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特開2022-135181情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022135181
(43)【公開日】2022-09-15
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G16H 10/00 20180101AFI20220908BHJP
【FI】
G16H10/00
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021034814
(22)【出願日】2021-03-04
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-05-26
(71)【出願人】
【識別番号】313012741
【氏名又は名称】株式会社Special Medico
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】中曽根 暁子
(72)【発明者】
【氏名】加藤 敏春
(72)【発明者】
【氏名】キム ジュンヒョク
(72)【発明者】
【氏名】レー タイン
(72)【発明者】
【氏名】フゥ シウ
(72)【発明者】
【氏名】ユー ヒョンジェ
(72)【発明者】
【氏名】横井 正之
(72)【発明者】
【氏名】金井 誠
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】医療機関が健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】サーバー装置100と、クライアント装置110とが、ネットワーク150を介して通信可能に接続されている情報処理システム1000において、情報処理装置であるサーバ装置は、制御部を有する。制御部は、健康保険被保険者証の画像データから健康保険被保険者証のデータを取得する。取得した健康保険被保険者証のデータに基づき第1の医療機関が健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定する。第1の医療機関は、健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関である。被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、第1の医療機関から所定範囲内で被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理装置であって、
制御部を有し、
前記制御部は、
健康保険被保険者証の画像データから前記健康保険被保険者証のデータを取得し、
取得した前記健康保険被保険者証のデータに基づき第1の医療機関が前記健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定し、
前記第1の医療機関は、前記健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関であり、
前記被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、前記第1の医療機関から所定範囲内で前記被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する、
情報処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記第2の医療機関の情報には、前記第1の医療機関から前記第2の医療機関までの行き方に関する地図情報が含まれる、
情報処理装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、前記情報処理装置の表示部に所定の画面を表示し、
前記所定の画面には、領域が含まれ、
前記領域に、前記健康保険被保険者証の画像データが移動される操作が行われたことに基づき、前記制御部は、前記画像データから前記健康保険被保険者証のデータを取得する、
情報処理装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、前記被保険者の健康診断に対応する医療機関であると判定した場合、前記制御部は、取得した前記健康保険被保険者証のデータに基づき健康診断に関する画面を出力する、
情報処理装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の情報処理装置において、
前記情報処理装置は、医療機関の受付装置である、
情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置であって、
制御部を有し、
前記制御部は、
ICカードとの通信に基づき前記ICカードのユーザーの健康保険被保険者証に関するデータを取得し、
取得した前記健康保険被保険者証に関するデータに基づき第1の医療機関が前記健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定し、
前記第1の医療機関は、前記健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関であり、
前記被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、前記第1の医療機関から所定範囲内で前記被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する、
情報処理装置。
【請求項7】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
健康保険被保険者証の画像データから前記健康保険被保険者証のデータを取得し、
取得した前記健康保険被保険者証のデータに基づき第1の医療機関が前記健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定し、
