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特開2022-133034設計支援システム、設計支援装置及び設計支援プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022133034
(43)【公開日】2022-09-13
(54)【発明の名称】設計支援システム、設計支援装置及び設計支援プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 30/13 20200101AFI20220906BHJP
   G06F 30/10 20200101ALI20220906BHJP
   G06Q 50/08 20120101ALI20220906BHJP
【FI】
G06F17/50 680B
G06F17/50 610C
G06Q50/08
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021031838
(22)【出願日】2021-03-01
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 電気通信回線を通じての公開 令和2年6月20日、出願人ウェブサイト(フロントページは下記アドレス)にてサービスの提供を開始 https://happy-planning.sekisuihouse.co.jp/
(71)【出願人】
【識別番号】000198787
【氏名又は名称】積水ハウス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000947
【氏名又は名称】特許業務法人あーく特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】足立 奈穂
(72)【発明者】
【氏名】土居 瑞季
(72)【発明者】
【氏名】岡田 真由美
(72)【発明者】
【氏名】竹原 賢一
(72)【発明者】
【氏名】板倉 浩二
(72)【発明者】
【氏名】松岡 靖博
【テーマコード(参考)】
5B046
5B146
5L049
【Fターム(参考)】
5B046AA03
5B046FA02
5B046FA10
5B046GA01
5B046HA05
5B146AA04
5B146DE06
5B146DG02
5L049CC07
(57)【要約】
【課題】使い易いユーザーインターフェースを利用できる設計支援システム、設計支援装置及び設計支援プログラムを提供する。
【解決手段】表示部及び入力部を有する操作装置2と、設計支援装置1とが通信可能に接続される。設計支援装置1は、入力部からの入力に基づいて、表示部に、複数の建物の間取りのうちから選択された間取りを表示させ、入力部からの入力に基づいて、表示部に、建物に関する表示対象の複数の属性から選択された属性に含まれる表示対象の一覧を表示させ、入力部からの入力に基づいて、表示部に、一覧から選択された表示対象を、間取りに重畳して表示させ、入力部からの入力に基づいて、間取りに重畳して表示させた表示対象の表示位置又は表示方向を変更させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部及び入力部を有する操作装置と、建物の設計を支援する設計支援装置とを用い、前記操作装置及び設計支援装置を通信可能に接続した設計支援システムであって、
前記設計支援装置は、
前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、複数の建物の間取りのうちから選択された間取りを表示させる手段と、
前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、建物に関する表示対象の複数の属性から選択された属性に含まれる表示対象の一覧を表示させる手段と、
前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、一覧から選択された表示対象を、間取りに重畳して表示させる手段と、
前記入力部からの入力に基づいて、間取りに重畳して表示させた表示対象の表示位置又は表示方向を変更させる手段と
を備えることを特徴とする設計支援システム。
【請求項2】
請求項1に記載の設計支援システムであって、
前記属性は、建物の仕切、内装及び造り付け設備のうち少なくとも一つを含む
ことを特徴とする設計支援システム。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の設計支援システムであって、
前記属性は、室内又は室外に配置する配置物を含む
ことを特徴とする設計支援システム。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の設計支援システムであって、
前記属性は、人物又は文字を含む
ことを特徴とする設計支援システム。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の設計支援システムであって、
前記設計支援装置は、
間取りに表示対象を表示させた建物の疑似立体画像を作成する手段を更に備える
ことを特徴とする設計支援システム。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の設計支援システムであって、
前記表示対象は、属性に係る物品又は人物のイラストを含む
ことを特徴とする設計支援システム。
