(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022127652
(43)【公開日】2022-09-01
(54)【発明の名称】フェイスシールド
(51)【国際特許分類】
A41D 13/11 20060101AFI20220825BHJP
A62B 18/02 20060101ALI20220825BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
A41D13/11 L
A41D13/11 H
A62B18/02 A
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021025762
(22)【出願日】2021-02-20
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-01-18
(71)【出願人】
【識別番号】521076030
【氏名又は名称】▲高▼橋 俊二朗
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076041
【氏名又は名称】阿部 翔
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076052
【氏名又は名称】池邉 準哉
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076063
【氏名又は名称】椛田 晴
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076074
【氏名又は名称】末田 亜洋
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076085
【氏名又は名称】鎮西 蒼斗
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076096
【氏名又は名称】山香 智哉
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521078377
【氏名又は名称】山本 直輝
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076100
【氏名又は名称】行時 大貴
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076111
【氏名又は名称】原 冴空
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076122
【氏名又は名称】石川 裕治
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076133
【氏名又は名称】市山 凌久
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076144
【氏名又は名称】矢野 奏人
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076155
【氏名又は名称】山口 莉玖
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(71)【出願人】
【識別番号】521076166
【氏名又は名称】四井 琉都
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼橋 俊二朗
(72)【発明者】
【氏名】阿部 翔
(72)【発明者】
【氏名】池邉 準哉
(72)【発明者】
【氏名】椛田 晴
(72)【発明者】
【氏名】末田 亜洋
(72)【発明者】
【氏名】鎮西 蒼斗
(72)【発明者】
【氏名】山香 智哉
(72)【発明者】
【氏名】山本 直輝
(72)【発明者】
【氏名】行時 大貴
(72)【発明者】
【氏名】原 冴空
(72)【発明者】
【氏名】石川 裕治
(72)【発明者】
【氏名】市山 凌久
(72)【発明者】
【氏名】矢野 奏人
(72)【発明者】
【氏名】山口 莉玖
(72)【発明者】
【氏名】四井 琉都
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA06
2E185BA12
2E185CC36
(57)【要約】
【課題】
本発明では、プラスチック等の透明な板やフィルムシートを活用し、装着が容易なフェイスシールドを提供する。
【解決手段】
透明シールド板が着脱自在に装着されるフェイスシールドであって、略U字形状に形成された薄板状の外フレーム部と、外フレーム部の内周面側の一端部と自身の一端部が互いに固定された略U字形状に形成された薄板状の内フレーム部と、内フレームの内周面側に、ヘッドフレームの略U字形状の曲率半径より大きな略U字形状に形成された薄板状のヘッドフレーム部と、ヘッドフレームの外周面の両端部と内フレームの内周面の両端部が互いに固定されて、略三日月形状の隙間を形成するとともに、外フレームの内周面と内フレームと外周面とは、互いに長手方向にわたり密接すること。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明シールド板が着脱自在に装着されるフェイスシールドであって、
