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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022132740
(43)【公開日】2022-09-13
(54)【発明の名称】洗浄用組成物
(51)【国際特許分類】
   A61K 8/19 20060101AFI20220906BHJP
   A61K 8/34 20060101ALI20220906BHJP
   A61K 8/86 20060101ALI20220906BHJP
   A61Q 19/10 20060101ALI20220906BHJP
   C11D 3/20 20060101ALI20220906BHJP
   C11D 1/722 20060101ALI20220906BHJP
   C11D 3/12 20060101ALI20220906BHJP
【FI】
A61K8/19
A61K8/34
A61K8/86
A61Q19/10
C11D3/20
C11D1/722
C11D3/12
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021031358
(22)【出願日】2021-03-01
(71)【出願人】
【識別番号】000113470
【氏名又は名称】ポーラ化成工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002860
【氏名又は名称】特許業務法人秀和特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】要田 萌
(72)【発明者】
【氏名】大畑 美穂
【テーマコード(参考)】
4C083
4H003
【Fターム(参考)】
4C083AB032
4C083AB441
4C083AB442
4C083AC011
4C083AC012
4C083AC111
4C083AC112
4C083AC121
4C083AC122
4C083AC181
4C083AC182
4C083AC241
4C083AC242
4C083AD272
4C083AD492
4C083BB11
4C083CC07
4C083CC23
4C083DD12
4C083EE06
4C083EE12
4H003AA03
4H003AC08
4H003AC23
4H003DA02
4H003EA21
4H003EA27
4H003EB05
4H003EB07
4H003EB40
4H003EB42
4H003ED02
4H003FA04
4H003FA16
4H003FA21
(57)【要約】
【課題】本発明は、洗浄力と、ツヤ感や保湿感のある後肌とを両立する、粘土鉱物を含む洗浄用組成物を提供する。
【解決手段】多価アルコール、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、並びに粘土鉱物を含む洗浄用組成物。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
多価アルコール、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、並びに粘土鉱物を含む洗浄用組成物。
【請求項2】
前記粘土鉱物がカオリンである、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルのHLBが9以上である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルのアルキレン基の炭素数が2~4である、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルのアルキル基又はアルケニル基の炭素数が16~24である、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルもしくはポリオキシエチレンアルケニルエーテルがポリオキシエチレンベヘニルエーテルである、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
さらに油剤を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
前記多価アルコールを組成物全体の20~95質量%含有する、請求項1~7のいずれか一項に記載の組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄用組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
クレイマスクは、粘土鉱物の吸着作用を利用して、皮膚表面から角質(垢)や皮脂、汚れ等を除去して、洗い流すものであり、肌に負担をかけずに洗浄効果が得られるとして人気がある。
一般的なクレイマスクは、多量の粘土鉱物等の粉体を固形脂に分散させてクリーム状に調製されている(特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-180062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
クレイマスクを使用した後肌は、マットな質感で、乾燥を感じやすい。そのため、後肌にツヤ感や保湿感を付与することの需要がある。
化粧料においてツヤ感や保湿感を付与する成分としては、多価アルコールが汎用されている。しかしながら、多量の粉体を含む系からは多価アルコールは吐き出されやすく、組成物が不安定化する懸念がある。
かかる状況に鑑み、本発明は、洗浄力と、ツヤ感や保湿感のある後肌とを両立する、粘土鉱物を含む洗浄用組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルを併用することで、粘土鉱物等の粉体を含む組成物に多価アルコールを安定に配合できることを見出した。その結果、粘土鉱物により優れた洗浄効果が得られるとともに、多価アルコールによりツヤ感や保湿感のある後肌が得られることに想到し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1]多価アルコール、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、並びに粘土鉱物を含む洗浄用組成物。
[2]前記粘土鉱物がカオリンである、[1]に記載の組成物。
[3]前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルのHLBが9以上である、[1]又は[2]に記載の組成物。
[4]前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルのアルキレン基の炭素数が2~4である、[1]~[3]のいずれかに記載の組成物。
[5]前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルのアルキル基又はアルケニル基の炭素数が16~24である、[1]~[4]のいずれかに記載の組成物。
[6]前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルもしくはポリオキシエチレンアルケニルエーテルがポリオキシエチレンベヘニルエーテルである、[1]~[5]のいずれかに記載の組成物。
[7]さらに油剤を含む、[1]~[6]のいずれかに記載の組成物。
[8]前記多価アルコールを組成物全体の20から95質量%含有する、[1]~[7]のいずれかに記載の組成物。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、角質、皮脂、汚れ等の除去作用により優れた洗浄効果を発揮し、かつツヤ感や保湿感のある後肌が得られる、洗浄用組成物が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の組成物は、多価アルコールを含有する。
