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特開2022-136150VEGFおよびTGFベータのマルチキナーゼ阻害剤およびその使用
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022136150
(43)【公開日】2022-09-15
(54)【発明の名称】VEGFおよびTGFベータのマルチキナーゼ阻害剤およびその使用
(51)【国際特許分類】
   A61K 31/47 20060101AFI20220908BHJP
   A61P 27/02 20060101ALI20220908BHJP
   A61P 27/12 20060101ALI20220908BHJP
   A61P 27/14 20060101ALI20220908BHJP
   A61P 27/06 20060101ALI20220908BHJP
   A61K 31/52 20060101ALI20220908BHJP
【FI】
A61K31/47
A61P27/02
A61P27/12
A61P27/14
A61P27/06
A61K31/52
【審査請求】有
【請求項の数】19
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022116419
(22)【出願日】2022-07-21
(62)【分割の表示】P 2021507678の分割
【原出願日】2019-08-13
(31)【優先権主張番号】62/764,836
(32)【優先日】2018-08-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】319008661
【氏名又は名称】アイビバ バイオファーマ インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【弁理士】
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】デブライス、ジェラルド ウッドロー
(72)【発明者】
【氏名】タン-リュー、ダイアン
(57)【要約】
【課題】慢性炎症、血管新生、線維症、またはこれらの組み合わせを特徴とする疾患または障害の予防または治療用の薬剤を提供する。
【解決手段】薬剤は、慢性炎症、血管新生、線維症、またはこれらの組み合わせを特徴とする疾患または障害の予防または治療用の薬剤であって、前記薬剤は、約0.001mgから約15mgのレンバチニブを含有し、前記薬剤は予防または治療を必要とする哺乳動物に投与され、前記疾患または障害は、眼関連疾患または障害である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
慢性炎症、血管新生、線維症、またはこれらの組み合わせを特徴とする疾患または障害の予防または治療用の薬剤であって、前記薬剤は、約0.001mgから約15mgのレンバチニブを含有し、前記薬剤は予防または治療を必要とする哺乳動物に投与され、前記疾患または障害は、眼関連疾患または障害である、薬剤。
【請求項2】
前記哺乳動物がヒトである、請求項1に記載の薬剤。
【請求項3】
前記眼関連障害が眼線維症である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項4】
前記眼関連障害がブドウ膜炎である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項5】
前記眼関連障害が角膜透明性である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項6】
前記眼関連障害が角膜瘢痕形成である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項7】
前記眼関連障害が二次白内障形成である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項8】
前記眼関連障害が緑内障濾過手術である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項9】
前記眼関連障害が眼球外科的処置および移植である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項10】
前記眼関連障害が光屈折矯正角膜切除術である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項11】
前記眼関連障害がレーザー原位置角膜切開反転術である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項12】
前記眼関連障害が硝子体網膜症である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項13】
前記眼関連障害が網膜症である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項14】
前記眼関連障害が糖尿病性黄斑浮腫である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項15】
前記眼関連障害が網膜下線維症/瘢痕である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項16】
前記眼関連障害が網膜神経膠症および脈絡膜の形成である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項17】
前記眼関連障害が加齢性黄斑変性症である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項18】
前記眼関連障害が網膜静脈閉塞である、請求項1または2に記載の薬剤。
【請求項19】
レンバチニブは、眼への注射によって、または病変内注射によって、局所投与される、請求項1または2に記載の薬剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、乾癬、酒さ、多形性紅斑、水疱性類天疱瘡、遺伝性出血性毛細管拡張症、関節リウマチ、アトピー性皮膚炎、および皮膚創傷治癒などの、血管新生および線維化を伴う慢性炎症を特徴とする疾患または障害の予防および治療の方法に関する。
【背景技術】
【0002】
血管新生および線維化を伴う慢性炎症は、乾癬、関節リウマチおよび酒さなどの多くの疾患の特徴である。これらの広範な病状は要因であるが、それらの疾患の根本的な原因はしばしば明らかではない。
【0003】
例えば、顔面発赤、顔面皮膚上の拡張した血管、丘疹、膿疱、および腫れを特徴とする酒さの原因は、未知のままである。知られていることは、顔面紅潮および紅潮の発症を引き起こすものは何でも、酒さの進行に関与する可能性があることである。
【0004】
同様に、乾癬は、通常、赤く、痒く、及び鱗状の異常な皮膚の斑点を特徴とする自己免疫疾患である。このような斑点は、皮膚の異常な過剰な成長から生じる。皮膚細胞は、通常の条件下では28-30日毎に置き換えられるが、乾癬では3-5日毎に置き換えられる。これらの変化は、真皮における炎症カスケードにより引き起こされたケラチノサイトの早期成熟に起因すると考えられる。これらの経過には、樹状細胞、マクロファージ、およびT細胞が関与すると考えられる。
【0005】
これらの疾患の病態生理学は複雑であり、完全には理解されていないため、利用可能な治療戦略は、しばしば満足できるものではない。パナチニブ、パゾパニブ、レゴラフェニブなどのキナーゼ阻害剤は、これらの疾患の治療剤の候補になりうる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
いくつかの医薬組成物は、関連する血管新生および線維化を伴う慢性炎症を特徴とする疾患または障害の予防または治療のために使用されうる。実施形態によっては、疾患または障害には、皮膚関連障害、良性前立腺過形成関連障害、眼関連障害、酒さ関連障害、子宮線維腫と関連障害、および接着関連障害が含まれる。実施形態によっては、医薬組成物は、マルチターゲット阻害剤またはマルチフェーズ調節剤(例えば、マルチキナーゼ阻害剤)として、少なくとも一つの化合物(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を含むことができる。
【0007】
いくつかの実施形態は、関連する血管新生および線維化を伴う慢性炎症を特徴とする疾患または障害の予防および治療の方法を含む。いくつかの実施形態は、有効量のマルチターゲット阻害剤またはマルチフェーズ調節剤(例えば、マルチキナーゼ阻害剤)を、それを必要とする対象に投与することを含む方法を含む。有用なマルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤は、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブを含む。疾患または障害は、皮膚関連障害、良性前立腺過形成関連障害、眼関連障害、酒さ関連障害、子宮線維腫と関連障害、および接着関連障害を含む。
【0008】
実施形態によっては、投与は、局所製剤、病変内注射、病変部近傍(paralesional)注射、または組織内注射によって行われる。局所製剤は、クリーム、軟膏、溶液、乳濁液、医療用硬膏剤、または局所送達形態から選択される。
【0009】
他の実施形態は、以下の詳細な説明および添付の図面で明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】水およびビヒクルで処置されたマウス、LL37およびビヒクルで誘導されたマウス、およびLL37で誘導され、レンバチニブで治療されたマウスのTGFb1mRNA発現を示す図。
図2】マウスの皮内LL37誘導による治療群の炎症スコアを示す図。
図3】マウスの皮内LL37注射誘発炎症モデルにおけるマルチキナーゼ阻害剤による治療後のCD4+リンパ球スコアを示す図。
図4】マウスの皮内LL37注射誘発炎症モデルにおけるマルチキナーゼ阻害剤による治療後のCD8+リンパ球スコアを示す図。
図5】創傷および薬物治療後の経時的なTGFb1発現に対するいくつかのマルチキナーゼ阻害剤の効果を示す図。
図6】未治療の創傷部位と比較したマルチキナーゼ阻害剤による皮内処理後のウサギの耳の創傷部位におけるTGF-β1 mRNA発現の倍数を示す図。
図7】本開示の実施形態における、ニンテダニブ、ソラフェニブ、およびレンバチニブによるウサギ角膜縫合モデルにおける角膜血管新生の阻害を示す図。
図8】ソラフェニブではなく、ニンテダニブおよびレンバチニブによるウサギ角膜縫合誘発線維化モデルにおける線維増殖、コラーゲン密度、およびアルファSMA(平滑筋アクチン)の阻害を示す図。
図9】緑内障濾過手術のウサギモデルにおける代表的な結膜水疱形成を示す図。
図10】緑内障濾過手術のウサギモデルにおける水疱残存に対するマルチキナーゼ阻害剤の治療効果を示す図。
図11】レーザー処理の2週間後の眼の代表的な画像を示す図。(A)蛍光眼底血管造影;(B)イソレクチンB4;および(C)イソレクチンB4/DAPI。
図12】100倍の倍率でのラットの前立腺背側の腺過形成の顕微鏡画像を示す図。
図13】100倍の倍率における腹側前立腺からの代表的な画像を示す図。
図14図12に記載された実験について背側前立腺における腺過形成の平均スコアを示す図。
図15図13に記載された実験について腹側前立腺における腺過形成の平均スコアを示す図。
図16】本開示の化合物で治療された創傷部位におけるTGF-β1 mRNA発現レベルを、ブタの背部の未治療の非創傷部位におけるものと比較して示す図。
図17】ヘマトキシリンおよびエオシン染色後の組織学的スライドからのブタ皮膚組織の画像を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
いくつかの実施形態は、しばしば血管新生および/または線維化を伴う慢性炎症に関連する疾患または障害の治療または予防のための化合物、組成物および方法を含む。特に、いくつかの実施形態は、ヒトにおける酒さの予防または治療に関する。特定の範囲のマルチターゲット阻害剤またはマルチキナーゼ阻害活性を有する化合物(すなわち、これらのマルチキナーゼ阻害剤は複数のキナーゼを阻害できる)は、血管内皮増殖因子(VEGF)、形質転換増殖因子ベータ(TGFベータ)、血小板由来増殖因子(PDGF)、および線維芽細胞増殖因子(FGF)などの特定の増殖因子およびサイトカインシグナル伝達経路に影響を及ぼしうる。
【0012】
多くの疾患(例えば、乾癬、関節リウマチ、および酒さ)は、慢性炎症と血管新生に関連する。しかし、これらの疾患の多くの原因となるメカニズムは複雑であり、よく理解されていない。その結果、これらの疾患の治療はしばしば満足のいくものではない。
【0013】
酒さは、米国の成人人口の約5-10%に影響を与える。酒さの局所治療用に現在認可されている薬剤には、ナトリウムスルファセタミド、アゼライン酸、メトロニダゾール、およびアルファ-アドレナリン作動性ブリモニジンが含まれる。局所レチノイド、カルシニューリン阻害剤、マクロライド、過酸化ベンゾイル、ペルメトリンまたはイベルメクチンの承認適応症外使用も、幾分有益であることが示されている。しかし、新しい薬学的戦略の必要性は明らかであり、新しい治療法の開発が進行中である。
【0014】
これらの疾患における炎症と血管新生の調節は、成長因子とサイトカインの複雑なネットワーク、およびそれらのシグナル伝達経路に依存している。血管内皮増殖因子(VEGF)は、血管新生の主要な刺激因子であり、炎症活性がある。酒さでは、VEGFとその受容体であるVEGFR-1およびVEGFR-2が上方調節されることが報告されている。更に、TGFベータは、乾癬およびアトピー性皮膚炎などの疾患における慢性炎症の重要な調節因子であることが示されている。これらの発見は、複数の調節因子を調節することができる化合物がそのような疾患の治療により効果的である可能性があることを示している。
【0015】
本開示の発明者らは、選択的プロファイルを有するマルチキナーゼ阻害剤活性を有する化合物が、慢性炎症および血管新生を特徴とする酒さおよび他の皮膚疾患の予防、治療および調節のための新規薬剤としての機能を果たすことを見出した。これらのマルチターゲット阻害剤(マルチキナーゼ阻害剤など)の試験は、これらの化合物が、炎症、および関連する血管新生および/または線維化を伴うこれらの疾患の治療および制御に実際に有効であることを明らかにする。
【0016】
一実施形態によれば、方法は、血管新生、炎症および/または線維化に関連する疾患の治療または予防を必要とする対象にマルチキナーゼ阻害剤を投与することを含みうる。マルチターゲット阻害剤またはマルチフェーズ調節剤には、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、パゾパニブ、レンバチニブ、またはそれらの、立体異性体、互変異性体、プロドラッグ、遊離塩基、類似体、代謝産物、薬学的に許容される塩、溶媒和物または塩の溶媒和物が含まれうるが、これらに限定されない。
【0017】
「治療すること」または「治療」という用語は、ヒトまたは他の哺乳動物の疾患の、診断、治癒、軽減、または予防を含むあらゆる種類の治療活動、またはヒトまたは他の哺乳動物の、身体の構造または機能に影響を与えるあらゆる活動を広く含む。いくつかの実施形態において、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブなどのマルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、徴候、症状、もしくは病状を、軽減することもしくは削減すること、または疾患もしくは状態の他の何らかの指標を削減することに効果的である。
【0018】
特に明記しない限り、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、パゾパニブなど)などの化合物への何らかの言及には、薬学的に許容される塩;プロドラッグ;多形体、溶媒和物、水和物などの代替の固体形態;互変異性体;または、化合物が本明細書に記載のように使用される条件下で本明細書に記載の化合物に迅速に変換しうる他の化学種が含まれる。
【0019】
実施形態によっては、関連する血管新生および線維化を伴う慢性炎症などの炎症を特徴とする疾患または障害は、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)で治療可能であり、皮膚関連障害、良性前立腺過形成関連障害、眼関連障害、酒さ関連障害、子宮筋腫および関連障害、および接着関連の障害が含まれるが、これらに限定されない。
【0020】
マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤によって治療されうる皮膚関連障害には、にきび瘢痕、皮膚瘢痕、しわ、セルライトおよび皮膚新生物線維症、瘢痕性脱毛症、血管障害、血管炎、創傷治癒、増殖火傷創傷治癒、糖尿病性足症候群、強皮症、関節線維症、ペロニー病、デュピュイトラン拘縮、癒着性関節包炎、いぼ、肝斑、光線性角化症、非黒色腫皮膚癌、黒色腫、ボーエン病、ほくろ、脂漏性角化症、血管腫、角化棘細胞腫、基底細胞癌、扁平上皮癌(SCC、SCCは、扁平上皮を有する任意の器官(例えば、肺、胆道、骨、子宮頸部、子宮内膜、眼、生殖管、大腸、食道、卵巣、唾液腺、皮膚、胃、胸腺、上部気道消化管、尿路、膀胱、前立腺、陰茎、子宮頸部、膣、外陰部など)で発生する可能性がある。)が含まれるが、これらに限定されない。
【0021】
マルチターゲット阻害剤(マルチキナーゼ阻害剤など)は、良性前立腺肥大症および関連障害(例えば、関連下部尿路症状、尿管および腎盂の線維症、前立腺腺腫、前立腺上皮内腫瘍など)の治療にも使用できる。
【0022】
マルチターゲット阻害剤(マルチキナーゼ阻害剤など)によって治療されうる眼関連障害には、ブドウ膜炎、角膜透明性、角膜瘢痕形成、二次白内障形成、緑内障濾過手術、眼球外科的処置および移植、光屈折矯正角膜切除術、レーザー原位置角膜切開反転術、網膜前膜および網膜上膜の形成と収縮、増殖性硝子体網膜症、増殖性糖尿病性網膜症、糖尿病性黄斑浮腫、網膜下線維症/瘢痕、網膜神経膠症、および脈絡膜の形成、滲出型加齢性黄斑変性症、萎縮型または乾燥型の加齢性黄斑変性症、網膜静脈閉塞などが含まれるが、これらに限定されない。
【0023】
マルチターゲット阻害剤(マルチキナーゼ阻害剤など)は、酒さおよび関連する障害(酒さ、乾癬、多形紅斑、水疱性類天疱瘡、遺伝性出血性毛細血管拡張症、関節リウマチ、アトピー性皮膚炎、皮膚創傷治癒など)の治療にも使用できる。
【0024】
マルチターゲット阻害剤(マルチキナーゼ阻害剤など)は、子宮筋腫および関連障害(例えば子宮筋腫(子宮寄生性筋腫)、原発性硬化性胆管炎、子宮内手術、子宮内癒着症、アッシャーマン症候群(子宮内接着、子宮内癒着症としても知られている)、胆管線維症、胆管硬化症、原発性胆汁性肝硬変、尿管および腎盂の線維症、後腹膜線維化症、腺筋症、子宮線維筋腫、子宮線維脂肪腫、子宮内接着、子宮内癒着症、子宮線筋腫、壁内線筋腫、漿膜下組織線維症、粘膜下線維症、有茎性線維症、子宮平滑筋腫、頸部線維症、子宮癒着症など)の治療にも使用できる。
【0025】
マルチターゲット阻害剤(マルチキナーゼ阻害剤など)は、接着関連障害(例えば術後接着、腱周膜接着、手根管手術、アッシャーマン症候群、子宮内接着、凍結肩、癒着性関節包炎、慢性移植拒絶、瘻孔形成、デュピュイトラン拘縮、グレーブス病、グレーブス甲状腺機能亢進症、慢性移植片対宿主病、シェーグレン症候群、全身性硬化症、全身性強皮症など)の治療にも使用できる。
【0026】
実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、しわを治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、セルライトを治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚新生物線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕性脱毛症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈管症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、血管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖火傷創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性足症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、強皮症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、ペロニー病を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、非黒色腫皮膚癌を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、黒色腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、光線性角化症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、基底細胞癌を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、扁平上皮癌を治療するため投与される。
【0027】
実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、良性前立腺肥大および/またはそれに関連する下部尿路症状を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管の、および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺腺腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺上皮内腫瘍を治療するため投与される。
【0028】
実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜透明性を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜瘢痕形成を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、二次白内障形成を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、緑内障濾過手術と併せて投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼球外科的処置および移植を処理するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、光屈折矯正角膜切除術と併せて投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、レーザー原位置角膜切開反転術と併せて投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜前膜および網膜上膜の形成と収縮を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性硝子体網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性糖尿病網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性黄斑浮腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜下線維症/瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜神経膠症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈絡膜の形成を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、滲出型加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、萎縮型または乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜静脈閉塞を治療するため投与される。
【0029】
実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。
【0030】
実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮寄生筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性硬化性胆管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術のため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性胆汁性肝硬変を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、後腹膜線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫、壁内線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、漿膜下組織線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、粘膜下線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、有茎性線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮平滑筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、頸部線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮癒着症を治療するため投与される。
【0031】
実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、接着関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、術後接着を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、腱周膜接着を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、手根管手術を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、凍結肩を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植拒絶を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘻孔形成を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス病を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス甲状腺機能亢進症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植片対宿主病を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、シェーグレン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性強皮症を治療するため投与される。
【0032】
実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、しわを治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、セルライトを治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚新生物線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕性脱毛症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈管症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、血管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖火傷創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性足症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、強皮症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、ペロニー病を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、非黒色腫皮膚癌を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、黒色腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、光線性角化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、基底細胞癌を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、扁平上皮癌を治療するため投与される。
【0033】
