(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022013495
(43)【公開日】2022-01-18
(54)【発明の名称】公共環境衛生のための自己浄化機能を備えた収納装置
(51)【国際特許分類】
A47B 61/04 20060101AFI20220111BHJP
【FI】
A47B61/04 504A
A47B61/04 504Z
A47B61/04 601
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020127029
(22)【出願日】2020-07-28
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-01-13
(31)【優先権主張番号】202010610730.9
(32)【優先日】2020-06-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】520280368
【氏名又は名称】杭州嘉裕信息科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100088063
【弁理士】
【氏名又は名称】坪内 康治
(72)【発明者】
【氏名】陳詩嘉
(57)【要約】 (修正有)
【課題】公衆環境衛生のための自己浄化機能を備えた収納装置を提供する。
【解決手段】収納装置は、筐体1と、移動可能に接続される筐体の上のゲートと、筐体の中の支持プレート33と、を含み、支持プレートは複数組であり、支持プレートが均等に筐体の内部に設けられており、筐体の側壁に複数の第1通孔11が設けられており、支持プレートは筐体内に着脱可能であり、筐体の頂部には第2通孔111が設けられ、第2通孔内には接続管3が設けられ、接続管内には活性炭条32が設けられており、接続管側壁には複数の第3通孔が設けられる。支持プレートは靴を置くために用いられ、複数の支持プレートの設置により、収納装置の容量を増大させ、収納装置内により多くの保管が可能となる。外気による影響は、第1通孔と活性炭の相互作用により、収納装置を空気の流通状態にし、収納装置が開いた時の臭気と病原菌の放出を避け、公共環境衛生への影響を低減する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
公共環境衛生のための自己浄化機能を備えた収納装置であって、
筐体(1)と、筐体(1)に移動可能に接続されるゲート(2)と、筐体(1)の中の支
持プレート(33)と、を含み、支持プレート(33)は複数組であり、支持プレート(
33)が均等に筐体(1)の内部に設けられており、筐体(1)の側壁に複数の第1通孔
(11)が設けられており、支持プレート(33)は筐体(1)内で着脱可能であり、筐
体(1)の頂部には第2通孔(111)が設けられ、第2通孔内には接続管(3)が設け
られ、接続管(3)内には活性炭条(32)が設けられており、接続管(3)の側壁には
複数の第3通孔(31)が設けられ、
接続管(3)の側壁には取付プレート(36)が設けられ、取付プレート(36)には第
1可動溝(361)が設けられ、第1可動溝(361)には第1接続バー(341)が設
けられ、第1接続バー(341)の頂部には接続管(3)に係合するカバープレート(3
4)が設けられ、第1接続バー(341)は第1可動溝(361)の内壁に沿って移動す
ることができ、
第1可動溝(361)の内壁には第1滑溝(101)が設けられ、第1接続バー(341
)の側壁には第1接続バー(341)に係合する第1スライダ(102)が設けられてお
り、第1可動溝(361)の内壁には接続スプリング(362)が設けられており、接続
スプリング(362)は第1接続バー(341)と係合する、ことを特徴とする公共環境
衛生のための自己浄化機能を備えた収納装置。
【請求項2】
筺体(1)の頂部には第1接続バー(341)に係合する第2可動溝(13)が設けられ
、第2可動溝(13)には第1ストッパ(14)が設けられ、第1ストッパ(14)には