多価アルコールとしては、2価以上であれば特に限定されないが、3価以上のものが好ましい。具体的には、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2-ブチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3-ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2-ブテン-1,4-ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6-ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等)等が挙げられる。これらのうち、グリセリン、ジグリセリンが特に好ましい。
【0009】
多価アルコールの含有量は、組成物全体の好ましくは20~95重量%、より好ましくは30~95重量%、さらに好ましくは50~95重量%である。
かかる範囲で用いることにより、組成物を使用した後肌に好ましいツヤ感と保湿感を付与しやすくなる。
【0010】
本発明の組成物は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルを含む。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルの、ポリオキシアルキレン基の繰り返し数(通常は平均)は、2~150のものが好ましい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルとしては、アルキレン基の炭素数が2~4のものが好ましい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルとしては、アルキル基又はアルケニル基の炭素数が16~24のものが好ましい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルのHLBは、9以上のものが好ましい。
【0011】
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの具体例としては、POE(20)セチルエーテル(「セテス-20」、HLB:14)、POE(30)セチルエーテル(「セテス-30」、HLB:15)、POE(20)ベヘニルエーテル(「ベヘネス-20」、HLB:13)、POE(50)オレイルエーテル(「オレス-50」、HLB:16)、POE(7)オレイルエーテル(「オレス-7」、HLB:9)、POE(20)オクチルドデカノールエーテル(「オクチルドデセス-20」、HLB:13)、POE(2)セチルエーテル(「セテス-2」、HLB:5)等が挙げられ、これらのうちPOEベヘニ
ルエーテルがより好ましく、POE(20)ベヘニルエーテルが特に好ましい。
ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルの具体例としては、POE(2)オレイルエーテル(「オレス-2」、HLB:5)、POE(3)オレイルエーテル(「オレス-3」、HLB:6)、POE(4)オレイルエーテル(「オレス-4」、HLB:7)、POE(5)オレイルエーテル(「オレス-5」、HLB:8)、POE(6)オレイルエーテル(「オレス-6」、HLB:8)、POE(7)オレイルエーテル(「オレス-7」、HLB:9)、POE(8)オレイルエーテル(「オレス-8」、HLB:10)、POE(10)オレイルエーテル(「オレス-10」、HLB:11)、POE(12)オレイルエーテル(「オレス-12」、HLB:11)、POE(15)オレイルエーテル(「オレス-15」、HLB:12)、POE(20)オレイルエーテル(「オレス-20」、HLB:13)、POE(23)オレイルエーテル(「オレス-23」、HLB:14)、POE(25)オレイルエーテル(「オレス-25」、HLB:14)、POE(30)オレイルエーテル(「オレス-30」、HLB:15)、POE(40)オレイルエーテル(「オレス-40」、HLB:16)、POE(50)オレイルエーテル(「オレス-50」、HLB:16)等が上げられる。
本発明においては、上記のものを一種又は二種以上組み合わせて用いることができる。
【0012】
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルの総含有量は、組成物全体の好ましくは0.01~2重量%、より好ましくは0.1~1.5重量%、さらに好ましくは0.3~1重量%である。
かかる範囲で用いることにより、組成物に多価アルコールと粘土鉱物とを安定に配合しやしやすくなる。
【0013】
本発明の組成物は、粘土鉱物を含む。
粘土鉱物としては、スクメタイト系のヘクトライト、ベントナイトやモントリロナイト、カオリナイト(カオリン)、イライト、マリーン粘土鉱物(海泥)、デザートローズ粘土鉱物、パスカライト、ガス―ル、タナクラクレイなどが挙げられ、これらのうちカオリナイト(カオリン)が特に好ましい。
また、粘土鉱物はその一部に有機化合物の一部を共有結合又はイオン結合を介して結合させたもの、すなわち有機変性粘土鉱物であってもよい。かかる有機化合物としては、4級アミノ基を有する化合物が挙げられる。具体的には、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ジメチルジステアリルアンモニウムクロリド等が挙げられる。
【0014】
粘土鉱物の含有量は、組成物全体の好ましくは0.1~15重量%、より好ましくは0.5~10重量%、さらに好ましくは1~5重量%である。
かかる範囲で用いることにより、組成物の安定性と優れた洗浄力とが得られやすい。
【0015】
本発明の組成物は、さらに油剤を含むことが好ましい。油剤を配合することで、組成物を適用した後肌によりツヤ感や保湿感を付与しやすくなる。
油剤としては、シリコーン油、極性油、天然油、炭化水素油等が挙げられる。
なお、油剤としては、固形脂(常温・常圧で固体のもの)の配合は妨げられないが、析出の観点から常温・常圧で流動性のあるものが好ましい。
【0016】
シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)、シクロペンタシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、カプリリルメチコン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー等が挙げられる。
【0017】
極性油としては、合成エステル油として、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、
ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12-ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ-2-エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリ-2-エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2-エチルヘキサノエート、2-エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリル、トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバチン酸ジ-2-エチルヘキシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク酸2-エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル、オクチルメトキシシンナメート等が挙げられる。
【0018】
天然油としては、アボカド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、ヒマワリ油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル等が挙げられる。
【0019】
