(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022135855
(43)【公開日】2022-09-15
(54)【発明の名称】決済手段の特典情報を提供するための装置およびその方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/02 20120101AFI20220908BHJP
G06Q 20/08 20120101ALI20220908BHJP
【FI】
G06Q30/02 346
G06Q20/08 300
【審査請求】未請求
【請求項の数】17
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021082398
(22)【出願日】2021-05-14
(31)【優先権主張番号】10-2021-0029303
(32)【優先日】2021-03-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】ゼ・ヨン・ミン
(72)【発明者】
【氏名】ギュ・チョル・パク
(72)【発明者】
【氏名】ソン・リョン・ジョ
【テーマコード(参考)】
5L049
5L055
【Fターム(参考)】
5L049BB07
5L055AA22
(57)【要約】 (修正有)
【課題】決済手段の特典情報を提供するための装置、方法及び記録媒体を提供する。
【解決手段】決済手段の特典情報を提供するためのシステムにおいて、電子装置110は、使用者端末120により使用者が選択したアイテムに関する情報を獲得すると、使用者が登録した複数の決済手段情報を含む使用者のアカウント情報を獲得する。そして、複数の決済手段のうち少なくとも一つの決済手段に対してアイテムの決済に関連した特典情報を獲得し、この特典情報に基づいて複数の決済手段の中で選択された第1決済手段に関する情報と、第1決済手段が提供する第1特典情報と、を提供する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置で情報提供方法であって、
使用者が選択したアイテムに関する情報を獲得する段階と、
前記使用者が登録した複数の決済手段情報を含む前記使用者のアカウント情報を獲得する段階と、
前記複数の決済手段のうち少なくとも一つの決済手段に対して前記アイテムの決済に関連した特典情報を獲得する段階と、
前記少なくとも一つの決済手段の特典情報に基づいて前記複数の決済手段の中で選択された第1決済手段に関する情報および前記第1決済手段が提供する第1特典情報を提供する段階と、を含む、情報提供方法。
【請求項2】
前記第1決済手段は前記第1特典情報による割引金額に基づいて選択されることを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項3】
前記アイテムに対する決済要請を受信する場合、前記第1決済手段に基づいて前記アイテムの決済遂行のためのデータを処理する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項4】
前記特典情報を獲得する段階は
前記アイテムに関する情報および前記使用者のアカウント情報のうち少なくとも一つに基づいて前記アイテムの決済に関連した特典情報を判断する段階を含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項5】
前記使用者のアカウント情報は
前記複数の決済手段別に前記使用者が決済した内訳情報および前記使用者のメンバーシップ加入の有無に関する情報のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項6】
前記メンバーシップは前記複数の決済手段のうち少なくとも一つと対応する第1メンバーシップおよび前記電子装置に対応するサービスと対応する第2メンバーシップを含むことを特徴とする、請求項5に記載の情報提供方法。
【請求項7】
前記第1特典情報を提供する段階は
前記複数の決済手段別に前記使用者が決裁した内訳情報に基づいて前記第1決済手段を選択する段階を含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項8】
前記複数の決済手段に含まれる特定決済手段を利用して前記使用者が決済した内訳があらかじめ設定された第1条件を満足する場合、前記特定決済手段の利用を提案する情報を提供する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項9】
前記特典情報は前記少なくとも一つの決済手段別に対応する少なくとも一つのサーバーから受信される特典情報のうち、前記アイテムの決済のために適用される情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項10】
前記少なくとも一つの決済手段別に対応する少なくとも一つのサーバーからあらかじめ設定された期間の間提供されるイベント情報を獲得する段階をさらに含み、
前記第1決済手段は前記イベント情報に基づいて選択されることを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項11】
前記アイテムの購入のために既選択された特定決済手段が存在する場合、
前記第1特典情報を提供する段階は
前記特定決済手段が前記第1決済手段と異なる決済手段に対応する場合、前記特定決済手段が提供する特典情報と前記第1特典情報を比較する情報を提供する段階を含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項12】
前記特定決済手段が提供する特典情報と前記第1特典情報を比較した結果に基づいて前記特定決済手段が提供する特典情報と前記第1特典情報が提供される方式が決定されることを特徴とする、請求項11に記載の情報提供方法。
【請求項13】
前記使用者から前記第1決済手段に関する情報に対応する入力を受信する場合、前記第1特典情報が適用された価格を含む前記アイテムの決済ページを提供する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項14】
前記第1特典情報を提供する段階は
前記第1特典情報の提供のために割り当てられた予算の残額を獲得する段階と、
前記残額があらかじめ設定された第2条件を満足する場合、前記第1決済手段に関する情報を前記使用者に提供する段階と、を含み、
前記残額が前記第2条件を満足しない場合、前記第1決済手段に関連した情報を前記使用者に提供しないことを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項15】
前記少なくとも一つの決済手段のうち第2決済手段に関する情報および前記第2決済手段が提供する第2特典情報を提供する段階をさらに含み、
前記第1特典情報および前記第2特典情報を比較した結果に基づいて前記第1特典情報とおよび前記第2特典情報が提供される方式が決定されることを特徴とする、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項16】
請求項1に記載された方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な非一時的記録媒体。
【請求項17】
情報を提供する電子装置であって、
トランシーバー、命令語を保存するメモリおよびプロセッサを含み、
前記プロセッサは、前記トランシーバーおよび前記メモリと連結され、
