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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022128282
(43)【公開日】2022-09-01
(54)【発明の名称】ヘアドライヤースタンド
(51)【国際特許分類】
   A45D 20/12 20060101AFI20220825BHJP
【FI】
A45D20/12 G
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021026734
(22)【出願日】2021-02-22
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-07-11
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和2年12月18日発行のBiz Life Style ビジスタ 東京(株式会社デイリースポーツ案内広告社)のNo.145,2020年12月号の<7>ページにて公開
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和2年9月9日~令和2年9月11日開催の第1回国際ヘルス&ビューティーグッズEXPO関西にて公開
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和2年11月1日にhttps://item.rakuten.co.jp/kalosbeauty/kaze-nice/等、令和2年11月13日にhttps://www.atpress.ne.jp/news/235030等、令和2年11月15日にhttps://www.kalos-beauty.jp/item/DB-KP505-B/、令和2年11月16日にhttps://news.kakaku.com/prdnews/cd=kaden/ctcd=2185/id=100324/、令和2年11月20日にwww.amazon.co.jp/dp/B08NWYPDRBを通じて公開
(71)【出願人】
【識別番号】518088509
【氏名又は名称】株式会社KALOS BEAUTY TECHNOLOGY
(74)【代理人】
【識別番号】100137338
【弁理士】
【氏名又は名称】辻田 朋子
(72)【発明者】
【氏名】高田 栄和
(72)【発明者】
【氏名】王 ▲トウ▼
(57)【要約】
【課題】簡易な構成で、不使用時にコンパクトな形態とすることができ、利便性を向上させたヘアドライヤースタンドを提供する。
【解決手段】スタンド本体Aと、支持部Bと、を備え、スタンド本体Aは、基台部A1と、ヘアドライヤーHが載置される載置部A2と、基台部A1と載置部A2とを折り畳み可能に連結する第一回動軸部S1と、を有し、支持部Bは、載置部A2を基台部A1に対して所定の傾斜角に保持する支持部本体B1と、支持部本体B1の基端に設けられ、支持部本体B1を回動可能にスタンド本体Aに連結する第二回動軸部S2と、を有し、第一回動軸部S1及び第二回動軸部S2におけるそれぞれの軸方向d1、d2は、略平行に構成されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スタンド本体と、支持部と、を備え、
前記スタンド本体は、基台部と、ヘアドライヤーが載置される載置部と、前記基台部と前記載置部とを折り畳み可能に連結する第一回動軸部と、を有し、
前記支持部は、前記載置部を前記基台部に対して所定の傾斜角に保持する支持部本体と、前記支持部本体の基端に設けられ、前記支持部本体を回動可能に前記スタンド本体に連結する第二回動軸部と、を有し、
前記第一回動軸部及び前記第二回動軸部におけるそれぞれの軸方向は、略平行に構成されている、ヘアドライヤースタンド。
【請求項2】
前記スタンド本体は、前記支持部本体の先端が嵌まる支持溝部を有する、請求項1に記載のヘアドライヤースタンド。
【請求項3】
前記支持溝部は、前記支持部本体の先端の回動方向に沿って複数設けられている、請求項2に記載のヘアドライヤースタンド。
【請求項4】
前記載置部は、前記基台部と前記載置部とを折り畳むことにより前記基台部及び前記支持部本体が格納される、格納溝部を含む、請求項1~3の何れかに記載のヘアドライヤースタンド。
【請求項5】
前記支持部本体は、略平板状に構成され、
前記支持部本体の面方向と前記第二回動軸部の軸方向とは、略平行となるように構成されている、請求項1~4の何れかに記載のヘアドライヤースタンド。
【請求項6】
前記載置部は、その前記第一回動軸部が設けられていない側の端部に、前記ヘアドライヤーの本体部が嵌る本体部溝部を含む、請求項1~5の何れかに記載のヘアドライヤースタンド。
