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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022129964
(43)【公開日】2022-09-06
(54)【発明の名称】全天候型バッティング練習機
(51)【国際特許分類】
A63B 69/00 20060101AFI20220830BHJP
【ＦＩ】
A63B69/00 505F
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】ＯＬ
(21)【出願番号】P 2021028866
(22)【出願日】2021-02-25
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-11-24
(71)【出願人】
【識別番号】505248864
【氏名又は名称】株式会社オーゾネ
(74)【代理人】
【識別番号】110000615
【氏名又は名称】弁理士法人Ｖｅｓｔａ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大曽根 観次
(72)【発明者】
【氏名】大曽根 勝子
(72)【発明者】
【氏名】大曽根 忠典
(57)【要約】
【課題】バッティング練習機を廉価な手数料で、全天候型とすること。
【解決手段】４隅以上に接合したキャスター１，２，３，４と、ボール通過防止用合成樹脂フレーム面を張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４及びボール通過防止用合成樹脂フレーム面を張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６と、前記対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４に隣接し、一重乃至三重まで重ねたボール網受面３０を有する１枚のボール衝突面３１，３２，３３と、前記１枚のボール衝突面２３に対向する位置に形成した１枚の開放面２１と、１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟を高く、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４を低く位置付けした雨滴防止具を有する。
【選択図】図１
【解決手段】４隅以上に接合したキャスター１，２，３，４と、ボール通過防止用合成樹脂フレーム面を張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４及びボール通過防止用合成樹脂フレーム面を張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６と、前記対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４に隣接し、一重乃至三重まで重ねたボール網受面３０を有する１枚のボール衝突面３１，３２，３３と、前記１枚のボール衝突面２３に対向する位置に形成した１枚の開放面２１と、１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟を高く、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４を低く位置付けした雨滴防止具を有する。
【選択図】図１
【特許請求の範囲】
【請求項1】
隣接する水平フレームの両端部と、上方に延びる垂直フレームの下端部とを固着する前記水平フレーム及び前記垂直フレームを、互いに直角とするように独立して４隅以上に接合したキャスターと、
ボール通過防止用合成樹脂フレーム面を張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面及びボール通過防止用合成樹脂ネットを張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面と、
前記対向する２枚のボール通過防止フレーム面に隣接し、その間に、一重乃至三重まで重ねたボール網受面を有する１枚のボール衝突面と、
前記１枚のボール衝突面に対向する位置に形成した１枚の開放面と、
前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟を高く、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面を低く位置づけした雨滴防止具と
を具備することを特徴とする全天候型バッティング練習機。
ボール通過防止用合成樹脂フレーム面を張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面及びボール通過防止用合成樹脂ネットを張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面と、
前記対向する２枚のボール通過防止フレーム面に隣接し、その間に、一重乃至三重まで重ねたボール網受面を有する１枚のボール衝突面と、
前記１枚のボール衝突面に対向する位置に形成した１枚の開放面と、
前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟を高く、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面を低く位置づけした雨滴防止具と
を具備することを特徴とする全天候型バッティング練習機。
【請求項2】
請求項２の全天候型バッティング練習機において、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面に雨水を集め、雨水がバッティング練習者に降りかかりにくくした雨滴防止具は、中央に屋根棟の梁を設け、下端はそれぞれのボール通過防止フレーム面に取付けたことを特徴とする請求項１に記載の全天候型バッティング練習機。
【請求項3】
請求項３の全天候型バッティング練習機において、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面の上面に、雨水がバッティング練習者に降りかかりにくい雨滴防止具としての合成樹脂シートを載置したことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の全天候型バッティング練習機。
【請求項4】
請求項４の全天候型バッティング練習機において、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、バッティング練習者に雨水が降りかかりにくい雨滴防止具は、１枚のボール衝突面に複数枚の合成樹脂シートを配設した切欠きを、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を穿設したことを特徴とする請求項１乃至請求項３の何れか１つに記載の全天候型バッティング練習機。
【請求項5】
請求項５の全天候型バッティング練習機においては、雨滴防止具は所定の四角板シートとし、それをボール通過防止フレーム面の対向側に取付けた最上シートで、しかも、雨滴防止具は所定の合成樹脂の四角板シートを特徴とする請求項１乃至請求項４の何れか１つに記載の全天候型バッティング練習機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、雨降りのバッティング練習等で練習者に雨水がかからないようにした全天候型バッティング練習機に関するもので、バッティング練習者に合成樹脂ネットが雨水を通し、バッティング練習者のユニフォームの首筋付近から背中、そして、雨水が肌着に順次侵入するという現実があった。
【背景技術】
【0002】
全天候型バッティング練習機の従来例としては、例えば、特許文献１（特開２０１３－８１７３２号公報）に記載の、強い跳ね返りを防止するバッティグケージの発明がある。この発明は、野球、ソフトボールの打撃練習に使用されるバッティグケージに関するもので、その側面枠或いは側面枠と天井面枠の間口の構成部材を省き、それぞれに対角線にＸ字状に所要強度を有する構成部材を設けたものである。
【0003】
即ち、特許文献２（実開昭６０－６３３７４号公報）は、バッティング練習機に関するもので、適宜長さの弾性稈端の一方に野球用ボールを、他方には適量の重錘を取付け、前記弾性稈の略中央部と支持脚上方とを支持軸によって緩く支持し、弾性稈を垂直状態にポールを上方、重錘を下方にして常時保持するようにしたバッティング練習機を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開２０１３－８１７３２号公報
【特許文献2】実開昭６０－６３３７４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献１のバッティング練習機は、硬式野球、軟式野球、ソフトボールの打撃練習に使用されるバッティグケージで側面枠或いは側面枠と天井面枠の間口の構成部材を省き、反発係数を変化させるものである。また、特許文献２は弾性稈としてポールの上方、重錘を下方として常時保持するバッティングネットが開示されている。
しかし、バッティング練習に使用する簡易練習機及びバッティング練習機は、雨降りには使用されず、バッティング練習機は水浸しになっていた。特に、梅雨時に全天候型バッティング練習機は使用されないのが一般的であった。
しかし、バッティング練習に使用する簡易練習機及びバッティング練習機は、雨降りには使用されず、バッティング練習機は水浸しになっていた。特に、梅雨時に全天候型バッティング練習機は使用されないのが一般的であった。
【0006】
そこで、本発明は従来の上記問題点を解消すべく、雨降りであっても、バッティング練習者は雨水によってユニフォームを汚したり、雨水や汗で濡れたりすることがない全天候型バッティング練習機の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項１の発明の全天候型バッティング練習機は、隣接する水平フレームの両端部と、上方に延びる垂直フレームの下端部とを固着する前記水平フレーム及び前記垂直フレームを、互いに直角とするように独立して４隅以上の位置に接合配置したキャスターと、合成樹脂ネット、即ち、ボール通過防止用を張った対向する２枚のボール通過防止面及びボール通過防止用合成樹脂ネットを張った１枚の天井ボール通過防止面と、前記対向する２枚のボール通過防止面に隣接し、一重乃至三重まで重ねたボール網受面を有する１枚のボール衝突面と、前記１枚のボール衝突面に対向する位置に形成した１枚の開放面と、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟を高く、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面を低く位置付づけした雨滴防止具を具備する。
【0008】
ここで、前記キャスターは、隣接する下側の前記水平フレームの両端部の独立した４隅以上に接合される。前記水平フレームの両端部の独立した４隅のキャスターは、４台のキャスター、４台以上のキャスターとすることができる。
また、天井ボール通過防止フレームとしての合成樹脂ネットを張った１枚の天井ボール通過防止面と、ボール通過防止面に対向する２枚の垂直のボール通過防止面の２枚は、天井ボール通過防止フレームとしての合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面である。
また、天井ボール通過防止フレームとしての合成樹脂ネットを張った１枚の天井ボール通過防止面と、ボール通過防止面に対向する２枚の垂直のボール通過防止面の２枚は、天井ボール通過防止フレームとしての合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面である。
【0009】
そして、前記水平フレームは１０～３０ｍｍの位置の下段位置が４個、２ｍ以上の上段位置が４個、前記垂直フレームは４個となっているが、本発明を実施する場合には前記水平フレーム及び前記ボール網受面を有する１枚のボール衝突面は、下段位置が４個、上段位置が４個を１／２の長さで切断するものであってもよい。
【0010】
１枚のボール衝突面は、前記両側２枚のボール通過防止面に隣接し、適当な高さの位置で、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を穿設するものである。特に、１枚のボール衝突面は、ボールの接触圧によって、高速球が急速に減速する。
更に、ボール通過防止フレーム面が張られていない前記開放面は、１枚のボール衝突面に対向する位置に形成したボール通過防止フレーム面を有しない面である。
更に、ボール通過防止フレーム面が張られていない前記開放面は、１枚のボール衝突面に対向する位置に形成したボール通過防止フレーム面を有しない面である。
【0011】
加えて、バッティング練習者に雨水がかかりにくい雨滴防止具は、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面の下側に敷設した雨水がかかりにくいように上部に合成樹脂シートを配設したものである。
なお、合成樹脂シートは、例えば、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わない）』等と呼ぶものである。
なお、合成樹脂シートは、例えば、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わない）』等と呼ぶものである。
【0012】
ボール通過防止フレームとは４面からなり、１面からなる天井ボール通過防止フレーム、２面からなるボール通過防止フレーム、１面からなるボール衝突面のボール衝突フレームからなる。
【0013】