使用者が選択したアイテムに関する情報を獲得し、前記使用者が登録した複数の決済手段情報を含む前記使用者のアカウント情報を獲得し、前記複数の決済手段のうち少なくとも一つの決済手段に対して前記アイテムの決済に関連した特典情報を獲得し、前記少なくとも一つの決済手段の特典情報に基づいて前記複数の決済手段の中で選択された第1決済手段に関する情報および前記第1決済手段が提供する第1特典情報を提供する電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は決済手段の特典情報を提供するための装置およびその方法に関する。より具体的には、本開示は使用者が選択したアイテムの決済に関連して少なくとも一つの決済手段の特典情報を獲得し、獲得された少なくとも一つの決済手段の特典情報に基づいて選択された第1決済手段に関する情報および第1決済手段が提供する第1特典情報を提供する装置およびその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電子技術の発達につれて、電子商取引はショッピングの一分野として位置づけられた。顧客は直接ショッピングモールや市場に行かなくてもオンライン上でアイテム(item)を購入することができ、オンライン上で購入したアイテムは顧客が要請した配送地に配送される。
【0003】
電子商取引の過程を詳察すると、使用者はコンピュータなどインターネットに連結された端末を通じて販売中のアイテムをショッピングし、アイテムに対する購入意思を販売者に伝達することができる。この場合、アイテムの購入に関連したトランザクションはクレジットカード番号およびパスワードのように使用者によって入力された決済手段によって処理され得る。
【0004】
オンライン上のアイテム販売に関連して、いかなる決済手段を利用して決済するかによって互いに異なる特典が提供され得る。例えば、特定の決済手段に基づいて決済を進行することによって、アイテム金額に対する割引やポイント積立などの特典が提供され得る。
【0005】
ただし、使用者が特定決済手段に基づいて決済を進行する場合に提供される特典の存在を認識していないか、決済手段別に提供される特典のうち最も良い特典について具体的に認知していないため、他の決済手段で決済を進行する場合がある。したがって、使用者に決済手段を推薦して該当決済手段の特典情報を提供する必要がある。
【0006】
これと関連して、KR20140023815AおよびKR20090063037Aなどの先行文献を参照することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本実施形態が解決しようとする課題は、前述した問題点を解決するために、使用者が選択したアイテムの決済に関連して少なくとも一つの決済手段の特典情報を獲得し、獲得された少なくとも一つの決済手段の特典情報に基づいて選択された第1決済手段に関する情報および第1決済手段が提供する第1特典情報を提供する装置およびその方法を提供するところにある。
【0008】
本実施形態が達成しようとする技術的課題は前記のような技術的課題に限定されず、以下の実施形態からさらに他の技術的課題が類推され得る。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一実施形態に係る電子装置で情報を提供する方法は、使用者が選択したアイテムに関する情報を獲得する段階と、前記使用者が登録した複数の決済手段情報を含む前記使用者のアカウント情報を獲得する段階と、前記複数の決済手段のうち少なくとも一つの決済手段に対して前記アイテムの決済に関連した特典情報を獲得する段階と、前記少なくとも一つの決済手段の特典情報に基づいて前記複数の決済手段の中で選択された第1決済手段に関する情報および前記第1決済手段が提供する第1特典情報を提供する段階を含む。
【0010】
一実施形態によると、前記第1決済手段は前記第1特典情報による割引金額に基づいて選択され得る。
【0011】
一実施形態によると、前記情報提供方法は、前記アイテムに対する決済要請を受信する場合、前記第1決済手段に基づいて前記アイテムの決済遂行のためのデータを処理する段階をさらに含むことができる。
【0012】
一実施形態によると、前記特典情報を獲得する段階は、前記アイテムに関する情報および前記使用者のアカウント情報のうち少なくとも一つに基づいて前記アイテムの決済に関連した特典情報を判断する段階を含むことができる。
【0013】
一実施形態によると、前記使用者のアカウント情報は、前記複数の決済手段別に前記使用者が決済した内訳情報および前記使用者のメンバーシップ加入の有無に関する情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0014】
一実施形態によると、前記メンバーシップは、前記複数の決済手段のうち少なくとも一つと対応する第1メンバーシップおよび前記電子装置に対応するサービスと対応する第2メンバーシップを含むことができる。
【0015】
一実施形態によると、前記第1特典情報を提供する段階は、前記複数の決済手段別に前記使用者が決済した内訳情報に基づいて前記第1決済手段を選択する段階を含むことができる。
【0016】
一実施形態によると、前記複数の決済手段に含まれる特定決済手段を利用して前記使用者が決済した内訳があらかじめ設定された第1条件を満足する場合、前記特定決済手段の利用を提案する情報を提供する段階をさらに含むことができる。
【0017】
一実施形態によると、前記特典情報は前記少なくとも一つの決済手段別に対応する少なくとも一つのサーバーから受信される特典情報のうち前記アイテムの決済のために適用される情報を含むことができる。
【0018】
一実施形態によると、前記少なくとも一つの決済手段別に対応する少なくとも一つのサーバーからあらかじめ設定された期間の間提供されるイベント情報を獲得する段階をさらに含み、前記第1決済手段は前記イベント情報に基づいて選択され得る。
【0019】
一実施形態によると、前記アイテムの購入のために既選択された特定決済手段が存在する場合、前記第1特典情報を提供する段階は、前記特定決済手段が前記第1決済手段と異なる決済手段に対応する場合、前記特定決済手段が提供する特典情報と前記第1特典情報を比較する情報を提供する段階を含むことができる。
【0020】
一実施形態によると、前記特定決済手段が提供する特典情報と前記第1特典情報を比較した結果に基づいて前記特定決済手段が提供する特典情報と前記第1特典情報が提供される方式が決定され得る。
【0021】
一実施形態によると、前記使用者から前記第1決済手段に関する情報に対応する入力を受信する場合、前記第1特典情報が適用された価格を含む前記アイテムの決済ページを提供する段階をさらに含むことができる。
【0022】
一実施形態によると、前記第1特典情報を提供する段階は、前記第1特典情報の提供のために割り当てられた予算の残額を獲得する段階と、前記残額があらかじめ設定された第2条件を満足する場合、前記第1決済手段に関する情報を前記使用者に提供する段階を含み、前記残額が前記第2条件を満足しない場合、前記第1決済手段に関連した情報を前記使用者に提供しない可能性がある。
【0023】
一実施形態によると、前記少なくとも一つの決済手段のうち第2決済手段に関する情報および前記第2決済手段が提供する第2特典情報を提供する段階をさらに含み、前記第1特典情報および前記第2特典情報を比較した結果に基づいて前記第1特典情報とおよび前記第2特典情報が提供される方式が決定され得る。
【0024】
一実施形態に係る情報を提供する電子装置はトランシーバー、命令語を保存するメモリおよびプロセッサを含み、前記プロセッサは、前記トランシーバーおよび前記メモリと連結され、使用者が選択したアイテムに関する情報を獲得し、前記使用者が登録した複数の決済手段情報を含む前記使用者のアカウント情報を獲得し、前記複数の決済手段のうち少なくとも一つの決済手段に対して前記アイテムの決済に関連した特典情報を獲得し、前記少なくとも一つの決済手段の特典情報に基づいて前記複数の決済手段の中で選択された第1決済手段に関する情報および前記第1決済手段が提供する第1特典情報を提供する。
【0025】
その他の実施形態の具体的な事項は詳細な説明および図面に含まれている。
【発明の効果】
【0026】