【請求項7】
前記載置部は、前記本体部溝部から延設され、前記ヘアドライヤーのグリップが嵌るグリップ溝部を含む、請求項6に記載のヘアドライヤースタンド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、手持ち式のヘアドライヤーを載置するヘアドライヤースタンドに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に、手持ち式のヘアドライヤーを使用する際、使用者は、一方の手でヘアドライヤーを把持し、他方の手で髪をほぐしながら、髪に温風を当てて乾燥や整髪を行う。
【0003】
しかし、このような使用態様によると、片手が塞がるため、例えばそれぞれの手に櫛や鏡等を把持して整髪する、片手でスマートフォンの閲覧等の作業をしながら髪を乾燥させる、といった使用態様が困難となる、という問題があった。
【0004】
このような問題点を解決するために、髪の乾燥や整髪を行いつつ、両手を自由に使うことを可能とするヘアドライヤースタンドに関する発明が、種々提案されている。
【0005】
例えば、特許文献1には、ベースと、ベースの一端縁にヒンジを介して起伏動自在に設けられたホルダと、ホルダに設けられたヘアドライヤーの支持部と、ベースに設けられたホルダを起立して傾斜させる際の案内を果たすガイドと、ガイドに設けられ、ホルダ3と係合してホルダを複数段の傾斜状態に保持する複数の係止部と、を備えるヘアドライヤースタンドが記載されている。
【0006】
また、特許文献2には、基台と、基台に立設された支持体と、支持体の先端に設けられた取付体と、取付体にヘアドライヤーの柄部を保持する保持体と、により構成されるヘアドライヤースタンドが記載されている。
【0007】
また、特許文献3には、角柱と保持部とにより構成され、また、角柱の先端に切り込みを設け、ここに保持部を差し込み、ピンで止めることで、ツマミを適宜回転させることで、保持部が上下に動き、角度を自由に調整できるようになされたヘアドライヤースタンドが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開昭63-37103号公報
【特許文献2】実登第2502488号広報
【特許文献3】実開平4-25606号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献2や特許文献3に記載のヘアドライヤースタンドは、ヘアドライヤーを支持する部分が、線杆や角柱により構成されていることから、不使用時にコンパクトな形態としておくことができない。
また、特許文献1に記載のヘアドライヤースタンドは、不使用時に、ヒンジにより平面状にできるものの、ベースとホルダを対向させて折り畳むことができず、やはりコンパクトな形態としておくことができない。
【0010】
本発明は上記のような実状に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、不使用時にコンパクトな形態とすることができ、利便性を向上させたヘアドライヤースタンドを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために、本発明は、スタンド本体と、支持部と、を備え、
前記スタンド本体は、基台部と、ヘアドライヤーが載置される載置部と、前記基台部と前記載置部とを折り畳み可能に連結する第一回動軸部と、を有し、
前記支持部は、前記載置部を前記基台部に対して所定の傾斜角に保持する支持部本体と、前記支持部本体の基端に設けられ、前記支持部本体を回動可能に前記スタンド本体に連結する第二回動軸部と、を有し、
前記第一回動軸部及び前記第二回動軸部におけるそれぞれの軸方向は、略平行に構成されている。
【0012】
本発明によれば、第二回動軸部により支持部本体を回動させることで、第一回動軸部による基台部及び載置部の折り畳みと共に、支持部本体を折り畳むことができ、簡便な動作でもって、本ヘアドライヤーをコンパクトな形態とすることが可能となる。
【0013】
本発明の好ましい形態では、前記スタンド本体は、前記支持部本体の先端が嵌まる支持溝部を有する。
【0014】
このような構成とすることで、支持部本体により保持された載置部の所定の傾斜角を、安定的に維持することが可能となる。
【0015】
本発明の好ましい形態では、前記支持溝部は、前記支持部本体の先端の回動方向に沿って複数設けられている。
【0016】
このような構成とすることで、支持部本体の先端が嵌る支持溝部を適宜選択することで、載置部の基台部に対する傾斜角を調整することができ、本ヘアドライヤーの利便性が向上する。
【0017】