プッシュブロック(141)が設けられており、第1接続バー(341)には第1ストッ
パ(14)に係合する第1ストッパ溝(342)が設けられ、第2可動溝(13)には第
1ストッパ(14)に係合するストッパスプリング(131)が設けられ、第1接続バー
(341)の側壁には第1磁気ブロック(103)が設けられており、第2可動溝(13
)の内壁には第2磁気ブロック(104)が設けられており、第1磁気ブロック(103
)は第2磁気ブロック(104)と磁気的に相互に引き合う、ことを特徴とする請求項1
に記載の公衆環境衛生のための自己浄化機能を有する収納装置。
【請求項3】
接続管(3)の側壁には第1ストッパプレート(35)が設けられ、第1ストッパプレー
ト(35)の底には支持スプリング(351)が設けられ、筐体(1)の底部には接続管
(3)に係合する支持管(105)が設けられ、筐体(1)の底部には支持管(105)
に係合する凹溝(106)が設けられ、接続管(3)内には複数の固定枠(37)が設け
られ、固定枠(37)は第2接続バー(371)を介して接続管(3)の内壁に固着され
る、ことを特徴とする請求項1に記載の公共環境衛生のための収納装置。
【請求項4】
支持プレート(33)は円盤状構造であり、支持プレート(33)には接続管(3)に係
合する第4通孔(332)が設けられ、支持プレート(33)には複数の第5通孔(33
1)が設けられ、筐体(1)の内壁には支持プレート(33)に係合する支持ブロック(
15)が設けられ、支持ブロック(15)には複数のボールが設けられている、ことを特
徴とする請求項1に記載の公共環境衛生のための自己浄化機能を備えた収納装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、公共環境衛生分野に属し、特に公共環境衛生のための自己浄化機能を備えた収
納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
多くの公共の場所では、靴を脱いで入る必要がある。例えば、日本式や韓国式の飲食店、
チムジルバン、親子遊園地、スケート場などでは、脱ぎ捨てた靴は公共の収納棚に預ける
。しかし、靴の内部には汗の味、臭気、細菌などがある。収納棚の中には臭いや病原菌が
発生しやすく、収納棚は頻繁に開けなければなりません。公共場所で伝播しやすく、公共
環境衛生に影響する。
【発明の概要】
【0003】
本発明は、先行技術の不足を克服するために、公衆環境衛生のための自己浄化機能を備え
た収納装置を提供する。
【0004】
上記の目的を達成するために、本発明に係る公共環境衛生のための自己浄化機能を備えた
収納装置は、筐体と、移動可能に接続される筐体の上のゲートと、筐体の中の支持プレー
トと、を含み、支持プレートは複数組であり、支持プレートが均等に筐体の内部に設けら
れており、筐体の側壁に複数の第1通孔が設けられており、支持プレートは筐体内に着脱
可能であり、筐体の頂部には第2通孔が設けられ、第2通孔内には接続管が設けられ、接
続管内には活性炭条が設けられており、接続管側壁には複数の第3通孔が設けられる。支
持プレートは靴を置くために用いられ、複数の支持プレートの設置により、収納装置の容
量を増大させ、収納装置内により多くの保管が可能となる。靴が支持プレートに置いた後
、戸棚の扉を閉めて、靴を箱の中に閉じ込めて、靴の匂いが第3通穴を通って接続管に入
る。活性炭で靴のにおいを処理する。収納装置内の細菌などの物質を吸収して、靴を健康
的に収納装置に入れる。第1通穴の作用により、靴に対して密封の役割を果たしながら、
靴の通風の需要を維持し、靴の保管が便利であり、風に通さない環境での靴の使用寿命に
影響を与えないようにする。収納装置内の気体が直接外の空気中に漂わないように、外気
が第1通穴から収納装置に入ると、収納装置内の空気が接続管内に入り込み、活性炭条の
作用で収納装置内のガスが浄化され、収納装置内の空気が減少する。外気による影響は、
第1通穴と活性炭の相互作用により、収納装置を空気の流通状態にし、収納装置が開いた