本開示によると、決済手段の特典情報を提供するための装置およびその方法は、使用者に特定決済手段を推薦し、該当決済手段が提供する特典情報を提供することによって使用者が最善の決済手段を利用して決済を進行するように誘導することができる。
【0027】
発明の効果は以上で言及した効果に制限されず、言及されていないさらに他の効果は特許請求の範囲の記載から当該技術分野の通常の技術者に明確に理解され得る。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1】一実施形態に係る決済手段の特典情報を提供するためのシステムを示す概略的な構成図である。
【
図2】一実施形態に係る決済手段の特典情報を提供するためのシステムでの電子装置の情報提供方法を説明する動作フローチャートである。
【
図3】一実施形態に係る電子装置が少なくとも一つのサーバーから特典情報を受信する一例示を説明する例示図である。
【
図4】一実施形態に係る電子装置が少なくとも一つのサーバーから特典情報を受信する一例示を説明する例示図である。
【
図5】一実施形態に係る電子装置が第1決済手段の特典情報を提供する動作を説明する例示図である。
【
図6】一実施形態に係る電子装置がアイテムに対する決済要請を受信する動作を説明する例示図である。
【
図7】一実施形態に係る複数の決済手段別に使用者が決済した内訳情報に基づいて電子装置が第1決済手段を選択する動作を説明する例示図である。
【
図8】一実施形態に係る電子装置が特定決済手段の利用を提案する情報を提供する動作を説明する例示図である。
【
図9】一実施形態に係る電子装置が使用者の検索入力に対応するアイテム検索結果を提供する動作を説明する例示図である。
【
図10】一実施形態に係るアイテム販売情報処理のための電子装置の構成の例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
実施形態で使われる用語は、本開示での機能を考慮しつつ、可能な限り現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現などによって変わり得る。また、特定の場合は出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明の部分で詳細にその意味を記載する。したがって、本開示で使われる用語は単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本開示の全般にわたる内容に基づいて定義されるべきである。
【0030】
明細書全体においてある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り他の構成要素を除くものではなく他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」などの用語は少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアまたはソフトウェアで具現されたりハードウェアとソフトウェアの組み合わせで具現され得る。
【0031】
明細書全体において記載された「a、b、およびcのうち少なくとも一つ」の表現は、「a単独」、「b単独」、「c単独」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、または「a、b、cすべて」を包括することができる。
【0032】
以下で言及される「端末」は、ネットワークを通じてサーバーや他端末に接続できるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。ここで、コンピュータは例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)などを含み、携帯用端末は例えば、携帯性と移動性が保証される無線通信装置として、IMT(International Mobile Telecommunication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)などの通信基盤端末、スマートフォン、タブレットPCなどのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0033】
以下では、添付した図面を参照して本開示の実施形態について、本開示が属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本開示は多様な異なる形態で具現され得、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0034】
以下、本発明の実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。
【0035】
実施形態を説明するにおいて、本発明が属する技術分野で広く知られており、本発明と直接的に関連のない技術内容については説明を省略する。これは不要な説明を省略することによって本発明の要旨を曖昧にせず、より明確に伝達するためである。
【0036】
同様の理由により、添付図面において一部の構成要素は誇張または省略されたり概略的に図示された。また、各構成要素の大きさは実際の大きさを全的に反映するものではない。各図面で同一または対応する構成要素には同一の参照番号を付与した。
【0037】
本発明の利点および特徴、そして、それらを達成する方法は添付される図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確になる。しかし、本発明は以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし本実施形態は本発明の開示を完全なものとし、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるだけである。明細書全体に亘って同一の参照符号は同一の構成要素を指し示す。
【0038】
この時、処理フローチャート図面の各ブロックとフローチャート図面の組み合わせは、コンピュータプログラムインストラクションによって遂行され得ることが理解できる。これらコンピュータプログラムインストラクションは汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサに搭載され得るため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサを通じて遂行されるそのインストラクションが、フローチャートブロックで説明された機能を遂行する手段を生成することになる。これらコンピュータプログラムインストラクションは特定方式で機能を具現するためにコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されることも可能であるため、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されたインストラクションはフローチャートブロックで説明された機能を遂行するインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータプログラムインストラクションはコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるため、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が遂行されてコンピュータで実行されるプロセスを生成し、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を遂行するインストラクションはフローチャートブロックで説明された機能を実行するための段階を提供することも可能である。
【0039】
