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  • 特開-紫外線LED付きヘッドセット 図1
  • 特開-紫外線LED付きヘッドセット 図2
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  • 特開-紫外線LED付きヘッドセット 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022013488
(43)【公開日】2022-01-18
(54)【発明の名称】紫外線LED付きヘッドセット
(51)【国際特許分類】
   H04R 1/08 20060101AFI20220111BHJP
   A41D 13/11 20060101ALI20220111BHJP
   H04R 1/00 20060101ALI20220111BHJP
【FI】
H04R1/08
A41D13/11 Z
H04R1/00 328D
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020126845
(22)【出願日】2020-07-01
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-01-20
(71)【出願人】
【識別番号】591089198
【氏名又は名称】小松 伸一
(72)【発明者】
【氏名】小松 伸一
【テーマコード(参考)】
5D017
【Fターム(参考)】
5D017BC05
5D017BE10
(57)【要約】
【課題】コールセンターなどでインフルエンザなどの感染症対策を行う場合、ウィルスを積極的に減菌する方法を提供すること。
【解決手段】ヘッドセットのマイク部7に、マスク5に紫外線を照射する紫外線LED9を具備する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マイク部7に、マスク5に紫外線を照射する紫外線LED9を具備した紫外線LED付きヘッドセット。
【請求項2】
前記マイク部7には、マスク5に紫外線を照射する範囲がわかるようにLED8を設け、紫外線を照射した範囲を可視光で照らすことを特徴とした請求項1に記載の紫外線LED付きヘッドセット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスクに紫外線を照射してインフルエンザなどのウィルスを減菌する機能のあるヘッドセットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
コールセンターなどでインフルエンザなどの感染症対策を行う場合、ウィルスが飛散しないように、マスクを装着した上でヘッドセットを装着する必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
マスクでウィルスのエアロゾルが防げたとしても、次の呼気で付着しているウィルスが飛ばされる場合がある。
さらに、マスクを手で触ると、手にウィルスが移って、その手が様々な物に触れることで、新たな感染源となることもある。
そこで、マスクに付着したウィルスを積極的に減菌することで、インフルエンザなどの感染症を防止することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1記載の発明は、まず、ヘッドセットは、スピーカ1とヘッドバンド2とマイクブームアーム4とマイク部7で構成されている。
ヘッドセットでは、本体の端末から簡単に電力を取り出すことができることと、マスク5の呼吸通気範囲6とマイク10の音声を拾う方向が一致することに注目する。
マイク10の音声を拾う方向に向けて、紫外線LED9から照射ビーム11をマスク5の呼吸通気範囲6に照射する。
紫外線LED9の照射ビーム11は、マスク5の呼吸通気範囲6を、紫外線が照らすので、付着するウィルスを減菌することができる。
【0005】
請求項2記載の発明は、照射ビーム11に、LED8の照射を重ねたもので、呼吸通気範囲6が可視光で照らされるため、紫外線LED9がどの部分を照らしているのかの視認が容易にできるようにしたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明のマスク5の呼吸通気範囲6に、紫外線LED9から照射された紫外線の殺菌作用により、外部から侵入するウィルスを減菌する。
使用者3がインフルエンザなどの感染症に罹患していた場合は、呼気の中のウィルスをマスク5で捕らえ、マスク5の呼吸通気範囲6に、紫外線LED9から照射された紫外線の殺菌作用により、マスク5に付着しているウィルスを減菌する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の見取り図である。
図2】本発明の上面図である。
図3】本発明の使用者から見た正面図である。
図4】本発明のケーブル組み立て図である。
図5】本発明の電子回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
第1図は、使用者3がマスク5を装着し、スピーカ1とヘッドバンド2とマイクブームアーム4とマイク部7で構成されるヘッドセットを装着する。
【0009】
第2図は、マイク10が使用者3の口から発生する音声を拾い、マスク5の呼吸通気範囲6を紫外線LED9から放射される紫外線の放射ビーム11で照らされる。
請求項2記載の発明では、さらに、LED8は放射される可視光は放射ビーム11と重なり、呼吸通気範囲6を照らし、最適な紫外線の照射範囲を確認しながら、照射範囲をマイクブームアーム4で調節する。
【0010】
第3図は、マイク部7が、LED8と紫外線LED9とマイク10で構成され、それぞれが近接していて、それぞれの指向性の方向が一致しているように配置されている。
【0011】
第4図は、スピーカ1とヘッドバンド2とマイクブームアーム4とマイク部7で構成されるヘッドセットと中間スイッチ13がケーブル12で接続している。
中間スイッチ13は、オルタネイト型の押ボタンスイッチで、使用者3が任意に紫外線LED9を点灯、あるいは、消灯することができる。
請求項2記載の発明では、さらに、LED8も紫外線LED9と同時に点灯、あるいは、消灯することができる。
中間スイッチ13は、マイクプラグ14,スピーカプラグ15,USBプラグ16に接続していて、それぞれ、コンピュータなどの端末のマイクジャック,スピーカジャック,USBジャックに繋げる。
【0012】
第5図は、USBプラグ16から供給される電力を、オルタネイト型の押ボタンスイッチの中間スイッチ13を介して紫外線LED9に供給し、使用者3が任意に紫外線LED9を点灯、あるいは、消灯することができる。
請求項2記載の発明では、さらに、LED8も紫外線LED9と同時に点灯、あるいは、消灯することができる。
マイクプラグ14は、マイク10に接続する。
スピーカプラグ15は、スピーカ1に接続する。
【符号の説明】
【0018】
1 スピーカ 2 ヘッドバンド
3 使用者 4 マイクブームアーム
5 マスク 6 呼吸通気範囲
7 マイク部 8 LED
9 紫外線LED 10 マイク
11 照射ビーム 12 ケーブル
13 中間スイッチ 14 マイクプラグ
15 スピーカプラグ 16 USBプラグ
図1
図2
図3
図4
図5