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特開2022-132060適正アイコン提案装置、適正アイコン提案方法および適正アイコン提案プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022132060
(43)【公開日】2022-09-07
(54)【発明の名称】適正アイコン提案装置、適正アイコン提案方法および適正アイコン提案プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04817 20220101AFI20220831BHJP
   G06F 8/34 20180101ALI20220831BHJP
【FI】
G06F3/0481 170
G06F8/34
【審査請求】未請求
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021182970
(22)【出願日】2021-11-10
(31)【優先権主張番号】P 2021030114
(32)【優先日】2021-02-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】398040527
【氏名又は名称】株式会社オービック
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】吉井 聡
(72)【発明者】
【氏名】馬場 健人
(72)【発明者】
【氏名】上野 剛光
【テーマコード(参考)】
5B376
5E555
【Fターム(参考)】
5B376BC45
5E555AA05
5E555AA59
5E555AA79
5E555BA02
5E555BA03
5E555BA05
5E555BA06
5E555BA69
5E555BB02
5E555BB03
5E555BB05
5E555BB06
5E555BC17
5E555CA02
5E555CA18
5E555CB02
5E555CB72
5E555DB18
5E555DB41
5E555DC18
5E555DC22
5E555DD01
5E555DD06
5E555DD07
5E555EA03
5E555EA04
5E555EA07
5E555EA08
5E555EA11
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】画面開発において、画面上のあるテキストに対して設定するべきアイコンとして適正なものを提案することができる適正アイコン提案装置、適正アイコン提案方法および適正アイコン提案プログラムの提供を課題とする。
【解決手段】本実施形態では、(1)テキストとアイコンIDのペアを含むテキスト-アイコンペア登録データを参照して、開発中の画面に設定されたテキストと紐付くアイコンIDを取得し、(2)当該取得したアイコンIDで特定されるアイコンを表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する。
【選択図】図10
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画面開発において、画面上のあるテキストに対して設定するべきアイコンとして適正なものを提案することができる、制御部を備える適正アイコン提案装置であって、
前記制御部は、
テキストとアイコン識別データのペアを含むテキスト-アイコンペア登録データを参照して、開発中の画面に設定されたテキストと紐付くアイコン識別データを取得する第一アイコン取得手段と、
前記第一アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する第一適正アイコン提案手段と、
を備えること、
を特徴とする適正アイコン提案装置。
【請求項2】
前記テキスト-アイコンペア登録データは、アイコンの使用用途および使用場面等を記述したコメントを更に含み、
前記第一アイコン取得手段は、前記テキスト-アイコンペア登録データを参照して、前記設定されたテキストと紐付くアイコン識別データおよびコメントを取得し、
前記第一適正アイコン提案手段は、前記第一アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンおよび前記第一アイコン取得手段で取得したコメントを表示すること、
を特徴とする請求項1に記載の適正アイコン提案装置。
【請求項3】
前記テキスト-アイコンペア登録データは、テキストとアイコン識別データのペアについて有効または無効を設定するためのフラグを更に含み、
前記第一アイコン取得手段は、前記フラグとして有効を意味するものが設定された前記ペアについてのアイコン識別データのみを取得すること、
を特徴とする請求項1または2に記載の適正アイコン提案装置。
【請求項4】
前記制御部は、
画面開発において実際に使用されたテキストと画面開発において実際に使用されたアイコンに対応するアイコン識別データのペアと、画面開発においてあるテキストに対してあるアイコンが使用された回数と、を含むテキスト-アイコンペア集計データを参照して、前記設定されたテキストと紐付くアイコン識別データおよび使用された回数を取得する第二アイコン取得手段と、
前記第二アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを、前記第二アイコン取得手段で取得した使用された回数が多いものから順に表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する第二適正アイコン提案手段と、
を更に備えること、
を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の適正アイコン提案装置。
【請求項5】
前記テキスト-アイコンペア集計データは、あるテキストおよびあるアイコンのペアが使用された画面の種類を識別するための画面種類識別データを更に含み、
前記制御部は、
前記第二適正アイコン提案手段が表示したアイコンのうち、特定のアイコンが選択されると、前記テキスト-アイコンペア集計データを参照して、前記設定されたテキストおよび当該選択された特定のアイコンについてのアイコン識別データと紐付く画面種類識別データを取得し、当該取得した画面種類識別データの一覧を、前記設定されたテキストおよび当該選択された特定のアイコンが使用された画面の内訳として表示する画面内訳表示手段
を更に備えること、
を特徴とする請求項4に記載の適正アイコン提案装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記第一アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンおよび前記第二アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを併せて表示する第三適正アイコン提案手段
を更に備えること、
を特徴とする請求項4または5に記載の適正アイコン提案装置。
【請求項7】
前記制御部は、