前記第1の医療機関は、前記健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関であり、
前記被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、前記第1の医療機関から所定範囲内で前記被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する、
情報処理方法。
【請求項8】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ICカードとの通信に基づき前記ICカードのユーザーの健康保険被保険者証に関するデータを取得し、
取得した前記健康保険被保険者証に関するデータに基づき第1の医療機関が前記健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定し、
前記第1の医療機関は、前記健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関であり、
前記被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、前記第1の医療機関から所定範囲内で前記被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する、
情報処理方法。
【請求項9】
プログラムであって、コンピュータを、請求項1から請求項6までの何れか1項に記載のサーバー装置の制御部として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
健康診断を行っている医療機関がある。
特許文献1には、複数の健診者の健診データを健診項目ごとにまとめて容易に確認することが可能な健康診断システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2018-124993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
医療機関では、特定の被用者保険の健康診断を行う。より具体的に説明すると、ある医療機関は、協会けんぽの加入者の健康診断は行うが、共済組合の健康診断は行わない等である。大きな医療機関であれば、多くの人が健康診断に訪れる。医療機関の職員にとって、健康診断に訪れた人が、医療機関が対応している被用者保険の組合員であるか否かを確認するのは大変な手間である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、制御部を有する。制御部は、健康保険被保険者証の画像データから健康保険被保険者証のデータを取得する。取得した健康保険被保険者証のデータに基づき第1の医療機関が健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定する。第1の医療機関は、健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関である。被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、第1の医療機関から所定範囲内で被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図2図2は、サーバー装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3図3は、クライアント装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4図4は、クライアント装置の機能構成の一例を示す図である。
図5図5は、クライアント装置における情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
図6図6は、受付画面の一例を示す図である。
図7図7は、健康診断に関する画面の一例を示す図である。
図8図8は、医療機関から所定範囲内で被保険者の健康診断に対応している1以上の医療機関の情報を含む画面の一例を示す図である。
図9図9は、変形例1の情報処理システムの一例を示す図である。
図10図10は、受付装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図11図11は、受付装置の受付画面の一例を示す図である。
図12図12は、受付装置の画面の一例を示す図である。
図13図13は、変形例4の受付装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0008】
本明細書において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、0又は1で構成される2進数のビット集合体として信号値の高低によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0009】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0010】
<実施形態1>
1.システム構成
図1は、情報処理システム1000のシステム構成の一例を示す図である。図1に示されるように、情報処理システム1000は、システム構成として、サーバー装置100と、クライアント装置110と、を含む。クライアント装置110は、例えば、医療機関の受け付け等に設置されている情報処理装置(例えば、PC(Personal Computer))である。クライアント装置110が設置されている医療機関は、第1の医療機関の一例である。サーバー装置100と、クライアント装置110と、ネットワーク150を介して通信可能に接続されている。医療機関とは、例えば、病院、診療所等、医療を提供する施設である。
【0011】
図1では、説明の簡略化のため、情報処理システム1000において、クライアント装置110は1台しか図示していないが、複数台、情報処理システム1000に含まれてもよい。クライアント装置110は、PCに限られず、タブレット型コンピュータ等であってもよい。本実施形態においてサーバー装置100は、クライアント装置110に対して、本実施形態の処理に係るプログラムを提供する。クライアント装置110は、情報処理装置の一例である。
