IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ クックパッド株式会社の特許一覧

特開2022-131610レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム
<>
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図1
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図2
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図3
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図4
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図5
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図6
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図7
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図8
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図9
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図10
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図11
  • 特開-レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム 図12
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022131610
(43)【公開日】2022-09-07
(54)【発明の名称】レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20220831BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021030633
(22)【出願日】2021-02-26
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-09-08
(71)【出願人】
【識別番号】506143492
【氏名又は名称】クックパッド株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002815
【氏名又は名称】IPTech弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】橋本 健太
(72)【発明者】
【氏名】宇野 雄
(72)【発明者】
【氏名】五十嵐 啓人
(72)【発明者】
【氏名】藤坂 祐史
(72)【発明者】
【氏名】森川 慎太郎
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA21
5L049CC17
(57)【要約】      (修正有)
【課題】レシピサイトにおいて、真にユーザ所望の適宜なレシピを効率的に検索可能とするレシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法及びレシピ検索支援プログラムを提供する。
【解決手段】レシピ検索支援装置10は、レシピ情報を保持する記憶部11と、レシピサイトにおいてレシピの使用レポートを受け付ける際、レシピの特徴情報の入力を受け付け、レシピ及び使用レポートと紐付けて記憶部11に格納する情報格納部100と、レシピサイトにおいてレシピ検索の要求を受け付けた場合、要求が含む検索キーワードに一致する特徴情報を記憶部11にて探索し、特徴情報と紐付いたレシピ及び使用レポートの少なくともいずれかを出力する情報出力部101と、を備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
レシピサイトで公開するレシピ情報を保持する記憶部と、
前記レシピサイトにおいて、ユーザによるレシピの使用レポートを受け付ける際、当該レシピの特徴情報の入力を受け付け、前記レシピ及び前記使用レポートと前記特徴情報とを紐付けて前記記憶部に格納する情報格納部と、
前記レシピサイトにおいてレシピ検索の要求を受け付けた場合、当該要求が含む検索キーワードに一致する特徴情報を前記記憶部にて探索して、前記特徴情報と紐付いた前記レシピ及び前記使用レポートの少なくともいずれかを出力する情報出力部と、
を備えるレシピ検索支援装置。
【請求項2】
前記情報出力部は、
前記特徴情報ごとに、前記探索したレシピ及び使用レポートの一覧を生成し出力するものである、
請求項1に記載のレシピ検索支援装置。
【請求項3】
前記情報出力部は、