略U字形状に形成された薄板状の外フレーム部と、
前記外フレーム部の内周面側の一端部と自身の一端部が互いに固定された曲率半径が略同一な略U字形状に形成された薄板状の内フレーム部と、
前記内フレームの内周面側に、前記ヘッドフレームの曲率半径が略同一な略U字形状に形成された薄板状のヘッドフレーム部と、
前記ヘッドフレームの外周面の両端部と前記内フレームの内周面の両端部が互いに固定されて、略三日月形状の隙間を形成するとともに、
前記外フレームの内周面と前記内フレームと外周面とは、互いに長手方向にわたり密接することを特徴とするフェイスシールド。
【請求項2】
請求項1記載のフェイスシールドにおいて、
前記外フレームの両端部のそれぞれの幅方向又は厚さ方向に、後頭部を周回するヘッドバンドが装着可能な貫通孔を有することを特徴とするフェイスシールド。
【請求項3】
請求項2記載のフェイスシールドにおいて、
前記外フレームの他端部には、前記内フレーム長手方向の縁部を受け止めるストッパー部が形成されていることを特徴とするフェイスシールド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は目や顔を保護するために、顔に装着して使用するフェイスシールドに関する。
【背景技術】
【0002】
顔の全面を飛沫感染から保護するというメリットがある「フェイスシールド」であるが、新型コロナウイルスの急激な蔓延に市場が対応しきれず、医療現場において品薄になりがちとなる場面が各所で見られた。そんな時、量販品である事務用品の「A4クリアファイル」等の透明なプラスチックをシールドに活用でき、なおかつ、それをフレーム部分に簡単に装着できるので、時間短縮となり多忙を極める医療現場でも喜ばれる発明と思われる。これに関する今までの発明品は、薄く“ぴらぴら”する「A4クリアファイル」をシールドとして活用するため、フレームのわずかな隙間に挿通して挟持するという難しい動作があり、困難で時間もかかっていた。また、特許文献1に示すように、留め具によって帽子の鍔部と共に挟持されてなるフェイスシールドのようなものもあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明では、プラスチック等の透明な板やフィルムシートを活用し、装着が容易なフェイスシールドを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するための第一の発明に係るフェイスシールドは、透明シールド板が着脱自在に装着されるフェイスシールドであって、略U字形状に形成された薄板状の外フレーム部と、前記外フレーム部の内周面側の一端部と自身の一端部が互いに固定された略U字形状に形成された薄板状の内フレーム部と、
前記内フレームの内周面側に、前記ヘッドフレームの略U字形状の曲率半径より大きな略U字形状に形成された薄板状のヘッドフレーム部と、
前記ヘッドフレームの外周面の両端部と前記内フレームの内周面の両端部が互いに固定されて、略三日月形状の隙間を形成するとともに、
前記外フレームの内周面と前記内フレームと外周面とは、互いに長手方向にわたり密接する。
【0006】
第二の発明に係るフェイスシールドは、請求項1記載のフェイスシールドにおいて、前記外フレームの両端部のそれぞれの幅方向又は厚さ方向に、後頭部を周回するヘッドバンドが装着可能な貫通孔を有する。
【0007】
第三の発明に係るフェイスシールドセットは、前記外フレームの他端部には、前記内フレーム長手方向の他端部を受け止めるストッパー部が形成されている。
【発明の効果】
【0008】
第一の発明においては、外フレームと内フレームが一端部のみで固定されて他端部が自由に開閉できるので、透明シールド板の挟み込めが容易になる。
【0009】
第二の発明においては、フェイスシールドの両端部に後頭部を周回するヘッドバンドを装着可能なので、確実に頭部に装着できる。
【0010】
第三の発明においては、外フレームのストッパー部が内フレームの縁部を受け止めるので、透明シールド板の挟み込めが確実になる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の一実施の形態であるフェイスシールドの斜視図である。
【
図3】同フェイスシールドの他端部の詳細を示す説明図である。
【
図4】同フェイスシールドで外フレームと内フレームとが離反して開かれている状態を示す説明図である。
【
図5】同フェイスシールドにクリアファイルを装着した状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
【0013】
図1は、フェイスシールド10とヘッドバンド19が取り付けられた状態を示す斜視図である。フェイスシールド10は、外フレーム11と内フレーム12、ヘッドフレーム13からなり、外フレーム11は、略U字形状に形成された薄板状であり、内フレーム12も略U字形状に形成された薄板状である。また、外フレーム11の略U字形状の曲率半径は、90mm程度であり、内フレーム12の略U字形状の曲率半径は、88mm程度であり、略同一である。つまり、略同一とは2~8mm程度の差を示す。また、外フレーム11の内周面側と内フレーム12の外周面側のそれぞれの一端部17で固定されて、一体化して連結されている。その一端部17を中心にそれぞれの厚さ方向に外フレーム11と内フレーム12が互いに密着と離反するように開閉自在に連結されている。
