(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022134869
(43)【公開日】2022-09-15
(54)【発明の名称】洗濯機
(51)【国際特許分類】
D06F 39/10 20060101AFI20220908BHJP
【FI】
D06F39/10 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021034333
(22)【出願日】2021-03-04
(71)【出願人】
【識別番号】399048917
【氏名又は名称】日立グローバルライフソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000350
【氏名又は名称】ポレール弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】高橋 幸太郎
(72)【発明者】
【氏名】矢野 将
(72)【発明者】
【氏名】上野 真司
(72)【発明者】
【氏名】瀬戸山 風雅
【テーマコード(参考)】
3B166
【Fターム(参考)】
3B166AA02
3B166AA04
3B166AA11
3B166AE02
3B166BA49
3B166CA01
3B166CA11
3B166CA18
3B166CB01
3B166CB11
3B166CC04
3B166DA03
3B166DB03
3B166DB14
3B166DB18
3B166DE02
3B166DE04
3B166DE06
3B166EA03
3B166EA12
3B166EB03
3B166EB24
(57)【要約】
【課題】
使用者がリントフィルターの着脱作業をすることなく、リントの捕集状態や残水の有無を容易に確認することが可能な洗濯機を提供する。
【解決手段】
水を溜める外槽と、衣類を収容する内槽と、機外に水を排水する排水経路と、排水経路に設けられ、洗濯中に衣類から発生するリントを捕集するリントフィルターを有し、リントフィルターの捕集部と操作部の間に設けた壁面を透明部材で構成する。
【選択図】
図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水を溜める外槽と、衣類を収容する内槽と、洗濯機の機外に水を排水する排水経路と、前記排水経路の途中に設けられ、洗濯中に衣類から発生するリントを捕集するリントフィルターを備え、
前記リントフィルターは、リントを捕集するリント捕集部と、リントフィルターを洗濯機の機体から着脱するための操作部と、前記リント捕集部と前記操作部との間に設けた壁面部とを有し、
前記壁面部は透明部材で構成されていることを特徴とする洗濯機。
【請求項2】
請求項1に記載の洗濯機において、
前記操作部は前記リントフィルターを着脱する持ち手を備え、
前記持ち手は、前記リントフィルターを軸方向から見たとき前記壁面部の外側に配置されていることを特徴とする洗濯機。
【請求項3】
請求項1に記載の洗濯機において、
前記操作部は前記リント捕集部とは反対側に確認窓を形成する円筒状部を有し、
前記リントフィルターを着脱する持ち手が、前記リントフィルターを軸方向から見たとき前記確認窓に実質的に重ならないように前記操作部に取付けられていることを特徴とする洗濯機。
【請求項4】
請求項3に記載の洗濯機において、
前記リントフィルターを洗濯機に取付けた状態における前記円筒状部の上部を回転軸方向に短くしたことを特徴とする洗濯機。
【請求項5】
請求項4に記載の洗濯機において、
前記円筒状部の内周面に反射面を設けたことを特徴とする洗濯機。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れか一項に記載の洗濯機において、
前記リントフィルターの設置位置の近傍に光源を設けたことを特徴とする洗濯機。
【請求項7】
請求項1乃至6の何れか一項に記載の洗濯機において、
前記排水経路の途中に循環ポンプを有することを特徴とする洗濯機。
【請求項8】
請求項1乃至6の何れか一項に記載の洗濯機において、
前記排水経路の途中に排水ポンプを有することを特徴とする洗濯機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯機に係り、特に洗濯中に衣類から発生するリント(糸くず)を捕集するリントフィルターを備えた洗濯機に関する。
【背景技術】
【0002】
水を溜める外槽と、外槽の水を機外に排水する排水経路と、排水経路の途中に設けられたリントフィルターを有する洗濯機が広く知られている。また、循環ポンプや排水ポンプを搭載した洗濯機も一般的であり、その場合は、リントフィルターはリント捕集のみならずポンプの故障を防ぐための異物フィルターの役割も兼ねている。
リントフィルターは、一般的に、リント又は異物を捕集するための捕集部と、使用者が操作するためにハンドル形状を有する操作部と、水封性を確保するためのゴムパッキンで構成され、捕集部と操作部は回転自在に構成されている。洗濯機へのリントフィルターの装着は捕集部を洗濯機の排水経路の途中に設けられた挿入部に挿入し、操作部を回転させることで行う。そのため、操作部の形状は円筒形状であり、使用者が指で掴み易くするため、円筒部の端面中心を跨ぐような持ち手形状が設けられたものが一般的である。このようなリントフィルターを備えた洗濯機は、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されている。
