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  • 特開-保冷剤の使用方法 図1
  • 特開-保冷剤の使用方法 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022135320
(43)【公開日】2022-09-15
(54)【発明の名称】保冷剤の使用方法
(51)【国際特許分類】
   B65D 81/38 20060101AFI20220908BHJP
【FI】
B65D81/38 R
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021035057
(22)【出願日】2021-03-05
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-06-02
(71)【出願人】
【識別番号】518249502
【氏名又は名称】株式会社ドリスタ
(74)【代理人】
【識別番号】100090479
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 一
(74)【代理人】
【識別番号】100195877
【弁理士】
【氏名又は名称】櫻木 伸一郎
(72)【発明者】
【氏名】三澤 誠
(72)【発明者】
【氏名】大野 正樹
【テーマコード(参考)】
3E067
【Fターム(参考)】
3E067AA11
3E067AB01
3E067AB02
3E067AB04
3E067AB08
3E067AB09
3E067AB20
3E067BA05A
3E067CA18
3E067FA01
3E067FC01
3E067GA11
3E067GD01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】保冷剤とその輸送・保管システムを複数種類開発せずに要冷蔵品ごとの適切な保冷温度を長時間容易に保つ保冷剤の使用方法を提供する。
【解決手段】保冷剤と複数種類の断熱カバーを準備する第1工程、要冷蔵品の保冷温度を取得する第2工程、保冷温度で要冷蔵品を保冷するために複数種類の断熱カバーから少なくとも一つの断熱カバーを使用する又は使用しないを選択する第3工程、断熱カバーを使用する場合、断熱カバーを保冷剤に装着する第4工程を含み、断熱カバーは第1断熱カバーと第2断熱カバーを含み、第1断熱カバーの第1領域は第1断熱材で構成され、第2断熱カバーの第2領域は第2断熱材で構成され、第1の断熱材は第2断熱材より熱伝導率が高く、断熱カバーが装着された保冷剤は第1断熱材で覆われる第1領域では第1の保冷温度より高い第2保冷温度を提供し、第2断熱材で覆われる第2領域では第2保冷温度より高い第3保冷温度を提供する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つの保冷剤と、複数種類の断熱カバーと、を準備する第1の工程と、
要冷蔵品の保冷温度を取得する第2の工程と、
前記保冷温度で前記要冷蔵品を保冷するために、前記複数種類の断熱カバーから少なくとも一つの断熱カバーを使用する又は使用しないことを選択する第3の工程と、
前記少なくとも一つの断熱カバーを使用する場合、前記少なくとも一つの断熱カバーを前記少なくとも一つの保冷剤に装着する第4の工程と、を含み、
前記少なくとも一つの保冷剤は、表面温度が-10℃以下であり、前記少なくとも一つの断熱カバーで覆われない領域では-10℃以下の第1の保冷温度を提供し、
前記少なくとも一つの断熱カバーは、第1の断熱カバーと、第2の断熱カバーと、を含み、
前記第1の断熱カバーの、少なくとも一つの第1領域は第1の断熱材で構成され、
前記第2の断熱カバーの、少なくとも一つの第2領域は第2の断熱材で構成され、
前記第1の断熱材は前記第2の断熱材よりも熱伝導率が高く、
前記少なくとも一つの断熱カバーが装着された前記少なくとも一つの保冷剤は、前記第1の断熱材で覆われる前記少なくとも一つの第1領域では前記第1の保冷温度より高い第2の保冷温度を提供し、前記第2の断熱材で覆われる前記少なくとも一つの第2領域では前記第2の保冷温度より高い第3の保冷温度を提供することを特徴とする保冷剤の使用方法。
【請求項2】
請求項1に記載の保冷剤の使用方法において、
前記第1の断熱カバーは、前記第1の断熱材で構成され、
前記第2の断熱カバーは、前記第2の断熱材で構成されることを特徴とする保冷剤の使用方法。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の保冷剤の使用方法において、
前記第1の工程で準備された前記少なくとも一つの保冷剤に含まれる複数の保冷剤によって、前記保冷温度で前記要冷蔵品を冷却する第5工程をさらに含み、
