(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022134366
(43)【公開日】2022-09-15
(54)【発明の名称】スイベルホース保持装置、ボーリングマシン、およびボーリング方法
(51)【国際特許分類】
E21B 3/02 20060101AFI20220908BHJP
【FI】
E21B3/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021033446
(22)【出願日】2021-03-03
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和2年9月14日に東京都渋谷区桜丘町1の渋谷桜丘口地区市街地再開発工事において使用 [刊行物等] 令和2年10月29日に東京都大田区大森南2丁目19番地2の呑川防潮堤補強工事(その23)において使用 [刊行物等] 令和2年11月18日に埼玉県志木市下宗岡3丁目地先の荒川宗岡副水路新設工事において使用
(71)【出願人】
【識別番号】390002233
【氏名又は名称】ケミカルグラウト株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】弁理士法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大橋 祐一
【テーマコード(参考)】
2D129
【Fターム(参考)】
2D129AB26
2D129BA11
2D129BA14
2D129DA18
2D129EB34
2D129EB35
2D129EC23
(57)【要約】
【課題】スイベルホースの巻き込みを防止する。
【解決手段】スイベルホース保持装置120は、それぞれCの字形状を有するフック部材121b・122bを有し、内周部に接触するスイベルホース212をガイドする第1および第2のガイド部材121・122を備え、第1のガイド部材のフック部材121bは、平面視でスイベルジョイント211と第2のガイド部材のフック部材122bとを結ぶ線分よりも外方側に配置されるとともに、第1および第2のガイド部材のフック部材121b・122bはCの字形状の開放部を外方側または内方側に向けて設けられている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボーリングマシンのスイベルジョイントに連結されたスイベルホースを保持するスイベルホース保持装置であって、
それぞれCの字形状を有するフック部材を有し、上記フック部材の内周部に接触するスイベルホースをガイドする第1のガイド部材、および第2のガイド部材を備え、
上記第1のガイド部材のフック部材は、平面視において、上記スイベルジョイントと第2のガイド部材のフック部材とを結ぶ線分よりも、ボーリングマシン本体部の外方側に配置されるとともに、
上記第1のガイド部材のフック部材は、Cの字形状の開放部をボーリングマシン本体部の外方側に向けて設けられる一方、
上記第2のガイド部材のフック部材は、Cの字形状の開放部をボーリングマシン本体部の内方側に向けて設けられていることを特徴とするスイベルホース保持装置。
【請求項2】
請求項1のスイベルホース保持装置であって、
上記第1のガイド部材のフック部材は、第2のガイド部材のフック部材よりも下方に配置されていることを特徴とするスイベルホース保持装置。
【請求項3】
請求項1から請求項2のうち何れか1項のスイベルホース保持装置であって、
上記第1のガイド部材、および第2のガイド部材は、上端部側がボーリングマシン本体部に固定された鋼管または丸鋼から成る支持部材の下端部側に、上記フック部材が取り付けられて構成されていることを特徴とするスイベルホース保持装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のうち何れか1項のスイベルホース保持装置であって、
上記第1のガイド部材のフック部材は、スイベルジョイントの最下位置よりも下方に配置されていることを特徴とするスイベルホース保持装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のうち何れか1項のスイベルホース保持装置であって、
上記フック部材におけるCの字形状の内空部の水平方向寸法は、スイベルホース径より大きく設定され、
上記第1のガイド部材のフック部材におけるCの字形状の内空部の鉛直方向寸法の下端は、スイベルジョイントの最下部とボーリングマシンの下端の範囲内に収まるように設定されていることを特徴とするスイベルホース保持装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のうち何れか1項のスイベルホース保持装置であって、
上記第1のガイド部材、および第2のガイド部材の高さ位置を調整可能に構成されていることを特徴とするスイベルホース保持装置。
【請求項7】
ボーリングマシン本体部と、ボーリングロッドのスイベルジョイントに連結されたスイベルホースを保持する請求項1のスイベルホース保持装置とを備えたボーリングマシンであって、
上記スイベルホース保持装置は、
それぞれCの字形状を有するフック部材を有し、上記フック部材の内周部に接触するスイベルホースをガイドする第1のガイド部材、および第2のガイド部材を備え、