本発明の好ましい形態では、前記載置部は、前記基台部と前記載置部とを折り畳むことにより前記基台部及び前記支持部本体が格納される、格納溝部を含む。
【0018】
このような構成とすることで、基台部と載置部とを、支持部本体と共に、よりコンパクトに折り畳むことが可能となる。
【0019】
本発明の好ましい形態では、前記支持部本体は、略平板状に構成され、前記支持部本体の面方向と前記第二回動軸部の軸方向とは、略平行となるように構成されている。
【0020】
このような構成とすることで、基台部と載置部とを支持部本体と共に折り畳んだ際、支持部本体による厚さの増加を極力抑え、よりコンパクトに折り畳むことが可能となる。
【0021】
本発明の好ましい形態では、前記載置部は、その前記第一回動軸部が設けられていない側の端部に、前記ヘアドライヤーの本体部が嵌る本体部溝部を含む。
【0022】
このような構成とすることで、ヘアドライヤーを、載置部に安定的に載置することが可能となる。
【0023】
本発明の好ましい形態では、前記載置部は、前記本体部溝部から延設され、前記ヘアドライヤーのグリップが嵌るグリップ溝部を含む。
【0024】
このような構成とすることで、ヘアドライヤーを、載置部により安定的に載置することが可能となる。
【発明の効果】
【0025】
本発明によれば、簡易な構成で、不使用時にコンパクトな形態とすることができ、利便性を向上させたヘアドライヤースタンドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本発明の実施形態に係るヘアドライヤースタンドの使用時における状態を示す概略斜視図である。
図2】本発明の実施形態に係るヘアドライヤースタンドの使用時における状態を示す図であって、(a)正面図、(b)背面図、(c)底面図である。
図3】本発明の実施形態に係るヘアドライヤースタンドを、使用時における状態から不使用時における状態とする流れを示す概略斜視図である。
図4】本発明の実施形態に係るヘアドライヤースタンドにドライヤーを載置した状態を示す概略斜視図である。
図5】本発明の実施形態に係るヘアドライヤースタンドにドライヤーを載置した状態を示す図であって、(a)正面図、(b)背面図、(c)平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係るヘアドライヤースタンドについて説明する。
なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、これらの図において、符号1は、本実施形態に係るヘアドライヤースタンドを示す。
【0028】
図1及び図2に示すように、ヘアドライヤースタンド1は、スタンド本体Aと、支持部Bと、を備えている。
【0029】
スタンド本体Aは、基台部A1と、ヘアドライヤーH(図4及び図5参照)が載置される載置部A2と、基台部A1と載置部A2とを折り畳み可能に連結する第一回動軸部S1と、を有している。
【0030】
基台部A1は、略長方形の平板状に構成された基台部本体A11と、基台部本体A11の両長辺から立設された一対のフランジ部A12と、により構成されている。
【0031】
基台部本体A11の底面には、弾性素材により形成された略円盤状の滑り止め部gが4カ所設けられている。
【0032】
載置部A2は、正面視で略長方形に概略構成され、基台部本体A11よりも厚みを有する面体として構成されている。
また、載置部A2は、後述する支持部本体B1の先端が嵌まる支持溝部A21と、格納溝部A22と、ヘアドライヤーHの本体部H1(図4及び図5参照)が嵌る本体部溝部A23と、ヘアドライヤーHのグリップH2(図4及び図5参照)が嵌るグリップ溝部A24と、を含む。
【0033】
支持溝部A21は、基台部A1と対向する面に設けられる、長方形状の溝として構成されている。
また、支持溝部A21は、支持部本体B1の先端の回動方向、即ち、本実施形態においては、載置部A2の長辺方向に沿って、複数設けられている。
なお、本実施形態においては、複数の支持溝部A21は、互いに隣接して5つ設けられているが、数はこれに限られず、適宜設計変更可能である。
【0034】
格納溝部A22は、支持溝部A21が設けられている面が全体的に窪むことによって形成されている。
【0035】
本体部溝部A23は、第一回動軸部S1が設けられていない側の端部に形成され、本体部H1の形状に合わせて、第一回動軸部S1が設けられている側の端部に向かって湾曲して窪むことによって形成されている。
【0036】
グリップ溝部A24は、本体部溝部A23から延設されており、グリップH2の形状に合わせて、支持溝部A21が設けられている面に向かって湾曲して窪むことによって形成されている。
【0037】