画面開発において実際に使用されたテキストと画面開発において実際に使用されたアイコンに対応するアイコン識別データのペアと、画面開発においてあるテキストに対してあるアイコンが使用された回数と、あるテキストおよびあるアイコンのペアが使用された画面の種類を識別するための画面種類識別データと、を含むテキスト-アイコンペア集計データに基づいて、前記使用されたテキスト、前記使用されたアイコンおよび前記使用された回数の組合せを含むアイコン管理画面を表示する管理画面表示手段
を更に備えること、
を特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の適正アイコン提案装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記アイコン管理画面から所定の組合せが選択されると、前記テキスト-アイコンペア集計データを参照して、当該選択された組合せと紐付く画面種類識別データを取得し、当該取得した画面種類識別データを、前記選択された組合せ中のテキストおよびアイコンが使用された画面の内訳として表示する画面内訳表示手段
を更に備えること、
を特徴とする請求項7に記載の適正アイコン提案装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記画面内訳表示手段が、あるテキストおよびあるアイコンが使用された画面の内訳として表示した画面種類識別データのうち、特定の画面種類識別データが選択されると、当該選択された画面種類識別データで特定される画面を、前記あるテキストおよび前記あるアイコンが当該特定される画面中でどのように使用されたかをユーザが認識可能な態様で表示する使用画面表示手段
を更に備えること、
を特徴とする請求項5または8に記載の適正アイコン提案装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記画面内訳表示手段が、あるテキストおよびあるアイコンが使用された画面の内訳として表示した画面種類識別データのうち、特定の画面種類識別データが選択された上で、当該あるテキストに対して新たに使用するアイコンが選択されると、当該選択された画面種類識別データで特定される画面中で使用されていた前記あるアイコンを、当該選択された新しいアイコンへと変更する画面アイコン変更手段
を更に備えること、
を特徴とする請求項5、8または9に記載の適正アイコン提案装置。
【請求項11】
画面開発が、
ソースコードを全く書かずに行われる画面開発またはソースコードをほとんど書かずに行われる画面開発であること、
を特徴とする請求項1から10のいずれか一つに記載の適正アイコン提案装置。
【請求項12】
画面開発において、画面上のあるテキストに対して設定するべきアイコンとして適正なものを提案することができる、制御部を備える情報処理装置で実行される適正アイコン提案方法であって、
前記制御部で実行される、
テキストとアイコン識別データのペアを含むテキスト-アイコンペア登録データを参照して、開発中の画面に設定されたテキストと紐付くアイコン識別データを取得する第一アイコン取得ステップと、
前記第一アイコン取得ステップで取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する第一適正アイコン提案ステップと、
を含むこと、
を特徴とする適正アイコン提案方法。
【請求項13】
画面開発において、画面上のあるテキストに対して設定するべきアイコンとして適正なものを提案することができる、制御部を備える情報処理装置に実行させるための適正アイコン提案プログラムであって、
前記制御部に実行させるための、
テキストとアイコン識別データのペアを含むテキスト-アイコンペア登録データを参照して、開発中の画面に設定されたテキストと紐付くアイコン識別データを取得する第一アイコン取得ステップと、
前記第一アイコン取得ステップで取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する第一適正アイコン提案ステップと、
を含むこと、
を特徴とする適正アイコン提案プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、適正アイコン提案装置、適正アイコン提案方法および適正アイコン提案プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画面の動的コントロールが必要な業務用のWeb画面を、簡単な操作で効率的に作成可能であり、また可読性や均質性にも優れたコードを生成できるWeb画面開発支援システムが開示されている(特許文献1の0007段落参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016-110206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような画面開発の分野において、図2に示すように、画面上のあるテキストに対してあるアイコンを設定する際には、同一システム内の他画面と統一性を保つ必要がある。このため、システムの全容を把握している者でなければ、統一性が保たれた適正なアイコンを設定することができないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、画面開発において、画面上のあるテキストに対して設定するべきアイコンとして適正なものを提案することができる適正アイコン提案装置、適正アイコン提案方法および適正アイコン提案プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る適正アイコン提案装置においては、画面開発において、画面上のあるテキストに対して設定するべきアイコンとして適正なものを提案することができる、制御部を備える適正アイコン提案装置であって、前記制御部は、テキストとアイコン識別データのペアを含むテキスト-アイコンペア登録データを参照して、開発中の画面に設定されたテキストと紐付くアイコン識別データを取得する第一アイコン取得手段と、前記第一アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する第一適正アイコン提案手段と、を備えること、を特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る適正アイコン提案装置においては、前記テキスト-アイコンペア登録データは、アイコンの使用用途および使用場面等を記述したコメントを更に含み、前記第一アイコン取得手段は、前記テキスト-アイコンペア登録データを参照して、前記設定されたテキストと紐付くアイコン識別データおよびコメントを取得し、前記第一適正アイコン提案手段は、前記第一アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンおよび前記第一アイコン取得手段で取得したコメントを表示すること、を特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る適正アイコン提案装置においては、前記テキスト-アイコンペア登録データは、テキストとアイコン識別データのペアについて有効または無効を設定するためのフラグを更に含み、前記第一アイコン取得手段は、前記フラグとして