実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、良性前立腺肥大および/またはそれに関連する下部尿路症状を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管の、および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺腺腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺上皮内腫瘍を治療するため投与される。
【0034】
実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜透明性を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜瘢痕形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、二次白内障形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、緑内障濾過手術と併せて投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼球外科的処置および移植を処理するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、光屈折矯正角膜切除術と併せて投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、レーザー原位置角膜切開反転術と併せて投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜前膜および網膜上膜の形成と収縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性硝子体網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性糖尿病網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性黄斑浮腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜下線維症/瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜神経膠症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈絡膜の形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、滲出型加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、萎縮型または乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜静脈閉塞を治療するため投与される。
【0035】
実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。
【0036】
実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮寄生筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性硬化性胆管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術のため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性胆汁性肝硬変を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、後腹膜線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫、壁内線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、漿膜下組織線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、粘膜下線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、有茎性線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮平滑筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、頸部線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮癒着症を治療するため投与される。
【0037】
実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、接着関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、術後接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、腱周膜接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、手根管手術を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、凍結肩を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植拒絶を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘻孔形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス病を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス甲状腺機能亢進症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植片対宿主病を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、シェーグレン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性強皮症を治療するため投与される。
【0038】
実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、しわを治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、セルライトを治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚新生物線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕性脱毛症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、脈管症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、血管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、増殖火傷創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性足症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、強皮症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、関節線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、ペロニー病を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、非黒色腫皮膚癌を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、黒色腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、光線性角化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、基底細胞癌を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、扁平上皮癌を治療するため投与される。
【0039】
実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、良性前立腺肥大および/またはそれに関連する下部尿路症状を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、尿管の、および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺腺腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺上皮内腫瘍を治療するため投与される。
【0040】
実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、眼関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、角膜透明性を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、角膜瘢痕形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、二次白内障形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、緑内障濾過手術と併せて投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、眼球外科的処置および移植を処理するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、光屈折矯正角膜切除術と併せて投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、レーザー原位置角膜切開反転術と併せて投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、網膜前膜および網膜上膜の形成と収縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性硝子体網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性糖尿病網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性黄斑浮腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、網膜下線維症/瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、網膜神経膠症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、脈絡膜の形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、滲出型加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、萎縮型または乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、網膜静脈閉塞を治療するため投与される。
【0041】
実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。
【0042】
実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮寄生筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、原発性硬化性胆管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術のため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、胆管線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、胆管硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、原発性胆汁性肝硬変を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、尿管および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、後腹膜線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫、壁内線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、漿膜下組織線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、粘膜下線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、有茎性線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮平滑筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、頸部線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮癒着症を治療するため投与される。
【0043】
実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、接着関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、術後接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、腱周膜接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、手根管手術を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、凍結肩を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植拒絶を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、瘻孔形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス病を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス甲状腺機能亢進症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植片対宿主病を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、シェーグレン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、全身性硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ピルフェニドンは、哺乳動物、特にヒトに、全身性強皮症を治療するため投与される。
【0044】
実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、しわを治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、セルライトを治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚新生物線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕性脱毛症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、脈管症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、血管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、増殖火傷創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性足症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、強皮症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、関節線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、ペロニー病を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、非黒色腫皮膚癌を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、黒色腫を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、光線性角化症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、基底細胞癌を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、扁平上皮癌を治療するため投与される。
【0045】
実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、良性前立腺肥大および/またはそれに関連する下部尿路症状を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、尿管の、および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺腺腫を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺上皮内腫瘍を治療するため投与される。
【0046】
実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、眼関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、角膜透明性を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、角膜瘢痕形成を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、二次白内障形成を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、緑内障濾過手術と併せて投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、眼球外科的処置および移植を処理するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、光屈折矯正角膜切除術と併せて投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、レーザー原位置角膜切開反転術と併せて投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、網膜前膜および網膜上膜の形成と収縮を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性硝子体網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性糖尿病網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性黄斑浮腫を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、網膜下線維症/瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、網膜神経膠症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、脈絡膜の形成を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、滲出型加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、萎縮型または乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、網膜静脈閉塞を治療するため投与される。
【0047】
実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。
【0048】
実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮寄生筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、原発性硬化性胆管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術のため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、胆管線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、胆管硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、原発性胆汁性肝硬変を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、尿管および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、後腹膜線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫、壁内線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、漿膜下組織線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、粘膜下線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、有茎性線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮平滑筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、頸部線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮癒着症を治療するため投与される。
【0049】
実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、接着関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、術後接着を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、腱周膜接着を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、手根管手術を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、凍結肩を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植拒絶を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、瘻孔形成を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス病を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス甲状腺機能亢進症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植片対宿主病を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、シェーグレン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、全身性硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、リオシグアトは、哺乳動物、特にヒトに、全身性強皮症を治療するため投与される。
【0050】
実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、しわを治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、セルライトを治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚新生物線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕性脱毛症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈管症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、血管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖火傷創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性足症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、強皮症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、ペロニー病を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、非黒色腫皮膚癌を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、黒色腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、光線性角化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、基底細胞癌を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、扁平上皮癌を治療するため投与される。
【0051】
実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、良性前立腺肥大および/またはそれに関連する下部尿路症状を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管の、および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺腺腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺上皮内腫瘍を治療するため投与される。
【0052】
実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜透明性を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜瘢痕形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、二次白内障形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、緑内障濾過手術と併せて投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼球外科的処置および移植を処理するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、光屈折矯正角膜切除術と併せて投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、レーザー原位置角膜切開反転術と併せて投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜前膜および網膜上膜の形成と収縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性硝子体網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性糖尿病網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性黄斑浮腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜下線維症/瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜神経膠症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈絡膜の形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、滲出型加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、萎縮型または乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜静脈閉塞を治療するため投与される。
【0053】
実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。
【0054】