上記第1のガイド部材のフック部材は、平面視において、上記スイベルジョイントと第2のガイド部材のフック部材とを結ぶ線分よりも、ボーリングマシン本体部の外方側に配置されるとともに、
上記第1のガイド部材のフック部材は、Cの字形状の開放部をボーリングマシン本体部の外方側に向けて設けられる一方、
上記第2のガイド部材のフック部材は、Cの字形状の開放部をボーリングマシン本体部の内方側に向けて設けられていることを特徴とするボーリングマシン。
【請求項8】
ボーリングマシンを用いたボーリング方法であって、
上記ボーリングマシンは、
ボーリングマシン本体部と、
ボーリングロッドのスイベルジョイントに連結されたスイベルホースを保持するスイベルホース保持装置とを備えたものであり、
上記ボーリングロッドに、所定のストロークごとに下降または上昇を繰り返させて、上記ボーリングロッドの掘進または引き抜きを行うとともに、
上記スイベルホース保持装置に保持させるスイベルホースの部分を、ボーリングロッドがストロークの最下位置にあるときにスイベルホースのたるみ量がスイベルホースの供回りによってボーリングロッドに巻き込まれない量になる部分にずらすことを特徴とするボーリング方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボーリングマシンのスイベルジョイントに連結されたスイベルホースを保持するスイベルホース保持装置、そのようなスイベルホース保持装置を備えたボーリングマシン、およびボーリング方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
地中に孔を掘削するボーリングマシンでは、ボーリングロッドを回転させて地中を掘進させる際に、ボーリングロッドの上端部にスイベルホースを介して送水が行われる。上記スイベルホースは、回転するボーリングロッドに巻き込まれるのを防止するため、スイベルジョイントを介してボーリングロッドの上端部に連結される。
【0003】
また、ボーリングロッドの上端部から垂れ下がるスイベルホースがボーリングロッドに近づいて巻き込まれにくいようにする装置として、ボーリングマシンに取り付けた支柱の上部に設けたリングホルダーにホースを通して滑らせながら案内し、地表に向かって垂れ下がったホースが、回転しているボーリングロッドに近づくことを防ぐようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のように支柱の上部に設けたリングホルダーにホースを通して滑らせながら案内する構成では、ボーリングロッドと支柱との間の距離を長く設定したり、支柱の高さを高く設定したりする必要があり、スイベルホースの巻き込みを防止することは必ずしも容易にはできなかった。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、スイベルホースの巻き込みを容易に防止できるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、
本発明は、
ボーリングマシンのスイベルジョイントに連結されたスイベルホースを保持するスイベルホース保持装置であって、
それぞれCの字形状を有するフック部材を有し、上記フック部材の内周部に接触するスイベルホースをガイドする第1のガイド部材、および第2のガイド部材を備え、
上記第1のガイド部材のフック部材は、平面視において、上記スイベルジョイントと第2のガイド部材のフック部材とを結ぶ線分よりも、ボーリングマシン本体部の外方側に配置されるとともに、
上記第1のガイド部材のフック部材は、Cの字形状の開放部をボーリングマシン本体部の外方側に向けて設けられる一方、
上記第2のガイド部材のフック部材は、Cの字形状の開放部をボーリングマシン本体部の内方側に向けて設けられていることを特徴とする。
【0008】
これにより、スイベルホースに引張力が作用したときに、その引張力に応じた抵抗力が生じてスイベルホースの巻き込み方向の移動を抑制し、スイベルホースがボーリングロッドに接触して巻き込まれるのを抑制することが容易にできる。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、スイベルホースの巻き込みを容易に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】ボーリングマシン100の概略構成を示す側面図である。
【
図2】ボーリングマシン100の概略構成を示す平面図である。
【
図3】ボーリングマシン100の概略構成を示す正面図である。
【
図4】ボーリングマシン100のフック部材121bの変形例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】
ボーリングマシン100は、
図1~
図3に示すように、ボーリングマシン本体部110の駆動伝達部114にチャックされたボーリングロッド210を回転させながら掘進させて地中への孔の掘削等を行うものである。より詳しくは、このボーリングマシン100は、ベースフレーム111の上に、油圧ユニット112、および油圧モータ113が設けられ、これらの前面側に駆動伝達部114が設けられている。
【0013】
上記駆動伝達部114は、上記油圧モータ113の駆動によってボーリングロッド210を回転させるようになっている。駆動伝達部114は、また、図示しないガイドレール、および油圧シリンダによって、