【0012】
2.ハードウェア構成
(1)サーバー装置100のハードウェア構成
図2は、サーバー装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバー装置100は、ハードウェア構成として、制御部201と、記憶部202と、通信部203と、を含む。制御部201は、CPU(Central Processing Unit)等であって、サーバー装置100の全体を制御する。記憶部202は、HDD(Hard Disk Drive)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等であって、プログラム及び制御部201がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。制御部201が、記憶部202に記憶されているプログラムに基づき、処理を実行することによって、サーバー装置100の機能等が実現される。通信部203は、NIC(Network Interface Card)等であって、サーバー装置100をネットワーク150に接続し、他の装置(例えば、クライアント装置110等)との通信を司る。
【0013】
(2)クライアント装置110のハードウェア構成
図3は、クライアント装置110のハードウェア構成の一例を示す図である。クライアント装置110は、ハードウェア構成として、制御部301と、記憶部302と、撮像部303と、入力部304と、出力部305と、通信部306と、を含む。制御部301は、CPU等であって、クライアント装置110の全体を制御する。記憶部302は、HDD、ROM、RAM等であって、プログラム、制御部301がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。例えば、記憶部302には、地図情報とともに、クライアント装置110が設置されている医療機関近くの他の医療機関の情報、その他の医療機関がどの保険者の健康診断に対応しているかの情報等が記憶されている。上述したように、プログラムは、サーバー装置100からクライアント装置110にダウンロードされる。制御部301が、記憶部302に記憶されているプログラムに基づき、処理を実行することによって、後述する図4に示すクライアント装置110の機能構成及び後述する図5に示すアクティビティ図の処理が実現される。撮像部303は、カメラ等であって、被写体を撮像する。本実施の形態の例では、クライアント装置110の操作者である医療機関の受け付けの担当者は、医療機関を訪れた人から健康保険被保険者証を預かり、撮像部303にかざして健康保険被保険者証を撮像し、クライアント装置110に取り込む。後述する健康保険被保険者証の画像データは、撮像部303によって生成され、制御部301に送信される。入力部304は、例えば、マウス、キーボード等であって、ユーザー操作に応じて情報を制御部301に入力する。出力部305は、例えば、ディスプレイ等であって、制御部301による処理の結果等を出力する。通信部306は、クライアント装置110をネットワーク150に接続し、他の装置(例えば、サーバー装置100)との通信を司る。記憶部302は、記憶媒体の一例である。
【0014】
3.機能構成
図4は、クライアント装置110の機能構成の一例を示す図である。図4に示されるように、クライアント装置110は、機能構成として、取得部401と、表示制御部402と、を含む。
【0015】
(取得部401)
取得部401は、健康保険被保険者証の画像データから健康保険被保険者証のデータを取得する。より具体的に説明すると、取得部401は、健康保険被保険者証の画像データを解析し、健康保険被保険者証のデータを取得する。健康保険被保険者証のデータとしては、例えば、被保険者の氏名、生年月日、性別、資格取得年月日、記号、番号、保険者番号、保険者名称等がある。
【0016】
(表示制御部402)
表示制御部402は、取得部401によって取得された健康保険被保険者証のデータと、記憶部302等に記憶されているクライアント装置110が設置されている医療機関が健康診断に対応している保険者名称等のデータと、に基づき、クライアント装置110が設置されている医療機関が健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定する。クライアント装置110が設置されている医療機関とは、健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関である。被保険者の健康診断に対応する医療機関であると判定した場合、表示制御部402は、取得した健康保険被保険者証のデータに基づき健康診断に関する画面を出力する。被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、表示制御部402は、クライアント装置110が設置されている医療機関から所定範囲内で被保険者の健康診断に対応している1以上の医療機関の情報を出力する。ここで、表示制御部402は、健康保険被保険者証のデータより、クライアント装置110が設置されている医療機関に過去通院したことがあるユーザーであり、自宅の住所のデータを有している場合には、クライアント装置110が設置されている医療機関から所定範囲内で被保険者の健康診断に対応している1以上の医療機関の情報を出力すると共に、ユーザーの自宅から所定範囲内の、ユーザーである被保険者の健康診断に対応する1以上の医療機関の情報を出力するようにしてもよい。
【0017】
4.情報処理
図5は、クライアント装置110における情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
A501において、表示制御部402は、撮像部303より健康保険被保険者証の画像データを受信したか否かを判定する。表示制御部402は、撮像部303より健康保険被保険者証の画像データを受信したと判定売ると、処理をA502に進める。表示制御部402は、撮像部303より健康保険被保険者証の画像データを受信していないと判定すると、A501の処理を繰り返す。