前記探索したレシピ及び使用レポートの一覧を出力する際、前記使用レポートを画面上部に、当該使用レポートの対象となったレシピを画面下部に配置し出力するものである、
請求項2に記載のレシピ検索支援装置。
【請求項4】
前記情報出力部は、
前記特徴情報を画面上の横方向に列挙表示させる形態で、前記探索したレシピ及び前記使用レポートの一覧の上部に配置して出力するものである、
請求項2または3に記載のレシピ検索支援装置。
【請求項5】
前記情報出力部は、
前記画面上で列挙表示した特徴情報のうち、ユーザによる選択動作を受けたものについて、当該特徴情報と紐付く前記レシピ及び前記使用レポートの一覧を出力するものである、
請求項4に記載のレシピ検索支援装置。
【請求項6】
前記情報出力部は、
前記列挙表示した特徴情報のうちいずれかの特徴情報について、当該特徴情報と紐付く前記レシピ及び前記使用レポートの一覧を出力中に、当該画面におけるユーザによるスライド動作を受けた場合、前記列挙表示した特徴情報のうち、前記出力中の特徴情報からみて前記スライド動作の方向に隣接する特徴情報について、前記レシピ及び前記使用レポートの一覧を出力するよう画面遷移させるものである、
請求項4または5に記載のレシピ検索支援装置。
【請求項7】
前記情報出力部は、
前記探索の結果、前記検索キーワードに一致する特徴情報が特定できない場合、当該検索キーワードを構成する語彙が含まれる特徴情報を、前記検索キーワードに関連する特徴情報として前記記憶部にて探索し、前記関連する特徴情報ごとに、当該関連する特徴情報と紐付いた前記レシピ及び前記使用レポートの少なくともいずれかの一覧を生成し出力するものである、
請求項2~6のいずれかに記載のレシピ検索支援装置。
【請求項8】
情報処理装置が、
レシピサイトで公開するレシピ情報を記憶部で保持し、
前記レシピサイトにおいて、ユーザによるレシピの使用レポートを受け付ける際、当該レシピの特徴情報の入力を受け付け、前記レシピ及び前記使用レポートと前記特徴情報とを紐付けて前記記憶部に格納する処理と、
前記レシピサイトにおいてレシピ検索の要求を受け付けた場合、当該要求が含む検索キーワードに一致する特徴情報を前記記憶部にて探索して、前記特徴情報と紐付いた前記レシピ及び前記使用レポートの少なくともいずれかを出力する処理と、
を実行するレシピ検索支援方法。
【請求項9】
情報処理装置において、
レシピサイトで公開するレシピ情報を記憶部で保持し、
前記レシピサイトにおいて、ユーザによるレシピの使用レポートを受け付ける際、当該レシピの特徴情報の入力を受け付け、前記レシピ及び前記使用レポートと前記特徴情報とを紐付けて前記記憶部に格納する処理と、
前記レシピサイトにおいてレシピ検索の要求を受け付けた場合、当該要求が含む検索キーワードに一致する特徴情報を前記記憶部にて探索して、前記特徴情報と紐付いた前記レシピ及び前記使用レポートの少なくともいずれかを出力する処理と、
を実行させるレシピ検索支援プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、レシピ検索支援装置、レシピ検索支援方法、および、レシピ検索支援プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
日々料理を行う主婦に限らず、何らかの料理機会を前にして、作るべき料理やそのレシピが思い浮かばず悩む者は多い。一方、こうした悩みに対する答えの1つとして、料理のプロアマ問わず、様々な者からレシピ投稿を受け付けて、これをインターネット上で配信・公開するサービスが存在する。
【0003】
レシピの情報を求めるユーザらは、上述のサービスを提供するレシピサイトにアクセスし、自身にとって必要なジャンルの、或いは好みの投稿者のレシピを閲覧する。また、当該ユーザは、そうして閲覧したレシピの情報を、日々の料理の選択やその調理に有効活用している。
【0004】
一方、そうしたレシピサイトで公開されているレシピ数は膨大なものであり、しかも日々増え続けている。そのため、ユーザそれぞれが自身の望む情報にたどり着くためには、相応の検索スキルが必要となっていた。
【0005】
他方、レシピ検索に関する従来技術として、例えば、特許文献1には、先に献立決定支援装置側からユーザに対し、献立提案日の設定条件に基づいて献立レシピを検索し提案を行うことで、ユーザは自ら検索条件を考えなくても、献立決定支援装置と対話をしながら好みの献立レシピを容易に見つける技術に関して開示されている。
【0006】
この技術は、1つ以上の料理からなる献立の提案における条件設定を含むユーザからの入力操作を受け付ける入力部と、入力された前記条件設定に基づいて、適した料理をデータベースから検索する制御部と、検索結果をユーザに提示する出力部と、提示された料理に対してのユーザの評価を受け付ける評価入力部と、を備え、前記制御部は、前記条件設定と前記ユーザの評価とに基づいて、適した料理を再検索する機能を備える献立決定支援装置に関する。
【0007】
また、特許文献2には、所与の材料に関する料理レシピを適切に表示させる技術に関して開示されている。
【0008】