炭化水素油としては、イソドデカン、イソヘキサデカン、スクワラン、水添ポリ(C6-12)オレフィン、水添ポリイソブテン、ワセリン等が挙げられる。
本発明においては、上記のものを一種又は二種以上組み合わせて用いることができるが、ワセリンが特に好ましい。
【0020】
油剤の含有量は、組成物全体の好ましくは0.1~5重量%、より好ましくは0.1~3重量%、さらに好ましくは0.1~2重量%である。
かかる範囲で用いることにより、組成物の安定性を損なわず、ツヤ感と保湿感をより付与しやすくなる。
【0021】
本発明の組成物は、常法により製造することができる。例えば、含有成分を任意の順番、方法で混合することで得ることができる。
【0022】
本発明の組成物は、洗浄用途に好ましく適用できる。
本発明の組成物の態様としては、化粧料(医薬部外品を含む)が好ましく、洗浄料、マスク、パックの形態が具体的に挙げられる。通常は、洗い流して用いるリーブオフの態様で用いられる。
【0023】
本発明の組成物は、本発明の効果を損なわない限りにおいて、通常化粧料に用いられる他の成分を任意に配合することができる。かかる任意成分としては、例えば、他のアルコール、エーテル、粉体、保湿剤、他の界面活性剤、金属イオン封鎖剤、パール剤、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調整剤、ビタミン類、酸化防止剤、防腐剤、水溶性高分子、香料、各種有効成分等が挙げられる。
【0024】
他のアルコールとしては、エタノール等が挙げられる。
【0025】
エーテルとしては、上記アルコールに該当するものの他、
エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等が挙げられる。
【0026】
粉体としては、球状、針状、板状等その形状は特に限定されず、例えば、無機粉末(例えば、タルク、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、アルミナ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、フッ素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロ
ン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリ(メタ)アクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、
スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、シリコーン樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四フッ化エチレン粉末、セルロース粉末等);金属石鹸(例えば、ミリスチン
酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム);無機白色顔料(例えば
、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ-酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッド雲母、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッド雲母、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β-カロチン等)等が挙げられる。
【0027】
保湿剤としては、例えば、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル-12-ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、dl-ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
【0028】
他の界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、及び非イオン性界面活性剤が挙げられる。
【0029】
アニオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等);N-アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N-ミリストイル-N-メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ-2-エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N-アシルグルタミン酸塩(例えば、N-ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N-ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N-ミリストイル-L-グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POEアルキルエーテルカルボン酸;POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α-オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N-パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0030】
カチオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N’-ジメチル-
3,5-メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベ
ンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POEアルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
【0031】
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2-ウンデシル-N,N,N-(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)-2-イミダゾリンナトリウム、2-ココイル-2-イミダゾリニウムヒドロキサイド-1-カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2-ヘプタデシル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。
【0032】
非イオン性界面活性剤としては、ポリエーテル変性シリコーン類(例えば、ポリエチレングリコール-10ジメチコン、ポリエチレングリコール-12ジメチコン等);ポリグリセリン変性シリコーン類(例えば、ポリグリセリル-3ジシロキサンジメチコン、ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン等);ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリル、モノエルカ酸グリセリル、セスキオレイン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、α,α’-オレイン酸ピログルタミン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリンリン
ゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等);グリセリンアルキルエーテル等の非親水性非イオン性界面活性剤が挙げられる。また、ポリグリセリン脂肪酸エステル(例えば、モノオレイン酸ポリグリセリル、モノステアリン酸ポリグリセリル等);POEソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンモノステアレート、POEソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POEソルビットモノラウレート、POEソルビットモノオレエート、POEソルビットペンタオレエート、POEソルビットモノステアレート等);POEグリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POEグリセリンモノステアレート、POEグリセリンモノイソステアレート、POEグリセリントリイソステアレート等のPOEモノオレエート等);POE脂肪酸エステル類(例えば、POEジステアレート、POEモノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POEアルキルフェニルエーテル類(例えば、POEノニルフェニルエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック(登録商標)等);POE・POPアルキルエーテル類(例えば、POE・POPセチルエーテル、POE・POP-2-デシルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリセリンエーテル等);テトラ POE・テトラPOPエチ
レンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等);POEミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POEソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POEプロピレングリコール脂肪酸エステル;POEアルキルアミン;POE脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルグリコシド;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等の親水性非イオン性界面活性剤も挙げられる。
【0033】
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジフォスホン酸、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
【0034】
パール剤としては、例えば、ジステアリン酸グリコール、チタンマイカ等が挙げられる。
【0035】
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム) 、アシ
ルグルタミン酸塩、アシルβ-アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
【0036】
有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール等が挙げられる。
【0037】
高分子エマルジョンとしては、例えば、アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、アクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポ
リ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス等が挙げられる。
【0038】
pH調製剤としては、例えば、乳酸-乳酸ナトリウム、クエン酸-クエン酸ナトリウム、コハク酸-コハク酸ナトリウム等の緩衝剤等が挙げられる。
【0039】
ビタミン類としては、例えば、ビタミンA、B1、B2、B6、C、E及びその誘導体
、パントテン酸及びその誘導体、ビオチン等が挙げられる。
【0040】
酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール、ピロ亜硫酸塩、没食子酸エステル、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
【0041】
防腐剤としては、例えば、パラベン類、フェノキシエタノール等が挙げられる。
【0042】
水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアーガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コ
メ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例え
ば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等の天然の水溶性高分子、
デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等の半合成の水溶性高分子、
ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等の合成の水溶性高分子が挙げられる。
【0043】
各種有効成分としては、例えば、消炎剤(例えば、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等);美白剤(例えば、胎盤抽出物、ユキノシタ抽出物、アルブチン、アスコルビン酸誘導体、レゾルシノール誘導体等);各種抽出物(例えば、オウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海藻等)、賦活剤(例えば、ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体等);血行促進剤(例えば、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β-ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、タンニン酸、α-ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ-オリザノール等);抗脂漏剤(例えば、硫黄、チアントール等);抗炎症剤(例えば、トラネキサム酸、チオタウリン、ヒポタウリン等)等が挙げられる。
【実施例0044】
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
【0045】
表1に記載の処方に従って、洗浄用組成物を調製した。
得られた各組成物を、熟練の評価者10名がそれぞれ1gずつ手の甲に塗布して、5分後に洗い流し、洗浄力、後肌のツヤ感、及び後肌の保湿感をそれぞれ後述の基準で評価し、その平均点を算出して判定した。また、熟練の評価者が各組成物を50℃で14日間保存した後の外観を、目視にて後述の基準で評価した。結果を表1に合わせて示す。
【0046】
【表1】
【0047】
<判定基準>
◎:平均点が3.5以上
○:平均点が2.5以上3.5未満
△:平均点が1.5点以上2.5未満
×:平均点が1.5未満
<洗浄力>
洗浄力について、「洗浄時に泡立ちが良く、すすぎ時にさっと洗い流すことができる」か
について、以下の基準で評価した。
5:とてもそう思う
4:そう思う
3:ややそう思う
2:あまりそう思わない。
1:そう思わない。
【0048】
<後肌のツヤ感>
ツヤ感について、「洗浄後、肌にツヤを感じる」かについて、以下の基準で評価した。
5:とてもそう思う
4:そう思う
3:ややそう思う
2:あまりそう思わない。
1:そう思わない。
【0049】
<後肌の保湿感>
保湿感について、「洗浄後、肌がしっとりする感じがする」かについて、以下の基準で評価した。
5:とてもそう思う
4:そう思う
3:ややそう思う
2:あまりそう思わない。
1:そう思わない。
【0050】
<50℃、14日間保存後の安定性>
○:安定である。
△:一部分離している。
×:完全に分離している。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明の洗浄用組成物は、角質、皮脂、汚れ等の除去作用により優れた洗浄効果を発揮し、かつツヤ感や保湿感のある後肌が得られるため、スキンケア化粧料に好適であり、産業上非常に有用である。