図1に符号Sで示すストロークだけ、上下方向に案内、駆動されて、ボーリングロッド210を1ストロークずつ上方または下方に移動させ得るようになっている。ボーリングロッド210の上端部には、スイベルジョイント211が取り付けられ、スイベルジョイント211に連結されたスイベルホース212から送水が行われつつ、ボーリングロッド210を回転させ得るようになっている。
【0014】
油圧モータ113の上方に設けられた水平方向の支持プレート115の側部には、第1および第2のガイド部材121・122を備え、スイベルホース212を保持するスイベルホース保持装置120が取り付けられている。上記第1および第2のガイド部材121・122は、それぞれ、上端側部が支持プレート115にクランプ等で固定された支持部材121a・122aと、上記支持部材121a・122aの下端部側に取り付けられたフック部材121b・122bとから構成されている。上記支持部材121a・122aは、例えば鋼管または丸鋼から成っている。上記フック部材121b・122bは、例えばCの字形状を有する丸鋼から成り、内周部に接触するスイベルホース212をガイドするようになっている。
【0015】
上記第1のガイド部材121のフック部材121bは、
図2に示すように、ボーリングマシン本体部110の側方にオフセットされて設けられている。より具体的には、第1のガイド部材121のフック部材121bは、スイベルジョイント211と第2のガイド部材122のフック部材122bとを結ぶ線分よりも、ボーリングマシン本体部110の外方側に配置されている。また、第1のガイド部材121のフック部材121bは、Cの字形状の開放部をボーリングマシン本体部110の外方側に向けて設けられる一方、第2のガイド部材122のフック部材122bは、Cの字形状の開放部をボーリングマシン本体部110の内方側に向けて設けられている。
【0016】
上記フック部材121b・122bにおけるCの字形状の開放部の開口寸法Aは、スイベルホース212(スイベルホース212を覆うホースカバーを含む場合あり)が円滑に挿入可能な寸法であれば良く、かつホースが飛び出さない、または飛び出しにくいことを考えれば、スイベルホース212の径の1.1倍以上2倍以下が望ましい。フック部材121b・122bにおけるCの字形状の内空部の水平方向寸法Bは、上記スイベルホース212(スイベルホース212を覆うホースカバーを含む場合あり)の径より大きく設定されている。上記ホースカバーを含む場合のホースカバーに覆われるスイベルホース212の本数は、1本の場合、または同径もしくは異径の2本以上の場合のいずれか一方である。また、第1のガイド部材121のフック部材121bは、第2のガイド部材122のフック部材122bよりも下方に配置されている。さらに、第1のガイド部材121のフック部材121bは、スイベルジョイント211の最下位置よりも下方に配置されている。フック部材121bのCの字形状の内空部の鉛直方向寸法Cの下端はスイベルジョイント211の最下部とベースフレーム111(すなわちボーリングマシン100)の下端の範囲内に収まるように設定されていればよく、例えば
図4に示すようにベースフレーム111の下端付近に設定されてもよい。なお、上記のようなフック部材121b・122bの高さ位置は、例えば支持部材121a・122aのクランプ位置を可変にするなどして調整可能にされていてもよい。さらには支持部材に設けられたスライド機構により、フック部材をスライドさせて高さ調整可能にしてもよい。
【0017】
上記のように第1および第2のガイド部材121・122の配置やフック部材121b・122bの形状や配置等が設定されることにより、スイベルジョイント211に連結されたスイベルホース212の先端部が供回りしようとする際に生じるテンションがスイベルホース212に作用したときに、摩擦力等による十分大きな抵抗力が生じ、スイベルホース212がボーリングロッド210に巻き込まれにくいようにすることができる。
【0018】
上記のようなボーリングマシン100を用いて孔の掘削が行われる際には、まず、駆動伝達部114をストローク範囲の上端に位置させた状態でボーリングロッド210をチャックさせる。このとき、スイベルホース212は、
図2に示すように、例えば平面視でZ字を描くようにジグザグに、すなわちスイベルジョイント211に近い部分を第1のガイド部材121よりもボーリングマシン本体部110の外方側から、フック部材121bのCの字形状の開放部から内部に入れて掛け渡す一方、スイベルジョイント211に相対的に遠い部分を第2のガイド部材122よりもボーリングマシン本体部110の内方側から、フック部材122bのCの字形状の開放部から内部に入れて掛け渡し、保持させる。また、スイベルホース212におけるフック部材121b・122bの内周部に接触する長手方向の位置は、駆動伝達部114がストローク範囲の下端に位置したとき、すなわちスイベルジョイント211とフック部材121bとの間のスイベルホース212のたるみ量(撓み)が最も大きくなったときでも、スイベルホース212が供回りによりボーリングロッド210に接触して巻き込まれるのが抑制されるように設定する。
【0019】
