普段の生活で触れる機会の少ない内容では、偏向的なコンテンツが多数作成され、多くの人に視聴される。
【0031】
このため、普段の生活で触れる機会の少ない内容に対して偏向的なコンテンツを提供する事は、情報を発信する側からすれば、極めて効率の良い投資となるが、その中でも特に、重大リスク(原発事故やコロナ等)に係る情報、偏向的な政策批判、一部のプロモーション活動等は、社会に有害である。
【0032】
偏向的な報道が多数観測された、もしくは観測される事が予見される場合、リコメンドシステム1は学歴DB9に保存された学校名、学部、学科、職歴DB10に保存された会社名、職種、役職、経験年数、試験結果DB11に保存された試験結果、資格DB12に保存された資格の取得状況、視聴履歴DB13に保存された過去のコンテンツの視聴履歴からユーザーの情報リテラシーを、偏向的なコンテンツに捉われる段階、正しい知識を求める段階、多面的な視点から精査されたコンテンツを好む段階、に分類し、ユーザーの情報リテラシーに応じたコンテンツを、コンテンツDB3から選定しリコメンドする。
【0033】
偏向的なコンテンツに捉われる段階と判定されたユーザーを、正しい知識を求める段階に引き上げるため、以下の様にコンテンツがリコメンドされる。
偏向的でユーザーの承認欲求を満たす事を目的としたコンテンツをリコメンドし、その中でユーザーに気づきを与える、もしくは気づきを与えられる創作物を提示する。
コンテンツや創作物の中で気づきを得られたユーザーは疑問を持つため、疑問に対する知識を補足するコンテンツを提示する、これを繰り返し多面的な視点から精査されたコンテンツを好む段階にユーザーの情報リテラシーを発展させる。
【0034】
リコメンドされるコンテンツや創作物は、偏向的なコンテンツを好む段階であっても複数のコンテンツが用意され、学歴DB9、職歴DB10、試験結果DB11、資格DB12、視聴履歴DB13等に保存された情報に基づき、ユーザーの好みを推定し、コンテンツがリコメンドされる事が望ましい。
また、リコメンドされるコンテンツにはアンケートフォームが備えられ、ユーザーは「役に立った、面白い」「つまらない、役に立たない」「興味は持てるが、難し過ぎる」等を返信する事ができ、この結果はアンケートDB18に保存され、ユーザーの情報リテラシーや好みの補正に用いられる。
【0035】
リコメンドされるコンテンツは、ユーザーの情報リテラシーや好みに応じて、テキスト、動画、マンガ等から選択できることが望ましい。
【0036】
特定コンテンツDB15には、事件に係るコンテンツ、犯罪や自殺をほう助するコンテンツ、警察や公安の監視下にある活動家等が運営するコンテンツ等を、警察権を有する組織が指定し、司法権を持つ組織が認定した特定コンテンツへユーザーがアクセスした履歴が記録され、前記特定コンテンツへのアクセスが確認された場合、ユーザーの情報リテラシーの段階を偏向的なコンテンツに捉われる段階と推定し、ユーザーの承認欲求を満たす偏向的なコンテンツをリコメンドする。
場合によっては、アクセスが集中していた時期と、特定コンテンツDB15の保存対象となる時期がずれる事が想定されるが、この様な場合には過去のアクセス履歴も遡って、特定コンテンツDB15に保存される事が望ましい。
【0037】
健全な組織運営を行うには、客観的な指標で評価されなければならないが、視聴率や再生回数と言った指標で評価した場合、提供するコンテンツの種類が拡大し続ける恐れがある。
ユーザーに係る詳細なプロファイルを有し、ユーザーが好む情報を提供出来るリコメンドシステム1が、提供するコンテンツの種類を拡大しようとすれば競合他社の反発を招く事は想像に難くないたいため、提供されるコンテンツのカテゴリー毎に、視聴率/再生回数とは異なる評価指標が定められなければならない。
【0038】
情報リテラシー評価機能23には、偏向的なコンテンツの再生回数、正しい知識を解説するコンテンツの再生回数、多面的な視点から精査されたコンテンツの再生回数、ユーザーの視聴傾向の遷移数が記録され、これ等の指標で情報リテラシーのコンテンツは評価される。