【0003】
特許文献1には、把持部の前端面に把持部の直径方向に延びる把持用突起が前方に向かって突設されたリント捕獲部材(リントフィルター)が開示されている。また、特許文献2には、ツマミを有するキャップとフィルター体が一体的に取り付けられたフィルター装置(リントフィルター)が開示されている。特許文献2には、さらに、キャップ近傍に設けられフィルター装置内の残水状態を表示する透明材質にて構成した残水表示装置(確認窓)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005-192920号公報
【特許文献2】特開2007-222259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のリント捕獲部材では、どの程度リントを捕獲しているのかを確認するためには、使用者は把持部を回転操作した後、リント捕獲部材を洗濯機に取り付けられた挿通管から引き出す必要がある。しかし、リントが捕獲されておらず、清掃する必要がない場合もある。すなわち、リントの捕獲の有無に拘わらず、リント捕獲部材の着脱作業を行う煩雑性が課題である。また、洗濯機内に残水がある場合に、使用者が不用意に把持部を操作することで、挿通管から漏水が発生し、床を濡らす可能性もある。
【0006】
特許文献2に記載のフィルター装置においても、フィルター体で捕集しているリントの状態を確認することは出来ない。このため、リントの捕集状態を確認するためには、運転毎にキャップを操作して、フィルター体を取外して確認する必要があり、使用者にとって煩雑な作業であることに変わりはない。また、残水表示装置を介して残水を確認した際に、排水阻害がフィルター体で発生しているのか、排水ポンプ、または機外排水通路で発生しているのか、使用者には判断が付かないという課題を有している。
【0007】
本発明は、使用者がリントフィルターの着脱作業をすることなく、リントの捕集状態や残水の有無を容易に確認することが可能な洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を達成するために、本発明の洗濯機は、特許請求の範囲に記載のように構成したものである。
本発明における洗濯機の具体的な一例は、水を溜める外槽と、衣類を収容する内槽と、機外に水を排水する排水経路と、排水経路に設けられ、洗濯中に衣類から発生するリントを捕集するリントフィルターを有し、リントフィルターの捕集部と操作部の間に設けた壁面を透明部材で構成したものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、使用者がリントフィルターの着脱作業をすることなく、リントの捕集状態や残水の有無を容易に確認することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図3】本発明の実施例のリントフィルターの側面図である。
【
図4】本発明の実施例のリントフィルターの正面図である。
【
図5】本発明の実施例のリントフィルターの側断面図である。
【
図6】リントフィルターの操作部の作用点を説明する図であり、(A)本発明の実施例におけるリントフィルターの操作部の作用点を説明する図及び(B)従来のリントフィルターの操作部の作用点を説明する図である。
【
図7】本発明の実施例のカバー開放状態の斜視図である。
【
図8】本発明の実施例のカバー開放状態の使用者視図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。
なお、実施例として示す洗濯機はドラム式洗濯乾燥機を挙げるが、本発明はタテ型洗濯機で実施しても良く、構成及び特徴、それによってもたらされる効果は同じである。
【0012】
図1はドラム式洗濯乾燥機の構成例を示す図であり、
図2はドラム式洗濯乾燥機の正面図である。洗濯機1は、箱体2と、水を溜める外槽3と、衣類を収容する内槽4と、ドア5を有する。箱体2の内部に外槽3と内槽4が設けられ、箱体1前面にはドア5が開閉自在に設けられ水封性を確保している。なお、内槽4を回転駆動するモータなどの洗濯機の一般的な構成は図示及び説明を省略する。
【0013】