なお、４辺のフレームで囲まれた空間を４方のフレームで囲まれた意味でボール衝突面という。また、ボール通過防止フレームで囲まれた意味で、そして、天井ボール通過防止フレームで囲まれた面の意味で、天井ボール通過防止フレーム面という。更に、水平フレームと垂直フレームのフレームは、特定の長さのもの及び面積のものを意味している。
【0014】
請求項２の全天候型バッティング練習機は、前記１枚の面にブルーシート等を敷設し、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面に雨水を集め、そして、バッティング練習者に雨水がかかりにくい雨滴防止具は、中央に屋根棟用の梁を設け、その下端は２枚のボール通過防止フレーム面に取付けたものである。
特に、屋根棟の梁の下端は、少なくとも、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けるものであるから、空気の流れが維持され、また、雨水を吸込むことがない。
ブルーシートとは、通常、色彩は問わないで、主なる材料は、ポリエチレン（ブルーシート本体）とハトメはアルミニウムからなる。
特に、屋根棟の梁の下端は、少なくとも、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けるものであるから、空気の流れが維持され、また、雨水を吸込むことがない。
ブルーシートとは、通常、色彩は問わないで、主なる材料は、ポリエチレン（ブルーシート本体）とハトメはアルミニウムからなる。
【0015】
請求項３の全天候型バッティング練習機は、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、前記１枚の開放面に雨水を集め、バッティング練習者に雨水がかかりにくい雨滴防止具が、中央に屋根棟の梁を設け、下端は２枚のボール通過防止フレーム面に離れないように取付けられる。
雨滴防止具の下端を、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けることにより、雨水が全天候型バッティング練習機内部で飛び交うことなく、雨水を排水に導くことができる。一旦、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を通過したボールは、跳ね返ってバッティング練習者に当たることがない。
雨滴防止具の下端を、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けることにより、雨水が全天候型バッティング練習機内部で飛び交うことなく、雨水を排水に導くことができる。一旦、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を通過したボールは、跳ね返ってバッティング練習者に当たることがない。
【0016】
請求項４の全天候型バッティング練習機において、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、雨水がバッティング練習者に付着し、首筋あたりから入ろうとした雨水の雨滴防止具は、１枚のボール衝突面に複数枚の合成樹脂シートを配設したボール網受面の受穴を穿設する。一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を有するものであるから、一旦、バッティング練習者を通過したボールが、何れかの箇所によりぶつかり、それによって、跳ね返ってバッティング練習者に当たることがない。
【0017】
請求項５の４辺のフレームで囲まれた請求項４の全天候型バッティング練習機において、雨滴防止具は、所定の四角板シートとし、それをボール通過防止フレーム面の両側に取付けている。
したがって、雨滴防止具は、所定の四角板シートとして使用されるから、連続的に雨水を外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
よって、雨滴防止具は、所定の四角板シートとして使用されるから、連続的に雨水を全天候型バッティング練習機の外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
したがって、雨滴防止具は、所定の四角板シートとして使用されるから、連続的に雨水を外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
よって、雨滴防止具は、所定の四角板シートとして使用されるから、連続的に雨水を全天候型バッティング練習機の外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
【発明の効果】
【0018】
請求項１の発明の全天候型バッティング練習機は、隣接する水平フレームの両端部と、上方に延びる垂直フレームの下端部とを固着する前記水平フレーム及び前記垂直フレームを、互いに直角とするように独立して４隅以上に接合したキャスターは、全天候型バッティング練習機の総重量が６０～２００Kgであっても、１人または２人で目的の位置に移動して設置することができる。
【0019】
雨滴防止具としては、合成樹脂シートからなる袋（裏表のある袋）に空気を入れても、水を入れても、発泡合成樹脂としてポリエチレン製の合成樹脂シート、ウレタンシート、等の発泡合成樹脂を入れても、特に、発泡スチロールは特定の形状に成形すれば、廉価に特定の形状の水路が形成できる。
また、一重乃至三重まで重ねたボール網受面は、例えば、ボール網受面の受穴を穿設する１枚のボール衝突面と、対向するボール通過防止フレーム面とを２面、一重乃至三重まで重ねたボール網受面を有する１枚のボール衝突面と、天井ボール通過防止フレーム面を１面でボール通過防止フレーム面の外が構成され、総計４面で全天候型バッティング練習機が構成される。
また、一重乃至三重まで重ねたボール網受面は、例えば、ボール網受面の受穴を穿設する１枚のボール衝突面と、対向するボール通過防止フレーム面とを２面、一重乃至三重まで重ねたボール網受面を有する１枚のボール衝突面と、天井ボール通過防止フレーム面を１面でボール通過防止フレーム面の外が構成され、総計４面で全天候型バッティング練習機が構成される。
【0020】
ここで、前記キャスターとは、隣接する下側の前記水平フレームの両端部の独立した４隅以上に接合される。前記水平フレームの両端部の独立した４隅のキャスターは、４台のキャスター、４台以上のキャスターとすることができる。
また、前記天井ボール通過防止用合成樹脂ネットを張った１枚と、ボール通過防止フレーム面に対向する２枚の垂直のボール通過防止フレーム面は、天井ボール通過防止フレーム面としての合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止面である。更に、天井ボール通過防止フレーム面として、取付ける場合には、１枚の天井ボール通過防止フレーム面をメタルラス網とし、その上に、天井ボール通過防止フレーム面を貼ってもよい。逆に、下側に１枚の天井ボール通過防止フレーム面をメタルラス網とし、その上面位置に天井ボール通過防止フレーム面を貼ってもよい。
また、前記天井ボール通過防止用合成樹脂ネットを張った１枚と、ボール通過防止フレーム面に対向する２枚の垂直のボール通過防止フレーム面は、天井ボール通過防止フレーム面としての合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止面である。更に、天井ボール通過防止フレーム面として、取付ける場合には、１枚の天井ボール通過防止フレーム面をメタルラス網とし、その上に、天井ボール通過防止フレーム面を貼ってもよい。逆に、下側に１枚の天井ボール通過防止フレーム面をメタルラス網とし、その上面位置に天井ボール通過防止フレーム面を貼ってもよい。
【0021】
前記水平フレームは地面から、１０～２０ｍｍの下段位置が４個、屋根までの高さが２ｍ以上の上段位置が４個、前記垂直フレームは４個となっているが、これは前記水平フレーム及び垂直フレームを繋いで使用するものである。また、トラック等に載置する場合にも、各部品長が所定の長さにするのが好適である。
本発明を実施する場合には、前記ボール網受面を有する１枚のボール衝突面は、下段が４個、上段が４個を１／２の長さで切断している。当然、下段位置が４個、上段位置が４個を１／２～１／４の長さ等で切断してもよい。
本発明を実施する場合には、前記ボール網受面を有する１枚のボール衝突面は、下段が４個、上段が４個を１／２の長さで切断している。当然、下段位置が４個、上段位置が４個を１／２～１／４の長さ等で切断してもよい。
【0022】
そして、１枚のボール衝突面は、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面に隣接し、適当な高さの位置で、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を穿設するものである。特に、１枚のボール衝突面は、ボールの接触圧によって、高速球が急速に減速する。
更に、ボール通過防止フレーム面が貼られていない前記開放面は、１枚のボール衝突面に対向する位置に形成したボール通過防止フレーム面を有しない面である。
更に、ボール通過防止フレーム面が貼られていない前記開放面は、１枚のボール衝突面に対向する位置に形成したボール通過防止フレーム面を有しない面である。
【0023】
加えて、バッティング練習者に雨水発泡合成樹脂としてポリエチレン製の合成樹脂シート、ウレタンシート、発泡スチロールシート等の発泡合成樹脂を入れて、特に、発泡スチロールは特定の型に成形すれば、廉価で水路が形成できる。ここおいて、雨滴防止具は、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面の下側に敷設した雨水がかかりにくいように上部に合成樹脂シートを配設したものである。発泡合成樹脂としてポリエチレン製の合成樹脂シート、即ち、ウレタンシート、発泡スチロール等の発泡合成樹脂シートを入れても、特に、発泡スチロールは特定の型に成形すれば、軽量で、廉価に水路が形成できる。
【0024】
発泡合成樹脂としてポリエチレン製の合成樹脂シート、ウレタンシート、発泡スチロール等の発泡合成樹脂を入れても、特に、発泡スチロールは特定の型に成形すれば、廉価で水路が形成できる。合成樹脂シートの選択では、発泡ウレタン等では反発の弾性を考慮するのが望ましい。
なお、合成樹脂シートは、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わない）』等と呼称されている。
なお、合成樹脂シートは、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わない）』等と呼称されている。
【0025】
請求項２の全天候型バッティング練習機においては、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面の上面に敷設し、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面に雨水を集め、バッティング練習者に雨水がかかりにくい雨滴防止具は、中央に屋根棟の梁を設ければ、下端は２枚のボール通過防止フレーム面に取り付けたものであり、雨水のながれを少なくとも２分割でき、比較的に雨水が集中するものにも使用できる。
また、天井ボール通過防止フレーム面をメタルラスで形成し、その上にシートを敷設したものでは、其の上面にシートを敷くことにより、雨水の重みにより水溜りができることがない。結果、荷重の分散により、特定位置の雨水がこぼれることがない。
また、天井ボール通過防止フレーム面をメタルラスで形成し、その上にシートを敷設したものでは、其の上面にシートを敷くことにより、雨水の重みにより水溜りができることがない。結果、荷重の分散により、特定位置の雨水がこぼれることがない。
【0026】
請求項３の全天候型バッティング練習機においては、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、前記１枚の開放面に雨水を集め、バッティング練習者に雨水がかかりにくい雨滴防止具が、中央に屋根棟の梁を設け、下端は２枚のボール通過防止フレーム面に離れないように取付ける。
雨滴防止具の下端を、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けることにより、雨水が全天候型バッティング練習機内部で飛び交うことなく、雨水を排水に導くことができる。一旦、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を通過したボールは、減速されているから、跳ね返って高速でバッティング練習者に当たることがない。
雨滴防止具の下端を、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けることにより、雨水が全天候型バッティング練習機内部で飛び交うことなく、雨水を排水に導くことができる。一旦、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を通過したボールは、減速されているから、跳ね返って高速でバッティング練習者に当たることがない。
【0027】
請求項４の全天候型バッティング練習機においては、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面の上面に敷設し、雨水がバッティング練習者に水滴が付着し、首筋あたりから入ろうとした雨水は、雨滴防止具の１枚のボール衝突面に複数枚の合成樹脂シートを配設した切欠端部に流れるから、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を有するものであり、一旦、ボール網受面の受穴を通過したボールは、跳ね返ってバッティング練習者に当たることがない。
【0028】
請求項５の全天候型バッティング練習機においては、雨滴防止具は所定の四角板シートとし、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付けたシートである。