有効を意味するものが設定された前記ペアについてのアイコン識別データのみを取得すること、を特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る適正アイコン提案装置においては、前記制御部は、画面開発において実際に使用されたテキストと画面開発において実際に使用されたアイコンに対応するアイコン識別データのペアと、画面開発においてあるテキストに対してあるアイコンが使用された回数と、を含むテキスト-アイコンペア集計データを参照して、前記設定されたテキストと紐付くアイコン識別データおよび使用された回数を取得する第二アイコン取得手段と、前記第二アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを、前記第二アイコン取得手段で取得した使用された回数が多いものから順に表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する第二適正アイコン提案手段と、を更に備えること、を特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る適正アイコン提案装置においては、前記テキスト-アイコンペア集計データは、あるテキストおよびあるアイコンのペアが使用された画面の種類を識別するための画面種類識別データを更に含み、前記制御部は、前記第二適正アイコン提案手段が表示したアイコンのうち、特定のアイコンが選択されると、前記テキスト-アイコンペア集計データを参照して、前記設定されたテキストおよび当該選択された特定のアイコンについてのアイコン識別データと紐付く画面種類識別データを取得し、当該取得した画面種類識別データの一覧を、前記設定されたテキストおよび当該選択された特定のアイコンが使用された画面の内訳として表示する画面内訳表示手段を更に備えること、を特徴とする。
【0011】
また、本発明に係る適正アイコン提案装置においては、前記制御部は、前記第一アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンおよび前記第二アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを併せて表示する第三適正アイコン提案手段を更に備えること、を特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る適正アイコン提案装置においては、前記制御部は、画面開発において実際に使用されたテキストと画面開発において実際に使用されたアイコンに対応するアイコン識別データのペアと、画面開発においてあるテキストに対してあるアイコンが使用された回数と、あるテキストおよびあるアイコンのペアが使用された画面の種類を識別するための画面種類識別データと、を含むテキスト-アイコンペア集計データに基づいて、前記使用されたテキスト、前記使用されたアイコンおよび前記使用された回数の組合せを含むアイコン管理画面を表示する管理画面表示手段を更に備えること、を特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る適正アイコン提案装置においては、前記制御部は、前記アイコン管理画面から所定の組合せが選択されると、前記テキスト-アイコンペア集計データを参照して、当該選択された組合せと紐付く画面種類識別データを取得し、当該取得した画面種類識別データを、前記選択された組合せ中のテキストおよびアイコンが使用された画面の内訳として表示する画面内訳表示手段を更に備えること、を特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る適正アイコン提案装置においては、前記制御部は、前記画面内訳表示手段が、あるテキストおよびあるアイコンが使用された画面の内訳として表示した画面種類識別データのうち、特定の画面種類識別データが選択されると、当該選択された画面種類識別データで特定される画面を、前記あるテキストおよび前記あるアイコンが当該特定される画面中でどのように使用されたかをユーザが認識可能な態様で表示する使用画面表示手段を更に備えること、を特徴とする。
【0015】
また、本発明に係る適正アイコン提案装置においては、前記制御部は、前記画面内訳表示手段が、あるテキストおよびあるアイコンが使用された画面の内訳として表示した画面種類識別データのうち、特定の画面種類識別データが選択された上で、当該あるテキストに対して新たに使用するアイコンが選択されると、当該選択された画面種類識別データで特定される画面中で使用されていた前記あるアイコンを、当該選択された新しいアイコンへと変更する画面アイコン変更手段を更に備えること、を特徴とする。
【0016】
また、本発明に係る適正アイコン提案装置においては、画面開発が、ソースコードを全く書かずに行われる画面開発またはソースコードをほとんど書かずに行われる画面開発であること、を特徴とする。
【0017】
また、本発明に係る適正アイコン提案方法においては、画面開発において、画面上のあるテキストに対して設定するべきアイコンとして適正なものを提案することができる、制御部を備える情報処理装置で実行される適正アイコン提案方法であって、前記制御部で実行される、テキストとアイコン識別データのペアを含むテキスト-アイコンペア登録データを参照して、開発中の画面に設定されたテキストと紐付くアイコン識別データを取得する第一アイコン取得ステップと、前記第一アイコン取得ステップで取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する第一適正アイコン提案ステップと、を含むこと、を特徴とする。
【0018】
また、本発明に係る適正アイコン提案プログラムにおいては、画面開発において、画面上のあるテキストに対して設定するべきアイコンとして適正なものを提案することができる、制御部を備える情報処理装置に実行させるための適正アイコン提案プログラムであって、前記制御部に実行させるための、テキストとアイコン識別データのペアを含むテキスト-アイコンペア登録データを参照して、開発中の画面に設定されたテキストと紐付くアイコン識別データを取得する第一アイコン取得ステップと、前記第一アイコン取得ステップで取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する第一適正アイコン提案ステップと、を含むこと、を特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、画面開発において、画面上のあるテキストに対して設定するべきアイコンとして適正なものを提案することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1図1は、適正アイコン提案装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2図2は、アイコンとテキストの一例を示す図である。
図3図3は、登録済アイコン一覧画面の一例を示す図である。
図4図4は、Google Material Iconsを用いてアイコンの新規登録を行う場合の画面の一例を示す図である。