外槽3の下部には貯水された水を排水する排水経路が設けられ、排水経路の途中には洗濯中に衣類から発生するリントを捕集するリントフィルター6が設けられている。リントフィルター6は、洗濯機の機体に設けられて排水経路の途中に位置するリントフィルターケース7内に収容される。また、リントフィルター6は洗濯機1の正面下部に設けた開閉可能なカバー12内に位置する(詳細は後述する)。本実施例では、排水経路は、リントフィルター6と外槽3を繋ぐ排水経路を内部排水経路(内部排水ホース)8と、リントフィルター6から下流の機外排出用の排水経路を外部排水経路(外部排水ホース)9とから構成されている。また、本実施例では、外槽3内の水が内部排水経路8、リントフィルター6を経由して循環ポンプ10により外槽3内へ循環するようになっている。したがって、リントフィルター6は外部排水へのリントの排出を抑制する役割の他に循環ポンプ10に異物が侵入しないようにする役割も持つ。外槽3内の水を外部排水する場合には排水弁11を開き外部排水経路9を介して排水する。なお、外部排水経路9の配置によっては外部排水経路9の途中に排水ポンプを設置する場合もある。この場合、リントフィルター6は排水ポンプに異物が侵入しないようにする役割も持つ。
【0014】
なお、本実施例では、洗濯機上部にはヒーター13、送風機14、乾燥フィルター15が設けられている。
【0015】
次に、本実施例の洗濯機で用いられているリントフィルター6について
図3~5を参照しながら詳細に説明する。
図3はリントフィルターの側面図、
図4はリントフィルターの正面図、
図5はリントフィルターの側断面図である。
リントフィルター6は、リントを捕集するリント捕集部61と、リントフィルター6を洗濯機の機体から着脱するための操作部62と、機体に取付け時に水が漏れ出ないように機体とリントフィルター6の外周部との間を封止するゴムパッキン63で構成されている。本実施例のリントフィルター6は機体(リントフィルターケース)に挿入後1回転程度ねじ込むようにして機体に固定されるようになっており、機体側には雌ねじ部が形成され、操作部62のリント捕集部61側には雄ねじ部64が形成されている。また、操作部62はリント捕集部61に対して回転可能に構成されている。リント捕集部61は櫛歯状の多数の突起を有し、取付け時に突起が上を向くように設置される。ただし、多数の突起が360度全方位を向くように設けても良い。この場合、取付け時にリントフィルター6の上下を気にする必要がなく、また、リントフィルター6を押し込むようにして機体に取付けるようにしても良い。この場合、リント捕集部61と操作部62は一体で構成されていてもよい。
【0016】
リント捕集部61と操作部62との間に介在する壁面部65は、プラスチックやガラスなどの透明部材で構成されている。壁面部65を透明部材で構成することにより、
図4に示すようにリントフィルター6の操作部側(機外側)からリント捕集部61におけるリント捕捉状況を確認することができる。なお、水封性が保つことが出来れば材質や形状などはゴムパッキン63に限定されず他の水封部材を用いることができる。
【0017】
本実施例のリントフィルター6は、上述したように、1回転程度回転させて洗濯機の機体に固定される。このため、操作部62には持ち手(把持部)62aが取付けられている。
従来のリントフィルターでは、特許文献1や特許文献2に記載のように、円筒状の操作部の端面中心を跨ぐような形状を有する持ち手が設けられている。このように構成された持ち手を有するリントフィルターであっても、リント捕集部と操作部の間に介在する壁面部を透明部材で構成することにより、リント捕集部を機外から透過して視認することは可能である。しかしながら、操作部の円筒部端面中央を持ち手が跨っているため、持ち手が邪魔をし、使用者が内部を視認するのは容易ではない。
【0018】
そこで、本実施例では、
図4に示すように、操作部62の持ち手62aは円筒部端面の中央を跨がずに円筒部端面の外周側に設けられている。本実施例では、持ち手62aは操作部62に一体的に形成された操作部円筒状部62bの対向する箇所に二つ形成されている。操作部円筒状部62bの内周は確認窓62cに対応する形状を有している、言い換えれば、操作部円筒状部62bの内径は確認窓62cの内径に対応している。そして、リントフィルター6を軸方向から見たとき持ち手62aが確認窓62cと実質的に重ならないようになっている。
【0019】
これにより
図4に示すように、確認窓62cを遮るものがなくなり、リント捕集状態を確認するための確認窓62cを広く確保することができる。これによって、使用者は操作部側から壁面部65を透過してリント捕集部61を容易に視認することが可能である。
【0020】
本実施例では、操作部円筒状部62bを半円筒状に形成しているが円筒状に形成しても良い。しかし、操作部円筒状部62bを本実施例のようにリントフィルター6の洗濯機取付状態における上部を回転軸方向に短くすることで、すなわち、半円筒状部が下側に形成されるように構成することで、洗濯機の設置環境における外光が採り入れ易くなる。これにより、使用者にとって、リント捕集部61の視認が更に容易となる効果が生まれる。また、操作部円筒状部62bを設けることなく、持ち手62aの部分のみを操作部62に形成するようにしても良い。
【0021】
なお、更なる視認性の向上を狙うため、例えばLED等の光源をリントフィルター6の設置位置の近傍に設けても良い。例えば、カバー12で覆われるリントフィルター6が取付けられる箇所の壁面部や機体側のリント捕集部61を収容する箇所の上部などにLED等の光源を設ける。LEDの点灯は例えば操作パネルに表示されるリントフィルター6の掃除を促すメッセージの表示と連動させるようにする。すなわち、メッセージが表示されている間はLEDを点灯させ、メッセージが消えたときにはLEDも消灯するようにする。また、操作パネルにLEDの専用スイッチを設けるようにしても良いし、カバー12の開閉に連動するスイッチを設けても良い。また、視認性の向上を図るために、半円筒状に形成された操作部円筒状部62bの内周面にミラーシートなどの反射面を設けるようにしても良い。反射面を設けることにより光量が増え、リント捕集部61の視認が更に容易となる。