時の臭気と病原菌の放出を避け、公共環境衛生への影響を低減する。
【0005】
接続管の側壁に取付プレートが設けられ、取付プレートには第1可動溝が設けられ、第1
可動溝には第1接続バーが設けられ、第1接続バーの頂部には接続管に係合するカバープ
レートが設けられ、第1接続バーは第1可動溝の内壁に沿って移動することができる。
【0006】
第1可動溝の内壁に第1滑溝が設けられ、第1接続バーの側壁には第1接続バーに係合す
る第1スライダが設けられており、第1可動溝の内壁には接続スプリングが設けられてお
り、接続スプリングは第1接続バーと係合する。筺体の頂部には、第1接続バーに係合す
る第2可動溝が設けられ、第2可動溝には第1ストッパが設けられ、第1ストッパには、
プッシュブロックが設けられており、第1接続バーには、第1ストッパに係合する第1ス
トッパ溝が設けられ、第2可動溝には第1ストッパに係合するストッパスプリングが設け
られ、第1接続バーの側壁には第1磁気ブロックが設けられており、第2可動溝の内壁に
は第2磁気ブロック104が設けられており、磁気ブロックは第2磁気ブロックと磁気的
に相互に引き合う。
【0007】
接続管の側壁には第1ストッパプレートが設けられ、第1ストッパプレートの底には支持
スプリングが設けられ、筐体の底部には接続管に係合する支持管が設けられ、筐体の底部
には支持管に係合する凹溝が設けられ、接続管内には複数の固定枠が設けられ、固定枠は
第2接続バーを介して接続管の内壁に固着される。
【0008】
支持プレートは円盤状構造であり、支持プレートには接続管に係合する第4通孔が設けら
れ、支持プレートには複数の第5通孔が設けられ、筐体の内壁には支持プレートに係合す
る支持ブロックが設けられ、支持ブロックには複数のボールが設けられている。
【0009】
本発明は、収納装置のオープン時の臭気や病原菌の放出を回避し、公共環境衛生に対する
影響を低減するという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図5】本発明のフィルタプレートセットの構成図である。
【
図6】本発明のフィルタプレートセットの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1~11に示すように、公共環境衛生のための自己浄化機能を備えた収納装置は、筐体
1と、移動可能に接続される筐体1の上のゲート2と、筐体1の中の支持プレート33と
、を含み、支持プレート33は複数組であり、支持プレート33が均等に筐体1の内部に
設けられており、筐体1の側壁に複数の第1通孔11が設けられており、支持プレート3
3は筐体1内に着脱可能であり、筐体1の頂部には第2通孔111が設けられ、第2通孔
内には接続管3が設けられ、接続管3内には活性炭条32が設けられており、接続管3側
壁には複数の第3通孔31が設けられている。気流は第3通孔を介して活性炭条と接触す
る。本接触は、活性炭の作用により、空気に対して浄化作用があり、不織布袋内に粒子活
性炭を充填して活性炭条が形成される。
【0012】
接続管3の側壁に取付プレート36が設けられ、取付プレート36には第1可動溝361
が設けられ、第1可動溝361には第1接続バー341が設けられ、第1接続バー341
の頂部には接続管3に係合するカバープレート34が設けられ、第1接続バー341は第
1可動溝361の内壁に沿って移動することができる。活性炭条を接続管内に入れた後、
活性炭条が接続管内部に入り込み、第1接続バーが第1可動溝に沿って移動し、第1接続
バーがカバープレートを動かして移動させ、2つの取付プレートのカバーが互いに協働し
て、カバープレートの役割の下で接続管を密封することができる。活性炭を接続管に閉じ
込め、過剰なほこりや不純物を接続管内に落ちることで活性炭の浄化効果が損なわれるこ
とを回避でき、活性炭が靴が筐体内で発生する異臭に対処でき、活性炭条が靴箱内のにお
いに対する処理効果が向上する。
【0013】