つまり、再生回数は少なすぎてはいけないし、再生回数が多く、各コンテンツの再生回数の割合が適切であり、偏向的なコンテンツから、正しい知識を解説するコンテンツ、多面的な視点から精査されたコンテンツにユーザーが遷移していなければならない。
【0039】
承認欲求のコンテンツは、消費傾向DB14に記録された特定事業者への支出金額が定められた値を超えた場合、その事業者が採用しているマーケティング手法に関して気づきを与え、ユーザーの承認欲求を満たするためのコンテンツがリコメンドされる。
リコメンドされるコンテンツは、学歴DB9、職歴DB10、試験結果DB11、資格DB12に保存された情報からマーケティングに関する情報リテラシーを推定された上で決定される事が望ましいが、過剰な消費を行うのは、ストレスや承認欲求が満たされない事が原因であるため、承認欲求を満たし、経済的な負担が少ない消費対象に誘因する事が、より現実的である。
【0040】
消費傾向DB14には、過剰な支出は消費者の生活を損なう、もしくは過剰な支出を誘因するプロモーション活動を行っている事業者を消費者庁等が指定、司法権を持つ組織が認定した事業者に対する支出がユーザー毎に記録される。
消費傾向DB14に記録される事業者の例としては、ネットワークビジネス、高額なお布施を求める宗教団体、高齢者向けの訪問販売、風営法に該当するサービス、オンラインゲーム、公的な賭博、消費者金融等が想定される。
【0041】
消費傾向DB14に登録される事業者は、セーフネットとして有効に機能しているからこそ、過剰に利用する人が出る。
風邪薬であっても服用する量を間違えれば劇薬足り得るため、消費傾向DB14をもとにしたコンテンツのリコメンドは、医師による診断と薬の処方と同様の位置づけで運用されなければならない。
【0042】
承認欲求のコンテンツは、健康診断医療費DB16で医学的には不要な医療費支出、精神疾患や依存症等への医療費支出が確認された場合にもリコメンドされ、ユーザーの承認欲求を満たし、経済的/身体的な負担、保険料支出が少ないサービスへ誘導するためのコンテンツを提供する。
リコメンドされるコンテンツは、健康診断医療費DB16に保存された受診傾向、年齢、公的機関から取得した家族構成等から判断される事が望ましい。
【0043】
健康診断医療費DB16には、健康診断の結果、並びに医療費支出の履歴が保存され、前述した承認欲求を満たすためのコンテンツのリコメンド以外にも、健康増進のためのコンテンツのリコメンドにも用いられる。
【0044】
承認欲求に係るコンテンツは、消費傾向DB14に記録された、特定事業者への支出額の推移、前記健康診断医療費DB16に記録された、医学的には不要な医療費支出、精神疾患や依存症等への医療費支出の推移をもとに、承認欲求評価機能24で評価される。
【0045】
キャリア形成に係るコンテンツは、希望進路DB19に記録されたユーザーが希望する進路に基づき、学歴DB9、職歴DB10、試験結果DB11、資格DB12、に保存された情報から希望進路に係るユーザーの専門知識レベルを推定し適切なコンテンツがリコメンドされる。
キャリア形成で提供されるコンテンツは、専門知識、マネジメント、教養に分類される。
【0046】
専門知識は、ユーザーが希望した職業に必須となる専門的な知識であり、公的な資格制度や職業訓練に準じたカリキュラムが提供される事が望ましい。
【0047】
マネジメントは、組織管理、人材管理のための知識であり、ドラッカーのマネジメントやティール組織等に代表される様な組織に関する知識、アドラー等の心理学的要素を含む人材管理に関する知識が提供される事が望ましい。
【0048】
教養は年齢で推奨されるコンテンツが定められ、年齢に応じたコンテンツがリコメンドされるが、提示される内容は学歴DB9、職歴DB10、試験結果DB11、資格DB12、視聴履歴DB13、消費傾向DB14、特定コンテンツDB15の内容を考慮して補正される事が望ましい。
