(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022013516
(43)【公開日】2022-01-18
(54)【発明の名称】セルフファンマスク(別名、風車マスク)
(51)【国際特許分類】
A41D 13/11 20060101AFI20220111BHJP
A62B 18/02 20060101ALI20220111BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
A62B18/02 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020128703
(22)【出願日】2020-07-04
(71)【出願人】
【識別番号】520283417
【氏名又は名称】後藤 靖正
(72)【発明者】
【氏名】後藤 靖正
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA07
2E185BA09
2E185CB09
2E185CC32
(57)【要約】
【課題】通常のマスクは、特に夏場は、マスクの内部は蒸し暑くなり汗も溜まり、息苦しくなって危険になることもある。特に、新型コロナの流行の現在、夏場でもマスクは常時外せない状況にあるところから、マスク内部の環境を少しでも改善するために、本発明を提供する。
【解決手段】マスク(1)内側に挿入用スペース(2)を設け、羽根車(3)及び同保護ケージ(4)をセットにして挿入する、または、他の方法でマスク内部に装着して、電動モータで回転させるのでなく、時々無意識または意識的に排出する大きな息を利用して、口(くち)で羽根車を回して、マスク内部の空気を撹拌・換気作用を起こさせることを特徴とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスク(1)内側に挿入用スペース(2)を設け、3~数枚の羽根を備えた羽根車(3)及び通気できる同保護ケージ(4)をセットにして挿入する、または、他の方法で装着して、電動モータにより回転させるのではなく、時々無意識または意識的に排出する大きな息を利用して、口(くち)で羽根車を回して、マスク内部の空気を撹拌・換気作用を起こさせることを特徴とするセルフファンマスク(別名:風車マスク)である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、マスクに軽量・小型の羽根車を組み合わせたものである。
【背景技術】
【0002】
通常のマスクは、特に、新型コロナが流行し始めたため、種々改善・工夫されて普及されており、一部電動ファンマスクも出つつあるが、まだまだ夏場に対する改善の余地はあると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常のマスクの欠点としては、特に夏場は、マスクの内部は蒸し暑くなり汗も溜まり、息苦しくなって危険になることもある。特に、新型コロナの流行の現在、夏場でもマスクは常時外せない状況にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
マスク(1)内側に挿入用スペース(2)を設け、軽量・小型の羽根車(3)及び顔面及び羽根車の羽根を保護し通気できる保護ケージ(4)をセットにして挿入する、または、他の方法でマスク内部に装着する。
特に、夏場はマスクを着用しているとき、時々大きな息をしたり、ため息をしたりするが、あるいは意識的に時々大きな息をして、風車の原理を利用して、電動モータで回転させるのではなく、口(くち)で羽根車を回転させて、マスク内部の空気を撹拌させ換気作用を起こさせるものである。
本発明は、以上の構成によるセルフファンマスク(別名、風車マスク)である。
【発明の効果】
【0006】
特に、夏場の通常のマスクの着用の際、マスクにファンを組み合わせることにより、マスク内部の空気を撹拌・換気させ、さらに、内部には汗や湿気による水分もあるので、空気の動きによる水分の蒸発熱で、マスク内部の温度はある程度下がることが期待される。
本発明は、マスク内部の環境改善に貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するにあたりその形態について説明する。
マスク(1)内側に挿入用スペース(2)を設け、軽量・小型の羽根車(3)及び顔面及び羽根車の羽根を保護し通気できる保護ケージ(4)をセットにして挿入する、または、他の方法で装着する。
羽根車は3~数枚の羽根を備え、電動モータにより回転させるのではなく、風車の原理を利用して、時々無意識または意識的に排出する大きな息を利用して、口(くち)で羽根車を回転させ、マスク内部の空気を撹拌・換気作用を起こさせるものである。
【符号の説明】
【0009】
1 マスク
2 挿入用スペース
3 羽根車
4 保護ケージ