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▶ 中嶋 勢三の特許一覧

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  • 特開-電動パイプサポート 図1
  • 特開-電動パイプサポート 図2
  • 特開-電動パイプサポート 図3
  • 特開-電動パイプサポート 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022013490
(43)【公開日】2022-01-18
(54)【発明の名称】電動パイプサポート
(51)【国際特許分類】
   E04G 25/06 20060101AFI20220111BHJP
【FI】
E04G25/06 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020126847
(22)【出願日】2020-06-30
(71)【出願人】
【識別番号】599162174
【氏名又は名称】中嶋 勢三
(72)【発明者】
【氏名】中嶋 勢三
【テーマコード(参考)】
2E150
【Fターム(参考)】
2E150JA01
2E150JC01
2E150JE14
2E150JE18
2E150JE21
(57)【要約】
【課題】 建設業の型枠工事で使用する型枠支保工用パイプサポートに於いて、梁やスラブ受けに多用されるが、全てハンドルを手で回して伸縮を行うが、非常に効率が悪い。又、効率の良いサポートを開発しても移行コストが多大である。
【解決手段】 パイプサポートの主体である下柱管、上柱管は既存のものを使い、サポートナット及びサポートピンをそれぞれ新サポートナット、新サポートピンに変える事で移行コストを抑える事が出来る。新サポートピン端部には歯車と六角頭部があり、六角頭部を電動レンチで回せば、歯車と連動した新サポートナットの上部全周に刻まれたラックを介して新サポートナットを回し、サポートの伸縮を瞬時に行う事が出来る。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
建設業の型枠工事に於いて、型枠支保工用パイプサポートの改良に関するもので、既存の下柱管と下柱管に差し込む上柱管はそのまま使用し、上部からの荷重を支えるサポートピンとハンドル付きナットの部位を一新し、新サポートピン(3)にレンチで回転させる為の六角頭部(3a)と歯車(3b)を設け、新サポートナット(2)の上部全周に新サポートピン(3)の歯車(3b)と連動する歯を設けて、ラックピニオン駆動を形成し、電動レンチで新サポートピン(3)を回転させる事で瞬時にサポートを伸縮出来るものである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
建設業の型枠工事に於いて、主に上部の荷重を支えるパイプサポートに関するものである。
【背景技術】
【0002】
パイプサポートの伸縮はサポートナットのハンドルを手で掴んで回す事が常套である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
林立するサポートの上げ下げの作業を手回しで行うのは効率が悪い。
【0004】
又、上部に鉄筋等の負荷が加われば手回しの作業に手間取る事になる。
【発明の効果】
【0005】
サポートのナットとサポートピンを一新し、電動のレンチでサポートの伸縮が一瞬に出来、作業効率が格段に上がる。
【0006】
又、現在使用しているサポートの本体が使える為、コストを抑える事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
発明を実施するための最良の形態を、それぞれの図面を介して説明する。
【0008】
図1は既存のパイプサポートと、既存のパイプサポートの下柱管1aに上柱管1aを差し込んだものに、新サポートナット2と新サポートピン3を取り付けたものである。
【0009】
図2は、詳細図である。新サポートナット2の上部全周に歯切りをしたラック2aを施し、端部には新サポートピン3を収納する縦貫通穴2bと、新サポートナット2を手動で回す為の横貫通穴2cは工具を差し込んで使用する。新サポートピン3に於いては、端部にラック2aと連動する歯車、ピニオン3bと電動レンチで新サポートピン3を回転させる為の六角頭部3aを施すものである。
【0010】
図3は、新サポートピン3を新サポートナット2に収納したものである
【0011】
図4は、ラックピニオンの歯噛みを示すもので電動レンチを六角頭部3aに合致させ右に回すと新サポートナット2は左に回り下降する。六角頭部3aを左に回すと新サポートナットナット2は右に回り上昇する。新サポートピン3を回転させる時には上柱管の荷重が新サポートピン3の浮き上がりを防ぎ、空回りする事は無い。。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】 既存のパイプサポートと改良後のパイプサポートである。
図2】 改良部分の詳細である。
図3】 改良部分の新サポートピンの収納を示す図である。
図4】 ラックとピニオンの歯噛みを示す図である。
【符号の説明】
1a 既存の下柱管
1b 既存の上柱管
1c 既存のサポートナット
1d 既存のサポートピン
2 新サポートナット
2a ラック
2b 新サポートピン収納穴
2c 手回し用貫通穴
3 新サポートピン
3a 六角頭部
3b ピニオン
図1
図2
図3
図4