実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮寄生筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性硬化性胆管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術のため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性胆汁性肝硬変を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、後腹膜線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫、壁内線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、漿膜下組織線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、粘膜下線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、有茎性線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮平滑筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、頸部線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮癒着症を治療するため投与される。
【0055】
実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、接着関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、術後接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、腱周膜接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、手根管手術を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、凍結肩を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植拒絶を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘻孔形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス病を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス甲状腺機能亢進症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植片対宿主病を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、シェーグレン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ソラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性強皮症を治療するため投与される。
【0056】
実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、しわを治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、セルライトを治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚新生物線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕性脱毛症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈管症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、血管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖火傷創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性足症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、強皮症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、ペロニー病を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、非黒色腫皮膚癌を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、黒色腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、光線性角化症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、基底細胞癌を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、扁平上皮癌を治療するため投与される。
【0057】
実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、良性前立腺肥大および/またはそれに関連する下部尿路症状を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管の、および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺腺腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺上皮内腫瘍を治療するため投与される。
【0058】
実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜透明性を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜瘢痕形成を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、二次白内障形成を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、緑内障濾過手術と併せて投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼球外科的処置および移植を処理するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、光屈折矯正角膜切除術と併せて投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、レーザー原位置角膜切開反転術と併せて投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜前膜および網膜上膜の形成と収縮を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性硝子体網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性糖尿病網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性黄斑浮腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜下線維症/瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜神経膠症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈絡膜の形成を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、滲出型加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、萎縮型または乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜静脈閉塞を治療するため投与される。
【0059】
実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。
【0060】
実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮寄生筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性硬化性胆管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術のため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性胆汁性肝硬変を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、後腹膜線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫、壁内線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、漿膜下組織線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、粘膜下線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、有茎性線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮平滑筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、頸部線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮癒着症を治療するため投与される。
【0061】
実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、接着関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、術後接着を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、腱周膜接着を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、手根管手術を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、凍結肩を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植拒絶を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘻孔形成を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス病を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス甲状腺機能亢進症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植片対宿主病を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、シェーグレン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性強皮症を治療するため投与される。
【0062】
実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、しわを治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、セルライトを治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚新生物線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕性脱毛症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈管症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、血管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖火傷創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性足症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、強皮症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、ペロニー病を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、非黒色腫皮膚癌を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、黒色腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、光線性角化症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、基底細胞癌を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、扁平上皮癌を治療するため投与される。
【0063】
実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、良性前立腺肥大および/またはそれに関連する下部尿路症状を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管の、および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺腺腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺上皮内腫瘍を治療するため投与される。
【0064】
実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜透明性を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜瘢痕形成を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、二次白内障形成を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、緑内障濾過手術と併せて投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼球外科的処置および移植を処理するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、光屈折矯正角膜切除術と併せて投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、レーザー原位置角膜切開反転術と併せて投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜前膜および網膜上膜の形成と収縮を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性硝子体網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性糖尿病網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性黄斑浮腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜下線維症/瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜神経膠症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈絡膜の形成を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、滲出型加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、萎縮型または乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜静脈閉塞を治療するため投与される。
【0065】
実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。
【0066】
実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮寄生筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性硬化性胆管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術のため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性胆汁性肝硬変を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、後腹膜線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫、壁内線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、漿膜下組織線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、粘膜下線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、有茎性線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮平滑筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、頸部線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮癒着症を治療するため投与される。
【0067】
実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、接着関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、術後接着を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、腱周膜接着を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、手根管手術を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、凍結肩を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植拒絶を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘻孔形成を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス病を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス甲状腺機能亢進症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植片対宿主病を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、シェーグレン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性強皮症を治療するため投与される。
【0068】
実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、しわを治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、セルライトを治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚新生物線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕性脱毛症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈管症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、血管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖火傷創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性足症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、強皮症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、ペロニー病を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、非黒色腫皮膚癌を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、黒色腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、光線性角化症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、基底細胞癌を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、扁平上皮癌を治療するため投与される。
【0069】
実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、良性前立腺肥大および/またはそれに関連する下部尿路症状を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管の、および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺腺腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺上皮内腫瘍を治療するため投与される。
【0070】
実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜透明性を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜瘢痕形成を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、二次白内障形成を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、緑内障濾過手術と併せて投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼球外科的処置および移植を処理するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、光屈折矯正角膜切除術と併せて投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、レーザー原位置角膜切開反転術と併せて投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜前膜および網膜上膜の形成と収縮を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性硝子体網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性糖尿病網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性黄斑浮腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜下線維症/瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜神経膠症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈絡膜の形成を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、滲出型加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、萎縮型または乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜静脈閉塞を治療するため投与される。
【0071】
実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。
【0072】
実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮寄生筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性硬化性胆管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術のため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性胆汁性肝硬変を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、後腹膜線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫、壁内線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、漿膜下組織線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、粘膜下線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、有茎性線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮平滑筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、頸部線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮癒着症を治療するため投与される。
【0073】
実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、接着関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、術後接着を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、腱周膜接着を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、手根管手術を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、凍結肩を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植拒絶を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘻孔形成を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス病を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス甲状腺機能亢進症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植片対宿主病を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、シェーグレン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、レゴラフェニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性強皮症を治療するため投与される。
【0074】
実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、しわを治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、セルライトを治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚新生物線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕性脱毛症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈管症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、血管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖火傷創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性足症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、強皮症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、ペロニー病を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、非黒色腫皮膚癌を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、黒色腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、光線性角化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、基底細胞癌を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、扁平上皮癌を治療するため投与される。