したがって、雨滴防止具は所定の合成樹脂の四角板シートとするから、連続的に雨水を外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付具で取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
合成樹脂の四角板シートは、２枚以上を積層してもよい。この時には、合成樹脂の四角板シートに芯材をインサート成形し、表面から雨水が水滴を流れ、雨水が低下し易く設定している。
したがって、雨滴防止具は所定の合成樹脂の四角板シートとするから、連続的に雨水を外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付具で取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
合成樹脂の四角板シートは、２枚以上を積層してもよい。この時には、合成樹脂の四角板シートに芯材をインサート成形し、表面から雨水が水滴を流れ、雨水が低下し易く設定している。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、本発明の実施の形態について、図１乃至図１３を参照しながら説明する。
なお、図１乃至図１３は本発明の実施の形態である。本実施の形態において、同一の記号及び同一の符号は、同一または相当する部分及び機能を意味するものであるから、ここでは重複する説明を省略する。
なお、図１乃至図１３は本発明の実施の形態である。本実施の形態において、同一の記号及び同一の符号は、同一または相当する部分及び機能を意味するものであるから、ここでは重複する説明を省略する。
【0031】
まず、キャスター１，２，３，４は、図３（ａ）に示すように、それらの延長線上で固定された四角形または略四角形を形成する水平フレーム５，６，７，８で固着されている。キャスター１，２，３，４は樹脂輪２ａのセンターが、水平フレーム５，６，７，８のセンターよりもずれているから、水平フレーム５，６，７，８を押したり、引いたりすることにより、樹脂輪２ａが進行方向から１８０度ずれた位置となって水平フレーム５，６，７，８に追随する。
キャスター２のストッパー２ｆは樹脂輪２ａに対して強制制動をかけるものであり、また、固定部材２ｃに低位置の水平フレーム５，６，７，８と、高位置の水平フレーム１３，１４，１５，１６及び垂直フレーム９，１０，１１，１２の基準位置となるものである。
キャスター２のストッパー２ｆは樹脂輪２ａに対して強制制動をかけるものであり、また、固定部材２ｃに低位置の水平フレーム５，６，７，８と、高位置の水平フレーム１３，１４，１５，１６及び垂直フレーム９，１０，１１，１２の基準位置となるものである。
【0032】
即ち、キャスター１，２，３，４は、隣接する水平フレーム５，６，７，８の両端部と、上方に延びる下端部とを固着する水平フレーム５，６，７，８及び垂直フレーム９，１０，１１，１２を、互いに直角、略直角として独立して４隅以上に本体側２ｃに接合しており、前後差２ｂは本体側２ｃの重点の移動点である。
ここで、キャスター１，２，３，４が４個以上、水平フレーム５，６，７，８及び垂直フレーム９，１０，１１，１２が４個以上とは、本発明の全天候型バッティング練習機を組付ける所定の長さ等を搬送時のトラックの荷台長に合わせる場合、その間の荷積みの大きさから算出したものである。勿論、設置する許可を受ける土地の面積によっても変化する。高位置の水平フレーム１３，１４，１５，１６は、１．５～２ｍの人体の大きさに合わせている。
ここで、キャスター１，２，３，４が４個以上、水平フレーム５，６，７，８及び垂直フレーム９，１０，１１，１２が４個以上とは、本発明の全天候型バッティング練習機を組付ける所定の長さ等を搬送時のトラックの荷台長に合わせる場合、その間の荷積みの大きさから算出したものである。勿論、設置する許可を受ける土地の面積によっても変化する。高位置の水平フレーム１３，１４，１５，１６は、１．５～２ｍの人体の大きさに合わせている。
【0033】
図１、図２、図４、図５、図９～図１３は、ボール通過防止フレーム面で、一重から五重に層を設定したポリエチレン製の多目的ネット（俗に言う『グリーンネット』）である。本実施例では、網目は３０～５０ｍｍで、網目の長さ２０ｍ、切断幅は４ｍとしている。高い位置の水平フレーム１３，１４，１５，１６は、１．５～２ｍの人体の大きさに合わせている。
なお、『ボール通過防止用合成樹脂ネット』とは、即ち、『グリーンネット』として機能している構成を示すものである。
なお、『ボール通過防止用合成樹脂ネット』とは、即ち、『グリーンネット』として機能している構成を示すものである。
【0034】
ボール通過防止フレーム面を張ったボール通過防止フレーム面２２,２４の対抗面に設定せられる。ボール通過防止とは、緑色合成樹脂の網でオールプラスチック（ポリエチレン）製の角目ネットである。発明者らはボールの速度が速いことから、緑色を採用した。ボール通過防止フレーム面を張った１枚のボール衝突面２３は、ボール通過防止フレーム面２２,２４と同一である。
【0035】
まず、キャスター１，２，３，４の代表として、キャスター２について説明する。
水平フレーム５，８及び垂直フレーム１２で囲まれた網面を、一重～三重（ひとえ～みえ）まで重ねたボール網受面３０（３１，３２，３３）を穿設した１枚のボール衝突面２３を形成する。２本のボール通過防止フレーム面２２,２４に挟まれている。
水平フレーム５，８及び垂直フレーム１２で囲まれた網面を、一重～三重（ひとえ～みえ）まで重ねたボール網受面３０（３１，３２，３３）を穿設した１枚のボール衝突面２３を形成する。２本のボール通過防止フレーム面２２,２４に挟まれている。
【0036】
即ち、２枚のボール通過防止フレーム２２,２４に挟まれた１枚のボール衝突面２３は、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６による２枚のボール通過防止フレーム面２２,２４とからなり、１枚のボール衝突面２３、対向する２枚のボール通過防止フレーム２２,２４、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６による１枚のボール衝突面２３による４面からボール通過防止なる面を形成している。
【0037】
また、ボール網受面３０は、一重３１のもの、２重３２または３重３３のものまで重積されることにより、ボール通過防止フレーム面によるボール網受面３０（３１，３２，３３）を一重乃至三重まで重ねたボール網受面３０は、ボール網受面３０（３１，３２，３３）が、速度を高くしたボールの動体速度を低下するから、バッティング練習者に高速で当たる可能性がなくなり安全である。
【0038】
図１及び図２、図４の高い位置にある図８の取付け座５１及び取付け座５２が取付けられている。取付け座５１及び取付け座５２は、ダブルナット５１ａ及びダブルナット５１ｂで締めることができる。
そして、そこに取付け座５１及び取付け座５２を雨滴防止具８０の屋根棟５５を袋状部に挿入する。また、雨滴防止部８０として屋根棟５５は、形状を均一にする水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄに接続している。屋根棟５５及び水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄは、成形した１枚ものの合成樹脂シートとすることができる。
この時の固着手段は、図６の取付け例に示すように、紐の結束、針金の結束、ビスによる固着、接着剤等が使用される。
そして、そこに取付け座５１及び取付け座５２を雨滴防止具８０の屋根棟５５を袋状部に挿入する。また、雨滴防止部８０として屋根棟５５は、形状を均一にする水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄに接続している。屋根棟５５及び水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄは、成形した１枚ものの合成樹脂シートとすることができる。
この時の固着手段は、図６の取付け例に示すように、紐の結束、針金の結束、ビスによる固着、接着剤等が使用される。
【0039】
水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ及び水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈを２枚もの以上とし、所定の水を入れて、或いは、その間に、合成樹脂シート、ウレタンシート等の発泡合成樹脂の成形板を入れて、または発泡スチロール等の発泡合成樹脂を入れて、特に、例えば、発泡スチロールは特定の形状に成形すれば、廉価で水路が形成できる。ここにおいて、雨滴防止具８０は、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６の下側に敷設した雨水がかかりにくいように上部に合成樹脂シートを配設したものである。発泡合成樹脂シートとしてポリエチレン製の合成樹脂シート、ウレタンシート、発泡スチロール等の発泡合成樹脂を入れても、特に、発泡スチロールは特定の型に成形すれば、廉価で水路が形成できる。
【0040】
発泡合成樹脂として合成樹脂シート、ウレタンシート等の発泡合成樹脂シートを使用し、特に、発泡スチロールを特定の型に成形しても、廉価で特定の形状の水路が形成できる。
なお、本発明において、合成樹脂シートは、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート』等と呼称されているものである。色はブルーに問われないが、緑色、青色が一般的であり、茶色、黒色は全天候型バッティング練習機として網で囲まれていても、その威圧感等を感じなくなる。
なお、本発明において、合成樹脂シートは、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート』等と呼称されているものである。色はブルーに問われないが、緑色、青色が一般的であり、茶色、黒色は全天候型バッティング練習機として網で囲まれていても、その威圧感等を感じなくなる。
【0041】
図４のように、屋根棟５５を境界に、水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ及び水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈを２通路としたものである。水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ及び水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈを２通路以上とし、所定の水を入れて、或いは合成樹脂の発泡剤を入れて、必要とする水路を形成したものである。水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ、水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、各々独立して形成されたもので、内部には、ポリエチレン製の合成樹脂シート、ウレタンシート、発泡スチロールシート等の発泡合成樹脂シートを使用し、特に、発泡スチロールを特定の型に成形してもよいし、廉価で特定の形状の水路を形成でしてもよい。
図４の水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力によって、途中で断面積が変化している。
図４の水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力によって、途中で断面積が変化している。
【0042】
例えば、図６の水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、１／２の位置までは、合成樹脂シートを入れて発泡することができる。また、別の図１の水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、全体の位置まで、合成樹脂シートを入れて発泡することができる。
なお、合成樹脂シートを別の工程で作成し、それを水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ、水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈとして製造してもよい。
図５の水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力、水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力、発泡圧力によって、全体の断面積が合成樹脂シートの深さが変化している。
なお、合成樹脂シートを別の工程で作成し、それを水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ、水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈとして製造してもよい。
図５の水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力、水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力、発泡圧力によって、全体の断面積が合成樹脂シートの深さが変化している。
【0043】
図１の水平フレーム５は、１枚のボール衝突面２３に対向する位置に形成した１枚の開放面２１側で、下方に形成したものである。水平フレーム５は、練習に支障がある場合には、両側のキャスター２及びキャスター３側で水平フレーム５を外し、垂直フレーム９、垂直フレーム１２に繋げる。
通常、水平フレーム５，６，７，８及び垂直フレーム９，１０，１１，１２の長さは、バッティング練習者が十分にプレーできる広さに設定されている。