A502において、表示制御部402は、取得部401によって取得された健康保険被保険者証の画像データを含む、後述する図6に示すような画面を生成し、クライアント装置110の出力部305に出力する。
【0018】
図6は、受付画面600の一例を示す図である。図6に示されるように受付画面600には、健康保険被保険者証の画像データ610と、チェック領域620と、が含まれる。
A503において、表示制御部402は、受付画面600において、所定の操作、すなわち、健康保険被保険者証の画像データ610が選択されて、チェック領域620に移動される操作、が行われたか否かを判定する。表示制御部402は、所定の操作が行われたと判定した場合、処理をA504に進める。表示制御部402は、所定の操作が行われなかったと判定した場合、処理をA502に戻す。
【0019】
A504において、取得部401は、健康保険被保険者証の画像データを解析し、健康保険被保険者証のデータを取得する。上述したように、健康保険被保険者証のデータとしては、例えば、被保険者の氏名、生年月日、性別、資格取得年月日、記号、番号、保険者番号、保険者名称等が含まれる。
A505において、表示制御部402は、取得部401によって取得された健康保険被保険者証のデータと、記憶部302等に記憶されているクライアント装置110が設置されている医療機関が健康診断に対応している保険者名称等のデータと、に基づき、クライアント装置110が設置されている医療機関が健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定する。表示制御部402は、健康診断に対応する医療機関であると判定すると、処理をA506に進める。表示制御部402は、健康診断に対応していない医療機関であると判定すると、処理をA507に進める。
【0020】
A506において、表示制御部402は、取得された健康保険被保険者証のデータに基づき健康診断に関する画面を出力する。
図7は、健康診断に関する画面700の一例を示す図である。
図7の例では、健康診断に関する画面700では、保険者の健康診断に対応している医療機関であることや、健康診断の情報入力画面に移行する場合に選択されるボタン710等が含まれる。ボタン710が選択されると、表示制御部402は、取得された健康保険被保険者証のデータに基づき、例えば、被保険者の氏名、生年月日、性別、記号、番号、保険者番号等が入力された、健康診断の情報入力画面を出力部305に表示する。
なお、健康診断に関する画面の例としては、図7に示されるような画面ではなく、ボタン710が選択された際に表示されるような健康診断の情報入力画面であってもよい。
【0021】
A507において、表示制御部402は、クライアント装置110が設置されている医療機関から所定範囲内で被保険者の健康診断に対応している1以上の医療機関の情報を出力する。
図8は、医療機関から所定範囲内で被保険者の健康診断に対応している1以上の医療機関の情報を含む画面800の一例を示す図である。
図8の例では、画面800には、現在地である、クライアント装置110が設置されている医療機関から所定範囲内で被保険者の健康診断に対応している3つの医療機関(AA医療機関、BB医療機関、CC医療機関)の情報が出力されている。また、画面800には、クライアント装置110が設置されている医療機関から3つの医療機関(AA医療機関、BB医療機関、CC医療機関)までの行き方に関する地図情報が含まれている。
【0022】
本実施形態の処理によれば、医療機関の窓口業務に携わる職員等は、健康診断に訪れた人が、医療機関が対応している被用者保険の組合員であるか否かをすぐに確認し、対応することができる。また、健康診断に訪れた人が、医療機関が対応していない被用者保険の組合員である場合は、近くの対応している医療機関を案内することができる。
【0023】
<変形例1>
実施形態1の変形例を説明する。実施形態1では、クライアント装置110が主に処理を実行した。しかし、医療機関の入り口付近に設置されている受付装置120が実施形態1で示したような処理を実行するようにしてもよい。変形例1の場合、受付装置120は、情報処理装置の一例である。ここで、受付装置120は、医療機関の入り口付近に設置され、受け付けの一部の処理を代行する装置であり、例えば、ユーザーが予約を行っている場合は、受付番号、患者番号、氏名、予約されている診療科の名前、予約時間、診療科の場所情報等を記載した紙等を出力する装置である。
図9は、変形例1の情報処理システム1000の一例を示す図である。変形例1の情報処理システム1000は、サーバー装置100と、クライアント装置110と、受付装置120と、を含む。サーバー装置100と、クライアント装置110と、受付装置120と、はネットワーク150を介して通信可能に接続されている。受付装置120は、医療機関の入り口付近に設置されている受付装置である。変形例1では、医療機関を訪れたユーザーは、受付装置120に健康保険被保険者証を翳す。すると、受付装置120によって健康保険被保険者証が撮像され、実施形態1に示したような処理が実行される。そして、実行結果に基づいて、受付装置120に図7図8に示したような画面が表示される。
【0024】
図10は、受付装置120のハードウェア構成の一例を示す図である。受付装置120は、ハードウェア構成として、制御部1001と、記憶部1002と、撮像部1003と、入力部1004と、出力部1005と、通信部1006と、を含む。制御部1001は、CPU等であって、受付装置120の全体を制御する。記憶部1002は、HDD、ROM、RAM等であって、プログラム、制御部1001がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。変形例1のプログラムは、サーバー装置100から受付装置120にダウンロードされる。制御部1001が、記憶部1002に記憶されているプログラムに基づき、処理を実行することによって、受付装置120の機能構成等が実現される。受付装置120の機能構成は、図4に示した機能構成とほぼ同様である。撮像部1003は、カメラ等であって、被写体を撮像する。変形例1の例では、医療機関を訪れたユーザーが所定の位置で健康保険被保険者証を撮像部1003に翳す。すると、撮像部1003が健康保険被保険者証を撮像し、受付装置120に取り込む。健康保険被保険者証の画像データは、撮像部1003によって生成され、制御部1001に送信される。入力部1004は、例えば、ボタン等であって、ユーザー操作に応じて情報を制御部1001に入力する。出力部1005は、例えば、ディスプレイ等であって、制御部1001による処理の結果等を出力する。通信部1006は、受付装置120をネットワーク150に接続し、他の装置(例えば、サーバー装置100)との通信を司る。記憶部1002は、記憶媒体の一例である。