前記第2の工程で取得する前記保冷温度が前記第1の保冷温度の場合、前記第3の工程では、前記少なくとも一つの断熱カバーを使用しないことを選択し、前記第5工程では、前記複数の保冷剤を、前記要冷蔵品を囲むように設置し、
前記第2の工程で取得する前記保冷温度が前記第2の保冷温度の場合、前記第3の工程では、前記少なくとも一つの断熱カバーとして前記第1の断熱カバーを使用することを選択し、前記第5工程では、前記複数の保冷剤を、前記第1の断熱材で覆われる、前記少なくとも一つの第1領域で、前記要冷蔵品を囲むように設置し、又は、
前記第2の工程で取得する前記保冷温度が前記第3の保冷温度の場合、前記第3の工程では、前記少なくとも一つの断熱カバーとして前記第2の断熱カバーを使用することを選択し、前記第5工程では、前記複数の保冷剤を、前記第2の断熱材で覆われる、前記少なくとも一つの第2領域で、前記要冷蔵品を囲むように設置することを特徴とする保冷剤の使用方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は保冷剤の使用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
スーパーやデパート等の店舗で購入された食品等は、購入者が自宅等に運ぶまでの間、品質が低下しないように保冷される。そのため、保冷剤(保冷材、蓄冷剤、蓄冷材などともいう)が広く使用されている(例えば、特許文献1等)。
【0003】
保冷剤は一定温度を長時間保つことが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2018-048318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、適切な保冷温度は食材によって異なる。厚生労働省の大量調理施設衛生管理マニュアル(別添1)では冷凍食品が-15℃以下、生鮮魚介類が5℃以下、食肉が10℃以下、生鮮果実・野菜が10℃前後と定められている。また、冷蔵庫は概ね-24℃、-4℃、+12℃の3種類の温度に管理されている。また、要冷蔵品は食材に限定されず、例えば、ワクチン等も含み、適切な保冷温度は要冷蔵品によって異なる。保冷剤の温度は保冷剤の材料に固有であるため、要冷蔵品ごとに適温で保冷するには、複数種類の保冷剤が必要である。しかし、要冷蔵品ごとに適切な保冷温度を長時間保つことができる保冷剤を複数種類開発することは容易ではない。また、保冷剤自身の保管温度も保冷剤に固有であるため、保冷剤に適する温度での、保冷剤の輸送・保管システムを複数種類構築することも容易ではない。
【0006】
本発明は上記実状を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、保冷剤とその輸送・保管システムを複数種類開発、構築することなく、要冷蔵品ごとの適切な保冷温度を長時間容易に保つことができる保冷剤の使用方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一の態様は、
少なくとも一つの保冷剤と、複数種類の断熱カバーと、を準備する第1の工程と、
要冷蔵品の保冷温度を取得する第2の工程と、
前記保冷温度で前記要冷蔵品を保冷するために、前記複数種類の断熱カバーから少なくとも一つの断熱カバーを使用する又は使用しないことを選択する第3の工程と、
前記少なくとも一つの断熱カバーを使用する場合、前記少なくとも一つの断熱カバーを前記少なくとも一つの保冷剤に装着する第4の工程と、を含み、
前記少なくとも一つの保冷剤は、表面温度が-10℃以下であり、前記少なくとも一つの断熱カバーで覆われない領域では-10℃以下の第1の保冷温度を提供し、
前記少なくとも一つの断熱カバーは、第1の断熱カバーと、第2の断熱カバーと、を含み、
前記第1の断熱カバーの、少なくとも一つの第1領域は第1の断熱材で構成され、
前記第2の断熱カバーの、少なくとも一つの第2領域は第2の断熱材で構成され、
前記第1の断熱材は前記第2の断熱材よりも熱伝導率が高く、
前記少なくとも一つの断熱カバーが装着された前記少なくとも一つの保冷剤は、前記第1の断熱材で覆われる前記少なくとも一つの第1領域では前記第1の保冷温度より高い第2の保冷温度を提供し、前記第2の断熱材で覆われる前記少なくとも一つの第2領域では前記第2の保冷温度より高い第3の保冷温度を提供することを特徴とする保冷剤の使用方法に関する。
【0008】