第1可動溝361の内壁に第1滑溝101が設けられ、第1接続バー341の側壁には第
1接続バー341に係合する第1スライダ102が設けられており、第1可動溝361の
内壁には接続スプリング362が設けられており、接続スプリング362は第1接続バー
341と係合する、第1接続バーは第1可動溝と相互に嵌合し、第1接続バーと第1可動
溝との嵌合効果を高める。接続スプリングは第1接続バーに引っ張り作用を与える。活性
炭を接続管から取り出す必要がある場合、接続スプリングの作用の下で、第1接続バーを
第1可動溝の一端に移動させ、カバープレートを分離して、活性炭条を取り出して清掃す
ることが便利でする。
【0014】
筺体1の頂部には、第1接続バー341に係合する第2可動溝13が設けられ、第2可動
溝13には第1ストッパ14が設けられ、第1ストッパ14には、プッシュブロック14
1が設けられており、第1接続バー341には、第1ストッパ14に係合する第1ストッ
パ溝342が設けられ、第2可動溝13には第1ストッパ14に係合するストッパスプリ
ング131が設けられる。接続管の装着時に、プッシュブロックを押して第1ストッパを
第2可動溝の端に押し込んだ後、第1接続バーを第2可動溝に合わせて接続管を筐体に入
れて、第1接続バーを第2可動溝の中に入れた後、プッシュブロックを解放し、スプリン
グの作用で第1ストッパを押して、第1ストッパを第1接続バーの方向に移動させる。第
1ストッパを第1ストッパ溝内に入れて、第1ストッパ溝と互いに接触させて嵌め合う。
第1ストッパ溝と第1ストッパとの相互協働のもとで、接続管に固定作用が働く。
【0015】
第1ストッパの作用の下で、第1接続バーを可動溝の他端に動かして、カバープレートを
制限スプリングと第1ストッパの相互協働の下でスプリングの弾力を克服させ、より良い
協働をする。靴の筐体内の空気の浄化効果を向上させる。第1ストッパの役割により、接
続管に対して密封作用を果たすと同時に、接続管に固定効果があり、接続管の取り付けを
便利にし、接続管と筐体とが安定して嵌合する。
【0016】
第1接続バー341の側壁には第1磁気ブロック103が設けられており、第2可動溝1
3の内壁には第2磁気ブロック104が設けられており、磁気ブロック103は第2磁気
ブロック104と磁気的に相互に引き合う。第1ストッパの作用により第1接続バーが第
1可動溝の一端に移動し、第1磁気ブロックと第2磁気ブロックが接触し、第1磁気ブロ
ックと第2磁気ブロックの作用の下で、第1接続バーを第1可動溝の端に固定し、第1可
動溝の内壁を通して第1接続バーに支持力を提供し、第1ストッパに第1接続バーを挿入
すると、第1接続バーに位置限定効果があり、接続管が安定的に筐体に固定され、接続管
と筐体の接続効果を向上させる。外部のほこりや不純物が接続管内に入ることで活性炭の
浄化効果に影響を与えることを回避でき、活性炭が接続管から落ちるのを防ぐ。
【0017】
接続管3の側壁には第1ストッパプレート35が設けられ、第1ストッパプレート35の
底には支持スプリング351が設けられ、筐体1の底部には接続管3に係合する支持管1
05が設けられ、筐体1の底部には支持管105に係合する凹溝106が設けられている
。支持管は接続管に対して支持作用をし、接続管は筐体内に入れられた後、接続管は支持
管上に置かれる。接続管の頂部を筐体の頂部より高くし、接続管を取り外すのを便利にす
る。凹溝を通して活性炭条を収容する作用があり、接続管と協働して、活性炭条の頂部を
接続管の内部に設置する。カバープレートの作用の下で接続管を閉鎖する作用があり、活
性炭条を接続管の中に閉じ込める。接続管を筐体から取り外す必要がある時は、プッシュ
ブロックを第2可動溝の一端に移動させ、第1ストッパを第1ストッパ溝から離脱させ、
第1ポールと第1ストッパ溝が外れた後、スプリングを支持する作用の下で第1ストッパ
を上に移動させ、第1接続バーが接続管を上に移動させる。第1接続バーは第2可動槽か
ら抜けて、第1接続バーをスプリングの作用で第1可動溝の一端まで移動させ、カバープ