【0025】
受付装置120の出力部1005には、図11に示されるような画面が表示されている。図11は、受付装置120の受付画面1100の一例を示す図である。受付画面1100には、診察ボタン1110と、健康診断ボタン1120と、が含まれている。ユーザーが健康診断ボタン1120を選択したことを検知すると、変形例1の表示制御部402は、受付装置120の出力部1005に図12に示されるような画面を表示する。図12は、受付装置120の画面1200の一例を示す図である。ユーザーは、画面を確認すると、自身の健康保険被保険者証を受付装置120の撮像部1003の前に翳す。撮像部1003は、健康保険被保険者証が所定の位置に翳されると、健康保険被保険者証を撮像する。
【0026】
変形例1の取得部401は、撮像部1003より健康保険被保険者証の画像データを受け取ると、健康保険被保険者証の画像データを解析し、健康保険被保険者証のデータを取得する。表示制御部402は、取得部401によって取得された健康保険被保険者証のデータと、記憶部1002等に記憶されている受付装置120が設置されている医療機関が健康診断に対応している保険者名称等のデータと、に基づき、受付装置120が設置されている医療機関が健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定する。受付装置120が設置されている医療機関とは、健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関である。被保険者の健康診断に対応する医療機関であると判定した場合、表示制御部402は、出力部1005に健康診断を受けることができる旨等を表示する。また、表示制御部402は、医療機関の窓口のPC等に健康保険被保険者証のデータ等を送信するようにしてもよい。被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、表示制御部402は、受付装置120が設置されている医療機関から所定範囲内で被保険者の健康診断に対応している1以上の医療機関の情報を含む画面等を受付装置120の出力部1005に出力する。
【0027】
変形例1によれば、医療機関を訪れたユーザーは、健康保険被保険者証を受付装置120に翳すだけで、訪れた医療機関で健康診断を受けることが可能か否か理解することができる。健康診断に訪れた人が、医療機関が対応していない被用者保険の組合員である場合は、近くの対応している医療機関を直接、ユーザーに案内することができる。
【0028】
<変形例3>
実施形態1の変形例を説明する。実施形態1では、クライアント装置110が実施形態に関する処理を行うものとして説明を行った。しかしながら、実施形態1で説明したような機能及び処理を、サーバー装置100が実行するようにしてもよい。変形例3の場合、サーバー装置100は、情報処理装置の一例である。
【0029】
<変形例4>
変形例1の変形例を説明する。変形例1等では、健康保険被保険者証を例に説明を行った。しかし、健康保険被保険者証としてマイナンバーカードを用いるようにしてもよい。マイナンバーカードの集積回路には、マイナンバーカードのユーザーを識別する識別情報、ユーザーの健康保険被保険者証に関するデータ等が記憶されている。マイナンバーカードは、ICカードの一例である。
【0030】
図13は、変形例4の受付装置120のハードウェア構成の一例を示す図である。受付装置120は、ハードウェア構成として、制御部1301と、記憶部1302と、撮像部1303と、入力部1304と、読み取り部1305と、出力部1306と、通信部1307と、を含む。制御部1301は、CPU等であって、受付装置120の全体を制御する。記憶部1302は、HDD、ROM、RAM等であって、プログラム、制御部1301がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。変形例4のプログラムは、サーバー装置130から受付装置120にダウンロードされる。制御部1301が、記憶部1302に記憶されているプログラムに基づき、処理を実行することによって、受付装置120の機能構成等が実現される。受付装置120の機能構成は、図4に示した機能構成とほぼ同様である。撮像部1303は、カメラ等であって、被写体を撮像する。医療機関を訪れたユーザーが健康保険被保険者証を翳して健康保険被保険者証を撮像し、受付装置120に取り込む。健康保険被保険者証の画像データは、撮像部1303によって生成され、制御部1301に送信される。入力部1304は、例えば、ボタン等であって、ユーザー操作に応じて情報を制御部1301に入力する。読み取り部1305は、読み取り部1305に対して翳されたマイナンバーカードと無線通信を行い、マイナンバーカードのICに書き込まれた情報を受信し、制御部1301に送信する。出力部1306は、例えば、ディスプレイ等であって、制御部1301による処理の結果等を出力する。通信部1307は、受付装置120をネットワーク150に接続し、他の装置(例えば、サーバー装置130)との通信を司る。記憶部1302は、記憶媒体の一例である。変形例4の受付装置120は、一般的な健康保険被保険者証のカードでも、マイナンバーカードでも対応可能であるが、以下では説明の簡略化のため、ユーザーがマイナンバーカードを用いた場合を例に説明を行う。一般的な健康保険被保険者証のカードの場合は、変形例1と同様の処理となる。
【0031】