通常、水平フレーム５，６，７，８及び垂直フレーム９，１０，１１，１２の長さは、バッティング練習者が十分にプレーできる広さに設定されている。
【0044】
１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６の上側に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟５５を高く、両側２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４を低く位置づけした雨滴防止具８０は、１枚または２枚のシートからなり、少なくとも、上面に敷いたシートは、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６の上側に敷設し、下面側には、雨水の流れが、天井ボール通過防止フレーム面２６の下面方向にならないようにしている。
【0045】
図９において、１枚の天井ボール通過防止フレーム面は、ボール通過防止用合成樹脂ネットが機能していることを意味する。最下部を形成し、ボール通過防止フレームＮ、ボール通過防止フレーム面の上面には、例えば、メタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)を敷いている。最上部は、発泡スチロール等の合成樹脂板Ｍで、上面には雨水が流れる水路が形成されている。
ボール通過防止フレームＮ、メタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)、合成樹脂板Ｍは、例えば、ポリエチレン製の合成樹脂で、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わないものとして流通）』等と呼ばれるものである。この合成樹脂剤としては、テント地を使用することもできる。また、使用は合成樹脂剤に限定さるものではなく、合成樹脂、合成ゴム、エラストマーの一種類であればよい。
ボール通過防止フレームＮ、メタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)、合成樹脂板Ｍは、例えば、ポリエチレン製の合成樹脂で、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わないものとして流通）』等と呼ばれるものである。この合成樹脂剤としては、テント地を使用することもできる。また、使用は合成樹脂剤に限定さるものではなく、合成樹脂、合成ゴム、エラストマーの一種類であればよい。
【0046】
或いは、図１０図のように構成することもできる。１枚の天井ボール通過防止フレーム面は、最下部を形成し、ボール通過防止フレーム面の上面には、例えば、発泡スチロール等の合成樹脂板Ｍで、上面には雨水が流れる水路が形成される。
これらの、発泡スチロール等の合成樹脂シートＭは、上面には雨水が流れる水路が形成されている。
このとき、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６は合成樹脂シートＭで、上面には雨水が流れるメタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)、または、ボール通過防止用合成樹脂ネットの面の上面のメタルラス網Ｅまたはパンチングメタルによって強度が保持され、合成樹脂シートＭまたはパンチングメタルによって強度が保持されている。
これらの、発泡スチロール等の合成樹脂シートＭは、上面には雨水が流れる水路が形成されている。
このとき、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６は合成樹脂シートＭで、上面には雨水が流れるメタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)、または、ボール通過防止用合成樹脂ネットの面の上面のメタルラス網Ｅまたはパンチングメタルによって強度が保持され、合成樹脂シートＭまたはパンチングメタルによって強度が保持されている。
【0047】
図９に示すように、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６、合成樹脂板Ｍ、メタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)の３種類のボール通過防止フレーム面を用いた場合には、１枚の天井ボール通過防止フレーム面Ｎ、合成樹脂板Ｍ、メタルラス網Ｅの順序を任意に変更することができる。
【0048】
図１１は、最下部を形成するボール通過防止用合成樹脂ネットで下面を形成する。ボール通過防止フレーム面Ｎの上面にある最上部は、発泡スチロール等の合成樹脂Ｍで、ボール通過防止フレーム面の上面には雨水が流れる水路が形成されている。
このとき、ボール通過防止フレームで下面を形成し、ボール通過防止フレーム面の上面のメタルラス網Ｎまたはパンチングメタルによって強度が保持される。
また、メタルラス網（またはパンチングメタル）が重いのでボール通過防止フレームを移動させない。
このとき、ボール通過防止フレームで下面を形成し、ボール通過防止フレーム面の上面のメタルラス網Ｎまたはパンチングメタルによって強度が保持される。
また、メタルラス網（またはパンチングメタル）が重いのでボール通過防止フレームを移動させない。
【0049】
この発明の全天候型バッティング練習機は、隣接する水平フレーム５，６，７，８の両端部と、上方に延びる垂直フレーム９，１０，１１，１２の下端部とを固着する前記水平フレーム５，６，７，８及び前記垂直フレーム５，６，７，８を、互いに直角とするように独立して４隅以上に接合したキャスター１，２，３，４と、ボール通過防止用合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４及びボール通過防止フレーム面を張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６と、対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４に隣接し、一重乃至三重まで重ねたボール網受面３０を有する１枚のボール衝突面と、前記１枚のボール衝突面に対向する位置に形成した１枚の開放面２１と、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟５５を高く、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４を低く位置づけした雨滴防止具８０とを具備するものである。
【0050】
この発明の全天候型バッティング練習機においては、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６に敷設し、前記２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４に雨水を集め、雨水がバッティング練習者に降りかかりにくくした雨滴防止具８０は、中央に屋根棟５５、そして、屋根棟５５の取付け座５１及び取付け座５２間に設けた梁５６は、機械的強度を持たせるために梁５６が設けられている。下端はそれぞれのボール通過防止フレーム面に取付けたものである。梁５６は屋根棟５５に並行させ、屋根棟５５で曲がりにくくしている。
合成樹脂シートＭにより、全天候型以外にも、５面方向の風を通過させることができ、しかも、日陰と風通しを作ることもできる。
合成樹脂シートＭにより、全天候型以外にも、５面方向の風を通過させることができ、しかも、日陰と風通しを作ることもできる。
【0051】
図１２は、基本的には図１１と同じであるが、雨滴防止具８０としての合成樹脂板Ｍの下端のフレーム１３とフレーム１５を所定の張力の付与に対して、１枚のボール通過防止フレーム面２２，２４は面積を変化させることができるから、ラチェット機能（死点を通過した位置を保持する）をも持たせることができる。
【0052】
また、合成樹脂コートＭの下端のフレーム１３ａは、張力用の合成樹脂コートＭに使用できる。
この発明の全天候型バッティング練習機においては、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６の上面に、雨水がバッティング練習者に降りかかりにくい雨滴防止具８０としてのシートを載置したものである。
この発明の全天候型バッティング練習機においては、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６の上面に、雨水がバッティング練習者に降りかかりにくい雨滴防止具８０としてのシートを載置したものである。
【0053】
この発明の全天候型バッティング練習機において、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、バッティング練習者に雨水が降りかかりにくい雨滴防止具８０は、ボール網受面３０、１枚のボール衝突面２３に複数枚の合成樹脂シートを配設した切欠端部を、一重乃至三重まで重ねたボール網受面３０（３１，３２，３３）の穿設した受穴３５を有するものである。
フレーム１４ａのフレーム１６ａは大気温度により、窪みができないように張力を加えている。
フレーム１４ａのフレーム１６ａは大気温度により、窪みができないように張力を加えている。
【0054】
図１３に示すのは、この発明の全天候型バッティング練習機において、雨滴防止具８０は所定の四角板シート９０とし、それを２枚対のボール通過防止フレーム面２２，２４にスナップボタン等で取付けたものである。
四角板シート９０として、長方板シートの合成樹脂の四角板シート９１，９２，９３，９４，９５，９６を設けているが、サイズ等は任意に設定することができる。また、取付け手段についても、任意に選定できるし、四角板シート９０（９１，９２，９３，９４，９５，９６）の大きさも任意の大きさ、形状とすることができる。
四角板シート９０として、長方板シートの合成樹脂の四角板シート９１，９２，９３，９４，９５，９６を設けているが、サイズ等は任意に設定することができる。また、取付け手段についても、任意に選定できるし、四角板シート９０（９１，９２，９３，９４，９５，９６）の大きさも任意の大きさ、形状とすることができる。
【0055】
図１３において、この発明の全天候型バッティング練習機は、長方板の合成樹脂シート９０（９１，９２，９３，９４，９５，９６）は、長方形の発泡合成樹脂からなり、これはバッティング練習者の腰以下に雨水が付着しないようにしたものである。対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２と，ボール通過防止フレーム面２４を低く位置づけするものである。屋根棟５５は取付け座５１または取付け座５２に取付けられ、容易に雨滴防止具８０に固着されている。
【0056】
長方板の合成樹脂シート９０（９１，９２，９３，９４，９５，９６）は、図１３に示すように、雄スナップボタン９８と雌スナップボタン９８ｂ、ベルト部９６によって合成樹脂フレーム面を挟むようにしている。
したがって、屋根棟５５は取付け座５１と取付け座５２に取付けられ、中央フレームにナット等によってテンションを加えることにより、容易に雨滴防止具８０に固着されている。
したがって、屋根棟５５は取付け座５１と取付け座５２に取付けられ、中央フレームにナット等によってテンションを加えることにより、容易に雨滴防止具８０に固着されている。
【0057】
図１１、図１２は合成樹脂からなる塗料で金属製のメタルラス網（またはパンチングメタル）の上面に対して２重に、またはフレームを単一とし、メタルラス網またはパンチングメタルに対して、金属の上面に合成樹脂フレーム画（発泡合成樹脂シート）を敷設する。これによって、仮に、ショートフライを打っても、ボールの回転がメタルラス網Ｅまたはパンチングメタルとの摩擦により、打球が速やかに低下する。
【0058】
図１２は、メタルラス網Ｅまたはパンチングメタルに対してラチェット機構が働き、かつ、発泡合成樹脂シートの張力を上げることができる。
特に、図１２の右側が高くなり風を発泡合成樹脂シートに導き、風の流れを変化させることができる。
特に、図１２の右側が高くなり風を発泡合成樹脂シートに導き、風の流れを変化させることができる。
【0059】
キャスター１，２，３，４は、隣接する水平フレーム５，６，７，８の両端部、上方に延びる垂直フレーム９，１０，１１，１２の下端部を固着する前記水平フレーム５，６，７，８及び前記垂直フレーム５，６，７，８を、互いに直角とするように独立して４隅以上に接合するものであるが、互いに直角とするように４隅以上とは、９０°を独立して得ることを意味する。
【0060】
ボール通過防止フレーム面を張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４及びボール通過防止フレーム面を張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６は、不用意に対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４及びボール通過防止フレーム面を張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６からボールが飛び出さないようにしている。
【0061】
対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４に隣接し、一重乃至三重まで重ねたボール網受面３０を有する１枚のボール衝突面２３と、前記１枚のボール衝突面２３に対向する位置に形成した１枚の開放面２１は、１枚のボール衝突面２３の中にボール網受面３０を有している。このとき、ボール網受面３０として、１重、２重、３重、４重・・・を有するボール衝突面２３を有する。
ここで、ボール網受面３０は何重にも重ね合わせることができるが、ボール拾いの効率良さからして１重、２重、３重が効率的である。