本開示の保冷剤の使用方法によると、少なくとも一つの保冷剤は、表面温度が-10℃以下であり、第3の工程で断熱カバーを使用しないことを選択すると、断熱カバーで覆われない領域では-10℃以下の第1の保冷温度を提供することができる。また、第1の断熱カバーの、少なくとも一つの第1領域は第1の断熱材で構成され、第2の断熱カバーの、少なくとも一つの第2領域は第2の断熱材で構成される。第1の断熱材は第2の断熱材よりも熱伝導率が高い。第3の工程で断熱カバーを使用することを選択すると、少なくとも一つの断熱カバーが装着された少なくとも一つの保冷剤は、第1の断熱材で覆われる第1領域では第1の保冷温度より高い第2の保冷温度を提供し、第2の断熱材で覆われる第2領域では第2の保冷温度より高い第3の保冷温度を提供することができる。保冷剤は表面温度が-10℃以下の1種類でよいため、保冷剤とその輸送・保管システムを複数種類開発、構築する必要がなく、開発コストを大幅に低減することができる。また、量産効果により製造コストを大幅に低減することができる。さらに、断熱カバーを装着して使用するため、表面温度が-10℃以下の保冷剤の使用時間を延長させることができるとともに、保冷剤表面への結露を低減することもできる。
【0009】
本開示の一の態様では、
前記第1の断熱カバーは、前記第1の断熱材で構成され、
前記第2の断熱カバーは、前記第2の断熱材で構成されることが好ましい。
【0010】
第1~2の断熱カバーを装着する、又は、断熱カバーを装着しないことにより、保冷剤が提供する保冷温度を-10℃以下の第1の保冷温度、第1の保冷温度より高い第2の保冷温度、第2の保冷温度より高い第3の保冷温度のいずれかに簡単に切り替えることができる。
【0011】
本開示の一の態様では、
前記第1の工程で準備された前記少なくとも一つの保冷剤に含まれる複数の保冷剤によって、前記保冷温度で前記要冷蔵品を冷却する第5工程をさらに含み、
前記第2の工程で取得する前記保冷温度が前記第1の保冷温度の場合、前記第3の工程では、前記少なくとも一つの断熱カバーを使用しないことを選択し、前記第5工程では、前記複数の保冷剤を、前記要冷蔵品を囲むように設置し、
前記第2の工程で取得する前記保冷温度が前記第2の保冷温度の場合、前記第3の工程では、前記少なくとも一つの断熱カバーとして前記第1の断熱カバーを使用することを選択し、前記第5工程では、前記複数の保冷剤を、前記第1の断熱材で覆われる、前記少なくとも一つの第1領域で、前記要冷蔵品を囲むように設置し、又は、
前記第2の工程で取得する前記保冷温度が前記第3の保冷温度の場合、前記第3の工程では、前記少なくとも一つの断熱カバーとして前記第2の断熱カバーを使用することを選択し、前記第5工程では、前記複数の保冷剤を、前記第2の断熱材で覆われる、前記少なくとも一つの第2領域で、前記要冷蔵品を囲むように設置することが好ましい。
【0012】
要冷蔵品に適した保冷空間を簡単に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本実施形態の保冷剤の使用例を示す。
図2】本実施形態の保冷剤の他の使用例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本開示の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成のすべてが本開示の解決手段として必須であるとは限らない。
【0015】
図1は本実施形態の保冷剤10の使用例を示す。第1の工程では、少なくとも一つの保冷剤10と、複数種類の断熱カバー11と、を準備する。第2の工程では、要冷蔵品の保冷温度を取得する。第3の工程では、保冷温度で要冷蔵品を保冷するために、複数種類の断熱カバー11から少なくとも一つの断熱カバー11を使用する又は使用しないことを選択する。第4の工程では、少なくとも一つの断熱カバー11を使用する場合、少なくとも一つの断熱カバー11を少なくとも一つの保冷剤10に装着する。少なくとも一つの保冷剤10の表面温度は、特に限定されないが、-10℃以下が好ましく、-15℃以下がより好ましく、-20℃以下がさらに好ましい。少なくとも一つの保冷剤10の表面温度が低いほど、提供できる保冷温度の範囲を広くすることができる。少なくとも一つの保冷剤10は、少なくとも一つの断熱カバー11で覆われない領域では少なくとも一つの保冷剤10の表面温度を保冷温度として提供する。即ち、少なくとも一つの保冷剤10は、表面温度が-10℃以下の場合、少なくとも一つの断熱カバー11で覆われない領域では-10℃以下の第1の保冷温度を提供する。少なくとも一つの断熱カバー11は、第1の断熱カバー12と、第2の断熱カバー13と、を含む。第1の断熱カバー12の、少なくとも一つの第1領域は第1の断熱材14で構成され、第2の断熱カバー13の、少なくとも一つの第2領域は第2の断熱材15で構成される。