変形例4の取得部401は、読み取り部1305を介してマイナンバーカードよりマイナンバーカードのユーザーを識別する識別情報を取得する。変形例4の表示制御部402は、取得部401によってユーザーの識別情報が取得されると、ユーザーによって連携が許可された外部サーバーよりユーザーの健康保険被保険者証のデータを取得する。表示制御部402は、取得された健康保険被保険者証のデータと、記憶部1002等に記憶されている受付装置120が設置されている医療機関が健康診断に対応している保険者名称等のデータと、に基づき、受付装置120が設置されている医療機関が健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定する。受付装置120が設置されている医療機関とは、健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関である。被保険者の健康診断に対応する医療機関であると判定した場合、表示制御部402は、出力部1306に健康診断を受けることができる旨等を表示する。また、表示制御部402は、医療機関の窓口のPC等に健康保険被保険者証のデータ等を送信するようにしてもよい。被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、表示制御部402は、受付装置120が設置されている医療機関から所定範囲内で被保険者の健康診断に対応している1以上の医療機関の情報を含む画面等を受付装置120の出力部1005に出力する。
【0032】
変形例4によれば、ICカードとの無線通信に基づき外部サーバ等からICカードの保有者の健康保険被保険者証に該当する情報を取得し、健康診断に訪れた人が、医療機関が対応している被用者保険の組合員であるか否かをすぐに確認し、対応することができる。
【0033】
<付記>
発明は、次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記情報処理装置において、前記第2の医療機関の情報には、前記第1の医療機関から前記第2の医療機関までの行き方に関する地図情報が含まれる、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記制御部は、前記情報処理装置の表示部に所定の画面を表示し、前記所定の画面には、領域が含まれ、前記領域に、前記健康保険被保険者証の画像データが移動される操作が行われたことに基づき、前記制御部は、前記画像データから前記健康保険被保険者証のデータを取得する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記制御部は、前記被保険者の健康診断に対応する医療機関であると判定した場合、前記制御部は、取得した前記健康保険被保険者証のデータに基づき健康診断に関する画面を出力する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記情報処理装置は、医療機関の受付装置である、情報処理装置。
情報処理装置であって、制御部を有し、前記制御部は、ICカードとの通信に基づき前記ICカードのユーザーの健康保険被保険者証に関するデータを取得し、取得した前記健康保険被保険者証に関するデータに基づき第1の医療機関が前記健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定し、前記第1の医療機関は、前記健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関であり、前記被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、前記第1の医療機関から所定範囲内で前記被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する、情報処理装置。
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、健康保険被保険者証の画像データから前記健康保険被保険者証のデータを取得し、取得した前記健康保険被保険者証のデータに基づき第1の医療機関が前記健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定し、前記第1の医療機関は、前記健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関であり、前記被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、前記第1の医療機関から所定範囲内で前記被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する、情報処理方法。
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、ICカードとの通信に基づき前記ICカードのユーザーの健康保険被保険者証に関するデータを取得し、取得した前記健康保険被保険者証に関するデータに基づき第1の医療機関が前記健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定し、前記第1の医療機関は、前記健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関であり、前記被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、前記第1の医療機関から所定範囲内で前記被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する、情報処理方法。
プログラムであって、コンピュータを、前記サーバー装置の制御部として機能させるためのプログラム。
もちろん、この限りではない。
【0034】
例えば、上述のプログラムを記憶させる、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体として提供してもよい。
また、上述した実施形態及び変形例を任意に組み合わせて実施するようにしてもよい。