第一回動軸部S1は、基台部A1の端部と載置部A2の端部とを、互いに回動可能となるように連結している。
詳述すれば、第一回動軸部S1は、各フランジ部A12にそれぞれ設けられた貫通孔pと、格納溝部A22の長辺方向の側壁wに設けられ、各貫通孔pとそれぞれ連通する軸用孔(図示せず)と、にネジ等の軸部材(図示せず)が貫入されることで構成されている。
なお、第一回動軸部S1は、必ずしもこのような構成とする必要はなく、例えば、基台部A1と載置部とを連結するヒンジにより構成しても良い。
【0038】
支持部Bは、載置部A2を基台部A1に対して所定の傾斜角に保持する支持部本体B1と、支持部本体B1の基端に設けられ、支持部本体B1を回動可能に基台部A1に連結する第二回動軸部S2と、を有している。
【0039】
支持部本体B1は、略長方形の略平板状に構成され、支持部本体B1の面方向と第二回動軸部S2の軸方向d2とは、略平行となるように構成されている。
【0040】
第二回動軸部S2は、支持部本体B1の基端側の両端辺から、支持部本体B1の短辺方向に沿って延びる一対の軸部(図示せず)と、基台部A1から突設され、一対の軸部を受ける一対の軸受け部bと、により構成されている。
なお、第二回動軸部S2は、必ずしもこのような構成とする必要はなく、例えば、支持部本体B1を基台部A1に連結するヒンジにより構成しても良い。
【0041】
第一回動軸部S1の軸方向d1と、第二回動軸部S2の軸方向d2と、は略平行に構成されている。
【0042】
ヘアドライヤースタンド1を不使用時の状態とする際、図3(a)に示すように、まず、使用者は、支持部本体B1の先端を支持溝部A21から抜き、支持部本体B1を、基台部本体A11の、第一回動軸部S1が設けられていない側の端部に向かって回動させる(矢印a)。
【0043】
そして、使用者は、上記動作と同時に、基台部A1と載置部A2とを、第一回動軸部S1により折り畳む。
【0044】
こうすることで、図3(b)に示すように、基台部A1と載置部A2との間に支持部本体B1が挟まれるような態様で、支持部本体B1の全体及び基台部A1の一部が格納溝部A22に格納され、ヘアドライヤースタンド1全体が折り畳まれる。
【0045】
図4及び図5に示すように、使用者は、図1及び図2に示した状態のヘアドライヤースタンド1に、ヘアドライヤーHを載置することができる。
【0046】
即ち、図4図5では、本体部H1が本体部溝部A23に載置され、グリップH2がグリップ溝部A24に載置されている。
なお、図4図5では、ヘアドライヤーHの吹出口部H3が斜め下を向くように配置した状態を示しているが、使用状況によって、ヘアドライヤーHの向きを反転させ、吹出口部H3が斜め上を向くように配置しても良い。
【0047】
本実施形態によれば、第二回動軸部S2により支持部本体B1を回動させることで、第一回動軸部S1による基台部A1及び載置部A2の折り畳みと共に、支持部本体B1を折り畳むことができ、簡便な動作でもって、ヘアドライヤースタンド1をコンパクトな形態とすることが可能となる。
【0048】
また、支持溝部A21により、支持部本体B1により保持された載置部A2の所定の傾斜角を、安定的に維持することが可能となる。
【0049】
また、支持溝部A21が支持部本体B1の先端の回動方向に沿って複数設けられていることで、支持部本体B1の先端が嵌る支持溝部A21を適宜選択することで、載置部A2の基台部A1に対する傾斜角を調整することができ、ヘアドライヤースタンド1の利便性が向上する。
【0050】
また、格納溝部A22により、基台部A1と載置部A2とを、支持部本体B1と共に、よりコンパクトに折り畳むことが可能となる。
【0051】
また、支持部本体B1が略平板状に構成され、支持部本体B1の面方向と第二回動軸部S2の軸方向d1とが、略平行となるように構成されていることで、基台部A1と載置部とA2を支持部本体B1と共に折り畳んだ際、支持部本体B1による厚さの増加を極力抑え、よりコンパクトに折り畳むことが可能となる。
【0052】
また、本体部溝部A23により、ヘアドライヤーHを、載置部A2を安定的に載置することが可能となる。
【0053】
また、グリップ溝部A24により、ヘアドライヤーHを、載置部A2により安定的に載置することが可能となる。
【0054】
なお、上述の実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0055】
例えば、本実施形態においては、基台部A1に支持部本体B1を設け、載置部A2に支持溝部A21を設ける構成としたが、これとは逆に、載置部A2に支持部本体B1を設け、基台部A1に支持溝部A21を設ける構成としても良い。
【符号の説明】
【0056】