図5図5は、SVG形式を用いてアイコンの新規登録を行う場合の画面の一例を示す図である。
図6図6は、Google Material Iconsを用いてアイコンの修正登録を行う場合の画面の一例を示す図である。
図7図7は、SVG形式を用いてアイコンの修正登録を行う場合の画面の一例を示す図である。
図8図8は、テキスト-アイコンペア登録データの一例を示す図である。
図9図9は、アイコン選択のドロップダウンの一例を示す図である。
図10図10は、テキスト-アイコンペア登録データに登録済のテキスト-アイコンペアがある場合におけるアイコン表示の一例を示す図である。
図11図11は、テキスト-アイコンペア登録データに登録済のテキスト-アイコンペアがない場合におけるアイコン表示の一例を示す図である。
図12図12は、テキスト-アイコンペア集計データの一例を示す図である。
図13図13は、アイコン選択のドロップダウンの一例を示す図である。
図14図14は、テキスト-アイコンペア集計データに登録済のテキスト-アイコンペアがある場合におけるアイコン表示の一例を示す図である。
図15図15は、テキスト-アイコンペア登録データおよびテキスト-アイコンペア集計データの両方に登録済のテキスト-アイコンペアがある場合におけるアイコン表示の一例を示す図である。
図16図16は、アイコン管理画面の一例を示す図である。
図17図17は、あるテキストおよびあるアイコンのペアが使用されている画面の内訳を確認するための内訳画面の一例を示す図である。
図18図18は、受注入力画面の一例を示す図である。
図19図19は、一括変更を行う際の画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下に、本発明に係る適正アイコン提案装置、適正アイコン提案方法および適正アイコン提案プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0022】
[1.概要]
近年、ローコード開発ツールの普及により、アプリケーション開発の民主化(非ITエンジニアによるアプリケーション開発)が進んでいるが、アプリケーション開発の際には、同一システム内の統一性を保つ必要がある。例えば、画面開発の際に、「キャンセル」および「確定」のテキストについてアイコンを設定する場合において、図2に示すように、統一性が保たれた適正なアイコンを設定する必要がある。なお、本実施形態において、同一システムとは、一貫した表現や操作性が期待される画面(アプリケーション)群を指す。
【0023】
しかしながら、同一システム内の他画面と統一性を保つためには、システムの全容を把握する必要があるため、従来においては、システムの全容を把握していないユーザが、適正なアイコンを素早く選択することが困難であった。また、従来においては、画面群を横断してアイコンの使用状況を確認および修正するための容易な手段が存在しなかった。
【0024】
そこで、本実施形態においては、例えば、テキスト-アイコンのペアを、システムの全容を把握しているユーザ、または、システムの全容を決めるユーザが登録することで、他のユーザが、システムの全容を把握していなくても統一性が保たれたアイコンを選択することができるようにした。言い換えると、本実施形態においては、例えば、ローコード開発ツールを使用してアプリケーションを作成する開発者が、テキストに対するアイコンを、同一システム内の他画面と統一性が保たれた状態で、かつ、素早く選択できるようにした。
【0025】
また、本実施形態においては、例えば、画面の開発が進むにつれ、ローコード開発ツール(の画面定義データを持つデータベース)にデータが蓄積され、当該データを集計することで、統一性が保たれたアイコンを提案することができるようにした。言い換えると、本実施形態においては、例えば、アイコンを選択する際に、使用頻度を基に使用対象となりそうなアイコンを提案することができるようにした。
【0026】
そして、本実施形態においては、例えば、アイコン管理画面を提供することで、システム管理者がアイコンの使用状況を容易に確認でき、また、必要に応じて一括変更できるようにした。言い換えると、本実施形態においては、例えば、一貫性のないアイコン選択がされている場合に、システム管理者が確認および修正できるようにした。
【0027】
要するに、本実施形態においては、ローコード開発におけるボタンのアイコン選択適正化を実現した。以下、具体的な構成および動作について説明する。
【0028】
[2.構成]
本実施形態に係る適正アイコン提案装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、適正アイコン提案装置100の構成の一例を示すブロック図である。
【0029】
適正アイコン提案装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、適正アイコン提案装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
【0030】
適正アイコン提案装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。適正アイコン提案装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0031】
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、適正アイコン提案装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、適正アイコン提案装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
【0032】
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
【0033】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
【0034】
記憶部106は、例えば、テキスト-アイコンペア登録データ106aと、テキスト-アイコンペア集計データ106bと、を備えている。
【0035】
テキスト-アイコンペア登録データ106aは、提案するべきテキスト-アイコンペアを設定するためのデータである。テキスト-アイコンペア登録データ106aは、図8に示すように、例えば、テキストとアイコン識別データ(アイコンID)のペアと、アイコンの使用用途および使用場面等を記述したコメント(コメント)と、テキストとアイコン識別データ(アイコンID)のペアについて有効または無効を設定するためのフラグ(有効/無効)と、等を含む。
【0036】
図8のテキスト-アイコンペア登録データ106aにおいては、(アイコンIDではなく)アイコン画像を示しているが、これは、以下の説明の便宜上示しているものであり、実際は、テキスト-アイコンペア登録データ106aには、(アイコン画像ではなく)アイコンIDが格納されている。そして、アイコンIDとアイコン画像とは、別途、マスタやデータ等において紐付けて管理されている。なお、本段落で説明したアイコンIDとアイコン画像についての留意点については、以下のテキスト-アイコンペア集計データ106bにおいても同様である。