【0035】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0036】
100 :サーバー装置
110 :クライアント装置
120 :受付装置
130 :サーバー装置
150 :ネットワーク
201 :制御部
202 :記憶部
203 :通信部
301 :制御部
302 :記憶部
303 :撮像部
304 :入力部
305 :出力部
306 :通信部
401 :取得部
402 :表示制御部
600 :受付画面
610 :画像データ
620 :チェック領域
700 :画面
710 :ボタン
800 :画面
1000 :情報処理システム
1001 :制御部
1002 :記憶部
1003 :撮像部
1004 :入力部
1005 :出力部
1006 :通信部
1100 :受付画面
1110 :診察ボタン
1120 :健康診断ボタン
1200 :画面
1301 :制御部
1302 :記憶部
1303 :撮像部
1304 :入力部
1305 :読み取り部
1306 :出力部
1307 :通信部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【手続補正書】
【提出日】2021-03-23
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理装置であって、
制御部を有し、
前記制御部は、
健康保険被保険者証の画像データから前記健康保険被保険者証のデータを取得し、
取得した前記健康保険被保険者証のデータに基づき第1の医療機関が前記健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定し、
前記第1の医療機関は、前記健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関であり、
前記被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、前記第1の医療機関から所定範囲内で前記被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する、
情報処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記第2の医療機関の情報には、前記第1の医療機関から前記第2の医療機関までの行き方に関する地図情報が含まれる、
情報処理装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、前記情報処理装置の表示部に所定の画面を表示し、
前記所定の画面には、領域が含まれ、
前記領域に、前記健康保険被保険者証の画像データが移動される操作が行われたことに基づき、前記制御部は、前記画像データから前記健康保険被保険者証のデータを取得する、
情報処理装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、前記被保険者の健康診断に対応する医療機関であると判定した場合、前記制御部は、取得した前記健康保険被保険者証のデータに基づき健康診断に関する画面を出力する、
情報処理装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の情報処理装置において、
前記情報処理装置は、医療機関の受付装置である、
情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置であって、
制御部を有し、
前記制御部は、
ICカードとの通信に基づき前記ICカードのユーザーの健康保険被保険者証に関するデータを取得し、
取得した前記健康保険被保険者証に関するデータに基づき第1の医療機関が前記健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定し、
前記第1の医療機関は、前記健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関であり、
前記被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、前記第1の医療機関から所定範囲内で前記被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する、
情報処理装置。
【請求項7】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
健康保険被保険者証の画像データから前記健康保険被保険者証のデータを取得し、
取得した前記健康保険被保険者証のデータに基づき第1の医療機関が前記健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定し、
前記第1の医療機関は、前記健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関であり、
前記被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、前記第1の医療機関から所定範囲内で前記被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する、
情報処理方法。
【請求項8】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ICカードとの通信に基づき前記ICカードのユーザーの健康保険被保険者証に関するデータを取得し、
取得した前記健康保険被保険者証に関するデータに基づき第1の医療機関が前記健康保険被保険者証の被保険者の健康診断に対応する医療機関か否かを判定し、
前記第1の医療機関は、前記健康保険被保険者証のユーザーが健康診断に訪れた医療機関であり、
前記被保険者の健康診断に対応する医療機関でないと判定した場合、前記第1の医療機関から所定範囲内で前記被保険者の健康診断に対応する第2の医療機関の情報を出力する、
情報処理方法。
【請求項9】
プログラムであって、コンピュータを、請求項1から請求項6までの何れか1項に記載の情報処理装置の制御部として機能させるためのプログラム。