レートを脱着させ、活性炭条を接続管から取り出しやすく、活性炭条を処理しやすく、活
性炭条の使用寿命を延長して、活性炭条が靴箱内の空気の浄化効果を高める。
【0018】
接続管3内には複数の固定枠37が設けられ、固定枠37は第2接続バー371を介して
接続管3の内壁に固着される。固定枠の作用により活性炭条に対して位置固定作用が働く
。活性炭条が接続管内に固定され、活性炭条と接続管の側壁との間に一定の間隔が存在し
、活性炭条が靴箱内の気体とよりよく接触し、靴箱内の気体に接触するように固定され、
気体の浄化処理の役割を果たし、空気中の細菌やほこりなどの不純物を吸着し、靴箱内の
空気が外部の空気に与える影響を減少させる。
【0019】
支持プレート33は円盤状構造であり、支持プレート33には接続管3に係合する第4通
孔332が設けられ、支持プレート33には複数の第5通孔331が設けられている。支
持プレートは円盤状構造とすることにより、支持プレート上の空間を最大限に利用して、
支持プレート上に靴をより多く置くことができ、靴箱の容量を増加させる。筐体1の内壁
には支持プレート33に係合する支持ブロック15が設けられ、支持ブロック15には複
数のボールが設けられている。
【0020】
前記筐体1の側壁には取付空洞107が設けられており、第1通孔11と取付空洞107
が接続され、取付空洞107内にフィルタプレートセットが設けられ、取付空洞107内
にさらにフィルタプレートセットと組み合わせたバッフル5が設けられている。靴箱内の
空気と外気との交換の際に、靴箱内の空気がフィルタプレートセットを通って靴箱内の空
気を発散させて、靴箱内の空気が発散するときに、フィルタプレートセットでフィルタさ
れ、
【0021】
フィルタプレートセットの作用の下で、気流の中の細菌のほこりなどの不純物に対して濾
過を行って、靴箱の中の気流が直接外に排出して室内の空気に対して影響をもたらすこと
を免れる。靴が靴の箱の中でほこりにしみることを防止できる。バッフルの役割により第
1通穴の通断をコントロールし、支持プレートに靴を入れた後、活性炭条の役割で靴を初
歩的に処理する。靴から発生したほとんどの臭気を吸収し、その後にバッフルを移動させ
て、第1通穴を開けた状態にして、靴箱と外界を通じた状態にして、靴を通風環境の中に
置いて、靴の良好な保管環境を提供する。
【0022】
フィルタプレートセットは、取付空洞内に設けられた取付架台4と、取付架台4に設けら
れた接続部品と、取付架台4に設けられた濾過網44と、を含み、濾過は活性炭に対して
フィルタし、気体中のほこりや不純物を吸収するのを便利にする。接続部品の役割の下で
、濾過網を取付架台に固定して、濾過網と取付架台架台との接続を行う。取付架台を取付
空洞から取り出した後、接続部品の作用により網目を取付架台から取り外し、濾過網の掃
除・交換がしやすくなり、空気に対するろ過効果を高め、フィルタプレートセットのろ過
効果を最適な状態にする。
【0023】
接続部品は、取付架台4に設けられた第1接続ブロック45と、第1接続ブロック45に
ヒンジ接続されたプラテン46とを備えており、プラテン46と取付架台4は共に磁性材
料でできており、プラテンと取付架台の磁性とが引き合う。濾過網を設置する際には、接
続点の回りにプラテンを回転させて、プラテンが濾過網に押圧するようにし、濾過網に対
して固定作用が働き、濾過網を取付架台に固定する。プラテンと取付架台との磁力作用で
、プラテンと取付架台の嵌合効果を高めて、プラテンが接続点の周りを回り、濾過網を取
付架台から離脱することを避け、濾過網に対する固定効果を高める。
【0024】
取付架台4には取付溝48が設けられており、取付溝48に第2ストッパ47が可動に接
続されており、第2ストッパの中部が取付溝内の壁にヒンジ接続されており、第2ストッ
パが接続点の周りに回転でき、取付溝48には第2ストッパ47に係合するリセットスプ
リング481が設けられており、第2ストッパ47には第2ストッパ溝が設けられており
、
プラテン46には第2ストッパ溝に係合する第2ストッパ461が設けられ、濾過網を取