教養で提供されるコンテンツは、多くの人に親しまれている創作物のあらすじを承認欲求を満たしながら紹介する事で、創作物への興味関心を喚起する事が望ましい。
【0049】
キャリア形成に係るコンテンツは、キャリア形成評価機能25に保存される、製造業、飲食業、観光業に従事する労働者をホワイトカラー、その中でも特にプログラマを含むITエンジニアに転職させた人数、ホワイトカラーとしての定着率、年収の推移で評価される。
【0050】
製造業は産業革命以降、農業や防衛に替わる雇用の受け皿として機能して来たが、先進国ではグローバル化、機械化により需要が減退、代替として飲食、観光業が台頭してきたが、飲食、観光業は生活習慣病と水資源の枯渇を助長するため、新たな雇用の受け皿が必要とされている。
現代はデジタル化が急務だとされており、その為にはプログラマを含むITエンジニアは必要不可欠であり、ITエンジニアの雇用の多くは大規模なシステム開発により喚起されるため国家予算で管理し易く、また環境への負担も少ない。
【0051】
ユーザーが、各種金融サービスの取引口座を開設すると各種金融サービスからリコメンドシステムは口座開設の通知を受取、この通知に基づき、金融に係るコンテンツが提供される。
金融に係るカテゴリーは、情報リテラシーによる補正等は行われずに提供され、コンテンツの視聴後の確認テストに合格しなければ、金融取引は実施出来ないことが望ましい。
【0052】
個人の資産は、国が発行した貨幣が個人に分配され蓄積されたものであり、国が個人に貨幣を分配する方法は、国が直接国民に給付する、企業を通じて分配する、金融市場を通じて分配する3つの方法しかない。
この中でも企業での労働を通じて社会に貢献し、個人の能力を伸ばす事が、個人の承認欲求を満たす事にも繋がり易いため、企業を通じて分配することが標準的な手段として採用され、労働者は解雇規制により保護されて来たが、機械化、IT化、グローバル化が進む中、労働者を解雇規制で保護し過ぎる事は、企業の競争力を削ぐことが明らかになり、世界的に解雇規制は緩和される方向で進んでいるため、日本でも解雇規制は緩和され、バランスを取るために国が直接国民に貨幣を給付するベーシックインカムが、制度として定着する事が予測される。
【0053】
ベーシックインカムが施行される場合、個人型確定拠出年金として提供される事が望ましい。
ベーシックインカム月7万円とし、5%の確定拠出型個人年金として運用し続けた場合、40歳で金融資産が1億を超え、3%の確定拠出型個人年金として運用し続けた場合でも、50歳で金融資産が1億を超えるため、富の偏在を解消し、かつ少子高齢化により運用が困難になりつつある年金制度に替わる総合的な社会保障として有望視されるが、ベーシックインカムを個人型確定拠出年金として提供する場合、金融に係る正しい知識が必須となる。
【0054】
金融カテゴリーの評価指標は、金融評価機能26に保存される、金融投資を行っている個人の運用実績の黒字率と金融投資の継続率をもとに評価される。
個人の金融投資の継続率を維持しながら、運用実績の黒字率を向上させるには、現代貨幣理論、金融市場に流れ込む資本の源流、世界的な金融市場による戦争の抑止や法人の統制、個人型確定拠出年金制度の成り立ち等、金融市場に関する普遍的かつ正しい知識が判り易く提供されなければならない。
【0055】
ベーシックインカムが確定拠出型個人年金として運用された場合、これを現金として受け取れるのは、積立金額が一定金額を超えた場合、一定年齢を超えた場合、失業保険並びに生活保護の受給資格者とされる事が望ましく、現金として受け取る際には、リコメンドシステムで配信される金融に係るコンテンツを視聴後、確認テストに合格しなければならない事とし、場合によっては自治体等で座学の講習が提供される事が望ましい。
【0056】
健康増進のコンテンツは、健康診断医療費DB16に、生活習慣病の予兆や、生活習慣病に係る医療費支出が確認された場合に、リコメンドされる。
生活習慣病を改善するには、適度な運動を行う事が好適であるため、学歴DB9、職歴DB10から推定されるユーザープロファイルに基づき、ユーザーが関心を持ち易い運動に関するコンテンツがレコメンドされる。