【0075】
実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、良性前立腺肥大および/またはそれに関連する下部尿路症状を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管の、および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺腺腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺上皮内腫瘍を治療するため投与される。
【0076】
実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜透明性を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜瘢痕形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、二次白内障形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、緑内障濾過手術と併せて投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼球外科的処置および移植を処理するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、光屈折矯正角膜切除術と併せて投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、レーザー原位置角膜切開反転術と併せて投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜前膜および網膜上膜の形成と収縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性硝子体網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性糖尿病網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性黄斑浮腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜下線維症/瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜神経膠症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈絡膜の形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、滲出型加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、萎縮型または乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜静脈閉塞を治療するため投与される。
【0077】
実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。
【0078】
実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮寄生筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性硬化性胆管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術のため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性胆汁性肝硬変を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、後腹膜線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫、壁内線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、漿膜下組織線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、粘膜下線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、有茎性線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮平滑筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、頸部線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮癒着症を治療するため投与される。
【0079】
実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、接着関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、術後接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、腱周膜接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、手根管手術を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、凍結肩を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植拒絶を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘻孔形成を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス病を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス甲状腺機能亢進症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植片対宿主病を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、シェーグレン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、ポナチニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性強皮症を治療するため投与される。
【0080】
実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、しわを治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、セルライトを治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚新生物線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘢痕性脱毛症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈管症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、血管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖火傷創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性足症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、強皮症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、ペロニー病を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、非黒色腫皮膚癌を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、黒色腫を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、光線性角化症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、基底細胞癌を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、扁平上皮癌を治療するため投与される。
【0081】
実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、良性前立腺肥大および/またはそれに関連する下部尿路症状を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管の、および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺腺腫を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、前立腺上皮内腫瘍を治療するため投与される。
【0082】
実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜透明性を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、角膜瘢痕形成を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、二次白内障形成を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、緑内障濾過手術と併せて投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、眼球外科的処置および移植を処理するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、光屈折矯正角膜切除術と併せて投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、レーザー原位置角膜切開反転術と併せて投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜前膜および網膜上膜の形成と収縮を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性硝子体網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、増殖性糖尿病網膜症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、糖尿病性黄斑浮腫を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜下線維症/瘢痕を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜神経膠症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、脈絡膜の形成を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、滲出型加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、萎縮型または乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、網膜静脈閉塞を治療するため投与される。
【0083】
実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。
【0084】
実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮寄生筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性硬化性胆管炎を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術のため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、胆管硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、原発性胆汁性肝硬変を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、尿管および/または腎盂の線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、後腹膜線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維腫、壁内線維腫を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、漿膜下組織線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、粘膜下線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、有茎性線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮平滑筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、頸部線維症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮癒着症を治療するため投与される。
【0085】
実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、接着関連障害を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、術後接着を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、腱周膜接着を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、手根管手術を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、凍結肩を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、癒着性関節包炎を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植拒絶を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、瘻孔形成を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、デュピュイトラン拘縮を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス病を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、グレーブス甲状腺機能亢進症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、慢性移植片対宿主病を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、シェーグレン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性硬化症を治療するため投与される。実施形態によっては、パゾパニブは、哺乳動物、特にヒトに、全身性強皮症を治療するため投与される。
【0086】
実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫(子宮寄生筋腫)を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術を扱うため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、アキシチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。
【0087】
実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫(子宮寄生筋腫)を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術を扱うため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、ニンテダニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。
【0088】
実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫(子宮寄生筋腫)を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術を扱うため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、スニチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。
【0089】
実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、酒さを治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾癬を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、紅斑を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、水疱性類天疱瘡を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、遺伝性出血性毛細管拡張症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、関節リウマチを治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アトピー性皮膚炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、皮膚創傷治癒のため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、ブドウ膜炎を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、乾燥型の加齢性黄斑変性症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮筋腫(子宮寄生筋腫)を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、腺筋症を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維筋腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮線維脂肪腫を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内手術を扱うため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、アッシャーマン症候群を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内接着を治療するため投与される。実施形態によっては、レンバチニブは、哺乳動物、特にヒトに、子宮内癒着症を治療するため投与される。
【0090】
実施形態によっては、マルチターゲット、マルチフェーズ調節剤、またはマルチ-キナーゼ阻害剤、(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約2%、少なくとも約3%、少なくとも約4%、少なくとも約5%、少なくとも約6%、少なくとも約7%、少なくとも約8%、少なくとも約9%、少なくとも約10%、少なくとも約12%、少なくとも約15%、または少なくとも約20%、罹患組織の体積または重量を減少させることに有効である。
【0091】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤、(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約15%、少なくとも約20%、少なくとも約25%、少なくとも約30%、少なくとも約35%、または少なくとも約40%、罹患組織の過形成スコアを減少させることに有効である。
【0092】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、罹患組織の血管面積または体積を、その元の血管面積または体積の70%未満、50%未満、25%未満、20%未満、15%未満、または10%未満に減少させることに有効である。
【0093】
マルチキナーゼ阻害剤の治療活性は、ある種の増殖因子およびサイトカイン(例えばVEGF、PDGF、およびTGFベータ)の阻害と相関する可能性がある。更に、いくつかのマルチキナーゼ阻害剤は、炎症およびCD4+およびCD8+リンパ球を減少させる効果を示した。
【0094】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、VEGFの活性を阻害するのに有効である。
【0095】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、PEGFの活性を阻害するのに有効である。
【0096】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、TGF-β1m RNA発現のようなTGFベータの活性を阻害するのに有効である。
【0097】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、炎症を減少させるのに有効である。
【0098】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、CD4+リンパ球を減少させるのに有効である。
【0099】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、CD8+リンパ球を減少させるのに有効である。
【0100】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、血管新生を減少させるのに有効である。
【0101】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、線維増殖を減少させるのに有効である。
【0102】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、コラーゲン密度を減少させるのに有効である。
【0103】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、平滑筋アクチンを減少させるのに有効である。
【0104】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、水泡残存を改善するのに有効である。
【0105】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、網膜下線維症を減少させるのに有効である。
【0106】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、前立腺肥大を減少させるのに有効である。
【0107】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、上皮過形成を減少させるのに有効である。
【0108】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、腺過形成を減少させるのに有効である。
【0109】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、線維症を減少させるのに有効である。
【0110】
実施形態によっては、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)を投与することは、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、または少なくとも約99%、血管形成(angeogenesis)を減少させるのに有効である。
【0111】
眼性酒さの場合、少なくとも約40歳、少なくとも約50歳、少なくとも約60歳、少なくとも約70歳、少なくとも約80歳、または少なくとも約90歳の患者は特に興味深いであろう。
【0112】
いくつかの実施形態において、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)は、病巣内、病巣傍、または組織内注射によって投与されうる。化合物は経口投与されうる(例えば、カプセル、徐放性カプセル、錠剤、徐放性錠剤、チュアブル錠、舌下錠、発泡性錠剤、ピル、懸濁液、粉末、顆粒など)。マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えばアキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブ)は、局所製剤(例えば、クリーム、軟膏、溶液、乳濁液、医療用絆創膏、局所送達形態など)によって投与されうる。
【0113】
皮内注射または皮下注射は、皮膚に影響を与える状態の治療に有用となりうる。典型的には、注射剤は、重量で約0.01-4%、約0.01-2%、約2-4%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、または約3-4%のマルチキナーゼ阻害剤を含有することができる。注射の量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL、約0.01-1mL、約1-2mL、約2-3mL、または約3-4mLである。
【0114】
マルチキナーゼ阻害剤は、皮内注射または皮下注射(直前の段落中の量など)によって、必要に応じて、または、約毎週から約2年ごとの間隔(例えば、約1週間、約2週間、約3週間、約4週間、約5週間、約6週間、約7週間、約8週間、約9週間、約10週間、約11週間、約12週間、約13週間、約14週間、約15週間、約16週間、約17週間、約18週間、約19週間、約20週間、約21週間、約22週間、約23週間、約24週間、約25週間、約26週間、約27週間、約28週間、約29週間、約30週間、約31週間、約32週間、約33週間、約34週間、約35週間、約36週間、約37週間、約38週間、約39週間、約40週間、約41週間、約42週間、約43週間、約44週間、約45週間、約46週間、約47週間、約48週間、約49週間、約50週間、約51週間、約52週間、約1ヶ月、約2ヶ月、約3ヶ月、約4ヶ月、約5ヶ月、約6ヶ月、約7ヶ月、約8ヶ月、約9ヶ月、約10ヶ月、約11ヶ月、約12ヶ月、約18ヶ月、約24ヶ月の間隔など)で投与することができる。
【0115】
直前の段落の治療は、必要な限り(例えば、一度だけ、または少なくとも約2週間、少なくとも約3週間、少なくとも約4週間、少なくとも約5週間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約9ヶ月間、少なくとも約12ヶ月間、少なくとも約2年間、少なくとも約3年間、少なくとも約4年間、少なくとも約5年間、少なくとも約10年間、または少なくとも約20年間)継続することができる。
【0116】
アキシチニブの皮下または皮内注射において、例えば 皮膚に影響を与える治療条件として、注射剤は、アキシチニブを約0.01-4%、約0.01-2%、約2-4%、約0.01-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約1-1.1%、約1.1-1.2%、約1.2-1.3%、約1.3-1.4%、約1.4-1.5%、約1.5-1.6%、約1.6-1.7%、約1.7-1.8%、約1.8-1.9%、約1.9-2%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、または約3-4%、重量で含有することができる。注射の量は、典型的には、皮膚面積約5cmあたり、約10cmあたり、約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL、約0.01-1mL、約1-2mL、約2-3mL、または約3-4mLである。上記のアキシチニブの投与量は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、約半年毎、または約毎年、投与することができる。治療は1回行われてもよく、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2か月間、少なくとも約3か月間、少なくとも約6か月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続されてもよい。
【0117】
ニンテダニブの皮下または皮内注射において、例えば 皮膚に影響を与える治療条件として、注射剤は、ニンテダニブを約0.01-4%、約0.01-2%、約2-4%、約0.01-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約1-1.1%、約1.1-1.2%、約1.2-1.3%、約1.3-1.4%、約1.4-1.5%、約1.5-1.6%、約1.6-1.7%、約1.7-1.8%、約1.8-1.9%、約1.9-2%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、または約3-4%、重量で含有することができる。注射の量は、典型的には、皮膚面積約5cmあたり、約10cmあたり、約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL、約0.01-1mL、約1-2mL、約2-3mL、または約3-4mLである。上記のニンテダニブの投与量は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、約半年毎、または約毎年、投与することができる。治療は1回行われてもよく、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2か月間、少なくとも約3か月間、少なくとも約6か月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続されてもよい。
