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▶ 伏見 公孝の特許一覧

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  • 特開-連段式水力発電システム 図1
  • 特開-連段式水力発電システム 図2
  • 特開-連段式水力発電システム 図3
  • 特開-連段式水力発電システム 図4-1
  • 特開-連段式水力発電システム 図4-2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022131987
(43)【公開日】2022-09-07
(54)【発明の名称】連段式水力発電システム
(51)【国際特許分類】
   F03B 7/00 20060101AFI20220831BHJP
【FI】
F03B7/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021067996
(22)【出願日】2021-02-26
(71)【出願人】
【識別番号】519138896
【氏名又は名称】伏見 公孝
(72)【発明者】
【氏名】伏見 公孝
【テーマコード(参考)】
3H072
【Fターム(参考)】
3H072AA02
3H072CC31
3H072CC71
(57)【要約】      (修正有)
【課題】自然エネルギを活用した水力発電システムを提供する。
【解決手段】水の流れを滑り台状に、トンネル掘削によってその角度を20度~30度の高角度に、特殊な地形によっては、30度を超えた角度で設定し、トンネルの内部に水路を複数設け、発電設備すなわちタービンを大量に設置し、その間隔は2メートル・4段を目安として、ローラー式滑り台状に、数十メートルから数十キロメートル敷き並べる構造とする。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
[山間にトンネルを高角度に建設]
申請する「連段式水力発電システム」の基本的課題は、水の流れを滑り台状に、高角度にしなければ目的が達成出来ない。よってトンネル掘削およびその角度を20度~30度を目安とし、特殊な地形によっては、30度を超えた角度で掘削すること。
(先に特許申請の「日本の技術結集発電システム」と同一)
【請求項2】
[トンネル内に水路とタービンを多段に設置]
トンネルの内部に水路を複数設け、発電設備すなわちタービンを大量に設置すること。
その間隔は2メートル・4段を目安として、ローラー式滑り台状に、数十メートルから数十キロメートル敷き並べる構造とする。
(先に特許申請の「日本の技術結集発電システム」の5倍増)
【請求項3】
[トンネル内に複数の水路を設置]
水路は、滑り台状とするが、複数・多段式の為、脱着・交換などメンテナンスを考え、ラックに瓦類似のパネル連結組み立て式の滑り台水路を造るものとする。
(先に特許申請の「日本の技術結集発電システム」の4倍増)
【請求項4】
[タービンは横棒型の水車・一体型]
タービンは、横棒状の水車と連結した構造とし、中芯部に発電のコイルを配置し、プラス・マイナスの間隔を自転車のベアリングを採用することで、抵抗の無い回転という一石二鳥の効果を求める。タービンの幅は約1~2メートル、羽根を付けた太さは直径1メートル程度とした一部鋼板入りの強化プラスチック製とし、人力で運搬・脱着が可能な軽量化を図ったものとする。
(20キログラムを目標とし、クレーンの使用を省略する)
【請求項5】
[トンネル内にアブト式電車]
トンネルの中央部には、発電システム全体のメンテナンスを考えアブト式状の線路と、クレーンと階段を搭載したトロッコ型電車を使用する。別にトロッコ式客車も運用可能にする。
(先に特許申請の「日本の技術結集発電システム」と同一)
【請求項6】
[川の流れに揚水システムをプラス]
トンネルの山上部および下部市街地には貯水槽・浄化設備を設け、揚水式発電所のシステムとなるが、基本は自然の川の流れにプラスして、水流を安定して確保するのであって、上はダムに接続し、ダムの水が枯れたら補給出来る機能を併せ持つものである。
(発電の為の水路の水深は5センチ程度で済み、節水型である)
【請求項7】
[水車に水道蛇口加圧噴射]
各タービン毎に、水道管蛇口を設置、水車の逆側からも水圧を掛けて回転をアップし、発電能力を高める装置を追加する。
(トンネル内の水路の角度が確保されれば、解決する)
【請求項8】
[発電機内に加圧乾風送風]