【0022】
図6に、(A)本実施例のリントフィルターにおける持ち手62aの作用点(使用者の指が掛かる点)と、(B)従来のリントフィルターにおける持ち手(円筒状の操作部の端面中心を跨ぐような形状を有する持ち手)における作用点を示す。
図6の(A)に示すように、本実施例では従来のリントフィルター(B)に比べ、持ち手62aの作用点が外周側に位置するため、例えばリントフィルターを回転固定するために必要な操作力を与える場合に、従来のリントフィルターに比べ回転動作が容易となる効果も持つ。
【0023】
次に、
図7及び
図8に本実施例のリントフィルター6を洗濯機1に取り付けた状態を示す。
図7は本実施例のカバー開放状態の斜視図であり、
図8は本実施例のカバー開放状態の使用者の視点から見た図である。
図2に示すように、本実施例のドラム式洗濯乾燥機は向かって正面下部に開閉自在な片開きのカバー12が設けられ、カバー12を開放すると、
図7に示すように、リントフィルターの操作部62が露出する。この開閉自在なカバー12の役割は、リントフィルター6の清掃作業時以外にはリントフィルター6を隠すことで外観を損ねないことであり、多くの洗濯機に備えられている。本実施例において、この開閉自在なカバー12は、外観を損ねない役割だけではなく、さらに、リント捕集部61を常に視認出来ないようにする役割も持つ。これは、使用者によっては、汚れたリント捕集部が常に外観に晒されていることを好まない場合もあるからである。ただし、この開閉自在なカバー12は洗濯機の基本性能を満足するために必要不可欠なものではないため、外観を損ねない場合や常にリントフィルター6が露出していても特に問題ない場合には備えていなくても良い。
【0024】
従来の洗濯機では、リントフィルターの捕集状態を確認するためには、カバーを開放し、リントフィルターの操作部を回転させて取り外し、リントフィルターを引き出す必要がある。その際、リントフィルターのリント捕集部にリントが堆積しており、清掃が必要な状態であれば、使用者は適宜フィルターを清掃後、洗濯機に再度取付ける。しかし、リントフィルターの清掃が不要な状態であれば、不必要に洗濯機からの着脱作業を繰り返すことになる。これでは、リント捕集状態の確認作業について使用者に煩わしさを感じさせてしまうことになる。また、何らかの理由で排水が阻害され、洗濯機内に残水がある場合、使用者が不用意にリントフィルターを取外すことで洗濯機内の残水が床へ漏水し床を濡らしてしまうことになる。
【0025】
本実施例では、
図8に示すように、使用者は洗濯機正面下部のカバー12を開放するだけで、すなわち、使用者はリントフィルター6の着脱作業をすることなく、リントフィルター6の確認窓62cからリント捕集部61のリント捕集状態を視認することが可能である。これにより、使用者は、洗濯機からリントフィルター6を着脱する煩雑な作業をすることなく、リント捕集部61の清掃が必要か不要かを容易に確認出来るため、清掃が必要な場合のみリントフィルター6を取外せば良く、不必要な着脱と確認作業の手間を省くことが出来る。また、リント捕集部61にリントが実際に堆積して清掃が必要な状態を使用者に分かり易く見せることができ、リントフィルター6の清掃の必要性を効果的に使用者に認識させることができる。
【0026】
また、洗濯機内に残水がある場合には、確認窓62cから残水の状態を視認することが出来るため、使用者が不用意にリントフィルター6を取り外して漏水に至る被害を防ぐことが出来る。また、リント捕集部61へリントが堆積していないのに残水がある場合には、他の原因(例えば、排水ポンプの異常、排水経路の閉塞)により排水阻害が生じていると推測することができる。
【0027】
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換える事が可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加える事も可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をする事が可能である。
【符号の説明】
【0028】
1・・・洗濯機、2・・・箱体、3・・・外槽、4・・・内槽、5・・・ドア、6・・・リントフィルター、7・・・リントフィルターケース、8・・・内部排水経路(内部排水ホース)、9・・・外部排水経路(外部排水ホース)、10・・・循環ポンプ、11・・・排水弁、12・・・カバー、13・・・ヒーター、14・・・送風機、15・・・乾燥フィルター、61・・リント捕集部・、62・・・操作部、62a・・・持ち手、62b・・・操作部円筒状部、62c・・・確認窓、63・・・ゴムパッキン、64・・・雄ねじ部、65・・・壁面部。