また、各ブロックは特定された論理的機能を実行するための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を示すことができる。また、いくつかの代替実行例ではブロックで言及された機能が順序を外れて発生することも可能であることに注目しなければならない。例えば、連続して図示されている二つのブロックは事実上実質的に同時に遂行されることも可能であり、またはそのブロックが時々該当する機能により逆順に遂行されることも可能である。
【0040】
図1は、一実施形態に係る決済手段の特典情報を提供するためのシステムを示す概略的な構成図である。
【0041】
多様な実施形態によると、決済手段の特典情報を提供するためのシステム100は、電子装置110、使用者端末120および少なくとも一つのサーバー130を含むことができる。実施形態により、決済手段の特典情報を提供するためのシステム100は、物流センターで管理するサーバー(以下、物流センターサーバー)をさらに含むことができる。実施形態により、決済手段の特典情報を提供するためのシステム100は、電子装置110、使用者端末120、少なくとも一つのサーバー130および物流センターサーバーのうち少なくとも一部間の情報の送受信を支援するネットワーク網をさらに含むことができる。一方、実施形態において、物流センターサーバーは複数個の物流センターを統合して管理するサーバーであり得、各物流センターのサーバーがネットワークに連結されたシステムであり得る。
【0042】
電子装置110、使用者端末120、少なくとも一つのサーバー130および物流センターサーバーそれぞれは、トランシーバー、メモリおよびプロセッサを含むことができる。また、電子装置110、使用者端末120、少なくとも一つのサーバー130および物流センターサーバーそれぞれは少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせで具現され得る。一方、実施形態全般において、電子装置110、使用者端末120、少なくとも一つのサーバー130および物流センターサーバーは分離された装置またはサーバーと言及されるが、これは論理的に分けられた構造であり得、一つのサーバーで分離された機能によって具現され得る。特に、少なくとも一つのサーバー130は実施形態により単一のサーバーに対応することもでき、複数のサーバーに対応することもでき、少なくとも一つのサーバー130に関連したより詳細な説明は後述する。
【0043】
一実施形態によると、電子装置110、使用者端末120、少なくとも一つのサーバー130および物流センターサーバーはネットワークサーバーで具現される多数のコンピュータシステムまたはコンピュータソフトウェアを含むことができる。例えば、電子装置110、使用者端末120、少なくとも一つのサーバー130および物流センターサーバーのうち少なくとも一部は、イントラネットまたはインターネットのようなコンピュータネットワークを通じて他のネットワークサーバーと通信できる下位装置と連結されて作業遂行要請を受け付け、それに対する作業を遂行して遂行結果を提供するコンピュータシステムおよびコンピュータソフトウェアを指称し得る。その他にも、電子装置110、使用者端末120、少なくとも一つのサーバー130および物流センターサーバーのうち少なくとも一部は、ネットワークサーバー上で動作できる一連の応用プログラムと、内部に構築されている各種データベースを含む広義の概念として理解され得る。例えば、電子装置110、使用者端末120、少なくとも一つのサーバー130および物流センターサーバーのうち少なくとも一部は、ドス(DOS)、ウインドウ(Windows(登録商標))、リナックス(登録商標)(Linux(登録商標))、ユニックス(UNIX(登録商標))、またはマックOS(MacOS(登録商標))などの運営体制により多様に提供されるネットワークサーバープログラムを利用して具現され得る。
【0044】
電子装置110はオンライン上の電子商取引のためのサービスを提供するためにウェブサイトを管理する装置であり得る。電子装置110は多様な情報をウェブサイト上のウェブページで構成して使用者端末120に提供することができる。具体的には、電子装置110は使用者端末120にアイテム販売に関連した多様な情報を提供する役割を遂行する装置であり得る。
【0045】
電子装置110は使用者が選択したアイテムに関する情報を獲得し、使用者のアカウント情報を獲得する。使用者のアカウント情報は使用者が登録した複数の決済手段情報を含む。電子装置110が獲得したアイテムに関する情報は使用者端末120を通じて入力された情報であり得る。電子装置110が獲得したアカウント情報は電子装置110に既保存された情報であるか、使用者端末120を通じて入力された情報であり得る。
【0046】
電子装置110は複数の決済手段のうち少なくとも一つの決済手段に対してアイテムの決済に関連した特典情報を獲得する。獲得される特典情報のうち少なくとも一部は、少なくとも一つのサーバー130から受信される特典情報に関連することができる。獲得される特典情報のうち少なくとも一部は、電子装置110が管理するウェブサイトで独自提供する特典を含むことができる。獲得される特典情報のうち少なくとも一部は、電子装置110にあらかじめ保存されている可能性がある。
【0047】
獲得される特典情報はアイテムの購入に関連した価格割引特典やポイント積立特典を含むことができ、実施形態により使用者が選択した特定アイテムの購入に関連した特典に限定される情報であり得、使用者が選択した特定アイテムに限定されず、多様なアイテムの購入に関連した特典に関連する情報であり得る。
【0048】
電子装置110は少なくとも一つの決済手段の特典情報に基づいて複数の決済手段の中で選択された第1決済手段に関する情報および第1決済手段が提供する第1特典情報を提供する。第1特典情報は使用者が選択した特定アイテムの購入に関連した特典に対応し得る。
【0049】
電子装置110は使用者にアイテムに対する購入および決済のための決済ページを提供することができる。電子装置110が使用者から第1決済手段に関する情報に対応する入力を受信する場合、電子装置110は第1特典情報が適用された価格を含む決済ページを提供することができる。実施形態により、電子装置110が使用者端末120から別途の決済手段選択情報を含まないアイテム購入要請を受信する場合にも(すなわち使用者が別途の決済手段を選択しない場合)、電子装置110は第1決済手段が提供する第1特典情報が適用された価格を含む決済ページを提供することができる。
【0050】
アイテムに対する決済要請を受信する場合、電子装置110はアイテムの決済遂行のためのデータを処理することができる。一実施形態によると、電子装置110が使用者端末120から別途の決済手段選択情報を含まないアイテム決済要請を受信する場合にも(すなわち使用者が別途の決済手段を選択しない場合)、電子装置110は第1決済手段に基づいてアイテムの決済遂行のためのデータを処理することができる。この場合、第1特典情報が適用された価格により決済が進行され得る。
【0051】
電子装置110で情報を提供する方法に関連したより詳細な事項は
図2で後述する。
【0052】
使用者端末120は使用者が電子商取引ウェブサイトを通じてアイテムを購入するための装置であり得る。使用者端末120はネットワークを通じて多様な情報を電子装置110と送受信できるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。使用者端末120は電子装置110から受信した情報を使用者に提供することができ、使用者から入力を受信して電子装置110に伝送することができる。具体的には、使用者端末120はアイテムに対する使用者の選択入力を受信してアイテムに関する情報を電子装置110に伝達することができる。また、実施形態により、使用者端末120は使用者のアカウント情報を電子装置110に伝達することもできる。また、使用者端末120は第1決済手段に関する情報および第1決済手段が提供する第1特典情報を電子装置110から伝達を受けて画面などを通して提供することができる。ひいては、使用者端末120は使用者の購入要請を受信して電子装置110に伝達したり、電子装置110が提供する決済ページを画面などを通して提供したり、使用者の決済要請を電子装置110に伝達するなど、使用者と電子装置110間の情報の送受信に関連した動作を遂行できる。