【請求項7】
表示部及び入力部を有する操作装置と通信可能で、建物の設計を支援する設計支援装置であって、
前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、複数の建物の間取りのうちから選択された間取りを表示させる手段と、
前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、建物に関する表示対象の複数の属性から選択された属性に含まれる表示対象の一覧を表示させる手段と、
前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、一覧から選択された表示対象を、間取りに重畳して表示させる手段と、
前記入力部からの入力に基づいて、間取りに重畳して表示させた表示対象の表示位置又は表示方向を変更させる手段と
を備えることを特徴とする設計支援装置。
【請求項8】
表示部及び入力部を有するコンピュータに、建物の設計を支援させる設計支援プログラムであって、
コンピュータに、
前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、複数の建物の間取りのうちから選択された間取りを表示させる手順と、
前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、建物に関する表示対象の複数の属性から選択された属性に含まれる表示対象の一覧を表示させる手順と、
前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、一覧から選択された表示対象を、間取りに重畳して表示させる手順と、
前記入力部からの入力に基づいて、間取りに重畳して表示させた表示対象の表示位置又は表示方向を変更させる手順と
を実行させることを特徴とする設計支援プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の設計を支援する設計支援システム、設計支援装置及び設計支援プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
建物の設計に際し、利用者の意向を反映させるための様々なシステムが提案されている。例えば、本願出願人は、建築物の改築プランをCG画像により表示する改築プランの表示方法を発明している(特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3866469号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1にて提案されているように、建物の設計に際し、利用者の意向を反映させ易いユーザーインターフェースを備えるシステムが求められている。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、優れたユーザーインターフェースを備える設計支援システムの提供を主たる目的とする。
【0006】
また、本発明は、本発明に係る設計支援システムに用いられる設計支援装置の提供を他の目的とする。
【0007】
また、本発明は、本発明に係る設計支援システムにて実行される設計支援プログラムの提供を更に他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本願開示の設計支援システムは、表示部及び入力部を有する操作装置と、建物の設計を支援する設計支援装置とを用い、前記操作装置及び設計支援装置を通信可能に接続した設計支援システムであって、前記設計支援装置は、前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、複数の建物の間取りのうちから選択された間取りを表示させる手段と、前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、建物に関する表示対象の複数の属性から選択された属性に含まれる表示対象の一覧を表示させる手段と、前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、一覧から選択された表示対象を、間取りに重畳して表示させる手段と、前記入力部からの入力に基づいて、間取りに重畳して表示させた表示対象の表示位置又は表示方向を変更させる手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
また、前記設計支援システムにおいて、前記属性は、建物の仕切、内装及び造り付け設備のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0010】
また、前記設計支援システムにおいて、前記属性は、室内又は室外に配置する配置物を含むことを特徴とする。
【0011】
また、前記設計支援システムにおいて、前記属性は、人物又は文字を含むことを特徴とする。
【0012】
また、前記設計支援システムにおいて、前記設計支援装置は、間取りに表示対象を表示させた建物の疑似立体画像を作成する手段を更に備えることを特徴とする。
【0013】
また、前記設計支援システムにおいて、前記表示対象は、属性に係る物品又は人物のイラストを含むことを特徴とする。
【0014】