この技術は、料理レシピを記憶する記憶手段から、所定の料理レシピを抽出するレシピ抽出手段と、前記レシピ抽出手段により抽出された前記料理レシピの材料を表示する材料欄における所与の材料の順序に応じて、該料理レシピの評価値を決定する評価値決定手段と、前記評価値決定手段により決定された前記評価値に基づいて、前記料理レシピの情報を示す表示データを生成する表示データ生成手段と、を含む料理レシピ情報提供装置 に関する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】WO2014/178120
【特許文献2】特開2012-3319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ユーザらがレシピサイトでレシピ検索を行う場合、キーワードによる検索が一般的である。また、採用されるキーワードとしては、料理の名称やジャンル、或いは主たる食材名(例:にんじん、じゃがいも)が一般的となる。
【0011】
ところが、上述のとおり膨大な数のレシピが存在する。また、それらレシピは様々な者により、また、様々な観点で投稿されており、同様の料理に関するものであったとしても、料理名称や食材名、利用目的、想定シーンなどの記述や有無に規則性や一貫性が無い状況も多い。
【0012】
すると、単純な事象に関するキーワードで検索を行った場合、検索者たるユーザにとって、その検索結果が示すレシピは、完成イメージがつかないケースや、シーンや用途などの重要な特徴が判然としないケースが多く生じていた。
【0013】
その場合のユーザは、その使用目的や利用シーンに適宜合致する情報を効率的に検索し利用することが難しい。そもそも適宜な情報にたどり着けない事態にもなりえた。
【0014】
こうした状況は、ユーザによるレシピサイトでのユーザビリティ低下や、それによるサービス満足度低下にもつながりうる。よって、サービス運用者やアプリケーションの提供者にとって、上述の状況は無視できない大きな問題である。
【0015】
そこで本開示の目的は、レシピサイトにおいて、真にユーザ所望の適宜なレシピを効率的に検索可能とする技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記目的を達成するために、本開示の一態様におけるレシピ検索支援装置は、レシピサイトで公開するレシピ情報を保持する記憶部と、前記レシピサイトにおいて、ユーザによるレシピの使用レポートを受け付ける際、当該レシピの特徴情報の入力を受け付け、前記レシピ及び前記使用レポートと前記特徴情報とを紐付けて前記記憶部に格納する情報格納部と、前記レシピサイトにおいてレシピ検索の要求を受け付けた場合、当該要求が含む検索キーワードに一致する特徴情報を前記記憶部にて探索して、前記特徴情報と紐付いた前記レシピ及び前記使用レポートの少なくともいずれかを出力する情報出力部と、を備える。
【0017】
また、本開示の一態様におけるレシピ検索支援装置では、前記情報出力部は、前記特徴情報ごとに、前記探索したレシピ及び使用レポートの一覧を生成し出力するものである、としてもよい。
【0018】
また、本開示の一態様におけるレシピ検索支援装置では、前記情報出力部は、前記探索したレシピ及び使用レポートの一覧を出力する際、前記使用レポートを画面上部に、当該使用レポートの対象となったレシピを画面下部に配置し出力するものである、としてもよい。
【0019】
また、本開示の一態様におけるレシピ検索支援装置では、前記情報出力部は、前記特徴情報を画面上の横方向に列挙表示させる形態で、前記探索したレシピ及び前記使用レポートの一覧の上部に配置して出力するものである、としてもよい。
【0020】
また、本開示の一態様におけるレシピ検索支援装置では、前記情報出力部は、前記画面上で列挙表示した特徴情報のうち、ユーザによる選択動作を受けたものについて、当該特徴情報と紐付く前記レシピ及び前記使用レポートの一覧を出力するものである、としてもよい。
【0021】
また、本開示の一態様におけるレシピ検索支援装置では、前記情報出力部は、前記列挙表示した特徴情報のうちいずれかの特徴情報について、当該特徴情報と紐付く前記レシピ及び前記使用レポートの一覧を出力中に、当該画面におけるユーザによるスライド動作を受けた場合、前記列挙表示した特徴情報のうち、前記出力中の特徴情報からみて前記スライド動作の方向に隣接する特徴情報について、前記レシピ及び前記使用レポートの一覧を出力するよう画面遷移させるものである、としてもよい。
【0022】
また、本開示の一態様におけるレシピ検索支援装置では、前記情報出力部は、前記探索の結果、前記検索キーワードに一致する特徴情報が特定できない場合、当該検索キーワードを構成する語彙が含まれる特徴情報を、前記検索キーワードに関連する特徴情報として前記記憶部にて探索し、前記関連する特徴情報ごとに、当該関連する特徴情報と紐付いた前記レシピ及び前記使用レポートの少なくともいずれかの一覧を生成し出力するものである、としてもよい。
【0023】