【0053】
使用者から受信される入力はマウスを利用したクリック、タッチパッドやタッチスクリーンを利用したタッチ、音声認識、その他電子的入力などの多様な形態の入力を含むことができる。
【0054】
物流センターサーバーはオンライン上で販売されるアイテムの保管および配送のための物流センターで管理するサーバーであり得る。出庫および配送要請を受信する物流センターサーバーはアイテムのうち少なくとも一部に対して出庫を進行し、配送を準備することができる。これと関連して、物流センターサーバーは電子装置110から受信された住所地にアイテムの出庫および配送のためのプロセスを遂行できる。その他にも、物流センターサーバーは物流センターの在庫を管理し、漏れなく一定時間内にアイテムの配送を完了するために出庫および配送に関連した人員の業務状況を点検するなどの動作を遂行することができ、ひいては、実施形態によっては少なくとも一つのサーバー130でアイテムの代金が支給されたかどうかをさらに確認することもできる。
【0055】
少なくとも一つのサーバー130は少なくとも一つの決済手段別に対応する一つ以上のサーバーであり得る。少なくとも一つのサーバー130は第1決済手段に対応するサーバーを含むことができる。一実施形態によると、少なくとも一つのサーバー130それぞれは特定金融機関で管理するサーバーに対応し得る。例えば、少なくとも一つのサーバー130に含まれる特定サーバーはXX銀行で管理するサーバーに対応し得る。一実施形態によると、アイテムの決済に関連した特典情報は少なくとも一つのサーバー130で提供する特典であり得る。
【0056】
一実施形態によると、複数の決済手段は少なくとも一つのサーバー130が管理する口座に基づいた決済金額振込を含むことができる。一実施形態によると、複数の決済手段は少なくとも一つのサーバー130が対応するカード会社で発行したカードを利用した決済を含むことができる。一実施形態によると、複数の決済手段は携帯電話決済を含むことができる。その他にも、複数の決済手段は特定の方法に制限されず多様な範囲の決済方法を含むことができる。
【0057】
少なくとも一つのサーバー130は決済手段に関連した特典情報を電子装置110に伝送することができる。
【0058】
ネットワーク網は、電子装置110と使用者端末120、物流センターサーバー、少なくとも一つのサーバー130またはその他外部装置を連結する役割をすることができる。例えば、ネットワーク網は、使用者端末120が電子装置110と連結されて電子装置110とパケットデータを送受信できるように接続経路を提供することができる。
【0059】
多様な実施形態に係る一連のアイテム販売情報提供方法に関連した動作は単一の物理的装置によって具現され得、複数の物理的装置が有機的に組み合わされた方式で具現され得る。例えば、決済手段の特典情報を提供するためのシステム100に含まれた構成のうち一部はいずれか一つの物理的装置によって具現され、残りの一部は他の物理的装置で具現され得る。例えば、いずれか一つの物理的装置は電子装置110の一部で具現され得、他の物理的装置は使用者端末120の一部または物流センターサーバーの一部または少なくとも一つのサーバー130の一部またはその他外部装置の一部で具現され得る。場合により、決済手段の特典情報を提供するためのシステム100に含まれたそれぞれの構成要素は、それぞれ互いに異なる物理的装置に分散されて配置され、分散配置された構成要素が有機的に組み合わされて、決済手段の特典情報を提供するためのシステム100の機能および動作を遂行するように具現され得る。例えば、本明細書の電子装置110は少なくとも一つのサブ装置を含み、電子装置110により遂行されるものとして記載された一部の動作は第1サブ装置によって遂行され、他の一部の動作は第2サブ装置によって遂行され得る。
【0060】
図2は、一実施形態に係る決済手段の特典情報を提供するためのシステムでの電子装置の情報提供方法を説明する動作フローチャートである。
【0061】
図2を参照すると、一実施形態に係る電子装置110は使用者が選択したアイテムに関する情報を獲得し210、使用者が登録した複数の決済手段情報を含む使用者のアカウント情報を獲得する220。前述した通り、電子装置110が獲得したアイテムに関する情報は使用者端末120を通じて入力された情報であり得、電子装置110が獲得したアカウント情報は電子装置110に既保存された情報であるか、使用者端末120を通じて入力された情報であり得る。
【0062】
使用者のアカウント情報は複数の決済手段別に使用者が決済した内訳情報および使用者のメンバーシップ加入の有無に関する情報のうち少なくとも一つを含むことができる。これと関連して、メンバーシップ加入の有無に関する情報は複数の決済手段のうち少なくとも一つと対応する第1メンバーシップの加入の有無に関する情報および電子装置110に対応するサービスと対応する第2メンバーシップの加入の有無に関する情報のうち少なくとも一つを含むことができる。この場合、第1メンバーシップは対応する決済手段を管理するサーバーで提供するメンバーシップであり、第2メンバーシップは電子装置110で提供するメンバーシップであり得る。また、実施形態により、第1メンバーシップに対応する決済手段を管理するサーバーは少なくとも一つのサーバー130に含まれ得る。
【0063】
電子装置110は複数の決済手段別に使用者が決済した内訳情報に基づいて第1決済手段を選択することができる。ひいては、電子装置110は使用者のメンバーシップ加入の有無に関する情報に関する情報に基づいて第1決済手段を選択することもできる。
【0064】
電子装置110が複数の決済手段別に使用者が決済した内訳情報に基づいて第1決済手段を選択することに関連した詳細な事項は
図7で後述する。
【0065】
電子装置110は複数の決済手段のうち少なくとも一つの決済手段に対してアイテムの決済に関連した特典情報を獲得する230。前述したように、獲得される特典情報のうち少なくとも一部は少なくとも一つのサーバー130から受信される特典情報に関連し、獲得される特典情報のうち少なくとも一部は電子装置110が管理するウェブサイトで独自提供する特典を含むことができる。
【0066】
電子装置110はアイテムに関する情報および使用者のアカウント情報のうち少なくとも一つに基づいてアイテムの決済に関連した特典情報を判断することができる。具体的には、決済手段に対応する特典情報の場合、使用者のアカウント情報によりその提供の有無が変わったり使用者が選択したアイテムが何であるかにより、その提供の有無が変わり得るため、電子装置110はアイテムに関する情報および使用者のアカウント情報のうち少なくとも一つに基づいて特典情報を判断することができる。換言すると、判断された特典情報は少なくとも一つのサーバー130から受信される特典情報のうちアイテムの決済のために適用される情報を含むことができる。例えば、特定決済手段が提供する特典情報は使用者が該当決済手段を利用して延滞した内訳がない場合、オンライン上で生活必需品の購入に対して10%割引を提供する特典に対応し得、この場合、電子装置110は使用者が選択したアイテムが生活必需品であるかどうかと使用者の延滞内訳の有無に基づいて特典情報を判断することができる。
【0067】
一実施形態によると、少なくとも一つのサーバー130のうち少なくとも一部でアイテム情報や使用者のアカウント情報を考慮して決定された特典情報が伝送され得る。この場合、実施形態によっては、電子装置110がアイテムに関する情報および使用者のアカウント情報のうち少なくとも一つを考慮して特典情報を判断する必要がない可能性がある。ただし、この場合、電子装置110は特典情報を受信する前に使用者が選択したアイテムに関連した情報を少なくとも一つのサーバー130のうち少なくとも一部に伝送した可能性がある。