ここで、ボール網受面３０は何重にも重ね合わせることができるが、ボール拾いの効率良さからして１重、２重、３重が効率的である。
【0062】
１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟５５を高く、２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４を低く位置づけした雨滴防止具８０は、屋根棟５５を高く、２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４を低くしたものであるから、使用中にスナップボタンや組み紐が外れても、修繕が可能である。
【0063】
なお、図６の（ａ）、（ｂ）及び図７は、紐で縛る組み立て方法を示しているが、この図示した紐で縛る組み立て方法のみではなく、溶接または紐で縛る方法、接着剤で接合する方法、組み立て方法の何れかを選択すればよい。
【符号の説明】
【0064】
１，２，３，４ キャスター
５，６，７，８ 水平フレーム
９，１０，１１，１２ 垂直フレーム
１３，１４，１５，１６ 水平フレーム
２１ 開放面
２２，２４ ボール通過防止フレーム面
２３ ボール衝突面
２６ 天井ボール通過防止フレーム面
３０ ボール網受面
３１ 一重のボール通過防止フレーム
３２ 二重のボール通過防止フレーム
３３ 三重のボール通過防止フレーム
３５ 受穴
８０ 雨滴防止具
９１，９２，９３，９４，９５，９６ 四角板シート
Ｎ 合成樹脂
Ｅ 合成ゴム
Ｍ エラストマー
５，６，７，８ 水平フレーム
９，１０，１１，１２ 垂直フレーム
１３，１４，１５，１６ 水平フレーム
２１ 開放面
２２，２４ ボール通過防止フレーム面
２３ ボール衝突面
２６ 天井ボール通過防止フレーム面
３０ ボール網受面
３１ 一重のボール通過防止フレーム
３２ 二重のボール通過防止フレーム
３３ 三重のボール通過防止フレーム
３５ 受穴
８０ 雨滴防止具
９１，９２，９３，９４，９５，９６ 四角板シート
Ｎ 合成樹脂
Ｅ 合成ゴム
Ｍ エラストマー
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【手続補正書】
【提出日】2021-10-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
隣接する水平フレームの両端部と、上方に延びる垂直フレームの下端部とを固着する前記水平フレーム及び前記垂直フレームを、互いに直角とするように独立して４隅以上に接合したキャスターと、
前記水平フレーム及び前記垂直フレームからなる４辺のフレームで囲まれ、その間にボール通過防止用合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面及び前記水平フレーム及び前記垂直フレームからなる４辺のフレームで囲まれ、その間にボール通過防止用合成樹脂ネットを張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面と、
前記対向する２枚のボール通過防止フレーム面に隣接し、その間に、前記水平フレーム及び前記垂直フレームからなる４辺のフレームで囲まれ、一重乃至三重まで重ねた受穴が設けられたボール網受面を有する１枚のボール衝突面と、
前記水平フレーム及び前記垂直フレームからなる４辺のフレームで囲まれ前記１枚のボール衝突面に対向する位置に形成した１枚の開放面と、
前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に合成樹脂シートを敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟を高く、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面を低く位置づけした雨滴防止具と
を具備し、
前記雨滴防止具は、中央に前記屋根棟の梁を設け、下端はそれぞれの前記ボール通過防止フレーム面に取付けたことを特徴とする全天候型バッティング練習機。
前記水平フレーム及び前記垂直フレームからなる４辺のフレームで囲まれ、その間にボール通過防止用合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面及び前記水平フレーム及び前記垂直フレームからなる４辺のフレームで囲まれ、その間にボール通過防止用合成樹脂ネットを張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面と、
前記対向する２枚のボール通過防止フレーム面に隣接し、その間に、前記水平フレーム及び前記垂直フレームからなる４辺のフレームで囲まれ、一重乃至三重まで重ねた受穴が設けられたボール網受面を有する１枚のボール衝突面と、
前記水平フレーム及び前記垂直フレームからなる４辺のフレームで囲まれ前記１枚のボール衝突面に対向する位置に形成した１枚の開放面と、
前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に合成樹脂シートを敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟を高く、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面を低く位置づけした雨滴防止具と
を具備し、
前記雨滴防止具は、中央に前記屋根棟の梁を設け、下端はそれぞれの前記ボール通過防止フレーム面に取付けたことを特徴とする全天候型バッティング練習機。
【請求項2】
前記雨滴防止具は所定の四角板シートとし、それを前記ボール通過防止フレーム面の対向側に取付けた最上シートで、しかも、前記雨滴防止具は所定の合成樹脂の四角板シートを特徴とする請求項１に記載の全天候型バッティング練習機。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、雨降りのバッティング練習等で練習者に雨水がかからないようにした全天候型バッティング練習機に関するもので、バッティング練習者に合成樹脂ネットが雨水を通し、バッティング練習者のユニフォームの首筋付近から背中、そして、雨水が肌着に順次侵入するという現実があった。
【背景技術】
【0002】
全天候型バッティング練習機の従来例としては、例えば、特許文献１（特開２０１３－８１７３２号公報）に記載の、強い跳ね返りを防止するバッティグケージの発明がある。この発明は、野球、ソフトボールの打撃練習に使用されるバッティグケージに関するもので、その側面枠或いは側面枠と天井面枠の間口の構成部材を省き、それぞれに対角線にＸ字状に所要強度を有する構成部材を設けたものである。
【0003】
即ち、特許文献２（実開昭６０－６３３７４号公報）は、バッティング練習機に関するもので、適宜長さの弾性稈端の一方に野球用ボールを、他方には適量の重錘を取付け、前記弾性稈の略中央部と支持脚上方とを支持軸によって緩く支持し、弾性稈を垂直状態にポールを上方、重錘を下方にして常時保持するようにしたバッティング練習機を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開２０１３－８１７３２号公報
【特許文献2】実開昭６０－６３３７４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献１のバッティング練習機は、硬式野球、軟式野球、ソフトボールの打撃練習に使用されるバッティグケージで側面枠或いは側面枠と天井面枠の間口の構成部材を省き、反発係数を変化させるものである。また、特許文献２は弾性稈としてポールの上方、重錘を下方として常時保持するバッティングネットが開示されている。
しかし、バッティング練習に使用する簡易練習機及びバッティング練習機は、雨降りには使用されず、バッティング練習機は水浸しになっていた。特に、梅雨時に全天候型バッティング練習機は使用されないのが一般的であった。
しかし、バッティング練習に使用する簡易練習機及びバッティング練習機は、雨降りには使用されず、バッティング練習機は水浸しになっていた。特に、梅雨時に全天候型バッティング練習機は使用されないのが一般的であった。
【0006】
そこで、本発明は従来の上記問題点を解消すべく、雨降りであっても、バッティング練習者は雨水によってユニフォームを汚したり、雨水や汗で濡れたりすることがない全天候型バッティング練習機の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項１の発明の全天候型バッティング練習機は、隣接する水平フレームの両端部と、上方に延びる垂直フレームの下端部とを固着する前記水平フレーム及び前記垂直フレームを、互いに直角とするように独立して４隅以上の位置に接合配置したキャスターと、合成樹脂ネット、即ち、ボール通過防止用を張った対向する２枚のボール通過防止面及びボール通過防止用合成樹脂ネットを張った１枚の天井ボール通過防止面と、前記対向する２枚のボール通過防止面に隣接し、一重乃至三重まで重ねたボール網受面を有する１枚のボール衝突面と、前記１枚のボール衝突面に対向する位置に形成した１枚の開放面と、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟を高く、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面を低く位置付づけした雨滴防止具を具備する。
【0008】
ここで、前記キャスターは、隣接する下側の前記水平フレームの両端部の独立した４隅以上に接合される。前記水平フレームの両端部の独立した４隅のキャスターは、４台のキャスター、４台以上のキャスターとすることができる。
また、天井ボール通過防止フレームとしての合成樹脂ネットを張った１枚の天井ボール通過防止面と、ボール通過防止面に対向する２枚の垂直のボール通過防止面の２枚は、天井ボール通過防止フレームとしての合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面である。
また、天井ボール通過防止フレームとしての合成樹脂ネットを張った１枚の天井ボール通過防止面と、ボール通過防止面に対向する２枚の垂直のボール通過防止面の２枚は、天井ボール通過防止フレームとしての合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面である。
【0009】
そして、前記水平フレームは１０～３０ｍｍの位置の下段位置が４個、２ｍ以上の上段位置が４個、前記垂直フレームは４個となっているが、本発明を実施する場合には前記水平フレーム及び前記ボール網受面を有する１枚のボール衝突面は、下段位置が４個、上段位置が４個を１／２の長さで切断するものであってもよい。
【0010】
１枚のボール衝突面は、前記両側２枚のボール通過防止面に隣接し、適当な高さの位置で、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を穿設するものである。特に、１枚のボール衝突面は、ボールの接触圧によって、高速球が急速に減速する。
更に、ボール通過防止フレーム面が張られていない前記開放面は、１枚のボール衝突面に対向する位置に形成したボール通過防止フレーム面を有しない面である。
更に、ボール通過防止フレーム面が張られていない前記開放面は、１枚のボール衝突面に対向する位置に形成したボール通過防止フレーム面を有しない面である。
【0011】
加えて、バッティング練習者に雨水がかかりにくい雨滴防止具は、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面の下側に敷設した雨水がかかりにくいように上部に合成樹脂シートを配設したものである。
なお、合成樹脂シートは、例えば、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わない）』等と呼ぶものである。
なお、合成樹脂シートは、例えば、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わない）』等と呼ぶものである。
【0012】
ボール通過防止フレームとは４面からなり、１面からなる天井ボール通過防止フレーム、２面からなるボール通過防止フレーム、１面からなるボール衝突面のボール衝突フレームからなる。
【0013】
なお、４辺のフレームで囲まれた空間を４方のフレームで囲まれた意味でボール衝突面という。また、ボール通過防止フレームで囲まれた意味で、そして、天井ボール通過防止フレームで囲まれた面の意味で、天井ボール通過防止フレーム面という。更に、水平フレームと垂直フレームのフレームは、特定の長さのもの及び面積のものを意味している。
【0014】
請求項１の全天候型バッティング練習機は、前記１枚の面にブルーシート等を敷設し、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面に雨水を集め、そして、バッティング練習者に雨水がかかりにくい雨滴防止具は、中央に屋根棟用の梁を設け、その下端は２枚のボール通過防止フレーム面に取付けたものである。
特に、屋根棟の梁の下端は、少なくとも、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けるものであるから、空気の流れが維持され、また、雨水を吸込むことがない。
ブルーシートとは、通常、色彩は問わないで、主なる材料は、ポリエチレン（ブルーシート本体）とハトメはアルミニウムからなる。
特に、屋根棟の梁の下端は、少なくとも、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けるものであるから、空気の流れが維持され、また、雨水を吸込むことがない。
ブルーシートとは、通常、色彩は問わないで、主なる材料は、ポリエチレン（ブルーシート本体）とハトメはアルミニウムからなる。
【0015】