【0014】
あと、略U字形状に形成された薄板状のヘッドフレーム13は、その曲率半径は、90mm程度であり、内フレーム12の曲率半径より、略同一程度になっている。また、内フレーム12の内周面側とヘッドフレーム13の外周面側のそれぞれの両端部18a、18bで固定されて、一体化して連結されている。あと、ヘッドフレーム13は、内フレーム12で、顔の鼻が当たらない程度の間隔を有して額部分に当接する程度に、顔面を覆うシールド20(
図5で示す)が取り付けられるようになっている。ここでは、ヘッドフレーム13は、内フレーム12とで、半月形状の空間が形成されている。あと、外フレーム11の長さは370mm程度、幅は10mm程度、厚さは2mm程度である。さらに、その材質はPC(ポリカーボネート)やPLA(ポリ乳酸)である。また、内フレーム12の長さは340mm程度で、その他端部は、外フレーム11の他端部より15mm程度短くなっている。これは、挟みこまれる透明シールド20(
図5で示す)の色々な厚さに対応できるようになっている。さらに、ヘッドフレーム13の長さは270mm程度であり、内フレームの長さより短いので、内フレーム12の内周面とヘッドフレーム13の外周面との間で、三日月形状の隙間16を形成している。これにより、ヘッドフレーム13が装着者の額部分に当接して装着しても、透明シールド20(
図5で示す)が装着した人の鼻が当たらない程度の間隔を確保できる。
【0015】
また、一端部17の幅方向には、直径3mmの貫通孔14aが設けられており、他端部15(ストッパー部)にも、同様に直径3mmの貫通孔14aが設けられている。この貫通孔14、14aに、ヘッドバンド19(たとえば、弾力性を持つゴム等)に通して、それぞれの端部を固定し、装着者(図示せず)の後頭部にそれを渡らせることで装着性を高めるヘッドバンド19を取り付けることが可能である。なお、貫通孔は、
図4に示すように、厚さ方向の端部に設けても良い。
【0016】
なお、フェイスシールド10は、外フレーム11と内フレーム12、ヘッドフレーム13は、一体化しており3Dプリンターで製作しているが、この形状は、金型を作成して、量産可能である。
【0017】
図2は、フェイスシールド10を示す平面図である。フェイスシールドの両端部には、平面視して、直径3mmのそれぞれ貫通孔14a、14bが設けられている。ここでは、外フレーム11と内フレーム12の一端部とは、その端部から10mm程度の位置までが一体的に形成されている。また、内フェレーム12とヘッドフレーム13の両端部とは、その端部から30mm~40mm程度の位置までが一体的に形成されている。ここでは、一端部、つまり平面視して左側の位置の端部は、40mm程度が一体化しており、他端部、つまり平面視して左側の位置の端部は、30mm程度が一体化している。
【0018】
外フレーム11と内フレーム12とヘッドフレーム13が一体化している一端部側は、内フレーム12とヘッドフレーム13の端部から40mm程度の位置まで一体化している。内フレーム12とヘッドフレーム13が一体化している他端部側は、内フレーム12とヘッドフレーム13の端部から30mm程度の位置まで一体化している。ここでは、内フレーム12とヘッドフレーム13のみが一体化している他端部側は、外フレーム11の他端部にあるストッパー部15の近傍まで伸びており、ストッパー部15とは、所定の間隔(ここでは、5mm程度)を設けている。これは、シールド20(
図5で示す)の色々な厚さに対応するためである。
【0019】
図3は、フェイスシールド10の他端部の詳細を示す説明図である。フェイスシールド10の内周面側から見ている側面の状態である(
図2の矢印Aの方向)。他端部(ストッパー部)15は、外フレーム11の幅方向に略同一の幅を有し、外フレーム11の内周面より数ミリ程度厚く突出している。外フレーム11と内フレーム12が密着している状態では、内フレーム12の縁部21より、他端部(ストッパー部)15までは、長さ方向で約5mm程度離れた間隔で設けられている。この間隔は、市販のシールド20の厚さや取付け状態に応じて、内フレーム12の縁部21を外フレーム12の他端部(ストッパー部)15で受け止めるためのものである。
【0020】
図4は、フェイスシールド10の外フレーム11と内フレーム12とが離反して開かれている状態、つまり外フレーム11の外周面側の方向に開いた状態を示している説明図である。このように外フレーム11と内フレーム12の一端部17のみで固定されているので、他端部(ストッパー部)15の側は、固定されていないので、厚さ方向に広く開くことが可能になり、透明シールド20(
図5で示す)の装着が容易となる。なお、ヘッドバンド19をフェイスシールド10の両端部に厚さ方向に設けたそれぞれの貫通孔14c、14dに取り付けられている。
【0021】
図5は、フェイスシールド10を着用して状態を示している説明図である。ここでは、透明シールド20の上部の任意の位置を、外フレーム11と内フレーム12で挟み込んで装着し使用する。このように透明シールド20を挟み込む位置は、自由に選ぶことが可能となる。なお、ここでは、市販のA4サイズのクリアファイルを使用している。
【産業上の利用可能性】
【0022】
本発明は、透明シールドを挟んで使用するフェイスシールドに関する商品に応用ができる。
【符号の説明】