【0068】
電子装置110が少なくとも一つのサーバー130から特典情報を受信することに関連した例示は
図3および
図4で後述する。
【0069】
電子装置110は少なくとも一つの決済手段の特典情報に基づいて複数の決済手段の中で選択された第1決済手段に関する情報および第1決済手段が提供する第1特典情報を提供する240。第1特典情報は使用者が選択した特定アイテムの購入に関連した特典に対応し得る。
【0070】
第1決済手段は第1特典情報による割引金額に基づいて選択され得る。この場合、少なくとも一つの決済手段のうち最大の割引率を提供する決済手段が選択され得る。実施形態により、アイテム決済金額の割引だけでなく決済手段に対応するポイント積立の特典や電子装置110に対応するサービスのキャッシュ積立特典などをすべて比較して、実質的な特典が最も大きいと判断される決済手段が第1決済手段として選択され得る。例えば、AAカードが10万ウォン割引特典を提供し、BBカードが20万ウォンのポイント積立特典を提供する場合、1ポイントが0.5ウォン以上の実質的な価値があると判断されれば、BBカードが第1決済手段として選択されてもよい。この場合、ポイントやキャッシュなどが有する価値に関連した情報は電子装置110にあらかじめ保存された情報に含まれ得、場合によっては少なくとも一つのサーバー130から受信された情報に含まれ得る。ただし、前述した実施形態は第1決済手段を選択する一例示に過ぎないものであり、第1決済手段が必ずしも割引率が最も大きいか実質的な特典が最も大きい決済手段として選択されなければならないものではなく、例えばあらかじめ設定された比率以上の割引率を提供する決済手段が選択されるなどの実施形態により第1決済手段が選択され得る。
【0071】
一実施形態によると、電子装置110は少なくとも一つのサーバー130からあらかじめ設定された期間の間提供されるイベント情報をさらに獲得することができる。イベント情報は少なくとも一つのサーバー130に対応するサービスに関連したイベントが実施されるか、イベントの実施計画が樹立されることによって、少なくとも一つのサーバー130で伝送され得る。実施形態により、イベント情報は電子装置110の要請にかかわらず伝送され得る。
【0072】
一実施形態によると、アイテムの購入のために既選択された特定決済手段が存在し得る。この場合、使用者がアイテムを選択する入力と共に特定決済手段に対する選択入力が受信された可能性がある。または特定決済手段は使用者のアイテム購入に関連して基本決済手段として既設定された決済手段に対応し得る。
【0073】
既選択された特定決済手段が存在し、既選択された特定決済手段が第1決済手段と異なる決済手段に対応する場合、電子装置110は特定決済手段が提供する特典情報と第1特典情報を比較する情報を提供することができる。例えば、特定決済手段が10%割引を提供するBBカードであり、第1決済手段が12%割引を提供するAAカードである場合、電子装置110は「AAカードを使用して決済する場合、BBカード対比2%の割引の適用をさらに受けることができます。」のような文言を含む比較情報を提供することができる。
【0074】
また、実施形態により、電子装置110は特定決済手段が提供する特典情報と第1特典情報を比較した結果に基づいて、特定決済手段が提供する特典情報と第1特典情報を提供する方式を決定することができる。例えば、特定決済手段が10%割引を提供するAAカードであり、第1決済手段が12%割引を提供するBBカードである場合、第1決済手段が提供する特典がより高い割引率を提供するため、第1決済手段が提供する特典情報が使用者端末120が出力する画面の上段部に表示され、特定決済手段が提供する特典情報がその下に表示され得る。
【0075】
一実施形態によると、電子装置110は第1決済手段の他にも、他の決済手段に関する情報および該当決済手段が提供する第1特典情報をさらに提供することができる。例えば、電子装置110は少なくとも一つの決済手段のうち第2決済手段に関する情報および第2決済手段が提供する第2特典情報をさらに提供することができる。この場合にも、前述した特定決済手段に関連した実施形態と同様に、第1特典情報および第2特典情報を比較した結果に基づいて第1特典情報および第2特典情報が提供される方式が決定され得る。一例示として、使用者端末120は複数の互いに異なる特典情報をその実質的特典が大きい順に表示することができる(実質的特典は割引特典、ポイント積立特典、キャッシュ積立特典、景品提供特典などの多様な特典を既設定された実質的価値比率により換算した値に対応し得る)。または電子装置110は第1決済手段が提供する第1特典情報を常に最上段に提供し、その他の特典情報は実質的特典が大きい順によって提供することができる。その他にも、多様な基準に基づいて複数の互いに異なる特典情報が提供される方式が決定され得る。
【0076】
一実施形態によると、電子装置110は第1特典情報の提供のために割り当てられた予算の残額を獲得し、残額があらかじめ設定された第2条件を満足する場合に限って第1決済手段に関する情報を使用者に提供することもできる。この場合、第2条件は第1特典情報の提供のために割り当てられた予算の残額が第1特典情報を提供するのに十分な場合に対応し得る。残額があらかじめ設定された第2条件を満足しない場合、電子装置110は第1決済手段に関連した情報を使用者に提供しない可能性がある。例えば、第1特典情報がAAカード会社でAAカードを使用して特定アイテムを決済する時に、決済金額の10%を割引する特典に対応し、AAカード会社でこのための予算1億ウォンをファンディング(funding)した場合、電子装置110は第1決済手段に関する情報を使用者に提供する前に予算の残額を確認することができる。例えば、特定アイテムが100万ウォンであり、特定アイテムに対する選択入力と共に数量100個に対する決済入力がある場合、割り当てられた予算の残額は(100万ウォン/個)*(100個)*(10/100)を計算した値である1000万ウォン以上でなければならない。
【0077】
図3は、一実施形態に係る電子装置が少なくとも一つのサーバーから特典情報を受信する一例示を説明する例示図である。
【0078】
図3を参照すると、一実施形態に係る電子装置110は少なくとも一つのサーバー130から特典情報を受信することができる302。一実施形態によると、電子装置110は特典情報を受信する前に使用者のアカウント情報を少なくとも一つのサーバー130のうち少なくとも一部に伝送することができ301、この場合、少なくとも一つのサーバー130のうち少なくとも一部が使用者のアカウント情報を考慮して特典情報を伝送することができる。例えば、少なくとも一つのサーバー130で提供される特典情報のうち使用者に提供され得ない特典情報が伝送されない可能性がある。
【0079】
特典情報を受信した電子装置110は、受信された特典情報が特定アイテム(例えば、使用者が選択したアイテム)の決済のために適用されるかどうかを判断することができる303。ひいては、電子装置110は使用者のアカウント情報を考慮した時、受信された特典情報が使用者のアイテム購入のために適用され得る特典情報であるかどうかをさらに判断することができる。
【0080】
図4は、一実施形態に係る電子装置が少なくとも一つのサーバーから特典情報を受信する一例示を説明する例示図である。
【0081】
図4を参照すると、一実施形態に係る電子装置110は少なくとも一つのサーバー130のうち少なくとも一部に特定アイテム(例えば、使用者が選択したアイテム)に関する情報を伝送することができる(401)。この場合、少なくとも一つのサーバー130のうち少なくとも一部が特定アイテムに関する情報を考慮して特典情報を伝送することができる。例えば、少なくとも一つのサーバー130で提供される特典情報のうち、使用者が選択したアイテムに適用され得ない特典情報が伝送されない可能性がある。
【0082】