1 ヘアドライヤースタンド
A スタンド本体
A1 基台部
A2 載置部
A21 支持溝部
A22 格納溝部
A23 本体部溝部
A24 グリップ溝部
S1 第一回動軸部
B 支持部
B1 支持部本体
S2 第二回動軸部
H ヘアドライヤー
H1 本体部
H2 グリップ
H3 吹出口部
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2022-01-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スタンド本体と、支持部と、を備え、
前記スタンド本体は、基台部と、ヘアドライヤーが載置される載置部と、前記基台部と前記載置部とを折り畳み可能に連結する第一回動軸部と、支持溝部と、を有し、
前記支持部は、前記載置部を前記基台部に対して所定の傾斜角に保持し、その先端が前記支持溝部に嵌まる支持部本体と、前記支持部本体の基端に設けられ、前記支持部本体を回動可能に前記スタンド本体に連結する第二回動軸部と、を有し、
前記第一回動軸部及び前記第二回動軸部におけるそれぞれの軸方向は、略平行に構成され
前記支持溝部は、前記支持部本体の先端の回動方向に沿って複数設けられ、
前記基台部の底面には、弾性素材により形成された滑り止め部が設けられている、ヘアドライヤースタンド。
【請求項2】
前記載置部は、前記基台部と前記載置部とを折り畳むことにより前記基台部及び前記支持部本体が格納される、格納溝部を含む、請求項1~3の何れかに記載のヘアドライヤースタンド。
【請求項3】
前記基台部は、略長方形の薄板状に構成された基台部本体と、基台部本体の両長辺から立設された一対のフランジ部と、により構成され、
前記第一回動軸部は、前記各フランジ部にそれぞれ設けられた貫通孔と、前記格納溝部における一対の側壁にそれぞれ設けられ、前記貫通孔と連通する軸用孔とに、所定の軸部材が貫入されることで構成されている、請求項2に記載のヘアドライヤースタンド。
【請求項4】
前記支持部本体は、略平板状に構成され、
前記支持部本体の面方向と前記第二回動軸部の軸方向とは、略平行となるように構成されている、請求項1~3の何れかに記載のヘアドライヤースタンド。
【請求項5】
前記載置部は、その前記第一回動軸部が設けられていない側の端部に、前記ヘアドライヤーの本体部が嵌る本体部溝部を含む、請求項1~4の何れかに記載のヘアドライヤースタンド。
【請求項6】
前記載置部は、前記本体部溝部から延設され、前記ヘアドライヤーのグリップが嵌るグリップ溝部を含む、請求項5に記載のヘアドライヤースタンド。
【手続補正書】
【提出日】2022-04-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スタンド本体と、支持部と、を備え、
前記スタンド本体は、基台部と、ヘアドライヤーが載置される載置部と、前記基台部と前記載置部とを折り畳み可能に連結する第一回動軸部と、支持溝部と、を有し、
前記支持部は、前記載置部を前記基台部に対して所定の傾斜角に保持し、その先端が前記支持溝部に嵌まる支持部本体と、前記支持部本体の基端に設けられ、前記支持部本体を回動可能に前記スタンド本体に連結する第二回動軸部と、を有し、
前記第一回動軸部及び前記第二回動軸部におけるそれぞれの軸方向は、略平行に構成され、
前記支持溝部は、前記支持部本体の先端の回動方向に沿って複数設けられ、
前記基台部の底面には、弾性素材により形成された滑り止め部が設けられ
前記載置部は、その前記第一回動軸部が設けられていない側の端部に形成された、前記ヘアドライヤーの本体部が嵌る本体部溝部と、前記本体部溝部から延設され、前記ヘアドライヤーのグリップが嵌るグリップ溝部と、を含み、
前記本体部溝部は、前記第一回動軸部が設けられている側の端部に向かって湾曲して窪むことで、正面視で、上方が開放された略U字状を呈している、ヘアドライヤースタンド。
【請求項2】
前記載置部は、前記基台部と前記載置部とを折り畳むことにより前記基台部及び前記支持部本体が格納される、格納溝部を含む、請求項1に記載のヘアドライヤースタンド。
【請求項3】
前記基台部は、略長方形の薄板状に構成された基台部本体と、基台部本体の両長辺から立設された一対のフランジ部と、により構成され、
前記第一回動軸部は、前記各フランジ部にそれぞれ設けられた貫通孔と、前記格納溝部における一対の側壁にそれぞれ設けられ、前記貫通孔と連通する軸用孔とに、所定の軸部材が貫入されることで構成されている、請求項2に記載のヘアドライヤースタンド。
【請求項4】
前記支持部本体は、略平板状に構成され、
前記支持部本体の面方向と前記第二回動軸部の軸方向とは、略平行となるように構成されている、請求項1~3の何れかに記載のヘアドライヤースタンド。