【0118】
ピルフェニドンの皮下または皮内注射において、例えば 皮膚に影響を与える治療条件として、注射剤は、ピルフェニドンを約0.01-4%、約0.01-2%、約2-4%、約0.01-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約1-1.1%、約1.1-1.2%、約1.2-1.3%、約1.3-1.4%、約1.4-1.5%、約1.5-1.6%、約1.6-1.7%、約1.7-1.8%、約1.8-1.9%、約1.9-2%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、または約3-4%、重量で含有することができる。注射の量は、典型的には、皮膚面積約5cmあたり、約10cmあたり、約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL、約0.01-1mL、約1-2mL、約2-3mL、または約3-4mLである。上記のピルフェニドンの投与量は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、約半年毎、または約毎年、投与することができる。治療は1回行われてもよく、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2か月間、少なくとも約3か月間、少なくとも約6か月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続されてもよい。
【0119】
リオシグアトの皮下または皮内注射において、例えば 皮膚に影響を与える治療条件として、注射剤は、リオシグアトを約0.01-4%、約0.01-2%、約2-4%、約0.01-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約1-1.1%、約1.1-1.2%、約1.2-1.3%、約1.3-1.4%、約1.4-1.5%、約1.5-1.6%、約1.6-1.7%、約1.7-1.8%、約1.8-1.9%、約1.9-2%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、または約3-4%、重量で含有することができる。注射の量は、典型的には、皮膚面積約5cmあたり、約10cmあたり、約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL、約0.01-1mL、約1-2mL、約2-3mL、または約3-4mLである。上記のリオシグアトの投与量は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、約半年毎、または約毎年、投与することができる。治療は1回行われてもよく、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2か月間、少なくとも約3か月間、少なくとも約6か月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続されてもよい。
【0120】
ソラフェニブの皮下または皮内注射において、例えば 皮膚に影響を与える治療条件として、注射剤は、ソラフェニブを約0.01-4%、約0.01-2%、約2-4%、約0.01-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約1-1.1%、約1.1-1.2%、約1.2-1.3%、約1.3-1.4%、約1.4-1.5%、約1.5-1.6%、約1.6-1.7%、約1.7-1.8%、約1.8-1.9%、約1.9-2%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、または約3-4%、重量で含有することができる。注射の量は、典型的には、皮膚面積約5cmあたり、約10cmあたり、約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL、約0.01-1mL、約1-2mL、約2-3mL、または約3-4mLである。上記のソラフェニブの投与量は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、約半年毎、または約毎年、投与することができる。治療は1回行われてもよく、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2か月間、少なくとも約3か月間、少なくとも約6か月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続されてもよい。
【0121】
スニチニブの皮下または皮内注射において、例えば 皮膚に影響を与える治療条件として、注射剤は、スニチニブを約0.01-4%、約0.01-2%、約2-4%、約0.01-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約1-1.1%、約1.1-1.2%、約1.2-1.3%、約1.3-1.4%、約1.4-1.5%、約1.5-1.6%、約1.6-1.7%、約1.7-1.8%、約1.8-1.9%、約1.9-2%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、または約3-4%、重量で含有することができる。注射の量は、典型的には、皮膚面積約5cmあたり、約10cmあたり、約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL、約0.01-1mL、約1-2mL、約2-3mL、または約3-4mLである。上記のスニチニブの投与量は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、約半年毎、または約毎年、投与することができる。治療は1回行われてもよく、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2か月間、少なくとも約3か月間、少なくとも約6か月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続されてもよい。
【0122】
レンバチニブの皮下または皮内注射において、例えば 皮膚に影響を与える治療条件として、注射剤は、レンバチニブを約0.01-4%、約0.01-2%、約2-4%、約0.01-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約1-1.1%、約1.1-1.2%、約1.2-1.3%、約1.3-1.4%、約1.4-1.5%、約1.5-1.6%、約1.6-1.7%、約1.7-1.8%、約1.8-1.9%、約1.9-2%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、または約3-4%、重量で含有することができる。注射の量は、典型的には、皮膚面積約5cmあたり、約10cmあたり、約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL、約0.01-1mL、約1-2mL、約2-3mL、または約3-4mLである。上記のレンバチニブの投与量は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、約半年毎、または約毎年、投与することができる。治療は1回行われてもよく、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2か月間、少なくとも約3か月間、少なくとも約6か月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続されてもよい。
【0123】
レゴラフェニブの皮下または皮内注射において、例えば 皮膚に影響を与える治療条件として、注射剤は、レゴラフェニブを約0.01-4%、約0.01-2%、約2-4%、約0.01-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約1-1.1%、約1.1-1.2%、約1.2-1.3%、約1.3-1.4%、約1.4-1.5%、約1.5-1.6%、約1.6-1.7%、約1.7-1.8%、約1.8-1.9%、約1.9-2%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、または約3-4%、重量で含有することができる。注射の量は、典型的には、皮膚面積約5cmあたり、約10cmあたり、約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL、約0.01-1mL、約1-2mL、約2-3mL、または約3-4mLである。上記のレゴラフェニブの投与量は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、約半年毎、または約毎年、投与することができる。治療は1回行われてもよく、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2か月間、少なくとも約3か月間、少なくとも約6か月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続されてもよい。
【0124】
ポナチニブの皮下または皮内注射において、例えば 皮膚に影響を与える治療条件として、注射剤は、ポナチニブを約0.01-4%、約0.01-2%、約2-4%、約0.01-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約1-1.1%、約1.1-1.2%、約1.2-1.3%、約1.3-1.4%、約1.4-1.5%、約1.5-1.6%、約1.6-1.7%、約1.7-1.8%、約1.8-1.9%、約1.9-2%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、または約3-4%、重量で含有することができる。注射の量は、典型的には、皮膚面積約5cmあたり、約10cmあたり、約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL、約0.01-1mL、約1-2mL、約2-3mL、または約3-4mLである。上記のポナチニブの投与量は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、約半年毎、または約毎年、投与することができる。治療は1回行われてもよく、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2か月間、少なくとも約3か月間、少なくとも約6か月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続されてもよい。
【0125】
パゾパニブの皮下または皮内注射において、例えば 皮膚に影響を与える治療条件として、注射剤は、パゾパニブを約0.01-4%、約0.01-2%、約2-4%、約0.01-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約1-1.1%、約1.1-1.2%、約1.2-1.3%、約1.3-1.4%、約1.4-1.5%、約1.5-1.6%、約1.6-1.7%、約1.7-1.8%、約1.8-1.9%、約1.9-2%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、または約3-4%、重量で含有することができる。注射の量は、典型的には、皮膚面積約5cmあたり、約10cmあたり、約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL、約0.01-1mL、約1-2mL、約2-3mL、または約3-4mLである。上記のパゾパニブの投与量は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、約半年毎、または約毎年、投与することができる。治療は1回行われてもよく、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2か月間、少なくとも約3か月間、少なくとも約6か月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続されてもよい。
【0126】
局所的に塗布されるクリームまたは軟膏は、皮膚に影響を与える治療条件として有用でありうる。典型的には、クリームまたは軟膏は、重量で0.01-5%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、約3-4%、約4-5%、約5-6%、約6-7%、約7-8%、約8-9%、約9-10%、約0.01-3%、約3-5%、約5-7%、約7-9%、または約9-11%のマルチキナーゼ阻害剤を含有することができる。皮膚に局所的に塗布されるクリームの量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL,0.1-0.2mL、約0.2-0.3mL、約0.3-0.4mL、約0.4-0.5mL、約0.5-0.6mL、約0.6-0.7mL、約0.7-0.8mL、約0.8-0.9mL、約0.9-1mL、約1-1.1mL、約1.1-1.2mL、約1.2-1.3mL、約1.3-1.4mL、約1.4-1.5mL、約1.5-1.6mL、約1.6-1.7mL、約1.7-1.8mL、約1.8-1.9mL、または約1.9-2mLである。上記の量のクリーム、軟膏、または他の適切なビヒクルを含む包帯またはパッチを適用することもできる。
【0127】
マルチキナーゼ阻害剤は、クリーム、軟膏、包帯またはパッチ(直前の段落の量などで)などによって局所的に、必要に応じて、または1日約2回から約週1回(例えば約1日2回、約1日1回、約2日毎、約3日毎、約4日毎、約5日毎、約6日毎、約週1回、約7日毎、約8日毎、約9日毎など)投与することができる。
【0128】
直前の段落の治療は、必要な限り、例えば、1回のみ、または少なくとも約2週間、少なくとも約3週間、少なくとも約4週間、少なくとも約5週間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約9ヶ月間、少なくとも約12ヶ月間、少なくとも約2年間、少なくとも約3年間、少なくとも約4年間、少なくとも約5年間、少なくとも約10年間、または少なくとも約20年間、継続することができる。
【0129】
局所的に塗布されるアキシチニブを含有するクリームまたは軟膏または他の剤形は、例えば、皮膚に影響を与える治療条件として、重量でアキシチニブを約0.01-5%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約2-2.5%、約2.5-3%、約3-3.5%、約3.5-4%、約4-4.5%、約4.5-5%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、約3-4%、約4-5%、約5-6%、約6-7%、約7-8%、約8-9%、約9-10%、約0.01-3%、約3-5%、約5-7%、約7-9%、または約9-11%含有することができる。皮膚に局所的に塗布されるクリームの量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL,0.1-0.2mL、約0.2-0.3mL、約0.3-0.4mL、約0.4-0.5mL、約0.5-0.6mL、約0.6-0.7mL、約0.7-0.8mL、約0.8-0.9mL、約0.9-1mL、約1-1.1mL、約1.1-1.2mL、約1.2-1.3mL、約1.3-1.4mL、約1.4-1.5mL、約1.5-1.6mL、約1.6-1.7mL、約1.7-1.8mL、約1.8-1.9mL、または約1.9-2mLである。上記の量のクリーム、軟膏、または他の適切なビヒクルを含有する包帯またはパッチを適用することもできる。
【0130】
局所的に塗布されるニンテダニブを含有するクリームまたは軟膏または他の剤形は、例えば、皮膚に影響を与える治療条件として、重量でニンテダニブを約0.01-5%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約2-2.5%、約2.5-3%、約3-3.5%、約3.5-4%、約4-4.5%、約4.5-5%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、約3-4%、約4-5%、約5-6%、約6-7%、約7-8%、約8-9%、約9-10%、約0.01-3%、約3-5%、約5-7%、約7-9%、または約9-11%含有することができる。皮膚に局所的に塗布されるクリームの量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL,0.1-0.2mL、約0.2-0.3mL、約0.3-0.4mL、約0.4-0.5mL、約0.5-0.6mL、約0.6-0.7mL、約0.7-0.8mL、約0.8-0.9mL、約0.9-1mL、約1-1.1mL、約1.1-1.2mL、約1.2-1.3mL、約1.3-1.4mL、約1.4-1.5mL、約1.5-1.6mL、約1.6-1.7mL、約1.7-1.8mL、約1.8-1.9mL、または約1.9-2mLである。上記の量のクリーム、軟膏、または他の適切なビヒクルを含有する包帯またはパッチを適用することもできる。
【0131】
局所的に塗布されるピルフェニドンを含有するクリームまたは軟膏または他の剤形は、例えば、皮膚に影響を与える治療条件として、重量でピルフェニドンを約0.01-5%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約2-2.5%、約2.5-3%、約3-3.5%、約3.5-4%、約4-4.5%、約4.5-5%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、約3-4%、約4-5%、約5-6%、約6-7%、約7-8%、約8-9%、約9-10%、約0.01-3%、約3-5%、約5-7%、約7-9%、または約9-11%含有することができる。皮膚に局所的に塗布されるクリームの量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL,0.1-0.2mL、約0.2-0.3mL、約0.3-0.4mL、約0.4-0.5mL、約0.5-0.6mL、約0.6-0.7mL、約0.7-0.8mL、約0.8-0.9mL、約0.9-1mL、約1-1.1mL、約1.1-1.2mL、約1.2-1.3mL、約1.3-1.4mL、約1.4-1.5mL、約1.5-1.6mL、約1.6-1.7mL、約1.7-1.8mL、約1.8-1.9mL、または約1.9-2mLである。上記の量のクリーム、軟膏、または他の適切なビヒクルを含有する包帯またはパッチを適用することもできる。
【0132】
局所的に塗布されるリオシグアトを含有するクリームまたは軟膏または他の剤形は、例えば、皮膚に影響を与える治療条件として、重量でリオシグアトを約0.01-5%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約2-2.5%、約2.5-3%、約3-3.5%、約3.5-4%、約4-4.5%、約4.5-5%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、約3-4%、約4-5%、約5-6%、約6-7%、約7-8%、約8-9%、約9-10%、約0.01-3%、約3-5%、約5-7%、約7-9%、または約9-11%含有することができる。皮膚に局所的に塗布されるクリームの量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL,0.1-0.2mL、約0.2-0.3mL、約0.3-0.4mL、約0.4-0.5mL、約0.5-0.6mL、約0.6-0.7mL、約0.7-0.8mL、約0.8-0.9mL、約0.9-1mL、約1-1.1mL、約1.1-1.2mL、約1.2-1.3mL、約1.3-1.4mL、約1.4-1.5mL、約1.5-1.6mL、約1.6-1.7mL、約1.7-1.8mL、約1.8-1.9mL、または約1.9-2mLである。上記の量のクリーム、軟膏、または他の適切なビヒクルを含有する包帯またはパッチを適用することもできる。
【0133】
局所的に塗布されるソラフェニブを含有するクリームまたは軟膏または他の剤形は、例えば、皮膚に影響を与える治療条件として、重量でソラフェニブを約0.01-5%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約2-2.5%、約2.5-3%、約3-3.5%、約3.5-4%、約4-4.5%、約4.5-5%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、約3-4%、約4-5%、約5-6%、約6-7%、約7-8%、約8-9%、約9-10%、約0.01-3%、約3-5%、約5-7%、約7-9%、または約9-11%含有することができる。皮膚に局所的に塗布されるクリームの量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL,0.1-0.2mL、約0.2-0.3mL、約0.3-0.4mL、約0.4-0.5mL、約0.5-0.6mL、約0.6-0.7mL、約0.7-0.8mL、約0.8-0.9mL、約0.9-1mL、約1-1.1mL、約1.1-1.2mL、約1.2-1.3mL、約1.3-1.4mL、約1.4-1.5mL、約1.5-1.6mL、約1.6-1.7mL、約1.7-1.8mL、約1.8-1.9mL、または約1.9-2mLである。上記の量のクリーム、軟膏、または他の適切なビヒクルを含有する包帯またはパッチを適用することもできる。
【0134】
局所的に塗布されるスニチニブを含有するクリームまたは軟膏または他の剤形は、例えば、皮膚に影響を与える治療条件として、重量でスニチニブを約0.01-5%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約2-2.5%、約2.5-3%、約3-3.5%、約3.5-4%、約4-4.5%、約4.5-5%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、約3-4%、約4-5%、約5-6%、約6-7%、約7-8%、約8-9%、約9-10%、約0.01-3%、約3-5%、約5-7%、約7-9%、または約9-11%含有することができる。皮膚に局所的に塗布されるクリームの量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL,0.1-0.2mL、約0.2-0.3mL、約0.3-0.4mL、約0.4-0.5mL、約0.5-0.6mL、約0.6-0.7mL、約0.7-0.8mL、約0.8-0.9mL、約0.9-1mL、約1-1.1mL、約1.1-1.2mL、約1.2-1.3mL、約1.3-1.4mL、約1.4-1.5mL、約1.5-1.6mL、約1.6-1.7mL、約1.7-1.8mL、約1.8-1.9mL、または約1.9-2mLである。上記の量のクリーム、軟膏、または他の適切なビヒクルを含有する包帯またはパッチを適用することもできる。
【0135】
局所的に塗布されるレンバチニブを含有するクリームまたは軟膏または他の剤形は、例えば、皮膚に影響を与える治療条件として、重量でレンバチニブを約0.01-5%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約2-2.5%、約2.5-3%、約3-3.5%、約3.5-4%、約4-4.5%、約4.5-5%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、約3-4%、約4-5%、約5-6%、約6-7%、約7-8%、約8-9%、約9-10%、約0.01-3%、約3-5%、約5-7%、約7-9%、または約9-11%含有することができる。皮膚に局所的に塗布されるクリームの量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL,0.1-0.2mL、約0.2-0.3mL、約0.3-0.4mL、約0.4-0.5mL、約0.5-0.6mL、約0.6-0.7mL、約0.7-0.8mL、約0.8-0.9mL、約0.9-1mL、約1-1.1mL、約1.1-1.2mL、約1.2-1.3mL、約1.3-1.4mL、約1.4-1.5mL、約1.5-1.6mL、約1.6-1.7mL、約1.7-1.8mL、約1.8-1.9mL、または約1.9-2mLである。上記の量のクリーム、軟膏、または他の適切なビヒクルを含有する包帯またはパッチを適用することもできる。
【0136】
局所的に塗布されるレゴラフェニブを含有するクリームまたは軟膏または他の剤形は、例えば、皮膚に影響を与える治療条件として、重量でレゴラフェニブを約0.01-5%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約2-2.5%、約2.5-3%、約3-3.5%、約3.5-4%、約4-4.5%、約4.5-5%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、約3-4%、約4-5%、約5-6%、約6-7%、約7-8%、約8-9%、約9-10%、約0.01-3%、約3-5%、約5-7%、約7-9%、または約9-11%含有することができる。皮膚に局所的に塗布されるクリームの量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL,0.1-0.2mL、約0.2-0.3mL、約0.3-0.4mL、約0.4-0.5mL、約0.5-0.6mL、約0.6-0.7mL、約0.7-0.8mL、約0.8-0.9mL、約0.9-1mL、約1-1.1mL、約1.1-1.2mL、約1.2-1.3mL、約1.3-1.4mL、約1.4-1.5mL、約1.5-1.6mL、約1.6-1.7mL、約1.7-1.8mL、約1.8-1.9mL、または約1.9-2mLである。上記の量のクリーム、軟膏、または他の適切なビヒクルを含有する包帯またはパッチを適用することもできる。
【0137】
局所的に塗布されるポナチニブを含有するクリームまたは軟膏または他の剤形は、例えば、皮膚に影響を与える治療条件として、重量でポナチニブを約0.01-5%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約2-2.5%、約2.5-3%、約3-3.5%、約3.5-4%、約4-4.5%、約4.5-5%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、約3-4%、約4-5%、約5-6%、約6-7%、約7-8%、約8-9%、約9-10%、約0.01-3%、約3-5%、約5-7%、約7-9%、または約9-11%含有することができる。皮膚に局所的に塗布されるクリームの量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL,0.1-0.2mL、約0.2-0.3mL、約0.3-0.4mL、約0.4-0.5mL、約0.5-0.6mL、約0.6-0.7mL、約0.7-0.8mL、約0.8-0.9mL、約0.9-1mL、約1-1.1mL、約1.1-1.2mL、約1.2-1.3mL、約1.3-1.4mL、約1.4-1.5mL、約1.5-1.6mL、約1.6-1.7mL、約1.7-1.8mL、約1.8-1.9mL、または約1.9-2mLである。上記の量のクリーム、軟膏、または他の適切なビヒクルを含有する包帯またはパッチを適用することもできる。
【0138】
局所的に塗布されるパゾパニブを含有するクリームまたは軟膏または他の剤形は、例えば、皮膚に影響を与える治療条件として、重量でパゾパニブを約0.01-5%、約0.01-0.5%、約0.5-1%、約1-1.5%、約1.5-2%、約2-2.5%、約2.5-3%、約3-3.5%、約3.5-4%、約4-4.5%、約4.5-5%、約0.01-1%、約1-2%、約2-3%、約3-4%、約4-5%、約5-6%、約6-7%、約7-8%、約8-9%、約9-10%、約0.01-3%、約3-5%、約5-7%、約7-9%、または約9-11%含有することができる。皮膚に局所的に塗布されるクリームの量は、典型的には、皮膚面積約5-10cmあたり、約5-7cmあたり、約7-10cmあたり、約5-6cmあたり、約6-7cmあたり、約7-8cmあたり、約8-9cmあたり、または約9-10cmあたり、約0.01-4mL、約0.05-2mL、約2-4mL、約0.01-0.5mL、約0.5-1mL、約1-1.5mL、約1.5-2mL,0.1-0.2mL、約0.2-0.3mL、約0.3-0.4mL、約0.4-0.5mL、約0.5-0.6mL、約0.6-0.7mL、約0.7-0.8mL、約0.8-0.9mL、約0.9-1mL、約1-1.1mL、約1.1-1.2mL、約1.2-1.3mL、約1.3-1.4mL、約1.4-1.5mL、約1.5-1.6mL、約1.6-1.7mL、約1.7-1.8mL、約1.8-1.9mL、または約1.9-2mLである。上記の量のクリーム、軟膏、または他の適切なビヒクルを含有する包帯またはパッチを適用することもできる。
【0139】