【0037】
テキスト-アイコンペア登録データ106aにおいて、「無効」のフラグが設定されたペアは、第一アイコン取得部102aによる取得の対象外となり、この結果、第一適正アイコン提案部102bによる提案の対象外となる。「無効」のフラグは、例えば、プリセットペアを無効化しユーザ独自のペアを追加したい場合等に使用される。また、ユーザ独自のペアを使用したい場合に、プリセットペアを消去するのではなく、フラグを一旦「無効」にしておけば、後にやはりプリセットペアを使用したい事情が発生した場合にも、プリセットペアのフラグを再度「有効」にすることで対応可能である。
【0038】
テキスト-アイコンペア登録データ106aの内容については、初期設定時はプリセットペア群を用いてもよいが、システムの全容を把握しているユーザが、または、システムの全容を決めるユーザが、登録または修正してもよい。
【0039】
続いて、テキスト-アイコンペア集計データ106bは、画面開発において実際に使用されたテキスト-アイコンペアを集計したデータである。テキスト-アイコンペア集計データ106bは、図12に示すように、例えば、画面開発において実際に使用されたテキストと画面開発において実際に使用されたアイコンに対応するアイコン識別データ(アイコンID)のペアと、画面開発においてあるテキストに対してあるアイコンが使用された回数(数)と、あるテキストおよびあるアイコンのペアが使用された画面の種類を識別するための画面種類識別データ(使用されている画面群のID)と、等を含む。前記回数(数)の集計は、自動で、かつ、定期的に(例えば、毎晩)行われる。
【0040】
制御部102は、適正アイコン提案装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
【0041】
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)テキストとアイコン識別データのペアを含むテキスト-アイコンペア登録データを参照して、開発中の画面に設定されたテキストと紐付くアイコン識別データを取得する第一アイコン取得手段としての第一アイコン取得部102aと、(2)前記第一アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する第一適正アイコン提案手段としての第一適正アイコン提案部102bと、(3)画面開発において実際に使用されたテキストと画面開発において実際に使用されたアイコンに対応するアイコン識別データのペアと、画面開発においてあるテキストに対してあるアイコンが使用された回数と、を含むテキスト-アイコンペア集計データを参照して、前記設定されたテキストと紐付くアイコン識別データおよび使用された回数を取得する第二アイコン取得手段としての第二アイコン取得部102cと、(4)前記第二アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを、前記第二アイコン取得手段で取得した使用された回数が多いものから順に表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する第二適正アイコン提案手段としての第二適正アイコン提案部102dと、(5)前記第二適正アイコン提案手段が表示したアイコンのうち、特定のアイコンが選択されると、前記テキスト-アイコンペア集計データを参照して、前記設定されたテキストおよび当該選択された特定のアイコンについてのアイコン識別データと紐付く画面種類識別データを取得し、当該取得した画面種類識別データの一覧を、前記設定されたテキストおよび当該選択された特定のアイコンが使用された画面の内訳として表示する画面内訳表示手段としての画面内訳表示部102eと、(6)前記第一アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンおよび前記第二アイコン取得手段で取得したアイコン識別データで特定されるアイコンを併せて表示する第三適正アイコン提案手段としての第三適正アイコン提案部102fと、(7)画面開発において実際に使用されたテキストと画面開発において実際に使用されたアイコンに対応するアイコン識別データのペアと、画面開発においてあるテキストに対してあるアイコンが使用された回数と、あるテキストおよびあるアイコンのペアが使用された画面の種類を識別するための画面種類識別データと、を含むテキスト-アイコンペア集計データに基づいて、前記使用されたテキスト、前記使用されたアイコンおよび前記使用された回数の組合せを含むアイコン管理画面を表示する管理画面表示手段としての管理画面表示部102gと、(8)前記画面内訳表示手段が、あるテキストおよびあるアイコンが使用された画面の内訳として表示した画面種類識別データのうち、特定の画面種類識別データが選択されると、当該選択された画面種類識別データで特定される画面を、前記あるテキストおよび前記あるアイコンが当該特定される画面中でどのように使用されたかをユーザが認識可能な態様で表示する使用画面表示手段としての使用画面表示部102hと、(9)前記画面内訳表示手段が、あるテキストおよびあるアイコンが使用された画面の内訳として表示した画面種類識別データのうち、特定の画面種類識別データが選択された上で、当該あるテキストに対して新たに使用するアイコンが選択されると、当該選択された画面種類識別データで特定される画面中で使用されていた前記あるアイコンを、当該選択された新しいアイコンへと変更する画面アイコン変更手段としての画面アイコン変更部102iと、を備えている。
【0042】
以下、[2-1]においては、テキスト-アイコンペア登録データ106aに基づくアイコンの提案について説明し、[2-2]においては、テキスト-アイコンペア集計データ106bに基づくアイコンの提案について説明し、[2-3]においては、テキスト-アイコンペア登録データ106aとテキスト-アイコンペア集計データ106bの両方に基づくアイコンの提案について説明し、[2-4]においては、アイコン管理画面に関する処理について説明する。
【0043】
なお、本実施形態において行われる画面開発は、ソースコードを全く書かずに行われる画面開発(いわゆるノーコード開発)またはソースコードをほとんど書かずに行われる画面開発(いわゆるローコード開発)であることが好ましい。
【0044】
[2-1.テキスト-アイコンペア登録データ106aに基づくアイコンの提案]
第一アイコン取得部102aは、テキストとアイコンIDのペアを含むテキスト-アイコンペア登録データ106a(図8参照)を参照して、開発中の画面に設定されたテキストと紐付くアイコンIDを取得する。
【0045】
第一アイコン取得部102aは、テキスト-アイコンペア登録データ106aが前記コメントを更に含む場合、テキスト-アイコンペア登録データ106aを参照して、前記設定されたテキストと紐付くアイコンIDおよび前記コメントを取得してもよい。
【0046】
第一アイコン取得部102aは、テキスト-アイコンペア登録データ106aが有効または無効を設定するための前記フラグを更に含む場合、前記フラグとして有効を意味するものが設定された前記ペアについてのアイコンIDのみを取得してもよい。
【0047】