更に、本願開示の設計支援装置は、表示部及び入力部を有する操作装置と通信可能で、建物の設計を支援する設計支援装置であって、前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、複数の建物の間取りのうちから選択された間取りを表示させる手段と、前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、建物に関する表示対象の複数の属性から選択された属性に含まれる表示対象の一覧を表示させる手段と、前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、一覧から選択された表示対象を、間取りに重畳して表示させる手段と、前記入力部からの入力に基づいて、間取りに重畳して表示させた表示対象の表示位置又は表示方向を変更させる手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
更に、本願開示の設計支援プログラムは、表示部及び入力部を有するコンピュータに、建物の設計を支援させる設計支援プログラムであって、コンピュータに、前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、複数の建物の間取りのうちから選択された間取りを表示させる手順と、前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、建物に関する表示対象の複数の属性から選択された属性に含まれる表示対象の一覧を表示させる手順と、前記入力部からの入力に基づいて、前記表示部に、一覧から選択された表示対象を、間取りに重畳して表示させる手順と、前記入力部からの入力に基づいて、間取りに重畳して表示させた表示対象の表示位置又は表示方向を変更させる手順とを実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明では、操作装置と通信可能な設計支援装置が、操作装置からの入力に基づいて、操作装置の表示部に、建物の間取りを表示させ、間取りに重畳して表示対象を表示させる。このような優れたユーザーインターフェースを提供することが可能である等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本願開示の設計支援システムの概要の一例を示す説明図である。
図2】本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置の構成例を示すブロック図である。
図3】本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置が備える表示対象マスタの記録内容の一例を概念的に示す説明図である。
図4】本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置が備える間取りデータベースの記録内容の一例を概念的に示す説明図である。
図5】本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置が備える利用者データベースの記録内容の一例を概念的に示す説明図である。
図6】本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置の構成例を示すブロック図である。
図7】本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置及び操作装置の間取り選択処理の一例を示すシーケンス図である。
図8】本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置の表示部に表示される画像の一例を示す説明図である。
図9】本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置の表示部に表示される画像の一例を示す説明図である。
図10】本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置及び操作装置の表示対象配置処理の一例を示すシーケンス図である。
図11】本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置の表示部に表示される画像の一例を示す説明図である。
図12】本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置の表示部に表示される画像の一例を示す説明図である。
図13】本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置の表示部に表示される画像の一例を示す説明図である。
図14】本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置及び操作装置の間取り記録処理の一例を示すシーケンス図である。
図15】本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置及び操作装置の疑似立体画像要求処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態について詳述する。なお、以下の実施形態は、本発明を具現化した一例であって、本発明の技術範囲を限定する性格のものではない。
【0019】
<適用例>