請求項１の全天候型バッティング練習機は、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、前記１枚の開放面に雨水を集め、バッティング練習者に雨水がかかりにくい雨滴防止具が、中央に屋根棟の梁を設け、下端は２枚のボール通過防止フレーム面に離れないように取付けられる。
雨滴防止具の下端を、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けることにより、雨水が全天候型バッティング練習機内部で飛び交うことなく、雨水を排水に導くことができる。一旦、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を通過したボールは、跳ね返ってバッティング練習者に当たることがない。
雨滴防止具の下端を、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けることにより、雨水が全天候型バッティング練習機内部で飛び交うことなく、雨水を排水に導くことができる。一旦、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を通過したボールは、跳ね返ってバッティング練習者に当たることがない。
【0016】
請求項１の全天候型バッティング練習機において、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、雨水がバッティング練習者に付着し、首筋あたりから入ろうとした雨水の雨滴防止具は、１枚のボール衝突面に複数枚の合成樹脂シートを配設したボール網受面の受穴を穿設する。一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を有するものであるから、一旦、バッティング練習者を通過したボールが、何れかの箇所によりぶつかり、それによって、跳ね返ってバッティング練習者に当たることがない。
【0017】
請求項２の４辺のフレームで囲まれた請求項４の全天候型バッティング練習機において、雨滴防止具は、所定の四角板シートとし、それをボール通過防止フレーム面の両側に取付けている。
したがって、雨滴防止具は、所定の四角板シートとして使用されるから、連続的に雨水を外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
よって、雨滴防止具は、所定の四角板シートとして使用されるから、連続的に雨水を全天候型バッティング練習機の外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
したがって、雨滴防止具は、所定の四角板シートとして使用されるから、連続的に雨水を外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
よって、雨滴防止具は、所定の四角板シートとして使用されるから、連続的に雨水を全天候型バッティング練習機の外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
【発明の効果】
【0018】
請求項１の発明の全天候型バッティング練習機は、隣接する水平フレームの両端部と、上方に延びる垂直フレームの下端部とを固着する前記水平フレーム及び前記垂直フレームを、互いに直角とするように独立して４隅以上に接合したキャスターは、全天候型バッティング練習機の総重量が６０～２００Kgであっても、１人または２人で目的の位置に移動して設置することができる。
【0019】
雨滴防止具としては、合成樹脂シートからなる袋（裏表のある袋）に空気を入れても、水を入れても、発泡合成樹脂としてポリエチレン製の合成樹脂シート、ウレタンシート、等の発泡合成樹脂を入れても、特に、発泡スチロールは特定の形状に成形すれば、廉価に特定の形状の水路が形成できる。
また、一重乃至三重まで重ねたボール網受面は、例えば、ボール網受面の受穴を穿設する１枚のボール衝突面と、対向するボール通過防止フレーム面とを２面、一重乃至三重まで重ねたボール網受面を有する１枚のボール衝突面と、天井ボール通過防止フレーム面を１面でボール通過防止フレーム面の外が構成され、総計４面で全天候型バッティング練習機が構成される。
また、一重乃至三重まで重ねたボール網受面は、例えば、ボール網受面の受穴を穿設する１枚のボール衝突面と、対向するボール通過防止フレーム面とを２面、一重乃至三重まで重ねたボール網受面を有する１枚のボール衝突面と、天井ボール通過防止フレーム面を１面でボール通過防止フレーム面の外が構成され、総計４面で全天候型バッティング練習機が構成される。
【0020】
ここで、前記キャスターとは、隣接する下側の前記水平フレームの両端部の独立した４隅以上に接合される。前記水平フレームの両端部の独立した４隅のキャスターは、４台のキャスター、４台以上のキャスターとすることができる。
また、前記天井ボール通過防止用合成樹脂ネットを張った１枚と、ボール通過防止フレーム面に対向する２枚の垂直のボール通過防止フレーム面は、天井ボール通過防止フレーム面としての合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止面である。更に、天井ボール通過防止フレーム面として、取付ける場合には、１枚の天井ボール通過防止フレーム面をメタルラス網とし、その上に、天井ボール通過防止フレーム面を貼ってもよい。逆に、下側に１枚の天井ボール通過防止フレーム面をメタルラス網とし、その上面位置に天井ボール通過防止フレーム面を貼ってもよい。
また、前記天井ボール通過防止用合成樹脂ネットを張った１枚と、ボール通過防止フレーム面に対向する２枚の垂直のボール通過防止フレーム面は、天井ボール通過防止フレーム面としての合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止面である。更に、天井ボール通過防止フレーム面として、取付ける場合には、１枚の天井ボール通過防止フレーム面をメタルラス網とし、その上に、天井ボール通過防止フレーム面を貼ってもよい。逆に、下側に１枚の天井ボール通過防止フレーム面をメタルラス網とし、その上面位置に天井ボール通過防止フレーム面を貼ってもよい。
【0021】
前記水平フレームは地面から、１０～２０ｍｍの下段位置が４個、屋根までの高さが２ｍ以上の上段位置が４個、前記垂直フレームは４個となっているが、これは前記水平フレーム及び垂直フレームを繋いで使用するものである。また、トラック等に載置する場合にも、各部品長が所定の長さにするのが好適である。
本発明を実施する場合には、前記ボール網受面を有する１枚のボール衝突面は、下段が４個、上段が４個を１／２の長さで切断している。当然、下段位置が４個、上段位置が４個を１／２～１／４の長さ等で切断してもよい。
本発明を実施する場合には、前記ボール網受面を有する１枚のボール衝突面は、下段が４個、上段が４個を１／２の長さで切断している。当然、下段位置が４個、上段位置が４個を１／２～１／４の長さ等で切断してもよい。
【0022】
そして、１枚のボール衝突面は、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面に隣接し、適当な高さの位置で、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を穿設するものである。特に、１枚のボール衝突面は、ボールの接触圧によって、高速球が急速に減速する。
更に、ボール通過防止フレーム面が貼られていない前記開放面は、１枚のボール衝突面に対向する位置に形成したボール通過防止フレーム面を有しない面である。
更に、ボール通過防止フレーム面が貼られていない前記開放面は、１枚のボール衝突面に対向する位置に形成したボール通過防止フレーム面を有しない面である。
【0023】
加えて、バッティング練習者に雨水発泡合成樹脂としてポリエチレン製の合成樹脂シート、ウレタンシート、発泡スチロールシート等の発泡合成樹脂を入れて、特に、発泡スチロールは特定の型に成形すれば、廉価で水路が形成できる。ここおいて、雨滴防止具は、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面の下側に敷設した雨水がかかりにくいように上部に合成樹脂シートを配設したものである。発泡合成樹脂としてポリエチレン製の合成樹脂シート、即ち、ウレタンシート、発泡スチロール等の発泡合成樹脂シートを入れても、特に、発泡スチロールは特定の型に成形すれば、軽量で、廉価に水路が形成できる。
【0024】
発泡合成樹脂としてポリエチレン製の合成樹脂シート、ウレタンシート、発泡スチロール等の発泡合成樹脂を入れても、特に、発泡スチロールは特定の型に成形すれば、廉価で水路が形成できる。合成樹脂シートの選択では、発泡ウレタン等では反発の弾性を考慮するのが望ましい。
なお、合成樹脂シートは、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わない）』等と呼称されている。
なお、合成樹脂シートは、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わない）』等と呼称されている。
【0025】
請求項１の全天候型バッティング練習機においては、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面の上面に敷設し、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面に雨水を集め、バッティング練習者に雨水がかかりにくい雨滴防止具は、中央に屋根棟の梁を設ければ、下端は２枚のボール通過防止フレーム面に取り付けたものであり、雨水のながれを少なくとも２分割でき、比較的に雨水が集中するものにも使用できる。
また、天井ボール通過防止フレーム面をメタルラスで形成し、その上にシートを敷設したものでは、其の上面にシートを敷くことにより、雨水の重みにより水溜りができることがない。結果、荷重の分散により、特定位置の雨水がこぼれることがない。
また、天井ボール通過防止フレーム面をメタルラスで形成し、その上にシートを敷設したものでは、其の上面にシートを敷くことにより、雨水の重みにより水溜りができることがない。結果、荷重の分散により、特定位置の雨水がこぼれることがない。
【0026】
請求項１の全天候型バッティング練習機においては、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、前記１枚の開放面に雨水を集め、バッティング練習者に雨水がかかりにくい雨滴防止具が、中央に屋根棟の梁を設け、下端は２枚のボール通過防止フレーム面に離れないように取付ける。
雨滴防止具の下端を、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けることにより、雨水が全天候型バッティング練習機内部で飛び交うことなく、雨水を排水に導くことができる。一旦、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を通過したボールは、減速されているから、跳ね返って高速でバッティング練習者に当たることがない。
雨滴防止具の下端を、２枚のボール通過防止フレーム面に取付けることにより、雨水が全天候型バッティング練習機内部で飛び交うことなく、雨水を排水に導くことができる。一旦、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を通過したボールは、減速されているから、跳ね返って高速でバッティング練習者に当たることがない。
【0027】
請求項１の全天候型バッティング練習機においては、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面の上面に敷設し、雨水がバッティング練習者に水滴が付着し、首筋あたりから入ろうとした雨水は、雨滴防止具の１枚のボール衝突面に複数枚の合成樹脂シートを配設した切欠端部に流れるから、一重乃至三重まで重ねたボール網受面の受穴を有するものであり、一旦、ボール網受面の受穴を通過したボールは、跳ね返ってバッティング練習者に当たることがない。
【0028】
請求項２の全天候型バッティング練習機においては、雨滴防止具は所定の四角板シートとし、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付けたシートである。
したがって、雨滴防止具は所定の合成樹脂の四角板シートとするから、連続的に雨水を外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付具で取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
合成樹脂の四角板シートは、２枚以上を積層してもよい。この時には、合成樹脂の四角板シートに芯材をインサート成形し、表面から雨水が水滴を流れ、雨水が低下し易く設定している。
したがって、雨滴防止具は所定の合成樹脂の四角板シートとするから、連続的に雨水を外部に流し、それを２枚対のボール通過防止フレーム面の両側に取付具で取付けたものであるから、雨水が空気の流れとして全天候型バッティング練習機に侵入することもない。
合成樹脂の四角板シートは、２枚以上を積層してもよい。この時には、合成樹脂の四角板シートに芯材をインサート成形し、表面から雨水が水滴を流れ、雨水が低下し易く設定している。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、本発明の実施の形態について、図１乃至図１３を参照しながら説明する。
なお、図１乃至図１３は本発明の実施の形態である。本実施の形態において、同一の記号及び同一の符号は、同一または相当する部分及び機能を意味するものであるから、ここでは重複する説明を省略する。
なお、図１乃至図１３は本発明の実施の形態である。本実施の形態において、同一の記号及び同一の符号は、同一または相当する部分及び機能を意味するものであるから、ここでは重複する説明を省略する。
【0031】