上記のようにスイベルホース212が保持された状態で、スイベルホース212を介して送水しながら、油圧モータ113の駆動力によってボーリングロッド210を回転させるとともに、駆動伝達部114およびボーリングロッド210を下降させることによって、掘削が行われる。ここで、ボーリングロッド210は連続的に下降させるのに限らず、所定量の上下動を繰り返しながら下降させるなどしてもよい。
【0020】
駆動伝達部114がストローク範囲の下端に達すると、ボーリングロッド210のチャックを解除して、ボーリングロッド210の高さ位置を保ったまま、駆動伝達部114だけをストローク範囲の上端まで上昇させて、再度ボーリングロッド210をチャックさせる。また、スイベルホース212は、駆動伝達部114のストロークSに対応する長さだけ、スイベルジョイント211とフック部材121bとの間のスイベルホース212の長さが短くなるように、スイベルジョイント211と反対側の部分を引き込み、第1および第2のガイド部材121・122に保持される位置をずらす。これにより、再度上記と同様の掘削動作が繰り返されても、スイベルホース212の巻き込みを容易に防止することができる。しかも、上記のようにスイベルホース212がスイベルホース保持装置120に保持される部分の位置を上記のようにずらして設定する作業を迅速かつ容易にすることができる。
【0021】
上記のように、スイベルホース212の長手方向の少なくとも2箇所の位置で、互いに反対側の側面を第1および第2のガイド部材121・122に接触させて、スイベルホース212が、その先端部の供回りによってボーリングロッド210に巻き込まれようとすることによる引張力が作用したときに、上記引張力に応じてスイベルホース212が第1および第2のガイド部材121・122に押し付けられる力が増大し、これに応じた抵抗力も増大して、スイベルホース212の巻き込み方向の移動が抑制されるように、スイベルホース212がスイベルホース保持装置120に保持される。さらに、駆動伝達部114のストローク範囲において、スイベルホース212がボーリングロッド210に接触して巻き込まれるのが抑制されるように、スイベルホース212の保持位置が設定される。これにより、スイベルホース212が確実に保持されて、ボーリングロッド210に巻き込まれるのを抑制することが容易にできる。
【0022】
また、上記のような形状、配置の第1および第2のガイド部材121・122を備えたスイベルホース保持装置120が用いられることにより、スイベルホース212を保持させたり保持位置を設定、調整したりすることが容易にできるので、駆動伝達部114の1ストロークごとの上昇、下降を繰り返して掘削することも容易にできる。
【0023】
さらに、第1のガイド部材121のフック部材121bを、第2のガイド部材122のフック部材122bよりも下方に配置することで、スイベルホースに引張力が作用したときに第1および第2のガイド部材121・122に押し付けられる力がより増大し、スイベルホース212がスイベルホース保持装置120に保持される効果を高めることがより容易にできる。ただし、第1、第2のガイド部材121・122の上下方向の配置は、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、第1のガイド部材121のフック部材121bが第2のガイド部材122のフック部材122bより上方に位置した場合、フック部材121bとフック部材122bとスイベルジョイント211とを結ぶスイベルホースの線形が直線に近くなると、第1および第2のガイド部材121・122に押し付けられる力が減少し、スイベルホース保持装置120の保持効果が低下し得るが、その場合でも、スイベルホース212の巻き込み方向の移動が抑制される程度に保持できればよい。
【0024】
(変形例)
さらに、スイベルホース212に生じたたるみを作業員が適宜解消や低減し得るようにしてもよい。すなわち、例えば、
図1および
図2に併せて記すように、スイベルホース212における、第2のガイド部材122よりもスイベルジョイント211から遠い位置P付近にロープ311の一端を結びつけ、ボーリングマシン本体部110に図示しない支持部材等を介して設けられた滑車または緊張器312を通して、スイベルホース保持装置120と反対側(例えば操作盤が設けられている側)に位置する作業員Qが通常の作業位置から移動することなくロープ311を容易に引けるようにしてもよい。これによって、ボーリングロッド210昇降の過程で、スイベルホース212に巻き込みの主要因となるたるみが生じた場合でも、そのたるみを解消や低減することが容易にでき、また、スイベルホース212の保持をより確実にすることが容易にできる。
【0025】
なお、上記の例では、孔の掘削が行われる例を説明したが、ボーリングロッド210を回転させながら引き抜く場合でも、同じようにしてスイベルホース212を保持させながら繰り出すことによって、同様にスイベルホース212の巻き込みを容易に抑制することができる。
【符号の説明】
【0026】
100 ボーリングマシン
110 ボーリングマシン本体部
111 ベースフレーム
112 油圧ユニット
113 油圧モータ
114 駆動伝達部
115 支持プレート
120 スイベルホース保持装置
121 第1のガイド部材
121a・122a 支持部材
121b・122b フック部材
122 第2のガイド部材
210 ボーリングロッド
211 スイベルジョイント
212 スイベルホース
311 ロープ
312 滑車または緊張器