図1は、本願開示の設計支援システムの概要の一例を示す説明図である。本願開示の設計支援システムは、ウェブサーバコンピュータ等のコンピュータを用いた設計支援装置1、及びインターネット等の通信網NWを介して設計支援装置1と通信可能な操作装置2を備えている。利用者は、例えば、自宅にて操作装置2を操作し、設計支援装置1にて提供されるウェブページに通信網NWを介してアクセスし、建物の設計等の操作をすることが可能である。設計支援装置1を管理する建築事業体は、ウェブサイトとして、利用者に対して建物の設計を支援するサービスを提供する。建物の設計を支援するサービスとは、例えば、伏図の形式の間取りに、内装、造り付け設備、配置物等の各種表示対象を配置することにより、利用者の意向を建物の設計に反映させるサービスである。
【0020】
<装置構成例>
次に、本願開示の設計支援システムが備える各種装置のハードウェア構成の例について説明する。図2は、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1の構成例を示すブロック図である。ウェブサーバコンピュータ等のコンピュータを用いて構成される設計支援装置1は、制御部10、記録部11、通信部12等の各種構成を備えている。本実施形態では、1台のコンピュータを用いて設計支援装置1を構成する実施形態について説明するが、複数のコンピュータを連係させて設計支援装置1として構成するようにしてもよい。
【0021】
制御部10は、情報処理回路、計時回路、レジスタ回路等の各種回路を備え、装置全体を制御する処理を実行するCPU(Central Processing Unit )等のプロセッサである。
【0022】
記録部11は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive )、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks )、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、及び各種RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリを用いて構成されるデバイスである。記録部11には、基本プログラム(OS:Operating System)、基本プログラム上で動作する応用プログラム(アプリケーションプログラム)等のプログラムが記録されている。更に、記録部11には、JavaScript(登録商標)、Ruby、Python(登録商標)、PHP等の言語で記述されたサーバ用の第1設計支援プログラムPRG1が記録されている。ウェブサーバコンピュータ等のコンピュータは、制御部10の制御により、記録部11に記録された第1設計支援プログラムPRG1を実行することにより、本願開示の設計支援装置1として機能する。また、記録部11には、ウェブページとして操作装置2へ送信する第2設計支援プログラムPRG2を含む設計支援情報が記録されている。第2設計支援プログラムPRG2を含む設計支援情報は、HTML、CSS、JavaScript(登録商標)等の言語でクライアント用に記述されており、操作装置2は、ブラウザ上で第2設計支援プログラムPRG2を含む設計支援情報をウェブページとして実行する。更に、記録部11の記録領域の一部は、表示対象マスタ110、間取りデータベース111、利用者データベース112等の各種データベースとして用いられる。
【0023】
通信部12は、通信網NWに接続し、通信網NWを介して他の装置と通信する通信アダプタ及び制御回路等のデバイスである。
【0024】
図3は、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1が備える表示対象マスタ110の記録内容の一例を概念的に示す説明図である。表示対象マスタ110は、間取りに配置する各種表示対象を記録しているデータベースである。表示対象マスタ110には、主属性、副属性及び表示対象が対応付けて記録されている。主属性とは、表示対象の大分類を示し、本実施形態では、家具、住宅設備、インテリア、床・壁、庭、人物、フキダシ付箋等の属性に区分される。副属性とは、主属性を更に分類した小分類を示し、例えば、本実施形態では、主属性である家具の副属性として、イス・ソファ、テーブル・カウンター、チェスト・ローボード等の属性に区分される例を開示する。また、本実施形態では、主属性である住宅設備の副属性として、キッチン・洗面、カップボード、家電等の属性に区分される例を開示する。更に、本実施形態では、各副属性に対応付けて、表示対象が記録されている例を開示する。表示対象とは、間取りに配置される具体的なイラスト等の画像情報である。主属性のうち、フキダシ付箋とは、文言及びイラストを示したフキダシのイラストが含まれる属性であり、「KIDS space」、「WORK space」、「書斎」、「ライブラリー」等の文言と、文言に応じたイラストとを組み合わせた表示対象が対応付けられる。
【0025】
表示対象マスタ110に記録されている属性の具体例について更に説明する。建物の仕切又は内装に関する属性として、「床・壁」等の主属性が設定されており、更に、「床素材」、「壁仕切」等の副属性が設定されている。これらの属性には、床素材、壁仕切、カーテン等の表示対象が対応付けられている。また、造り付け設備に関する属性として、「住宅設備」等の主属性が設定されており、「キッチン・洗面」、「カップボード」、「家電」等の副属性が設定されている。また、室内又は室外に配置する配置物に関する属性として、「家具」、「インテリア」、「庭」等の主属性が設定されており、「椅子・ソファ」、「植物」、「インテリア小物」、「テーブル」等の副属性が設定されている。また、人物を含む属性として、「人物」等の主属性が設定されており、「座る人」、「立つ人」、「子ども」等の副属性が設定されている。また、文字を含む属性として、「フキダシ付箋」が設定されている。