例えば、健康診断で生活習慣病の予兆有りと診断された30代以降のホワイトカラーは運動する習慣が無い事が多く、これが原因で肩こりや偏頭痛に悩まされ、体調を崩すと数週間引きずる者も多いが、この様な症状は、生活習慣病よりも差し迫った問題であり、かつ適度な運動で解消される。
この様な問題に焦点を当てる場合、職歴に応じてユーザーを分類していく事が効率的だが、学歴や職歴以外の情報からユーザーを分類しコンテンツをリコメンドしても問題は無い。
【0057】
健康増進カテゴリーにおける評価指標は、健康診断評価機能27に保存される健康診断結果、特に生活習慣病の予兆に関する指標の検出数、生活習慣病関連の保険料支出、介護開始の平均年齢の推移である。
この様にする事で、保険料関連支出を減少させながら、各種インストラクターに係る雇用を喚起する事が出来る。
【0058】
社会復帰のコンテンツは、刑期を満了し釈放された際に提供されるコンテンツであり、ユーザーの承認欲求を満たし、気づきを与え、就業に対するやる気を喚起するためのものである。
学歴DB9、職歴DB10、犯罪歴DB17に記録された情報から推定されたユーザープロファイルに基づき、ユーザーの好みにあう創作物のあらすじを承認欲求を満たしながら紹介する事で、創作物への関心を喚起する事が望ましい。
また、生活保護受給者のうち、労働が可能と判断される者にも、社会復帰で提供されるコンテンツの視聴を義務付け、定期的な面談の際に、視聴状況を含めて確認する事が望ましい。
【0059】
犯罪歴DB17には、犯罪歴、逮捕時の聴取と収監時の行動から類推されるユーザープロファイルが記録され、社会復帰のコンテンツのリコメンドに用いられる。
【0060】
社会復帰に係るコンテンツの評価指標は、社会復帰評価機能28に保存される再犯率と再犯者による犯罪件数、保護観察終了時の有職者率、生活保護受給者数の推移をもとに、社会復帰評価機能28により評価される。
法務省の発表によれば平成24年に逮捕された者のうち、再犯者の割合は3割だが、再犯者による犯罪件数は約6割にのぼり、保護観察終了時の有職者の再犯率は7.5%であるのに対して、無職者の再犯率は29.8%であるため、社会復帰を支援する事は再犯率及び犯罪件数の低減に有効である。
【0061】
これ等の情報は、異なる複数のプラットフォームから入手する必要があるため、異なるプラットフォーム間で有効な一意のIDが必要となる。
この一意のIDについては、サービス利用時に個人番号の提出を義務付ける事が望ましいが、個人番号の取得が困難な場合には携帯電話番号の登録を義務付け、携帯電話の契約時に個人番号の提出を義務付ける事で、一意のIDとして機能させる事が可能となる。
サービス利用時の携帯電話番号の登録に関しては、携帯のSMSを用いた二要素認証によるセキュリティ対策を実装する事が望ましい。
【0062】
<変形発明>
学歴DB9、職歴DB10、試験結果DB11、資格DB12、健康診断医療費DB16、犯罪歴DB17に記憶された情報は、情報生成機能20により、学校、バイト、企業へ応募する際の履歴書、職務経歴書等の応募書類として生成され、応募先の組織に対して、履歴書、職務経歴書とともに、学校の卒業証明書、SPIやTOEIC等の試験結果、特定の資格、特定の犯罪歴、特定の病歴等、応募の際に必須となる情報とともに電子的に送信され、履歴書と職務経歴書は紙に印刷する事が出来る。
なお、学校の卒業証明書は資格DB12に保存されることが望ましい。
【0063】
リコメンドシステム1から、特定の犯罪歴、特定の病歴を取得出来るのは、法律で定められた組織に限られる。
【0064】
学歴DB9、職歴DB10に保存される内容は、適宜ユーザーが変更出来る事が望ましい。
人の短期的な状況は運に左右されざるを得ず、状況によっては経歴を偽る事も発生するため、学歴DB9、職歴DB10の内容を厳密に管理すると、経歴に傷の無い限られた人間しかリコメンドシステムを利用出来ないためである。