また、一実施形態によると、電子装置110は特典情報を受信する前に使用者のアカウント情報301を少なくとも一つのサーバー130のうち少なくとも一部に伝送することができる402。この場合、少なくとも一つのサーバー130のうち少なくとも一部が使用者のアカウント情報を考慮して特典情報を伝送することができる。
【0083】
少なくとも一つのサーバー130すべてに特定アイテムに関する情報を伝送した場合、少なくとも一つのサーバー130で特定アイテムに適用されない特典は除外させたと期待できるため、電子装置110はアイテムに関する情報を考慮して特典情報を判断する必要がない可能性がある。また、少なくとも一つのサーバー130すべてに使用者のアカウント情報を伝送した場合、少なくとも一つのサーバー130で使用者に適用されない特典は除外させたと期待できるため、電子装置110は使用者のアカウント情報を考慮して特典情報を判断する必要がない可能性がある。
【0084】
図5は、一実施形態に係る電子装置が第1決済手段の特典情報を提供する動作を説明する例示図である。
【0085】
図5を参照すると、一実施形態に係る電子装置110は第1決済手段が提供する第1特典情報を使用者端末120に提供することができる。使用者端末120は受信した第1特典情報を出力することができる。第1特典情報はアイテム検索結果に含まれて提供され得、アイテム詳細情報に含まれて提供されることもあり、アイテム決済ページに含まれて提供され得る。
【0086】
第1決済手段の特典情報の一例示は「12%カード即時割引(AAカード)」のような文言を含むことができる502。ひいては、第1特典情報を表示するページは第1特典情報が適用された価格を含むことができる501。一実施形態によると、第1特典情報を表示するページは
【数1】
のように第1特典が適用される前のアイテムの価格と第1特典が適用された後のアイテムの価格をすべて含むことができる。
【0087】
実施形態により、電子装置110はアイテムの購入のために既選択された特定決済手段が提供する特典情報や、少なくとも一つの決済手段に含まれる第2決済手段が提供する第2特典情報を使用者端末120にさらに提供することができる。この場合、前述した通り、使用者端末120は複数の互いに異なる特典情報をその実質的特典が大きい順に表示することができる。例えば、特定決済手段が10%割引を提供するBBカードであり、第1決済手段が12%割引を提供するAAカードである場合、使用者端末120はAAカードの特典情報を上段部に表示し、BBカードの特典情報をその下に表示することができる503。
【0088】
ひいては、実施形態により、電子装置110は複数の互いに異なる特典情報を比較する情報を提供することができ、使用者端末120は受信された比較情報を表示することができる。比較情報の一例示は「AAカードを使用して決済する場合、BBカード対比2%の割引の適用をさらに受けることができます。」のような文言を含むことができる。
【0089】
図6は、一実施形態に係る電子装置がアイテムに対する決済要請を受信する動作を説明する例示図である。
【0090】
図6を参照すると、一実施形態に係る電子装置110はアイテムに対する決済要請を受信し、アイテムの決済遂行のためのデータを処理することができる。アイテムに対する決済要請の一例示は第1決済手段に関する情報に対応する入力を受信することに対応し得る。この場合、電子装置110は第1決済手段が決済手段として選択された601決済ページを提供することができる。
【0091】
電子装置110が提供する決済ページは第1特典情報が適用された価格を含むことができる602。一実施形態によると、決済ページは
【数2】
のように第1特典が適用される前のアイテムの価格と第1特典が適用された後のアイテムの価格をすべて含むことができる。
【0092】
決済ページは使用者の最終決済要請入力を受信するためのUIをさらに含むことができる603。使用者の最終決済要請入力が受信される場合、電子装置110は第1決済手段に対応するサーバーにアイテム代金の支給要請を伝送することができる。ひいては、使用者が選択したアイテムが配送対象となるアイテムである場合、電子装置110はアイテムの出庫および配送要請を物流センターサーバーに伝送することができる。
【0093】
図7は、一実施形態に係る複数の決済手段別に使用者が決済した内訳情報に基づいて電子装置が第1決済手段を選択する動作を説明する例示図である。
【0094】
電子装置110は複数の決済手段別に使用者が決済した内訳情報に基づいて第1決済手段を選択することができる。具体的には、特典情報を比較した結果とは別個に、特典情報の提供のために使用者が決済した内訳情報が一定条件を満足しなければならないのであれば、電子装置110は該当条件が満足されたかをさらに判断して第1決済手段を選択することができる。一実施形態によると、一定条件は、特典提供のためにあらかじめ設定された期間の間特定決済手段に対応する決済金額の合計が第1臨界値を超過するかどうかに対応し得る。例えば、AAカードの割引特典の適用を受けるためには、特定決済手段を利用した前月の総決済金額が30万ウォン以上でなければならない。
【0095】
特典情報の提供のために使用者が決済した内訳情報が一定条件を満足しない場合、電子装置110は該当条件が満足されていないことを含む情報を使用者端末120に提供し、使用者端末120は該当情報を決済ページなどに表示することができる701。例えば、該当条件が満足されていないことを含む情報は「AAカードの割引特典が適用されません。AAカードの割引特典の適用を受けるためには、前月の総決済金額が30万ウォン以上でなければなりません。」のような文言を含むことができる。
【0096】
一実施形態によると、特典情報の提供のために使用者が決済した内訳情報が一定条件を満足しない場合、電子装置110は使用者端末120に他の決済手段に対する選択入力を受信するためのUIをさらに提供することができる702。一例示に係る他の決済手段に対する選択入力を受信するためのUIは、「他の決済手段を選択する」のような文言を含むことができる。該当UIに対する使用者入力が受信されることによって、AAカードに対応する決済手段と互いに異なる決済手段を選択するための追加的な情報がさらに表示され得る。
【0097】
一実施形態によると、特典情報の提供のために使用者が決済した内訳情報が一定条件を満足しない場合、使用者端末120はアイテム価格を表示するにおいて、特典が適用されていないアイテムの価格を表示することができる703。
【0098】
図8は、一実施形態に係る電子装置が特定決済手段の利用を提案する情報を提供する動作を説明する例示図である。
【0099】
図8を参照すると、一実施形態に係る電子装置110は特定決済手段の利用を提案することができる。具体的には、複数の決済手段に含まれる特定決済手段を利用して使用者が決済した内訳があらかじめ設定された第1条件を満足する場合、電子装置110は特定決済手段の利用を提案することができる。
【0100】
この場合、一実施形態に係る第1条件は特典情報の提供を受けるための条件を達成してはいないものの、特典情報の提供を受けるための条件にある程度近接した条件を備えたかどうかに対応し得る。例えば、特典情報の提供を受けるために、あらかじめ設定された期間の間特定決済手段に対応する決済金額の合計が第1臨界値を超過しなければならない場合、第1条件は特典提供のために、あらかじめ設定された期間の間特定決済手段に対応する決済金額の合計が第1臨界値未満であり、第2臨界値を超過するかどうかに対応し得る。
【0101】