発電機には収納カバーボックスを設け、水で濡れることの無いよう加圧した乾風の送風機を設置する
(羽根に追加して区切り盤を設けたことで、解決済み)
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
エネルギー工学
【背景技術】
【0002】
トンネル掘削技術(新幹線を通す等、山中直線くり貫き技術)
水力発電技術(水力・揚水発電およびダム湖の根本的疑問)
風力発電技術(天空での小型発電機→軽量化)
原子力発電技術(燃料棒の装脱着技術等のメンテナンス方法)
遊具滑り台原理(ローラー式滑り台のローラーを発電機化)
皇居の石垣門・巨石運搬技術(水の力と、その活用)
自転車の車輪のベアリング使用技術(抵抗の削減と隙間)
古来の水車技術(縦細型・車輪型を横幅広型に水圧効果工夫)
登山電車の技術(アブト式ケーブルカーでメンテナンス車を)
自然の力・水(日光華厳の滝から神橋の下を流れる大谷川)
芝増上寺の地蔵様子供風車(少しの風で回る、軸の回転量)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】
【特許文献2】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】工業所有権電子情報化センターの受付番号:11900590015 「日本の技術結集発電システム」(新型揚水発電システム)
【非特許文献2】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
1、資源のない国「日本」に、新・自然エネルギーを提案する。
2、世界に自然エネルギーを提供し、地球温暖化を悔い止める。
3、石油をドルで買い、アメリカに中近東武器輸出でドルの回収をさせる日本人の平和・経済感覚(間接的戦争加担)への警鐘。
4、脱炭素ゼロ社会に寄与する。
5、中国の二酸化炭素排出ゼロ目標の中国の電気料は10円/kw、日本は12~14円→水素発電では100円/kwが予想され、中国の安さで日本の産業・経済が赤字・壊滅。これに対処。
(中国は地震リスクのない原子力を増設し、砂漠の緑化による相殺が可能で、二酸化炭素排出ゼロを達成出来る。)
【課題を解決するための手段】
1、既存の技術を取り入れ結集した連段式水力発電所を沢山建設する。
2、この方式により、石油の輸入・燃焼化での使用を削減する。
3、電力会社が手に負えないなら、地方自治体がファンドを活用してエネルギーの地産地消を掲げ・地元電力企業を創建し、地元雇用を生み出して、日本の産業構造を改革・活性化して貰いたい。
(先に特許申請の「日本の技術結集発電システム」と同一)
【発明の効果】
1、建設費はかかるが、燃料費が無い為、エネルギー原価の調節で人件費の安い世界と伍して戦える産業構造改革を実現出来る。
日本の経済構造も根本から安定、脱石油・脱原発にも貢献する。
2、日本の石油輸入・支出は減り、アメリカのドル回収必要性は減り、世界平和への支出貢献がより可能となる。
3、電気エネルギーを、ヨーロッパ・ロシアに供給することが出来れば、日ロ交渉は1855年の日露通好条約の原点に戻らせ、南樺太を日本に要求、新幹線を樺太経由でロシアを東西に横断・配電網も併設、プーチン以外の民主化したロシア人数百万人の日本への就業・渡航を可能にする(これこそが本当の日ロ平和条約)。
(先に特許申請の「日本の技術結集発電システム」と同一)
【図面の簡単な説明】
図1】立面図:トンネル内立面図(断面の構成・設備配置)。水路を左右8系に、タービンも8基に増やす。
図2】鳥瞰図:パネル瓦状組み立て式ステンレス水路とタービンの外観。コンクリート造りの水路ではなく、水深5cmで発電出来る水路。ステンレス製品の活用。
図3】タービン外観図:発電機と羽根が連結した横型水車の構造を提案。水車と言えば田舎の木製・縦型水車を想像しますが、軸の回転数こそ発電機の機能発揮に重要。
図4】タービンの中心と円筒管の図:タービンの構造。既存の原子力・火力・風力では回転機と発電機が巨大で別々なものです。連段式水力発電では1個の部品で省力化・軽量化が特徴です。
【発明を実施するための形態】
(1)電力会社10社と、電気メーカー、建設業界、タービン製造、重工業各社、地方自治体の連合体で、国家事業として建設する必要。
(2)地方銀行と地方自治体連合による地場産業として開発。
【産業上の利用可能性】
1、日本全体に電気エネルギーを提供する。
2、脱石油、脱原子力によるエネルギー製造の転換。自給自足化。
3、自動車産業を主とする日本の産業のオール電化(無公害化)。
図1
図2
図3
図4-1】
図4-2】