第一適正アイコン提案部102bは、第一アイコン取得部102aで取得したアイコンIDで特定されるアイコンを表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する。
【0048】
第一適正アイコン提案部102bは、第一アイコン取得部102aで前記コメントを取得している場合、第一アイコン取得部102aで取得したアイコンIDで特定されるアイコンおよび第一アイコン取得部102aで取得した前記コメントを表示してもよい(図10参照)。
【0049】
[2-2.テキスト-アイコンペア集計データ106bに基づくアイコンの提案]
第二アイコン取得部102cは、画面開発において実際に使用されたテキストと画面開発において実際に使用されたアイコンに対応するアイコンIDのペアと、画面開発においてあるテキストに対してあるアイコンが使用された回数と、を含むテキスト-アイコンペア集計データ106b(図12参照)を参照して、前記設定されたテキストと紐付くアイコンIDおよび使用された回数を取得する。
【0050】
第二適正アイコン提案部102dは、第二アイコン取得部102cで取得したアイコンIDで特定されるアイコンを、第二アイコン取得部102cで取得した使用された回数が多いものから順に表示することにより、前記設定されたテキストに対して設定するべきアイコンを提案する(図14参照)。
【0051】
画面内訳表示部102eは、第二適正アイコン提案部102dが表示したアイコンのうち、特定のアイコンが選択されると、画面開発において実際に使用されたテキストと画面開発において実際に使用されたアイコンに対応するアイコンIDのペアと、画面開発においてあるテキストに対してあるアイコンが使用された回数と、使用された画面の名称と、を含むテキスト-アイコンペア集計データ106b(図12参照)を参照して、前記設定されたテキストおよび前記選択された特定のアイコンについてのアイコンIDと紐付く画面の名称を取得する。そして、画面内訳表示部102eは、当該取得した画面の名称の一覧を、前記設定されたテキストおよび前記選択された特定のアイコンが使用された画面の内訳として表示する(図17参照)。
【0052】
[2-3.テキスト-アイコンペア登録データ106aとテキスト-アイコンペア集計データ106bの両方に基づくアイコンの提案]
第三適正アイコン提案部102fは、第一アイコン取得部102aで取得したアイコンIDで特定されるアイコンおよび第二アイコン取得部102cで取得したアイコンIDで特定されるアイコンを併せて表示する(図15参照)。
【0053】
[2-4.アイコン管理画面に関する処理]
管理画面表示部102gは、画面開発において実際に使用されたテキストと画面開発において実際に使用されたアイコンに対応するアイコンIDのペアと、画面開発においてあるテキストに対してあるアイコンが使用された回数と、使用された画面の名称と、を含むテキスト-アイコンペア集計データ106b(図12参照)に基づいて、前記使用されたテキスト、前記使用されたアイコンおよび前記使用された回数の組合せを含むアイコン管理画面(図16参照)を表示する。
【0054】
画面内訳表示部102eは、アイコン管理画面(図16参照)から所定の組合せが選択されると、画面開発において実際に使用されたテキストと画面開発において実際に使用されたアイコンに対応するアイコンIDのペアと、画面開発においてあるテキストに対してあるアイコンが使用された回数と、使用された画面の名称と、を含むテキスト-アイコンペア集計データ106b(図12参照)を参照して、当該選択された組合せと紐付く画面の名称を取得し、当該取得した画面の名称を、前記選択された組合せ中のテキストおよびアイコンが使用された画面の内訳として表示する(図17参照)。
【0055】
使用画面表示部102hは、画面内訳表示部102eが、あるテキストおよびあるアイコンが使用された画面の内訳として表示した画面の名称のうち、特定の画面の名称が選択されると、当該選択された画面の名称で特定される画面を、前記あるテキストおよび前記あるアイコンが当該特定される画面中でどのように使用されたかをユーザが認識可能な態様で(例えば、四角枠で囲んで)表示する(図18参照)。
【0056】
画面アイコン変更部102iは、画面内訳表示部102eが、あるテキストおよびあるアイコンが使用された画面の内訳として表示した画面の名称のうち、特定の画面の名称が選択された上で、当該あるテキストに対して新たに使用するアイコンが選択されると、当該選択された画面の名称で特定される画面中で使用されていた前記あるアイコンを、当該選択された新しいアイコンへと変更する(図19参照)。
【0057】
[3.処理の具体例]
本項目では、本実施形態に係る処理の具体例について説明する。以下、[3-1]においては、アイコンの登録について説明し、[3-2]においては、テキスト-アイコンペア登録データ106aに基づくアイコンの提案について説明し、[3-3]においては、テキスト-アイコンペア集計データ106bに基づくアイコンの提案について説明し、[3-4]においては、テキスト-アイコンペア登録データ106aとテキスト-アイコンペア集計データ106bの両方に基づくアイコンの提案について説明し、[3-5]においては、アイコン管理画面に関する処理について説明する。
【0058】
[3-1.アイコンの登録]
本項目においては、テキスト-アイコンペア登録データ106aへのアイコンの新規登録および修正登録について、図3図7を用いて説明する。なお、本項目[3-1]において、アイコンの新規登録および修正登録を行うのは、システムの全容を把握しているユーザであるとする。
【0059】
テキスト-アイコンペア登録データ106aへのアイコンの新規登録は、例えば、プリセットペア群を用いて行うことができるが、図3に示す登録済アイコン一覧画面の上部の「追加」を選択することで、ユーザによるアイコンの追加によっても行うことができる。
【0060】
ユーザによるアイコンの追加は、例えば、図4の画面に示すようにGoogle Material Iconsを用いて行ってもよいし、図5の画面に示すようにSVG形式を用いて行ってもよいし、これら以外の方法を用いて行ってもよい。
【0061】
なお、テキスト-アイコンペア登録データ106aへのアイコンの新規登録とは、実際のアイコン画像がテキスト-アイコンペア登録データ106aに格納されることを意味するのではなく、アイコンのキーとなるランダムな文字列(以下、「アイコンID」という。)が自動生成されて、テキスト-アイコンペア登録データ106aに格納されることを意味する。
【0062】
テキスト-アイコンペア登録データ106aへ登録したアイコンの修正は、図3に示す登録済アイコン一覧画面の上部の「修正」を選択することで行うことができる。ユーザによるアイコンの修正は、例えば、図6の画面に示すようにGoogle Material Iconsを用いて行ってもよいし、図7の画面に示すようにSVG形式を用いて行ってもよいし、これら以外の方法を用いて行ってもよい。
【0063】
[3-2.テキスト-アイコンペア登録データ106aに基づくアイコンの提案]