治療される皮膚の面積は、条件によって影響を受ける皮膚の面積により異なる。典型的には、約0.5-40cm、1-20cm、約20-40cm、約0.5-10cm、約10-20cm、約20-30cm、約30-40cm、約1-5cm、約5-10cm、約10-15cm、約15-20cm、約20-25cm、約25-30cm、約30-35cm、約35-40cm、約1-100cm、100-500cm、500-1000cm、1000-1,500cm、1,500-2,000cm、2,000-2,500cm、2,500-3,000cm、3,000-3,500cm、3,500-4,000cm、4,000-4,500cm、4,500-5,000cm、5,000-5,500cm、5,500-6,000cm、6,000-6,500cm、6,500-7,000cm、7,000-7,500cm、7,500-8,000cm、8,000-8,500cm、8,500-9,000cm、9,000-9,500cm、9,500-1,0000cm、1,0000-10,500cm、10,500-11,000cm、11,000-11,500cm、11,500-12,000cm、12,000-12,500cm、12,500-13,000cm、13,000-13,500cm、13,500-14,000cm、14,000-14,500cm、14,500-1,5,000cm、1,5,000-15,500cm、15,500-16,000cm、16,000-16,500cm、16,500-17,000cm、17,000-17,500cm、17,500-18,000cm、18,000-18,500cm、18,500-19,000cm、19,000-19,500cm、または19,500-20,000cmの皮膚を治療することができる。
【0140】
治療のための特定の標的には、顔、胸、および背中が含まれ、注射または局所塗布は、これらの領域のいずれか、同様に身体の他の部分上のいずれかの影響を受けた皮膚に行うことができる。
【0141】
顔全体の治療には約700-1000cmの治療が含まれるため、顔に影響を与える皮膚条件として、約10-1000cm、約1-50cm、約50-100cm、約100-150cm、約150-200cm、約200-250cm、約250-300cm、約300-350cm、約350-400cm、約400-450cm、約450-500cm、約500-550cm、約550-600cm、約600-650cm、約650-700cm、約700-750cm、約750-800cm、約800-850cm、約850-900cm、約900-950cm、約950-1,000cm、約1,000-1,050cm、約1,050-1,100cm、約10-100cm、約100-300cm、約300-500cm、約500-700cm、約700-900cm、約900-1100cm、約1-500cm、約500-1,000cm、または1,000-1,500cmの皮膚面積を治療することができる。
【0142】
胸と背中全体の治療には約6,000-8,000cmの治療が含まれるため、胸と背中に影響を与える皮膚条件として、約1-500cm、約500-1,000cm、約1,000-1,500cm、約1,500-2,000cm、約2,000-2,500cm、約2,500-3,000cm、約3,000-3,500cm、約3,500-4,000cm、約4,000-4,500cm、約4,500-5,000cm、約5,000-5,500cm、約5,500-6,000cm、約6,000-6,500cm、約6,500-7,000cm、約7,000-7,500cm、約7,500-8,000cm、約1-1,000cm、約1,000-3,000cm、約3,000-5,000cm、約5,000-7,000cm、または約7,000-9,000cmの皮膚を治療することができる。
【0143】
病変または線維腫を有する状態(子宮病変または線維腫を伴う状態など)の治療のため、マルチキナーゼ阻害剤を、局所注射によって、病変/線維腫またはそれらの周囲または隣接する組織へ投与することができ、マルチキナーゼ阻害剤が病変または線維腫への注射によって投与される。このタイプの治療では、投与されるマルチキナーゼ阻害剤の量は、治療される病変または子宮筋腫の大きさに依存する。例えば、約0.0001-100mg、約0.001-10mg,0.0005-0.002mg、約0.002-0.003mg、約0.003-0.004mg、約0.004-0.005mg、約0.005-0.006mg、約0.006-0.007mg、約0.007-0.008mg、約0.008-0.009mg、約0.009-0.01mg、約0.01-0.011mg、約0.1-0.5mg、約0.5-1mg、約1-1.5mg、約1.5-2mg、約2-2.5mg、約2.5-3mg、約3-3.5mg、約3.5-4mg、約4-4.5mg、約4.5-5mg、約5-5.5mg、約5.5-6mg、約6-6.5mg、約6.5-7mg、約7-7.5mg、約7.5-8mg、約8-8.5mg、約8.5-9mg、約9-9.5mg、約9.5-10mg、約10-10.5mg、約10.5-11mg、約11-11.5mg、約11.5-12mg、約12-12.5mg、約12.5-13mg、約13-13.5mg、約13.5-14mg、約14-14.5mg、約14.5-15mg、約15-15.5mg、約15.5-16mg、約16-16.5mg、約16.5-17mg、約17-17.5mg、約17.5-18mg、約18-18.5mg、約18.5-19mg、約19-19.5mg、約19.5-20mg、約1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、約9-11mg、約11-13mg、約13-15mg、約15-17mg、約17-19mg、約19-21mg、約1-5mg、約5-10mg、約10-15mg、または約15-20mgのマルチキナーゼ阻害剤を略病変ごとに投与することができる。
【0144】
直前の段落のこれらの量は、必要に応じて、または約1週間、約2週間、約3週間、約4週間、約5週間、約6週間、約7週間、約8週間、約9週間、約10週間、約11週間、約12週間、約13週間、約14週間、約15週間、約16週間、約17週間、約18週間、約19週間、約20週間、約21週間、約22週間、約23週間、約24週間、約25週間、約26週間、約27週間、約28週間、約29週間、約30週間、約31週間、約32週間、約33週間、約34週間、約35週間、約36週間、約37週間、約38週間、約39週間、約40週間、約41週間、約42週間、約43週間、約44週間、約45週間、約46週間、約47週間、約48週間、約49週間、約50週間、約51週間、約52週間、約1ヶ月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約4ヶ月間、約5ヶ月間、約6ヶ月間、約7ヶ月間、約8ヶ月間、約9ヶ月間、約10ヶ月間、約11ヶ月間、または約12ヶ月間の間隔で投与することができる。
【0145】
直前の段落の治療は、必要な限り(例えば1回だけ、または少なくとも約2週間、少なくとも約3週間、少なくとも約4週間、少なくとも約5週間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約9ヶ月間、少なくとも約12ヶ月間、少なくとも約2年間、少なくとも約3年間、少なくとも約4年間、少なくとも約5年間、少なくとも約10年間、または少なくとも約20年間)継続することができる。
【0146】
マルチキナーゼ阻害剤がアキシチニブである治療の場合、約0.0001-100mg、約0.001-10mg,0.0005-0.002mg、約0.002-0.003mg、約0.003-0.004mg、約0.004-0.005mg、約0.005-0.006mg、約0.006-0.007mg、約0.007-0.008mg、約0.008-0.009mg、約0.009-0.01mg、約0.01-0.011mg、約0.1-0.5mg、約0.5-1mg、約1-1.5mg、約1.5-2mg、約2-2.5mg、約2.5-3mg、約3-3.5mg、約3.5-4mg、約4-4.5mg、約4.5-5mg、約5-5.5mg、約5.5-6mg、約6-6.5mg、約6.5-7mg、約7-7.5mg、約7.5-8mg、約8-8.5mg、約8.5-9mg、約9-9.5mg、約9.5-10mg、約10-10.5mg、約10.5-11mg、約11-11.5mg、約11.5-12mg、約12-12.5mg、約12.5-13mg、約13-13.5mg、約13.5-14mg、約14-14.5mg、約14.5-15mg、約15-15.5mg、約15.5-16mg、約16-16.5mg、約16.5-17mg、約17-17.5mg、約17.5-18mg、約18-18.5mg、約18.5-19mg、約19-19.5mg、約19.5-20mg、約1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、約9-11mg、約11-13mg、約13-15mg、約15-17mg、約17-19mg、約19-21mg、約1-5mg、約5-10mg、約10-15mg、または約15-20mgのアキシチニブを略病変ごとに投与することができる。上記のアキシチニブの投与は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、半年に1回、または約毎年投与することができる。治療は1回で行うことができ、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続することができる。
【0147】
マルチキナーゼ阻害剤がニンテダニブである治療の場合、約0.0001-100mg、約0.001-10mg,0.0005-0.002mg、約0.002-0.003mg、約0.003-0.004mg、約0.004-0.005mg、約0.005-0.006mg、約0.006-0.007mg、約0.007-0.008mg、約0.008-0.009mg、約0.009-0.01mg、約0.01-0.011mg、約0.1-0.5mg、約0.5-1mg、約1-1.5mg、約1.5-2mg、約2-2.5mg、約2.5-3mg、約3-3.5mg、約3.5-4mg、約4-4.5mg、約4.5-5mg、約5-5.5mg、約5.5-6mg、約6-6.5mg、約6.5-7mg、約7-7.5mg、約7.5-8mg、約8-8.5mg、約8.5-9mg、約9-9.5mg、約9.5-10mg、約10-10.5mg、約10.5-11mg、約11-11.5mg、約11.5-12mg、約12-12.5mg、約12.5-13mg、約13-13.5mg、約13.5-14mg、約14-14.5mg、約14.5-15mg、約15-15.5mg、約15.5-16mg、約16-16.5mg、約16.5-17mg、約17-17.5mg、約17.5-18mg、約18-18.5mg、約18.5-19mg、約19-19.5mg、約19.5-20mg、約1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、約9-11mg、約11-13mg、約13-15mg、約15-17mg、約17-19mg、約19-21mg、約1-5mg、約5-10mg、約10-15mg、または約15-20mgのニンテダニブを略病変ごとに投与することができる。上記のニンテダニブの投与は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、半年に1回、または約毎年投与することができる。治療は1回で行うことができ、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続することができる。
【0148】
マルチキナーゼ阻害剤がピルフェニドンである治療の場合、約0.0001-100mg、約0.001-10mg,0.0005-0.002mg、約0.002-0.003mg、約0.003-0.004mg、約0.004-0.005mg、約0.005-0.006mg、約0.006-0.007mg、約0.007-0.008mg、約0.008-0.009mg、約0.009-0.01mg、約0.01-0.011mg、約0.1-0.5mg、約0.5-1mg、約1-1.5mg、約1.5-2mg、約2-2.5mg、約2.5-3mg、約3-3.5mg、約3.5-4mg、約4-4.5mg、約4.5-5mg、約5-5.5mg、約5.5-6mg、約6-6.5mg、約6.5-7mg、約7-7.5mg、約7.5-8mg、約8-8.5mg、約8.5-9mg、約9-9.5mg、約9.5-10mg、約10-10.5mg、約10.5-11mg、約11-11.5mg、約11.5-12mg、約12-12.5mg、約12.5-13mg、約13-13.5mg、約13.5-14mg、約14-14.5mg、約14.5-15mg、約15-15.5mg、約15.5-16mg、約16-16.5mg、約16.5-17mg、約17-17.5mg、約17.5-18mg、約18-18.5mg、約18.5-19mg、約19-19.5mg、約19.5-20mg、約1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、約9-11mg、約11-13mg、約13-15mg、約15-17mg、約17-19mg、約19-21mg、約1-5mg、約5-10mg、約10-15mg、または約15-20mgのピルフェニドンを略病変ごとに投与することができる。上記のピルフェニドンの投与は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、半年に1回、または約毎年投与することができる。治療は1回で行うことができ、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続することができる。
【0149】
マルチキナーゼ阻害剤がリオシグアトである治療の場合、約0.0001-100mg、約0.001-10mg,0.0005-0.002mg、約0.002-0.003mg、約0.003-0.004mg、約0.004-0.005mg、約0.005-0.006mg、約0.006-0.007mg、約0.007-0.008mg、約0.008-0.009mg、約0.009-0.01mg、約0.01-0.011mg、約0.1-0.5mg、約0.5-1mg、約1-1.5mg、約1.5-2mg、約2-2.5mg、約2.5-3mg、約3-3.5mg、約3.5-4mg、約4-4.5mg、約4.5-5mg、約5-5.5mg、約5.5-6mg、約6-6.5mg、約6.5-7mg、約7-7.5mg、約7.5-8mg、約8-8.5mg、約8.5-9mg、約9-9.5mg、約9.5-10mg、約10-10.5mg、約10.5-11mg、約11-11.5mg、約11.5-12mg、約12-12.5mg、約12.5-13mg、約13-13.5mg、約13.5-14mg、約14-14.5mg、約14.5-15mg、約15-15.5mg、約15.5-16mg、約16-16.5mg、約16.5-17mg、約17-17.5mg、約17.5-18mg、約18-18.5mg、約18.5-19mg、約19-19.5mg、約19.5-20mg、約1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、約9-11mg、約11-13mg、約13-15mg、約15-17mg、約17-19mg、約19-21mg、約1-5mg、約5-10mg、約10-15mg、または約15-20mgのリオシグアトを略病変ごとに投与することができる。上記のリオシグアトの投与は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、半年に1回、または約毎年投与することができる。治療は1回で行うことができ、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続することができる。
【0150】
マルチキナーゼ阻害剤がソラフェニブである治療の場合、約0.0001-100mg、約0.001-10mg,0.0005-0.002mg、約0.002-0.003mg、約0.003-0.004mg、約0.004-0.005mg、約0.005-0.006mg、約0.006-0.007mg、約0.007-0.008mg、約0.008-0.009mg、約0.009-0.01mg、約0.01-0.011mg、約0.1-0.5mg、約0.5-1mg、約1-1.5mg、約1.5-2mg、約2-2.5mg、約2.5-3mg、約3-3.5mg、約3.5-4mg、約4-4.5mg、約4.5-5mg、約5-5.5mg、約5.5-6mg、約6-6.5mg、約6.5-7mg、約7-7.5mg、約7.5-8mg、約8-8.5mg、約8.5-9mg、約9-9.5mg、約9.5-10mg、約10-10.5mg、約10.5-11mg、約11-11.5mg、約11.5-12mg、約12-12.5mg、約12.5-13mg、約13-13.5mg、約13.5-14mg、約14-14.5mg、約14.5-15mg、約15-15.5mg、約15.5-16mg、約16-16.5mg、約16.5-17mg、約17-17.5mg、約17.5-18mg、約18-18.5mg、約18.5-19mg、約19-19.5mg、約19.5-20mg、約1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、約9-11mg、約11-13mg、約13-15mg、約15-17mg、約17-19mg、約19-21mg、約1-5mg、約5-10mg、約10-15mg、または約15-20mgのソラフェニブを略病変ごとに投与することができる。上記のソラフェニブの投与は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、半年に1回、または約毎年投与することができる。治療は1回で行うことができ、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続することができる。
【0151】
マルチキナーゼ阻害剤がスニチニブである治療の場合、約0.0001-100mg、約0.001-10mg,0.0005-0.002mg、約0.002-0.003mg、約0.003-0.004mg、約0.004-0.005mg、約0.005-0.006mg、約0.006-0.007mg、約0.007-0.008mg、約0.008-0.009mg、約0.009-0.01mg、約0.01-0.011mg、約0.1-0.5mg、約0.5-1mg、約1-1.5mg、約1.5-2mg、約2-2.5mg、約2.5-3mg、約3-3.5mg、約3.5-4mg、約4-4.5mg、約4.5-5mg、約5-5.5mg、約5.5-6mg、約6-6.5mg、約6.5-7mg、約7-7.5mg、約7.5-8mg、約8-8.5mg、約8.5-9mg、約9-9.5mg、約9.5-10mg、約10-10.5mg、約10.5-11mg、約11-11.5mg、約11.5-12mg、約12-12.5mg、約12.5-13mg、約13-13.5mg、約13.5-14mg、約14-14.5mg、約14.5-15mg、約15-15.5mg、約15.5-16mg、約16-16.5mg、約16.5-17mg、約17-17.5mg、約17.5-18mg、約18-18.5mg、約18.5-19mg、約19-19.5mg、約19.5-20mg、約1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、約9-11mg、約11-13mg、約13-15mg、約15-17mg、約17-19mg、約19-21mg、約1-5mg、約5-10mg、約10-15mg、または約15-20mgのスニチニブを略病変ごとに投与することができる。上記のスニチニブの投与は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、半年に1回、または約毎年投与することができる。治療は1回で行うことができ、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続することができる。
【0152】
マルチキナーゼ阻害剤がレンバチニブである治療の場合、約0.0001-100mg、約0.001-10mg,0.0005-0.002mg、約0.002-0.003mg、約0.003-0.004mg、約0.004-0.005mg、約0.005-0.006mg、約0.006-0.007mg、約0.007-0.008mg、約0.008-0.009mg、約0.009-0.01mg、約0.01-0.011mg、約0.1-0.5mg、約0.5-1mg、約1-1.5mg、約1.5-2mg、約2-2.5mg、約2.5-3mg、約3-3.5mg、約3.5-4mg、約4-4.5mg、約4.5-5mg、約5-5.5mg、約5.5-6mg、約6-6.5mg、約6.5-7mg、約7-7.5mg、約7.5-8mg、約8-8.5mg、約8.5-9mg、約9-9.5mg、約9.5-10mg、約10-10.5mg、約10.5-11mg、約11-11.5mg、約11.5-12mg、約12-12.5mg、約12.5-13mg、約13-13.5mg、約13.5-14mg、約14-14.5mg、約14.5-15mg、約15-15.5mg、約15.5-16mg、約16-16.5mg、約16.5-17mg、約17-17.5mg、約17.5-18mg、約18-18.5mg、約18.5-19mg、約19-19.5mg、約19.5-20mg、約1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、約9-11mg、約11-13mg、約13-15mg、約15-17mg、約17-19mg、約19-21mg、約1-5mg、約5-10mg、約10-15mg、または約15-20mgのレンバチニブを略病変ごとに投与することができる。上記のレンバチニブの投与は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、半年に1回、または約毎年投与することができる。治療は1回で行うことができ、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続することができる。
【0153】
マルチキナーゼ阻害剤がレゴラフェニブである治療の場合、約0.0001-100mg、約0.001-10mg,0.0005-0.002mg、約0.002-0.003mg、約0.003-0.004mg、約0.004-0.005mg、約0.005-0.006mg、約0.006-0.007mg、約0.007-0.008mg、約0.008-0.009mg、約0.009-0.01mg、約0.01-0.011mg、約0.1-0.5mg、約0.5-1mg、約1-1.5mg、約1.5-2mg、約2-2.5mg、約2.5-3mg、約3-3.5mg、約3.5-4mg、約4-4.5mg、約4.5-5mg、約5-5.5mg、約5.5-6mg、約6-6.5mg、約6.5-7mg、約7-7.5mg、約7.5-8mg、約8-8.5mg、約8.5-9mg、約9-9.5mg、約9.5-10mg、約10-10.5mg、約10.5-11mg、約11-11.5mg、約11.5-12mg、約12-12.5mg、約12.5-13mg、約13-13.5mg、約13.5-14mg、約14-14.5mg、約14.5-15mg、約15-15.5mg、約15.5-16mg、約16-16.5mg、約16.5-17mg、約17-17.5mg、約17.5-18mg、約18-18.5mg、約18.5-19mg、約19-19.5mg、約19.5-20mg、約1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、約9-11mg、約11-13mg、約13-15mg、約15-17mg、約17-19mg、約19-21mg、約1-5mg、約5-10mg、約10-15mg、または約15-20mgのレゴラフェニブを略病変ごとに投与することができる。上記のレゴラフェニブの投与は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、半年に1回、または約毎年投与することができる。治療は1回で行うことができ、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続することができる。
【0154】
マルチキナーゼ阻害剤がポナチニブである治療の場合、約0.0001-100mg、約0.001-10mg,0.0005-0.002mg、約0.002-0.003mg、約0.003-0.004mg、約0.004-0.005mg、約0.005-0.006mg、約0.006-0.007mg、約0.007-0.008mg、約0.008-0.009mg、約0.009-0.01mg、約0.01-0.011mg、約0.1-0.5mg、約0.5-1mg、約1-1.5mg、約1.5-2mg、約2-2.5mg、約2.5-3mg、約3-3.5mg、約3.5-4mg、約4-4.5mg、約4.5-5mg、約5-5.5mg、約5.5-6mg、約6-6.5mg、約6.5-7mg、約7-7.5mg、約7.5-8mg、約8-8.5mg、約8.5-9mg、約9-9.5mg、約9.5-10mg、約10-10.5mg、約10.5-11mg、約11-11.5mg、約11.5-12mg、約12-12.5mg、約12.5-13mg、約13-13.5mg、約13.5-14mg、約14-14.5mg、約14.5-15mg、約15-15.5mg、約15.5-16mg、約16-16.5mg、約16.5-17mg、約17-17.5mg、約17.5-18mg、約18-18.5mg、約18.5-19mg、約19-19.5mg、約19.5-20mg、約1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、約9-11mg、約11-13mg、約13-15mg、約15-17mg、約17-19mg、約19-21mg、約1-5mg、約5-10mg、約10-15mg、または約15-20mgのポナチニブを略病変ごとに投与することができる。上記のポナチニブの投与は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、半年に1回、または約毎年投与することができる。治療は1回で行うことができ、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続することができる。
【0155】
マルチキナーゼ阻害剤がパゾパニブである治療の場合、約0.0001-100mg、約0.001-10mg,0.0005-0.002mg、約0.002-0.003mg、約0.003-0.004mg、約0.004-0.005mg、約0.005-0.006mg、約0.006-0.007mg、約0.007-0.008mg、約0.008-0.009mg、約0.009-0.01mg、約0.01-0.011mg、約0.1-0.5mg、約0.5-1mg、約1-1.5mg、約1.5-2mg、約2-2.5mg、約2.5-3mg、約3-3.5mg、約3.5-4mg、約4-4.5mg、約4.5-5mg、約5-5.5mg、約5.5-6mg、約6-6.5mg、約6.5-7mg、約7-7.5mg、約7.5-8mg、約8-8.5mg、約8.5-9mg、約9-9.5mg、約9.5-10mg、約10-10.5mg、約10.5-11mg、約11-11.5mg、約11.5-12mg、約12-12.5mg、約12.5-13mg、約13-13.5mg、約13.5-14mg、約14-14.5mg、約14.5-15mg、約15-15.5mg、約15.5-16mg、約16-16.5mg、約16.5-17mg、約17-17.5mg、約17.5-18mg、約18-18.5mg、約18.5-19mg、約19-19.5mg、約19.5-20mg、約1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、約9-11mg、約11-13mg、約13-15mg、約15-17mg、約17-19mg、約19-21mg、約1-5mg、約5-10mg、約10-15mg、または約15-20mgのパゾパニブを略病変ごとに投与することができる。上記のパゾパニブの投与は、必要に応じて継続することができ、または約毎週、月に約2回、約毎月、約隔月、半年に1回、または約毎年投与することができる。治療は1回で行うことができ、または、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約1年間、少なくとも約2年間、または少なくとも約5年間継続することができる。
【0156】
眼の状態の治療のために、マルチキナーゼ阻害剤を局所的に、または眼に注射することによって投与することができる。
【0157】
局所的に適用される点眼薬は、重量で約0.01-5%、約0.01-0.1%、約0.1-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約0.01-0.3%、約0.3-0.5%、約0.5-0.7%、約0.7-0.9%、または約0.9-1.1%のマルチキナーゼ阻害剤を含みうる。適用される点眼薬の量は、典型的には、約1-50μL、約5-10μL、約10-20μL、または約20-40μLである。
【0158】
マルチキナーゼ阻害剤は、必要に応じて点眼で、または1日約2回から約1週間に1回(例えば、1日約3回、1日約2回、1日約1回、約2日毎、約3日毎、約4日毎、約5日毎、約6日毎、週約1回、約7日毎、約8日毎、約9日毎など)投与することができる。
【0159】
直前の段落の治療は、必要な限り(例えば、一度だけ、または少なくとも約2週間、少なくとも約3週間、少なくとも約4週間、少なくとも約5週間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約9ヶ月間、少なくとも約12ヶ月間、少なくとも約2年間、少なくとも約3年間、少なくとも約4年間、少なくとも約5年間、少なくとも約10年間、または少なくとも約20年間)継続することができる。局所的に適用されるアキシチニブを含有する点眼薬は、重量で、約0.01-5%、約0.01-0.1%、約0.1-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約0.01-0.3%、約0.3-0.5%、約0.5-0.7%、約0.7-0.9%、または約0.9-1.1%のアキシチニブを含有しうる。適用される点眼薬の量は、典型的には、約1-50μL、約5-10μL、約10-20μL、または約20-40μLである。点眼薬は、必要に応じて、または1日3回、1日2回、1日1回、約1週間毎、約隔週、約1ヶ月毎、約2ヶ月毎、約3ヶ月毎、約6ヶ月毎、または約1年毎投与することができる。この治療は1回だけ投与することも、1週間、2週間、3週間、4週間、約1ヶ月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0160】