まず、キャスター１，２，３，４は、図３（ａ）に示すように、それらの延長線上で固定された四角形または略四角形を形成する水平フレーム５，６，７，８で固着されている。キャスター１，２，３，４は樹脂輪２ａのセンターが、水平フレーム５，６，７，８のセンターよりもずれているから、水平フレーム５，６，７，８を押したり、引いたりすることにより、樹脂輪２ａが進行方向から１８０度ずれた位置となって水平フレーム５，６，７，８に追随する。
キャスター２のストッパー２ｆは樹脂輪２ａに対して強制制動をかけるものであり、また、固定部材２ｃに低位置の水平フレーム５，６，７，８と、高位置の水平フレーム１３，１４，１５，１６及び垂直フレーム９，１０，１１，１２の基準位置となるものである。
キャスター２のストッパー２ｆは樹脂輪２ａに対して強制制動をかけるものであり、また、固定部材２ｃに低位置の水平フレーム５，６，７，８と、高位置の水平フレーム１３，１４，１５，１６及び垂直フレーム９，１０，１１，１２の基準位置となるものである。
【0032】
即ち、キャスター１，２，３，４は、隣接する水平フレーム５，６，７，８の両端部と、上方に延びる下端部とを固着する水平フレーム５，６，７，８及び垂直フレーム９，１０，１１，１２を、互いに直角、略直角として独立して４隅以上に本体側２ｃに接合しており、前後差２ｂは本体側２ｃの重点の移動点である。
ここで、キャスター１，２，３，４が４個以上、水平フレーム５，６，７，８及び垂直フレーム９，１０，１１，１２が４個以上とは、本発明の全天候型バッティング練習機を組付ける所定の長さ等を搬送時のトラックの荷台長に合わせる場合、その間の荷積みの大きさから算出したものである。勿論、設置する許可を受ける土地の面積によっても変化する。高位置の水平フレーム１３，１４，１５，１６は、１．５～２ｍの人体の大きさに合わせている。
ここで、キャスター１，２，３，４が４個以上、水平フレーム５，６，７，８及び垂直フレーム９，１０，１１，１２が４個以上とは、本発明の全天候型バッティング練習機を組付ける所定の長さ等を搬送時のトラックの荷台長に合わせる場合、その間の荷積みの大きさから算出したものである。勿論、設置する許可を受ける土地の面積によっても変化する。高位置の水平フレーム１３，１４，１５，１６は、１．５～２ｍの人体の大きさに合わせている。
【0033】
図１、図２、図４、図５、図９～図１３は、ボール通過防止フレーム面で、一重から五重に層を設定したポリエチレン製の多目的ネット（俗に言う『グリーンネット』）である。本実施例では、網目は３０～５０ｍｍで、網目の長さ２０ｍ、切断幅は４ｍとしている。高い位置の水平フレーム１３，１４，１５，１６は、１．５～２ｍの人体の大きさに合わせている。
なお、『ボール通過防止用合成樹脂ネット』とは、即ち、『グリーンネット』として機能している構成を示すものである。
なお、『ボール通過防止用合成樹脂ネット』とは、即ち、『グリーンネット』として機能している構成を示すものである。
【0034】
ボール通過防止フレーム面を張ったボール通過防止フレーム面２２,２４の対抗面に設定せられる。ボール通過防止とは、緑色合成樹脂の網でオールプラスチック（ポリエチレン）製の角目ネットである。発明者らはボールの速度が速いことから、緑色を採用した。ボール通過防止フレーム面を張った１枚のボール衝突面２３は、ボール通過防止フレーム面２２,２４と同一である。
【0035】
まず、キャスター１，２，３，４の代表として、キャスター２について説明する。
水平フレーム５，８及び垂直フレーム１２で囲まれた網面を、一重～三重（ひとえ～みえ）まで重ねたボール網受面３０（３１，３２，３３）を穿設した１枚のボール衝突面２３を形成する。２本のボール通過防止フレーム面２２,２４に挟まれている。
水平フレーム５，８及び垂直フレーム１２で囲まれた網面を、一重～三重（ひとえ～みえ）まで重ねたボール網受面３０（３１，３２，３３）を穿設した１枚のボール衝突面２３を形成する。２本のボール通過防止フレーム面２２,２４に挟まれている。
【0036】
即ち、２枚のボール通過防止フレーム２２,２４に挟まれた１枚のボール衝突面２３は、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６による２枚のボール通過防止フレーム面２２,２４とからなり、１枚のボール衝突面２３、対向する２枚のボール通過防止フレーム２２,２４、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６による１枚のボール衝突面２３による４面からボール通過防止なる面を形成している。
【0037】
また、ボール網受面３０は、一重３１のもの、２重３２または３重３３のものまで重積されることにより、ボール通過防止フレーム面によるボール網受面３０（３１，３２，３３）を一重乃至三重まで重ねたボール網受面３０は、ボール網受面３０（３１，３２，３３）が、速度を高くしたボールの動体速度を低下するから、バッティング練習者に高速で当たる可能性がなくなり安全である。
【0038】
図１及び図２、図４の高い位置にある図８の取付け座５１及び取付け座５２が取付けられている。取付け座５１及び取付け座５２は、ダブルナット５１ａ及びダブルナット５１ｂで締めることができる。
そして、そこに取付け座５１及び取付け座５２を雨滴防止具８０の屋根棟５５を袋状部に挿入する。また、雨滴防止部８０として屋根棟５５は、形状を均一にする水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄに接続している。屋根棟５５及び水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄは、成形した１枚ものの合成樹脂シートとすることができる。
この時の固着手段は、図６の取付け例に示すように、紐の結束、針金の結束、ビスによる固着、接着剤等が使用される。
そして、そこに取付け座５１及び取付け座５２を雨滴防止具８０の屋根棟５５を袋状部に挿入する。また、雨滴防止部８０として屋根棟５５は、形状を均一にする水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄに接続している。屋根棟５５及び水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄは、成形した１枚ものの合成樹脂シートとすることができる。
この時の固着手段は、図６の取付け例に示すように、紐の結束、針金の結束、ビスによる固着、接着剤等が使用される。
【0039】
水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ及び水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈを２枚もの以上とし、所定の水を入れて、或いは、その間に、合成樹脂シート、ウレタンシート等の発泡合成樹脂の成形板を入れて、または発泡スチロール等の発泡合成樹脂を入れて、特に、例えば、発泡スチロールは特定の形状に成形すれば、廉価で水路が形成できる。ここにおいて、雨滴防止具８０は、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６の下側に敷設した雨水がかかりにくいように上部に合成樹脂シートを配設したものである。発泡合成樹脂シートとしてポリエチレン製の合成樹脂シート、ウレタンシート、発泡スチロール等の発泡合成樹脂を入れても、特に、発泡スチロールは特定の型に成形すれば、廉価で水路が形成できる。
【0040】
発泡合成樹脂として合成樹脂シート、ウレタンシート等の発泡合成樹脂シートを使用し、特に、発泡スチロールを特定の型に成形しても、廉価で特定の形状の水路が形成できる。
なお、本発明において、合成樹脂シートは、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート』等と呼称されているものである。色はブルーに問われないが、緑色、青色が一般的であり、茶色、黒色は全天候型バッティング練習機として網で囲まれていても、その威圧感等を感じなくなる。
なお、本発明において、合成樹脂シートは、ポリエチレン製の合成樹脂シートで、世間で俗に『ブルーシート』等と呼称されているものである。色はブルーに問われないが、緑色、青色が一般的であり、茶色、黒色は全天候型バッティング練習機として網で囲まれていても、その威圧感等を感じなくなる。
【0041】
図４のように、屋根棟５５を境界に、水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ及び水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈを２通路としたものである。水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ及び水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈを２通路以上とし、所定の水を入れて、或いは合成樹脂の発泡剤を入れて、必要とする水路を形成したものである。水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ、水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、各々独立して形成されたもので、内部には、ポリエチレン製の合成樹脂シート、ウレタンシート、発泡スチロールシート等の発泡合成樹脂シートを使用し、特に、発泡スチロールを特定の型に成形してもよいし、廉価で特定の形状の水路を形成でしてもよい。
図４の水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力によって、途中で断面積が変化している。
図４の水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力によって、途中で断面積が変化している。
【0042】
例えば、図６の水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、１／２の位置までは、合成樹脂シートを入れて発泡することができる。また、別の図１の水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、全体の位置まで、合成樹脂シートを入れて発泡することができる。
なお、合成樹脂シートを別の工程で作成し、それを水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ、水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈとして製造してもよい。
図５の水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力、水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力、発泡圧力によって、全体の断面積が合成樹脂シートの深さが変化している。
なお、合成樹脂シートを別の工程で作成し、それを水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ、水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈとして製造してもよい。
図５の水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力、水切端部４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄと水切端部４３ｅ，４３ｆ，４３ｇ，４３ｈは、空気の圧力、発泡圧力によって、全体の断面積が合成樹脂シートの深さが変化している。
【0043】
図１の水平フレーム５は、１枚のボール衝突面２３に対向する位置に形成した１枚の開放面２１側で、下方に形成したものである。水平フレーム５は、練習に支障がある場合には、両側のキャスター２及びキャスター３側で水平フレーム５を外し、垂直フレーム９、垂直フレーム１２に繋げる。
通常、水平フレーム５，６，７，８及び垂直フレーム９，１０，１１，１２の長さは、バッティング練習者が十分にプレーできる広さに設定されている。
通常、水平フレーム５，６，７，８及び垂直フレーム９，１０，１１，１２の長さは、バッティング練習者が十分にプレーできる広さに設定されている。
【0044】
１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６の上側に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟５５を高く、両側２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４を低く位置づけした雨滴防止具８０は、１枚または２枚のシートからなり、少なくとも、上面に敷いたシートは、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６の上側に敷設し、下面側には、雨水の流れが、天井ボール通過防止フレーム面２６の下面方向にならないようにしている。
【0045】
図９において、１枚の天井ボール通過防止フレーム面は、ボール通過防止用合成樹脂ネットが機能していることを意味する。最下部を形成し、ボール通過防止フレームＮ、ボール通過防止フレーム面の上面には、例えば、メタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)を敷いている。最上部は、発泡スチロール等の合成樹脂板Ｍで、上面には雨水が流れる水路が形成されている。
ボール通過防止フレームＮ、メタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)、合成樹脂板Ｍは、例えば、ポリエチレン製の合成樹脂で、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わないものとして流通）』等と呼ばれるものである。この合成樹脂剤としては、テント地を使用することもできる。また、使用は合成樹脂剤に限定さるものではなく、合成樹脂、合成ゴム、エラストマーの一種類であればよい。