第1の断熱材14は第2の断熱材15よりも熱伝導率が高く、少なくとも一つの断熱カバー11が装着された少なくとも一つの保冷剤10は、第1の断熱材14で覆われる第1領域では第1の保冷温度より高い第2の保冷温度を提供し、第2の断熱材15で覆われる第2領域では第2の保冷温度より高い第3の保冷温度を提供する。要冷蔵品の適切な保冷温度は要冷蔵品によって異なるが、要冷蔵品が、例えば、冷凍食品の場合、第1の保冷温度は-10℃以下が好ましく、-15℃以下がより好ましく、-20℃以下がさらに好ましい。要冷蔵品が、例えば、生鮮魚介類、食肉の場合、第2の保冷温度は-7~10℃が好ましく、-6~6℃がより好ましく、-5~3℃がさらに好ましい。要冷蔵品が、例えば、生鮮果実・野菜の場合、第3の保冷温度は5~15℃が好ましく、7~13℃がより好ましく、8~12℃がさらに好ましい。第1の断熱カバー12は、第1領域以外は第1の断熱材14以外の材料で構成されてもよいし、第1領域以外はいずれの材料で構成されなくてもよい。第2の断熱カバー13は、第2領域以外は第2の断熱材15以外の材料で構成されてもよいし、第2領域以外はいずれの材料で構成されなくてもよい。
【0016】
保冷剤10は表面温度が第1の保冷温度の1種類でよいため、保冷剤10とその輸送・保管システムを複数種類開発、構築する必要がなく、開発コストを大幅に低減することができる。また、量産効果により製造コストを低減することができる。さらに、断熱カバー11を装着して使用するため、表面温度が第1の保冷温度の保冷剤10の使用時間を延長できるとともに、保冷剤表面への結露を低減することもできる。
【0017】
第1の断熱カバー12は、第1の断熱材14で構成され、第2の断熱カバー13は、第2の断熱材15で構成されることが好ましい。断熱カバー11を装着しない保冷剤10は第1の保冷温度を提供することができる。第1の断熱材14で構成される第1の断熱カバー12が装着された保冷剤10は、第1の保冷温度より高い第2の保冷温度を提供することができる。第2の断熱材15で構成される第2の断熱カバー13が装着された保冷剤10は、第2の保冷温度より高い第3の保冷温度を提供することができる。断熱カバー11を取り替えることにより、保冷剤10によって提供する保冷温度を第1の保冷温度、第2の保冷温度、第3の保冷温度のいずれかに簡単に切り替えることができる。
【0018】
図2は本実施形態の保冷剤10の他の使用例を示す。第1の工程で準備された少なくとも一つの保冷剤10に含まれる複数の保冷剤10によって、保冷温度で要冷蔵品16を冷却する第5工程をさらに含む。第2の工程で取得する保冷温度が第1の保冷温度の場合、第3の工程では、少なくとも一つの断熱カバー11を使用しないことを選択し、第5の工程では、複数の保冷剤10を、要冷蔵品16を囲むように設置する。第2の工程で取得する保冷温度が第2の保冷温度の場合、第3の工程では、少なくとも一つの断熱カバー11として第1の断熱カバー12を使用することを選択し、第5の工程では、複数の保冷剤10を、第1の断熱材14で覆われる、少なくとも一つの第1領域で、要冷蔵品16を囲むように設置する。第1の断熱カバー12の、第1の断熱材14で構成される領域は、第1の断熱カバー12全部でもよいし、一部でもよく、一部の場合、他の領域は第1の断熱材14以外の材料で構成されてもよいし、いずれの材料で構成されなくてもよい。第2の工程で取得する保冷温度が第3の保冷温度の場合、第3の工程では、少なくとも一つの断熱カバー11として第2の断熱カバー13を使用することを選択し、第5の工程では、複数の保冷剤10を、第2の断熱材15で覆われる、少なくとも一つの第2領域で、要冷蔵品16を囲むように設置する。第2の断熱カバー13の、第2の断熱材15で構成される領域は、第2の断熱カバー13全部でもよいし、一部でもよく、一部の場合、他の領域は第2の断熱材15以外の材料で構成されてもよいし、いずれの材料で構成されなくてもよい。要冷蔵品16に適した保冷空間を簡単に作ることができる。
【0019】
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本開示の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例はすべて本開示の範囲に含まれる。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語とともに記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、本実施形態の構成も本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形が可能である。
【符号の説明】
【0020】
10 保冷剤、11 断熱カバー、12 第1の断熱カバー、13 第2の断熱カバー、14 第1の断熱材、15 第2の断熱材、16 要冷蔵品
図1
図2