局所的に適用されるニンテダニブを含有する点眼薬は、重量で、約0.01-5%、約0.01-0.1%、約0.1-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約0.01-0.3%、約0.3-0.5%、約0.5-0.7%、約0.7-0.9%、または約0.9-1.1%のニンテダニブを含有しうる。適用される点眼薬の量は、典型的には、約1-50μL、約5-10μL、約10-20μL、または約20-40μLである。点眼薬は、必要に応じて、または1日3回、1日2回、1日1回、約1週間毎、約隔週、約1ヶ月毎、約2ヶ月毎、約3ヶ月毎、約6ヶ月毎、または約1年毎投与することができる。この治療は1回だけ投与することも、1週間、2週間、3週間、4週間、約1ヶ月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0161】
局所的に適用されるピルフェニドンを含有する点眼薬は、重量で、約0.01-5%、約0.01-0.1%、約0.1-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約0.01-0.3%、約0.3-0.5%、約0.5-0.7%、約0.7-0.9%、または約0.9-1.1%のピルフェニドンを含有しうる。適用される点眼薬の量は、典型的には、約1-50μL、約5-10μL、約10-20μL、または約20-40μLである。点眼薬は、必要に応じて、または1日3回、1日2回、1日1回、約1週間毎、約隔週、約1ヶ月毎、約2ヶ月毎、約3ヶ月毎、約6ヶ月毎、または約1年毎投与することができる。この治療は1回だけ投与することも、1週間、2週間、3週間、4週間、約1ヶ月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0162】
局所的に適用されるリオシグアトを含有する点眼薬は、重量で、約0.01-5%、約0.01-0.1%、約0.1-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約0.01-0.3%、約0.3-0.5%、約0.5-0.7%、約0.7-0.9%、または約0.9-1.1%のリオシグアトを含有しうる。適用される点眼薬の量は、典型的には、約1-50μL、約5-10μL、約10-20μL、または約20-40μLである。点眼薬は、必要に応じて、または1日3回、1日2回、1日1回、約1週間毎、約隔週、約1ヶ月毎、約2ヶ月毎、約3ヶ月毎、約6ヶ月毎、または約1年毎投与することができる。この治療は1回だけ投与することも、1週間、2週間、3週間、4週間、約1ヶ月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0163】
局所的に適用されるソラフェニブを含有する点眼薬は、重量で、約0.01-5%、約0.01-0.1%、約0.1-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約0.01-0.3%、約0.3-0.5%、約0.5-0.7%、約0.7-0.9%、または約0.9-1.1%のソラフェニブを含有しうる。適用される点眼薬の量は、典型的には、約1-50μL、約5-10μL、約10-20μL、または約20-40μLである。点眼薬は、必要に応じて、または1日3回、1日2回、1日1回、約1週間毎、約隔週、約1ヶ月毎、約2ヶ月毎、約3ヶ月毎、約6ヶ月毎、または約1年毎投与することができる。この治療は1回だけ投与することも、1週間、2週間、3週間、4週間、約1ヶ月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0164】
局所的に適用されるスニチニブを含有する点眼薬は、重量で、約0.01-5%、約0.01-0.1%、約0.1-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約0.01-0.3%、約0.3-0.5%、約0.5-0.7%、約0.7-0.9%、または約0.9-1.1%のスニチニブを含有しうる。適用される点眼薬の量は、典型的には、約1-50μL、約5-10μL、約10-20μL、または約20-40μLである。点眼薬は、必要に応じて、または1日3回、1日2回、1日1回、約1週間毎、約隔週、約1ヶ月毎、約2ヶ月毎、約3ヶ月毎、約6ヶ月毎、または約1年毎投与することができる。この治療は1回だけ投与することも、1週間、2週間、3週間、4週間、約1ヶ月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0165】
局所的に適用されるレンバチニブを含有する点眼薬は、重量で、約0.01-5%、約0.01-0.1%、約0.1-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約0.01-0.3%、約0.3-0.5%、約0.5-0.7%、約0.7-0.9%、または約0.9-1.1%のレンバチニブを含有しうる。適用される点眼薬の量は、典型的には、約1-50μL、約5-10μL、約10-20μL、または約20-40μLである。点眼薬は、必要に応じて、または1日3回、1日2回、1日1回、約1週間毎、約隔週、約1ヶ月毎、約2ヶ月毎、約3ヶ月毎、約6ヶ月毎、または約1年毎投与することができる。この治療は1回だけ投与することも、1週間、2週間、3週間、4週間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0166】
局所的に適用されるレゴラフェニブを含有する点眼薬は、重量で、約0.01-5%、約0.01-0.1%、約0.1-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約0.01-0.3%、約0.3-0.5%、約0.5-0.7%、約0.7-0.9%、または約0.9-1.1%のレゴラフェニブを含有しうる。適用される点眼薬の量は、典型的には、約1-50μL、約5-10μL、約10-20μL、または約20-40μLである。点眼薬は、必要に応じて、または1日3回、1日2回、1日1回、約1週間毎、約隔週、約1ヶ月毎、約2ヶ月毎、約3ヶ月毎、約6ヶ月毎、または約1年毎投与することができる。この治療は1回だけ投与することも、1週間、2週間、3週間、4週間、約1ヶ月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0167】
局所的に適用されるポナチニブを含有する点眼薬は、重量で、約0.01-5%、約0.01-0.1%、約0.1-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約0.01-0.3%、約0.3-0.5%、約0.5-0.7%、約0.7-0.9%、または約0.9-1.1%のポナチニブを含有しうる。適用される点眼薬の量は、典型的には、約1-50μL、約5-10μL、約10-20μL、または約20-40μLである。点眼薬は、必要に応じて、または1日3回、1日2回、1日1回、約1週間毎、約隔週、約1ヶ月毎、約2ヶ月毎、約3ヶ月毎、約6ヶ月毎、または約1年毎投与することができる。この治療は1回だけ投与することも、1週間、2週間、3週間、4週間、約1ヶ月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0168】
局所的に適用されるパゾパニブを含有する点眼薬は、重量で、約0.01-5%、約0.01-0.1%、約0.1-0.2%、約0.2-0.3%、約0.3-0.4%、約0.4-0.5%、約0.5-0.6%、約0.6-0.7%、約0.7-0.8%、約0.8-0.9%、約0.9-1%、約0.01-0.3%、約0.3-0.5%、約0.5-0.7%、約0.7-0.9%、または約0.9-1.1%のパゾパニブを含有しうる。適用される点眼薬の量は、典型的には、約1-50μL、約5-10μL、約10-20μL、または約20-40μLである。点眼薬は、必要に応じて、または1日3回、1日2回、1日1回、約1週間毎、約隔週、約1ヶ月毎、約2ヶ月毎、約3ヶ月毎、約6ヶ月毎、または約1年毎投与することができる。この治療は1回だけ投与することも、1週間、2週間、3週間、4週間、約1ヶ月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。マルチキナーゼ阻害剤を眼に注射する場合、1回の注射は約0.001-10mg、約0.001-1mg、約1-2mg、約2-3mg、約3-4mg、約4-5mg、約5-6mg、約6-7mg、約7-8mg、約8-9mg、約9-10mg、約0.1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、または約9-11mgのキナーゼ阻害剤を含有することができる。キナーゼ阻害剤は、必要に応じて、月に約1回から5年に約1回注射することができる。この治療は1回だけ行うことも、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0169】
アキシチニブを眼に注射する場合、1回の注射は約0.001-10mg、約0.001-0.2mg、約0.2-0.4mg、約0.4-0.6mg、約0.6-0.8mg、約0.8-1mg、約1-1.2mg、約1.2-1.4mg、約1.4-1.6mg、約1.6-1.8mg、約1.8-2.0mg、約0.001-1mg、約1-2mg、約2-3mg、約3-4mg、約4-5mg、約5-6mg、約6-7mg、約7-8mg、約8-9mg、約9-10mg、約0.1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、または約9-11mgのアキシチニブを含有することができる。アキシチニブは、必要に応じて、月に1回から5年に約1回注射することができる。この治療は1回だけ行うことも、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0170】
ニンテダニブを眼に注射する場合、1回の注射は約0.001-10mg、約0.001-0.2mg、約0.2-0.4mg、約0.4-0.6mg、約0.6-0.8mg、約0.8-1mg、約1-1.2mg、約1.2-1.4mg、約1.4-1.6mg、約1.6-1.8mg、約1.8-2.0mg、約0.001-1mg、約1-2mg、約2-3mg、約3-4mg、約4-5mg、約5-6mg、約6-7mg、約7-8mg、約8-9mg、約9-10mg、約0.1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、または約9-11mgのニンテダニブを含有することができる。ニンテダニブは、必要に応じて、月に1回から5年に約1回注射することができる。この治療は1回だけ行うことも、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0171】
スニチニブを眼に注射する場合、1回の注射は約0.001-10mg、約0.001-1mg、約1-2mg、約2-3mg、約3-4mg、約4-5mg、約5-6mg、約6-7mg、約7-8mg、約8-9mg、約9-10mg、約0.1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、または約9-11mgのスニチニブを含有することができる。スニチニブは、必要に応じて、月に1回から5年に約1回注射することができる。この治療は1回だけ行うことも、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0172】
レンバチニブを眼に注射する場合、1回の注射は約0.001-10mg、約0.001-0.2mg、約0.2-0.4mg、約0.4-0.6mg、約0.6-0.8mg、約0.8-1mg、約1-1.2mg、約1.2-1.4mg、約1.4-1.6mg、約1.6-1.8mg、約1.8-2.0mg、約0.001-1mg、約1-2mg、約2-3mg、約3-4mg、約4-5mg、約5-6mg、約6-7mg、約7-8mg、約8-9mg、約9-10mg、約0.1-3mg、約3-5mg、約5-7mg、約7-9mg、または約9-11mgのレンバチニブを含有することができる。レンバチニブは、必要に応じて、月に1回から5年に約1回注射することができる。この治療は1回だけ行うことも、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上継続することもできる。
【0173】
眼への伝統的な点眼薬又は注射の代替として、涙点プラグ、粘膜付着製剤、持効性製剤、ゲル、または他のデリバリーオプションを用いて、マルチキナーゼ阻害剤を投与することができる。これらのオプションは、投与頻度を、例えば、約毎週を約毎年へ、点眼薬と比較して減らすことができる(例えば、約毎週、約2週間毎、約3週間毎、約4週間毎、約1ヶ月に1回、約2ヶ月に1回、約3ヶ月に1回、約6ヶ月に1回、またはそれ以上の期間に1回)。これらの投与オプションは、1日の投与量を、約1-500μg、約500-1,000μg、約1-100μg、約100-200μg、約200-300μg、約300-400μg、約400-500μg、約500-800μg、または約800-1,200μgに目標とすることができる。この治療は1回だけ行うことも、約1か月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上、継続することもできる。
【0174】
いくつかの実施形態において、アキシチニブは、涙点プラグ、粘膜付着製剤、持効性製剤、ゲル、または他のデリバリーオプションを使用して投与されうる。いくつかの実施形態では、投与は、約毎週から約毎年、例えば、約毎週、約2週間ごと、約3週間ごと、約4週間ごと、約1ヶ月間に1回、約2ヶ月間に1回、約3ヶ月間に1回、約6ヶ月間に1回、またはそれ以上の期間に1回で行う。いくつかの実施形態では、1日用量として約1-500μg、約500-1,000μg、約1-100μg、約100-200μg、約200-300μg、約300-400μg、約400-500μg、約500-800μg、または約800-1,200μgのアキシチニブを目標とする。アキシチニブは1回のみ投与することも、または治療を約1か月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上、継続することもできる。
【0175】
いくつかの実施形態において、ニンテダニブは、涙点プラグ、粘膜付着製剤、持効性製剤、ゲル、または他のデリバリーオプションを使用して投与されうる。いくつかの実施形態では、投与は、約毎週から約毎年、例えば、約毎週、約2週間ごと、約3週間ごと、約4週間ごと、約1ヶ月間に1回、約2ヶ月間に1回、約3ヶ月間に1回、約6ヶ月間に1回、またはそれ以上の期間に1回で行う。いくつかの実施形態では、1日用量として約1-500μg、約500-1,000μg、約1-100μg、約100-200μg、約200-300μg、約300-400μg、約400-500μg、約500-800μg、または約800-1,200μgのニンテダニブを目標とする。ニンテダニブは1回のみ投与することも、または治療を約1か月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上、継続することもできる。
【0176】
いくつかの実施形態において、ピルフェニドンは、涙点プラグ、粘膜付着製剤、持効性製剤、ゲル、または他のデリバリーオプションを使用して投与されうる。いくつかの実施形態では、投与は、約毎週から約毎年、例えば、約毎週、約2週間ごと、約3週間ごと、約4週間ごと、約1ヶ月間に1回、約2ヶ月間に1回、約3ヶ月間に1回、約6ヶ月間に1回、またはそれ以上の期間に1回で行う。いくつかの実施形態では、1日用量として約1-500μg、約500-1,000μg、約1-100μg、約100-200μg、約200-300μg、約300-400μg、約400-500μg、約500-800μg、または約800-1,200μgのピルフェニドンを目標とする。ピルフェニドンは1回のみ投与することも、または治療を約1か月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上、継続することもできる。
【0177】
いくつかの実施形態において、リオシグアトは、涙点プラグ、粘膜付着製剤、持効性製剤、ゲル、または他のデリバリーオプションを使用して投与されうる。いくつかの実施形態では、投与は、約毎週から約毎年、例えば、約毎週、約2週間ごと、約3週間ごと、約4週間ごと、約1ヶ月間に1回、約2ヶ月間に1回、約3ヶ月間に1回、約6ヶ月間に1回、またはそれ以上の期間に1回で行う。いくつかの実施形態では、1日用量として約1-500μg、約500-1,000μg、約1-100μg、約100-200μg、約200-300μg、約300-400μg、約400-500μg、約500-800μg、または約800-1,200μgのリオシグアトを目標とする。リオシグアトは1回のみ投与することも、または治療を約1か月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上、継続することもできる。
【0178】
いくつかの実施形態において、ソラフェニブは、涙点プラグ、粘膜付着製剤、持効性製剤、ゲル、または他のデリバリーオプションを使用して投与されうる。いくつかの実施形態では、投与は、約毎週から約毎年、例えば、約毎週、約2週間ごと、約3週間ごと、約4週間ごと、約1ヶ月間に1回、約2ヶ月間に1回、約3ヶ月間に1回、約6ヶ月間に1回、またはそれ以上の期間に1回で行う。いくつかの実施形態では、1日用量として約1-500μg、約500-1,000μg、約1-100μg、約100-200μg、約200-300μg、約300-400μg、約400-500μg、約500-800μg、または約800-1,200μgのソラフェニブを目標とする。ソラフェニブは1回のみ投与することも、または治療を約1か月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上、継続することもできる。
【0179】
いくつかの実施形態において、スニチニブは、涙点プラグ、粘膜付着製剤、持効性製剤、ゲル、または他のデリバリーオプションを使用して投与されうる。いくつかの実施形態では、投与は、約毎週から約毎年、例えば、約毎週、約2週間ごと、約3週間ごと、約4週間ごと、約1ヶ月間に1回、約2ヶ月間に1回、約3ヶ月間に1回、約6ヶ月間に1回、またはそれ以上の期間に1回で行う。いくつかの実施形態では、1日用量として約1-500μg、約500-1,000μg、約1-100μg、約100-200μg、約200-300μg、約300-400μg、約400-500μg、約500-800μg、または約800-1,200μgのスニチニブを目標とする。スニチニブは1回のみ投与することも、または治療を約1か月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上、継続することもできる。
【0180】
いくつかの実施形態において、レンバチニブは、涙点プラグ、粘膜付着製剤、持効性製剤、ゲル、または他のデリバリーオプションを使用して投与されうる。いくつかの実施形態では、投与は、約毎週から約毎年、例えば、約毎週、約2週間ごと、約3週間ごと、約4週間ごと、約1ヶ月間に1回、約2ヶ月間に1回、約3ヶ月間に1回、約6ヶ月間に1回、またはそれ以上の期間に1回で行う。いくつかの実施形態では、1日用量として約1-500μg、約500-1,000μg、約1-100μg、約100-200μg、約200-300μg、約300-400μg、約400-500μg、約500-800μg、または約800-1,200μgのレンバチニブを目標とする。レンバチニブは1回のみ投与することも、または治療を約1か月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上、継続することもできる。
【0181】
いくつかの実施形態において、レゴラフェニブは、涙点プラグ、粘膜付着製剤、持効性製剤、ゲル、または他のデリバリーオプションを使用して投与されうる。いくつかの実施形態では、投与は、約毎週から約毎年、例えば、約毎週、約2週間ごと、約3週間ごと、約4週間ごと、約1ヶ月間に1回、約2ヶ月間に1回、約3ヶ月間に1回、約6ヶ月間に1回、またはそれ以上の期間に1回で行う。いくつかの実施形態では、1日用量として約1-500μg、約500-1,000μg、約1-100μg、約100-200μg、約200-300μg、約300-400μg、約400-500μg、約500-800μg、または約800-1,200μgのレゴラフェニブが標的とされる。レゴラフェニブは1回のみ投与することも、または治療を約1か月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上、継続することもできる。
【0182】
いくつかの実施形態において、ポナチニブは、涙点プラグ、粘膜付着製剤、持効性製剤、ゲル、または他のデリバリーオプションを使用して投与されうる。いくつかの実施形態では、投与は、約毎週から約毎年、例えば、約毎週、約2週間ごと、約3週間ごと、約4週間ごと、約1ヶ月間に1回、約2ヶ月間に1回、約3ヶ月間に1回、約6ヶ月間に1回、またはそれ以上の期間に1回で行う。いくつかの実施形態では、1日用量として約1-500μg、約500-1,000μg、約1-100μg、約100-200μg、約200-300μg、約300-400μg、約400-500μg、約500-800μg、または約800-1,200μgのポナチニブを目標とする。ポナチニブは1回のみ投与することも、または治療を約1か月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上、継続することもできる。
【0183】
いくつかの実施形態において、パゾパニブは、涙点プラグ、粘膜付着製剤、持効性製剤、ゲル、または他のデリバリーオプションを使用して投与されうる。いくつかの実施形態では、投与は、約毎週から約毎年、例えば、約毎週、約2週間ごと、約3週間ごと、約4週間ごと、約1ヶ月間に1回、約2ヶ月間に1回、約3ヶ月間に1回、約6ヶ月間に1回、またはそれ以上の期間に1回で行う。いくつかの実施形態では、1日用量として約1-500μg、約500-1,000μg、約1-100μg、約100-200μg、約200-300μg、約300-400μg、約400-500μg、約500-800μg、または約800-1,200μgのパゾパニブを目標とする。パゾパニブは1回のみ投与することも、または治療を約1か月間、約2ヶ月間、約3ヶ月間、約6ヶ月間、約1年間、約2年間、約3年間、約4年間、約5年間、またはそれ以上、継続することもできる。
【0184】
いくつかの実施形態では、マルチターゲット阻害剤、マルチフェーズ調節剤、またはマルチキナーゼ阻害剤(例えばアキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブなど)は、ポリマーを含む医薬調製品において一般的に使用されるビヒクルおよび添加剤のいずれかと組み合わせて使用されうる。
【0185】
本明細書に記載の医薬組成物の調製は、医薬調製物の調製について一般に認められている手順に従って実施することができる。例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences 18th Edition(1990),E.W.Martin ed., Mack Publishing Co.,PA.を参照のこと。注射による投与のための液体形態には、水溶液、水性または油性懸濁液、乳濁液、マイクロビーズなどが含まれる。クリームまたは軟膏には、水溶液、水性または油性懸濁液、乳濁液、マイクロビーズなどが含まれうる。適切な添加剤には、溶媒および/または共溶媒;可溶化剤、湿潤剤、懸濁剤、乳化剤または増粘剤;キレート剤;抗酸化剤および還元剤;抗菌防腐剤;緩衝液および/またはpH調整剤;増量剤;保護剤;等張化剤;等が含まれうる。剤形は、液体として保存することも、使用するために再構成することもできる。
【0186】
いくつかの実施形態は、本明細書に記載の組成物または剤形における、本明細書に記載の化合物(例えば、アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブなど)、及び本明細書に記載されるような、化合物または組成物の使用を、指示、説明、または示唆する書面による説明書指示を含むキットを含む。
【0187】
いくつかの実施形態が以下の実施例に示される。当業者は、本開示の範囲から逸脱することなく、修正および変形が可能であることを理解し、これらの実施例は単に例示のためであり、本開示の範囲を限定することを意図するものではないことを理解するであろう。
【0188】
実施例1.いくつかのマルチキナーゼ阻害剤は、LL-3暴露後にマウスの皮膚炎症を減少させる。
【0189】
最近の研究は、酒さの引き金(ニキビダニ、UV放射、ストレスなどを含む)と誘導された細胞および組織の応答との間の関連性を示している。変質先天性免疫応答が疾病病因に関与することが示唆されている(Yamasaki, K and Gallo, R., J Dermatol Sci., 55:77-81,2009)。
【0190】
先天性免疫系を誘発すると、通常、皮膚のサイトカインおよびカテリシジンなどの抗菌ペプチドが制御されて増加する。カテリシジンペプチドのいくつかの形態は、炎症性および血管作動性の両方の能力を有する。酒さの患者は、高レベルのカテリシジンを発現するだけでなく、白血球の走化性、血管新生、および細胞外基質成分の発現を促進するカテリシジンペプチドの形態も生じる。これらのペプチドをマウスの皮膚に注射すると、酒さ患者に見られる病理学的変化に似た皮膚の炎症が生じることが示されている。カテリシジン由来ペプチドLL-37は、マウスで酒さ様反応を誘発するために使用されていた。(Yamasaki, K. et al., Nature Medicine 13:975-980,2007;Kim, M. et al., Experimental Dermatology 24:680-685,2015)
【0191】
我々の研究では、炎症反応を引き起こさせるために、マウスに40μLのLL-37(3.3mg/mL)を皮下注射した。LL-37注射の直後に、アキシチニブ、ニンテダニブ、スニチニブ、またはレンバチニブを1回の皮内注射(1.6mg)として個別に投与した。LL-37注射は12時間ごとに繰り返され、合計4回注射された。エンドトキシンフリーの水とデキサメタゾン(腹腔内注射で3mg/kg、2回)をそれぞれ陰性対照群と陽性対照群として使用した。
【0192】
最初のLL-37注射の48時間後に、背面皮膚の写真を撮り、皮膚病変の重症度を赤みで採点し、病変面積を測定した。
【0193】
次に、マウスを麻酔し、病変部位の組織試料を切除し、H&E染色および免疫組織化学的分析のために固定した。特定の抗体を使用して、炎症のマーカー(CD4およびCD8)を決定した。qPCRを使用したmRNA発現によってTGFベータレベルを測定した。
【0194】
図1に示すように、全ての治療群のうち、レンバチニブは、最も低いTGF-β1 mRNA発現を示した。LL37で誘導され、レンバチニブで治療されたマウスにおけるTGF-β1 mRNA発現は、LL37単独で(すなわち治療なしで)暴露されたものの79%であった。
【0195】
組織試料の炎症特性を分析した。組織病理の評価項目は、炎症、CD4+およびCD8+のTリンパ球免疫染色を含む。炎症スコアについては、組織を組織学的に検査し、炎症性細胞浸潤について採点した。図2に示されるように、アキシチニブ、ニンテダニブ、スニチニブ、またはレンバチニブは、炎症スコアの顕著な減少を示した。これらの結果は、いくつかのマルチキナーゼ阻害剤が、酒さ、乾癬、関節リウマチなどの炎症によって引き起こされる、または炎症を伴う疾患を予防または治療するための効果的な治療薬になることを示している。
【0196】
図3に示されるように、アキシチニブ、ニンテダニブ、およびレンバチニブのマルチキナーゼ阻害剤はまた、皮内LL37注射によって誘発される炎症のマウスモデルにおけるCD4+リンパ球スコアの低下に効果的である。削減は約30%から約40%の範囲である。
【0197】
同様に、図4に示されるように、マルチキナーゼ阻害剤であるアキシチニブ、ニンテダニブ、およびレンバチニブも、皮内LL37注射によって誘発される炎症のマウスモデルにおけるCD8+リンパ球スコアの低下に効果的である。削減は約40%から約55%の範囲である。
【0198】
要約すると、いくつかのマルチキナーゼ阻害剤は、LL37誘発炎症において阻害効果を示した。更に、これらの化合物はTGFベータ mRNA発現を調節する。これらの結果は、これらの化合物が、酒さ、アトピー性皮膚炎、乾癬、慢性関節リウマチ、ブドウ膜炎、滲出型加齢性黄斑変性症、および乾燥型加齢性黄斑変性症などの慢性炎症を特徴とする疾患の予防および治療に必要な阻害プロファイルを有するという考えを支持する。
【0199】
実施例2.いくつかのマルチキナーゼ阻害剤は、ミニブタの創傷誘発性炎症後のTGFb1の皮膚レベルを低下させる。
【0200】
この研究の目的は、ミニブタの線形切開に沿って皮内注射で背部皮膚に投与された場合のアキシチニブ、ニンテダニブ、ソラフェニブ、およびレンバチニブの局所効果を評価することであった。皮膚の炎症および創傷治癒過程を誘発するために、線状の切開創を作った。投与後、哺乳動物を9日間投与後に観察し、皮膚のTGFb1発現のレベルを評価した。
【0201】
3匹の雄のGottingenMinipigs(登録商標)に対して、各哺乳動物の各線状切開創部位の縁に沿って、皮内注射により1回投与した(背骨に垂直な背中の傷、長さ約3cm、背骨から距離3cm)。各切開創傷は、線状創傷の両側に沿って、約16mgの試験化合物を一回、皮内投与された。