上記目的を達成するために、本開示の一態様におけるレシピ検索支援方法は、情報処理装置が、レシピサイトで公開するレシピ情報を記憶部で保持し、前記レシピサイトにおいて、ユーザによるレシピの使用レポートを受け付ける際、当該レシピの特徴情報の入力を受け付け、前記レシピ及び前記使用レポートと前記特徴情報とを紐付けて前記記憶部に格納する処理と、前記レシピサイトにおいてレシピ検索の要求を受け付けた場合、当該要求が含む検索キーワードに一致する特徴情報を前記記憶部にて探索して、前記特徴情報と紐付いた前記レシピ及び前記使用レポートの少なくともいずれかを出力する処理と、を実行するものである。
【0024】
上記目的を達成するために、本開示の一態様におけるレシピ検索支援プログラムは、情報処理装置において、レシピサイトで公開するレシピ情報を記憶部で保持し、前記レシピサイトにおいて、ユーザによるレシピの使用レポートを受け付ける際、当該レシピの特徴情報の入力を受け付け、前記レシピ及び前記使用レポートと前記特徴情報とを紐付けて前記記憶部に格納する処理と、前記レシピサイトにおいてレシピ検索の要求を受け付けた場合、当該要求が含む検索キーワードに一致する特徴情報を前記記憶部にて探索して、前記特徴情報と紐付いた前記レシピ及び前記使用レポートの少なくともいずれかを出力する処理と、を実行させるものである。
【発明の効果】
【0025】
本開示によれば、レシピサイトにおいて、真にユーザ所望の適宜なレシピを効率的に検索可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本実施形態のレシピ検索支援装置を含むネットワーク構成例の図である。
図2】本実施形態におけるレシピ検索支援装置の構成例を示す図である。
図3】本実施形態におけるユーザ端末の構成例を示す図である。
図4】本実施形態における画像DBの構成例を示す図である。
図5】本実施形態におけるレシピ検索支援方法のフロー例を示す図である。
図6】本実施形態における画面の例を示す図である。
図7】本実施形態におけるレシピ検索支援方法のフロー例を示す図である。
図8】本実施形態における画面の例を示す図である。
図9】本実施形態における画面の例を示す図である。
図10】本実施形態における画面の例を示す図である。
図11】本実施形態における画面の例を示す図である。
図12】本実施形態における画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
<レシピ検索支援装置を含むネットワーク構成>
以下に本開示の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態のレシピ検索支援装置10およびユーザ端末20を含むネットワーク構成例の図である。
【0028】
本実施形態におけるレシピ検索支援装置10は、インターネットなどのネットワークNWにおいてレシピサイトを公開するWEBサーバ自体またはそれと協働するサーバである。なお、レシピサイトの具体的な例としては、例えば、ユーザの作成したレシピの投稿を受け付けて公開するレシピ投稿サイト、或いは、一般的なSNS(Social Networking Service)等を想定しうるが、勿論これらに限定しない。
【0029】
いずれにしてもレシピサイトのユーザらは、ユーザ端末20を操作して上述のレシピサイトにアクセスして、レシピやその使用レポートの投稿や閲覧を実行しているものとする。そのため、本実施形態におけるユーザは、レシピを投稿する投稿者と、そうしたレシピを閲覧して使用し、その使用レポートを投稿する投稿者、また、それらレシピや使用レポートを閲覧する閲覧者、のいずれの概念も含むものとする。
【0030】
レシピ検索支援装置10の記憶手段(後述する記憶部11)には、時間経過とともに数多くのレシピやその使用レポートが蓄積されていく。上述のレシピサイトの熱心なユーザであるほど、レシピや使用レポートの投稿を行い、また、そうして形成された膨大なレシピ群の中から、丹念に所望のレシピやその使用レポートを探索して利活用することになる。
【0031】
ただし、本実施形態のレシピ検索支援技術が適用されていない環境下、すなわち従来の状態でレシピ検索を行うとしても、料理名や使用食材といった単純で固定的な概念でのキーワード検索しか行えない。一方で、膨大な数のレシピは様々なユーザにより、また、様々な観点で投稿されたもので、同様の料理に関するものであったとしても、料理名称や食材名、利用目的、想定シーンなどの記述や有無に規則性や一貫性が無い状況も多い。
【0032】
そのため、上述のごとき単純なキーワード検索を行った場合、検索者たるユーザにとって、その検索結果が示すレシピは、完成イメージがつかないケースや、シーンや用途などの重要な特徴が判然としないケースが多く生じることになる。
【0033】
そこで本実施形態では、本発明のレシピ検索支援技術を採用することで、レシピサイトにおいて、真にユーザ所望の適宜なレシピを効率的に検索可能とするものとする。
【0034】
なお、本実施形態におけるユーザ端末20は、ネットワークNWへの適宜な通信機能を備えた、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC等を想定できる。このネットワークNWは、インターネットやLAN(Local Area Network)の他、近距離無線通信用の通信回線であってもよい。