本項目においては、テキスト-アイコンペア登録データ106aに基づくアイコンの提案について、図8図11を用いて説明する。なお、本項目[3-2]において、画面の開発を行うのは、システムの全容を把握していないユーザであるとする。また、本項目[3-2]において、テキスト-アイコンペア登録データ106aは、[3-1]で説明した方法により、システムの全容を把握しているユーザにより、図8に示す内容で予め登録されているものとする。
【0064】
まず、図9に示すように、システムの全容を把握していないユーザによって、テキストを既に設定したボタンのアイコン選択のドロップダウンが開かれる。本例では、「キャンセル」というテキストが、開発中の画面上に設定されているものとする。
【0065】
第一アイコン取得部102aは、図8のテキスト-アイコンペア登録データ106aを参照して、前記設定されたテキストである「キャンセル」と紐付くアイコンIDおよびコメント「入力内容を破棄し、画面を終了する場合に使用します。主にキャンセルボタンで使用してください。」を取得する。
【0066】
第一アイコン取得部102aがアイコンIDを取得できた場合、第一適正アイコン提案部102bは、当該取得できたアイコンを先頭に表示する。具体的には、第一適正アイコン提案部102bは、図10の画面例に四角枠MA1で囲んで示すように、第一アイコン取得部102aで取得したアイコンIDで特定されるアイコン(「cancel」のアイコン)、および、第一アイコン取得部102aで取得したコメント「入力内容を破棄し、画面を終了する場合に使用します。主にキャンセルボタンで使用してください。」を画面中に表示する。なお、デフォルト設定されているアイコンも、図10に示すように、併せて表示される。
【0067】
これに対して、第一アイコン取得部102aがアイコンIDを取得できなかった場合、デフォルト設定されているアイコンが、図11に示すように表示される。
【0068】
以上、本項目[3-2]で説明したように、本実施形態に係る適正アイコン提案装置100によれば、例えば、画面上のあるテキストに対して設定するべきアイコンとして適正なものを提案することができる。このため、画面開発を行う開発者が、システムの全容を把握していないユーザであっても、テキストに対するアイコンを、同一システム内の他画面と統一性を保った状態で、かつ、素早く選択することができる。
【0069】
また、本項目[3-2]で説明したように、本実施形態に係る適正アイコン提案装置100によれば、アイコンだけではなくコメントも併せて表示することができる。このため、画面開発を行う開発者が、システムの全容を把握していないユーザであっても、アイコンの使用用途および使用場面等を参考にしつつ採用するアイコンを決定することができるため、アイコンを、より統一性を保った状態で、かつ、より素早く選択することができる。
【0070】
[3-3.テキスト-アイコンペア集計データ106bに基づくアイコンの提案]
本項目においては、テキスト-アイコンペア集計データ106bに基づくアイコンの提案について、主に図12図14および図17を用いて説明する。なお、本項目[3-3]において、画面の開発を行うのは、システムの全容を把握していないユーザであるとする。また、本項目[3-3]においては、使用されたテキストとアイコンのペアが予め集計されて、図12に示す内容のテキスト-アイコンペア集計データ106bが予め登録されているものとする。
【0071】
まず、図13に示すように、システムの全容を把握していないユーザによって、テキストを既に設定したボタンのアイコン選択のドロップダウンが開かれる。本例では、「戻る」というテキストが、開発中の画面上に設定されているものとする。
【0072】
第二アイコン取得部102cは、図12のテキスト-アイコンペア集計データ106bを参照して、前記設定されたテキストである「戻る」と紐付くアイコンIDおよび数として、「Previous」のアイコンおよび「18」という組合せ、ならびに、「Left」のアイコンおよび「7」という組合せを取得する。
【0073】
第二アイコン取得部102cがアイコンIDを取得できた場合、第二適正アイコン提案部102dは、当該取得できたアイコンを、数の多い順に表示する。具体的には、第二適正アイコン提案部102dは、図14の画面例に四角枠MA2で囲んで示すように、数「18」に対応する「Previous」のアイコンを上に表示し、数「7」に対応する「Left」のアイコンを下に表示する。なお、デフォルト設定されているアイコンも、図14に示すように、併せて表示される。
【0074】
これに対して、第二アイコン取得部102cがアイコンIDを取得できなかった場合、デフォルト設定されているアイコンが、図11に示すように表示される。
【0075】
ここで、第二適正アイコン提案部102dが表示したアイコンのうち、例えば、図14の画面例に四角枠MA3で囲んで示すように、「Left」のアイコン(<)が、「他の画面を確認」の文字列がクリック等されることにより選択されたとする。この場合、画面内訳表示部102eは、図12のテキスト-アイコンペア集計データ106bを参照して、前記設定されたテキストである「戻る」および当該選択された「Left」のアイコン(<)と紐付く画面の内訳情報として、売上入力および受注入力等を取得する。そして、画面内訳表示部102eは、前記設定されたテキストである「戻る」および当該選択された「Left」のアイコン(<)が使用された画面の内訳として、図17に示すように、売上入力および受注入力等を表示する。
【0076】
以上、本項目[3-3]で説明したように、本実施形態に係る適正アイコン提案装置100によれば、例えば、画面上のあるテキストに対して設定するべきアイコンとして適正なものを、使用頻度の高いものから順に提案することができる。このため、画面開発を行う開発者が、システムの全容を知らないユーザであっても、より適正度の高いアイコンを選択することができる。
【0077】
また、本項目[3-3]で説明したように、本実施形態に係る適正アイコン提案装置100によれば、例えば、提案されたアイコンが使用されている画面の内訳情報を表示することができる。このため、画面開発を行う開発者が、システムの全容を知らないユーザであっても、あるテキストに対するあるアイコンがどのような画面で使用されているのかという情報も踏まえた上で、使用するべきアイコンを選択することができる。
【0078】
[3-4.テキスト-アイコンペア登録データ106aとテキスト-アイコンペア集計データ106bの両方に基づくアイコンの提案]
本項目においては、テキスト-アイコンペア登録データ106aとテキスト-アイコンペア集計データ106bの両方に基づくアイコンの提案について、図15を用いて説明する。なお、本項目[3-4]において、画面の開発を行うのは、システムの全容を把握していないユーザであるとする。また、本項目[3-4]においては、第一アイコン取得部102aおよび第二アイコン取得部102cにおいて、アイコンIDが予め取得されているものとする。
【0079】
第三適正アイコン提案部102fは、図15に示すように、第一アイコン取得部102aで取得したアイコンIDで特定されるアイコン(「Previous」のアイコン(←)であるとする)、ならびに、第二アイコン取得部102cで取得したアイコンIDで特定されるアイコン(「Previous」のアイコン(←)および「Left」のアイコン(<)であるとする)を併せて表示する。