【0202】
投与後4、7、および9日目に、切開創ごとに4mmの皮膚パンチ生検を1回採取し、市販のキット(例:サーモフィッシャーまたは他の販売会社のキット)を使用してELISAによるTGF-ベータ1の分析用に加工した。TGFb1の皮膚発現レベルに対するこれらの試験化合物の効果を図5に示す。
【0203】
図5に示されるように、マルチキナーゼ阻害剤であるアキシチニブ、ニンテダニブ、スニチニブ、またはレンバチニブは、時間依存的にTGFベータ1の発現を抑制するのに非常に効果的である。対照的に、別のキナーゼ阻害剤であるソラフェニブはそれほど効果的ではない。これらの結果は、すべてのキナーゼ阻害剤が等しいわけではなく、特定のスペクトルのキナーゼ阻害を有するマルチキナーゼ阻害剤が本明細書に記載の方法に必要であることを示している。
【0204】
複数の成長因子とサイトカインが皮膚の炎症と創傷治癒を調節することが示されている。TGFベータ1およびTGFベータ2は、特に、創傷治癒プロセスのすべての段階で重要である(Pakyari M. et al. Advances in Wound Care,2:215-224,2013)。アキシチニブ、ニンテダニブ、スニチニブ、またはレンバチニブによるこの創傷治癒および炎症研究におけるTGFベータ1レベルの阻害は、皮膚炎症の調節におけるこれらのマルチキナーゼ阻害剤の治療的役割を強く示唆している。TGFベータシグナル伝達の遮断が乾癬およびアトピー性皮膚炎の哺乳動物モデルにプラスの効果をもたらすことが以前の研究で示されていることから考えると、アキシチニブ、ニンテダニブ、スニチニブ、またはレンバチニブによるTGFベータ1の阻害は、慢性炎症性疾患にとって特に重要である(Han G, et al.,J Invest Dermatol 130:371-377,2010.;Lan CC, et al. J Eur Acad Dermatol Venereol 28:204-215,2014)。
【0205】
更に、これらのマルチキナーゼ阻害剤による創傷治癒反応の初期のTGFベータ1の阻害(7日目および9日目)は、皮膚創傷治癒中のTGFベータ1および2に対する中和抗体の早期適用が最良の結果をもたらした以前の発見に匹敵する(Ferguson MW and O’Kane S, Phil Trans R Soc London B 359:839-850,2004)。これらの観察は、アキシチニブ、ニンテダニブ、スニチニブ、またはレンバチニブが他のマルチキナーゼ阻害剤よりも優れた治療的価値を提供することが期待されることを示唆している。
【0206】
実施例3.いくつかのマルチキナーゼ阻害剤は、ウサギの耳の損傷モデルにおけるTGFベータの発現を減少させる。
【0207】
この研究の目的は、ウサギの耳の肥厚性瘢痕モデルにおける皮膚損傷後の創傷治癒およびTGFベータ発現に対する試験化合物の効果を調べることであった。
【0208】
手術水準の麻酔下で維持されているニュージーランドの白ウサギでは、両耳の腹側表面の皮膚の外傷刺激を1日目に開始する。外傷部位を、8、15、22、29、36、および43日目に評価する。15日目と29日目に、各部位に試験化合物(例:1%w/w、100μl)を皮内注射または病変内注射で投与する。
【0209】
定量RT-PCR(qRT-PCR)を使用したTGFベータ分析のために、哺乳動物を43日目に安楽死させ、外傷部位を採取して凍結する(例:A.K.Johnson et al.,Dev.Comp.Immunol., 2006;30(5):473-84)。治療された外傷試料におけるTGFベータ1mRNA発現レベルを、未治療の外傷試料における発現レベルと比較する。
【0210】
図6に示されるように、アキシチニブ、ニンテダニブ、ソラフェニブ、スニチニブ、およびレンバチニブで治療された試料のTGFベータmRNA発現の平均倍率は、未治療の創傷試料における発現レベルよりも低い。
【0211】
解剖時に、各治療部位を採取し、ヘマトキシリンおよび侵食およびメイソンの三色染色のために保存した。各病変を組織学的に検査し、5段階/重症度の評価システム(最小、軽度、中等度、著しい、および重度)を使用して、血管新生、線維症、および再上皮化について評価した。平均合計スコアは、炎症反応に関するこれらの顕微鏡所見の集計である。アキシチニブおよびニンテダニブで治療された外傷部位の組織病理学データは、これらの染色によって明らかにされたように、血管新生および線維症の減少を示している。対照的に、ソラフェニブまたはスニチニブからの試料は、血管新生の減少を示していない。
【0212】
アキシチニブ(表1)は、未治療の創傷よりも血管新生が少なかった。試験創傷の平均合計スコアは、未治療の創傷よりも約1.3倍低かった。アキシチニブで治療された外傷部位の組織病理学データは、血管新生と線維症の減少を示している。
【0213】
【表1】
【0214】
ニンテダニブ(表2)は、血管新生が少なく、未治療の創傷とほぼ同じ線維化を引き起こした。試験創傷の平均合計スコアは、未治療の創傷よりも約1.33倍低かった。全体として、対照群部位と比較して、試験部位は瘢痕形成が少ない。
【0215】
【表2】
【0216】
ソラフェニブ(表3)は、対照群部位と比較して、血管新生がわずかに増加し、線維化が同様またはわずかに増加した。
【0217】
【表3】
【0218】
これらのデータは、いくつかのマルチキナーゼ阻害剤が、血管新生、線維化修復、および炎症を特徴とする疾患および障害を治療するために必要な、マルチキナーゼ阻害活性の特定スペクトルを有するという事実を裏付けている。マルチキナーゼの特定のスペクトルは、VEGFおよびTGFベータのシグナル伝達経路に関与している可能性がある。
【0219】
上記のデータは、アキシチニブ、ニンテダニブおよびレンバチニブが、周知の酒さの哺乳動物モデルにおいて、炎症を大幅に軽減できることを示している。更に、哺乳動物モデルでは、アキシチニブ、ニンテダニブおよびレンバチニブが、酒さの病因に関する自然免疫応答の原因であるCD4+およびCD8+ Tリンパ球の組織浸潤を抑制した。加えて、成長因子およびサイトカイン(PDGF、VEGFおよびTGFベータなど)の調節におけるアキシチニブ、ニンテダニブおよびレンバチニブの調節プロファイルは、酒さ、乾癬およびアトピー性皮膚炎などの慢性皮膚炎症性疾患を治療するための効果的な治療薬としての役割を支援する。
【0220】
実施例4.いくつかのマルチキナーゼ阻害剤は、ウサギモデルにおける眼線維症の効果的な阻害剤となるであろう。
【0221】
眼の創傷後の試験化合物の抗線維化効果を調査するために、縫合糸誘発性眼線維症モデルを使用した。ウサギの角膜に顕微鏡下で縫合糸を間質内に配置した。各眼において、1本目の9.0絹の縫合糸を、垂直位置で、角膜中心に対して側頭に配置し、2本目の縫合糸を角膜中心に対して鼻側に配置した。各縫合糸には、縁部から約2mmのところに2つの間質浸潤があった。マルチキナーゼ阻害活性の特定スペクトルを有する試験化合物および/またはビヒクルを、手術の後10日間、1日3回、眼に局所的に点眼した(35uL/眼)。治療群には、ビヒクル、ニンテダニブ(0.3%、w/v)、ピルフェニドン(1%、w/v)、リオシグアト(0.3%、w/v)、ソラフェニブ(0.3%、w/v)およびレンバチニブ(0.3%、w/v)が含まれる。治療群ごとに6つの左眼を使用した。
【0222】
生存期間中、極軽度ないし中等度の結膜のうっ血と腫れの、肉眼観察は、10日間の観察期間中にわずかに深刻な反応を示す傾向があったリオシグアト群を除いて、群間(対照を含む)で類似していた。11日目に動物を死亡させ、組織病理学的評価のため、眼球を摘出し、解剖した。
【0223】
この結果は、レンバチニブおよびニンテダニブが角膜表面の血管新生の領域を減少させるのに有効であったことを示している(図7)。加えて、ニンテダニブおよびレンバチニブは、組織学的染色によって証明されるように、線維増殖および/またはコラーゲン密度を有意に減少させた(図8)。加えて、ニンテダニブおよびレンバチニブは、免疫組織化学染色によるアルファSMA(平滑筋アクチン)染色を有意に減少させた(図8)。
【0224】
この研究の結果は、いくつかのマルチキナーゼ阻害剤が眼線維症の効果的な阻害剤になることを示している。
【0225】
実施例5.いくつかのマルチキナーゼ阻害剤は、眼科手術に伴う結膜下瘢痕のモデルにおける眼線維症の効果的な阻害剤となるであろう。
【0226】
眼科手術後に局所的に適用された試験化合物の抗瘢痕効果を調査するため、ウサギの眼に緑内障濾過手術を施した。術後の結膜下創傷治癒は、ヒトの緑内障濾過手術後の後期水疱不全の主な原因である。選択したマルチキナーゼ阻害剤の、経時的な水疱の残存への影響について試験した。手術後の結膜線維症の抑制は、小疱の残存を改善する。ビヒクルを陰性対照として使用し、ピルフェニドンを陽性対照として使用した。
【0227】
強膜管を、左眼の上外側縁中に、面取りした22-ゲージの静脈内カニューレを、強膜を通して、輪部の後ろから始まり、カニューレが前房に見えるまで続けて、トンネルすることで、形成した。そのカニューレは、配置する前にヘパリンナトリウム(1000単位)で洗い流した。カニューレ針を引き抜き、カニューレを瞳孔縁を超えて前進させて、虹彩の管閉塞を防止した。カニューレを約2mm切り取りし、縫合糸を使用して強膜に固定した。テノンおよび結膜の両方を9-0プロリーンで縫合した。群毎に6匹のウサギを使用し、各ウサギの左眼に緑内障濾過手術を行った。治療群は、ビヒクル対照、陽性対照としてのピルフェニドン(1%、w/v)、ソラフェニブ(0.3%、w/v)、およびレンバチニブ(0.3%、w/v)を含む。点眼薬(35uL)を、手術後、30日間1日3回、眼に局所的に塗布した。30日目に全ての動物を死亡させた。
【0228】
眼の試験は、手術眼において、高い総合眼試験スコア(改訂版ハケットおよびマクドナルド眼評価方式に基づく)を示した。研究を通して水疱を観察した。校正されたキャリパーを使用して水疱の量を測定した。全体的な水疱の量は2日目に均一に増加し、4日目には量が大幅に減少した。7日目にグループ間で差異が認められ、14日目から30日目までの間に大部分の水疱が消失し、結膜下瘢痕による水疱障害を示した。ビヒクルおよびピルフェニドン群の結果は、文献(Zhong H et al.,Invest Ophthalmol Vis Sci, 52:3136-3142,2011)で報告されたものと同様であった。図9は、0.3%ソラフェニブで1日3回治療された眼における4日目の代表的な水疱を示している。
【0229】
水疱を経時的にモニターした場合、ピルフェニドン(陽性対照)およびレンバチニブ治療は、ビヒクルおよびソラフェニブ群と比較して、7日目に水疱の残存を維持した(図10)。
【0230】
14日目に、ソラフェニブで処理された全ての眼が水疱障害を示した。30日目に、ビヒクルとピルフェニドンで処理された全ての眼は、水疱障害を示したが、レンバチニブ治療群は、まだ水疱が残っていた(6匹中1匹)。
【0231】
これらの結果は、レンバチニブなどの特定のマルチキナーゼ阻害剤による治療が、眼科手術に伴う結膜下瘢痕のモデルにおいて眼線維化を阻害できることを示している。
【0232】
実施例6.いくつかのマルチキナーゼ阻害剤を、増殖性網膜疾患に関連する網膜下線維症を治療するために使用することができる。
【0233】
試験化合物の抗線維化効果を、C57BL/6マウスの網膜下線維症モデルでも評価した。レーザー光凝固術(スポットサイズ75μm、持続時間0.1秒、90mW、OcuLight TX 532nm)を使用して、研究眼のブルッフ膜に3から5個の病変を生成した。レーザー照射後5から7日で網膜下線維が形成し始めた。マルチキナーゼ阻害活性の特定のスペクトルを有する試験化合物またはビヒクルを、レーザー照射の日に硝子体内注射した。試験化合物の投与濃度は、1%(w/w)のニンテダニブおよびレンバチニブであった。対照群はビヒクルおよびマウスVEGF164抗体であった。治療群あたり12匹のマウスがいた。約1μLの各試験化合物、ビヒクル、または陽性対照を、各動物の右眼に硝子体内注射した。15日目および35日目に、蛍光血管造影で眼球を検査し、続いて摘出した。解剖された脈絡膜の免疫染色を、網膜下線維症を評価するために行った(例えば、コラーゲン1、イソレクチンB4および/またはDAPI)。使用した一次抗体は、蛍光接合イソレクチンB4(FITC接合イソレクチンB4)および抗コラーゲンI型抗体であった。蛍光眼底血管造影、イソレクチンB4およびDAPIの代表的な画像を図11に示す。ビヒクル治療群と比較して、抗VEGFの治療は網膜下線維症に顕著な影響を及ぼさなかった。ニンテダニブとレンバチニブの両方は、新生血管病変の大きさを著しく減少させた。研究結果は、レンバチニブとニンテダニブが網膜下線維症の治療において、治療効果があることを示した。したがって、これらの化合物は、増殖性網膜疾患に関連する網膜下線維症を治療するために使用できる。
【0234】
実施例7.ソラフェニブおよびレンバチニブを点眼薬としてウサギの眼に局所点眼した後の眼組織における分布。
【0235】
この研究の目的は、ソラフェニブとレンバチニブ(0.3%w/w)を眼へ局所点眼により投与した場合の局所耐性と眼球分布を評価することであった。治療群ごとに5から6匹のオスのニュージーランド白ウサギを使用した。各右眼に、ビヒクル、ソラフェニブ(0.3%w/w)、またはレンバチニブ(0.3%w/w)の35μLの点眼薬を1日3回、5日間投与した。投与5日目に、動物を死亡させ、眼を摘出し、血漿および眼組織を採取した。化合物の組織および血漿濃度をLC-MS/MSで測定した。
【0236】
研究群の動物は、研究の過程で正常な体重増加を示した。右眼の眼球の検査は有意な所見を示さなかった。全ての群の全ての動物の全体の検査スコアの平均は、研究期間中のベースライン値に近かった。トノベットプローブを使用して眼圧(IOP)を測定した。6回の連続測定を行い、ディスプレイに表示される平均IOPを記録した。右眼のIOPは、全ての群で実験期間中、ベースライン値をわずかに上回ったままであった。
【0237】
これらの薬剤の眼組織濃度を表4および5に示す。0.3%w/wのソラフェニブおよびレンバチニブの局所点滴注入は、結膜、強膜および角膜の前部組織に高濃度の薬物を、ウサギの脈絡膜および網膜中に有意な濃度を送達した。
【0238】
【表4】
【0239】
【表5】
【0240】
投与5日目の血漿濃度の平均値(±SD)は、ソラフェニブで5.09(±1.27)ng/mL、レンバチニブで131(±24)ng/mLであった。
【0241】
結膜および角膜を含む前部組織中の、ソラフェニブおよびレンバチニブの両方の濃度は、高く、本質的に同等であった。これらの結果は、眼への局所投与による動物の有効性モデルの違いは、それらの薬物動態プロファイルではなく、それらの薬理学的活性の違いによるものであるという結論を支持している。
【0242】
実施例8.いくつかのマルチキナーゼ阻害剤は、良性前立腺肥大症(BPH)および尿生殖路の増殖性および線維性障害の治療に効果的であろう。
【0243】
ヒトおよびげっ歯動物の前立腺の間の形態学的および解剖学的な差異にもかかわらず、ラットにおけるBPHの研究を有用な調査アプローチにする、それらの薬理学および組織化学に関する多くの類似点がある。ヒトおよびラットの両方の前立腺は、腺要素を取り囲む微細なネットワークによって神経支配されている。これらの神経構造の大部分は、カテコールアミン作動性であり、アドレナリン受容体の異なる亜型が含まれる。
【0244】
前立腺細胞の増殖に対するアドレナリン作動性神経支配の潜在的な影響のために、ラットの前立腺に対するフェニルエフリン(phenylephrine)投与の影響が調べられている。1日あたり1mg/kgの用量で、フェニルエフリンは管腔内突起を伴う不規則な管を誘発する。上皮は厚くなり、細胞の局所的な「蓄積」もある。次に、間質は、線維細胞および平滑筋細胞の過形成および肥大を示す。これらの変化は、ヒトの良性前立腺肥大症の全体に対応している。加えて、フェニルエフリンは、ラット前立腺の上皮および間質成分の両方に影響を与えるPIN病変の進行において、二重の役割を果たす。
【0245】
BPHは真の過形成プロセスである。組織学的研究により、細胞数の増加が報告されている。従って、ラットにおけるテストステロン(TE)およびフェニルエフリン(PE)が誘発する良性前立腺肥大に対する試験化合物およびビヒクルの効果を測定するための研究が実施された。オスのウィスター系ラットに、テストステロン(2mg/kg)とフェニルエフリン(5mg/kg)を、5日目から32日目に、皮下注射で毎日投与して誘発した。ビヒクルまたは試験化合物(すべて1%w/w)、ニンテダニブ、スニチニブ、レンバチニブ、および0.5%メシル酸ドキサゾシンを、1日目および18日目に、背側および腹側葉に、前立腺内注射(0.4ml)により投与した。動物を32日目に安楽死させた。体重を測定し、前立腺を採取した。実験計画の概要を表6に示す。
【0246】
【表6】
【0247】
剖検では、前立腺の腹側および背側葉を分離し、半分に切断した。左半分を10%中性緩衝ホルマリンで固定し、切片化し、ヘマトキシリンおよびエオシン(H&E)で染色した。これらの切片の組織学的変化を記録した。上皮過形成は、正常に見える腺プロファイル内の上皮細胞の増加として認識され、上皮細胞の層化および上皮房状および乳頭状突起の存在の増加によって主に反映された。各試料に、0(存在しない)から5(重度)の重症度を割り当てた。代表的な画像を図12および13に示す。平均スコア(+/-SD)を図14および15に示す。
【0248】
図12は、100倍の倍率での前立腺背側からの代表的な画像を示している。パネル(A)は、ビヒクルで治療された試料であり、正常(スコア=0)な腺断面を示している。パネル(B)は、テストステロン(TE)およびフェニルエフリン(PE)で誘発され、ビヒクルで治療された試料であり、顕著(スコア=4)な上皮過形成を示している。パネル(C)は、テストステロン(TE)およびフェニルエフリン(PE)で誘発され、ニンテダニブで治療された試料であり、中程度(スコア=3)の上皮過形成を示している。パネル(D)は、テストステロン(TE)およびフェニルエフリン(PE)で誘発され、スニチニブで治療された試料であり、中程度(スコア=3)の上皮過形成を示している。パネル(E)は、テストステロン(TE)およびフェニルエフリン(PE)で誘発され、レンバチニブで治療された試料であり、軽度(スコア=2)の上皮過形成を示している。パネル(F)は、テストステロン(TE)およびフェニルエフリン(PE)で誘発され、ドキサゾシンで治療された試料であり、中程度(スコア=3)の上皮過形成を示している。
【0249】
図13は、100倍の倍率での腹側前立腺からの代表的な画像を示している。パネル(A)は、ビヒクルで治療された試料であり、正常(スコア=0)な腺断面を示している。パネル(B)は、テストステロン(TE)およびフェニルエフリン(PE)で誘発され、ビヒクルで治療された試料であり、顕著(スコア=4)な上皮過形成を示している。パネル(C)は、テストステロン(TE)およびフェニルエフリン(PE)で誘発され、ニンテダニブで治療された試料であり、中程度(スコア=3)の上皮過形成を示している。パネル(D)は、テストステロン(TE)およびフェニルエフリン(PE)で誘発され、スニチニブで治療された試料であり、中程度(スコア=3)の上皮過形成を示している。パネル(E)は、テストステロン(TE)およびフェニルエフリン(PE)で誘発され、レンバチニブで治療された試料であり、軽度(スコア=3)上皮過形成を示している。パネル(F)は、テストステロン(TE)およびフェニルエフリン(PE)で誘発され、ドキサゾシンで治療された試料であり、中程度(スコア=3)の上皮過形成を示している。
【0250】
この研究結果は、ヒトの前立腺肥大および腺腫で観察された、ラットにおけるTEおよびPE誘導後の腺過形成の組織学的変化、すなわち、内腔に向かって乳頭状構造を形成する腺肥大を示している。ニンテダニブ、スニチニブ、レンバチニブ、およびドキサゾシンの試験化合物は、未治療のTE/PE誘発前立腺と比較して腺過形成の減少を示した(図12Bおよび13B)。ニンテダニブ、スニチニブ、レンバチニブおよびドキサゾシンによるこのモデルにおける良性前立腺肥大の抑制は、これらの化合物が良性前立腺肥大(BPH)および/または尿生殖路の増殖性および線維性障害の治療に有効であることを示している。
【0251】
実施例9.一部のマルチキナーゼ阻害剤は、瘢痕形成などの望ましくない線維化を軽減するために使用することができる。
【0252】
ブタの皮膚は多くの点でヒトの皮膚に似ている。両種は、真皮に、比較的厚い表皮、明確な網状ペグ、真皮乳頭、および高密弾性繊維を持っている。更に、げっ歯類やウサギとは異なり、ブタの皮膚はヒトの皮膚と同様に皮下構造に付着している。これらの身体構造上の類似性および創傷治癒における他の同等性から、ブタモデルは、正常でない創傷治癒に対する、病態生理学および潜在的な治療パラダイムの研究のための重要な基礎として浮上してきた。ユカタンミニブタのブタ全層創傷治癒においても、TGF-B1、PDGF、およびVEGFの空間的および時間的発現が上記の成長因子のパターンと類似していることが観察された。したがって、ユカタンミニブタの全層切除モデルは、ヒトの創傷治癒研究のモデルである。
【0253】
この実験では、ユカタンミニブタの背側に複数の全層切除創傷を作り、創傷部位を適切に再上皮化させた。創傷後4週間で、創傷部位は正常からピンク色の血管分布を有し、柔軟性を有していた。全層創傷の再生反応として予想されるように、表皮過形成が観察された。
【0254】
創傷後28日目に、アキシチニブ、ニンテダニブ、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、および/またはレンバチニブの1回分(例えば1%)を、創傷部位またはその周辺の皮膚組織に、2週間に1回を2回、投与した。各ブタの対照として、1つの創傷部位を未治療のままにした。この実施例の特定のパラメーターは、説明のみを目的としていることに注意されたい。当業者は、投与量、投与方法、治療計画、および投与部位を変化させて、同様の結果を達成できることを理解するであろう。
【0255】
創傷後59日目に、ミニブタを死亡させ、ヘマトキシリンおよびエオシン、ならびにメイソンの三色染色を使用した定性的および定量的評価のために、真皮組織を採取した。真皮線維形成は、様々な量の、創傷内のコラーゲンに付いた、真皮内の線維芽細胞の数の増加によって特徴づけられた。
【0256】
加えて、mRNAの全部を、ブタの、治療された創傷部位および未治療の未創傷部位の皮膚生検から単離した。cDNAを準備し、qRT-PCRで分析するために、mRNA試料を使用した。参照遺伝子としてのベータアクチンを用いてTGF-β1の発現レベルを評価した。
【0257】
炎症反応に続く、形質転換成長因子(TGF)-βの発現は、細胞外基質(ECM)成分の産生の増加、ならびに間葉細胞の増殖、移動、および蓄積をもたらす。したがって、TGF-βは炎症性疾患の慢性期に付随する線維症を誘発することがわかっている。図16に示されるように、本開示の化合物は、TGF-β1の発現レベルを有意に低下させ、本開示の化合物が望ましくない線維症を制御するために使用されうることを示唆している。
【0258】
表7に示される組織学的評価結果は、これらの化合物が望ましくない新生血管および線維形成を制御するのに有効であることを示している。
【0259】
隔週で2回の治療として投与された様々な試験化合物の中で、アキシチニブおよびニンテダニブは、未治療の創傷と比較した治療済みの創傷の組織病理学的検査によって評価されるように、血管新生を著しく減少させ、対応する皮膚線維増殖を減少させた(表7)。
【0260】
図17は、治療および未治療の創傷部位からのブタ皮膚組織の例示的なヘマトキシリンおよびエオシン染色を示す。パネル(A)は、対照群としての未創傷皮膚からの染色を示している。パネル(B)は、本開示の化合物で治療されていない創傷部位からの試料の染色を示している。創傷組織が実質的な血管新生と線維化を有することは明らかである。パネル(C)は、アキシチニブで治療された創傷部位からの試料の染色を示している。アキシチニブ治療は、未治療の創傷と比較して、血管新生を有意に減少させ、線維化を減少させる(パネル(B)を参照)。これらの結果は、本開示の化合物が、創傷部位での血管新生および線維化を低減するのに有効であることを明確に示している。結果として、本開示の化合物は、瘢痕形成などの望ましくない線維症を軽減するために使用することができる。
【0261】
【表7】
【0262】
表8に示されるように、本開示の化合物はまた、未創傷の正常な皮膚における発現レベルと比較して、治療された創傷におけるTGF-β1 mRNA発現レベルの低下をもたらし、本開示の化合物が、著しい線維化を制御するために使用できることを示唆している。これらの化合物の中で、アキシチニブ、ニンテダニブ、リオシグアト、ソラフェニブ、およびスニチニブが最も効果的である。
【0263】
【表8】
【0264】
これらのデータは、前述の従来研究と一致している。アキシチニブ、ニンテダニブおよびレンバチニブを含む、特定のマルチキナーゼ阻害剤は、細胞増殖と線維症の効果的な調節因子であることが示されている。更に、それらの活性は、TGFベータなどの特定の成長因子の阻害と相関している。
【0265】
特に明記しない限り、本明細書で使用される、投与量、過形成スコアなどの、量または特性を表す全ての数値は、すべての場合において「約」という用語によって変更されると理解されるべきである。各数値パラメータは、少なくとも報告された有効桁数に照らして、通常の丸め手法を適用して解釈すべきである。したがって、反対に示されない限り、数値パラメータは、達成しようとする所望の特性に従って変更することができ、したがって、本開示の一部と見なされるべきである。少なくとも、本明細書に示されている例は、本開示の範囲を限定する試みとしてではなく、例示のみを目的としている。
【0266】
最後に、本明細書に開示される実施形態は、特許請求の範囲の原理の説明に役立つものであることを理解されたい。採用できる他の修正は、特許請求の範囲の範囲内である。したがって、限定の方法ではなく、例示の方法として、代替の実施形態を、本明細書の教示に従って利用することができる。その結果、特許請求の範囲は、示されおよび説明されているように、はっきりと、実施形態に限定されない。
【0267】
(付記)
(付記1)
アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブを、治療を必要とする哺乳動物に投与することを含む、慢性炎症、血管新生、線維症、またはこれらの組み合わせを特徴とする疾患または障害を治療する方法。
【0268】
(付記2)
前記哺乳動物がヒトである、付記1に記載の方法。
【0269】
(付記3)
アキシチニブが治療を必要とする前記哺乳動物に投与される、付記1または2に記載の方法。
【0270】
(付記4)
ニンテダニブが治療を必要とする前記哺乳動物に投与される、付記1または2に記載の方法。
【0271】
(付記5)
ピルフェニドンが治療を必要とする哺乳動物に投与される、付記1または2に記載の方法。
【0272】
(付記6)
リオシグアトが治療を必要とする前記哺乳動物に投与される、付記1または2に記載の方法。
【0273】
(付記7)
ソラフェニブが治療を必要とする前記哺乳動物に投与される、付記1または2に記載の方法。
【0274】
(付記8)
スニチニブが治療を必要とする哺乳動物に投与される、付記1または2に記載の方法。
【0275】
(付記9)
レンバチニブが治療を必要とする前記哺乳動物に投与される、付記1または2に記載の方法。
【0276】
(付記10)
レゴラフェニブが治療を必要とする前記哺乳動物に投与される、付記1または2に記載の方法。
【0277】
(付記11)
ポナチニブが治療を必要とする前記哺乳動物に投与される、付記1または2に記載の方法
【0278】
(付記12)
パゾパニブが治療を必要とする前記哺乳動物に投与される、付記1または2に記載の方法。
【0279】
(付記13)
アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブが、皮膚関連障害を治療するために前記哺乳動物に投与される、付記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12に記載の方法。
【0280】
(付記14)
アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブが、良性前立腺肥大関連障害を治療するために前記哺乳動物に投与される、付記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12に記載の方法。
【0281】
(付記15)
アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブが眼関連障害を治療するために前記哺乳動物に投与される、付記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12に記載の方法。
【0282】
(付記16)
アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブが酒さ関連障害を治療するために前記哺乳動物に投与される、付記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12に記載の方法。
【0283】
(付記17)
アキシチニブ、ニンテダニブ、ピルフェニドン、リオシグアト、ソラフェニブ、スニチニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ポナチニブ、またはパゾパニブが、接着関連障害を治療するために前記哺乳動物に投与される、付記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12に記載の方法。
【0284】
(付記18)
前記皮膚関連障害が乾癬である、付記13に記載の方法。
【0285】
(付記19)
前記皮膚関連障害が多形性紅斑である、付記13に記載の方法。
【0286】
(付記20)
前記皮膚関連障害が扁平上皮癌である、付記13に記載の方法。
【0287】
(付記21)
前記眼関連障害が眼線維症である、付記15に記載の方法。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17