【0035】
また、ユーザ端末20の保持するソフトウェアの一例としては、携帯端末上で動作するモバイルアプリケーションすなわちアプリを想定できる。このアプリは、レシピ検索支援装置10が公開するレシピサイトでのブラウジング機能を介した、レシピや使用レポートの閲覧やユーザによる投稿動作を可能とするものである。
【0036】
こうしたユーザ端末20を操作する者は、当該ユーザ端末20を介してレシピサイトにアクセスする。そして、所望の投稿等を閲覧して自身の活動の参考にすることとなる。例えばユーザは、他ユーザのレシピや使用レポートを参照し、調理に必要な食材を揃え、自身で調理を行う。
【0037】
また、こうしたユーザは、参照しレシピを基に料理を作ったことやそのレシピの良否を報告すべく、レシピサイトにて提供されるレポート機能を利用し、ユーザ端末20にて格納されている写真等をコメントとともに投稿する。こうした投稿には、完成した料理の写真を添付することが必須となっており、レシピ作者の許可の下、当該レシピのページに反映されることとなっている。
【0038】
<レシピ検索支援装置の構成>
本実施形態におけるレシピ検索支援装置10の構成は、図2に示すように、記憶部11、メモリ12、演算部13、および、通信部14、を備える。
【0039】
このうち記憶部11は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)といった不揮発性記憶素子で構成される。
【0040】
記憶部11には、本実施形態のレシピ検索支援装置10として必要な機能を実装する為のプログラム17に加え、レシピDB120が少なくとも記憶されている。このうちレシピDB120は、レシピサイトのWEBサーバとして当然ながら、ユーザから投稿されたレシピや使用レポートを管理するデータベースである。
【0041】
メモリ12は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶素子で構成される。メモリ12は、演算部13がプログラム17を読み出して実行し、必要な機能部を実装する際に利用する記憶手段となる。
【0042】
また、演算部13は、記憶部11に保持されるプログラム17をメモリ12に読み込んで実行し、レシピ検索支援装置として必要な機能を実装するCPU(Central Processing Unit)を想定する。ここで実装される機能は、一般的なレシピサイトにおけるWEBサーバの機能に加えて、後述する情報格納部120及び情報出力部101の各機能を含むものとなる。
【0043】
また、通信部14は、ネットワークNWと接続して、ユーザ端末20など他装置との通信処理を担うNIC(Network Interface Card)等を想定する。
【0044】
<ユーザ端末の構成>
続いて、本実施形態におけるユーザ端末20の構成例について説明する。図3は、本実施形態におけるユーザ端末20の構成例を示す図である。本実施形態のユーザ端末20は、図3で示すように、記憶部21、メモリ22、演算部23、入力部24、出力部25、通信部26、および、カメラユニット27を備える。
【0045】
このうち記憶部21は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)といった不揮発性記憶素子で構成される。
【0046】
記憶部21には、本実施形態のユーザ端末として必要な機能を実装する為のプログラム210として、アプリ211が少なくとも記憶されている。このアプリ211は、既に述べたように、レシピサイトでのブラウジング機能を介した投稿の閲覧や投稿(他者の投稿の使用レポートの投稿含む)を可能とするものである。
【0047】
また、記憶部21には、本ユーザ端末20のカメラユニット27で撮影された画像を格納する写真フォルダが実装されている。この写真フォルダは、記憶部21において保持され、レシピや使用レポートの投稿に伴い、レシピ検索支援装置10にアップロードされる。
【0048】
なお、図示は省略するが、記憶部11には、ユーザ端末20を保持するユーザの識別情報である会員情報が格納されているものとする。この会員情報は、レシピサイトの運営者が提供する会員サービスにおいて、登録ユーザに発行され、ユーザを一意に特定する会員番号、ユーザ属性などが含まれている。なお、メモリ22は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶素子で構成される。
【0049】
また、演算部23は、記憶部21に保持されるプログラム210をメモリ22に読み込んで実行し、ユーザ端末として必要な機能を実装するCPU(Central Processing Unit)を想定する。
【0050】
また、入力部24は、ユーザからのキー入力や音声入力を受け付けるキーボードやマウス、キーパッド、タッチパネル、マイク等を想定する。また、出力部25は、処理データの表示を行うディスプレイ等を想定する。