【0026】
図4は、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1が備える間取りデータベース111の記録内容の一例を概念的に示す説明図である。間取りデータベース111は、設計された間取りを示す間取り情報を記録するデータベースである。間取りデータベース111には、間取り情報を特定する間取りID、間取り情報、及び間取り情報の閲覧に要する通信網NW上の記録位置を示すURL(Universal Resource Locator)等の指示情報が対応付けて記録されている。
【0027】
図5は、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1が備える利用者データベース112の記録内容の一例を概念的に示す説明図である。利用者データベース112は、本願開示の設計支援システムにて提供されるサービスを利用する利用者の情報を記録するデータベースである。間取り情報を特定する間取りIDに対応付けて、氏名、連絡先、住所、性別、出生年、建築事業体との折衝状況等の各種情報が記録されている。
【0028】
表示対象マスタ110、間取りデータベース111、利用者データベース112等の各種データベースは、設計支援装置1が備える記録部11の記録領域に確保してもよく、また、設計支援装置1からアクセス可能な他のデータベースサーバコンピュータの記録領域内に確保してもよい。
【0029】
図6は、本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置2の構成例を示すブロック図である。操作装置2は、通信網NWを介して設計支援装置1から提供されるウェブページにアクセス可能なパーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、高機能携帯電話(所謂スマートフォン)等のコンピュータを用いて構成される。操作装置2は、制御部20、記録部21、入力部22、表示部23、通信部24等の各種構成を備えている。
【0030】
制御部20は、装置全体を制御するCPU等のプロセッサである。
【0031】
記録部21は、不揮発性メモリ及び揮発性メモリを用いて構成されるデバイスである。記録部21には、基本プログラム、応用プログラム等のプログラムが記録されている。応用プログラムとしては、ウェブページを閲覧するためのブラウザが記録されている。操作装置2は、設計支援装置1にアクセスして、ウェブページとして提供される第2設計支援プログラムPRG2を含む設計支援情報をダウンロードし、ブラウザ上で実行させることができる。
【0032】
入力部22は、利用者の操作を受け付けるキーボード、マウス、タッチパネル等のデバイスである。表示部23は、画像を表示する液晶ディスプレイ等のデバイスである。なお、入力部22及び表示部23は、薄板状をなすタッチパネル及び液晶ディスプレイを積層して一体化した液晶タッチパネルとして構成してもよい。
【0033】
通信部24は、有線通信を行う通信アダプタ又は無線通信を行うアンテナ並びにその制御回路等のデバイスである。
【0034】
<装置のソフトウェア処理>
以上のように構成された各種装置の処理について説明する。図7は、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1及び操作装置2の間取り選択処理の一例を示すシーケンス図である。間取り選択処理は、本願開示の設計支援システムの利用を開始し、設計の対象となる建物の間取りを選択する処理である。本願開示の設計支援システムにて提供されるサービスを利用する利用者は、操作装置2を操作し、設計支援装置1にて提供されるウェブサイトにアクセスする要求操作を行う。操作装置2の制御部20は、入力部22から利用者の要求操作を受け付け(S101)、通信部24から通信網NWを介してウェブサイトを提供している設計支援装置1にアクセスし、ウェブページとして表示される設計支援情報を要求する(S102)。
【0035】
通信部12にて要求を受けた設計支援装置1は、第1設計支援プログラムPRG1を実行する制御部10の制御により、設計支援情報を通信部12から通信網NWを介して操作装置2へ送信する(S103)。ステップS103にて送信する設計支援情報には、第2設計支援プログラムPRG2が含まれている。なお、設計支援情報には、表示対象マスタ110に記録されている表示対象を示す表示対象情報が含まれるように構成してもよい。
【0036】
第2設計支援プログラムPRG2を実行する操作装置2の制御部20は、通信部24にて、設計支援情報を受信し、受信した設計支援情報をブラウザに読み込みウェブページとして表示部23に表示する(S104)。
【0037】
図8は、本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置2の表示部23に表示される画像の一例を示す説明図である。図8は、ステップS104において、設計支援情報に基づき表示部23に表示されるウェブページの一例を示している。図8に例示するウェブページは、設計支援装置1にて提供されるウェブサイトのフロントページであり、「保存した間取りをみる」との文言が記載された画像及び「間取りをつくる」との文言が記載された画像が表示されている。利用者は、入力部22を操作して、いずれかの画像を指示する入力を行うことにより、建物の間取りを設計する操作を行うことが可能となる。先ず、開始操作として、「間取りをつくる」を指示した場合の処理について説明する。
