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▶ 杉原 和男の特許一覧

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  • 特開-引っ掛け式分割階段踏み板 図1
  • 特開-引っ掛け式分割階段踏み板 図2
  • 特開-引っ掛け式分割階段踏み板 図3
  • 特開-引っ掛け式分割階段踏み板 図4
  • 特開-引っ掛け式分割階段踏み板 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022135835
(43)【公開日】2022-09-15
(54)【発明の名称】引っ掛け式分割階段踏み板
(51)【国際特許分類】
   E06C 1/04 20060101AFI20220908BHJP
【FI】
E06C1/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021071443
(22)【出願日】2021-03-04
(71)【出願人】
【識別番号】302013715
【氏名又は名称】杉原 和男
(72)【発明者】
【氏名】杉原 和男
【テーマコード(参考)】
2E044
【Fターム(参考)】
2E044AA01
2E044BA01
2E044BC03
2E044CA01
2E044CB03
2E044CC01
2E044DA04
2E044DA07
2E044DB01
2E044DB03
2E044DC07
(57)【要約】
【課題】物や道具を持ったままでも安全に高所への上り下りが出来る事を目的とする既存アルミ梯子用の脱着容易な引っ掛け式分割階段踏み板を提供する。
【解決手段】既存アルミ梯子の足掛けステップに引っ掛ける事の出来る屈曲部4や5の引っ掛け部分を特徴としたL形の引っ掛け式分割階段踏み板1で有って、梯子の最下位の足掛けステップに最初の引っ掛け式分割階段踏み板1を引っ掛け上に向かって順番に引っ掛け式分割階段踏み板1を引っ掛けて行く事で上の引っ掛け式分割階段踏み板の前端部5が下の引っ掛け式分割階段の引っ掛け部4又は5の上部に重なる事で安全性を高める。引っ掛け式分割階段踏み板の奥行き幅は約25cm~30cm有り階段一段の高さも約18cm~25cm有り物や道具を持ったまま安全に高所への上り下りが出来る既存アルミ梯子用脱着容易な引っ掛け式分割階段踏み板である。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
既存アルミ梯子の足掛けステップに引っ掛けて使用するL字型の分割階段踏み板であって、上端部にアルミ梯子の足掛けステップに引っ掛けるための屈曲部を有する事を特徴とする金属製又はFRP製引っ掛け式分割階段踏み板。
【請求項2】
引っ掛け式分割階段踏み板は、滑り止め加工を施している事を特徴とする請求項1に記載の引っ掛け式分割階段踏み板。
【請求項3】
屈曲部は半円形またはコの字形であることを特長とする請求項1に記載の引っ掛け式分割階段踏み板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は子供や女性さらには工事関係者でも何時でも何処でも簡単に物や道具を持ったまま安全に高所への上り下りが出来る既存アルミ梯子用引っ掛け式分割階段踏み板である。
【背景技術】
【0002】
現在において一般的には、高所に上り下りする手段として梯子を使っているが、登り角度が急であり、上り下りする際は梯子の足掛けステップを持ちながら上り下りしなくてはならないため、物や道具を持ったままでの高所への上り下りは困難かつ危険性も高い。殆どにおいて高所に上り下りする時は、何らかの作業等の目的を果たす為に上り下りするのであって現在の梯子や脚立ではその目的を簡単な方法では充分に果たせていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【特許文献】特開平11-100986
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に高所に上り下りする際は梯子を用いているが、登り角度が急であるため物や道具を持ったままでの上り下りは困難かつ危険でもある。物や道具を持ったままでも安全に上り下りの出来る手段として、本発明品の引っ掛け式分割階段踏み板を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明品は、既存のアルミ梯子の足掛けステップに引っ掛けて使用するL字形の引っ掛け式分割階段踏み板で、踏み板の上端部に引っ掛けるための屈曲部分を有していて、屈曲部はアルミ梯子の足掛けステップに確実に引っかかる形状となっている。引っ掛け式階段踏み板は金属製またはFRP製で滑り止め加工を施していることを特徴とする引っ掛け式分割階段踏み板。
【発明の効果】
【0006】
本発明品の引っ掛け式分割階段踏み板は既存アルミ梯子の足掛けステップに、上端部に引っ掛け部分を有するL字形の引っ掛け式分割階段踏み板で、既存アルミ梯子の傾斜角度が35度~45度前後であることを基本とし、梯子下段の足掛けステップから上段に向かって本発明品の引っ掛け式分割階段踏み板を順番に引っ掛けていくだけで安全に高所への上り下りが出来る階段を提供出来る。上に重なる本発明品の前端部が下の階段踏み板の屈曲部の上に重なる事で階段踏み板の浮き上がり等を抑える事で安全性を高めている。階段踏み板の奥行き幅も約25cm~30cm、階段一段の高さも約18cm~25cmあるので、物や道具を持ったままでも安全に高所へ上り下りする事が出来る脱着容易な引っ掛け式分割階段踏み板を実現した。使用する梯子が長くなると高所へ上り下りする際多少の横揺れや縦揺れが生じるが縦揺れや横揺れを省く安全対策備品として縦揺れ横揺れを防止するための補強足脚や階段用手摺も使用できる。本発明品の引っ掛け式分割階段踏み板により、物や道具を持ったままでも高所への上り下りが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 本発明品の引っ掛け式分割階段踏み板の全体図
図2】 本発明品の実施例図
図3】 本発明品の実施例の断面図
図4】 本発明品の半円型屈曲部
図5】 本発明品のコの字型屈曲部
【発明を実施するための形態】
【0008】
【符号の説明】
【0009】
1 引っ掛け式分割階段踏み板
2 既存梯子本体フレーム
3 既存梯子の足掛けステップ
4 引っ掛ける為の屈曲部
5 引っ掛け式分割階段踏み板前端部
図1
図2
図3
図4
図5