【0051】
また、通信部26は、ネットワークNWと接続して、レシピ検索支援装置10など他装置との通信処理を担うNIC(Network Interface Card)等を想定する。
【0052】
また、カメラユニット27は、スマートフォンなどに一般的に備わるデジタルカメラユニットであり、ユーザ端末20のユーザからの指示を受けて、被写体のイメージを光学系で取り込んで撮像し、写真画像のデータすなわち画像データを取得するユニットを想定する。ここで取得した画像データは、記憶部21に格納される。
【0053】
<データの具体例>
次に、本実施形態のレシピ検索支援装置10が利用するデータベースについて説明する。図4に、本実施形態におけるレシピDB120のデータ構成例を示す。レシピDB120は、レシピサイトで公開するレシピやその使用レポートを格納したデータベースである。
【0054】
なお、ここで格納・管理されるレシピは、ユーザ端末20のユーザが投稿したものに限定せず、レシピサイトの運営者やその関係者等により投稿されたもの、或いは、レシピサイトの運営者から依頼を受けた料理研究家や飲食店(のシェフ)により投稿されたもの、なども対象となりうる。
【0055】
本実施形態におけるレシピDB120の構造は、例えば、レシピを一意に示すレシピIDをキー項目として、当該レシピの料理ジャンル、タイトル、料理内容、ファイル名(格納先アドレスであってもよい)、使用レポート、使用レポートに付与されたハッシュタグ(特徴情報)といったデータを対応づけたレコードの集合体となっている。
【0056】
上述のデータ項目のうち、ハッシュタグは、レシピ検索支援装置10が、使用レポートを投稿するユーザ端末20から受けつけたものであり、使用レポートの対象となったレシピに関してユーザが付与した特徴情報である。この特徴情報は、図示するように、「離乳食」、「ダイエット」、「離乳食にも」、「お弁当」、などといった、そのレシピに基づき作られる料理の目的を示すものや、「砂糖控えめ」、「手づかみOK」、「低カロリー」、などといった、そのレシピに基づき作られる料理の性質や取扱い方法などを示すものなど種々想定される。
【0057】
<レシピ検索支援方法:特徴情報の取得フロー>
続いて、本実施形態におけるレシピ検索支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明するレシピ検索支援方法に対応する各種動作は、例えば、レシピ検索支援装置10やユーザ端末20が実行するプログラムにより実装される。また、プログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
【0058】
図5は、本実施形態におけるレシピ検索支援方法のフロー例を示す図である。ここでは、レシピ検索支援装置10におけるレシピDB120の生成に関する一連の流れについて説明する。ただし、レシピ投稿に伴うものではなく、レシピサイトでのレシピ閲覧とその利用に応じた使用レポートの投稿に伴うものを想定する。
【0059】
この場合、レシピ検索支援装置10の情報格納部100は、ユーザ端末20によるレシピサイトへのアクセスに際し、当該レシピサイトで公開中のレシピに関する使用レポートの投稿要求を受けた場合、使用レポートの投稿画面(図6の画面G10)をユーザ端末20に配信する(s1)。
【0060】
この使用レポートの投稿画面G10では、使用レポートの投稿を行うユーザが実際に調理で使用した食材や調理器具、および調理途中の様子、完成時の料理、といった画像をユーザ端末20の記憶部21からアップロードするインターフェイスG101が表示される。
【0061】
ユーザは、ユーザ端末20を操作してこのインターフェイスG101をタップし、ユーザ端末20の記憶部21で保持する画像データから適宜なものを選択することとなる。なお、「おすすめポイントを書く」欄G102は、ユーザによる感想などコメントを受けつけるインターフェイスである。さらに、ハッシュタグ記入欄G103は、ハッシュタグとして対象レシピに紐付けるべきと、ユーザが感じたレシピの特徴、おすすめの使用目的などの説明記入を受けつけるインターフェイスである。
【0062】
続いて、レシピ検索支援装置10の情報格納部100は、上述の投稿画面G10を通じて、ユーザ端末20で入力された画像データや、おすすめポイント、及びハッシュタグの各値を取得し、これらをレシピDB120に格納し(s2)、処理を終了する。
【0063】
上述のs2の処理により、レシピDB120は、使用レポート及びハッシュタグの各欄に値が設定されることになる。図4のレシピDB120の例であれば、レシピID「r001」なるレシピについて、使用レポート「R001-01.dat」、及びハッシュタグ「離乳食」、「砂糖控えめ」、「手づかみOK」の各値が紐付いた状態となった。なお、使用レポートのファイルは、当該使用レポートの投稿者がアップロードした画像、おすすめポイント欄の記入内容、及びハッシュタグの各値が含まれるものとする。
【0064】
<レシピ検索支援方法:レシピ検索のフロー>