付架台に置くと、プラテンを回転させて、プラテンと取付架台を嵌め合わせて、プラテン
と取付架台とが嵌め合うと、第2ストッパが第2ストッパ溝内に埋め込まれ、第2ストッ
パとストッパ溝との嵌め合いにより、プラテンの固定作用が働き、プラテンと取付架台と
が分離することを回避できる。リセットスプリングは第2ストッパに固定作用を与え、第
2ストッパがプラテンに対する固定効果を高める。第2ストッパ頂部にはスロープがある
。スロープの作用で、第2ストッパがスロープの表面に沿って回転しやすくなり、第2ス
トッパが第2ストッパ溝内に入り、第2ストッパ溝と相互に協働して、第2ストッパがプ
ラテンに対する固定作用を作用させる。
【0025】
濾過網を取り外して掃除や交換を行う必要がある場合、取付溝の一端に向かって第2スト
ッパを押して、第2ストッパを接続点の周りに回転させる。これにより、第2ストッパの
頂部を第2ストッパから遠く離れさせ、第2ストッパを第2ストッパ溝から抜けさせて、
圧力プレートを上に回転させて、濾過網の固定効果を失わせる。濾過網は取り付け棚から
取り外す。第2ストッパはリセットスプリングの作用で縦の状態まで移動する。濾過網を
入れる時に濾過網に固定作用を与える。
【0026】
取付架台4の頂部には、第1接続プレート41が設けられており、第1接続プレート41
には接続溝411が設けられており、筐体1の頂部には、接続溝411に係合する第2接
続ブロック12が設けられている。取付架台4の頂部にはさらに第3接続バー42が設け
られており、第3接続バー42に第2接続プレート43が設けられており、フィルタプレ
ートセットを取付空洞に装着すると、第1接続プレートと第2接続ブロックが嵌合し、第
2接続ブロックと接続溝との相互作用のもとで、取付架台に対して固定作用が働き、取付
架台を安定して取付空洞に設置でき、フィルタプレートセットが靴箱内の気流に安定した
ろ過効果を提供できる。第2接続プレートの作用の下で、取付架台を取り外しやすくなる
。取付架台を取付空洞から取り出しやすくなる。濾過網の保護・掃除がしやすく、濾過網
の使用寿命を延長でき、濾過網の濾過効果を高めて、靴箱の中の空気が外界の空気に対す
る影響を減らす。
【0027】
バッフル5の頂部に第3接続プレート51が設けられており、第3接続プレート51には
第6通の穴が設けられており、第6通穴を通してバッフルの取り外しを容易にする。戸棚
2には、バッフル5に係合する空洞51が設けられている。第1通穴を開ける必要がある
とき、第3接続プレートの作用により、第3接続プレートを取付空洞から取り出しやすく
、第1通穴を導通状態にする。靴が通風環境に置かれ、靴の保管に有利である。バッフル
が空洞から取り出した後、空洞内に置かれ、空洞を通じてバッフルを収容する役割を果た
し、バッフルを取り出す時にバッフルに損傷を与えることを避け、バッフルに対して保護
作用を果たす。
【0028】
ゲート1には第1取付架台22が設けられており、第1取付架台22には第3接続ブロッ
ク265がヒンジ接続されており、第3接続ブロック265には第4接続プレート26が
設けられており、第4接続プレート26には第6貫通孔261が設けられている。第4接
続プレートの第6通孔は、長柄の傘を置くために用いられ、家の中には長い柄の傘がある
ときに、接続点を巻回して第4接続プレートを下に回して第4第4接続プレートを動かし
、第4接続プレートを水平にして、第1アンサンブルと第3接続ブロックの組み合わせで
、第4接続プレートを支える。長柄の傘は第六通孔に入れられる。第六の通孔の作用で傘
を置くのを便利にする。
【0029】
ゲート2には第2取付架台23が設けられており、第2取付架台23は第1取付架台22
の下方に設けられており、第2取付架台22には、第4接続プレート26に係合する収水
槽25が可動に接続されており、長柄の傘が使用後に室内に収納されると、収水槽と第4
接続プレートを裏返して、長柄の傘を第6通穴に差し込み、長柄の傘を収水槽の上に立て
る。収水槽を通して長柄の傘の雨水を収集して、傘の上の雨水が室内に落下して室内の地