【0023】
10:フェイスシールド、11:外フレーム、12:内フレーム、13:ヘッドフレーム、14a~14d:貫通孔、15:他端部(ストッパー部)、16:三日月形状の隙間、17:一端部、18a~18b:両端部、19:ヘッドバンド、20:透明シールド、21:縁部
【手続補正書】
【提出日】2021-08-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明シールド板が着脱自在に装着されるフェイスシールドであって、
略U字形状に形成された薄板状の外フレームと、
前記外フレーム部の内周面側の一端部と自身の一端部が互いに固定された曲率半径が略同一な略U字形状に形成された薄板状の内フレームと、
前記内フレームの内周面側に、前記ヘッドフレームの曲率半径が略同一な略U字形状に形成された薄板状のヘッドフレームと、
前記ヘッドフレームの外周面の両端部と前記内フレームの内周面の両端部が互いに固定されて、略三日月形状の隙間を形成するとともに、
前記外フレームと前記内フレームは前記一端部のみで固定され、前記一端部を中心にそれぞれの厚さ方向に前記外フレームと前記フレームが互いに密着と離反するように開閉自在に連結しており、
しかも、前記外フレームの内周面と前記内フレームと外周面とは、互いに長手方向にわたり密接することを特徴とするフェイスシールド。
【請求項2】
請求項1記載のフェイスシールドにおいて、
前記外フレームの両端部のそれぞれの幅方向又は厚さ方向に、後頭部を周回するヘッドバンドが装着可能な貫通孔を有することを特徴とするフェイスシールド。
【請求項3】
請求項2記載のフェイスシールドにおいて、
前記外フレームの他端部には、前記内フレーム長手方向の縁部を受け止めるストッパー部が形成されていることを特徴とするフェイスシールド。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
上記の目的を達成するための第一の発明に係るフェイスシールドは、透明シールド板が着脱自在に装着されるフェイスシールドであって、
略U字形状に形成された薄板状の外フレームと、
前記外フレーム部の内周面側の一端部と自身の一端部が互いに固定された曲率半径が略同一な略U字形状に形成された薄板状の内フレームと、
前記内フレームの内周面側に、前記ヘッドフレームの曲率半径が略同一な略U字形状に形成された薄板状のヘッドフレームと、
前記ヘッドフレームの外周面の両端部と前記内フレームの内周面の両端部が互いに固定されて、略三日月形状の隙間を形成するとともに、
前記外フレームと前記内フレームは前記一端部のみで固定され、前記一端部を中心にそれぞれの厚さ方向に前記外フレームと前記フレームが互いに密着と離反するように開閉自在に連結しており、
しかも、前記外フレームの内周面と前記内フレームと外周面とは、互いに長手方向にわたり密接する。
【手続補正書】
【提出日】2021-10-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明シールド板が着脱自在に装着されるフェイスシールドであって、
略U字形状に形成された薄板状の外フレームと、
前記外フレーム部の内周面側の一端部と自身の一端部が互いに固定された曲率半径が略同一な略U字形状に形成された薄板状の内フレームと、
前記内フレームの内周面側に、曲率半径が略同一な略U字形状に形成された薄板状のヘッドフレームと、
前記ヘッドフレームの外周面の両端部と前記内フレームの内周面の両端部が互いに固定されて、略三日月形状の隙間を形成するとともに、
前記外フレームと前記内フレームは前記一端部のみで固定され、前記一端部を中心にそれぞれの厚さ方向に前記外フレームと前記内フレームが互いに密着と離反するように開閉自在に連結しており、
しかも、前記外フレームの内周面と前記内フレームと外周面とは、互いに長手方向にわたり密接することを特徴とするフェイスシールド。
【請求項2】
請求項1記載のフェイスシールドにおいて、
前記外フレームの両端部のそれぞれの幅方向又は厚さ方向に、後頭部を周回するヘッドバンドが装着可能な貫通孔を有することを特徴とするフェイスシールド。
【請求項3】
請求項2記載のフェイスシールドにおいて、
前記外フレームの他端部には、前記内フレーム長手方向の縁部を受け止めるストッパー部が形成されていることを特徴とするフェイスシールド。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
上記の目的を達成するための第一の発明に係るフェイスシールドは、透明シールド板が着脱自在に装着されるフェイスシールドであって、
略U字形状に形成された薄板状の外フレームと、
前記外フレーム部の内周面側の一端部と自身の一端部が互いに固定された曲率半径が略同一な略U字形状に形成された薄板状の内フレームと、
前記内フレームの内周面側に、曲率半径が略同一な略U字形状に形成された薄板状のヘッドフレームと、
前記ヘッドフレームの外周面の両端部と前記内フレームの内周面の両端部が互いに固定されて、略三日月形状の隙間を形成するとともに、
前記外フレームと前記内フレームは前記一端部のみで固定され、前記一端部を中心にそれぞれの厚さ方向に前記外フレームと前記内フレームが互いに密着と離反するように開閉自在に連結しており、
しかも、前記外フレームの内周面と前記内フレームと外周面とは、互いに長手方向にわたり密接する。