図7は、本実施形態におけるレシピ検索支援方法のフロー例を示す図である。ここでは、情報出力部101による処理の流れについて説明する。
【0065】
この場合、レシピ検索支援装置10の情報出力部101は、ユーザ端末20のアプリ211におけるユーザのレシピ検索要求を受けて、検索画面(図8の画面G20参照)を配信する(s10)。
【0066】
この画面G20は、検索キーワードの入力欄G201を少なくとも備えている。検索キーワードの入力欄G201に入力されるのは、料理名やジャンル、使用食材といったものに加えて、当該ユーザが指向する料理の使用目的や使用状況などを示す特徴的な語彙が含まれうる。図8の例では、「離乳食手づかみ」なるキーワードが入力された状態を示している。
【0067】
つまり、このユーザは、乳幼児が手づかみで食べられる離乳食、のレシピを求めている者である。一方、具体的な料理ジャンルや料理名、使用食材については未知であるか、或いは判断しきれておらず、ともかく目的に合致する料理のレシピを幅広く探し求めている状態であるとも言える。
【0068】
従来のレシピ検索技術であれば、「離乳食」というキーワードをタイトルに含むレシピのみが検索され、ユーザに提示される可能性が高い。一方、本実施形態のレシピ検索支援装置10であれば、特徴情報として「離乳食手づかみ」と一致するハッシュタグが紐付いたレシピや使用レポート、または「離乳食」、「手づかみ」のハッシュタグが紐付いたレシピや使用レポート、をレシピDB120にて特定し提示することになる。
【0069】
続いて、レシピ検索支援装置10の情報出力部101は、s10において検索画面G20を介し検索キーワード「離乳食手づかみ」を取得し、この検索キーワードに一致するハッシュタグ(特徴情報)が紐付いたレコードを、レシピDB120で検索する(s11)。
【0070】
上述の検索で、情報出力部101は、「離乳食手づかみ」なるハッシュタグが紐付いたレコードをレシピDB120で特定できた場合(s12:Y)、このハッシュタグ(すなわち特徴情報)と紐付いたレシピ及びその使用レポートの少なくともいずれかをレシピDB120から抽出する(s13)。
【0071】
また、情報出力部101は、s13で抽出したレシピ及びその使用レポートの一覧を、ユーザ端末20に配信し(s14)、処理を終了する。この一覧は、図9の画面G30で示すように、ハッシュタグ「離乳食手づかみ」に紐付く使用レポートの一覧G301を画面上部に、また、当該使用レポートの対象となったレシピの一覧G302を画面下部に配置し出力する。
【0072】
なお、図9の例では、「離乳食」と「手づかみ」の語彙両方をハッシュタグとして紐付けたレシピ及び使用レポートを検索した際の画面となっているが、説明の便宜上、「離乳食手づかみ」なるハッシュタグに紐付いたレシピ及び使用レポートを配置したものと読み替えるものとする。
【0073】
こうした配置は、図12の画面G60で示すように、1つの使用レポートとその対象となった1つのレシピとを表示する画面構成においても採用できる。
【0074】
他方、上述の検索で、情報出力部101は、「離乳食手づかみ」なるハッシュタグが紐付いたレコードをレシピDB120で特定できなかった場合(s12:N)、例えば、形態素解析アルゴリズムによって、検索キーワードから1または複数の語彙を抽出し、当該語彙を含むハッシュタグを、レシピDB120で検索する(s15)。「離乳食手づかみ」の場合、「離乳食」と「手づかみ」に各語彙が抽出され、この各語彙に関して上述の検索を実行することになる。
【0075】
なお、形態素解析アルゴリズムは、NWを介して外部サービスから呼び出して使用するか、或いは、情報出力部101が予め利用可能に保持しているものとする。
【0076】
続いて、情報出力部101は、上述の語彙ごとに、当該語彙と紐付いたレシピ及び使用レポートの少なくともいずれかの一覧を生成して、ユーザ端末20に出力し(s16)、処理を終了する。この場合の一覧の例としては、図10の画面G40に示すものとなる。
【0077】
画面G40では、「離乳食」または「手づかみ」のいずれかの語彙を含むハッシュタグである、「手づかみ食べ」、「離乳食手づかみ」、及び「離乳食後期」の3つについて、それぞれのハッシュタグG401~G403が紐付いている使用レポートの一覧を、当該使用レポートの画像データ一覧G410として構成している。
【0078】
なお、図10の例では、「離乳食手づかみ」なるハッシュタグが特定できている状態も含む例について示している。よって図9の画面G30に代えてこの画面G40をs15で配信するとしてもよい。
【0079】
図10の画面G40の状態では、ハッシュタグ「手づかみ食べ」G401に紐付いた使用レポートの画像データ一覧G410が表示されている。また、各使用レポートの下部には、「手づかみ食べ」と、それ以外に紐付いているハッシュタグG405の値も配置し、当該使用レポートがどのような特徴をもったレシピに関するものか明示した形態となっている。勿論、情報出力部101は、こうした各ハッシュタグの値を、レシピDB120のハッシュタグ欄から抽出しているものとする。
【0080】