面に影響を与えることを免れる。第六通穴の作用により、傘に支持力を提供して、傘を安
定的に第六通の穴に立てて、使用後の傘を快速に雨滴を乾かせる。
【0030】
収水槽25の底部には出水管251が設けられており、出水管251はねじにより密封カ
バーに接続されており、収水槽25の底部は出水管251の位置に傾斜構造が形成されて
いる。密封カバーはねじにより出水管と接続されており、出水管を密閉する作用があり、
密封カバーの役割により、出水管の遮断を制御しやすく、傘の雨水を一時的に水槽内集め
ることができる。室内の地面が濡れることを防止できる。収水槽の底面の斜面構造によっ
て、収水槽内の雨水が水道管のところに流れやすくする。収水槽内の雨水を排出し、雨水
の室内への影響を減らす。
【0031】
ゲート2には、第4接続プレート26に係合する第1固定部品と、収水槽25に係合する
第2固定部品が設けられており、第1固定部品と第2固定部品との作用により、第4接続
プレートと接続収水槽を第1取付架台と第2取付架台に固定し、第4接続プレートと収水
槽を使わない時は靴箱の体積を減らして、靴箱の使用に便利にする。
【0032】
第1固定部品には、ゲート2の第4接続ブロック241と第4接続ブロック241の固定
プレート24が設けられ、第4接続プレート26には第4接続ブロック241にヒンジ接
続された第2溝が設けられている。第2固定部品は第1固定部品と同じ構造である。固定
プレートと第4接続ブロックは可動に接続されている。固定プレートを制御するのを便利
にする。第4接続プレートを下に置く必要があるときは、固定プレートを回転させて第4
接続プレートと切り離すようにし、第4接続プレートを重力の下で下に回転させ、第4接
続プレートを水平にして、第4接続プレートを通して傘の収納に便利する。
【0033】
第6通孔261の内壁には第2取付溝262が設けられており、第2取付溝262には固
定スプリング263が設けられており、固定スプリング263の一端には固定ブロック2
64が設けられており、固定ブロック264の一端が円弧構造である。傘が第6通孔内に
入ると、傘は押圧されたまま、固定ブロックを第2取付溝内に押し込み、固定スプリング
を収縮状態にする。固定スプリングの作用の下で、固定ブロックにより、傘に推力を提供
して、固定ブロックが傘に圧力を提供して、固定ブロックの作用の下で、固定ブロックの
傘に対する固定効果を増加させ、傘を第六通孔の中に安定的に置けるようにする。
【手続補正書】
【提出日】2020-10-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
公共環境衛生のための自己浄化機能を備えた収納装置であって、
筐体(1)と、筐体(1)に移動可能に接続されるゲート(2)と、筐体(1)の中の支
持プレート(33)と、を含み、支持プレート(33)は複数組であり、支持プレート(
33)が均等に筐体(1)の内部に設けられており、筐体(1)の側壁に複数の第1通孔
(11)が設けられており、筐体(1)の頂部には第2通孔(111)が設けられ、第2
通孔(111)内には接続管(3)が設けられ、接続管(3)内には活性炭条(32)が
設けられており、接続管(3)の側壁には複数の第3通孔(31)が設けられ、
接続管(3)の側壁には取付プレート(36)が設けられ、取付プレート(36)には第
1可動溝(361)が設けられ、第1可動溝(361)には第1接続バー(341)が設
けられ、第1接続バー(341)の頂部には接続管(3)に係合するカバープレート(3
4)が設けられ、第1接続バー(341)は第1可動溝(361)の内壁に沿って移動す
ることができ、
第1可動溝(361)の内壁には第1滑溝(101)が設けられ、第1接続バー(341
)の側壁には第1接続バー(341)に係合する第1スライダ(102)が設けられてお
り、第1可動溝(361)の内壁には接続スプリング(362)が設けられており、接続
スプリング(362)は第1接続バー(341)と係合する、ことを特徴とする公共環境