電子装置110は使用者に特定決済手段の利用を提案するために多様な内容を含む情報を提供することができる。一例示として、AAカードの割引特典の適用を受けるためには当月総決済金額が30万ウォン以上でなければならず、現在までAAカードを利用した当月利用金額が25万ウォンである場合、電子装置110はAAカードの割引特典の適用を受けるための総決済金額と、現在までの使用者の当月利用金額と、AAカードをどの程度さらに利用すれば割引特典を享受することができるかのうち少なくとも一つを含む情報を提供することができる801。他の例示として、AAカードの割引特典の適用を受けるためには、前月の総決済金額が30万ウォン以上でなければならず、現在までAAカードを利用した当月利用金額が25万ウォンである場合、電子装置110はAAカードの割引特典の適用を受けるための総決済金額と、現在までの使用者の当月利用金額と、AAカードをどの程度さらに利用すれば翌月に割引特典を享受することができるかのうち少なくとも一つを含む情報を提供することができる803。このようなカードの使用実績に関する情報は該当カードに関連したサーバーから獲得することができる。また、実施形態で電子装置110はカードサーバーから情報を獲得する前にでも、電子装置110に関連したサービスで該当カードで使用した実績情報を確認し、このような実績情報が条件を満足する場合、該当カードに対応する特典を適用できるものと判断し、これに対応した情報を使用者に提供することができる。
【0102】
一実施形態によると、特定決済手段の利用を提案するために、電子装置110は特定決済手段を利用して他のアイテムを購入するための入力を受信するためのUIをさらに提供することができる802。一例示に係る他のアイテムを購入するための入力を受信するためのUIは「AAカードで他のアイテムを買いに行く」のような文言を含むことができる。
【0103】
一実施形態によると、特定決済手段を利用して使用者が決済した内訳があらかじめ設定された第1条件を満足する場合にも、使用者が該当決済手段を利用することを望まない可能性があるため、電子装置110は使用者端末120に他の決済手段に対する選択入力を受信するためのUIをさらに提供することができる(
図7の702に対応)。
【0104】
図9は、一実施形態に係る電子装置が使用者の検索入力に対応するアイテム検索結果を提供する動作を説明する例示図である。
【0105】
図9を参照すると、一実施形態に係る電子装置110は使用者の検索入力を受信し、使用者の検索入力に対応するアイテム検索結果を提供することができる。この場合、電子装置110が提供する検索結果に対応して使用者がアイテムを選択することができる。
【0106】
電子装置110が提供する検索結果は第1特典情報を含むか、第1特典情報が適用された価格情報を含むことができる。具体的には、アイテム検索結果が含む第1アイテムに対して第1決済手段が提供する第1特典情報が適用され得る場合、電子装置110は第1アイテムに関連した情報が表示された領域に第1特典情報および第1特典情報が適用された価格情報のうち少なくとも一つを提供することができる910。例えば、電子装置110が提供する検索結果は「12%カード即時割引(AAカード)」のような文言を含む第1特典情報および
【数3】
のような文言を含む価格情報を含むことができる。
【0107】
図10は、一実施形態に係るアイテム販売情報処理のための電子装置の構成の例示図である。
【0108】
図10を参照すると、電子装置110はトランシーバー1010、プロセッサ1020およびメモリ1030を含む。電子装置110はトランシーバー1010を通じて使用者端末120、少なくとも一つのサーバー130、物流センターサーバーおよびその他の外部装置などと連結され、データを交換することができる。
【0109】
プロセッサ1020は
図1ないし
図9を通じて前述した少なくとも一つの装置を含むか、
図1ないし
図9を通じて前述した少なくとも一つの方法を遂行できる。メモリ1030は
図1ないし
図9を通じて前述した少なくとも一つの方法を遂行するための情報を保存することができる。メモリ1030は揮発性メモリまたは不揮発性メモリであり得る。
【0110】
プロセッサ1020はプログラムを実行し、情報を提供するための電子装置110を制御することができる。プロセッサ1020によって実行されるプログラムのコードはメモリ1030に保存され得る。
【0111】
また、一実施形態の電子装置110は使用者に情報を提供することができるUIを使用者端末120に提供することができる。
【0112】
一方、本明細書と図面には本発明の好ましい実施形態について開示し、たとえ特定用語が使われているとしても、これは単に本発明の技術内容を容易に説明し発明の理解を助けるための一般的な意味で使われたものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態の他にも本発明の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能であるということは本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に自明である。
【0113】
前述した実施形態に係る電子装置または端末は、プロセッサ、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久保存部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタンなどのような使用者インターフェース装置などを含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータ読み取り可能なコードまたはプログラム命令であり、コンピュータ読み取り可能な記録媒体上に保存され得る。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体として、マグネチック保存媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスクなど)および光学的読み取り媒体(例えば、 シーディーロム(CD-ROM)、ディーブイディー(DVD:Digital Versatile Disc))などがある。コンピュータ読み取り可能な記録媒体はネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータ読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体はコンピュータによって読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサで実行され得る。
【0114】
本実施形態は機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは特定機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は一つ以上のマイクロプロセッサの制御または他の制御装置によって多様な機能を実行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)などのような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得るのと同様に、本実施形態はデータ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組み合わせで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャバ(Java)、アセンブラ(assembler)、パイソン(Python)などのようなプログラミングまたはスクリプト言語で具現され得る。機能的な側面は一つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は広く使われ得、機械的かつ物理的な構成として限定されるものではない。前記用語はプロセッサなどと連係してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0115】
前述した実施形態は一例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施形態が具現され得る。
【符号の説明】
【0116】
100 システム
110 電子装置
120 使用者端末
130 サーバー
【外国語明細書】