なお、情報出力部101は、図10の画面G40で示すように、ハッシュタグG401~G403を画面上の横方向に列挙表示させる形態で、また、当該ハッシュタグに紐付いた使用レポート(および/またはレシピ)の画像データ一覧G410の上部に配置して出力するものとする。
【0081】
なお、この「手づかみ食べ」、「離乳食手づかみ」、及び「離乳食後期」の3つのハッシュタグG401~G403のそれぞれは選択可能に表示されている。または、画像データ一覧G410は画面上での左右へのスライド動作を受け付ける形態で表示されている。
【0082】
そのため、例えば、画像データ一覧G410に含まれる使用レポートの画像のうち、「幼児食」、「手づかみ食べ」のハッシュタグが付与されている画像へのタッチ動作、すなわち選択動作が行われた場合、情報出力部101は、この選択の対象となった使用レポートとこの使用レポートの対象となったレシピの各情報を、レシピDB120から読み出し、これをユーザ端末20に配信することになる。
【0083】
その際の、ユーザ端末20での画面G50は図11に例示している。ここで示すように、画面G50の上部は使用レポート、下部はその対象となったレシピ、の各情報を配置した構成である。
【0084】
また、情報出力部101は、画面G40において、画像データ一覧G410(またはハッシュタグG401~G403の列挙表示部分)に対する、左右のうち例えば左方向へのスライド動作を受け付けた場合、図11の画面G50で示すように、列挙表示したハッシュタグG401~G403のうち、スライド動作前に出力中の画像データ一覧G410に対応するハッシュタグである、「離乳食手づかみ」からみて左方向に隣接するハッシュタグ「手づかみ食べ」について使用レポートの画像一覧G510を出力するよう画面遷移させる。勿論、この使用レポートの画像一覧G510に対して、その対象であるレシピの一覧をあわせて表示するとしてもよい。
【0085】
情報出力部101は、この画像一覧G510において、ハッシュタグ「幼児食」、「手づかみ食べ」が付与された画像G505に対する、ユーザによる選択動作を受けた場合、この画像G505に対応する使用レポートと、その使用レポートの対象となるレシピの情報をレシピDB120から抽出し、これを図12の画面60としてユーザ端末20に配信し、処理を終了することになる。
【0086】
以上、本開示を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本開示はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。こうした本実施形態によれば、ユーザは自身の関心あるレシピを効率的に検索することが可能である。また、一つのテーマ(例:バナナ)に関連する各ハッシュタグ(例:砂糖なし等)に紐づくコンテンツについて、横断的な検索・表示を可能とするインターフェイスを提供できる。ひいてはレシピサイトにおいて、真にユーザ所望の適宜なレシピを効率的に検索可能となる。
【0087】
なお、レシピ検索支援装置を構成する各機能を実現するためのプログラムを、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、指示することによって、本実施形態のレシピ検索支援方法を実現するとしてもよい。
【0088】
具体的には、当該プログラムは、情報処理装置において、レシピサイトで公開するレシピ情報を記憶部で保持し、前記レシピサイトにおいて、ユーザによるレシピの使用レポートを受け付ける際、当該レシピの特徴情報の入力を受け付け、前記レシピ及び前記使用レポートと前記特徴情報とを紐付けて前記記憶部に格納する処理と、前記レシピサイトにおいてレシピ検索の要求を受け付けた場合、当該要求が含む検索キーワードに一致する特徴情報を前記記憶部にて探索して、前記特徴情報と紐付いた前記レシピ及び前記使用レポートの少なくともいずれかを出力する処理、を実行させる動作をコンピュータによって実現するためのプログラムである。
【0089】
ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM、USBメモリ等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクやSSD等の記憶装置のことをいう。
【0090】
さらに「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。
【0091】
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
【符号の説明】
【0092】
10 レシピ検索支援装置
11 記憶部
12 メモリ
13 演算部
14 通信部
17 プログラム
100 情報格納部
101 情報出力部
120 レシピDB
20 ユーザ端末
21 記憶部
22 メモリ
23 演算部
24 入力部
25 出力部
26 通信部
27 カメラユニット
211 アプリ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12