衛生のための自己浄化機能を備えた収納装置。
【請求項2】
筺体(1)の頂部には第1接続バー(341)に係合する第2可動溝(13)が設けられ
、第2可動溝(13)には第1ストッパ(14)が設けられ、第1ストッパ(14)には
プッシュブロック(141)が設けられており、第1接続バー(341)には第1ストッ
パ(14)に係合する第1ストッパ溝(343)が設けられ、第2可動溝(13)には第
1ストッパ(14)に係合するストッパスプリング(131)が設けられ、第1接続バー
(341)の側壁には第1磁気ブロック(103)が設けられており、第2可動溝(13
)の内壁には第2磁気ブロック(104)が設けられており、第1磁気ブロック(103
)は第2磁気ブロック(104)と磁気的に相互に引き合う、ことを特徴とする請求項1
に記載の公衆環境衛生のための自己浄化機能を有する収納装置。
【請求項3】
接続管(3)の側壁には第1ストッパプレート(35)が設けられ、第1ストッパプレー
ト(35)の底には支持スプリング(351)が設けられ、筐体(1)の底部には接続管
(3)に係合する支持管(105)が設けられ、筐体(1)の底部には支持管(105)
に係合する凹溝(106)が設けられ、接続管(3)内には複数の固定枠(37)が設け
られ、固定枠(37)は第2接続バー(371)を介して接続管(3)の内壁に固着され
る、ことを特徴とする請求項1に記載の公共環境衛生のための収納装置。
【請求項4】
支持プレート(33)は円盤状構造であり、支持プレート(33)には接続管(3)に係
合する第4通孔(332)が設けられ、支持プレート(33)には複数の第5通孔(33
1)が設けられ、筐体(1)の内壁には支持プレート(33)に係合する支持ブロック(
15)が設けられ、支持ブロック(15)には複数のボールが設けられている、ことを特
徴とする請求項1に記載の公共環境衛生のための自己浄化機能を備えた収納装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】
多くの公共の場所では、靴を脱いで入る必要がある。例えば、日本式や韓国式の飲食店、
チムジルバン、親子遊園地、スケート場などでは、脱ぎ捨てた靴は公共の収納棚に預ける
。しかし、靴の内部には汗の味、臭気、細菌などがある。収納棚の中には臭いや病原菌が
発生しやすく、収納棚は頻繁に開けなければなりません。公共場所で伝播しやすく、公共
環境衛生に影響する。例えば、除菌・消臭作用を有するイオンを発生するイオン発生器6
A,6Bと、該イオン発生器6A,6Bから発生されるイオンを幅方向に送風する送風機
7A,7Bとを具備し、収容室5A~5Hの開口に送風によって開口側を横切るによる空
気壁を形成した除菌・消臭機能付き下駄箱が開示されており、イオンによる除菌・消臭効
率を高めた除菌・機能付き下駄箱を低コストに提供するという効果がある(特許文献1参
照)。前方に開口する収納空間2内を送風する送風装置1を設け、該収納空間の前方開口
を開閉する戸体9を設けた収納構造であって、前記収納空間を区画する仕切板7を、その
前端と閉鎖状態の前記戸体の背面との間に空気流通空間3を形成するように設け、前記送
風装置の吸込口12及び吹出口13を、前記収納空間の奥行方向に直交する方向に向けて
開口するように設けた構造とされ、かつ、前記送風装置を、前記吸込口及び前記吹出口を
前記収納空間の奥行方向における前記仕切板の前端と閉鎖状態の前記戸体の背面との間に
おいて開口させる位置と、前記吸込口及び前記吹出口を前記仕切板によって仕切られた空
間において開口させる位置と、に奥行方向に移動自在に配置した構造とされている収納構
造が開示されており、仕切板によって仕切られた空間への送風と収納空間内の空気を効果
的に循環させる送風とを可能としながらも装置構成の簡略化を図り得る収納構造を提供す
るという効果がある(特許文献2参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2011-200590号公報
[特許文献2]特開2015-130942号公報