【0065】
契約管理機能21により、応募した企業と雇用及び業務に係る契約書を電子的に締結し、個人番号並びに社会保障番号を保存、もしくは公的機関から取得し、契約締結後、契約締結先の企業から事務に必要な個人番号、並びに社会補償番号の提出を求められたら、契約を締結した組織、もしくは契約を締結した組織が指定する社労士等の代行者に個人番号並びに社会保障番号を電子的に送信出来る事が望ましい。
【0066】
契約管理機能21により、契約書を発行済みの見積書から生成し、管理番号付与機能22により、個人ごとに一意の管理番号を付与、業務に従事する個人の管理番号が全て契約書に反映されなければ、契約書として承認しない機能を備え、契約締結後、見積書等から前記管理番号毎に金額と契約先を契約管理DB29に保存する。
この様にする事で、個人ごとにどの様な商流を経由し、どの商流でどれだけマージンが発生しているか可視化可能である。
【0067】
契約管理DB29に保存された金額と契約先を契約診断機能30により判定、商流が深い、マージン率が高いと判断される場合には、厚生労働省、経済産業省、総務省、公正取引委員会等に報告されることが望ましい。
これは、労働者は厚生労働省の管轄であり、IT人材の育成は経済産業省、総務省が牽引し、フリーランスの契約は公正取引委員会が独占禁止法により保護しているためである。
【0068】
このため、業務委託(準委任契約)でやり取りされる見積もりの書式はアサインされる人員毎に単価が明記されなければならず、契約締結時には参画する人員毎に契約の電子署名を個人番号カードのIC認証等により実施、その際に管理番号付与機能20により、一意の管理番号が生成されることが望ましい。
【0069】
前述した通り、製造業、飲食業、観光業の代替として、プログラマを含むITエンジニアが雇用の受け皿として台頭すると考えているが、ITエンジニアの雇用の多くは公共機関や大企業が行う大規模システム開発により賄われる。
この様な大規模プロジェクトでは、多数のITエンジニアが必要となるため、専門の仲介業者に人材提供を依頼する事が合理的だが、案件と人材を仲介業者間で融通しあう事が常態化しており、会社は儲かるが、商流が深くなり、現場で働く個人には十分な金額が行き渡らない事も多いため、業務委託(準委任契約)で人材が提供される場合には、契約診断機能30により深い商流、高いマージンは監視されることが望ましい。
また、派遣契約でも多重派遣が発生する場合には、上述した手法で監視される事が望ましい。
【0070】
雇用保険を支払っていた者が離職する際は、その手続きを個人番号、並びに社会保障番号に基づき電子的に処理する機能を備える。
すなわち、健康保険証が電子化されている場合には無効化し、次の企業との雇用契約が締結されていない場合には離職票を電子的にハローワークに提出、雇用保険の受給のための手続きを行い、年金を公的年金に切り替える手続きを電子的に行われる事が望ましい。
【産業上の利用可能性】
【0071】
本発明に係るリコメンドシステムとその評価方法によれば、ユーザーの情報リテラシーに沿った情報を提供し、ユーザーの情報リテラシーの発展を支援するのに好適である。
【符号の説明】
【0072】
1 リコメンドシステム
2 評価システム
3 コンテンツDB
4 IoT端末(スマホ / タブレット / PC等)
5 応募先 / 契約先組織
6 事務手続きの代行者(社労士等)
7 各種金融サービス
8 各種公的機関
9 学歴DB
10 職歴DB
11 試験結果DB
12 資格DB
13 視聴履歴DB
14 消費傾向DB
15 特定コンテンツDB
16 健康診断医療費DB
17 犯罪歴DB
18 アンケートDB
19 希望進路DB
20 情報生成機能
21 契約管理機能
22 管理番号付与機能
23 情報リテラシー評価機能
24 承認欲求評価機能
25 キャリア形成評価機能
26 金融評価機能
27 健康増進評価機能
28 社会復帰評価機能
29 契約管理DB
30 契約診断機能






















図1