【0038】
図7のシーケンス図に戻り、操作装置2の制御部20は、入力部22から開始操作の入力を受け付け(S105)、設計の基礎となる建物の間取りを表示部23に複数表示する(S106)。表示部23に表示された複数の間取りの候補を閲覧した利用者は、入力部22に、設計の基礎となる間取りを選択する入力を行う。
【0039】
制御部20は、間取りを選択する入力を入力部22から受け付け(S107)、入力部22からの入力に基づいて、複数の建物の間取りのうちから選択された間取りを表示部23に表示する(S108)。
【0040】
図9は、本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置2の表示部23に表示される画像の一例を示す説明図である。図9は、ステップS108において、表示部23に表示されるウェブページの一例を示している。図9に例示するウェブページは、中央近傍に建物の間取りが表示されている。建物の間取りは、左側に1階の間取り図が表示され、右側に2階の間取り図が表示されている。
【0041】
以上のようにして、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1及び操作装置2の間取り選択処理が実行される。なお、本実施形態では、間取り選択処理として、設計支援装置1へのアクセスから選択された間取りを表示する処理までを一連の処理として例示したが、操作装置2は、ウェブページを表示後、間取りを選択する処理のみを繰り返し実行することが可能である。
【0042】
図9に例示した表示部23に表示される画像において、上端近傍には、間取り図に重畳して表示可能な表示対象の主属性の一覧が表示されている。図9の例では、主属性の一覧として、「家具」、「住宅設備」、「インテリア」、「床・壁」、「庭」、「人物」、「フキダシ付箋」及び「お絵描き」の項目が表示されている。利用者は、主属性の一覧から一の主属性を選択する入力操作を行うことにより、選択された主属性に含まれる副属性の一覧が表示部23に表示される。図9の例では、主属性として「家具」が選択され、主属性「家具」に含まれる副属性の一覧として、「椅子・ソファ」、「テーブル・カウンター」、「チェスト・ローボード」、「収納家具」及び「ベッド・家具セット」が表示されている。更に、利用者は、表示された複数の副属性のうちから一の副属性を指示する入力を行うことにより、選択された副属性に含まれる表示対象を閲覧することができる。図9は、複数の副属性から「椅子・ソファ」を指示した例を示している。図9に例示する画像から表示対象配置処理が実行される。
【0043】
図10は、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1及び操作装置2の表示対象配置処理の一例を示すシーケンス図である。ウェブページに含まれる第2設計支援プログラムPRG2を実行する操作装置2の制御部20は、入力部22から、建物に関する複数の属性(主属性及び副属性)から属性を選択する入力を受け付け(S201)、選択された属性に含まれる表示対象の一覧を、通信部24から通信網NWを介して設計支援装置1に要求する(S202)。
【0044】
表示対象の一覧の要求を通信部12にて受け付けた設計支援装置1の制御部10は、表示対象マスタ110にアクセスして、選択された属性に含まれる複数の表示対象を抽出する(S203)。制御部10は、抽出した複数の表示対象の一覧を示す表示対象一覧情報を通信部12から通信網NWを介して操作装置2へ送信する(S204)。
【0045】
表示対象一覧情報を通信部24にて受信した操作装置2の制御部20は、受信した表示対象一覧情報に基づいて表示対象の一覧を表示部23に表示する(S205)。ステップS205では、ステップS201での入力部22からの入力に基づいて、表示部23に、建物に関する表示対象の複数の属性から選択された属性に含まれる表示対象の一覧が表示される。
【0046】
図11は、本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置2の表示部23に表示される画像の一例を示す説明図である。図11は、ステップS205において、表示部23に表示されるウェブページの一例を示している。図11に例示するウェブページは、主属性を示す「家具」の項目に対応付けて、表示対象の一覧が表示されている。なお、図11では、表示対象が多く一画面に表示しきれない例を示している。表示対象の一覧は、スクロールさせることで、全ての表示対象を順次表示させることができる。利用者は、表示対象の一覧を閲覧し、表示対象を指示する入力を行うことにより、配置する表示対象を選択することができる。
【0047】
図10のシーケンス図に戻り、操作装置2の制御部20は、入力部22から、表示対象を選択する入力を受け付け(S206)、選択された表示対象を、通信部24から通信網NWを介して要求する(S207)。
【0048】
表示対象の要求を通信部12にて受け付けた設計支援装置1の制御部10は、表示対象マスタ110にアクセスして、選択された表示対象を抽出し(S208)、抽出した表示対象を示す表示対象情報を、通信部12から通信網NWを介して操作装置2へ送信する(S209)。
【0049】
表示対象情報を通信部24にて受信した操作装置2の制御部20は、受信した表示対象情報にて示される表示対象を間取りに重畳して表示部23に表示する(S210)。