ボール通過防止フレームＮ、メタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)、合成樹脂板Ｍは、例えば、ポリエチレン製の合成樹脂で、世間で俗に『ブルーシート（色彩は問わないものとして流通）』等と呼ばれるものである。この合成樹脂剤としては、テント地を使用することもできる。また、使用は合成樹脂剤に限定さるものではなく、合成樹脂、合成ゴム、エラストマーの一種類であればよい。
【0046】
或いは、図１０図のように構成することもできる。１枚の天井ボール通過防止フレーム面は、最下部を形成し、ボール通過防止フレーム面の上面には、例えば、発泡スチロール等の合成樹脂板Ｍで、上面には雨水が流れる水路が形成される。
これらの、発泡スチロール等の合成樹脂シートＭは、上面には雨水が流れる水路が形成されている。
このとき、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６は合成樹脂シートＭで、上面には雨水が流れるメタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)、または、ボール通過防止用合成樹脂ネットの面の上面のメタルラス網Ｅまたはパンチングメタルによって強度が保持され、合成樹脂シートＭまたはパンチングメタルによって強度が保持されている。
これらの、発泡スチロール等の合成樹脂シートＭは、上面には雨水が流れる水路が形成されている。
このとき、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６は合成樹脂シートＭで、上面には雨水が流れるメタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)、または、ボール通過防止用合成樹脂ネットの面の上面のメタルラス網Ｅまたはパンチングメタルによって強度が保持され、合成樹脂シートＭまたはパンチングメタルによって強度が保持されている。
【0047】
図９に示すように、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６、合成樹脂板Ｍ、メタルラス網Ｅ(またはパンチングメタル)の３種類のボール通過防止フレーム面を用いた場合には、１枚の天井ボール通過防止フレーム面Ｎ、合成樹脂板Ｍ、メタルラス網Ｅの順序を任意に変更することができる。
【0048】
図１１は、最下部を形成するボール通過防止用合成樹脂ネットで下面を形成する。ボール通過防止フレーム面Ｎの上面にある最上部は、発泡スチロール等の合成樹脂Ｍで、ボール通過防止フレーム面の上面には雨水が流れる水路が形成されている。
このとき、ボール通過防止フレームで下面を形成し、ボール通過防止フレーム面の上面のメタルラス網Ｎまたはパンチングメタルによって強度が保持される。
また、メタルラス網（またはパンチングメタル）が重いのでボール通過防止フレームを移動させない。
このとき、ボール通過防止フレームで下面を形成し、ボール通過防止フレーム面の上面のメタルラス網Ｎまたはパンチングメタルによって強度が保持される。
また、メタルラス網（またはパンチングメタル）が重いのでボール通過防止フレームを移動させない。
【0049】
この発明の全天候型バッティング練習機は、隣接する水平フレーム５，６，７，８の両端部と、上方に延びる垂直フレーム９，１０，１１，１２の下端部とを固着する前記水平フレーム５，６，７，８及び前記垂直フレーム５，６，７，８を、互いに直角とするように独立して４隅以上に接合したキャスター１，２，３，４と、ボール通過防止用合成樹脂ネットを張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４及びボール通過防止フレーム面を張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６と、対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４に隣接し、一重乃至三重まで重ねたボール網受面３０を有する１枚のボール衝突面と、前記１枚のボール衝突面に対向する位置に形成した１枚の開放面２１と、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟５５を高く、前記両側２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４を低く位置づけした雨滴防止具８０とを具備するものである。
【0050】
この発明の全天候型バッティング練習機においては、１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６に敷設し、前記２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４に雨水を集め、雨水がバッティング練習者に降りかかりにくくした雨滴防止具８０は、中央に屋根棟５５、そして、屋根棟５５の取付け座５１及び取付け座５２間に設けた梁５６は、機械的強度を持たせるために梁５６が設けられている。下端はそれぞれのボール通過防止フレーム面に取付けたものである。梁５６は屋根棟５５に並行させ、屋根棟５５で曲がりにくくしている。
合成樹脂シートＭにより、全天候型以外にも、５面方向の風を通過させることができ、しかも、日陰と風通しを作ることもできる。
合成樹脂シートＭにより、全天候型以外にも、５面方向の風を通過させることができ、しかも、日陰と風通しを作ることもできる。
【0051】
図１２は、基本的には図１１と同じであるが、雨滴防止具８０としての合成樹脂板Ｍの下端のフレーム１３とフレーム１５を所定の張力の付与に対して、１枚のボール通過防止フレーム面２２，２４は面積を変化させることができるから、ラチェット機能（死点を通過した位置を保持する）をも持たせることができる。
【0052】
また、合成樹脂コートＭの下端のフレーム１３ａは、張力用の合成樹脂コートＭに使用できる。
この発明の全天候型バッティング練習機においては、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６の上面に、雨水がバッティング練習者に降りかかりにくい雨滴防止具８０としてのシートを載置したものである。
この発明の全天候型バッティング練習機においては、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６の上面に、雨水がバッティング練習者に降りかかりにくい雨滴防止具８０としてのシートを載置したものである。
【0053】
この発明の全天候型バッティング練習機において、前記１枚の天井ボール通過防止フレーム面に敷設し、バッティング練習者に雨水が降りかかりにくい雨滴防止具８０は、ボール網受面３０、１枚のボール衝突面２３に複数枚の合成樹脂シートを配設した切欠端部を、一重乃至三重まで重ねたボール網受面３０（３１，３２，３３）の穿設した受穴３５を有するものである。
フレーム１４ａのフレーム１６ａは大気温度により、窪みができないように張力を加えている。
フレーム１４ａのフレーム１６ａは大気温度により、窪みができないように張力を加えている。
【0054】
図１３に示すのは、この発明の全天候型バッティング練習機において、雨滴防止具８０は所定の四角板シート９０とし、それを２枚対のボール通過防止フレーム面２２，２４にスナップボタン等で取付けたものである。
四角板シート９０として、長方板シートの合成樹脂の四角板シート９１，９２，９３，９４，９５，９６を設けているが、サイズ等は任意に設定することができる。また、取付け手段についても、任意に選定できるし、四角板シート９０（９１，９２，９３，９４，９５，９６）の大きさも任意の大きさ、形状とすることができる。
四角板シート９０として、長方板シートの合成樹脂の四角板シート９１，９２，９３，９４，９５，９６を設けているが、サイズ等は任意に設定することができる。また、取付け手段についても、任意に選定できるし、四角板シート９０（９１，９２，９３，９４，９５，９６）の大きさも任意の大きさ、形状とすることができる。
【0055】
図１３において、この発明の全天候型バッティング練習機は、長方板の合成樹脂シート９０（９１，９２，９３，９４，９５，９６）は、長方形の発泡合成樹脂からなり、これはバッティング練習者の腰以下に雨水が付着しないようにしたものである。対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２と，ボール通過防止フレーム面２４を低く位置づけするものである。屋根棟５５は取付け座５１または取付け座５２に取付けられ、容易に雨滴防止具８０に固着されている。
【0056】
長方板の合成樹脂シート９０（９１，９２，９３，９４，９５，９６）は、図１３に示すように、雄スナップボタン９８と雌スナップボタン９８ｂ、ベルト部９６によって合成樹脂フレーム面を挟むようにしている。
したがって、屋根棟５５は取付け座５１と取付け座５２に取付けられ、中央フレームにナット等によってテンションを加えることにより、容易に雨滴防止具８０に固着されている。
したがって、屋根棟５５は取付け座５１と取付け座５２に取付けられ、中央フレームにナット等によってテンションを加えることにより、容易に雨滴防止具８０に固着されている。
【0057】
図１１、図１２は合成樹脂からなる塗料で金属製のメタルラス網（またはパンチングメタル）の上面に対して２重に、またはフレームを単一とし、メタルラス網またはパンチングメタルに対して、金属の上面に合成樹脂フレーム画（発泡合成樹脂シート）を敷設する。これによって、仮に、ショートフライを打っても、ボールの回転がメタルラス網Ｅまたはパンチングメタルとの摩擦により、打球が速やかに低下する。
【0058】
図１２は、メタルラス網Ｅまたはパンチングメタルに対してラチェット機構が働き、かつ、発泡合成樹脂シートの張力を上げることができる。
特に、図１２の右側が高くなり風を発泡合成樹脂シートに導き、風の流れを変化させることができる。
特に、図１２の右側が高くなり風を発泡合成樹脂シートに導き、風の流れを変化させることができる。
【0059】
キャスター１，２，３，４は、隣接する水平フレーム５，６，７，８の両端部、上方に延びる垂直フレーム９，１０，１１，１２の下端部を固着する前記水平フレーム５，６，７，８及び前記垂直フレーム５，６，７，８を、互いに直角とするように独立して４隅以上に接合するものであるが、互いに直角とするように４隅以上とは、９０°を独立して得ることを意味する。
【0060】
ボール通過防止フレーム面を張った対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４及びボール通過防止フレーム面を張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６は、不用意に対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４及びボール通過防止フレーム面を張った１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６からボールが飛び出さないようにしている。
【0061】
対向する２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４に隣接し、一重乃至三重まで重ねたボール網受面３０を有する１枚のボール衝突面２３と、前記１枚のボール衝突面２３に対向する位置に形成した１枚の開放面２１は、１枚のボール衝突面２３の中にボール網受面３０を有している。このとき、ボール網受面３０として、１重、２重、３重、４重・・・を有するボール衝突面２３を有する。
ここで、ボール網受面３０は何重にも重ね合わせることができるが、ボール拾いの効率良さからして１重、２重、３重が効率的である。
ここで、ボール網受面３０は何重にも重ね合わせることができるが、ボール拾いの効率良さからして１重、２重、３重が効率的である。
【0062】
１枚の天井ボール通過防止フレーム面２６に敷設し、バッティング練習者に雨水がかかりにくい屋根棟５５を高く、２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４を低く位置づけした雨滴防止具８０は、屋根棟５５を高く、２枚のボール通過防止フレーム面２２，２４を低くしたものであるから、使用中にスナップボタンや組み紐が外れても、修繕が可能である。
【0063】
なお、図６の（ａ）、（ｂ）及び図７は、紐で縛る組み立て方法を示しているが、この図示した紐で縛る組み立て方法のみではなく、溶接または紐で縛る方法、接着剤で接合する方法、組み立て方法の何れかを選択すればよい。
【符号の説明】
【0064】
１，２，３，４ キャスター
５，６，７，８ 水平フレーム
９，１０，１１，１２ 垂直フレーム
１３，１４，１５，１６ 水平フレーム
２１ 開放面
２２，２４ ボール通過防止フレーム面
２３ ボール衝突面
２６ 天井ボール通過防止フレーム面
３０ ボール網受面
３１ 一重のボール通過防止フレーム
３２ 二重のボール通過防止フレーム
３３ 三重のボール通過防止フレーム
３５ 受穴
８０ 雨滴防止具
９１，９２，９３，９４，９５，９６ 四角板シート
Ｎ 合成樹脂
Ｅ 合成ゴム
Ｍ エラストマー
５，６，７，８ 水平フレーム
９，１０，１１，１２ 垂直フレーム
１３，１４，１５，１６ 水平フレーム
２１ 開放面
２２，２４ ボール通過防止フレーム面
２３ ボール衝突面
２６ 天井ボール通過防止フレーム面
３０ ボール網受面
３１ 一重のボール通過防止フレーム
３２ 二重のボール通過防止フレーム
３３ 三重のボール通過防止フレーム
３５ 受穴
８０ 雨滴防止具
９１，９２，９３，９４，９５，９６ 四角板シート
Ｎ 合成樹脂
Ｅ 合成ゴム
Ｍ エラストマー