【0080】
以上、本項目[3-4]で説明したように、本実施形態に係る適正アイコン提案装置100によれば、例えば、登録済のアイコン(テキスト-アイコンペア登録データ106aに基づく)と併せて、集計済のアイコン(テキスト-アイコンペア集計データ106bに基づく)も一画面に表示することができる。これにより、例えば、登録済のアイコンの中から、より使用頻度の高いアイコンを選択するといった対応が可能となる。
【0081】
[3-5.アイコン管理画面等]
本項目においては、アイコン管理画面等の表示について、主に図16図19を用いて説明する。なお、本項目[3-5]において、アイコン管理画面の確認をするのは、典型的には、システムの全容を把握しているユーザ(例えば、システム管理者)であるが、システムの全容を把握していないユーザであってもよい。また、本項目[3-5]においては、テキスト-アイコンペア集計データ106bは、図12に示す内容で登録されているものとする。
【0082】
管理画面表示部102gは、図12のテキスト-アイコンペア集計データ106bに基づいて、使用されたテキスト、使用されたアイコンおよび使用された回数の組合せを含む図16に示すアイコン管理画面を表示する。これにより、ユーザは、テキストとアイコンのペア毎に、使用された回数が何件であるかを一覧で確認することができる。
【0083】
このように、本実施形態に係る適正アイコン提案装置100によれば、例えば、テキストとアイコンのペアの実際の使用状況を一覧で確認することができる。
【0084】
続いて、表示された図16のアイコン管理画面において、四角枠MA4で囲んで示す箇所が選択されることにより、テキスト「戻る」およびアイコン「<」についての件数「7」が選択されたとする。この場合、画面内訳表示部102eは、図12のテキスト-アイコンペア集計データ106bを参照して、前記選択されたテキスト「戻る」および前記選択されたアイコン「<」と紐付く画面の内訳として、売上入力および受注入力等を取得する。そして、画面内訳表示部102eは、前記選択されたテキスト「戻る」および前記選択されたアイコン「<」が使用された画面の内訳として、図17に示すように、売上入力および受注入力等を表示する。
【0085】
このように、本実施形態に係る適正アイコン提案装置100によれば、例えば、あるテキストとあるアイコンのペアが使用されている画面名のリストを確認することができる。
【0086】
続いて、表示された図17の内訳画面において、四角枠MA5で囲んで示す箇所が選択されることにより、受注入力が選択されたとする。この場合、使用画面表示部102hは、図18に示すように、受注入力画面(受注入力の設定画面)を、前記選択されたテキスト「戻る」および前記選択されたアイコン「<」が当該受注入力画面中でどのように使用されたかをユーザが認識可能な態様で表示する。図18に四角枠MA6で囲んで示すように、受注入力の設定画面においては、前記選択されたテキスト「戻る」および前記選択されたアイコン「<」は、「<戻る」というレイアウトで使用されていたことがわかる。
【0087】
このように、本実施形態に係る適正アイコン提案装置100によれば、例えば、画面中で、アイコンがどのように使用されているかを確認することができる。
【0088】
一方で、表示された図17の内訳画面において、図19の「いくつかの画面を選択」の画面に示すように、受注入力および見積入力の左横のチェックボックス内にチェックが入れられることにより、受注入力および見積入力の画面が選択された上で、図19の「一括変更」の画面に示すように、前記選択されたテキスト「戻る」に対するアイコンとして、「←」が新しく選択されたとする。この場合、画面アイコン変更部102iは、受注入力および見積入力の画面で使用されていた「<」のアイコンを、当該選択された新しいアイコン「←」へと一括変更する。
【0089】
このように、本実施形態に係る適正アイコン提案装置100によれば、例えば、複数画面を指定して、アイコンの一括変更をすることができる。
【0090】
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
【0091】
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
【0092】
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
【0093】
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
【0094】
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0095】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0096】
また、適正アイコン提案装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0097】
例えば、適正アイコン提案装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて適正アイコン提案装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0098】
また、このコンピュータプログラムは、適正アイコン提案装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0099】
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【0100】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0101】
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0102】
また、適正アイコン提案装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、適正アイコン提案装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0103】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0104】
本発明は、あらゆる業界および業種において有用である。
【符号の説明】
【0105】
100 適正アイコン提案装置
102 制御部
102a 第一アイコン取得部
102b 第一適正アイコン提案部
102c 第二アイコン取得部
102d 第二適正アイコン提案部
102e 画面内訳表示部
102f 第三適正アイコン提案部
102g 管理画面表示部
102h 使用画面表示部
102i 画面アイコン変更部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a テキスト-アイコンペア登録データ
106b テキスト-アイコンペア集計データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19