【0050】
図12は、本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置2の表示部23に表示される画像の一例を示す説明図である。図12は、ステップS210にておいて、表示部23に表示されるウェブページの一例を示している。図12に例示するように、画像の中央近傍に、間取りの画像に重畳して、選択された表示対象であるソファを示すイラストの画像Iが表示されている。利用者は、表示対象を指示し、所定の操作を行うことにより、表示対象の表示位置の変更及び表示方向の変更を行うことができる。表示対象を指示する入力を行うことにより、図12に例示するように、表示対象が太線の枠で囲まれ、画面下部に、「左回転」、「右回転」、「反転」等の操作方向を変更するコマンドアイコン及び表示対象を削除するコマンドアイコンが表示される。例えば、表示対象の表示位置を変更する場合、利用者は、表示対象を指示する位置で、入力部22であるマウスを左クリックして表示対象を指定し、任意の位置までドラッグする。例えば、表示対象の表示方向を変更する場合、利用者は、表示対象を指定し、図12に例示する画面の下部に表示されている「右回転」、「左回転」又は「反転」のコマンドアイコンを指示する入力を行う。
【0051】
図10のシーケンス図に戻り、操作装置2の制御部20は、入力部22から、表示対象を指示する操作を受け付け(S211)、指示した表示対象の表示位置を変更する操作を受け付ける(S212)。制御部20は、入力部22からの操作の入力に基づいて、間取りに重畳して表示させた表示対象の表示位置を変更する(S213)。更に、制御部20は、入力部22から、表示対象を指示する操作を受け付け(S214)、指示した表示対象の表示方向を変更する操作を受け付ける(S215)。制御部20は、入力部22からの操作の入力に基づいて、間取りに重畳して表示させた表示対象の表示方向を変更する(S216)。
【0052】
図13は、本願開示の設計支援システムにて用いられる操作装置2の表示部23に表示される画像の一例を示す説明図である。図13は、ステップS213及びステップS216にて、表示対象の表示位置及び表示方向を変更した後のウェブページの一例を示している。図12に例示するように、図11にて中央近傍に表示されていた表示対象であるソファを示すイラストの画像Iが、1階のリビングルームの南東(右下)の隅に方向を変えて表示されている。
【0053】
以上のようにして、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1及び操作装置2の表示対象配置処理が実行される。本実施形態で例示した表示対象の選択、表示位置の変更、表示方向の変更等の各種処理は、それぞれ独立した処理として複数回実行することが可能である。即ち、表示対象の選択処理は、繰り返し実行し、様々な表示対象を選択し、配置することが可能である。また、表示位置の変更処理及び表示方向の変更処理は、既に配置されている表示対象を指示する都度、指示した表示対象に対して実行することが可能である。また、設計支援装置1から操作装置2への表示対象の送信は、図7に例示した間取り選択処理のステップS103における最初のウェブページの送信処理として実行するようにする等、適宜設計することが可能である。また、操作装置2は、一度、受信した表示対象を自装置の記録部21に記録し、二度目以降は、自装置の記録部21に記録した表示対象を読み出すようにしてもよい。
【0054】
図9に例示した表示部23に表示されている画像において、上端近傍に表示された主属性の一覧の右端の「お絵かき」の項目は、予め設定されている表示対象を表示するのではなく、利用者が表示対象を作成して、配置するコマンドである。例えば、操作装置2は、入力部22からの入力に基づいて、円、四角形、線分等の基本図形の選択を受け付け、配置、移動、着色等の処理を実行する。
【0055】
利用者は、ウェブページを介した設計支援に係るサービスを利用中に、所定の操作を行うことにより、作成中の間取りの設計状態を記録することができる。図14は、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1及び操作装置2の間取り記録処理の一例を示すシーケンス図である。ウェブページに含まれる第2設計支援プログラムPRG2を実行する操作装置2の制御部20は、入力部22から設計状態の間取りを記録する入力操作を受け付け(S301)、作成中の間取りを示す間取り情報を、通信部24から通信網NWを介して設計支援装置1へ送信する(S302)。
【0056】
通信部12にて間取り情報を受信した設計支援装置1の制御部10は、間取り情報に対応付ける間取りIDを生成し(S303)、間取り情報の記録位置を示すURL等の指示情報を生成する(S304)。更に、制御部10は、生成した間取りID、指示情報及び受信した間取り情報を対応付けて、間取りデータベース111に記録する(S305)。更に、制御部10は、ステップS303にて生成した間取りID及びステップS304にて生成した指示情報を、通信部12から通信網NWを介して設計支援装置1へ送信する(S306)。
【0057】
通信部24にて、間取りID及び指示情報を受信した操作装置2の制御部20は、受信した間取りIDを表示部23に表示する(S307)。
【0058】
利用者は、表示された間取りID及び指示情報を確認し、テキストコピー等の操作にて記録する。利用者は、記録した間取りの設計状態から作業を続ける場合、図8に例示したフロントページから「保存した間取りをみる」とのバナーを指示する入力を行い、間取りIDを入力する。操作装置2は、入力を受け付けた間取りIDを設計支援装置1へ送信する。設計支援装置1は、間取りIDに対応付けられた間取り情報を操作装置2へ送信する。操作装置2は、受信した間取り情報に基づく間取りを表示部23に表示する。なお、操作装置2は、指示情報で示された記録位置に直接アクセスすることも可能であり、指示情報を他のアプリケーションプログラムを用いた情報共有サービス(所謂、SNS:Social Networking Service )を介して公開することも可能である。利用者は、表示部23に表示された間取りから設計作業を続行することができる。
【0059】
以上のようにして、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1及び操作装置2の間取り記録処理が実行される。
【0060】
利用者は、間取りに表示対象物を配置した建物の設計が完成すると、設計した建物の疑似立体画像(3Dシミュレーション画像)の作成を要求することができる。図15は、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1及び操作装置2の疑似立体画像要求処理の一例を示すシーケンス図である。ウェブページに含まれる第2設計支援プログラムPRG2を実行する操作装置2の制御部20は、入力部22から疑似立体画像を要求する入力操作を受け付け(S401)、利用者に関する利用者情報の入力を要求する利用者情報入力要求を表示部23に表示する(S402)。ステップS402にて入力を要求される利用者情報とは、氏名、連絡先、住所、性別、出生年、建築事業体との折衝状況等の情報である。
【0061】
表示部23に表示された利用者情報入力要求を視認した利用者は、入力部22から利用者情報を入力する。
【0062】
操作装置2の制御部20は、入力部22から利用者情報の入力を受け付け(S403)、受け付けた利用者情報及び完成した建物の間取り情報を、通信部24から通信網NWを介して設計支援装置1へ送信する(S404)。
【0063】
利用者情報及び間取り情報を通信部12にて受信した設計支援装置1の制御部10は、利用者情報を利用者データベース112に記録し(S405)、間取り情報に基づいて建物の疑似立体画像を作成する(S406)。ステップS406における疑似立体画像の作成は、例えば、特許第3866469号に記載されている改築プランの表示方法等の技術が用いられる。
【0064】
制御部10は、作成した疑似立体画像を通信部12から通信網NWを介して操作装置2へ送信する(S407)。
【0065】
疑似立体画像を通信部24にて受信した操作装置2の制御部10は、表示部23に疑似立体画像を表示する(S408)。
【0066】
以上のようにして、本願開示の設計支援システムにて用いられる設計支援装置1及び操作装置2の疑似立体画像要求処理が実行される。
【0067】
以上詳述した如く、本願開示の設計支援システムは、設計支援装置1にアクセスする操作装置2の入力に基づいて、操作装置2の表示部23に、建物の間取りに重畳して表示対象を配置した画像を表示させる。これにより、例えば、自宅で操作装置2を操作する利用者に、使い易いユーザーインターフェースを提供することが可能となる等、優れた効果を奏する。
【0068】
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形態で実施することが可能である。そのため、かかる実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。更に、請求の範囲の均等範囲に属する変形及び変更は、全て本発明の範囲内のものである。
【0069】
例えば、前記実施形態では、第1設計支援プログラムPRG1を実行する設計支援装置1と、第2設計支援プログラムPRG2を実行する操作装置2とについて説明したが、設計支援装置1及び操作装置2で実行する処理は、適宜、割り当てることが可能である。例えば、間取りに表示対象を重畳して配置する処理を設計支援装置1が実施し、実施した結果となる画像を操作装置2へ送信し、操作装置2の表示部23に表示する等、様々な形態に展開することが可能である。即ち、設計支援装置1及び操作装置2が通信網NWを介して通信し、設計支援装置1から提供するウェブページにて、操作装置2の表示部23に、複数の建物の間取りのうちから選択された間取りを表示させ、建物に関する表示対象の複数の属性から選択された属性に含まれる表示対象の一覧を表示させ、一覧から選択された表示対象を、間取りに重畳して表示させ、間取りに重畳して表示させた表示対象の表示位置又は表示方向を変更させるのであれば、様々な形態に展開することが可能である。
【符号の説明】
【0070】
1 設計支援装置
10 制御部
11 記録部
110 表示対象マスタ
111 間取りデータベース
112 利用者データベース
12 通信部
2 操作装置
20 制御部
21 記録部
22 入力部
23 表示部
24 通信部
NW 通信網
PRG1 第1設計支援プログラム
PRG2 第2設計支援プログラム
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
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図14
図15